JP5604922B2 - 中間転写ベルトの製造方法、該製造方法により得られた中間転写ベルト、及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Description
像担持体上に形成された潜像をトナーにより現像して得られたトナー像が転写される中間転写ベルトの製造方法であって、含水率が1〜10wt%のカーボンブラック、樹脂もしくは樹脂前駆体及び溶媒を含む分散液を作製する工程と、
前記分散液中のカーボンブラック含有量を調節して塗工液を作製する工程と、前記塗工液を金型の外面に塗布し、乾燥又は硬化させることにより製膜化する工程と、前記膜を脱型する工程と、を有する中間転写ベルトの製造方法である。
<2>
前記樹脂がポリイミド、またはポリアミドイミド含むことを特徴とする<1>に記載の中間転写ベルトの製造方法である。
<3>
前記分散液のカーボンブラックの含有量が5wt%以上25wt%以下であることを特徴とする<1>または<2>に記載の中間転写ベルトの製造方法である。
<4>
前記分散液を作製する工程をパス方式により行うことを特徴とする、<1>から<3>のいずれかに記載の中間転写ベルトの製造方法である。
<5>
<1>から<4>のいずれかに記載の製造方法により製造された中間転写ベルトであって、シームレスベルトであることを特徴とする中間転写ベルトである。
<6>
<5>に記載の中間転写ベルトを備える画像形成装置である。
<7>
前記画像形成装置がフルカラー画像形成装置であって、各色の現像手段を有する複数の潜像担持体を直列に配置してなる<6>に記載の画像形成装置である。
以下、各工程について詳細に説明する。
分散液を作製する工程では、溶媒に少なくとも樹脂、電気抵抗調整剤としての所定含水率のカーボンブラックを混合した溶液を、ビーズミル、ボールミル、ナノマイザー、ペイントシェーカー、ジェットミルなどの分散器を用いてカーボンブラックを分散することにより分散液を作製する。このとき、必要に応じて各種分散剤などの添加剤を含有しても良い。また、分散にあたっては、プレ混合工程や異なる分散機による多段階分散などの工程をとることもできる。
図3には、パス方式によるビーズミル分散装置を示した。タンクA301には、分散液が投入されており、送液ポンプ303にて液が分散機302に送られる。分散機302内にはある大きさのビーズが充填されており、これが内部で高速回転する機構になっており、この回転よるビーズによる摺擦力によりカーボンブラックが分散・微細化される。微粒化された液は、タンクB304に回収され、1パスが終了する。
このときの分散力は、ビーズの種類、径により決まり、これらを適当な条件を設定する。タンクB304に回収された液の分散状態が不十分な場合は、タンクA301へ再度投入し、再度分散を実施する。パス方式では、十分な分散状態の分散液が得られるまで、これを繰り返す。
図3と異なり、分散機にて分散された液は、タンクA401に戻る。分散前の液と分散後の液が十分に攪拌されながら分散が進行する。この方式では、分散は、分散機から戻る液の状態を評価する。一般的には、分散に要する時間にて管理を行う。
上記カーボンブラックの含水率の測定は、たとえばケツト科学研究所社製の赤外線水分計FD−800を用いて計測することができる。
本発明に用いられるポリイミドは、一般的に知られている芳香族多価カルボン酸無水物またはその誘導体と芳香族ジアミンとの反応によって、ポリアミック酸(ポリイミド前駆体)を経由して得られる。すなわち、ポリイミドは、その剛直な主鎖構造により溶媒等に対して不溶であり、また不融の性質を持つため、芳香族多価カルボン酸無水物と芳香族ジアミンから、まず有機溶媒に可溶なポリイミド前駆体(ポリアミック酸、またはポリアミド酸)を合成し、この段階で様々な方法で成形加工が行われ、その後ポリアミック酸を加熱もしくは化学的な方法で脱水反応させて環化(イミド化)しポリイミドとする。反応の概略を下記式(1)に示す。
イミド化率(%)=[(A)/(B)]×100 ・・・ (a)
(2)イミドの特性吸収の1つである1,380cm−1(イミド環C−N基の変角振動帯)と、ベンゼン環の特性吸収1,500cm−1との吸光度比
(3)イミドの特性吸収の1つである1,720cm−1(イミド環C=O基の変角振動帯)と、ベンゼン環の特性吸収1,500cm−1との吸光度比
(4)イミドの特性吸収の1つである1,720cm−1とアミド基の特性吸収1,670cm−1(アミド基N−H変角振動とC−N伸縮振動の間の相互作用)との吸光度比
また、3000〜3300cm−1にかけてのアミド基由来の多重吸収帯が消失していることを確認すればさらにイミド化完結の信頼性は高まる。
<ポリアミドイミド>
ポリアミドイミドは、分子骨格中に剛直なイミド基と柔軟性を付与するアミド基を有する樹脂であり、本発明に用いられるポリアミドイミドとしては一般的に知られている構造のものを使用することができる。一般的にポリアミドイミド樹脂を合成する方法としては、酸クロライド法(a):酸無水物基を有する3価のカルボン酸の誘導体ハライド、最も代表的には当該誘導体のクロライド化合物とジアミンとを溶媒中で反応させて製造する公知の方法(例えば、特公昭42−15637号公報参照。)が知られている。または別な方法として、イソシアネート法(b):酸無水物基とカルボン酸を含む3価の誘導体と芳香族イソシアネートとを溶媒中で反応させて製造する公知の方法(例えば、特公昭44−19274号公報)等が知られており、いずれも使用することができる。各製造方法について以下に説明する。
酸無水物基を有する3価のカルボン酸の誘導体ハライド化合物としては、例えば、下記式(2)および式(3)に示す化合物を使用することができる。
イソシアネート法の場合に用いる酸無水物基を有する3価のカルボン酸の誘導体としては、例えば、式(4)または式(5)で示す化合物を使用することができる。
また、ポリイミド繰返単位とポリアミドイミド繰返単位を有する共重合体であっても良い。
樹脂又は樹脂前駆体は含有しなくてもカーボンブラックは分散可能であるが、これを含有させないで作製した場合、次工程のカーボンブラック含有量を調整する工程において、本分散液と樹脂又は樹脂前駆体溶液を混合する際に、カーボンブラックがショック凝集を起こし好ましくない。
そこで、樹脂又は樹脂前駆体固形分をカーボンブラックに対して4wt%以上含有させることが好ましい。一方、40wt%超になると、溶液の粘度が高くなりすぎて分散効率が低下するので好ましくない。
上記で作製されたカーボンブラック分散液は、次に、樹脂溶液もしくは樹脂前駆体溶液を混合・希釈することにより、所定のカーボンブラック濃度となるように調整する。中間転写方式においては、帯電したトナーによる画像を電界の作用によって転写を行うため、中間転写ベルトを所定の抵抗値に調整する必要がある。その抵抗値としては、一般的に表面抵抗値として、1×107〜1×1013Ω/□、体積抵抗値として、1×105〜1×1012Ωcm程度であり、この範囲になる様にカーボンブラック量を調整することが望ましいが、機械強度の面から、膜が脆く割れやすくならない程度の添加量で達成できるものを適宜選択すればよい。好ましくは、全固形分の5〜25wt%であり、より好ましくは15〜20wt%が良い。これよりも少ないと抵抗値の均一性が得られにくくなり、任意の電位に対する抵抗値の変動が大きくなり好ましくない。また、25wt%超になると、ベルトの機械強度が低下し、耐久性に劣るので好ましくない。
また、攪拌後は、液中に泡が多く発生しているため、真空脱泡などの方法により十分に泡を取り除くことが好ましい。
さらに、この工程において、必要に応じて、溶媒やレベリング剤などの添加剤を含有させてもよい。
次に、上記のようにして得た塗工液を金型の外面に塗布し、乾燥・硬化させることにより製膜した後、これを金型から脱型する。
以下、製膜・脱型する方法の一つである遠心成形について説明するが、以下の説明は、一例であり条件などこれに限定されるものではない。
上述のような中間転写ベルトの製造方法で、中間転写ベルトを製造することにより、表面にふくれなどの塗膜欠陥を有さない中間転写ベルトを得ることができる。
次に、本発明における画像形成装置に装備されるベルト構成部に用いられる中間転写ベルトについて、要部模式図を参照しながら以下に詳しく説明する。なお、模式図は一例であってこれに限定されるものではない。
図1の模式図に、ベルト部材等を装備した画像形成装置の要部概略構成を示す。
図1に示すベルト部材を含む中間転写ユニット500は、複数のローラに張架された中間転写ベルトである中間転写ベルト501などにより構成されている。この中間転写ベルト501の周りには、2次転写ユニット600の2次転写電荷付与手段である2次転写バイアスローラ605、中間転写ベルトクリーニング手段であるベルトクリーニングブレード504、潤滑剤塗布手段の潤滑剤塗布部材である潤滑剤塗布ブラシ505などが対向するように配設されている。
このベルト部材である中間転写ベルト501は、通常、半導体、または絶縁体で、単層または多層構造となっているが、本発明においてはシームレスベルトが好ましく用いられ、これによって耐久性が向上すると共に、優れた画像形成が実現できる。また、中間転写ベルトは、感光体ドラム200上に形成されたトナー像を重ね合わせるために、通紙可能最大サイズより大きく設定されている。
図1において、帯電チャージャ203は、コロナ放電によって感光体ドラム200の表面を負電荷で所定電位に一様に帯電する。上記ベルトマーク検知信号に基づき、タイミングを定め、図示しない書き込み光学ユニットにより、Bkカラー画像信号に基づいてレーザ光によるラスタ露光を行う。このラスタ像が露光されたとき、当初一様帯電された感光体ドラム200の表面の露光された部分は、露光光量に比例する電荷が消失し、Bk静電潜像が形成される。このBk静電潜像に、Bk現像器231Kの現像ローラ上の負帯電されたBkトナーが接触することにより、感光体ドラム200の電荷が残っている部分にはトナーが付着せず、電荷の無い部分つまり露光された部分にはトナーが吸着し、静電潜像と相似なBkトナー像が形成される。
そして、2次転写対向ローラ510に張架された中間転写ベルト501と2次転写バイアスローラ605によりニップが形成された2次転写部に、上記中間転写ベルト501上のトナー像の先端がさしかかるときに、転写紙Pの先端がこのトナー像の先端に一致するように、レジストローラ610が駆動されて、転写紙ガイド板601に沿って転写紙Pが搬送され、転写紙Pとトナー像とのレジスト合わせが行われる。
図2は、4つの異なる色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)のトナー像を形成するための4つの感光体ドラム21BK、21Y、21M、21Cを備えた4ドラム型のデジタルカラープリンタの一構成例を示す。
<実施例1>
(カーボンブラック分散液の作製)
まず、ケツト科学研究所社製の赤外線水分計FD−800を用いてカーボンブラックの含水率を測定し、含水率1.3wt%に調整したカーボンブラックを使って以下の条件で分散を行った。
・カーボンブラック(SpecialBlack4;エボニックデグサ社) 12wt%
・ポリイミドワニス(U−ワニスS(固形分18%);宇部興産社) 13.3wt%
・溶媒(N―メチル―2―ピロリドン;三菱化学社) 74.7wt%
上記混合物をよく混合させた溶液を、ビーズミル(アペックスミル;寿工業社製)を用いて分散した。ビーズは、φ0.3mmのジルコニアビーズを用いて4時間分散を行い、カーボンブラック分散液Aを作製した。
次に、上記分散液Aを用いて、下記塗工液を作製した。
・上記分散液 X wt%
・ポリイミド溶液(U−ワニスS(固形分18%);宇部興産) Y wt%
・レベリング剤(FZ2105;東レダウコーニング) 0.02wt%
・溶媒(N―メチル―2―ピロリドン;三菱化学社) Z wt%
上記配合におけるカーボンブラック分散液とポリイミド溶液と溶媒との比率(X、Y及びZ)は、各分散液を用いたときに得られる表面抵抗値がおよそ1×1011Ω/□となるように配合量を調整した(表1に記載)。
次に、外径100mm、長さ300mmの外面をブラスト処理にて粗面化した金属製円筒を型として用い、この円筒型を50rpm(回/分)で回転させながら、上記塗工液を円筒外面に均一に流延するようにディスペンサーにて塗布した。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、回転数を100rpmに上げ、熱風循環乾燥機に投入して、110℃まで徐々に昇温して60分加熱した。さらに昇温して200℃で20分加熱し、回転を停止、徐冷して取り出し、高温処理の可能な加熱炉(焼成炉)に投入し、段階的に360℃まで昇温して60分加熱処理(焼成)した。加熱を停止し、常温まで徐冷した後、膜厚60μmのシームレスベルトAを得た。
実施例1で使用したカーボンブラックの含水率を9.6wt%とした以外は、実施例1と同様の手順と同様にして、シームレスベルトBを得た。
実施例1で使用したカーボンブラックの含水率を0.6wt%とした以外は、実施例1と同様の手順と同様にして、シームレスベルトCを得た。
実施例1で使用したカーボンブラックの含水率を15.4wt%とした以外は、実施例1と同様の手順と同様にして、シームレスベルトDを得た。
実施例1で使用したカーボンブラックをREGAL400R(キャボットスペシャリティーケミカルズインク社製)にし、含水率を5.7wt%に変更した以外は、実施例1と同様にして、シームレスベルトEを得た。
(カーボンブラック分散液Fの作製)
実施例1と同じように、赤外線水分計FD−800を用いてカーボンブラックの含水率を測定し、含水率1.7wt%に調整したカーボンブラックを使って以下の条件で分散を行った。
・カーボンブラック(MA77;三菱化学社) 12wt%
・ポリアミドイミドワニス(バイロマックスHR16NN(固形分15%);東洋紡績社) 16wt%
・溶媒(N―メチル―2―ピロリドン;三菱化学社) 72wt%
上記混合物をよく混合させた溶液を、ビーズミル(アペックスミル;寿工業社製)を用いパス方式にて分散した。ビーズは、φ0.7mmのジルコニアビーズを用いて2時間分散を行い、カーボンブラック分散液Fを作製した。
次に、外径100mm、長さ300mmの外面をブラスト処理にて粗面化した金属製円筒を型として用い、この円筒型を50rpm(回/分)で回転させながら、上記塗工液を円筒外面に均一に流延するようにディスペンサーにて塗布した。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、回転数を100rpmに上げ、熱風循環乾燥機に投入して、110℃まで徐々に昇温して60分加熱した。さらに昇温して200℃で20分加熱し、回転を停止、徐冷して取り出し、高温処理の可能な加熱炉(焼成炉)に投入し、段階的に250℃まで昇温して60分加熱処理(焼成)した。加熱を停止し、常温まで徐冷した後、厚み80μmのシームレスベルトFを作製した。
実施例1で使用したカーボンブラックの含水率を9.1wt%とした以外は、実施例3の手順と同様にして、シームレスベルトGを得た。
実施例3で使用したカーボンブラックの含水率を0.4wt%とした以外は、実施例3の手順と同様にして、シームレスベルトHを得た。
実施例3で使用したカーボンブラックの含水率を17.7wt%とした以外は、実施例3の手順と同様にして、シームレスベルトIを得た。
実施例1において、カーボンブラック分散液中にポリイミドワニスを入れないで分散させた以外は、実施例1の手順と同様にして、シームレスベルトJを得た。
10 プリンタ本体
12 画像書込部
13 画像形成部
14 給紙部
15 定着装置
16 レジストローラ
20BK、20M、20Y、20C 現像装置
21BK、21M、21Y、21C 感光体
22 中間転写ベルト
23BK、23M、23Y、23C 1次転写バイアスローラ
25 ベルトクリーニング部材
26 駆動手段
27 潤滑剤塗布装置
50 転写搬送ベルト
60 2次転写バイアスローラ
70 除電ローラ
80 アースローラ
200 感光体ドラム
201 感光体クリーニング装置
202 除電ランプ
203 帯電チャージャ
210 ベルト搬送装置
230 リボルバ現像ユニット
231Y Y現像機
231K Bk現像機
231C C現像機
231M M現像機
270 定着装置
271、272 定着ローラ
301 分散投入タンクA
302 分散機
303 送液ポンプ
304 分散液排出タンクB
401 分散液タンクA
402 分散機
403 液循環ポンプ
404 攪拌装置
500 中間転写ユニット
501 中間転写ベルト
502 トナーシール部材
503 帯電チャージャ
504 ベルトクリーニングブレード
505 潤滑剤塗布ブラシ
506 潤滑剤
507 1次転写バイアスローラ
508 ベルト駆動ローラ
509 ベルトテンションコントローラ
510 2次転写対向ローラ
511 クリーニング対向ローラ
512 フィードバッグ電流検知ローラ
514 光学センサ
600 2次転写ユニット
601 転写紙ガイド板
605 2次転写バイアスローラ
606 転写紙除電チャージャ
608 クリーニングブレード
610 レジストローラ
801 1次転写電源
802 2次転写電源
Claims (7)
- 像担持体上に形成された潜像をトナーにより現像して得られたトナー像が転写される中間転写ベルトの製造方法であって、
含水率が1〜10wt%のカーボンブラック、樹脂もしくは樹脂前駆体及び溶媒を含む分散液を作製する工程と、
前記分散液中のカーボンブラック含有量を10wt%以上15wt%以下になるように調節して塗工液を作製する工程と、
前記塗工液を金型の外面に塗布し、乾燥又は硬化させることにより製膜化する工程と、
前記膜を脱型する工程と、
を有する中間転写ベルトの製造方法。 - 前記樹脂がポリイミド、またはポリアミドイミド含むことを特徴とする請求項1に記載の中間転写ベルトの製造方法。
- 前記分散液を作製する工程をパス方式により行うことを特徴とする、請求項1から2のいずれかに記載の中間転写ベルトの製造方法。
- 含水率が5.7〜9.6wt%のカーボンブラックを含む分散液を作製する工程を有する請求項1から3のいずれかに記載の中間転写ベルトの製造方法。
- 請求項1から4のいずれかに記載の製造方法により製造された中間転写ベルトであって、シームレスベルトであることを特徴とする中間転写ベルト。
- 請求項5に記載の中間転写ベルトを備える画像形成装置。
- 前記画像形成装置がフルカラー画像形成装置であって、各色の現像手段を有する複数の潜像担持体を直列に配置してなる請求項6に記載の画像形成装置。
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