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JP5687471B2 - 自動車の車体前部構造 - Google Patents

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Description

左,右のサイドメンバの、バンパリインフォースより後方にラジエータサポートを取り付ける自動車の車体前部構造に関する。
左,右のサイドメンバの前端部にバンパリインフォースを架け渡して取り付けるとともに、該バンパリインフォースより後方で、かつ前記左,右のサイドメンバの間に、ラジエータサポートを取り付ける構造として、従来、例えば、特許文献1に記載されたものがある。この従来構造では、ラジエータサポート及びバンパリインフォースをクラッシュボックスを介して左,右のサイドメンバに固定している。
また、特許文献2には、ラジエータコアアッパとラジエータコアロアとをフードロックステイで一体的に結合した構造が開示されている。
また、特許文献3には、バンパリインフォースとラジエータサポートのロア部材又はサイド部材とを連結部材で連結し、前方からの入力により前記ラジエータサポートロアあるいはラジエータサポートサイドが変形するのを抑制する構造が開示されている。
特開2002−249075号公報 特開2004−224295号公報 特開2010−89736号公報
しかし、前記特許文献1の構造では、ラジエータサポートとバンパリインフォースとをクラッシュボックスのような大型の別部品を介して結合しており、重量及びコストの増加を招くという問題がある。特に、軽自動車のような小型車両においては、サイドメンバの前端部にクラッシュ代を一体に設けるのが一般的であり、新たに別物品を設けることは現実的でない。
また、前記特許文献2の構造では、フードロックステイがラジエータコアアッパからラジエータコアロアまで延びているため、ラジエータサポート枠体の重量増加を招くという問題がある。
また、前記特許文献3の構造では、バンパリインフォースとラジエータサポートとを連結する機能のみを有する大型の別部品を設けているので、部品点数及びコストの増加を招くという問題がある。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、一体部品化機能のみではなく車両前方からの入力による変位を抑制する機能をも有し、軽量化及び低コスト化を図ることのできる自動車の車体前部構造を提供することを課題としている。
請求項1の発明は、車両前後方向に延びる左,右のサイドメンバの前端部に車幅方向に延びるバンパリインフォースを取り付け、該バンパリインフォースより後方で、かつ前記左,右のサイドメンバの間に、車幅方向に延びるアッパ部材及びロア部材と、上下方向に延びる左,右のサイド部材とからなる略口字状のラジエータサポートを取り付ける自動車の車体前部構造において、
前記ラジエータサポートと前記バンパリインフォースとを連結部材を介して一体部品化し、前記連結部材は、前記アッパ部材に設けられたフードロックと前記バンパリインフォースとを連結するフードロックステイと、前記バンパリインフォースの左,右端部の下縁と前記左,右のサイド部材の、前記左,右のサイドメンバへの取り付け部より下方部分とを連結する左,右のブラケットとを備えており、
前記一体部品化したラジエータサポート及びバンパリインホォースは、前記左,右のサイド部材を前記左,右のサイドメンバの上面に固定された上部ブラケットに結合することにより、該左,右のサイドメンバに取り付けられていることを特徴としている。
本発明によれば、ラジエータサポートとバンパリインフォースとをフードロックステイと左,右のブラケットとを介して一体部品化したので、クラッシュボックス等の大型の別部品を用いて連結する場合に比較して、車体前部の軽量化を図ることができ、コストを抑制することができる。
また、前記フードロックステイにより、アッパ部材に設けたフードロックと前記バンパリインフォースの略中央部とを連結したので、フードロックステイのフードロック支持機能を前記ラジエータサポートとバンパリインフォースとの連結機能に兼用でき、連結機能専用の部材を設ける場合に比べて軽量化を図ることができる。
また、前記左,右のブラケットにより、前記バンパリインフォースの左,右端部の下縁と左,右のサイド部材の、左,右のサイドメンバへの取り付け部より下方部分とを連結したので、比較的小型の部品により、ロア部材への前方からの入力により前記左,右のサイド部材が後方へ変形するのを抑制することができ、大型の連結部材を用いて連結する場合に比べて、軽量化及び低コスト化を図ることができる。
本発明の実施例1による自動車の前部構造を示す斜視図である。 前記前部構造を示す正面図である。 前記前部構造のブラケットを示す断面側面図(図2のIII-III線断面図)である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図3は、本発明の実施例1による自動車の車体前部構造を説明するための図である。なお、本実施例において、上,下,左,右という場合は、特記なき限り、車両の前進方向に向かって見た場合の上,下,左,右を意味する。
図において、1は自動車の車体前部を示している。この車体前部1は、車両前後方向に延びる板金製の左,右のサイドメンバ2,2と、車幅方向に延び、前記左,右のサイドメンバ2,2の前端部2a,2aに固定された蓋部材2dの前端面2f,2fに架け渡して固定された板金製のバンパリインフォース3と、同じく板金製のラジエータサポート4とを備えている。
前記左,右のサイドメンバ2,2は、車幅方向外方に開口する横断面ハット形状のメンバ本体2bと、該メンバ本体2bに開口を閉塞するように溶接により結合された帯板状の板部材2cとで車両前後方向に延びる閉断面を形成している。なお、図中、×印は溶接部位を示す。
前記左,右のサイドメンバ2,2の前端部2a,2aには、前端開口を閉塞する前記蓋部材2d,2dが溶接等により結合されている。また前記左,右のメンバ本体2b,2bの上面には、L字形状の上部ブラケット16,16の横辺16a,16aが溶接等により結合されている。
前記バンパリインフォース3の高さ方向中央の平面部3dは前記蓋部材2dの前端面2fにボルト15dにより結合されている。なお、3eは作業用開口である。
前記バンパリインフォース3の前面には、車幅方向に延びる板金製の上部衝撃吸収部材5が配設されており、さらに該上部衝撃吸収部材5を前方から覆うように車幅方向に延びる樹脂製のフロントバンパ6が配設されている。
前記上部衝撃吸収部材5は、前記バンパリインフォース3から前記フロントバンパ6に近接するよう前方に膨出形成された横断面ハット形状を有し、外周縁に形成された外周フランジ5aが前記バンパリインフォース3の外周フランジ3cに溶接等で結合されている。前記上部衝撃吸収部材5の左,右端部は、左,右のサイドメンバ2,2の前端部2a,2aを前方から覆う寸法,形状を有する。
前記ラジエータサポート4は、正面視で略口字状を成しており、前記バンパリインフォース3より後方で、かつ前記左,右のサイドメンバ2,2の間に配設されている。前記ラジエータサポート4は、上下方向に延びる左,右のサイド部材7,7と、車幅方向に延び、前記左,右のサイド部材7,7の上端部7a,7a間に架け渡して配置されたアッパ部材8と、前記左,右のサイド部材7,7の下端部7b,7b間に架け渡して配置されたロア部材9とを一体的に結合したものである。
前記ロア部材9は、下方に開口した横断面ハット状のロア部材本体9aと、該ロア部材本体9aの開口を閉塞するように配置固定された補強板9bとを有し、車幅方向に延びる閉断面を形成している。
前記ロア部材9の前縁部9cとフロントバンパ6の下縁部6aの間には、下部衝撃吸収部材10が配設されている。該下部衝撃吸収部材10は前記ロア部材9に沿って車幅方向に延びており、前記ロア部材本体9aに溶接等により固定されている。
前記サイド部材7の下端部7bには、横断面L字形状の固定ブラケット11の縦辺11bが溶接等により固定されており、該固定ブラケット11の横辺11aは前記ロア部材本体9aの上面9dにボルト15aにより結合されている。なお、9eは作業用開口である。
前記ラジエータサポート4と前記バンパリインフォース3とは、連結部材12を介して連結されている。該連結部材12は、前記ラジエータサポート4と前記バンパリインフォース3とを一体部品化するためのものであり、板金製のフードロックステイ13と、同じく板金製の左,右のブラケット14,14とで構成されている。
前記フードロックステイ13の上端部13aは前記アッパ部材8の車幅方向略中央部8aに結合され、下端部13cは前記バンパリインフォース3の車幅方向略中央部3aの上縁に結合されており、またその中央部13bに前記アッパ部材8に設けられたフードロック(不図示)が連結されている。
このようにして、前記ラジエータサポート4のアッパ部材8と前記バンパリインフォース3の上縁とは、前記フードロックステイ13によって一体的に結合され、相互に支え合う構造となっている。
前記左,右のブラケット14,14は、横辺部14cの前,後端に、前,後縦辺部14a,14bを折り曲げ形成したものである。
前記左,右のブラケット14,14の前縦辺部14a,14aは、前記バンパリインフォース3の左,右端部の下縁部3b,3bに溶接等により結合され、後縦辺部14b,14bは、前記左,右のサイド部材7,7の上下方向略中央部の、前記左,右のサイドメンバ2,2の取り付け部7c,7cより下方部分7e,7eにボルト15b等により結合されている。
このようにして、前記ラジエータサポート4の左,右のサイド部材7,7と前記バンパリインフォース3の左,右端部の下縁部3b,3bとは、前記左,右のブラケット14,14によって一体的に結合され、相互に支え合う構造となっている。
その結果、前記ラジエータサポート4と前記バンパリインフォース3とは、前記フードロックステイ13及び左,右のブラケット14,14から成る連結部材12を介して一体部品化されている。
前記一体部品化されたラジエータサポート4及びバンパリインフォース3は、前記左,右のサイド部材7,7を、前記左,右の上部ブラケット16,16を介して前記左,右のサイドメンバ2,2にボルト15cにより結合するとともに、前記バンパリインフォース3の平面部3dをボルト15dにより蓋部材2dに結合することにより、前左,右のサイドメンバ2,2に結合されている。
本実施例では、ラジエータサポート4とバンパリインフォース3とを、フードロックステイ13と左,右のブラケット14,14とを介して一体部品化にしたので、大型の別部品を用いてラジエータサポートとバンパリインフォースとを連結する場合に比べて、車体前部1の軽量化を図ることができ、コストを抑制することができる。
また、前記フードロックステイ13により、アッパ部材8に設けたフードロックと前記バンパリインフォース3の略中央部3aとを連結したので、前記フードロックステイ13のフードロック支持機能を前記ラジエータサポート4とバンパリインフォース3との連結機能に兼用でき、連結機能専用の部材を設ける場合に比べて軽量化を図ることができる。
また、前記左,右のブラケット14,14により、前記バンパリインフォース3の左,右端部の下縁部3b,3bと左,右のサイド部材7,7の、左,右のサイドメンバ2,2への取り付け部より下方部分7e,7eとを連結したので、比較的小型の部品により、ロア部材9への前方からの入力により、前記左,右のサイド部材7,7が後方へ変形するのを抑制する機能を得ることができ、大型の連結部材を用いて連結する場合に比べて、軽量化及び低コスト化を図ることができる。
1 車体前部
2 サイドメンバ
2a 前端部
3 バンパリインフォース
3b バンパリインフォースの下縁部
4 ラジエータサポート
7 サイド部材
7d サイドメンバの取り付け位置
7e 下方部分
8 アッパ部材
9 ロア部材
12 連結部材
13 フードロックステイ
14 ブラケット

Claims (1)

  1. 車両前後方向に延びる左,右のサイドメンバの前端部に車幅方向に延びるバンパリインフォースを取り付け、該バンパリインフォースより後方で、かつ前記左,右のサイドメンバの間に、車幅方向に延びるアッパ部材及びロア部材と、上下方向に延びる左,右のサイド部材とからなる略口字状のラジエータサポートを取り付ける自動車の車体前部構造において、
    前記ラジエータサポートと前記バンパリインフォースとを連結部材を介して一体部品化し、
    前記連結部材は、前記アッパ部材に設けられたフードロックと前記バンパリインフォースとを連結するフードロックステイと、
    前記バンパリインフォースの左,右端部の下縁と前記左,右のサイド部材の、前記左,右のサイドメンバへの取り付け部より下方部分とを連結する左,右のブラケットとを備えており、
    前記一体部品化したラジエータサポート及びバンパリインホォースは、前記左,右のサイド部材を前記左,右のサイドメンバの上面に固定された上部ブラケットに結合することにより、該左,右のサイドメンバに取り付けられている
    ことを特徴とする自動車の車体前部構造。
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