JP5638377B2 - 容器搬送装置 - Google Patents
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Description
また、噴射された加圧空気流を、容器の搬送方向に、かつ、斜め上方に向かって空気案内通路(容器口部搬送通路)に侵入させて容器口部を推進するとしているので、この容器口部の推進によっても、鍔部を支点として容器胴部が搬送方向と逆方向に傾いてしまうため、容器の鍔部が案内レールに噛み込むことが多く、噛み込んだ容器の後続の容器がブロックされて所謂ジャム状態になることが多いという恐れがある。また、例えば容器胴部の断面形状が砲弾状等円筒状ではない場合には、推進力により前傾する力が発生しやすく、特に、容器の搬送が停止した場合には、容器口部にかかる推進力で容器が前傾方向に傾いて安定してしまう状態となりやすいため、容器姿勢を正立状態に保つという対応ができないという恐れがある。
また、容器搬送時に空気流を受ける面積が大きい容器胴部に作用する空気抵抗力が大きく、フランジ下面を支点としてこの空気抵抗力による容器姿勢の搬送方向と逆方向に傾こうとする作用が大きい。前記フランジ下方での容器胴部へのサイドブロアによるエア吹付けは、上記フランジ上方での容器口部への加圧エア吹付けによる容器姿勢の搬送方向と逆方向への傾きを矯正する働きと、前記空気抵抗力による容器姿勢の搬送方向と逆方向への傾きを矯正しようとする働きをするが、サイドブロアによるエア吹付けの対象となる容器胴部の形状には多種多様な形状があり、エア吹付け力が一定せず、容器形状に適合させた位置にエア吹付け部材を配設することが実際上は不可能であり、容器搬送時の容器姿勢が正立状態を保持することが不可能となる恐れがある。
このために容器が搬送される際、容器首部のフランジがネックレールに噛み込むことが多く、噛み込んだ容器の後続の容器がブロックされて、所謂ジャム状態になることが多いという恐れがある。
(1)第1の手段の容器搬送装置は、首部(ネック)に鍔部を有する容器(通称PETボトルと言われる軽量容器)の鍔部下面に当接する対向した一対のレールから成る支持装置(以下ネックレールと称する)に容器を支持した状態で、圧力流体(例えば加圧空気。以下加圧空気と称する)を噴出させる加圧空気噴出手段により容器を搬送する容器搬送装置において、前記加圧空気噴出手段を、前記ネックレールに対して前記鍔部の下側(ネックレール下部)には容器搬送方向への力を与えるための加圧空気を噴出する推進装置と、前記鍔部より上部の容器口部には容器搬送方向とは逆向きの力を与えるための加圧空気を噴出する姿勢制御装置とから構成し、前記推進装置で発生させる前記加圧空気の圧力と前記姿勢制御装置に発生させる前記加圧空気の圧力が、予め設定された容器特性である容器重量、容器鍔部より下の容器高さ、容器の幅、容器の直径、容器鍔部と前記ネックレールとの摩擦係数と搬送能力で決まる既知の基準データにより、制御装置で自動的に設定され、
前記姿勢制御装置および前記推進装置は、前記容器口部の搬送通路および一対の前記ネックレールに対してそれぞれ対称位置に所定のピッチ間隔で設けられていることを特徴とする。
また、前記姿勢制御装置において、容器胴部が多種多様な形状でも、形状寸法が同一の容器口部に加圧空気を噴出するようにしたことにより、噴出する加圧空気の安定速度領域を利用できるため、容器を正立状態に保つために必要な力を安定的に保つことができるという効果を有する。また、前記推進装置で発生させる前記加圧空気の圧力と前記姿勢制御装置に発生させる前記加圧空気の圧力が、予め設定された容器特性(容器重量、容器鍔部より下の容器高さ、容器の幅、容器の直径、容器鍔部とネックレールとの摩擦係数)と搬送能力で決まる既知の基準データにより、前記制御装置で自動的に設定されるようにしてあるため、容器の形状、大きさ等の容器特性と容器の搬送能力に応じて自動的に姿勢制御できるという効果を有する。
さらに圧力供給源の構造を簡素にできるとともに、容器胴部にサイドブロア等での吹付け装置や調整手段を不要にできるという効果を有する。
(発明の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係わる容器搬送装置の側面断面図である。
図2は、図1のV2−V2断面図であり、一部図示を省略してある。
図3は、図1の正面図で、一部断面図としてあり、また、一部図示を省略してある。
本構成において、加圧空気噴出手段は推進装置N2と姿勢制御装置N1により構成されており、加圧空気の噴出方向はそれぞれY方向およびY方向とは逆向きとなっている。
なお、前記駆動装置15は、サーボシリンダ或いはサーボモータ等としてもよく、何れの場合も制御装置8からの指令により風量調節具11の設定位置が自動的に変更されるように作動する。
例えば加圧空気のようなガス流体が噴出口から噴出される場合、該噴出流体は、噴出口から吹付け対象とする箇所までの距離に反比例して速度が減衰することが知られている。即ち、噴出圧力が一定でも容器Pの口部Pcに働く力は、噴出口の面積と噴出口からの距離によって変動することになる。
従って、本発明では、前記噴出口N1および噴出口N2から噴出される加圧空気を安定した力として働かせるために、搬送通路7rの構造を搬送上必要な極小空間となる大きさに構成している。
容器Pが搬送される際に容器Pの胴部Pbが受ける空気抵抗力Fbwと容器Pの口部Pcに発生する空気抵抗力Fcn、前記口部Pcへ前記噴出口N1から噴出される加圧空気によって受ける姿勢制御力Fcwと、容器Pが搬送される際に前記鍔部Phと前記ネックレール5との間に作用する摩擦力Fμ、静止している容器Pを必要な速度まで加速させるに必要な加速力Fαからなる全負荷力(抵抗力)に対し、容器Pを搬送するために必要な推進力F2が前記噴出口N2からの加圧空気の噴出力で与えられる。
容器Pをネックレール5で支持して搬送する力の関係は、
容器Pを時計廻りへ回転させるモーメント:Fbw×Hb
容器Pを反時計廻りへ回転させるモーメント:(Fcw+Fcn)×Hc
容器Pを搬送するために必要な力:F2=Fbw+Fμ+Fα+Fcw+Fcn
ここに、
Fbw×Hb=(Fcw+Fcn)×Hc より、
Fcw=(Fbw×Hb−Fcn×Hc)/Hc となり、
姿勢制御装置N1の姿勢安定に必要な力が決められる。
5 (一対の)ネックレール(支持装置)
6 外壁
6r 圧力チャンバー
7 搬送通路体
7r 容器口部搬送通路
10 風量調整装置
11 風量調整具
15 (風量調整装置の)駆動装置
F2 容器推進力
Fα 容器加速力
Fbw 容器胴部が受ける空気抵抗力
Fcn 容器口部が受ける空気抵抗力
Fcw 容器口部の姿勢制御力
Fμ 容器とネックレールとの摩擦抵抗力
N1 噴出口(姿勢制御装置)
N2 噴出口(推進装置)
P 容器
Pb (容器Pの)胴部
Pc (容器Pの)口部
Ph (容器Pの)鍔部
Claims (6)
- 首部(ネック)に鍔部を有する容器(通称PETボトルと言われる軽量容器)の鍔部下面に当接する対向した一対のレールから成る支持装置(以下ネックレールと称する)に容器を支持した状態で、圧力流体(例えば加圧空気。以下加圧空気と称する)を噴出させる加圧空気噴出手段により容器を搬送する容器搬送装置において、
前記加圧空気噴出手段を、前記ネックレールに対して前記鍔部の下側(ネックレール下部)には容器搬送方向への力を与えるための加圧空気を噴出する推進装置と、前記鍔部より上部の容器口部には容器搬送方向とは逆向きの力を与えるための加圧空気を噴出する姿勢制御装置とから構成し、
前記推進装置で発生させる前記加圧空気の圧力と前記姿勢制御装置に発生させる前記加圧空気の圧力が、予め設定された容器特性である容器重量、容器鍔部より下の容器高さ、容器の幅、容器の直径、容器鍔部と前記ネックレールとの摩擦係数と搬送能力で決まる既知の基準データにより、制御装置で自動的に設定され、
前記姿勢制御装置および前記推進装置は、前記容器口部の搬送通路および一対の前記ネックレールに対してそれぞれ対称位置に所定のピッチ間隔で設けられていることを特徴とする容器搬送装置。 - 請求項1に記載する容器搬送装置において、
前記姿勢制御装置は、容器が前記ネックレールで支持されて搬送されることにより容器の搬送速度に比例して発生する空気の抵抗力によって、前記鍔部より下方部(容器胴部)が容器搬送方向とは逆方向へ傾斜することを防止するために必要な加圧空気を噴出するように、風量調整装置を備えたことを特徴とする容器搬送装置。 - 請求項2に記載する容器搬送装置において、
前記風量調整装置は、必要な風量設定値が前記制御装置からの指令で自動的に設定されるようにしたことを特徴とする容器搬送装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載する容器搬送装置において、
前記推進装置と前記姿勢制御装置が、前記加圧空気の噴出圧力を前記容器口部の搬送通路全体に亘って供給するための圧力供給源となる共通の圧力チャンバーから形成されていることを特徴とする容器搬送装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載する容器搬送装置において、
搬送される容器口部の外径方向および高さ方向の寸法が容器の胴部サイズに関わらず同一であることを利用し、前記姿勢制御装置を形成している前記容器口部の搬送通路の断面の大きさは、容器の口部外径方向および高さ方向が容器搬送中に発生する容器の揺れによって該容器口部の搬送通路を形成する部材に干渉しないために必要な隙間を有する極小の大きさとし、容器口部に作用する加圧空気の噴出速度の安定領域を利用できるように構成したことを特徴とする容器搬送装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載する容器搬送装置において、
前記姿勢制御装置を、該姿勢制御装置を形成している前記容器口部の搬送通路の側面部と天面部の何れか一方、または、両方に設けたことを特徴とする容器搬送装置。
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