JP5620616B2 - 音響発生器、音響発生装置及び電子機器 - Google Patents
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Description
本発明は、電気信号が入力されて振動する励振器を備えた音響発生器、音響発生装置及び電子機器に関する。
従来、圧電スピーカに代表される音響発生器は、圧電体を電気音響変換素子に用いた小型、低電流駆動の音響機器として知られており、例えば、モバイルコンピューティング機器等、小型の電子機器に組み込まれる音響発生装置として使用されている。
一般に、圧電体を電気音響変換素子に用いた音響発生器は、金属製の振動板に銀薄膜等による電極が形成された圧電素子を接着剤で貼り付けた構造となっている。圧電体を電気音響変換素子に用いた音響発生器の発音機構は、圧電素子の両面に交流電圧を印加することで圧電素子に形状歪を発生させ、圧電素子の形状歪を金属製の振動板に伝えて振動させることにより音を発生させるというものである(例えば、特許文献1、2を参照)。
しかしながら、上記の音響発生器は、圧電素子の振動に誘導された共振に起因したピークディップが発生しやすく、特定の周波数において音圧が急激に変化してしまうという問題がある。このため、周波数特性を平坦化することが求められている。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、音圧の周波数特性が平坦になる音響発生器、音響発生装置及び電子機器を提供することを目的とする。
本願の開示する音響発生器、音響発生装置及び電子機器は、電気信号が入力されて振動する励振器と、該励振器が接合材を介して接合され、該励振器の振動によって該励振器とともに振動する膜状の振動体とを備え、前記接合材は、前記振動体を平面視したときに、前記励振器の外縁よりはみ出したはみ出し部を有し、該はみ出し部のうちの少なくとも一部が波打った形状であることを特徴とする。
本願の開示する音響発生器、音響発生装置及び電子機器の一つの態様によれば、周波数特性を平坦にすることができるという効果を奏する。
以下に、本願の開示する音響発生器、音響発生装置及び電子機器の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態は、本発明を限定するものではない。そして、実施形態として下記に例示する各形態は、音響発生器を構成する各部材の形状や寸法を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[第1形態]
[音響発生器の構造]
まず、音響発生器の一例を図1A及び図1Bに基づいて説明する。図1Aは、音響発生器を示す平面図である。なお、図1Bには、図1Aに示すA−A線に沿った断面図が示されている。また、図1Bでは、理解を容易にするために、励振器1として示した積層型の圧電素子1の厚み方向(y方向)を拡大して示している。
[音響発生器の構造]
まず、音響発生器の一例を図1A及び図1Bに基づいて説明する。図1Aは、音響発生器を示す平面図である。なお、図1Bには、図1Aに示すA−A線に沿った断面図が示されている。また、図1Bでは、理解を容易にするために、励振器1として示した積層型の圧電素子1の厚み方向(y方向)を拡大して示している。
なお、本実施形態の音響発生器に適用できる励振器としては、下記に示す圧電素子の他に、電気信号が入力されて励振する機能を有しているものであれば良く、例えば、スピーカを振動させる励振器として知られた、動電型の励振器、静電型の励振器あるいは電磁型の励振器であっても構わない。ここで、動電型の励振器は、永久磁石の磁極の間に配置されたコイルに電流を流してコイルを振動させるようなものである。また、静電型の励振器は、向き合わせた2つの金属板にバイアスと電気信号とを流して金属板を振動させるようなものである。また、電磁型の励振器は、電気信号をコイルに流して薄い鉄板を振動させるようなものである。また、本実施形態では、振動体3としてフィルム3を例示している。
図1A及び図1Bに示す音響発生器は、電気信号が入力されて振動する励振器である圧電素子1が膜状の振動体3上に接合材21により接合された構成となっており、この場合、この振動体3は励振器である圧電素子1の振動によって圧電素子1とともに振動するようになっている。フィルム3は、例えば、四角形の形状に中央領域を開口させた枠部材5に貼り付けられていてもよい。この、音響発生器は、図1Bに示すように、張力がかけられた状態でフィルム3を第1および第2の枠部材5a,5bで挟持することによってフィルム3が第1および第2の枠部材5a,5bに固定されており、このフィルム3の上面に積層型の圧電素子1が配置されている。なお、枠部材5は、図1Bに示すように、フィルム3を一対の枠部材5が挟持する構成であってもよいが、音響発生器の低背化および低コスト化を図れるという点で、枠部材5はフィルム3の一方主面側のみに貼り付けられた構成であることが好ましい。
このうち、圧電素子1は、例えば、板状に形成されており、上下の主面は、正方形状、長方形状など矩形状のほか、多角形状や外周に曲線部を持つ形状のうちのいずれかとなっている。かかる励振器である圧電素子1は、例えば、4層のセラミックスからなる圧電体層7と3層の内部電極層9とを交互に積層してなる積層体13と、この積層体13の上下両面に形成された表面電極層15a,15bと、積層体13の長手方向xの両端部にそれぞれ設けられた一対の外部電極17,19とを有している。
外部電極17は、表面電極層15a,15bと1層の内部電極層9bとに接続されている。また、外部電極19は、2層の内部電極層9a,9cに接続されている。圧電体層7は、図1Bに矢印で示すように分極されており、圧電体層7a,7bが縮む場合には圧電体層7c,7dが延びるように、あるいは圧電体層7a,7bが延びる場合には圧電体層7c,7dが縮むように、外部電極17,19に電圧が印加されるように構成されている。
外部電極19の上下端部は、積層体13の上下面まで延設されてそれぞれ折返外部電極19aが形成されており、これらの折返外部電極19aは、積層体13の表面に形成された表面電極層15a,15bに接触しないように、表面電極層15a,15bとの間で所定の距離を隔てて延設されている。
上記の4層の圧電体層7および上記の3層の内部電極層9は、積層された状態で同時に焼成されて形成されたものであり、表面電極層15a,15bは、積層体13を作製した後、ペーストを塗布し焼き付けて形成されている。
また、励振器である圧電素子1は、フィルム3側の主面とフィルム3とが接合材21により接合されている。これら励振器である圧電素子1とフィルム3との間の接合材21の厚みは、例えば0.02μm以上20μm以下とされており、特に、その接合材21の厚みは、10μm以下であることが望ましい。このように、接合材21の厚みが20μm以下である場合には、積層体13の振動をフィルム3に伝えやすくなる。
接合材21を形成するための接着剤としては、エポキシ系樹脂、シリコン系樹脂、ポリエステル系樹脂などの公知のものを使用できる。接着剤に使用する樹脂の硬化方法としては、熱硬化、光硬化や嫌気性硬化等のいずれの方法を用いても振動体を作製できる。
さらに、この第1形態の音響発生器では、圧電素子1を埋設するように、枠部材5aの内側に樹脂が充填されて樹脂層20が形成されていてもよい。なお、図1Aでは、理解を容易にするため、樹脂層20の図示を省略した。
樹脂層20には、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、シリコン系樹脂やゴムなどを採用できる。また、樹脂層20は、スプリアスを抑制する観点から、圧電素子1を完全に覆う状態で塗布されるのが好ましい。さらに、支持板となるフィルム3も圧電素子1と一体となって振動することから、圧電素子1で覆われないフィルム3の領域も同様に樹脂層20によって被覆されているのがよい。
このように、第1形態の音響発生器では、圧電素子1を樹脂層20で埋設することによって、圧電素子1の共振現象に伴うピークディップに対し、適度なダンピング効果を誘発させることができる。かかるダンピング効果によって、共振現象を抑制するとともにピークディップを小さく抑制することができる。この結果、音圧の周波数依存性を小さくすることが可能になる。
さらに、樹脂層20内部での共振周波数の揃っていない信号波同士が反射してぶつかり合うことで、さらに共振周波数でのピーク強度が抑制されるために、周波数特性をより平坦化することができる。
圧電体層7としては、ジルコン酸鉛(PZ)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、Bi層状化合物、タングステンブロンズ構造化合物等の非鉛系圧電体材料等、既存の圧電セラミックスを用いることができる。圧電体層7の厚みは、低電圧駆動という観点から、10〜100μmであることが好ましい。
内部電極層9の材料としては、銀およびパラジウムを主とする金属成分と圧電体層7を構成する材料成分を包含するものが望ましい。内部電極層9に圧電体層7を構成するセラミック成分を含有させることによって、圧電体層7と内部電極層9との熱膨張差による応力を低減でき、積層不良のない圧電素子1を得ることができる。内部電極層9の材料としては、特に、銀とパラジウムからなる金属成分に限定されるものではなく、他の金属成分であってよい。また、セラミック成分としても、圧電体層7を構成する材料成分に限定されるものではなく、他のセラミック成分であってもよい。内部電極層9の形成方法については後で詳細に説明する。
表面電極層15a,15bと外部電極17,19の材料は、銀を主とする金属成分にガラス成分を含有するものであることが望ましい。このようにガラス成分を含有させることによって、圧電体層7や内部電極層9と、表面電極層15a,15bまたは外部電極17,19との間に強固な密着力を得ることができる。
枠部材5a,5bは、例えば、厚み100〜5000μmのステンレス製とされている。なお、枠部材5a,5bの材質は、ステンレス製に限らず、樹脂層20よりも変形し難いものであればよく、例えば、硬質樹脂、プラスチック、エンジニアリングプラスチック、セラミックス、ガラス等を用いることができ、本形態では、枠部材5a,5bの材質、厚み等は特に限定されるものではない。更に枠形状も矩形状に限定されるものではなく、内周部または外周部の一部または全部を円形、楕円形としてもよいし、内周部または外周部を菱形としてもよい。
フィルム3は、上述したように、枠部材5a,5b間にフィルム3の外周部を挟み込むことによってフィルム3が面方向に張力をかけられた状態で、枠部材5a,5bに固定され、フィルム3が振動板の役割を果たしている。フィルム3の厚みは、例えば、10〜200μmとされ、フィルム3の材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリイミド、ポリプロピレン、ポリスチレン等の樹脂、あるいはパルプや繊維等からなる紙などを好適に用いることができる。なお、所望の音圧特性を得ることができる振動板となり得るフィルムであれば、上述した有機系材料に限らず金属系材料も適用することが可能である。これらの材料を用いることでピークディップを抑えることができる。
[接合材]
次に、接合材21およびこれにより形成されるはみ出し部21aについて詳細に説明する。図2Aは、第1形態に係る音響発生器の概略断面図である。図2Aは、接合材の状態が判り易いように、図1Bの断面図から説明に必要な部分を抜き出して記載した断面図となっている。
次に、接合材21およびこれにより形成されるはみ出し部21aについて詳細に説明する。図2Aは、第1形態に係る音響発生器の概略断面図である。図2Aは、接合材の状態が判り易いように、図1Bの断面図から説明に必要な部分を抜き出して記載した断面図となっている。
本実施形態に係る音響発生器では、圧電素子1は、接合材21を介してフィルム3上に接合されており、この接合材21は、図2Aに示すように、フィルム3を平面視したときに、圧電素子1とフィルム3とで挟まれる部分(圧電素子1の外縁)からはみ出したはみ出し部21aを有していて、図2B〜図2Eに示すように、はみ出し部21aのうちの少なくとも一部が波打った形状である。図2Aでは、接合材21の点線で囲われた部分がはみ出し部21aを表している。ここで、波打った形状の部分とは、外周面(平面視による接合材21の外周)が突出したり凹んだりしてうねっている部分のことを意味していて、そのうねり具合(振幅)は、例えば隣り合う山の頂点と山の頂点とを結ぶ線分に対して、これらの間に位置する谷の頂点から下ろした垂線の長さが0.1mm以上になっている。また、隣り合う山の頂点と山の頂点とを結ぶ線分の長さは、例えば0.5mm以上である。
また、図2B〜図2Eは、はみ出し部21aのはみ出しかたおよび少なくとも一部が波打った形状のバリエーションを表している。具体的には、図2Bは、平面視で矩形状の圧電素子1の外縁の4つの辺のうち、2つの辺においてはみ出したはみ出し部21aを有していて、それぞれの辺に対応するはみ出し部21aにおいて波打った形状の部分を有している。また、図2Cは、平面視で矩形状の圧電素子1の外縁の4つの辺のうち、4つの辺の全てにおいてはみ出したはみ出し部21aを有していて、それぞれの辺に対応するはみ出し部21aにおいて波打った形状の部分を有している。また、図2Dは、平面視で矩形状の圧電素子1の外縁の4つの辺のうち、3つの辺においてはみ出したはみ出し部21aを有していて、はみ出した3つの辺のうちの1つの辺に対応するはみ出し部21aにおいて波打った形状の部分を有している。また、図2Eは、平面視で矩形状の圧電素子1の外縁の4つの辺のうち、4つの辺の全てにおいてはみ出したはみ出し部21aを有していて、3つの辺においてはみ出したはみ出し部21aを有していて、それぞれの辺に対応するはみ出し部21aにおいて波打った形状の部分を有している。
なお、図2B〜図2Dは、接合材21が圧電素子1の外縁からはみ出していない部分もある例を示しているのに対し、図2Eは、接合材21が圧電素子1の外縁からはみ出していない部分がなく、はみ出し部21aが圧電素子1の外縁の全周からはみ出している例を示している。
音響発生器の接合材21をこのような構成にすると、圧電素子1の周囲にフィルム3の接合材21を有する部分と有しない部分とが形成され、さらにその境界の少なくとも一部に平面視で波打った形状の部分が形成されることになる。フィルム3の接合材21と接触する部分と接合材21と接触しない部分とは弾力性に差が生じるため、圧電素子1とフィルム3とで挟まれる領域の外側に接合材21のはみ出し部21aを形成することにより、圧電素子1の周囲において共振周波数が部分的に揃わなくなり、共振点での音圧ピークをなだらかにすることができる。このとき、接合材21を有する部分と有しない部分との境界に波打った形状の部分が形成されると部分的に共振周波数が異なる領域がさらに増加するので、ピークディップをより抑えることができ、周波数特性を平坦にすることができる。
特に、圧電素子1とフィルム3との間に接合材21の無い部分(空隙)を設けることで、さらに共振がなだらかになるのでピークディップをより抑えることができ、周波数特性を平坦にすることができる。
なお、接合材21は圧電素子1とフィルム3との間の接合性を高められるという理由から圧電素子1の主面の全面に付着していることが望ましく、はみ出し部21aが、圧電素子1の外縁の全周からはみ出していることが望ましい。
また、接合材21を形成するための接着剤としては、エポキシ系樹脂、シリコン系樹脂又はアクリル系樹脂を用いることが特に好ましい。これらの材質の接着剤を接合材21に用いた場合には、フィルム3との接着強度が高くなり、これにより、接合材21の耐久性を向上させることができ、音響発生器としての耐久性も向上させることができる。
そして、本実施形態に係る接合材21は、圧電素子1とフィルム3とで挟まれる領域からはみ出す部分の長さとして、図2Aの断面において0.05mm〜2.0mm、特に、0.1mm〜1.0mmであることが好ましい。
[第2形態]
図3Aは、平面視したときの形状が概ね長方形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略平面図である。図3Bは、平面視したときの形状が概ね長方形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略断面図である。図3Bは、図3AにおけるB−B断面を表している。図4Aは、平面視したときの形状が概ね正方形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略平面図である。図4Bは、平面視したときの形状が概ね正方形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略断面図である。図4Bは、図4AにおけるC−C断面を表している。
図3Aは、平面視したときの形状が概ね長方形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略平面図である。図3Bは、平面視したときの形状が概ね長方形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略断面図である。図3Bは、図3AにおけるB−B断面を表している。図4Aは、平面視したときの形状が概ね正方形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略平面図である。図4Bは、平面視したときの形状が概ね正方形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略断面図である。図4Bは、図4AにおけるC−C断面を表している。
図5Aは、平面視したときの形状が概ね八角形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略平面図である。図5Bは、平面視したときの形状が概ね八角形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略断面図である。図5Bは、図5AにおけるD−D断面を表している。図6Aは、平面視したときの形状が概ね角部が丸くなった長方形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略平面図である。図6Bは、平面視したときの形状が概ね角部が丸くなった長方形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略断面図である。図6Bは、図6AにおけるE−E断面を表している。
図7Aは、平面視したときの形状が概ね楕円形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略平面図である。図7Bは、平面視したときの形状が概ね楕円形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略断面図である。図7Bは、図7AにおけるF−F断面を表している。図8Aは、平面視したときの形状が概ね円形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略平面図である。図8Bは、平面視したときの形状が概ね円形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略断面図である。図8Bは、図8AにおけるG−G断面を表している。
図9Aは、平面視したときの形状が概ね菱形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略平面図である。図9Bは、平面視したときの形状が概ね菱形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略断面図である。図9Bは、図9AにおけるH−H断面を表している。図10Aは、平面視したときの形状が概ね台形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略平面図である。図10Bは、平面視したときの形状が概ね台形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略断面図である。図10Bは、図10AにおけるI−I断面を表している。図11Aは、平面視したときの形状が概ね三角形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略平面図である。図11Bは、平面視したときの形状が概ね三角形状である圧電素子に適用した例を示す第2形態に係る音響発生器の概略断面図である。図11Bは、図11AにおけるJ−J断面を表している。
次に、図3A〜図11Bを参照して、第2形態に係る音響発生器について説明する。図3B〜図11Bも、図2Aと同様に説明に必要な部分を抜き出して記載した断面図となっている。そして、図3A〜図11Aでは、接合材21の点線で挟まれた部分がはみ出し部21aにあたる。また、図3B〜図11Bでは、接合材21の点線で囲われた部分がはみ出し部21aにあたる。なお、図4A〜図11Bでは、はみ出し部21aのうちの少なくとも一部が波打った形状になっている点は省略しているが、図3Aに引き出し線で示すように少なくとも一部において波打った形状が形成されている。
第2形態に係る音響発生器では、振動体であるフィルム3の主面に対して平行な方向から励振器である圧電素子1を断面視したとき(フィルム3の主面に垂直な断面で圧電素子1を視たとき)に、圧電素子1(励振器)の両側で、はみ出し部21aの幅が異なっていることが望ましい。
図3A〜図11Bに示すように、これらの音響発生器では、はみ出し部21aの幅が圧電素子1の両側で異なるものである。そこで、以下の説明では、はみ出し部21aについて主に説明し、第1形態と同じ機能を有する各部については説明を省略する。
第2形態に係る音響発生器では、はみ出し部21aは、図3A〜図11Bに示すように、圧電素子1とフィルム3とで挟まれる部分から左右非対称にはみ出している。
ここで、振動体であるフィルム3の主面に垂直な断面で励振器である圧電素子1を視たときに、圧電素子1の両側で、はみ出し部21aの断面積が異なっていると、圧電素子1の振動によって振動するフィルム3の振幅が圧電素子1の左右両側において異なってくる。これにより、共振点での音圧ピークをよりなだらかにでき、その結果、ピークディップをより抑えることができ、周波数特性を平坦にすることができる。
特に、はみ出し部21aの幅w(w1、w2)を圧電素子1の両側で左右で異なるようにすると、圧電素子1の振動によって振動するフィルム3の振幅とともに振動する領域が圧電素子1の左右両側において異なってくる。これにより、共振点での音圧ピークをよりなだらかにでき、その結果、ピークディップをより抑えることができ、周波数特性を平坦にすることができる。
この場合、はみ出し部21aの幅w(w1,w2)が異なるとは、その差が0.5mm以上であることが好ましい。なお、圧電素子1の主面の形状としては、広い周波数帯において音圧の変化を小さくできるという点で長方形状が好ましい。
[第3形態]
次に、図12を参照して、第3形態に係る音響発生器について説明する。図12は、第3形態に係る音響発生器の概略断面図である。図12も、図2Aと同様に説明に必要な部分を抜き出して記載した断面図となっている。第3形態に係る音響発生器は、はみ出し部21aのはみ出し方が第1及び第2形態と異なるものである。そこで、以下の説明では、はみ出し部21aについて主に説明し、第1及び第2形態と同じ機能を有する各部については説明を省略する。
次に、図12を参照して、第3形態に係る音響発生器について説明する。図12は、第3形態に係る音響発生器の概略断面図である。図12も、図2Aと同様に説明に必要な部分を抜き出して記載した断面図となっている。第3形態に係る音響発生器は、はみ出し部21aのはみ出し方が第1及び第2形態と異なるものである。そこで、以下の説明では、はみ出し部21aについて主に説明し、第1及び第2形態と同じ機能を有する各部については説明を省略する。
本実施形態に係る音響発生器では、はみ出し部21aが励振器である圧電素子1の側面に及んでいることが望ましい。この場合、はみ出し部21aは、図12に示すように、圧電素子1とフィルム3とで挟まれる部分からはみ出し、さらに圧電素子1の側面まで延びて付着している。なお、この場合も、はみ出し部21aは、断面において左右対称となっていてもよいが、これに限らず左右非対称であってもよい。この場合の左右非対称とは、圧電素子1から枠部材5に向かう方向の長さが異なってもよいし、圧電素子1の側面を覆う高さが異なってもよい。
このように、はみ出し部21aが圧電素子1の側面に及んでいる場合、外部電極の圧電体層7との接着力を高められる。これにより、圧電素子1の耐久性を向上させることができる。この場合、はみ出し部21aが圧電素子1の側面の全周を覆っていることが好ましい。
[第4形態]
次に、図13を参照して、第4形態に係る音響発生器について説明する。図13は、第4形態に係る音響発生器の概略断面図である。図13も、図2Aと同様に説明に必要な部分を抜き出して記載した断面図となっている。第4形態に係る音響発生器は、はみ出し部21aのはみ出し方が第1〜3形態と異なるものである。そこで、以下の説明では、はみ出し部21aについて主に説明し、第1〜3形態と同じ機能を有する各部については説明を省略する。
次に、図13を参照して、第4形態に係る音響発生器について説明する。図13は、第4形態に係る音響発生器の概略断面図である。図13も、図2Aと同様に説明に必要な部分を抜き出して記載した断面図となっている。第4形態に係る音響発生器は、はみ出し部21aのはみ出し方が第1〜3形態と異なるものである。そこで、以下の説明では、はみ出し部21aについて主に説明し、第1〜3形態と同じ機能を有する各部については説明を省略する。
本実施形態に係る音響発生器では、はみ出し部21aが、励振器である圧電素子1の側面から振動板であるフィルム3にかけてメニスカス状に形成されていることが望ましい。
このように、はみ出し部21aの形状がメニスカス状になっていると、はみ出し部21aの厚みが圧電素子1側からフィルム3側へ向けて次第に変化しているために、はみ出し部21aとフィルム3との接着強度を高めることができると同時に圧電素子1の振動のフィルム3への伝達が緩やかとなり、これにより音圧の周波数特性を平坦化することができる。
ここで、図13では、はみ出し部21aの幅が左右対象であるように記載しているが、これに限らず、第2形態のように左右非対称でもよい。
さて、これまで実施形態の各形態について説明したが、本実施形態は上述した形態以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本実施形態に含まれる他の形態を説明する。
[適用範囲]
例えば、上記の第1形態では、バイモルフ型の圧電素子を例示したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、本発明は、圧電素子がバイモルフ型である場合に限定されず、ユニモルフ型であっても上記の第1〜4形態と同様の接着剤層を採用することによって同様の効果を得ることができる。
例えば、上記の第1形態では、バイモルフ型の圧電素子を例示したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、本発明は、圧電素子がバイモルフ型である場合に限定されず、ユニモルフ型であっても上記の第1〜4形態と同様の接着剤層を採用することによって同様の効果を得ることができる。
[スピーカ装置]
また、上記の第1〜4形態で説明した音響発生器は、当該音響発生器を収納する筐体、いわゆる共鳴ボックスへ収納することによって音響発生装置、いわゆる「スピーカ装置」として構成することもできる。例えば、テレビやパーソナルコンピュータ等に用いられる大型のスピーカ装置として構成することもできれば、スマートフォン、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)などのモバイル端末に搭載される中型または小型のスピーカ装置として構成することもできる。なお、スピーカ装置は、上記の用途に限定されず、掃除機、洗濯機や冷蔵庫などの任意の電子機器に搭載するスピーカ装置として構成することができる。
また、上記の第1〜4形態で説明した音響発生器は、当該音響発生器を収納する筐体、いわゆる共鳴ボックスへ収納することによって音響発生装置、いわゆる「スピーカ装置」として構成することもできる。例えば、テレビやパーソナルコンピュータ等に用いられる大型のスピーカ装置として構成することもできれば、スマートフォン、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)などのモバイル端末に搭載される中型または小型のスピーカ装置として構成することもできる。なお、スピーカ装置は、上記の用途に限定されず、掃除機、洗濯機や冷蔵庫などの任意の電子機器に搭載するスピーカ装置として構成することができる。
[電子機器]
さらに、上記の第1〜4形態で説明した音響発生器は、当該音響発生器に接続された電子回路と、該電子回路および音響発生器を収容する筐体とを少なくとも有しており、音響発生器から音響を発生させる機能を有する電子機器として構成することもできる。かかる電子機器の一例としては、テレビやパーソナルコンピュータ、各種のモバイル端末の他、掃除機、洗濯機や冷蔵庫などが挙げられる。
さらに、上記の第1〜4形態で説明した音響発生器は、当該音響発生器に接続された電子回路と、該電子回路および音響発生器を収容する筐体とを少なくとも有しており、音響発生器から音響を発生させる機能を有する電子機器として構成することもできる。かかる電子機器の一例としては、テレビやパーソナルコンピュータ、各種のモバイル端末の他、掃除機、洗濯機や冷蔵庫などが挙げられる。
1 圧電素子
3 フィルム
5,5a,5b 枠部材
7,7a,7b,7c,7d 圧電体層
9,9a,9b,9c 内部電極層
13 積層体
15a,15b 表面電極層
17,19 外部電極
20 樹脂層
21 接合材
21a はみ出し部
x 積層体の長手方向
y 圧電素子の厚み方向
3 フィルム
5,5a,5b 枠部材
7,7a,7b,7c,7d 圧電体層
9,9a,9b,9c 内部電極層
13 積層体
15a,15b 表面電極層
17,19 外部電極
20 樹脂層
21 接合材
21a はみ出し部
x 積層体の長手方向
y 圧電素子の厚み方向
Claims (8)
- 電気信号が入力されて振動する励振器と、
該励振器が接合材を介して接合され、該励振器の振動によって該励振器とともに振動する膜状の振動体とを備え、
前記接合材は、前記振動体を平面視したときに、前記励振器の外縁よりはみ出したはみ出し部を有し、該はみ出し部のうちの少なくとも一部が波打った形状であることを特徴とする音響発生器。 - 前記振動体の主面に垂直な断面で前記励振器を視たときに、前記励振器の両側で、前記はみ出し部の断面積が異なっていることを特徴とする請求項1に記載の音響発生器。
- 前記振動体の主面に垂直な断面で前記励振器を視たときに、前記励振器の両側で、前記はみ出し部の幅が異なっていることを特徴とする請求項1に記載の音響発生器。
- 前記はみ出し部が前記励振器の側面に及んでいることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の音響発生器。
- 前記はみ出し部が、前記励振器の側面から前記振動体にかけてメニスカス状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の音響発生器。
- 前記はみ出し部が、前記励振器の外縁の全周よりはみ出していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の音響発生器。
- 請求項1〜6のいずれか一つに記載の音響発生器と、
該音響発生器を収容する筐体と
を備えていることを特徴とする音響発生装置。 - 請求項1〜6のいずれか一つに記載の音響発生器と、
該音響発生器に接続された電子回路と、
該電子回路及び前記音響発生器を収容する筐体とを有しており、
前記音響発生器から音響を発生させる機能を有する
ことを特徴とする電子機器。
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