JP5632250B2 - 開放型ガス燃焼器具 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記禁止手段により燃焼が禁止されている旨を報知する報知手段を設けたことを特徴とする。
また、禁止手段が、停止回数に応じて所定時間を決定するため、たとえば停止回数がリミット回数に近づくにつれ所定時間を長く設定することにより、室内の酸素濃度不足を十分な時間の換気によって確実に解消させ、停止回数が安易にリミット回数に達してしまわないよう図ることができるといった効果がある。
さらに、請求項2に記載の発明によれば、禁止手段により燃焼が禁止されている旨を報知する報知手段を設けているため、使用者に対して燃焼の強制的な停止や燃焼の禁止が禁止手段によるものであることを明確に報知することができる。さらに、禁止手段が燃焼を禁止しているということは、燃焼状態に異常が検出されているということであるため、たとえば室内の換気等の燃焼異常の解消作業を使用者へ促すことができる。
湯沸器1は、燃焼室2内に、燃料ガスと一次空気との混合ガスを燃焼させるバーナ4と、バーナ4からの燃焼排気中の熱を主に回収して伝熱管内の通水を加熱する熱交換器5とを備えてなるもので、熱交換器5の入水側には水道に接続された給水管3が、出水側には出湯管6が夫々接続されており、給水管3からの水を加熱して出湯管6から湯として送り出すようになっている。また、給水管3の上流には、操作ボタン7の押し込み操作によりレバー8を介して開閉する水栓9と、ダイアフラム10の一次圧室11とが配置されており、一次圧室11の下流に形成したベンチュリー13が、差圧管14を介してダイアフラム10の二次圧室12に接続されている。また、このダイアフラム10には、突棒15が連結されており、水栓9の開弁に伴って給水管3内へ通水されると、ベンチュリー13での通水によって二次圧室12の圧力が一次圧室11よりも低下し、ダイアフラム10が二次圧室12側へ移動することで、突棒15がダイアフラム10の移動に連動するようになっている。さらに、ダイアフラム10に連動して突棒15が作動すると、バーナ4へのガス流路に配置されたマグネット電磁弁16の開弁機構16aが動作して開弁し、続いて水圧応動弁17が開弁するようになっている。加えて、操作ボタン7の押し込み操作を検出するためのスイッチ21がコントローラ22に接続されており、該スイッチ21がONされると、マグネット電磁弁16へ電力を供給して開弁状態が維持されるようになっている。尚、19、20は、マグネット電磁弁16及び水圧応動弁17の開弁に合わせて順次ONされる水圧スイッチであり、湯沸器1の各種動作を制御するコントローラ22に接続されている。また、ガス流路における水圧応動弁17の下流側には、操作ボタン7の押し込み操作に伴い開弁する器具栓18が設けられている。
まず、使用者によって操作ボタン7が押し込み操作され(S1)、該押し込み操作に伴うスイッチ21のONを検出すると、コントローラ22は後述する禁止状態にあるか否かを判断する(S2)。使用当初は、当然禁止状態にない(S2でNOと判断する)ため、上述したように水栓9やダイアフラム10が作動して通水が開始されるとともにマグネット電磁弁16等が開弁された際、S3においてマグネット電磁弁16へ電力を供給したり点火電極23をスパークさせる等といった点火動作を行い、バーナ4に着火させる。そして、着火後は、再び操作ボタン7が操作される等の消火動作が行われる(S4でYESと判断)まで、一次熱電対26及び二次熱電対27の合成起電力を監視して、バーナ4における燃焼が正常な燃焼であるか否かを判断する(S5)。そして、特に異常が認められない(正常に燃焼し続ける)場合には、消火操作を契機としてマグネット電磁弁16への電力供給を停止して閉弁させ、ガスの供給を遮断する等といった消火動作を行い(S6)、バーナ4を消火する。また、マグネット電磁弁16の閉弁に伴い水圧応動弁17が作動して、ダイアフラム10も作動し、通水も停止されることになる。尚、一次熱電対26及び二次熱電対27を用いたバーナ4の燃焼状態の監視については、たとえば上記特許文献1にも記載されているような周知の方法で行う。
一方、上記禁止状態等を経た後に再び燃焼異常が検出される等して、燃焼の強制的な停止回数が累計4回(リミット回数)に達すると(S9でNOと判断)、インターロックをかけ(S11)、部品のメンテナンスや交換が行われるまで湯沸器1の再使用を禁止する。
また、禁止状態にある間は報知用LEDランプ30を用いた報知動作を継続的に行うため、使用者に対して燃焼の強制的な停止や燃焼の禁止が禁止状態へ移行したことによるものであることを明確に報知することができる。さらに、禁止状態へ移行したということは、燃焼状態に異常が検出されたということであるため、たとえば室内の換気等の燃焼異常の解消作業を使用者へ促すことができる。
また、報知動作についても同様で、何回目の禁止状態であるかに応じて報知動作の態様を変化させる(たとえば、3回目については、禁止状態である期間中、報知用LEDランプ30を点滅させることなく点灯させ続ける等)ように構成してもよい。
加えて、上記湯沸器以外の他の開放型ガス燃焼器具(たとえば、先止め式湯沸器)に対しても禁止状態等に係る上記構成を適用可能であることは言うまでもない。
Claims (2)
- 器具における燃焼状態を監視する監視手段と、該監視手段により燃焼状態に異常が検出されると燃焼を強制的に停止させる停止手段と、その強制的な停止回数をカウントするカウント手段と、前記停止回数が所定のリミット回数に達すると前記器具をインターロックするインターロック手段とを備えた開放型ガス燃焼器具であって、
前記停止手段により燃焼が強制的に停止され、且つ、その停止回数が前記リミット回数に達していない場合、燃焼を強制的に停止してから所定時間にわたって前記器具における燃焼を禁止する禁止手段が設けられているとともに、
前記禁止手段が、前記停止回数に応じて前記所定時間を決定することを特徴とする開放型ガス燃焼器具。 - 前記禁止手段により燃焼が禁止されている旨を報知する報知手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の開放型ガス燃焼器具。
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