JP5602823B2 - 偏光性積層フィルムおよび偏光板の製造方法、偏光性積層フィルム - Google Patents
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Description
[1]基材フィルム、および、前記基材フィルムの両面にそれぞれ形成された二つの偏光子層を備える偏光性積層フィルムの製造方法であって、
前記基材フィルムの一方の面に第1ポリビニルアルコール系樹脂層を形成し、他方の面に第2ポリビニルアルコール系樹脂層を形成して、積層フィルムを得る樹脂層形成工程と、
前記積層フィルムを延伸する延伸工程と、
前記延伸後の積層フィルムの前記第1ポリビニルアルコール系樹脂層および前記第2ポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素を含有する染色溶液に接触させて前記二色性色素で染色して二つの偏光子層を形成する染色工程と、を含み、
前記染色工程において、前記第1ポリビニルアルコール系樹脂層が前記染色溶液に接触する時間をT1、前記第2ポリビニルアルコール系樹脂層が前記染色溶液に接触する時間をT2とした場合に、下記式:
接触時間差の割合(%)=(T1−T2)/{(T1+T2)/2}×100
から算出される接触時間差の割合が絶対値で4%を超える、偏光性積層フィルムの製造方法。
前記第1ポリビニルアルコール系樹脂層および前記第2ポリビニルアルコール系樹脂層が前記ガイドロールに接触する時間を調整して、前記第1ポリビニルアルコール系樹脂層が前記染色溶液に接触する時間T1と、前記第2ポリビニルアルコール系樹脂層が前記染色溶液に接触する時間T2とを調整し、前記接触時間差の割合が所望の数値範囲となるようにする、[1]または[2]に記載の偏光性積層フィルムの製造方法。
上記[4]または[5]に記載の製造方法によって得られた偏光性積層フィルムを用い、前記偏光性積層フィルムにおける前記偏光子層と前記保護フィルムとの積層体を前記基材フィルムから剥離して偏光板を得る剥離工程を有する、偏光板の製造方法。
前記二つの偏光子層は、%単位で表示される視感度補正単体透過率の平均値の差が0.3ポイントを超える、偏光性積層フィルム。
前記二つの偏光板は、[7]に記載の偏光性積層フィルムの前記二つの偏光子層のそれぞれ一方を含む、偏光板セット。
基材フィルムを構成する樹脂としては、例えば、透明性、機械的強度、熱安定性、延伸性などに優れる熱可塑性樹脂が好適に用いられ、それらのガラス転移温度(Tg)または融点(Tm)に応じて、適切な樹脂を選択できる。熱可塑性樹脂の具体例としては、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂(ノルボルネン系樹脂)、(メタ)アクリル系樹脂、セルロースエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、およびこれらの混合物、共重合物などが挙げられる。
基材フィルムの表面にプライマー層が形成されてもよい。プライマー層は、基材フィルムとポリビニルアルコール系樹脂層との両方にある程度強い密着力を発揮する材料で形成すればよい。たとえば、透明性、熱安定性、延伸性などに優れる熱可塑樹脂が用いられる。具体的には、アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
イソシアネート系架橋剤としては、たとえば、トリレンジイソシアネート、水素化トリレンジイソシアネート、トリメチロールプロパン−トリレンジイソシアネートアダクト、トリフェニルメタントリイソシアネート、メチレンビス(4−フェニルメタン)トリイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、及びこれらのケトオキシムブロック物又はフェノールブロック物などが挙げられる。
金属系の架橋剤としては、たとえば、金属塩、金属酸化物、金属水酸化物、有機金属化合物などが挙げられ、ここで金属の種類は特に限定されず、適宜選択すればよい。
偏光子層は、具体的には、一軸延伸されたポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素で染色し、その二色性色素を吸着配向させたものである。ポリビニルアルコール系樹脂としては、ポリ酢酸ビニル系樹脂をケン化したものを用いることができる。ポリ酢酸ビニル系樹脂としては、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルのほか、酢酸ビニルと共重合可能な他の単量体との共重合体などが例示される。酢酸ビニルに共重合可能な他の単量体としては、例えば、不飽和カルボン酸類、オレフィン類、ビニルエーテル類、不飽和スルホン酸類、アンモニウム基を有するアクリルアミド類などが挙げられる。
ケン化度(モル%)=〔(水酸基の数)÷(水酸基の数+酢酸基の数)〕×100。
保護フィルムは、光学機能を有さない単なる保護フィルムであってもよいし、位相差フィルムや輝度向上フィルムの如き光学機能を併せ持つ保護フィルムであってもよい。保護フィルムを構成する材料は特に限定されないが、たとえば、環状ポリオレフィン系樹脂、トリアセチルセルロースやジアセチルセルロースの如き酢酸セルロース系樹脂、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレートの如きポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アクリル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂など、当分野において従来から広く用いられてきている材料を用いることができる。
図1は、本発明の偏光板の製造方法の概要を示すフローチャートであり、図2は、本発明の偏光板の製造方法の一例を模式的に示すフローチャートである。本発明の偏光性積層フィルムの製造方法は、このうち、上記基材フィルムの両面にポリビニルアルコール系樹脂層を形成して両面積層フィルムを得る樹脂層形成工程(S10)と、上記両面積層フィルムを延伸する延伸工程(S20)と、延伸後の両面積層フィルムの両面におけるポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素を含有する染色溶液に接触させて二色性色素で染色する染色工程(S30)とをこの順で含んでいる。染色工程(S30)の後、通常はさらに架橋処理を施す架橋工程(S35)を経て偏光子層が形成される。
以下、図1および図2に基づいて、S10〜S70の各工程について、詳しく説明する。
ここでは、基材フィルム1の両面にポリビニルアルコール系樹脂層(第1ポリビニルアルコール系樹脂層21と第2ポリビニルアルコール系樹脂層22)を形成することで、基材フィルム1およびポリビニルアルコール系樹脂層21,22からなる両面積層フィルム202が得られる。
ここでは、樹脂層形成工程(S10)で得られた両面積層フィルム202を延伸する。好ましくは、5倍超かつ17倍以下の延伸倍率となるように一軸延伸する。さらに好ましくは5倍超かつ8倍以下の延伸倍率となるように一軸延伸する。延伸倍率が5倍以下だと、ポリビニルアルコール系樹脂層が十分に配向しないため、結果として、偏光子層の偏光度が十分に高くならない不具合を生じることがある。一方、延伸倍率が17倍を超える場合、延伸時の積層フィルムの破断が生じ易くなると同時に、延伸後の積層フィルムの厚みが必要以上に薄くなり、後工程での加工性・ハンドリング性が低下するおそれがある。延伸工程(S20)における延伸処理は、一段での延伸に限定されることはなく多段で行なうこともできる。この場合、二段目以降の延伸工程は、延伸工程(S20)の中で行なってもよいが、染色工程(S30)や架橋工程(S35)と同時に行なってもよい。このように多段で延伸を行なう場合は、延伸処理の全段を合わせて5倍超の延伸倍率となるように延伸処理を行う。
ここでは、両面積層フィルム202の両面のポリビニルアルコール系樹脂層21,22を、二色性色素で染色する。二色性色素は、先に説明したとおりである。
接触時間差の割合(%)=(T1−T2)/{(T1+T2)/2}×100 (1)
から算出される接触時間差の割合が絶対値で4%を超える、好ましくは4.5%以上となるようにする。
染色工程(S30)の後、通常は架橋処理を行なう架橋工程(S35)が設けられる。架橋処理は、たとえば、架橋剤を含む溶液(架橋溶液)中に積層フィルムを浸漬することにより行なわれる。架橋剤としては、従来公知の物質を使用することができる。たとえば、ホウ酸、ホウ砂等のホウ素化合物や、グリオキザール、グルタルアルデヒドなどが挙げられる。これらは一種類でもよいし、二種類以上を併用してもよい。
次に、両面偏光性積層フィルム302を洗浄する洗浄工程を行なうことが好ましい。洗浄工程としては、水洗浄処理を施すことができる。水洗浄処理は、通常、イオン交換水、蒸留水などの純水を洗浄液としてこれに延伸フィルムを浸漬することにより行なうことができる。水洗浄温度は、通常3〜50℃、好ましくは4℃〜20℃の範囲である。
ここでは、上記の工程を経た両面偏光性積層フィルム302の一方の面または両面、すなわち一方の偏光子層の表面または両方の偏光子層の表面に保護フィルムを貼合する。図2においては、両方の偏光子層31,32の表面に保護フィルム41,42を貼合する方法を模式的に示す。偏光子層と保護フィルムとを貼合する方法としては、粘着剤層や接着剤層を介して偏光子層と保護フィルムを貼合する方法が挙げられる。保護フィルムとして適した材料は、上述の偏光板の構成の説明で述べたとおりである。
粘着剤層を構成する粘着剤は、通常、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、シリコーン系樹脂などをベースポリマーとし、そこに、イソシアネート化合物、エポキシ化合物、アジリジン化合物などの架橋剤を加えた組成物からなる。さらに、粘着剤中に微粒子を配合して、光散乱性を示す粘着剤層を形成することもできる。
接着剤層を構成する接着剤としては、たとえば、ポリビニルアルコール系樹脂水溶液、水系二液型ウレタン系エマルジョン接着剤などを用いた水系接着剤が挙げられる。中でもポリビニルアルコール系樹脂水溶液が好適に用いられる。接着剤として用いるポリビニルアルコール系樹脂には、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルをケン化処理して得られるビニルアルコールホモポリマーのほか、酢酸ビニルとこれに共重合可能な他の単量体との共重合体をケン化処理して得られるビニルアルコール系共重合体、さらにはそれらの水酸基を部分的に変性した変性ポリビニルアルコール系重合体などがある。水系接着剤には、多価アルデヒド、水溶性エポキシ化合物、メラミン系化合物、ジルコニア化合物、亜鉛化合物などが添加剤として添加されてもよい。このような水系の接着剤を用いた場合、それから得られる接着剤層は、通常1μmよりもはるかに薄く、通常の光学顕微鏡で断面を観察しても、その接着剤層は事実上観察されない。
前記保護フィルム貼合工程(S50)にて、接着剤層または粘着剤層を形成するために溶剤を含む溶液を用いた場合には、両面貼合フィルムまたは片面貼合フィルムの乾燥を実施する。この乾燥工程では主に、接着剤層または粘着剤層の乾燥を実施することが目的であり、乾燥条件等は、上記の洗浄工程(S40)で説明した乾燥処理と同じである。特に接着剤層を形成するために、ポリビニルアルコール系樹脂水溶液などを用いる場合には60℃以上の温度での乾燥を実施することが好ましい。
乾燥工程(S60)の後に、両面貼合フィルムまたは片面貼合フィルムから、偏光子層31と保護フィルム41との積層体または偏光子層32と保護フィルム42との積層体を基材フィルム1から剥離して偏光板501a,501bを得る剥離工程(S70)が行なわれる。積層体の剥離方法は特に限定されるものでなく、通常の粘着剤付偏光板で行われる剥離フィルム剥離工程と同様の方法を採用できる。乾燥工程(S60)の後、そのまますぐに剥離してもよいし、一度ロール状に巻き取った後、別に剥離工程を設けて剥離してもよい。偏光板501a、501bは偏光板セットとして提供することができ、たとえば液晶表示装置の液晶セルの両側に配置して用いられる偏光板セットとして提供することができる。片面に保護フィルム41,42が貼合された偏光板501a,502aは、そのまま用いることもできるし、偏光板501aの保護フィルム41が設けられた面と反対側の偏光子層31面、また偏光板501bの保護フィルム42が設けられた面と反対側の偏光子層32面に、それぞれ保護フィルムまたは後述する他の光学層を積層して用いることもできる。
本発明で得られる偏光板は、実用に際して他の光学層を積層した偏光板として用いることができる。また、上記保護フィルムがこれらの光学層の機能を有していてもよい。
両面偏光性積層フィルム302における偏光子層31,32の視感度補正単体透過率の平均値は、それぞれ%単位で表したときの差(偏光層31の視感度補正単体透過率の平均値から偏光層32の視感度補正単体透過率の平均値を引いた値)が0.3ポイントを超えることが好ましく、0.45ポイント以上であることがさらに好ましい。視感度補正単体透過率の平均値の差がこのような範囲に含まれることにより、これらの偏光子層31,32をそれぞれ備えた二つの偏光板501a,501bは、透過率が異なる偏光板のセットが所望される液晶表示装置用の偏光板セットとして好適である。
単体透過率(λ)=0.5×(Tp(λ)+Tc(λ))
ここで、Tp(λ)は、入射する波長λnmの直線偏光とパラレルニコルの関係で測定した偏光子層の透過率(%)であり、Tc(λ)は、入射する波長λnmの直線偏光とクロスニコルの関係で測定した偏光子層の透過率(%)であり、共に分光光度計による偏光紫外可視吸収スペクトル測定で得られる測定値である。また、各波長毎に求めた単体透過率(λ)に、視感度補正といわれる感度補正をかけたものを視感度補正単体透過率(Ty)という。Tyは例えば、日本分光(株)製の分光光度計(型番:V7100)などで簡便に測定できる。また、視感度補正単体透過率の平均値は、偏光子層31,32のそれぞれについて、複数個所の視感度補正単体透過率を測定し、それぞれを平均することにより求めればよい。測定個所は、偏光子層31,32のそれぞれについて、フィルムの幅方向、すなわち延伸方向と直交する面内方向に10点以上とするのが好ましい。後述する実施例では、フィルム幅方向の有効幅部分を11分割し、その11点について視感度補正単体透過率を測定し、平均値を求めた。
図3は、本発明の染色工程、架橋工程、洗浄工程における延伸フィルムの処理方法の一例を模式的に示す断面図である。染色溶液を保持する染色槽10と、架橋溶液を保持する架橋槽20と、洗浄液を保持する洗浄槽30とが順に並べられ、両面積層フィルム202は、ガイドロール101を介して染色槽10内に導かれ、染色槽10内に配置された複数のガイドロールに接触しながら染色槽10内(染色溶液内)を搬送され、その後ガイドロール102を介して架橋槽20内に導かれ、架橋槽20内に配置された複数のガイドロールに接触しながら架橋槽20内(架橋溶液内)を搬送され、その後ガイドロール103を介して洗浄槽30内に導かれ、洗浄槽30内に配置されたガイドロールに接触しながら洗浄槽30内(洗浄液内)を搬送され、その後ガイドロール104を介して次工程に搬送される。
以下、両面積層フィルム202における第1ポリビニルアルコール系樹脂層21と第2ポリビニルアルコール系樹脂層22との染色溶液への接触時間を調整する具体的な方法について説明する。
図4は、第1の実施形態の染色槽を模式的に示す断面図である。染色槽10内には、直径が略等しい5つのガイドロールが配置されており、下側に3つのガイドロール11A,12A,13Aが略等間隔で配置され、上側に2つのガイドロール11B,12Bが略等間隔で配置されている。両面積層フィルム202は、染色槽10内に導かれて染色溶液に接触し、下側のガイドロールと上側のガイドロールに交互に接触するように染色溶液内を搬送される。より具体的には、最初に下側のガイドロール11Aに下方で接触し、次に、上側のガイドロール11Bに上方で、下側のガイドロール12Aに下方で、上側のガイドロール12Bに上方で、下側のガイドロール13Aに下方で順に接触した後、染色槽10の外へ搬送される。図4において、各ガイドロールと両面積層フィルム202との接触部分を点線で示している。
図2に示すフローチャートのようにして、両面偏光性積層フィルム302から2枚の偏光板501a,501bを作製した。
エチレンユニットを約5重量%含むプロピレン/エチレンのランダム共重合体(住友化学(株)製「住友ノーブレン W151」、融点Tm=138℃)からなる樹脂層の両側にプロピレンの単独重合体であるホモポリプロピレン(住友化学(株)製「住友ノーブレンFLX80E4」、融点Tm=163℃)からなる樹脂層を配置した3層構造の基材フィルム1を、多層押出成形機を用いた共押出成形により作製した。得られた基材フィルム1の合計の厚さは90μmであり、各層の厚み比(FLX80E4/W151/FLX80E4)は3/4/3であった。
ポリビニルアルコール粉末(商品名:Z−200、日本合成化学工業(株)製、平均重合度1100、平均ケン化度99.5モル%)を95℃の熱水に溶解させ濃度3重量%の水溶液を調製した。得られた水溶液にポリビニルアルコール粉末6重量部に対して5重量部の架橋剤(田岡化学工業(株)製、商品名:スミレーズレジン650)を混ぜて、プライマー溶液を得た。基材フィルム1の一方の面にコロナ処理を施し、プライマー溶液をマイクログラビアコーターを用いて塗工し、80℃で10分間乾燥させ、厚さ0.2μmのプライマー層を形成した。
ポリビニルアルコール粉末(商品名:PVA124、クラレ(株)製、平均重合度2400、平均ケン化度98.0〜99.0モル%)を95℃の熱水中に溶解させ濃度8重量%のポリビニルアルコール水溶液を調製した。得られた水溶液を上記基材フィルム1の一方の面に形成されたプライマー層の表面にリップコーターを用いて塗工し、連続して80℃で2分、70℃で2分、60℃で4分間乾燥させ、基材フィルム1および第1ポリビニルアルコール系樹脂層21からなる2層の片面積層フィルム201を作製した。
両面積層フィルム202に対し、ロール間縦延伸機を用いて160℃で5.8倍の自由端一軸延伸を行なった。延伸後の両面積層フィルムの二つのポリビニルアルコール系樹脂層の厚さは、5μm±0.1μmであった。
延伸後の両面積層フィルムを30℃のヨウ素とヨウ化カリウムの混合水溶液である染色溶液に浸漬させて染色処理を行なった。このとき、染色槽においては、図4に示すように染色槽内にガイドロールを配置して、
染色溶液中の両面積層フィルムの総滞留長:4700mm
搬送速度:1.78m/min
染色溶液中の両面積層フィルムの総滞留時間:
4.7m/〔(1.78/60)m/sec〕≒158.427sec
ガイドロールの直径:125mm
とし、第1ポリビニルアルコール系樹脂層21が下側のガイドロール11A,12A,13Aに接触する長さと、第2ポリビニルアルコール系樹脂層22が上側のガイドロール11B,12Bに接触する長さを調節して、それぞれがガイドロールに接触する時間が計算上、表1の「ガイドロールへの接触時間」の欄に記載の値となり、それぞれが染色溶液に接触する時間が計算上、表1の「染色溶液への接触時間」の欄に記載の値となるように、パスラインを設定した。
<染色溶液>
水:100重量部
ヨウ素:0.35重量部
ヨウ化カリウム:10重量部
<架橋溶液>
水:100重量部
ホウ酸:9.5重量部
ヨウ化カリウム:5重量部
とした。
その後、両面積層フィルムを10℃の純水で4秒間洗浄し、最後に80℃で300秒間乾燥させた。以上の工程により、基材フィルム1の両面に形成されたポリビニルアルコール系樹脂層21,22を偏光子層31,32とし、両面偏光性積層フィルム302を得た。
ポリビニルアルコール粉末((株)クラレ製、平均重合度1800、商品名:KL−318)を95℃の熱水に溶解させ濃度3重量%の水溶液を調製した。得られた水溶液に架橋剤(田岡化学工業(株)製、商品名:スミレーズレジン650)をポリビニルアルコール粉末2重量部に対して1重量部の割合で混ぜて接着剤溶液とした。上記で得た両面偏光性積層フィルムの両面に上述のポリビニルアルコール系接着剤を塗布した後に保護フィルム(コニカミノルタオプト(株)製のTAC:KC4UY)41,42を両面に貼合し、80℃で5分間乾燥させることで、保護フィルム41、偏光子層31、基材フィルム1、偏光子層32および保護フィルム42の5層からなる両面貼合フィルム402を得た。
両面貼合フィルム402から、偏光子層31および保護フィルム41からなる第1偏光板501aを剥離した。残りのフィルム(基材フィルム1、偏光子層32および保護フィルム42からなるフィルム)から、基材フィルム1を剥離して、偏光子層32および保護フィルム42からなる第2偏光板501bを得た。
図2に示すフローチャートのようにして、両面偏光性積層フィルム302から2枚の偏光板501a,501bを作製した。実施例2は、実施例1とは、染色工程におけるパスラインが異なるのみであり、以下この点を説明する。
染色溶液中の両面積層フィルムの総滞留長:4700mm
搬送速度:1.78m/min
染色溶液中の両面積層フィルムの総滞留時間:
4.7m/〔(1.78/60)m/sec〕≒158.427sec
ガイドロールの直径:200mm
とし、第1ポリビニルアルコール系樹脂層21が下側のガイドロール11A,12A,13Aに接触する長さと、第2ポリビニルアルコール系樹脂層22が上側のガイドロール11B,12Bに接触する長さを調節して、それぞれがガイドロールに接触する時間が計算上、表1の「ガイドロールへの接触時間」の欄に記載の値となり、それぞれが染色溶液に接触する時間が計算上、表1の「染色溶液への接触時間」の欄に記載の値となるように、パスラインを設定した。
実施例で得られた偏光板の偏光性能を、日本分光(株)製の分光光度計(V7100)で測定した。測定の際、光の入射方向は偏光子層側からとした。視感度補正単体透過率(Ty)の平均値、および二つの偏光板501a,501bの視感度補正単体透過率の平均値の差を表1に示す。なお、二つの偏光板の視感度補正単体透過率(Ty)の平均値は、それぞれの偏光板について、フィルム幅方向の有効幅部分を11分割し、その11点について測定した値の平均値である。また、二つの偏光板において、保護フィルムは同じものを用いているので単体透過率に差はなく、したがって偏光板の視感度補正単体透過率(Ty)の平均値の差は、偏光層の視感度補正単体透過率(Ty)の平均値の差とみなすことができる。
Claims (8)
- 基材フィルム、および、前記基材フィルムの両面にそれぞれ形成された二つの偏光子層を備える偏光性積層フィルムの製造方法であって、
前記基材フィルムの一方の面に第1ポリビニルアルコール系樹脂層を形成し、他方の面に第2ポリビニルアルコール系樹脂層を形成して、積層フィルムを得る樹脂層形成工程と、
前記積層フィルムを延伸する延伸工程と、
前記延伸後の積層フィルムの前記第1ポリビニルアルコール系樹脂層および前記第2ポリビニルアルコール系樹脂層を二色性色素を含有する染色溶液に接触させて前記二色性色素で染色して二つの偏光子層を形成する染色工程と、を含み、
前記染色工程において、前記第1ポリビニルアルコール系樹脂層が前記染色溶液に接触する時間をT1、前記第2ポリビニルアルコール系樹脂層が前記染色溶液に接触する時間をT2とした場合に、下記式:
接触時間差の割合(%)=(T1−T2)/{(T1+T2)/2}×100
から算出される接触時間差の割合が絶対値で4%を超える、偏光性積層フィルムの製造方法。 - 前記接触時間差の割合が絶対値で4.5%以上である、請求項1に記載の偏光性積層フィルムの製造方法。
- 前記染色工程は、前記第1ポリビニルアルコール系樹脂層および/または前記第2ポリビニルアルコール系樹脂層をガイドロールに接触させながら前記積層フィルムを前記染色溶液内で搬送し、
前記第1ポリビニルアルコール系樹脂層および前記第2ポリビニルアルコール系樹脂層が前記ガイドロールに接触する時間を調整して、前記第1ポリビニルアルコール系樹脂層が前記染色溶液に接触する時間T1と、前記第2ポリビニルアルコール系樹脂層が前記染色溶液に接触する時間T2とを調整し、前記接触時間差の割合が所望の数値範囲となるようにする、請求項1または2に記載の偏光性積層フィルムの製造方法。 - 前記染色工程の後に、少なくとも一方の前記偏光子層の表面に保護フィルムを貼合する貼合工程を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の偏光性積層フィルムの製造方法。
- 前記貼合工程において、前記二つの偏光子層の表面に保護フィルムを貼合する、請求項4に記載の偏光性積層フィルムの製造方法。
- 偏光子層および保護フィルムを備える偏光板の製造方法であって、
請求項4または5に記載の製造方法によって得られた偏光性積層フィルムを用い、前記偏光性積層フィルムにおける前記偏光子層と前記保護フィルムとの積層体を前記基材フィルムから剥離して偏光板を得る剥離工程を有する、偏光板の製造方法。 - 基材フィルム、および、前記基材フィルムの両面に、ポリビニルアルコール系樹脂から形成され、一軸延伸および二色性色素による染色で前記二色性色素を吸着配向させた二つの偏光子層を備え、
前記二つの偏光子層は、%単位で表示される視感度補正単体透過率の平均値の差が0.3ポイントを超える、偏光性積層フィルム。 - 前記二つの偏光子層は、%単位で表示される視感度補正単体透過率の平均値の差が0.45ポイント以上である、請求項7に記載の偏光性積層フィルム。
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