JP5692423B2 - 端末装置及びプログラム - Google Patents
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Description
そこで、RFタグと通信を行うための二つのアンテナのうち一方のアンテナを入口側、他方を出口側に設け、各アンテナの電波強度値に基づいてユーザの入退場を自動判別する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図17に、複数のRFタグを所持するユーザの一例を示す。
一のユーザが複数のRFタグを所持している例として、電子マネーカードと施設の入場証の両方を所持しているユーザ等が挙げられ、その他、多様な理由により複数のRFタグを所持している場合が考えられる。
しかしながら、特許文献1に記載の方法等を用いる従来の端末装置では、上記のような複数のRFタグを所持しているユーザの識別を正しく行うことができないことがある問題があった。以下、複数のRFタグを所持しているユーザの識別を正しく行うことができない場合の一例として、入退場管理にRFタグとの通信を行う端末装置を用いた場合を挙げる。
端末装置1は、CPU11、RAM12、記憶部13、入力部14、表示部15及びアンテナ16、17を有する。CPU11、RAM12、記憶部13、入力部14、表示部15及びアンテナ16、17は、バス18によって接続される。
図2に示すように、アンテナ16、17は所定の一方向(例えば図2、図3、図5に示すX方向)に沿って並べて設けられる。
図3に示すように、端末装置1は、X方向に沿って入場/退場することが可能な出入り口に設けられ、入場又は退場するユーザが所持するRFタグと通信を行うことができる。図3に示すように、端末装置1は、入場路と退場路との間に設けられ、一つの端末装置1で入場路を通過するユーザが所持するRFタグと退場路を通過するユーザが所持するRFタグの両方と通信を行うことができる。
図5に、端末装置1とRFタグの位置遷移との関係の一例を示す。
図3に示すゲートGをユーザが通過するとき、ユーザが所持するRFタグは端末装置1の近傍を通過する。このとき、ゲートを通過するユーザの移動に応じて、RFタグはアンテナ16、17に対して近づき、遠ざかる。ユーザの移動に応じてアンテナ16、17に対して近づき、遠ざかるRFタグの位置に対応するように、アンテナ16、17の受信する電波強度値は、例えば図4に示すように、RFタグがアンテナ16、17に近づくにしたがって次第に強まり、電波強度値が最強となるピークを迎えた後、その後、RFタグがアンテナ16、17から遠ざかるにしたがって次第に弱まる変化曲線を描く。
図6(A)、(B)に、DB131の記憶内容の一例を示す。図6(A)は、ID情報と人とを対応付けた人物DBの一例を示し、図6(B)は、ID情報と書籍とを対応付けた書籍DBの一例を示す。
DB131は、ID情報と、ID情報が示す情報とをそれぞれ対応付ける。ID情報が示す情報として、例えば、図6(A)に示す人物を識別するための情報や、図6(B)に示す書籍等の物を識別するための情報が挙げられる。図6(B)では書籍を一例としているが、他の物とID情報とを対応付けてもよい。図6(A)に示す人物DBは、そのID情報を有するRFタグが付加された物品と、当該物品を割り当てられた人とを対応付ける。例えば、RFタグが付加された施設の入場証と、入場証を所持するユーザとの対応付けが挙げられ、その他さまざまな対応付けが考えられる。
図7に示すように、電波強度値遷移テーブル132は、アンテナ16、17のそれぞれによって受信された電波の電波強度値と、その電波を生じた無線通信においてアンテナ16、17と無線通信を行ったRFタグのID情報が示す情報と、その電波強度値の検出時刻と、を対応付けて記憶する。図7に示す例では、電波強度値を0(最弱)〜100(最強)で表しているが、電波強度値の強弱を記憶することができれば他の表現方法でもよい。本実施形態では、検出時刻を0.25秒単位で区切っているが、電波強度値の遷移を記録するための時間の単位は任意に設定することができる。
例えば、利用者BのRFタグ(以下、単に「利用者B」と記載)と書籍b1のRFタグ(以下、単に「書籍b1」と記載)は、10:00:00.25〜10:00:02.00におけるアンテナ17の電波強度値及び時刻の遷移に伴う電波強度値の変化が同一である。また、「利用者B」と「書籍b1」は、10:00:01.75〜10:00:03.50におけるアンテナ16の電波強度値及び時刻の遷移に伴う電波強度値の変化が同一である。つまり、図7に示す電波強度値遷移テーブル132における「利用者B」と「書籍b1」は、全てのアンテナについて、検出時刻の経過に対する前記電波強度値の変化が同一である。これらのことから、CPU11は、「利用者B」と「書籍b1」が共に一のユーザの移動に伴って端末装置1の近傍を通過したRFタグであると判定し、「利用者B」と「書籍b1」を対応付けて記憶部13の所持品リスト133へ記憶させる。
また、図7及び後述する図9において、「社員カード」、「利用者カード」、「研究者カード」と記載されているものは、社員A、利用者B、研究者C、利用者D及び社員Eがそれぞれ所持する入場証であり、人物IDを有するRFタグである。
所持品リストは、検出時刻の経過に対する電波強度値の変化が同一であるか又は近似すると判別された複数のRFタグを対応付けて記憶する。
本実施形態では、所持品リスト133は、人物IDを有するRFタグを基準とし、人物ID及びDB131において人物IDと対応付けられた人物を識別するための情報と、当該人物の所持する他のRFタグを識別するための情報とを対応付ける。これによって、入場又は退場時に、各人が所持しているRFタグ及び当該RFタグが付されている物品とその所有者とを対応付けて管理することができる。
例えば、図7に示す電波強度値遷移テーブル132の「利用者B」は、10:00:00.25〜10:00:02.00の間、アンテナ17との間に電波を生じさせている。また、「利用者B」は、10:00:01.75〜10:00:03.50の間、アンテナ16との間に電波を生じさせている。この「利用者B」とアンテナ16、17との通信は、「利用者B」がゲートGを通過したときに生じたものであると判定される。そして、このときの「利用者B」は、アンテナ17との通信を先に生じているので、CPU11は、「利用者B」がゲートGを通って退場したと判定する。
一方で、図7に示す電波強度値遷移テーブル132の「社員A」は、10:00:01.75〜10:00:03.50の間、アンテナ16との間に電波を生じさせ、10:00:03.25〜10:00:05.00の間、アンテナ17との間に電波を生じさせている。つまり、このときの「社員A」は、アンテナ16との通信を先に生じているので、CPU11は、「社員A」がゲートGを通って入場したと判定する。
同様に、図7に示す電波強度値遷移テーブル132の記憶内容に基づいて、「研究者C」は入場したと判定され、「利用者D」も入場したと判定される。
例えば、図7に示す電波強度値遷移テーブル132では、10:00:01.75〜10:00:03.50の間、「社員A」、「利用者B」、「管理外タグA1」及び「書籍b1」がアンテナ16との間で生じた電波強度値は同一である。しかしながら、前述のように、「利用者B」は退場しており、「社員A」は入場している。このため、CPU11は、「社員A」と「利用者B」とが検出時刻の経過に対する電波強度値の変化が同一又は近似する複数のRFタグとして判別することはない。また、「社員A」と「利用者B」と同様の関係にある「管理外タグA1」と「書籍b1」も対応付けされない。
図9に、図7に示す電波強度値遷移テーブル132より後の時刻の電波強度値遷移テーブル132の記憶内容の一例を示す。
図10に、図8に示す所持品リスト133より後の時刻の所持品リスト133の記憶内容の一例を示す。
例えば、図9に示す電波強度値遷移テーブル132では、「利用者D」及び「管理外タグD1」とアンテナ17との通信による電波が16:38:42.00〜16:38:43.75にかけて生じている。また。「利用者D」と「管理外タグD1」とアンテナ16との通信による電波が16:38:43.50〜16:38:45.25にかけて生じている。このとこから、CPU11は、「利用者D」を所持するユーザが「管理外タグD1」を付加された物品を持って退場したと判定し、図10に示すように、所持品リスト133を更新する。同様に、図9に示す電波強度値遷移テーブル132に基づいて、「社員E」を所持するユーザが入場し、「社員A」を所持するユーザが「書籍a1」、「書籍a2」、「書籍a3」をそれぞれ付加された物品(書籍)及び「管理外タグA1」を付加された物品を持って退場し、「研究者C」を所持するユーザが退場したものとして所持品リスト133が更新される。
上記した「利用者D」の物品(書籍)の搬入/搬出と同様の仕組みで、「社員A」のユーザが、入場時には所持していなかった「書籍a1」、「書籍a2」、「書籍a3」をそれぞれ付加された物品(書籍)を搬出したことがわかる。この場合、施設内にあった「書籍a1」、「書籍a2」、「書籍a3」をそれぞれ付加された物品(書籍)を、「社員A」のユーザが持ち出したこととなる。
例えば、施設内における書籍の貸出/返却記録を、ユーザと当該ユーザに貸し出した書籍とを対応付ける記録データとして作成し、端末装置1のCPU11から読み出し可能な状態とする。CPU11は、ユーザ(当該ユーザが所持する入場証のRFタグ)と対応付けられたRFタグが、入場時と退場時で一致するかを判定する。ここで、一致しない場合、すなわち入場時と退場時でユーザ(当該ユーザが所持する入場証のRFタグ)と対応付けられたRFタグ又はその組み合わせが異なる場合、CPU11は、記録データを読み出して、入場時から退場時までに係るユーザの所持するRFタグの変化と対応するか否かを判定する。例えば、入場時に「利用者D」と対応付けられていた「書籍d1」が、退場時に「利用者D」と対応付けられていない場合、CPU11は、記録データを読み出して、その内容に「利用者D」を所持するユーザが「書籍d1」を返却した記録を検索する。そして、「利用者D」を所持するユーザが「書籍d1」を返却していた場合、CPU11は「利用者D」を所持するユーザと対応付けられたRFタグの入場時と退場時との間に生じた変化を正常であると判定することができる。一方、「利用者D」を所持するユーザが「書籍d1」を返却していない場合、CPU11は「利用者D」を所持するユーザと対応付けられたRFタグの入場時と退場時との間に生じた変化を異常であると判定することができる。
同様に、ユーザが入場時に所持していなかった物品のRFタグが退場時に当該ユーザのRFタグと対応付けられた場合、CPU11は、退場時に対応付けられた物品(書籍)が記録データ上で貸出記録として当該ユーザと対応付けられているかを検索し、判定することができる。
記録データに貸出/返却の時刻をさらに記録することで、ユーザの入場時と退場時の間における貸出/返却に限定して検索を行うことができ、処理効率が向上する。
記録データを別途設けず、施設内における各ユーザに対するRFタグ付物品(書籍等)の搬入/搬出記録(貸出/返却記録等)を所持品リスト133に直接反映させるようにしてもよい。
図11は、端末装置1の処理のうち、ステップS1からステップS11の処理の流れを示すフローチャートである。
図12は、端末装置1の処理のうち、ステップS12からステップS19の処理の流れを示すフローチャートである。
CPU11は、アンテナ16、17とRFタグとの間の通信が行われるまで待機する(RFタグ接近待ち、ステップS1)。アンテナ16、17とRFタグとの間の通信が行われ、RFタグが認識されると(ステップS2:YES)、CPU11は通信内容に基づいて、アンテナ16、17と通信を行った全てのRFタグのID情報を取得する(ステップS3)。そして、CPU11は、各RFタグについて単位時間ごとの電波強度値を取得し、ID情報別に、ID情報と単位時間ごとの電波強度値とを対応付けて電波強度値遷移テーブル132に記憶させる(ステップS4)。CPU11は、アンテナ16、17とRFタグとの通信が終了するまで、即ちアンテナ16、17から得られる電波強度値が0になるまでステップS3、ステップS4の処理を継続する(ステップS5:NO)。
CPU11は、ステップS3で取得したID情報をDB131に照会して人物IDを有するRFタグを選別する(ステップS6)。次に、CPU11は、ステップS6で得た人物IDと対応付けられた、アンテナ16、17それぞれとの通信による電波強度値遷移を示すデータを電波強度値遷移テーブル132から取得する(ステップS7)。そして、ステップS7で得たデータに基づいて、ステップS6で得た人物IDを有するRFタグがアンテナ16、17のいずれと先に通信を開始したのかをチェックする(ステップS8)。本実施形態では、ステップS8において「RFタグ(ステップS6で得た人物IDを有するRFタグ)がアンテナ16と先に通信したか否か」を判定することで先に通信を開始したアンテナを特定しているが、アンテナ16、17のいずれが先にRFタグ(ステップS6で得た人物IDを有するRFタグ)と通信を開始したかを判定することができればよく、例えば「RFタグ(ステップS6で得た人物IDを有するRFタグ)がアンテナ17と先に通信したか否か」としてもよい。
ステップS8において、RFタグ(ステップS6で得た人物IDを有するRFタグ)がアンテナ16と先に通信していた場合(ステップS8:YES)、CPU11は、そのRFタグ及び当該RFタグを所持するユーザが入場したと判定する(ステップS9)。一方、RFタグ(ステップS6で得た人物IDを有するRFタグ)がアンテナ16と先に通信していなかった場合(ステップS8:NO)、即ちアンテナ17と先に通信していた場合、CPU11は、そのRFタグ及び当該RFタグを所持するユーザが退場したと判定する(ステップS10)。
退場するRFタグと対応付けられた他のRFタグが入場時と退場時で変化していない場合(ステップS18:NO)又はステップS16において人物IDを有するRFタグに退場するRFタグがない場合(ステップS16:NO)、CPU11は処理を終了する。
例えば、RFタグを付した物品の搬出/搬入と、搬出又は搬入を行ったユーザとの対応付けを行うために本発明の端末装置を用いてもよい。
図13に示す例では、端末装置1のアンテナ16、17は、容器30の近傍に位置するよう設けられる。図13に示す例では、棚に複数の容器30を横並びに配置し、その上方にアンテナ16、17が近接するよう設けられている。アンテナ16、17は、RFタグを付した物品(書籍)の持ち出し/返却に伴う、容器30の出入方向に沿って並べて設けられる。
図14に示すように、容器30は、RFタグを付加した物品(書籍)を内包する。そして、容器30は、人物IDを有するRFタグを付加された物品(カード)を挿入可能に設けられたポケット31を有する。人物IDを有するRFタグを付加された物品としては、例えば施設の入場証や、その他の特定の個人と対応付けられたカード等が挙げられる。
ユーザは、容器30に内包された物品(書籍)を持ち出す又は返却する場合、目的の物品(書籍)を内包する容器30を選定し、その容器30が有するポケット31に自分の人物IDを有するRFタグを付加された物品(カード)を挿入した上で持ち出し又は返却を行う。
容器30にRFタグを付加された物品が内包された状態で容器30が持ち出された場合、RFタグを付加された物品がアンテナ16、17から遠ざかるので、図15(A)に示すように、電波強度値は時間の経過と共に弱まる。一方、容器30にRFタグを付加された物品が内包された状態で容器30が返却された場合、RFタグを付加された物品がアンテナ16、17に近づくので、図15(B)に示すように、電波強度値は時間の経過と共に強まる。CPU11は、図15(A)、(B)に示すような電波強度値遷移の差異に基づいて、RFタグを付加された物品(書籍)を内包する容器30の持ち出し/返却を判別する。
また、容器30の持ち出し又は返却が行われるとき、アンテナ16、17とRFタグとの通信は、容器30に内包された物品(書籍)のRFタグと、ポケット31に挿入された物品(カード)のRFタグのそれぞれについて行われる。CPU11は、容器30に内包された物品(書籍)のRFタグと、ポケット31に挿入された物品(カード)のRFタグとを対応付けることで、物品(書籍)と、当該物品(書籍)の持ち出し/返却を行ったユーザの人物IDとを対応付けて所持品リスト133に記憶させる。
さらに、前述の実施形態において、図13に示す端末装置1と容器30とを用いたRFタグを付加した物品(書籍)の持ち出し/返却と持ち出し/返却を行ったユーザとの対応付けによって、差異処理で用いる記録データの作成を行ってもよい。ゲートGに設けられた端末装置1によって生成された所持品リスト133と、容器30の近傍に設けられた端末装置1によって生成された所持品リスト133に基づいて、ユーザの入退場管理と、ユーザの入場時と退場時における所持品(所持するRFタグ)の相違の裏づけとを行うことができる。例えば、ゲートGを介した入場時にユーザが所持していなかった書籍を退場時にユーザが所持していた場合、容器30の近傍に設けられた端末装置1の所持品リスト133において、その書籍を持ち出した記録があれば、ユーザの入場時と退場時における所持品(所持するRFタグ)の相違の裏づけが取れたこととなり、記録がなければ何らかの不適切な持ち出しがなされたものと判定され、その旨を知らせる報知が行われる。
また、端末装置1は二つのアンテナ16、17を有するが、3つ以上のアンテナを設けてもよい。
図16に、3つのアンテナ16、17、21を有する端末装置1Aの一例を示す。
3つ以上のアンテナを有する端末装置の場合、CPU等の制御部は、その全てのアンテナの通信における電波強度値遷移が同一であるか又は近似するRFタグ同士を対応付ける。また、3つ以上設けられたアンテナのうち少なくとも2つを、RFの移動方向について検知したい方向に沿って並べ、移動方向に沿って並べられた2以上のアンテナのいずれが先にRFタグと通信を開始したのかを判別することで、前述の実施形態と同様に、RFタグの移動方向を検知することができる。
1A 端末装置
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
14 入力部
15 表示部
16 アンテナ
17 アンテナ
131DB
132電波強度値遷移テーブル
133所持品リスト
21 アンテナ
30 容器
31 ポケット
G ゲート
Claims (4)
- 無線タグと無線通信を行う端末装置であって、
複数の無線タグとの無線通信を、複数のアンテナを介して行った際に、その無線通信の際の各アンテナ毎の電波の電波強度を逐次検出し、時間経過に応じた各アンテナ毎の電波強度の変化状態により、その各無線タグの移動状態の変化を取得する変化取得手段と、
前記各無線タグの内で、前記各アンテナでの電波強度の変化状態が同一又は近似する無線タグが複数存在するか否かに応じて、前記移動状態の変化が同一又は近似する無線タグが複数存在するか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段で移動状態の変化が同一又は近似する無線タグが存在することを判別した際は、その移動状態の変化が同一又は近似する無線タグを対応付けて制御する制御手段と、
を具備したことを特徴とする端末装置。 - 前記各無線タグの内で特定の識別情報を有する第1無線タグを検出する検出手段と、
を更に具備し、
前記判別手段は、前記第1無線タグの移動状態の変化と同一又は近似する移動状態の変化があった第2無線タグが存在するか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 前記各無線タグ毎の各アンテナでの電波強度の変化状態に基づいて、各無線タグの移動方向を検知する方向検知手段と、
を更に具備したことを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。 - 無線タグと無線通信を行う端末装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
複数の無線タグとの無線通信を、複数のアンテナを介して行った際に、その無線通信の際の各アンテナ毎の電波の電波強度を逐次検出し、時間経過に応じた各アンテナ毎の電波強度の変化状態により、その各無線タグの移動状態の変化を取得する変化取得手段、
前記各無線タグの内で、前記各アンテナでの電波強度の変化状態が同一又は近似する無線タグが複数存在するか否かに応じて、前記移動状態の変化が同一又は近似する無線タグが複数存在するか否かを判別する判別手段、
前記判別手段で移動状態の変化が同一又は近似する無線タグが存在することを判別した際は、その移動状態の変化が同一又は近似する無線タグを対応付けて制御する制御手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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