JP5696893B2 - 防水コネクタ - Google Patents
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Description
このような構成によれば、シールリングが前方に引っ張られた場合であっても、突起が水の浸入を遮るから、シール性を高めることができる。
ここで、外筒部のうちロックアームを設けるために開口された部分は、最も水が入りやすい部分であり、このような部分のみに突起を設けることで、効率よくシール性を高めることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態1について、図1〜図6を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態における防水コネクタ10は、相手側コネクタ50のフード部51内に嵌合する端子収容部11と、端子収容部11の外周面に装着され、相手側コネクタ50との嵌合時にはフード部51と端子収容部11との間に挟まれてこの間をシールするシールリング30と、を有している。以下、各構成部材において、両コネクタ10,50における嵌合面側を前方とし、また、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
両コネクタ10,50を嵌合する際には、図4に示すように、組付空間Sに挿入された相手側コネクタ50のフード部51が、シールリング30の外周面と外壁部14Bの内周面との間に進入する。そして、フード部51の先端はリップ31に接触し、図5に示すように、リップ31を押し潰しながらさらに奥へ進む。このとき、シールリング30は後側へ押され、その後端面が突起18の角部に押し付けられて、突起18がシールリング30の端面の外縁部に食い込む。これにより、シールリング30が受け部17に沿って外側へ滑る(めくれる)ことが規制される。また、シールリング30の滑りが規制されることで、フード部51に押されたシールリング30の中央部分が、外側(フード部51の先方の空間)へ逃げるように変形する場合がある。このような場合には、フード部51の先端がシールリング30の盛り上がった部分に接触し、それ以上の嵌合が困難になるので、作業者は、シールリング30の変形に気付くことができ、再度、嵌合作業をやり直すことができる。したがって、シールリング30がめくれあがったり変形したりした状態で両コネクタ10,50が嵌合し、そのまま留め置かれる事態を防ぐことができる。
本実施形態の防水コネクタ10の受け部17の前面には、相手側コネクタ50との嵌合時に、シールリング30の端面に食い込んだ状態となる突起18が、端子収容部11の周方向に延びて設けられている。ここで、防水コネクタ10が相手側コネクタ50と正規嵌合した状態において、ロックアーム20とロック突部54との間のガタ付き等に起因し、シールリング30が前方に引っ張られる場合があり、そのような場合には、シールリング30の端面が受け部17から離れてしまう虞がある。ところが、本実施形態の防水コネクタ10によれば、図6に示すように、シールリング30の端面が受け部17から離れたとしても、突起18が受け部17とシールリング30との間に跨って、シールリング30の端面と受け部17との間の隙間を塞いだ状態になるから、この隙間に水が浸入することを防ぐことができ、もってシール性を高めることができる。
次に、本発明を具体化した実施形態2に係る防水コネクタ70を図7によって説明する。
本実施形態の防水コネクタ70は、突起71が、受け部17のうちロックアーム20と端子収容部11との間の部分のみに設けられている点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
さらに、外筒部14のうちロックアーム20を設けるために開口された開口部19、すなわち最も水が入りやすい部分のみに突起71を設けたから、効率よくシール性を高めることができる。
次に、本発明を具体化した実施形態3に係る防水コネクタ80を図8によって説明する。
本実施形態の防水コネクタ80は、突起81の幅寸法が小さい点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
次に、本発明を具体化した実施形態4に係る防水コネクタ90を図9によって説明する。
本実施形態の防水コネクタ90は、突起91が断面三角形状をなして突出するものである点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
11…端子収容部
14…外筒部
17…受け部
18,71,81,91…突起
20…ロックアーム
30…シールリング
50…相手側コネクタ
51…フード部
Claims (2)
- 相手側コネクタのフード部内に嵌合する端子収容部と、
前記端子収容部の外周面から外側に突出するとともに、前記フード部の先端と嵌合方向に対向する奥壁部の内側の部分に設けられた受け部と、
前記端子収容部の外周面に装着され、前記相手側コネクタとの嵌合時には前記フード部と前記端子収容部との間に挟まれてこの間をシールするシールリングと、を有し、
前記シールリングは、前記受け部の前方に装着されており、
前記受け部には、同受け部の前面から前方に突出する突起が、前記端子収容部の周方向に延びて設けられており、前記相手側コネクタとの嵌合時に、前記突起の突出端面と内周面との角部が、前記シールリングの端面の外側部分に食い込んだ状態となる防水コネクタ。 - 相手側コネクタのフード部内に嵌合する端子収容部と、
前記端子収容部の外周面に装着され、前記相手側コネクタとの嵌合時には前記フード部と前記端子収容部との間に挟まれてこの間をシールするシールリングと、を有し、
前記シールリングは、前記端子収容部の外周面から外側に突出する受け部の前方に装着されており、
前記受け部の前面には、前記相手側コネクタとの嵌合時に、前記シールリングの端面に食い込んだ状態となる突起が、前記端子収容部の周方向に延びて設けられており、
前記フード部の外側を覆う外筒部が、前記受け部と連続して備えられ、
前記外筒部の一部分を貫いて、ロックアームが設けられており、
前記突起は、前記受け部のうち前記ロックアームと前記端子収容部との間の部分のみに設けられている防水コネクタ。
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JP2011108312A JP5696893B2 (ja) | 2011-05-13 | 2011-05-13 | 防水コネクタ |
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JP2011108312A JP5696893B2 (ja) | 2011-05-13 | 2011-05-13 | 防水コネクタ |
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Family Applications (1)
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