JP5650470B2 - 切削用ホルダ及び切削装置 - Google Patents
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Description
このため、本発明の課題は、切削粉が撒き散らされてしまうことを防止することである。また、本発明の他の課題は、工具本体へと蓄熱される熱量を効果的に冷却し、切削時におけるインサートの温度上昇を抑制することである。
中空の軸体を有し、少なくとも一つのインサートが前記軸体の一端面に取り付けられ、当該軸体を回転させつつ前記インサートをワークに当接させることで切削を行う切削工具と、
前記切削工具に対してセットされる切削工具用カバーとを備え、
前記切削工具用カバーは、
前記軸体に固定され、前記軸体の先端部を覆う本体部と、
前記本体部における前記インサートに対応する位置から、前記軸体の回転方向の先方側に向かって前記本体部の外周に沿って延在するフィン部とを備え、
前記フィン部は、前記回転方向の先方側が開口となっていて、
前記フィン部及び前記本体部には、前記開口から前記インサートに向かう空気流路が形成されていて、
前記軸体の先端部には、前記空気流路を通過した空気を、前記インサートの切削面上を通過して前記中空部分まで案内する流路が形成されていることを特徴としている。
前記切削工具には前記インサートが複数備えられていて、
前記フィン部は、複数の前記インサートのそれぞれに対応するように複数設けられていることを特徴としている。
前記本体部と前記フィン部とが一体的に形成されていることを特徴としている。
中空の軸体を有し、少なくとも一つのインサートが前記軸体の一端面に取り付けられ、当該軸体を回転させつつ前記インサートをワークに当接させることで切削を行う切削工具と、
前記切削工具に対してセットされる切削工具用カバーと、
前記切削工具の切削により発生した切削粉を、前記切削工具の中空部分を介して吸引する吸引部とを備え、
前記切削工具用カバーは、
前記軸体に固定され、前記軸体の先端部を覆う本体部と、
前記本体部における前記インサートに対応する位置から、前記軸体の回転方向の先方側に向かって前記本体部の外周に沿って延在するフィン部とを備え、
前記フィン部は、前記回転方向の先方側が開口となっていて、
前記フィン部及び前記本体部には、前記開口から前記インサートに向かう空気流路が形成されていて、
前記軸体の先端部には、前記空気流路を通過した空気を、前記インサートの切削面上を通過して前記中空部分まで案内する流路が形成されていることを特徴としている。
前記切削工具には前記インサートが複数備えられていて、
前記フィン部は、複数の前記インサートのそれぞれに対応するように複数設けられていることを特徴としている。
前記本体部と前記フィン部とが一体的に形成されていることを特徴としている。
図2は切削用ホルダ10の一部の概略構成を示す斜視図である。図2に示すように切削用ホルダ10には、ワークWを切削するための切削工具11と、切削工具11に対してセットされた切削工具用カバー12とが備えられている。
一方、ブロック用収容凹部119に収容された補助ブロック113と、インサート固定部115とには、外周から中空部116まで空気を案内するための流路120(図4においては斜線部)が形成されている。この流路120は、インサート112の一側面112a上を通過するように空気を案内する。
まず、切削前には、吸引部9を駆動させて中空部116の先端部から空気を吸引させておき、吸引が維持された状態で切削を開始する。
図9は切削時における切削用ホルダ10とワークWとの関係を模式的に示す説明図である。なお図9においては切削用ホルダ10の右半分は内部形状を示している。図9に示すように、切削加工は横送りのフライス加工(平面加工)で行われる。このとき、ワークWの表面と切削工具用カバー12との間には、クリアランスが設けられている。切削によって発生した切削粉のほとんどは吸引部9の吸引力によって中空部116に吸い込まれる。しかしながら、切削用ホルダ10は高速で回転しており、その遠心力の影響で吸引力に抗って外側に逃げようとする切削粉も存在する。
図10は、切削時における気流の状態を示す説明図である。ここで、フィン部122の開口125が回転方向の先方側に設けられているため、図10に示すように開口125からフィン部122内に空気が取り込まれることになる(矢印Y)。フィン部122内に取り込まれた空気は、溝126、切欠124及び流路120を通過して中空部116へと案内される。この気流が、インサート112の一側面112a上に溜まっている切削粉や、遠心力によって外側に逃げようとする切削粉を中空部116へと押し込むことになる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能である。
2 ベッド
3 コラム
4 主軸頭
5 サドル
6 テーブル
7 主軸
8 配管
9 吸引部
10 切削用ホルダ
11 切削工具
12 切削工具用カバー
111 軸体
112 インサート
112a 一側面
113 補助ブロック
114 固定軸
115 インサート固定部
116 中空部
117 固定穴
118 インサート取付座
119 ブロック用収容凹部
120 流路
121 本体部
122 フィン部
123 係合部
124 切欠(空気流路)
125 開口
126 溝(空気流路)
W ワーク
Claims (6)
- 中空の軸体を有し、少なくとも一つのインサートが前記軸体の一端面に取り付けられ、当該軸体を回転させつつ前記インサートをワークに当接させることで切削を行う切削工具と、
前記切削工具に対してセットされる切削工具用カバーとを備え、
前記切削工具用カバーは、
前記軸体に固定され、前記軸体の先端部を覆う本体部と、
前記本体部における前記インサートに対応する位置から、前記軸体の回転方向の先方側に向かって前記本体部の外周に沿って延在するフィン部とを備え、
前記フィン部は、前記回転方向の先方側が開口となっていて、
前記フィン部及び前記本体部には、前記開口から前記インサートに向かう空気流路が形成されていて、
前記軸体の先端部には、前記空気流路を通過した空気を、前記インサートの切削面上を通過して前記中空部分まで案内する流路が形成されていることを特徴とする切削用ホルダ。 - 請求項1記載の切削用ホルダにおいて、
前記切削工具には前記インサートが複数備えられていて、
前記フィン部は、複数の前記インサートのそれぞれに対応するように複数設けられていることを特徴とする切削用ホルダ。 - 請求項1又は2記載の切削用ホルダにおいて、
前記本体部と前記フィン部とが一体的に形成されていることを特徴とする切削用ホルダ。 - 中空の軸体を有し、少なくとも一つのインサートが前記軸体の一端面に取り付けられ、当該軸体を回転させつつ前記インサートをワークに当接させることで切削を行う切削工具と、
前記切削工具に対してセットされる切削工具用カバーと、
前記切削工具の切削により発生した切削粉を、前記切削工具の中空部分を介して吸引する吸引部とを備え、
前記切削工具用カバーは、
前記軸体に固定され、前記軸体の先端部を覆う本体部と、
前記本体部における前記インサートに対応する位置から、前記軸体の回転方向の先方側に向かって前記本体部の外周に沿って延在するフィン部とを備え、
前記フィン部は、前記回転方向の先方側が開口となっていて、
前記フィン部及び前記本体部には、前記開口から前記インサートに向かう空気流路が形成されていて、
前記軸体の先端部には、前記空気流路を通過した空気を、前記インサートの切削面上を通過して前記中空部分まで案内する流路が形成されていることを特徴とする切削装置。 - 請求項4記載の切削装置において、
前記切削工具には前記インサートが複数備えられていて、
前記フィン部は、複数の前記インサートのそれぞれに対応するように複数設けられていることを特徴とする切削装置。 - 請求項4又は5記載の切削装置において、
前記本体部と前記フィン部とが一体的に形成されていることを特徴とする切削装置。
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