JP5645859B2 - 無線通信システム、基地局および通信制御方法 - Google Patents
無線通信システム、基地局および通信制御方法 Download PDFInfo
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Description
以上の構成によれば、セル範囲拡張オフセット値に応じてパラメータが設定され、設定されたパラメータに基づいて算定された目標上り受信特性に応じてユーザ装置の上り送信電力が制御される。したがって、セル範囲拡張オフセット値に関わらずユーザ装置の上り送信電力が制御される構成と比較して、送信電力制御がより適切に実行され得る。
TURP=P0−(1−α)・PL
(ここで、TURPは前記目標上り受信電力であり、P0は基準上り受信電力であり、αはパスロス補正係数であり、PLは前記パスロスである。)
前記パラメータ設定部は、前記第2基地局に対応する前記セル範囲拡張オフセット値に応じて、当該第2基地局における目標上り受信電力を算定するためのパラメータである前記基準上り受信電力および前記パスロス補正係数の少なくともいずれか一方を設定し、前記送信電力制御部は、前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信電力が前記目標上り受信電力に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力を制御する。
TUSINR=(P0−(1−α)・PL)/(IoT+NF)
(ここで、TUSINRは前記目標上り受信品質であり、P0は基準上り受信電力であり、αはパスロス補正係数であり、PLは前記パスロスであり、IoTは前記干渉対熱雑音であり、NFは前記雑音指数である。)
前記パラメータ設定部は、前記第1基地局からの下り受信電力と、前記セル範囲拡張オフセット値による補正後の前記第2基地局からの下り受信電力とが等しいユーザ装置において、当該第1基地局における目標上り受信品質と当該第2基地局における目標上り受信品質との差分がより小さくなるように、当該第2基地局における目標上り受信品質を算定するためのパラメータである前記基準上り受信電力および前記パスロス補正係数の少なくともいずれか一方を設定し、前記送信電力制御部は、前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信品質が前記目標上り受信品質に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力を制御する。
以上の構成によれば、セル境界における目標上り受信電力の差分がより低減され得る。
以上の構成によれば、セル境界における目標上り受信電力の差分がより低減され得る。
以上の構成によれば、セル境界における目標上り受信電力の差分がより低減され得る。
TURP=P0−(1−α)・PL
(ここで、TURPは前記目標上り受信電力であり、P0は基準上り受信電力であり、αはパスロス補正係数であり、PLは前記パスロスである。)
前記パラメータ設定部は、前記第2基地局に対応する前記セル範囲拡張オフセット値に応じて、当該第2基地局における目標上り受信電力を算定するためのパラメータである前記基準上り受信電力および前記パスロス補正係数の少なくともいずれか一方を設定し、
前記送信電力制御部は、前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信電力が前記目標上り受信電力に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力を制御する。
TUSINR=(P0−(1−α)・PL)/(IoT+NF)
(ここで、TUSINRは前記目標上り受信品質であり、P0は基準上り受信電力であり、αはパスロス補正係数であり、PLは前記パスロスであり、IoTは前記干渉対熱雑音であり、NFは前記雑音指数である。)
前記パラメータ設定部は、前記自局からの下り受信電力と、前記セル範囲拡張オフセット値による補正後の前記第2基地局からの下り受信電力とが等しいユーザ装置において、前記自局における目標上り受信品質と当該第2基地局における目標上り受信品質との差分がより小さくなるように、当該第2基地局における目標上り受信品質を算定するためのパラメータである前記基準上り受信電力および前記パスロス補正係数の少なくともいずれか一方を設定し、前記送信電力制御部は、前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信品質が前記目標上り受信品質に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力を制御する。
TURP=P0−(1−α)・PL
(ここで、TURPは前記目標上り受信電力であり、P0は基準上り受信電力であり、αはパスロス補正係数であり、PLは前記パスロスである。)
前記パラメータを設定することにおいて、前記第2基地局に対応する前記セル範囲拡張オフセット値に応じて、当該第2基地局における目標上り受信電力を算定するためのパラメータである前記基準上り受信電力および前記パスロス補正係数の少なくともいずれか一方が設定され、前記送信電力を制御することにおいて、前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信電力が前記目標上り受信電力に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力が制御される。
TUSINR=(P0−(1−α)・PL)/(IoT+NF)
(ここで、TUSINRは前記目標上り受信品質であり、P0は基準上り受信電力であり、αはパスロス補正係数であり、PLは前記パスロスであり、IoTは前記干渉対熱雑音であり、NFは前記雑音指数である。)
前記パラメータを設定することにおいて、前記第1基地局からの下り受信電力と、前記セル範囲拡張オフセット値による補正後の前記第2基地局からの下り受信電力とが等しいユーザ装置において、当該第1基地局における目標上り受信品質と当該第2基地局における目標上り受信品質との差分がより小さくなるように、当該第2基地局における目標上り受信品質を算定するためのパラメータである前記基準上り受信電力および前記パスロス補正係数の少なくともいずれか一方が設定され、前記送信電力を制御することにおいて、前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信品質が前記目標上り受信品質に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力が制御される。
図1は、第1実施形態に係る無線通信システム1のブロック図である。無線通信システム1は、マクロ基地局(マクロeNodeB(evolved Node B))100と、ピコ基地局(ピコeNodeB)200と、ユーザ装置300とを備える。無線通信システム1内の各通信要素(マクロ基地局100、ピコ基地局200、ユーザ装置300等)は所定の無線アクセス技術(Radio Access Technology)、例えばLTE(Long Term Evolution)に従って無線通信を行う。本実施形態では、無線通信システム1がLTEに従って動作する形態を例示して説明するが、本発明の技術的範囲を限定する趣旨ではない。本発明は、必要な設計上の変更を施した上で、他の無線アクセス技術にも適用可能である。
以上のセル範囲拡張によりピコセルCpのサイズが増大するので、より多くのユーザ装置300がピコ基地局200に接続されることとなる。
以上の関数は傾きが負であるから、パスロスPLが増大するほど(すなわち、ユーザ装置300が基地局から離れるほど)目標上り受信電力TURPが低減する。例えば、セル端に位置するユーザ装置300bは、基地局近傍に位置するユーザ装置300aと比較してパスロスPLが大きいので、ユーザ装置300bに対する目標上り受信電力TURPがユーザ装置300aに対する目標上り受信電力TURPよりも低く設定される。以上の構成によれば、パスロスPLの増大によるユーザ装置300の上り送信電力の増加が抑制され得る。
TURPp=P0_p−(1−α)・PLp …… 式(1)
本発明の第2実施形態を以下に説明する。以下に例示する各実施形態において、作用、機能が第1実施形態と同等である要素については、以上の説明で参照した符号を流用して各々の説明を適宜に省略する。
TURPp=P0−(1−αp)・PLp …… 式(2)
図16は、第3実施形態に係るマクロ基地局100の構成を示すブロック図である。第3実施形態のマクロ基地局100は、マクロ基地局100の雑音指数NFmおよびピコ基地局200の雑音指数NFp等を記憶する記憶部150を更に備える。雑音指数NFは、基地局における入力信号品質(例えば、入力信号対雑音比)と出力信号品質(出力信号対雑音比)との比である。一般的に、マクロ基地局100の雑音指数NFmは、ピコ基地局200の雑音指数NFpを下回る。すなわち、ピコ基地局200に比べてマクロ基地局100の方が雑音が生じにくい。
IoT=(I+N)/N …… 式(3)
マクロ基地局100のパラメータ設定部142は、マクロ基地局100について、干渉対熱雑音算定部139から供給される干渉対熱雑音IoTmと、パスロス算定部140から供給されるパスロスPLmと、雑音指数取得部141から供給される雑音指数NFmとに基づいて、マクロ基地局100の暫定的な目標上り受信品質TUSINRmを算定する。また、ピコ基地局200において、干渉対熱雑音通知部240から供給される干渉対熱雑音IoTpと、パスロス通知部244から供給されるパスロスPLpと、雑音指数取得部141から供給される雑音指数NFpとに基づいて、ピコ基地局200の暫定的な目標上り受信品質TUSINRpを算定する。目標上り受信品質TUSINRは、以下の式(4)によって算出される。暫定的な目標上り受信品質TUSINRを算定するための基準上り受信電力P0およびパスロス補正係数αには、現在使用中の値または所定のデフォルト値が用いられ得る。
TUSINR=(P0−(1−α)・PL)/(IoT+NF) …… 式(4)
以上の実施の形態は多様に変形される。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は相互に矛盾しない限り適宜に併合され得る。
第1実施形態による基準上り受信電力P0の設定および第2実施形態によるパスロス補正係数αの設定を組み合わせることが可能である。すなわち、図18に示すように、パラメータ設定部142が、オフセット値OVが小さい程、ピコ基地局200における基準上り受信電力P0_pを、マクロ基地局100における基準上り受信電力P0_m(すなわち、変更前の基準上り受信電力P0)よりもより小さく設定し、かつ、ピコ基地局200におけるパスロス補正係数αpを、マクロ基地局100におけるパスロス補正係数αm(すなわち、パスロス補正係数α)よりも小さく設定することが可能である。
以上の実施形態では、マクロ基地局100のパラメータ設定部142に情報(オフセット値OV、パスロスPL、干渉対熱雑音IoT等)が集約されてパラメータ(基準上り受信電力P0、パスロス補正係数α)が算定されたが、ピコ基地局200に情報が集約されてパラメータが算定されてもよい。ピコ基地局200においてパラメータが算定される場合には、マクロ基地局100についてのパラメータはピコ基地局200のネットワーク通信部220を介してマクロ基地局100に通知される。
以上の実施の形態では、マクロ基地局100よりも送信能力の低い基地局としてピコ基地局200が例示されたが、マイクロ基地局、ナノ基地局、フェムト基地局、リモートラジオヘッド等が送信能力の低い基地局として採用されてもよい。特に、無線通信システム1の要素として、相異なる送信能力を有する複数の基地局の組合せ(例えば、マクロ基地局、ピコ基地局、およびフェムト基地局の組合せ)が採用されてもよい。
以上の実施の形態では、ユーザ装置300から報告された下り受信電力DRPに基づいて、マクロ基地局100(接続先選択部138)がそのユーザ装置300の接続先を選択したが、接続先選択部は、ピコ基地局200に設けられてもよいし、ユーザ装置300に設けられてもよい。受信電力補正部についても同様である。すなわち、本発明の接続先基地局の選択は、マクロ基地局100からの下り受信電力DRP1と、補正されたピコ基地局200からの下り受信電力DRP2とに基づいて接続先選択が実行されることによって特徴付けられ、オフセット値OVによる補正及び接続先基地局の選択が実行される箇所は任意である。
ユーザ装置300は、各基地局(マクロ基地局100,ピコ基地局200)と無線通信が可能な任意の装置である。ユーザ装置300は、例えばフィーチャーフォンまたはスマートフォン等の携帯電話端末でもよく、デスクトップ型パーソナルコンピュータでもよく、ノート型パーソナルコンピュータでもよく、UMPC(Ultra-Mobile Personal Computer)でもよく、携帯用ゲーム機でもよく、その他の無線端末でもよい。
無線通信システム1内の各要素(マクロ基地局100、ピコ基地局200、ユーザ装置300)においてCPUが実行する各機能は、CPUの代わりに、ハードウェアで実行してもよいし、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)、DSP(Digital Signal Processor)等のプログラマブルロジックデバイスで実行してもよい。
Claims (14)
- 第1セルを形成する第1基地局と、前記第1セルよりも面積が小さい第2セルを形成する第2基地局とを含む複数の基地局と、
複数の前記基地局の各々との間で電波を送受信して無線通信を実行可能なユーザ装置と
を備え、
前記ユーザ装置における前記第2基地局からの下り受信電力を増加させるように、当該第2基地局に対応するセル範囲拡張オフセット値を用いて前記下り受信電力を補正する下り受信電力補正部と、
前記第1基地局からの下り受信電力と、前記セル範囲拡張オフセット値による補正後の前記第2基地局からの下り受信電力とに基づいて、前記ユーザ装置の接続先基地局を選択する接続先選択部と、
前記基地局におけるユーザ装置からの目標上り受信特性を算定する目標上り受信特性算定部と、
前記第2基地局に対応する前記セル範囲拡張オフセット値に応じて、当該第2基地局における目標上り受信特性を算定するためのパラメータを設定するパラメータ設定部と、
前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信特性が前記目標上り受信特性に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力を制御する送信電力制御部と
を備える無線通信システム。 - 前記基地局と前記ユーザ装置との間のパスロスを算定するパスロス算定部を備え、
前記目標上り受信特性算定部は、前記目標上り受信特性として、前記基地局におけるユーザ装置からの目標上り受信電力を以下の式に基づいて算定し、
TURP=P0−(1−α)・PL
(ここで、TURPは前記目標上り受信電力であり、P0は基準上り受信電力であり、αはパスロス補正係数であり、PLは前記パスロスである。)
前記パラメータ設定部は、前記第2基地局に対応する前記セル範囲拡張オフセット値に応じて、当該第2基地局における目標上り受信電力を算定するためのパラメータである前記基準上り受信電力および前記パスロス補正係数の少なくともいずれか一方を設定し、
前記送信電力制御部は、前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信電力が前記目標上り受信電力に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力を制御する
請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記基地局と前記ユーザ装置との間のパスロスを算定するパスロス算定部と、
前記基地局における干渉対熱雑音を算定する干渉対熱雑音算定部と、
前記基地局における入力信号品質と出力信号品質との比である雑音指数を取得する雑音指数取得部とを備え、
前記目標上り受信特性算定部は、前記目標上り受信特性として、前記基地局におけるユーザ装置からの目標上り受信品質を以下の式に基づいて算定し、
TUSINR=(P0−(1−α)・PL)/(IoT+NF)
(ここで、TUSINRは前記目標上り受信品質であり、P0は基準上り受信電力であり、αはパスロス補正係数であり、PLは前記パスロスであり、IoTは前記干渉対熱雑音であり、NFは前記雑音指数である。)
前記パラメータ設定部は、前記第1基地局からの下り受信電力と、前記セル範囲拡張オフセット値による補正後の前記第2基地局からの下り受信電力とが等しいユーザ装置において、当該第1基地局における目標上り受信品質と当該第2基地局における目標上り受信品質との差分がより小さくなるように、当該第2基地局における目標上り受信品質を算定するためのパラメータである前記基準上り受信電力および前記パスロス補正係数の少なくともいずれか一方を設定し、
前記送信電力制御部は、前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信品質が前記目標上り受信品質に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力を制御する
請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記第2基地局は、当該第2基地局の前記干渉対熱雑音算定部が算定した干渉対熱雑音を前記第1基地局に通知する干渉対熱雑音通知部を備え、
前記第1基地局の前記パラメータ設定部は、当該第1基地局の前記干渉対熱雑音算定部が算定した干渉対熱雑音と前記第2基地局の干渉対熱雑音通知部から通知された干渉対熱雑音とに基づいて、当該第1基地局の前記基準上り受信電力およびパスロス補正係数の少なくともいずれか一方並びに当該第2基地局の前記基準上り受信電力およびパスロス補正係数の少なくともいずれか一方を設定し、
前記第1基地局は、
当該第1基地局の前記パラメータ設定部が設定した、当該第2基地局における前記基準上り受信電力および前記パスロス補正係数の少なくともいずれか一方を、当該第2基地局に通知するパラメータ通知部とを備える
請求項3に記載の無線通信システム。 - 前記パラメータ設定部は、前記セル範囲拡張オフセット値が小さい程、前記第2基地局における基準上り受信電力を、前記第1基地局における基準上り受信電力よりもより小さく設定する
請求項2から4のいずれか1項に記載の無線通信システム。 - 前記パラメータ設定部は、前記セル範囲拡張オフセット値が小さい程、前記第2基地局におけるパスロス補正係数を、前記第1基地局におけるパスロス補正係数よりもより小さく設定する
請求項2から4のいずれか1項に記載の無線通信システム。 - 前記パラメータ設定部は、前記セル範囲拡張オフセット値が小さい程、前記第2基地局における基準上り受信電力を、前記第1基地局における基準上り受信電力よりもより小さく設定し、かつ、前記第2基地局におけるパスロス補正係数を、前記第1基地局におけるパスロス補正係数よりもより小さく設定する
請求項2から4のいずれか1項に記載の無線通信システム。 - 第1セルを形成する第1基地局と、前記第1セルよりも面積が小さい第2セルを形成する第2基地局とを含む複数の基地局と、
複数の前記基地局の各々との間で電波を送受信して無線通信を実行可能なユーザ装置と
を備える無線通信システムにおける第1基地局であって、
前記ユーザ装置における前記第2基地局からの下り受信電力を増加させるように、当該第2基地局に対応するセル範囲拡張オフセット値を用いて前記下り受信電力を補正する下り受信電力補正部と、
自局からの下り受信電力と、前記セル範囲拡張オフセット値による補正後の前記第2基地局からの下り受信電力とに基づいて、前記ユーザ装置の接続先基地局を選択する接続先選択部と、
前記基地局におけるユーザ装置からの目標上り受信特性を算定する目標上り受信特性算定部と、
前記第2基地局に対応する前記セル範囲拡張オフセット値に応じて、当該第2基地局における目標上り受信特性を算定するためのパラメータを設定するパラメータ設定部と、
前記パラメータ設定部が設定した前記パラメータを前記第2基地局に通知するパラメータ通知部と、
前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信特性が前記目標上り受信特性に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力を制御する送信電力制御部と
を備える基地局。 - 前記基地局と前記ユーザ装置との間のパスロスを算定するパスロス算定部を備え、
前記目標上り受信特性算定部は、前記目標上り受信特性として、前記基地局におけるユーザ装置からの目標上り受信電力を以下の式に基づいて算定し、
TURP=P0−(1−α)・PL
(ここで、TURPは前記目標上り受信電力であり、P0は基準上り受信電力であり、αはパスロス補正係数であり、PLは前記パスロスである。)
前記パラメータ設定部は、前記第2基地局に対応する前記セル範囲拡張オフセット値に応じて、当該第2基地局における目標上り受信電力を算定するためのパラメータである前記基準上り受信電力および前記パスロス補正係数の少なくともいずれか一方を設定し、
前記送信電力制御部は、前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信電力が前記目標上り受信電力に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力を制御する
請求項8に記載の基地局。 - 前記基地局と前記ユーザ装置との間のパスロスを算定するパスロス算定部と、
前記基地局における干渉対熱雑音を算定する干渉対熱雑音算定部と、
前記基地局における入力信号品質と出力信号品質との比である雑音指数を取得する雑音指数取得部とを備え、
前記目標上り受信特性算定部は、前記目標上り受信特性として、前記基地局におけるユーザ装置からの目標上り受信品質を以下の式に基づいて算定し、
TUSINR=(P0−(1−α)・PL)/(IoT+NF)
(ここで、TUSINRは前記目標上り受信品質であり、P0は基準上り受信電力であり、αはパスロス補正係数であり、PLは前記パスロスであり、IoTは前記干渉対熱雑音であり、NFは前記雑音指数である。)
前記パラメータ設定部は、前記自局からの下り受信電力と、前記セル範囲拡張オフセット値による補正後の前記第2基地局からの下り受信電力とが等しいユーザ装置において、前記自局における目標上り受信品質と当該第2基地局における目標上り受信品質との差分がより小さくなるように、当該第2基地局における目標上り受信品質を算定するためのパラメータである前記基準上り受信電力および前記パスロス補正係数の少なくともいずれか一方を設定し、
前記送信電力制御部は、前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信品質が前記目標上り受信品質に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力を制御する
請求項8に記載の基地局。 - 前記第2基地局から報告された当該第2基地局の干渉対熱雑音を受信する受信部を備え、
前記第1基地局の前記パラメータ設定部は、当該第1基地局の前記干渉対熱雑音算定部が算定した干渉対熱雑音と前記第2基地局の干渉対熱雑音通知部から通知された干渉対熱雑音とに基づいて、当該第1基地局の前記基準上り受信電力およびパスロス補正係数の少なくともいずれか一方並びに当該第2基地局の前記基準上り受信電力およびパスロス補正係数の少なくともいずれか一方を設定し、
前記パラメータ通知部は、前記パラメータ設定部が設定した、当該第2基地局における前記基準上り受信電力および前記パスロス補正係数の少なくともいずれか一方を、当該第2基地局に通知する
請求項10に記載の基地局。 - 第1セルを形成する第1基地局と、前記第1セルよりも面積が小さい第2セルを形成する第2基地局とを含む複数の基地局と、
複数の前記基地局の各々との間で電波を送受信して無線通信を実行可能なユーザ装置と
を備える無線通信システムにおける通信制御方法であって、
前記ユーザ装置における前記第2基地局からの下り受信電力を増加させるように、当該第2基地局に対応するセル範囲拡張オフセット値を用いて前記下り受信電力を補正することと、
前記第1基地局からの下り受信電力と、前記セル範囲拡張オフセット値による補正後の前記第2基地局からの下り受信電力とに基づいて、前記ユーザ装置の接続先基地局を選択することと、
前記基地局におけるユーザ装置からの目標上り受信特性を算定することと、
前記第2基地局に対応する前記セル範囲拡張オフセット値に応じて、当該第2基地局における目標上り受信特性を算定するためのパラメータを設定することと、
前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信特性が前記目標上り受信特性に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力を制御することと
を備える通信制御方法。 - 前記基地局と前記ユーザ装置との間のパスロスを算定することを備え、
前記目標上り受信特性を算定することにおいて、前記目標上り受信特性として、前記基地局におけるユーザ装置からの目標上り受信電力が以下の式に基づいて算定され、
TURP=P0−(1−α)・PL
(ここで、TURPは前記目標上り受信電力であり、P0は基準上り受信電力であり、αはパスロス補正係数であり、PLは前記パスロスである。)
前記パラメータを設定することにおいて、前記第2基地局に対応する前記セル範囲拡張オフセット値に応じて、当該第2基地局における目標上り受信電力を算定するためのパラメータである前記基準上り受信電力および前記パスロス補正係数の少なくともいずれか一方が設定され、
前記送信電力を制御することにおいて、前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信電力が前記目標上り受信電力に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力が制御される
請求項12に記載の通信制御方法。 - 前記基地局と前記ユーザ装置との間のパスロスを算定することと、
前記基地局における干渉対熱雑音を算定することと、
前記基地局における入力信号品質と出力信号品質との比である雑音指数を取得することとを備え、
前記目標上り受信特性を算定することにおいて、前記目標上り受信特性として、前記基地局におけるユーザ装置からの目標上り受信品質を以下の式に基づいて算定し、
TUSINR=(P0−(1−α)・PL)/(IoT+NF)
(ここで、TUSINRは前記目標上り受信品質であり、P0は基準上り受信電力であり、αはパスロス補正係数であり、PLは前記パスロスであり、IoTは前記干渉対熱雑音であり、NFは前記雑音指数である。)
前記パラメータを設定することにおいて、前記第1基地局からの下り受信電力と、前記セル範囲拡張オフセット値による補正後の前記第2基地局からの下り受信電力とが等しいユーザ装置において、当該第1基地局における目標上り受信品質と当該第2基地局における目標上り受信品質との差分がより小さくなるように、当該第2基地局における目標上り受信品質を算定するためのパラメータである前記基準上り受信電力および前記パスロス補正係数の少なくともいずれか一方が設定され、
前記送信電力を制御することにおいて、前記基地局におけるユーザ装置からの上り受信品質が前記目標上り受信品質に近付くように、当該ユーザ装置の上り送信電力が制御される
請求項12に記載の通信制御方法。
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