JP5610756B2 - 開閉体装置 - Google Patents
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Description
防火戸などの遮蔽戸手段は、ビル、住宅、工場、倉庫等の建物などの構造物における出入口となる開口部や窓部あるいは内部の通路や空間などの開口部の一部を仕切る(閉鎖する)ものである。この防火戸は、通常は開口部の周縁部横側に設けられた収納部に収納されている。災害発生時には、この周縁部横側に収納された状態から回転移動して周縁部の例えば上(天井)側又は下(床)側に設けられた戸当たり部に当接することによって停止して、開口部の一部を仕切る。開閉体手段であるシャッターカーテンは、開口部の片側端部に設けられた案内溝(ガイドレール)と隣接する防火戸の側端部に形成された案内溝(ガイドレール)部に沿って開口部の周縁部上側の出入口部を通過して繰り出され、防火戸によって仕切られなかった開口部の残りの部分を仕切る(閉鎖する)。閉鎖確認手段は、防火戸の案内溝(ガイドレール)の近傍であって、防火戸の回転中心に近い方向の周縁部上側に設けられ、防火戸の一部と接触することによって遮蔽戸閉鎖信号を出力する。この発明では、閉鎖確認手段から出力される遮蔽戸閉鎖信号の出力タイミングを、防火戸が周縁部上側の戸当たり部に当接して停止した場合における案内溝の凹部領域に、回転移動中における防火戸の案内溝の凹部領域が交叉した時点としている。これによって、シャッターカーテンは両者が交叉した時点以降に閉鎖するようになるので、シャッターカーテンの先端部はガイドレールである案内溝内に確実に挿入され、案内溝の内壁面に沿って閉鎖移動するようになる。なお、案内溝の凹部領域が互いに交叉した割合が約10〜30パーセントの場合を交叉した時点として遮蔽戸閉鎖信号を出力するようにしてもよいし、実際に両者が交叉していなくてもその直前にある場合を交叉した時点としてもよい。
この調整手段は、スイッチ手段と遮蔽戸手段の上端面の一部とが接触するタイミング及びスイッチ手段と遮蔽戸手段の上端面の一部とが接触したときにスイッチ手段が押し込まれる量を、それぞれ調整することによって遮蔽戸閉鎖信号の出力タイミングの調整を行なうように構成してある。これによって、案内溝の凹部領域が互いに交叉した時点で遮蔽戸閉鎖信号が出力され、シャッターカーテンの閉鎖を開始することが可能となる。
これは、調整手段が、調整板の取付位置でスイッチ手段との接触タイミングを調整し、その厚さ(調整板自体の厚みや取付枚数)でスイッチ手段の押し込み量を調整することを明確にしたものである。
これは、調整手段が、スイッチ手段の取り付け位置の高さを、スペーサ手段の厚さ(スペーサ自体の厚さや取付枚数)で調整することを明確にしたものである。
この開閉体手段は、閉鎖確認手段から閉鎖確認信号を入力することによって開閉体手段の閉鎖動作を開始するような構成になっている。従って、防火戸が閉鎖しなかった場合、又は防火戸は閉鎖しているにも係わらず閉鎖確認手段からの閉鎖確認信号が断線などのため制御部である自動閉鎖手段に到達しなかった場合には、閉鎖確認信号を入力することができず、開閉体手段は閉鎖確認信号に応じて閉鎖しないことになる。そこで、この発明では、防火戸の回転移動開始後の所定時間内に閉鎖確認手段から遮蔽戸閉鎖信号を入力した場合は遮蔽戸閉鎖信号の入力に応じて開閉体手段を閉鎖させ、防火戸の回転移動開始後の所定時間内に閉鎖確認手段から遮蔽戸閉鎖信号を入力しなかった場合は所定時間経過後に防火戸の閉鎖状況にかかわらず開閉体手段を閉鎖させることとした。これによって、防火戸が閉鎖しなかった場合、又は防火戸は閉鎖しているにも係わらず遮蔽戸閉鎖信号が自動閉鎖手段に到達しなかった場合でも、開閉体手段を閉鎖することができるという効果がある。なお、防火戸が回転移動しなかった場合には、この回転移動の指示が発された時点を基準として所定時間を計測すればよい。なお、ここで防火戸の回転移動開始後には、防火戸が全く回転移動しなくても回転移動の指示が発せられた時点以降という意味を含むものである。
2…ブレーキ
3…自動閉鎖装置
4…シャッターカーテン
5…連動中継器
7…電動開閉用操作部
9…座板スイッチ
10…防火シャッター装置
11…信号コード
12,12a,12b…防火戸
121…潜り戸
122…ドアノブ
123…ドアノブ
124…ラッチ
125…伝達駆動機構
15…感知器
16…商用電源
17…有線式障害物感知装置
21…ガイドレール
22…ガイドレール
23,23a,23b…案内溝
24…開閉確認用スイッチ
24a…閉鎖確認用スイッチ
30…戸当たり
30a,30b…取り付け金具
30c,30d…ネジ
30e,30f,30g,30h…上枠リミットスペーサ
30m,30n,30r,30s…上枠リミットスペーサ
30j,30k…固定ビス
30p,30q…ワッシャー
31…ラッチ受け部
33…ゴム材
35…気密材
37…ロック爪
38…リミット押し込み調整板
39…上枠化粧板
39a…突出孔
Claims (10)
- 開口部の周縁部横側に設けられた収納部内に収納された状態から起動信号の入力に応じて回転移動して前記周縁部に設けられた戸当たり部に接触停止することによって前記開口部の一部分を仕切る遮蔽戸手段と、
前記開口部の周縁部上側に設けられた収納部内に収納された状態から前記周縁部上側に設けられた出入口部を通過して繰り出され、前記戸当たり部に接触停止後の前記遮蔽戸手段の側端部側に形成されている案内溝に沿って下降して、前記遮蔽戸手段によって仕切られなかった前記開口部の残りの部分を仕切る開閉体手段と、
前記遮蔽戸手段の案内溝近傍であって、前記遮蔽戸手段の回転中心に近い方向の前記周縁部上側に設けられ、前記遮蔽戸手段の一部と接触することによって遮蔽戸閉鎖信号を出力する閉鎖確認手段であって、前記遮蔽戸手段が前記周縁部上側の戸当たり部に当接して停止した場合における前記案内溝の凹部領域に、前記回転移動中における前記遮蔽戸手段の案内溝の凹部領域が交叉した時点で前記遮蔽戸閉鎖信号を出力する閉鎖確認手段と、
前記閉鎖確認手段から前記遮蔽戸閉鎖信号を入力した時点で前記開閉体手段を下降させる自動閉鎖手段と
を備えたことを特徴とする開閉体装置。 - 請求項1に記載の開閉体装置において、前記閉鎖確認手段は、前記周縁部の上側に設けられ、前記遮蔽戸手段の上端面と接触して押し込まれることによって接点の閉じるスイッチ手段を含んで構成され、
前記スイッチ手段と前記遮蔽戸手段の上端面の一部とが接触するタイミング及び前記閉鎖確認手段の前記スイッチ手段の押し込まれる量を調整することによって前記凹部領域が互いに交叉した時点で前記遮蔽戸閉鎖信号が出力するように調整する調整手段を備えたことを特徴とする開閉体装置。 - 請求項2に記載の開閉体装置において、前記調整手段は、前記スイッチ手段と接触するように前記遮蔽戸手段の上端面に取り付けられる調整板の取付位置及びその厚さを適宜調整することによって前記遮蔽戸閉鎖信号の出力タイミングを調整することを特徴とする開閉体装置。
- 請求項2に記載の開閉体装置において、前記調整手段は、前記周縁部上側に取り付けられる前記スイッチ手段の取り付け位置の高さをスペーサ手段を用いて調整することによって前記遮蔽戸閉鎖信号の出力タイミングを調整することを特徴とする開閉体装置。
- 請求項1、2、3又は4に記載の開閉体装置において、前記自動閉鎖手段は、前記起動信号の入力に応じた前記遮蔽戸手段の回転移動開始後の所定時間内に前記閉鎖確認手段から前記遮蔽戸閉鎖信号を入力した場合は前記遮蔽戸閉鎖信号の入力に応じて前記開閉体手段を下降させ、前記起動信号の入力に応じた前記遮蔽戸手段の回転移動開始後の前記所定時間内に前記閉鎖確認手段から前記遮蔽戸閉鎖信号を入力しなかった場合は前記所定時間経過後に前記開閉体手段を下降させることを特徴とする開閉体装置。
- 請求項2、3又は4に記載の開閉体装置において、前記閉鎖確認手段は、前記周縁部上側のまぐさの水平面に形成された矩形孔を介して前記スイッチ手段の先端部が前記まぐさ下面から下方向に突出して前記遮蔽戸手段の上端面の一部と接触して所定量だけ押し込まれることによって接点の閉じるスイッチ手段によって前記遮蔽戸手段の閉鎖を検出して遮蔽戸閉鎖信号を出力することを特徴とする開閉体装置。
- 請求項6に記載の開閉体装置において、前記調整手段は、前記周縁部上側の前記まぐさ上部に前記矩形孔を挟むように形成された段差形状の2個の取り付け金具の下側と前記閉鎖確認手段の両側との間にそれぞれ設けられるスペーサ手段を用いて、前記スイッチ手段の取り付け位置の高さを調整することによって前記遮蔽戸閉鎖信号の出力タイミングを調整することを特徴とする開閉体装置。
- 請求項6又は7に記載の開閉体装置において、前記矩形孔は、前記スイッチ手段の先端部を突出させる突出孔を備えた上枠化粧板によって塞がれていることを特徴とする開閉体装置。
- 請求項1から8までのいずれか1に記載の開閉体装置において、前記閉鎖確認手段から出力される前記遮蔽戸閉鎖信号は、前記遮蔽戸手段の側端部側に形成されている前記案内溝の近傍を通って、前記開閉体手段と干渉しない位置を通過して前記自動閉鎖手段に導入されていることを特徴とする開閉体装置。
- 請求項1から9までのいずれか1に記載の開閉体装置において、前記閉鎖確認手段は、前記遮蔽戸手段のラッチに係合するように前記周縁部上側に設けられたラッチ受け部よりも、前記遮蔽戸手段の回転軸から遠い位置に設けられることを特徴とする開閉体装置。
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