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JP5628781B2 - 歯車装置 - Google Patents

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JP5628781B2
JP5628781B2 JP2011267735A JP2011267735A JP5628781B2 JP 5628781 B2 JP5628781 B2 JP 5628781B2 JP 2011267735 A JP2011267735 A JP 2011267735A JP 2011267735 A JP2011267735 A JP 2011267735A JP 5628781 B2 JP5628781 B2 JP 5628781B2
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Description

本発明は、クラッチ付きの歯車装置に関する。
船舶などのスクリュー駆動機構においては、図9に示すように原動機とスクリューを連結する歯車装置にクラッチを設け、クラッチの嵌脱によって船舶の推進速度を調整する構造のものがある(詳細は後述する)。
このようなクラッチ付き歯車装置は、駆動歯車が入力軸の外表面に固定されたラジアル軸受と油膜領域となるラジアル軸受隙間を介して挿入されている。この駆動歯車はクラッチの脱着によって駆動と停止が制御されるようになっている。
しかしながらこの駆動歯車はラジアル軸受隙間があることによって歳差運動を起こしてしまう場合がある。
このような問題に対して、例えば特許文献1に示されているように、円錐面を持つスラスト軸受を用いれば、クラッチ嵌合時にラジアル軸受隙間の範囲内で駆動歯車が歳差運動を抑制することが可能である。
特開2009-287590公報
上記特許文献1においては、ラジアル荷重が円錐面に作用すると円錐角が大きくなるに従い、円錐面に作用する法線荷重が大きくなってしまう。一方、スラスト荷重が円錐面に作用する場合、円錐角が小さくなるに従い、円錐面に作用する法線荷重は大きくなる。
このため、円錐面に作用する法線荷重を小さくするためには、ラジアル荷重が作用する場合は円錐角を小さく、スラスト荷重が作用する場合は円錐角を大きくすればよい。しかし、はすば歯車では、ラジアル荷重とスラスト荷重の両方が作用するため、いかなる円錐角においても、通常の軸受よりも大きな荷重が作用するため、通常の軸受材料では十分な信頼性が得られない可能性がある。
従って、クラッチ嵌合時に駆動歯車101の歳差運動を抑止し、はすば歯車に起因するラジアル荷重とスラスト荷重を支持する信頼性の高い構造が必要である。
本発明の目的は、クラッチ嵌合時に駆動歯車の歳差運動を抑止し、はすば歯車に起因するラジアル荷重とスラスト荷重を支持する信頼性の高い歯車装置を提供することにある。
上記目的は、互いにかみ合う駆動歯車及び被動歯車と、前記駆動歯車の内径側に別体に設けられた入力軸と、前記被動歯車と同軸で一体に設けられた出力軸と、前記駆動歯車と前記入力軸との間に設けられたラジアル軸受と、前記入力軸上に設けられたスラスト軸受と、前記駆動歯車と前記入力軸との間に設けられたクラッチ機構を有する歯車装置において、前記駆動歯車を径方向に移動させて前記駆動歯車を回転中心に導くクランプ機構を設け、このクランプ機構は、前記クラッチ機構の嵌合時に、クラッチ動作用の油圧源を利用して前記駆動歯車を径方向に移動させ、荷重伝達による前記駆動歯車の前記入力軸に対する偏心を減少させて前記駆動歯車の回転軸を前記入力軸と同軸にすることにより達成される。
この構成において前記クランプ機構は、入力軸上に設けられこの入力軸上を軸方向に移動可能な円錐部材と、この円錐部材と円錐角がほぼ同じ角度であって前記駆動歯車の側面に設けられた円錐部材受けとを有し、前記クラッチ機構の嵌合時に、前記円錐部材をクラッチ動作用の油圧源により軸方向に移動させ、前記入力軸に対する前記駆動歯車の変位を拘束することが好ましい。
上記構成において、前記クランプ機構は、入力軸上に設けられこの入力軸上を軸方向に移動可能な円錐部材と、この円錐部材と円錐角がほぼ同じ角度であって前記駆動歯車の側面に設けられた円錐部材受けとを有し、前記クラッチ機構の嵌合時に、前記円錐部材をクラッチ動作用の油圧源により軸方向に移動させ、前記入力軸に対する前記駆動歯車の変位を拘束することが好ましい。
また上記目的は、互いにかみ合う駆動歯車及び被動歯車と、前記駆動歯車の内径側に別体に設けられた入力軸と、前記被動歯車と同軸で一体に設けられた出力軸と、前記被動歯車と前記出力軸との間に設けられたラジアル軸受と、前記出力軸上に設けられたスラスト軸受と、前記被動歯車と出力軸との間に設けられたクラッチ機構を有する歯車装置において、前記駆動歯車を径方向に移動させて前記駆動歯車を回転中心に導くクランプ機構を設け、このクランプ機構は、前記クラッチ機構の嵌合時に、クラッチ動作用の油圧源を利用して前記駆動歯車を径方向に移動させ、荷重伝達による前記駆動歯車の前記入力軸に対する偏心を減少させて前記駆動歯車の回転軸を前記入力軸と同軸にすることにより達成される。
この構成において前記クランプ機構は分割されて前記入力軸に組込まれた前記ラジアル軸受を含み、前記クラッチ機構の嵌合時に、前記ラジアル軸受の外径をクラッチ動作用の油圧源により増大させ、前記入力軸に対する前記駆動歯車の変位を拘束することが好ましい。
上記構成において、前記クランプ機構は、入力軸上に設けられこの入力軸上を軸方向に移動可能な円錐部材と、この円錐部材と円錐角がほぼ同じ角度であって前記駆動歯車の側面に設けられた円錐部材受けとを有し、前記クラッチ機構の嵌合時に、前記円錐部材をクラッチ動作用の油圧源により軸方向に移動させて前記塩水部材受けとを当接させて、前記入力軸に対する前記駆動歯車の変位を拘束することが好ましい。
本発明によれば、クラッチ嵌合時に駆動歯車の歳差運動を抑止し、はすば歯車に起因するラジアル荷重とスラスト荷重を支持することで、クラッチ付き歯車装置の信頼性を向上させた歯車装置を提供できる。
実施例1に係る歯車装置主要部分の斜視図である。 実施例1に係る歯車装置主要部分の軸直角断面図である。 実施例1に係る歯車装置主要部分の軸直角断面図である。 実施例1に係る歯車装置主要部分の含軸断面図である。 実施例2に係る歯車装置主要部分の軸直角断面図である。 実施例2に係る歯車装置主要部分の軸直角断面図である。 実施例2に係る歯車装置主要部分の含軸断面図である。 実施例3に係る歯車装置主要部分の含軸断面図である。 一般的なクラッチ付き歯車装置の概略構成図である。 図9のクラッチ付き歯車装置の部分拡大図である。 図9の入力軸に対し駆動歯車が偏心する状態の説明図である。 図9に示した駆動歯車の歳差運動の軌跡を表す図である。
一般的なクラッチ付き歯車装置について図9〜図12で説明する。
図9は一般的なクラッチ付き歯車装置の概略構成図である。
図10は図9の駆動歯車と被動歯車の拡大図である。
図11は図10の入力軸に対し駆動歯車が偏心する状態の説明図である。
図12は図11に示した駆動歯車の歳差運動の軌跡を表した図である。
図9,図10において、駆動歯車101は、軸受103a、103bに回転支持された入力軸102と同軸で別体に設けられている。駆動歯車101と入力軸102との間にはラジアル軸受107が設けられ、このラジアル軸受107により駆動歯車101が入力軸102に回転支持されている。また、駆動歯車101は、スラスト受け109を介してスラスト軸受108によって軸方向荷重が支持されている。
一方、駆動歯車101とかみ合う被動歯車104は、出力軸105と同軸かつ一体となっており、軸受106a、106bに回転支持されている。また、駆動歯車101と入力軸102との間には、クラッチ機構110が設けられており、このクラッチ機構110の嵌脱により入力軸102から出力軸105への動力伝達が制御される。
図9に示したように、スクリュー207は、エンジン201によって回転駆動されており、両者の間にはクラッチ付き歯車装置204が設置されている。このクラッチ付き歯車装置204はエンジン出力軸202と入力軸102、スクリュー軸206と出力軸105が、それぞれカップリング203、205を介して接続されている。
ここで、クラッチ付き歯車装置204は、概略以下の構造となっている。
駆動歯車101は、軸受103a、103bに回転支持された入力軸102と同軸かつ別体に設けられ、駆動歯車101と入力軸102との間に設けられたラジアル軸受107により回転支持されている。また、駆動歯車101は、スラスト受け109を介して、スラスト軸受108により、軸方向荷重を支持されている。一方、駆動歯車101とかみ合う被動歯車104は、出力軸105と同軸かつ一体となっており、軸受106a、106bに回転支持されている。また、駆動歯車101と入力軸102との間には、クラッチ機構110が設けられており、クラッチ機構110の嵌脱により、入力軸102から出力軸105への動力伝達を制御するようになっている。
以上の構成において、エンジン201が回転すると、入力軸102が回転駆動され、クラッチ110を嵌合すると、入力軸102と駆動歯車101が連結され、駆動歯車101、被動歯車104、出力軸105、スクリュー207、の順に回転駆動されて駆動力を得ることができる。
このようなクラッチ付き歯車装置において、ラジアル軸受107がすべり軸受である場合、以下のような問題があり、特に駆動歯車101及び被動歯車104がはすば歯車である場合は、より顕著に以下の問題が発生する。
つまり、クラッチ嵌合時は駆動歯車101と入力軸102が同じ速度で回転しているが、図11に示す様に、ラジアル軸受107と駆動歯車101との間には、ラジアル軸受隙間120(実際は油膜領域)が存在する。そのため、被動歯車104へ伝達する荷重の反力により、駆動歯車101がラジアル軸受隙間120内で入力軸102に対し偏心してしまう。そして、駆動歯車101は回転しながら荷重を受けるため、入力軸102に対する駆動歯車101の偏心方向は変化し、図12に示すような歳差運動を起こしてしまう場合がある。
この時、スラスト受け109はスラスト軸受108に密着し、ほとんど相対運動を行わないため、摺動面に油膜が形成されにくい状態となる。この状態で、駆動歯車101が上記の歳差運動を起こすと、スラスト受け109の表面とスラスト軸受108の表面との間に微動摩耗が生じる可能性がある。
そこで、本発明の発明者らはラジアル軸受隙間を閉塞して歳差運動の発生を防止する構造を種々検討した結果、以下のような実施例を得たので図にしたがって説明する。
本発明のクラッチ付き歯車装置の実施例1を図1、2に示す。
図1は実施例1に係る歯車主要部分の斜視図である。
図2は実施例1に係る歯車主要部分の軸直角方向断面図である。
図3は実施例1に係る歯車装置主要部分の軸直角断面図である。
図4は実施例1に係る歯車装置主要部分の含軸断面図である。
図1において、入力軸102は、軸径が異なる段付き部21を有している。この段付き部21部分にラジアル軸受7a〜7cが収納設置され、このラジアル軸受7a〜7cの外周部には駆動歯車101が設置されている。このラジアル軸受7a〜7cによってクランプ機構150が形成されている。
ここで、ラジアル軸受7a〜7cは、地金9a〜9cに軸受材料8a〜8cが鋳込まれたものである。また、このラジアル軸受7a〜7cは円筒を3分割した形状で、分割面には矩形の凹凸が形成されており、それぞれの凸と凹が組み合わせられる形状となっている。
図2において、入力軸102には、給油孔12とこれと連通する給油ポート11a〜11cが設けられている。この給油ポート11a〜11cは入力軸102の段付き部21の表面に繋がっており、それぞれがラジアル軸受7a〜7cに覆われる配置となっている。そして、図示しないスナップリングなどにより、ラジアル軸受7a〜7cは径方向に拘束されている。その他の構造については、図10に示した例と同様である。
クラッチは、入力軸102内部に設けられた給油孔(図示せず)に通油し、クラッチ機構110に油圧を与えることにより嵌合する構造となっている。しかし、その過渡期において、駆動歯車101は入力軸102に対し相対的に回転し、被動歯車104へ荷重伝達する反力により、入力軸102に対し偏心している。
図3、図4において、クラッチ嵌合後はクラッチ動作用の油圧源を利用して、給油ポート11a〜7cに通油することによりラジアル軸受7a〜7cは径方向に広がる。広がることによってラジアル軸受7a〜7cと駆動歯車101との隙間120は概略ゼロとなるため、駆動歯車101が回転中心に導かれて入力軸102に対する駆動歯車101の偏心量を小さくすることができる。その結果、入力軸102に対する駆動歯車101の歳差運動を抑止することができ、スラスト受け109の表面とスラスト軸受108の表面との間の微動摩耗を抑えることができる。
つまり、クランプ機構150はラジアル軸受7a〜7cを油圧によって径方向に広げるため、駆動歯車101の回転軸を入力軸102の回転軸と同軸となるように補正することになる。そのため、入力軸102に対する駆動歯車101の歳差運動が抑止され、スラスト受け109の表面とスラスト軸受108の表面との間の微動摩耗を抑えるものである。
なお、本実施例ではラジアル軸受を3分割としたが、異なる分割数としてもよい。また、ラジアル軸受に設けた矩形の凹凸は、組み合わせられる形状であれば、円弧等でも同様の効果を得ることができる。
続いて、実施例1に対し、製造コスト低減を達成することを目的とした、実施例2を図5〜図7に示す。
図5は実施例2に係る歯車装置主要部分の軸直角断面図である。
図6は実施例2に係る歯車装置主要部分の軸直角断面図である。
図7は実施例2に係る歯車装置主要部分の含軸断面図である。
図5において、実施例2は実施例1と同様に、ラジアル軸受17a〜17cは地金19a〜19cに軸受材料18a〜18cが鋳込まれたものである。また、ラジアル軸受17a〜7cは、円筒を3分割した形状となっており、分割面には矩形の凹凸形状を有している。それぞれの凸と凹は組み合わせられる形状となっており、円筒内面にはポケット23a〜23cが設けられている。
入力軸102の軸方向には、給油孔12が設けられており、入力軸102の段付き部21に設けられた円周方向溝22の表面に連通している。そして、図示しないスナップリングなどにより、ラジアル軸受17a〜17cは径方向に拘束されている。その他の構造については、図10に示した構造と同様である。
図5に示したように、クラッチ嵌合の過渡期において、駆動歯車101は入力軸102に対し相対的に回転し、被動歯車104へ荷重伝達する反力により入力軸102に対し偏心している。
図6、図7において、クラッチ嵌合後はクラッチ動作用の油圧源を利用して、給油孔12に通油することによりラジアル軸受17a〜7cが径方向に広がる。広がることによりラジアル軸受17a〜7cと駆動歯車101の隙間が概略ゼロとなることにより、駆動歯車101が回転中心に導かれて入力軸102に対する駆動歯車101の偏心量が小さくなる。その結果、入力軸102に対する駆動歯車101の歳差運動が抑止され、スラスト受け109の表面とスラスト軸受108の表面との間の微動摩耗を抑えることができる。
なお、本実施例ではラジアル軸受を3分割としたが、異なる分割数としてもよい。また、ラジアル軸受に設けた矩形の凹凸は、組み合わせられる形状であれば、円弧等でも同様の効果を得られる。
次に、実施例3を図8に示す。
図8は実施例3に係る歯車装置主要部分の含軸断面図である。
図8において、概略構造は図10と同じであり、円錐部材31が入力軸102上に設けられ、円錐部材受け32が駆動歯車101側面に固定されている。ここで、円錐部材31と円錐部材受け32が対向する面は、円錐形状であり、それぞれの円錐角は概略同じ角度である。また、円錐部材31は、入力軸に設けられた図示しない給油孔と連通しており、油圧を与えると入力軸上を駆動歯車の方向へ変位可能となっており、それとは逆方向にバネによる予圧が与えられている。
クラッチ嵌合の過渡期において、駆動歯車101は、入力軸102に対し相対的に回転し、被動歯車104へ荷重伝達する反力により、入力軸102に対し偏心している。クラッチ嵌合後は、クラッチ動作用の油圧源を利用して、図示しない給油孔に通油することにより、円錐部材31が駆動歯車101の方向へ押し込まれ、円錐部材31の円錐面と、円錐部材受け32の円錐面が当接し、駆動歯車101が回転中心に導かれ、入力軸102に対する駆動歯車101の偏心量を小さくすることができる。その結果、入力軸102に対する駆動歯車101の歳差運動を抑止することができる。
なお、実施例1〜3において、クラッチ機構は駆動歯車と入力軸の間に設けられているが、被動歯車と出力軸との間に設けてもよい。
ところで、各実施例においては油圧源としてクラッチ動作用の油圧源を利用するように記載したが、クランプ機構用の油圧源を別途設けることによっても同様の効果を得ることも可能である。
7a〜7c…ラジアル軸受、8a〜8c…軸受材料、9a〜9c…地金、11a〜11c…給油ポート、12…給油孔、17a〜17c…ラジアル軸受、18a〜18c…軸受材料、19a〜19c…地金、21…段付き部、22…円周方向溝、23a〜23c…ポケット、31…円錐部材、32…円錐部材受け、101…駆動歯車、102…入力軸、103a,103b…軸受、104…被動歯車、105…出力軸、106a、106b…軸受、107…ラジアル軸受、108…スラスト軸受、109…スラスト受け、110…クラッチ機構、121…軸直角平面、122…円錐面、123…軸直角平面、124…円錐面、131…円筒面、132…円筒面、150…クランプ機構、201…エンジン、202…エンジン出力軸、203…カップリング、204…クラッチ付き歯車装置、205…カップリング、206…スクリュー軸、207…スクリュー。

Claims (6)

  1. 互いにかみ合う駆動歯車及び被動歯車と、前記駆動歯車の内径側に別体に設けられた入力軸と、前記被動歯車と同軸で一体に設けられた出力軸と、前記駆動歯車と前記入力軸との間に設けられたラジアル軸受と、前記入力軸上に設けられたスラスト軸受と、前記駆動歯車と前記入力軸との間に設けられたクラッチ機構を有する歯車装置において、
    前記駆動歯車を径方向に移動させて前記駆動歯車を回転中心に導くクランプ機構を設け、このクランプ機構は、前記クラッチ機構の嵌合時に、クラッチ動作用の油圧源を利用して前記駆動歯車を径方向に移動させ、荷重伝達による前記駆動歯車の前記入力軸に対する偏心を減少させて前記駆動歯車の回転軸を前記入力軸と同軸にすることを特徴とした歯車装置。
  2. 請求項1記載の歯車装置において、
    前記クランプ機構は分割されて前記入力軸に組込まれた前記ラジアル軸受を含み、前記クラッチ機構の嵌合時に、前記ラジアル軸受の外径をクラッチ動作用の油圧源により増大させ、前記入力軸に対する前記駆動歯車の変位を拘束することを特徴とした歯車装置。
  3. 請求項記載の歯車装置において、前記クランプ機構は、入力軸上に設けられこの入力軸上を軸方向に移動可能な円錐部材と、この円錐部材と円錐角がほぼ同じ角度であって前記駆動歯車の側面に設けられた円錐部材受けとを有し、前記クラッチ機構の嵌合時に、前記円錐部材をクラッチ動作用の油圧源により軸方向に移動させ、前記入力軸に対する前記駆動歯車の変位を拘束することを特徴とした歯車装置。
  4. 互いにかみ合う駆動歯車及び被動歯車と、前記駆動歯車の内径側に別体に設けられた入力軸と、前記被動歯車と同軸で一体に設けられた出力軸と、前記被動歯車と前記出力軸との間に設けられたラジアル軸受と、前記出力軸上に設けられたスラスト軸受と、前記被動歯車と出力軸との間に設けられたクラッチ機構を有する歯車装置において、
    前記駆動歯車を径方向に移動させて前記駆動歯車を回転中心に導くクランプ機構を設け、このクランプ機構は、前記クラッチ機構の嵌合時に、クラッチ動作用の油圧源を利用して前記駆動歯車を径方向に移動させ、荷重伝達による前記駆動歯車の前記入力軸に対する偏心を減少させて前記駆動歯車の回転軸を前記入力軸と同軸にすることを特徴とした歯車装置。
  5. 請求項4記載の歯車装置において、
    前記クランプ機構は分割されて前記入力軸に組込まれた前記ラジアル軸受を含み、前記クラッチ機構の嵌合時に、前記ラジアル軸受の外径をクラッチ動作用の油圧源により増大させ、前記入力軸に対する前記駆動歯車の変位を拘束することを特徴とした歯車装置。
  6. 請求項記載の歯車装置において、前記クランプ機構は、入力軸上に設けられこの入力軸上を軸方向に移動可能な円錐部材と、この円錐部材と円錐角がほぼ同じ角度であって前記駆動歯車の側面に設けられた円錐部材受けとを有し、前記クラッチ機構の嵌合時に、前記円錐部材をクラッチ動作用の油圧源により軸方向に移動させて前記塩水部材受けとを当接させて、前記入力軸に対する前記駆動歯車の変位を拘束することを特徴とした歯車装置。
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