JP5670103B2 - 高強度オーステナイト系耐熱鋼 - Google Patents
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その発明の要旨とするところは、
(1)質量%で、C:0.01〜0.12%、Si:0.2〜1.0%、Mn:1.0〜2.5%、Ni:10.0〜28.0%、Cr:18.0〜26.0%、Al:0.001〜0.050%、P:0.040%以下、S:0.010%以下、N:0.09〜0.30%、Nb+V:0.25〜0.70%、Mo+0.5W:1.5〜4.0%、W/Mo:3.1〜15.8を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、かつ、下記の(1)式を満足し、1180〜1250℃で固溶化処理したことにより、800℃×600時間でのクリープ破断強度を100MPa以上とすることを特徴とする高強度オーステナイト系耐熱鋼。
(Mo+0.5W)×N−1.48×N≧0.21 … (1)
(3)前記(1)または(2)に記載の鋼に加えて、B:0.001〜0.008%、Ca,Mg,REMの1種または2種以上を0.001〜0.010%含有することを特徴とする高強度オーステナイト系耐熱鋼にある。
本発明は、上述したように、オーステナイト基地中にMoとWを複合に固溶させて所定の条件でNを所定量固溶させると、クリープ破断強度が相乗的に高まることを見出し、実験結果から、相乗の関係は(Mo+0.5W)×N−1.48×N≧0.21であることが判明した。これを満足させることで700℃−10万時間のクリープ破断強度が100MPaを超える材料が安定的に得られる。この相乗の効果はMo、WおよびNによる固溶強化とMo、W、Nの複合化合物の析出による析出強化の複合強化により得られるものである。
C:0.01〜0.12%
Cは、高温強度、高温クリープ強度を確保する上で必要な元素である。しかし、0.01%未満では、その効果が十分でなく、また、0.12%を超えると高温強度の悪化を招くことから、その範囲を0.01〜0.12%とした。好ましくは0.02〜0.08%とする。
Siは、製鋼時の脱酸のために必要な元素である。しかし、0.2%未満では、その効果が十分でなく、また、1.0%を超えるとオーステナイト組織が不安定になることから、その範囲を0.2〜1.0%とした。好ましくは0.2〜0.7%とする。
Mnは、脱酸およびNを固溶させるために必要な元素である。しかし、1.0%未満ではその効果が十分でなく、また、2.5%を超えるとコスト高となることから、その範囲を1.0〜2.5%とした。
Niは、オーステナイト組織を安定にするために必要な元素である。しかし、10.0%未満では、その効果が十分でなく、また、28.0%を超えると熱間加工性が悪化することから、その範囲を10.0〜28.0%とした。好ましくは14.0〜25.0%とする。
Crは、耐水蒸気酸化性、耐高温腐食性を向上させるために必要な元素である。しかし、18.0%未満では、その効果が十分でなく、また、26.0%を超えると長時間の使用でσ相が生成し、高温強度の著しい悪化を招くことから、その範囲を18.0〜26.0%とした。好ましくは20.0〜23.5%とした。
Alは、Siと同様に脱酸のために必要な元素である。しかし、0.001%未満ではその効果が十分でなく、また、0.050%を超えるとAlNが生じて高温強度が低下することから、その範囲を0.001〜0.050%とした。
Pは、不可避的不純物であり、0.040%を超えると溶接割れが生じるため、その上限を0.040%とした。
S:0.010%以下
Sは、Pと同様に、不可避的不純物であり、0.010%を超えると熱間加工性が悪化するため、その上限を0.010%とした。
Nは、MoおよびWと複合添加させて相乗的な高温強度向上効果を得るために必要な元素である。また、Nb、VおよびTiの炭窒化物を使用中に析出させ、さらに高温強度を高める効果もある。しかし、0.09%未満ではその効果が十分でなく、また、0.30%を超えると熱間加工性が悪化するため、その範囲を0.09〜0.30%とした。
Nb、Vは、使用中にNb、VまたはNb−V複合の炭窒化物を析出させて高温強度を高めるための元素である。しかし、Nb+Vが0.25%未満では、その効果が十分でなく、また、0.70%を超えると強化に寄与しない未固溶の炭窒化物が多量に形成し、高温強度や熱間加工性の悪化を招くことから、その範囲を0.25〜0.70%とした。
Mo、Wは、固溶強化を図る元素である。また、Nと複合させて相乗的な高温強度向上の効果を得るために必要な元素である。しかし、Mo+0.5Wが1.50%未満では、その効果が十分でなく、また、4.00%を超えると熱間加工性が著しく悪化することから、その範囲を1.5〜4.0%とした。好ましくは2.2〜4.0%とする。
W/Mo比は、高温強度についてMoとWが複合でNとの相乗的な効果を発揮させるものである。しかし、比が3.1未満では、その効果が十分でなく、また、比が15.8を超えると複合の相乗効果が発揮されなくなる。したがって、その範囲を3.1〜15.8とした。
(Mo+0.5W)×N−1.48×Nなる式(1)は、Mo、WおよびNの相乗効果により、高温強度を高めるための関係式である。しかし、0.21未満では、その効果が十分でないことから、その上限を0.21とした。
Tiは、安定なTiNなる窒化物を形成させて析出強化を図り、高温強度を高める元素である。しかし、0.01%未満ではその効果が十分でなく、また、0.08%を超えると多量の窒化物を形成し熱間加工性を悪化させるため、その範囲を0.01〜0.08%とした。好ましくは0.01〜0.06%とする。
Bは、粒界を強化させて熱間加工性の改善をはかる元素である。しかし、0.001%未満では、その効果が十分でなく、また、0.008%を超えるとオーバーヒート温度が低下しすぎて逆に熱間加工性を悪化させることから、その範囲を0.001〜0.008%とした。好ましくは0.001〜0.005%とする。
Ca,Mg,REMは、Sを固定させて熱間加工性の改善をはかる元素である。しかし、Ca,Mg,REMの1種または2種以上が0.001%未満では、その効果が十分でなく、また、0.010%を超えると過剰添加となりコスト高となることから、その範囲を0.001〜0.010%とした。
固溶化熱処理温度1180〜1250℃とした理由は強化に寄与するC,W,Mo,Nb,N等をオーステナイト組織中に固溶させて、固溶強化および使用中の析出強化を図るためである。しかし、1180℃未満では、その効果が十分でなく、また、1250℃を超えると固溶化熱処理における鋼材の酸化ロスが著しく大きくなり、コスト高となることから、その範囲を1180〜1250℃とした。好ましくは1190〜1220℃とする。
表1に示す成分組成の鋼にて評価した。まず表1の成分となるよう原料を計量して真空溶解炉にて100kgの実験用の鋼塊を溶製後、熱間鍛造を行い、径20mmの棒材に加工した。その後、表中のST温度の欄に示した1160〜1250℃の温度条件で固溶化熱処理を施し、続いてこの棒鋼より機械加工にて平行部の径が6mm、標点距離が30mmのクリープ破断試験片に加工した。次にクリープ破断試験であるが、700℃で10万時間のクリープ破断強度を求めるには約11.4年を要するので、100℃高い800℃にて加速実験を行って評価した。公表されているデータ(例えば第171・172回西山記念技術講座資料、(1999),P114,図32)を用いて本発明鋼の化学成分に近い火SUS310J2TB鋼(=NF709鋼)のクリープ破断特性データを解析した結果、800℃−600時間における破断強度が700℃−10万時間の破断強度にほぼ等しいと観られることから、以下、800℃にてクリープ破断試験を行って応力と破断時間の関係を求め、800℃−600時間のクリープ破断強度を求めた。破断強度が100MPa以上有する材料を○、100MPa未満のものを×として評価した。その結果を表1に示す。
Claims (3)
- 質量%で、
C:0.01〜0.12%、
Si:0.2〜1.0%、
Mn:1.0〜2.5%、
Ni:10.0〜28.0%、
Cr:18.0〜26.0%、
Al:0.001〜0.050%、
P:0.040%以下、
S:0.010%以下、
N:0.09〜0.30%、
Nb+V:0.25〜0.70%、
Mo+0.5W:1.5〜4.0%、W/Mo:3.1〜15.8を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、かつ、下記の(1)式を満足し、1180〜1250℃で固溶化処理したことにより、800℃×600時間でのクリープ破断強度を100MPa以上とすることを特徴とする高強度オーステナイト系耐熱鋼。
(Mo+0.5W)×N−1.48×N≧0.21 … (1) - 請求項1に記載の鋼に加えて、Ti:0.01〜0.08%を含有することを特徴とする高強度オーステナイト系耐熱鋼。
- 請求項1または2に記載の鋼に加えて、B:0.001〜0.008%、Ca,Mg,REMの1種または2種以上を0.001〜0.010%含有することを特徴とする高強度オーステナイト系耐熱鋼。
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