JP5631773B2 - 光送信モジュール - Google Patents
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Description
(1) 高周波電気信号の伝送に高周波コネクタ3及び高周波ケーブル2を用いているため、光送信モジュール6の小型化・低コスト化が難しい(高周波コネクタ3の大きさで小型化が制限される)。
(2) 積層セラミックパッケージ5が高コストであり、このことからも光送信モジュール6の低コスト化が難しい。
更に、同軸ピン22の空気にむき出しになっている部分(空気ギャップの部分)に起因して、同軸ピン22の特性インピーダンスが設計値からずれ、伝送損失・反射損失を誘発する。図35に示されているように同軸ピン22は、その周囲をガラス24や空気など絶縁体で埋められている。この同軸ピン22のガラス24で埋められている部分の特性インピーダンスは、同軸ピン22の周囲を埋めているガラス24の比誘電率εrとその直径及び中心導体(同軸ピン22)の直径で決定される。この同軸ピン22のガラス24で埋められている部分を特性インピーダンスが50Ωになるように設定すると、同軸ピン22の空気にむき出しになっている部分(空気ギャップの部分)での特性インピーダンスは50Ωからずれる。なぜなら、中心導体(同軸ピン22)の空気にむきだしになっている部分の特性インピーダンスは中心導体(同軸ピン22)の直径と空気の比誘電率εrで決まり、中心導体(同軸ピン22)の空気にむきだしになっている部分の直径は中心導体(同軸ピン22)のガラス24で埋められている部分の直径と同じであるが、空気の比誘電率εrはガラス24の比誘電率εrと異なるためである。
TO-CANパッケージと、FPC基板とを有し、
前記TO-CANパッケージの背面と、前記FPC基板の先端面とは、空気ギャップを介して配置され、前記TO-CANパッケージに配された同軸ピンと、前記FPC基板とは、平行になるように配置されており、
前記FPC基板の表面に高周波信号線路と接地電極が配され、
前記同軸ピンが前記高周波信号線路に接続され、
前記高周波信号線路から、前記同軸ピンを介して、前記TO-CANパッケージの内部に配された光半導体素子に高周波電気信号を導通し、
前記高周波信号線路と前記接地電極との間の距離が0.1mm以上0.3mm以下であり、
前記高周波信号線路のうち特性インピーダンスが50Ωより小さい部分と前記同軸ピンのうち特性インピーダンスが50Ωより大きい部分との接続部の特性インピーダンスが、50Ωになるように前記高周波信号線路と前記接地電極との間の距離が決定されていることを特徴とする。
前記FPC基板はLCP材料を用いて作成したものであることを特徴とする。
前記同軸ピンと前記FPC基板の接続部における空気ギャップが、0より大きく0.1mm以下であることを特徴とする。
前記同軸ピンと前記FPC基板の接続部における空気ギャップが無いことを特徴とする。
前記同軸ピンと前記FPC基板の接続部の高さ方向のずれが、0より大きく0.2mm以下であることを特徴とする。
前記FPC基板の裏側に直流信号線路が配され、
前記TO-CANパッケージに配された複数のDCピンが屈曲して前記直流信号線路に接続され、
前記直流信号線路から、前記複数のDCピンのうちの前記同軸ピンから最も離れたDCピン、及び、発熱部となる当該DCピンと前記直流信号線路との接続部を介して、前記TO-CANパッケージの内部に配された前記光半導体素子に直流電流を導通する構成としたこと
を特徴とする。
前記光半導体素子がEA-DFBレーザであり、
前記同軸ピンからの電気配線が、前記EA-DFBレーザにおけるEA変調器部に接続され、
前記DCピンからの電気配線が、前記EA-DFBレーザにおけるDFBレーザ部に接続されること
を特徴とする。
(1) 低い伝送損失・低い反射損失を実現するためのFPC基板の構造(材料選択・信号線設計)。
(2) FPC基板とTO-CANパッケージの接続方法。
(3) (2)の接続方法を実現するためのFPC基板の固定方法。
図3(a)に計算・測定に用いたFPC基板12の写真を示す。このFPC基板12の基板材料はLCPである。HFSSで検討を行ったRF信号線路26、及び、従来の直流信号線路(DC用線路)27が形成されている。図3(b)は作製したFPC基板12の特性評価の結果に関して、測定結果と計算結果を示している。周波数が上昇していくに従い、伝送損失を表すS21は次第に減少していく。30GHz付近でのS21は計算結果・測定結果共に−0.5dBの値を得た。一方、周波数が上昇していくに従い、反射損失を表すS11は次第に上昇していく。30GHz付近でのS11は計算結果・測定結果共に−16dBの値を得た。このように計算と良く一致した結果を示すことがわかる。35GHz以上で計算と測定がずれているのは、測定ジグの帯域が十分でなかったという結果を反映している。このように計算が良く実験結果を再現でき、計算手法が正当であることが分かった。以下、いろいろなパラメータが電気特性に与える影響について、計算を用いて検討する。
通常用いられる値としてFPC基板12,51の厚さは0.21mmとした。特性インピーダンスを50ΩにするためのRF信号線路26,52の幅WLCP,Wceramicは、FPC基板12,51の厚さと、FPC基板12,51の材料(比誘電率)が決まると一意に決定される。RF信号線路26,52の幅WLCP,Wceramicの設計値はセラミック、LCPをFPC基板12,51の基板材料としたそれぞれ場合で、0.4mm及び0.18mmとなる。この両者に対して空気ギャップが0mmになるように接続した場合の電気特性の比較を述べる。
図4(c)に示すように、周波数が上昇していくに従い、伝送損失を表すS21は次第に減少していく。セラミック材料の方が激しく減少しているのに対して、LCP材料の方は40GHzでも−0.3dB以下であった。一方、周波数が上昇していくに従い、反射損失を表すS11は次第に上昇していく。40GHzでのS11は、セラミック材料では40GHzで−13dBと劣化しているのに対して、LCP材料では−17dBと良好な値を確保できている。一般に良好な特性を得るためには電気反射は−15dB以下に抑える必要が有る。この結果はFPC基板12の基板材料にLCPを用いることにより、40GHz動作に必要な特性が確保できることを示している。
なお、この計算はFPC基板12の厚さ0.05mm、同軸ピン22の直径0.3mm、FPC基板12上のRF信号線路26の接続部26aの幅0.3mmとした場合の結果であるが、例えばFPC基板12の厚さ0.05mm、同軸ピン22の直径0.4mm、FPC基板12上のRF信号線路26の接続部26aの幅0.4mmとした場合においても、ΔWは0.1〜0.3mmの間で良好な計算結果が得られることを確認した。
TO-CANパッケージ13を用いる場合、同軸ピン22を用いてRF信号を伝送する。同軸ピン22とFPC基板12を接続する場合、このようにFPC基板12におけるRF信号線路26の接続部26aの周囲に接地電極28を配し、接続部26aのインピーダンスを50Ωに整合させることが必要となる。特に40Gb/s動作実現のためにはインピーダンス不整合を抑制する必要が有り、そのためにΔWの値を検討し決定する必要が有る。
(1) まず、FPC基板12と同軸ピン22が平行になるようにする。
(2) 次に、FPC基板12の先端面を、TO-CANパッケージ13の背面(壁)13(即ち底部13bの背面及びガラス24の背面)に押し当てて、空気ギャップを無くす。
(3) 次に、同軸ピン22とRF信号線路26の位置を上から確認して、両者の位置を合わせる。
(4) 次に、FPC基板12の先端面と、この先端面が押し当てられているTO-CANパッケージ13の背面13の部分とを、半田付けによって固定する。
(5) 更にRF信号線路26と同軸ピン22も、半田付けによって固定する。
図14(c)及び図14(d)はTO-CANパッケージ13の背面写真であり、高周波同軸ピン22及び複数の直流(DC)ピン23の配置を示している。複数のDCピン23を、以後、図14(c)及び図14(d)において左から右へ順に第1のDCピン23、第2のDCピン23、第3のDCピン23とも称する。同軸ピン21は円柱状の導体であり、TO-CANパッケージ13の底部13aに設けられた絶縁体で円柱状のガラス24の中心部を貫通してガラス24と同軸になっており(即ち周囲をガラス24で埋められており)、両側部分が、TO-CANパッケージ13の外側(図14(b)における右側)と内側(図14(b)における左側)とに突出している。各DCピン23も底部13aを貫通して両側部分が、TO-CANパッケージ13の外側と内側とに突出している。
その後、各DCピン23とFPC基板12を、半田を用いて図14(b)に示すように固定する。即ち、FPC基板12の下にある各DCピン23(TO-CANパッケージ13の外側に突出している部分)を、図14(b)に一点鎖線で示すようにFPC基板12と平行に真直ぐに延びた状態から、矢印Eの如く上に(FPC基板12の方向に)曲げて図14(b)に実線で示す状態とし、FPC基板12の裏面の3箇所(前記裏面に配された直流信号線路)に半田付けによって(半田付け箇所25)、固定する。
(構造)
図18には本発明の実施例1の光送信モジュールの構成図を示す。本実施例1の光送信モジュールは、硬い金属の台61の表面(上面)と裏面(下面)にそれぞれFPC基板12とDC配線基板62とを半田付けし、その一体化した台61とFPC基板12とDC配線基板62を、空気ギャップ及び高さずれが無いように、TO-CANパッケージ13の同軸ピン22とDCピン23で挟み込む構造としている。TO-CANパッケージ13内部にEA-DFBレーザを実装する場合は、EA-DFBレーザのEA変調器部を駆動するためのRF信号は硬い金属の台61の上に置いたFPC基板12のRF信号線路を通して伝送する。EA-DFBレーザのDFBレーザ部に注入する電流は下側のDC配線基板から行った。EA変調器部とDFBレーザ部の給電線路は極力距離が取れるような位置関係においた。こうすることでLD注入電流による発熱の影響を抑えることができるためである。
FPC基板12はLCP材料で作製した。FPC基板12の厚さは0.2mmで長さは10mmとした。TO-CANパッケージ13とFPC基板21の接続部の寸法は図19のようである。即ち、同軸ピン22の直径は0.3mm、RF信号線路26の接続部26aにおける幅は0.3mm、そして接続部26aから離れたところのRF信号線路26の幅は0.32mmとした。実施の形態例で述べたとおり、空気ギャップと高さずれが特性に大きな影響を与えるため、図18のように空気ギャップがゼロになるようにFPC基板22とTO-CANパッケージ13を接続した。
図20に実施例1の光送信モジュールの構成を示す。TO-CANパッケージ13の直径は7.4mmを用いた。実装の流れとしては、TO-CANパッケージ13の内部に必要な素子類を実装し、レンズキャップ63、フェルールホルダー65、フェルール66、光ファイバ64などを接続してから、FPC基板12を接続する。最初に、TO-CANパッケージ13の内部素子を実装する手順について述べる。TO-CANパッケージ13内部の簡単な接続図を図21(a)に示し、写真を図21(b)に示す。図21に示すように、TO-CANパッケージ13内部に実装する光半導体素子としてはEA-DFBレーザ31を用いる。EA-DFBレーザ31はEA変調器部31aとDFBレーザ部31bを有している。
(2) 次に、ヒートシンク37をTO-CANパッケージ13内部の中心にダイボンディングを用いて半田付けする。
(3) 高周波回路基板32、50Ωチップ抵抗35、バイパスコンデンサ34、モニタPD33、サーミスタ36を、銀ペーストもしくは半田を用いてTO-CANパッケージ13内部に図20,図21のように搭載する。
(4) 高周波回路基板32と同軸ピン22を半田付けする。
(5) 高周波回路基板32、EA-DFBレーザ31(EA変調器部31a,DFBレーザ部31b)、50Ωチップ抵抗35、モニタPD33などを、ワイヤ67を用いて配線する。
(6) シーム溶接でTO-CANパッケージ13にレンズキャップ63を付ける。
(7) レンズキャップ63を溶接後のTO-CANパッケージ13に光ファイバ64を、YAG溶接する。
(8) (7)まで終了して素子が実装されたTO-CANパッケージ13に対して、前述のようにFPC基板12を接続する。
図22は作製した本実施例1のTO-CANモジュール(光送信モジュール)のTDR(Time domain reflectometry)測定の結果を示す。TDRはDUTの特性インピーダンスを測定する手法である。TO-CANパッケージ13とFPC基板12の接続部における空気ギャップ及び高さずれに起因するインピーダンス不整合を抑制したことで、FPC基板12からEA-DFBレーザ31までの高周波信号線路の特性インピーダンスがほぼ50Ωに整合している結果が得られた。従来の方法では、接続部に空気ギャップが存在していたため、特性インピーダンスの不整合を抑制することができなった。
図24(a)及び図24(b)に示すように1.3μm帯及び1.55μm帯のEADFBレーザ搭載の両TO-CANモジュールに対し、明瞭な40Gb/s変調波形を確認した。光出力及び消光比も十分な値を確認した。
(構造)
図25には本発明の実施例2の光送信モジュールの構成図を示す。実施例1(図20)では硬い金属の台61の上にFPC基板12を置く構成にしたが、図25に示すように本実施例2ではFPC基板12のみとした。FPC基板12を実施の形態例で述べたようにTO−CANパッケージ13に接続した構造図を図26に示す。電気の配線は、TO-CANパッケージ13の内部にEA-DFBレーザを実装する場合はEA-DFBレーザのEA変調器部を駆動するためのRF信号を、FPC基板12に形成されたRF信号線路に導通するようにした。EA-DFBレーザのDFBレーザ部に注入する電流は、FPC基板12の下側のDC配線基板から行った。DCピン23の配置に関しては実施の形態例で述べたようにした。
FPC基板12はLCP材料で作製した。FPC基板12の厚さは0.05mmで長さは10mmとした。FPC基板12の接続部の寸法は図27に示した。即ち、RF信号線路26における同軸ピン22との接続部26aの幅は0.3mm、そして接続部26aから離れたところのRF信号線路26の幅は0.1mmとした。実施の形態例で述べたとおり、空気ギャップが特性に大きな影響を与えるため、図26の構造図のように空気ギャップがゼロになるようにFPC基板12とTO-CANパッケージ13を接続した。
LCP材料のセラミック材料に対する優位性は実施の形態例で述べた通りである。
本実施例2の実施例1に対する優位性は部品点数を減らしコストを削減したことと、10Gb/s技術のとの互換性を生むことである。実施例1に比べると、電気的GND強度(実施例1では厚みの有る硬い金属の台61全体がGNDに落ちているが、本実施例2では裏面のメタライズした部分しかGNDとして働かないため)が弱いために電気特性が下がる。しかしながら、特性劣化の最大要因である空気ギャップを抑制しているため、40Gb/s動作においても明瞭な光のアイ波形を得ることができた。
(構造)
図28に示す本発明の実施例3の光送信モジュール(TO-CANモジュール)は、TO-CANパッケージ13の内部に搭載する光半導体素子を、EA-DFBレーザの代わりに直接変調レーザ(DFBレーザ)71とした例である。直接変調レーザ71はEA-DFBレーザと異なり、駆動に必要な電気のラインはRF信号線路のみとなる。直流信号線路による注入電流の端子は不要となる。また構成として変化するのは、TO-CANパッケージ13の内部にある高周波回路基板32と直接変調レーザ71(LD部71a)の間に40Ω〜45Ωのチップ抵抗72を挟む点である。この抵抗72の抵抗値は光直接変調レーザ71の抵抗と合わせて50Ωになるように設定する。一般に直接変調レーザ71の抵抗は5〜10Ωであるために40Ω〜45Ωの抵抗72とした。
図29は作製した本実施例3の光送信モジュール(TO-CANモジュール)の小信号応答特性を示す。実施の形態例で述べたとおり、直接変調レーザ71がTO-CANパッケージ13の内部に搭載されている。同特性を有する素子(直接変調レーザ)のみの結果も示す。本実施例3の光送信モジュール(TO-CANモジュール)のE/O 3dB帯域は29GHzで、素子(直接変調レーザ)のみの35GHzに比べ遜色の無い値を示している。このように高価なコネクタと高価な積層セラミックのパッケージを用いずに、TO-CANパッケージ13とFPC基板12の構成で、40Gb/s動作可能な良好な特性を確保することができた。
(構造)
図31には本発明の実施例4の光送信モジュールの構造図を示す。本実施例4は、TO-CANパッケージ13の内部に搭載する光半導体素子をEA-DFBレーザの変わりに直接変調レーザ71とした例である。実施例3とは異なり、本実施例4では直接変調レーザ71を駆動するための電気信号をRF信号成分(Vpp)とDC信号成分(ILD)に分けて入力する。図31のようにRF信号成分(Vpp)は、実施例1及び実施例2のRF信号成分と同様に、FPC基板12から同軸ピン22を通り、TO-CANパッケージ13の内部の光半導体素子(直接変調レーザ71)に給電される。DC信号成分(ILD)は、実施例1及び実施例2のDFBレーザ部31bに注入した電流と同様にTO-CANパッケージ13のDCピン23を通して導通し、その後ワイヤ67を用いて光半導体素子(直接変調レーザ71)まで給電される。DCピン32は実施の形態例で述べたのと同様に配置する。図32にはRF信号Vppで変動させる電流ILDを示す。
また、上記の実施の形態例や各実施例ではFPC基板12の基板材料としてLCPを用いたが、それ以外の材料をFPC基板12の基板材料として用いても良い。
また、上記の実施の形態例及び各実施例では40Gb/s動作を目的にしたが、本発明は25Gb/s〜100Gb/sの高周波帯での適用も可能である。
2 高周波ケーブル
3 高周波コネクタ
5 積層セラミックパッケージ
6 光送信モジュール
11 光送信モジュール
12 FPC基板
13 TO-CANパッケージ
13a TO-CANパッケージの底部
13b TO-CANパッケージの背面
21 半田付けする箇所
22 同軸ピン
23 DCピン
24 ガラス
25 半田付けする箇所
26 高周波信号線路(RF信号線路)
26a RF信号線路の接続部
27 直流信号線路
28 接地電極
31 EA-DFBレーザ
31a EA変調器部
31b DFBレーザ部
32 高周波回路基板
32a 高周波信号線路
33 モニタPD
34 バイパスコンデンサ
35 50Ωのチップ抵抗
36 サーミスタ
37 ヒートシンク
41 発熱部
51 FPC基板
52 RF信号線路
61 金属の台
62 DC配線基板
63 レンズキャップ
64 光ファイバ
65 フェルールホルダー
66 フェルール
67 ワイヤ
71 直接変調レーザ
71a LD部
72 40Ω〜45Ωのチップ抵抗
Claims (7)
- TO-CANパッケージと、FPC基板とを有し、
前記TO-CANパッケージの背面と、前記FPC基板の先端面とは、空気ギャップを介して配置され、前記TO-CANパッケージに配された同軸ピンと、前記FPC基板とは、平行になるように配置されており、
前記FPC基板の表面に高周波信号線路と接地電極が配され、
前記同軸ピンが前記高周波信号線路に接続され、
前記高周波信号線路から、前記同軸ピンを介して、前記TO-CANパッケージの内部に配された光半導体素子に高周波電気信号を導通し、
前記高周波信号線路と前記接地電極との間の距離が0.1mm以上0.3mm以下であり、
前記高周波信号線路のうち特性インピーダンスが50Ωより小さい部分と前記同軸ピンのうち特性インピーダンスが50Ωより大きい部分との接続部の特性インピーダンスが、50Ωになるように前記高周波信号線路と前記接地電極との間の距離が決定されていること
を特徴とする光送信モジュール。 - 請求項1に記載の光送信モジュールにおいて、
前記FPC基板はLCP材料を用いて作成したものであることを特徴とする光送信モジュール。 - 請求項1又は2に記載の光送信モジュールにおいて、
前記同軸ピンと前記FPC基板の接続部における空気ギャップが、0より大きく0.1mm以下であることを特徴とする光送信モジュール。 - 請求項1又は2に記載の光送信モジュールにおいて、
前記同軸ピンと前記FPC基板の接続部における空気ギャップが無いことを特徴とする光送信モジュール。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載の光送信モジュールにおいて、
前記同軸ピンと前記FPC基板の接続部の高さ方向のずれが、0より大きく0.2mm以下であることを特徴とする光送信モジュール。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載の光送信モジュールにおいて、
前記FPC基板の裏側に直流信号線路が配され、
前記TO-CANパッケージに配された複数のDCピンが屈曲して前記直流信号線路に接続され、
前記直流信号線路から、前記複数のDCピンのうちの前記同軸ピンから最も離れたDCピン、及び、発熱部となる当該DCピンと前記直流信号線路との接続部を介して、前記TO-CANパッケージの内部に配された前記光半導体素子に直流電流を導通する構成としたこと
を特徴とする光送信モジュール。 - 請求項1〜6の何れか1項に記載の光送信モジュールにおいて、
前記光半導体素子がEA-DFBレーザであり、
前記同軸ピンからの電気配線が、前記EA-DFBレーザにおけるEA変調器部に接続され、
前記DCピンからの電気配線が、前記EA-DFBレーザにおけるDFBレーザ部に接続されること
を特徴とする光送信モジュール。
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