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JP5602509B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Description

本発明は、ケーブルを位置決めする構造を備えた蓄電装置に関する。
複数の単電池で構成された組電池の周囲には、複数のケーブルが配置されることがある。このケーブルとしては、例えば、組電池の充放電に用いられるケーブルや、単電池の電圧を検出するために用いられるケーブルがある。
特開2009−154824号公報 特開2002−362164号公報 特開2006−353062号公報 特開2007−207513号公報 特開2007−141636号公報
ケーブルが組電池の周囲に配置される構成では、組電池を含む電池パックを組み立てるときに、ケーブルが邪魔になってしまうことがある。ここで、ケーブルの両端部は固定されるが、ケーブルの両端部を除く領域については、固定しなければ、自由に動いてしまう。
本発明である蓄電装置は、一方向に並んで配置された複数の蓄電素子と、複数の蓄電素子の配列方向において複数の蓄電素子を挟み、複数の蓄電素子に対して拘束力を与えるための一対のエンドプレートであって、少なくとも一方のエンドプレートにおいて、複数の蓄電素子の配列方向で蓄電素子に対向する面と反対側に位置する面が凹凸面に構成される一対のエンドプレートと、複数の蓄電素子の充放電又は充放電の制御に用いられるケーブルと、凹凸面に対して固定され、ケーブルの位置決めに用いられるブラケットと、を有することを特徴とする。ここで、エンドプレートに凹凸面を形成することにより、エンドプレートの強度を確保しつつ、エンドプレートの軽量化を図ることができる。
ケーブルにクランプを取り付ける構成では、クランプに形成された突起部と係合する開口部をブラケットに形成することができる。これにより、クランプを介して、ケーブルをブラケットに固定でき、エンドプレートに対するケーブルの位置決めを行うことができる。
また、クランプの突起部が開口部を貫通した状態において、エンドプレートの凹面内にクランプの突起部を位置させることができる。エンドプレートの凹面によって形成されるスペースは、デッドスペースとなりやすいため、このスペースに、突起部を位置させることにより、デッドスペースを有効利用して、蓄電装置の大型化を抑制することができる。
一方、ケーブルの一部を支持するアームを、ブラケットに設けることができる。この場合には、ケーブルをアームに取り付けるだけで、エンドプレートに対するケーブルの位置決めを行うことができる。
ブラケットをエンドプレートに固定する構成としては、ボルトおよびナットを用いることができる。具体的には、エンドプレートにナットを設けておき、ブラケットを貫通させたボルトをナットと係合させることができる。これにより、ブラケットをエンドプレートに固定することができる。また、エンドプレートの凹面内にナットを配置することにより、エンドプレートのデッドスペースを有効利用することができる。
エンドプレートにおける凹凸面の一部と接触し、エンドプレートに対するブラケットの位置決めに用いられる爪部を、ブラケットに設けることができる。これにより、エンドプレートに対するブラケットの位置決めを容易に行うことができる。ブラケットの位置決めが容易になれば、ボルトおよびナットを用いたブラケットの固定構造において、ボルトおよびナットの係合を容易に行うことができる。
蓄電装置の外装の一部を構成するシールド部材を、ケーブルを覆う位置に配置することができる。本発明では、ケーブルがエンドプレートに対して位置決めされているため、ケーブルを覆う位置に、シールド部材を容易に配置することができる。
本発明によれば、ブラケットを用いることにより、エンドプレートの凹凸面に対するケーブルの位置決めを容易に行うことができる。
本発明の実施例1における電池ユニットの構成を示す概略図である。 実施例1である電池パックの構成を示す斜視図である。 実施例1におけるエンドプレートの正面図である。 実施例1におけるブラケットの正面図である。 図4の矢印Dで示す方向から見たときのブラケットの側面図である。 実施例1において、クランプおよびブラケットの接続構造を示す断面図である。 実施例1の変形例であるブラケットの構造を示す概略図である。 本発明の実施例2である電池パックの構成を示す斜視図である。 実施例2におけるエンドプレートの正面図である。 図8におけるエンドプレートのA−A断面図である。 実施例2におけるブラケットの正面図である。
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例1である電池パック(蓄電装置に相当する)について、図1および図2を用いて説明する。図1は、電池パックの一部を構成する電池ユニットを示す概略図であり、電池ユニットを上方から見たときの図である。図2は、電池パックの一部の構成を示す斜視図である。図1および図2において、X軸、Y軸およびZ軸は、互いに直交する軸であり、本実施例では、鉛直方向に相当する軸をZ軸としている。
本実施例の電池パックは、車両に搭載することができ、この車両としては、ハイブリッド自動車や電気自動車がある。ハイブリッド自動車は、車両の走行に用いられる動力源として、電池パックの他に、燃料電池又は内燃機関を用いた車両である。電気自動車は、車両の走行に用いられる動力源として、電池パックだけを用いた車両である。電池パックが搭載された車両では、電池パックの出力を用いて車両を走行させたり、車両の制動時に発生する運動エネルギを回生電力として電池パックに蓄えたりすることができる。
本実施例の電池パックは、電池ユニット1と、電池ユニット1を収容するパックケースとを有している。パックケースは、電池パックの外装を構成するケースであり、図2に示すように、電池ユニット1が固定されるロアーケース100と、ロアーケース100とともに電池ユニット1を覆うアッパーケース(不図示)およびシールド部材101を有している。
電池ユニット1は、X方向に並んで配置された複数の電池モジュール(蓄電素子に相当する)10を有しており、X方向における電池ユニット1の両端には、一対のエンドプレート20が配置されている。一対のエンドプレート20には、X方向に延びる拘束ロッド30が連結されている。本実施例では、図1に示すように、電池ユニット1の上面に、2つの拘束ロッド30が配置されているとともに、電池ユニット1の下面にも、2つの拘束ロッド(不図示)が配置されている。
一対のエンドプレート20および拘束ロッド30を用いることにより、複数の電池モジュール10に対して拘束力を与えることができる。拘束力とは、一対のエンドプレート20が互いに近づく方向(X方向)に変位させたときに発生する力であり、X方向で隣り合う2つの電池モジュール10を互いに近づける力である。各電池モジュール10に拘束力を与えることにより、例えば、電池モジュール10の膨張を抑制することができる。エンドプレート20の具体的な構造については、後述する。
なお、本実施例では、電池ユニット1の上面および下面に拘束ロッドを配置しているが、これに限るものではない。一対のエンドプレート20に接続できる位置に拘束ロッド30を配置すればよく、例えば、電池ユニット1の側面(Y方向における両端面)に沿って拘束ロッド30を配置することができる。また、本実施例では、円柱状に形成された拘束ロッド30を用いているが、これに限るものではなく、例えば、平板状に形成された拘束バンドを用いることができる。
電池モジュール10は、電気的に直列に接続された複数の単電池によって構成されており、複数の単電池は、電池モジュール10の外装を構成するケース内に収容されている。ここで、単電池としては、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池といった二次電池を用いることができる。また、二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタを用いることができる。本実施例では、複数の電池モジュール10をX方向に並べて配置しているが、これに限るものではない。複数の単電池(蓄電素子に相当する)をX方向に並べて配置することもできる。
X方向に並んで配置された複数の電池モジュール10は、電気的に直列に接続されている。Y方向における電池モジュール10の両端面には、正極端子(電極端子ともいう)10aおよび負極端子(電極端子ともいう)10bがそれぞれ設けられている。図1では、一部の電池モジュール10に対してのみ、正極端子10aおよび負極端子10bを示している。
電池モジュール10の正極端子10aは、X方向で隣り合う他の電池モジュール10の負極端子10bと、バスバー40aを介して電気的に接続されている。また、電池モジュール10の負極端子10bは、X方向で隣り合う他の電池モジュール10の正極端子10aと、バスバー40aを介して電気的に接続されている。複数のバスバー40aは、図2に示すように、バスバーモジュール40として構成されており、バスバーモジュール40は、複数のバスバー40aと、複数のバスバー40aを支持する支持プレートとを有している。支持プレートは、例えば、樹脂で形成することができる。
なお、本実施例では、複数の電池モジュール10が電気的に直列に接続されているが、これに限るものではなく、電気的に並列に接続された電池モジュール10が含まれていてもよい。
X方向における電池ユニット1の両端に位置する2つの電池モジュール10は、エンドプレート20と接触しており、バスバー40aと接続されていない電極端子10a,10bを有する。この電極端子10a,10bには、電池ユニット1の充放電を行うためのケーブル(不図示)が接続される。すなわち、このケーブルを介して、電池ユニット1は、負荷と接続される。
本実施例の電池パックを車両に搭載したときには、負荷として、モータ・ジェネレータを用いることができる。モータ・ジェネレータは、電池ユニット1からの電力を受けて、車両を走行させるための運動エネルギを発生したり、車両の制動時に発生する運動エネルギを電気エネルギに変換して、電池ユニット1に供給したりする。ここで、モータ・ジェネレータおよび電池ユニット1の間の電流経路上に、昇圧回路やインバータを配置することもできる。
次に、エンドプレート20の具体的な構造について、図3等を用いて説明する。図3は、エンドプレート20の構造を示す正面図である。
図3に示すように、エンドプレート20の上端面20aには、拘束ロッド30が接続される接続部21が設けられている。図2に示すように、拘束ロッド30の一端は、ボルト41によって接続部21に固定される。また、エンドプレート20の下端面20bには、接続部23が設けられており、図2に示すように、接続部23に対しては、拘束ロッドの一端がボルト42によって固定される。図3に示すように、電池ユニット1の上面に配置される2つの拘束ロッド30の間隔(Y方向の距離)は、電池ユニット1の下面に配置される2つの拘束ロッドの間隔(Y方向の距離)よりも狭くなっている。
エンドプレート20には、複数のリブ22が形成されており、リブ22は、電池モジュール10と接触するエンドプレート20の面(Y−Z平面)に対して直交する方向(X方向)に突出している。リブ22によって囲まれた領域では、空間部が形成されている。言い換えれば、エンドプレート20のうち、電池モジュール10の側とは反対側の面(後述するブラケット60が固定される面)は、凹凸面で構成されている。
リブ22を形成することにより、エンドプレート20を軽量化させつつ、エンドプレート20の強度を確保することができる。エンドプレート20は、例えば、樹脂で形成することができる。本実施例では、リブ22を図3に示す形状に形成しているが、これに限るものではない。すなわち、エンドプレート20を軽量化させつつ、エンドプレート20の強度を確保できればよく、リブ22の形状(Y−Z平面内の形状)は適宜設定することができる。
また、エンドプレート20には、ナット81,82が固定されている。ナット81,82は、ブラケット60をエンドプレート20に固定するために用いられる。ここで、図4には、ブラケット60の正面図を示し、図5には、図4の矢印Dで示す方向から見たときのブラケット60の側面図を示している。
ブラケット60は、貫通孔61,62を有しており、貫通孔61,62には、ボルト43,44がそれぞれ挿入される。ボルト43,44は、貫通孔61,62を貫通した状態において、ナット81,82と係合する。これにより、ブラケット60をエンドプレート20に固定することができる。
ここで、ブラケット60は、エンドプレート20の側に突出する爪部66を有している。爪部66は、ブラケット60をエンドプレート20に対して位置決めするときに用いられる。本実施例では、爪部66は、エンドプレート20の下端面20bを形成するリブ22と接触する。
爪部66をリブ22に沿って移動させれば、ブラケット60をY方向にスライドさせることができ、ブラケット60の貫通孔61,62を、ナット81,82と重ねることができる。互いに重なった貫通孔61,62およびナット81,82に対して、ボルト43,44を取り付ければ、ブラケット60をエンドプレート20に固定することができる。ここで、ナット81,82におけるネジ溝部の径よりも、貫通孔61,62の径を大きくすることにより、ナット81,82に対してボルト43,44を容易に取り付けることができる。
また、ブラケット60には、ケーブル51〜53の位置決めに用いられる開口部63〜65が形成されている。ケーブル51〜53には、クランプ71〜73が取り付けられており、クランプ71〜73の爪部は、ブラケット60の開口部63〜65に挿入される。
図6には、クランプ71およびブラケット60の接続状態を示している。クランプ71は、突起部71aを有しており、突起部71aは、ブラケット60の開口部63と係合している。図6に示す状態において、突起部71aの基端側は、ブラケット60と接触することにより、突起部71aが開口部63から抜けてしまうのを阻止する。なお、クランプ72,73についても、クランプ71と同様の構造を有している。また、突起部71aの形状は、図6に示す形状に限るものではなく、開口部63と係合して、開口部63から抜けにくい形状を有していればよい。
ブラケット60がエンドプレート20に固定された状態において、クランプ71〜73の突起部71a等をブラケット60の開口部63〜65に挿入すると、クランプ71〜73の突起部71a等は、リブ22によって囲まれたスペース内に位置するようになっている。例えば、クランプ71の突起部71aは、図2および図3に示すスペースS1内に位置する。
エンドプレート20において、リブ22によって囲まれた複数のスペースは、デッドスペースとなるため、このデッドスペースにクランプ71〜73の一部を位置させれば、デッドスペースを有効利用して、電池パックの大型化を抑制することができる。また、リブ22によって囲まれたデッドスペースにナット81,82を配置しているため、電池パックの大型化を抑制することができる。
ケーブル51〜53は、電池パックに付随して用いられるものであり、例えば、電池ユニット1の充放電に用いられるケーブルや、電池ユニット1の充放電を制御するために用いられるケーブルがある。電池ユニット1の充放電を制御するために用いられるケーブルとしては、例えば、電池モジュール10の電圧を検出するためのケーブルがある。電池モジュール10の検出電圧は、電池ユニット1の充放電を制御するために用いられる。
本実施例において、ケーブル51〜53は、バスバーモジュール40およびエンドプレート20に沿って配置されており、各ケーブル51〜53の一端側は、電池ユニット1の上方に導かれている。
クランプ71〜73を用いて、ケーブル51〜53をブラケット60に固定した後において、シールド部材101によってケーブル51〜53を覆う。ここで、ケーブル51〜53は、ブラケット60を介してエンドプレート20に固定されているため、ケーブル51〜53がエンドプレート20に固定されていない場合に比べて、電池パックの組み立てを容易に行うことができる。
ケーブル51〜53がエンドプレート20に固定されていないときには、手作業等によってケーブル51〜53をまとめながら、シールド部材101を取り付けなければならない。また、ケーブル51〜53は、エンドプレート20から離れる方向に撓んでしまうことがあり、ケーブル51〜53の撓みによって、シールド部材101が取り付けにくくなる。
一方、本実施例では、ケーブル51〜53がエンドプレート20に固定されているため、ケーブル51〜53を手作業等でまとめる必要もなく、ケーブル51〜53がエンドプレート20から離れる方向に撓むのも抑制することができる。この場合には、シールド部材101を取り付けるだけでよいため、電池パックの組み立てを容易に行うことができる。
また、ケーブル51〜53を固定しようとするエンドプレート20の面は、リブ22が形成されているため、ケーブル51〜53を固定しにくい。本実施例では、ブラケット60を用いることにより、ケーブル51〜53を固定する領域を確保することができる。
本実施例では、ブラケット60において、開口部63〜65を形成する位置を変更すれば、ケーブル51〜53の配置経路を変更することができる。ここで、クランプ71〜73の数よりも多い数の開口部をブラケット60に形成しておき、複数の開口部のうち、クランプを係合させる開口部を変更することにより、ケーブル51〜53の配置経路を変更することができる。
なお、本実施例では、ボルト43,44を用いて、ブラケット60をエンドプレート20に固定しているが、これに限るものではない。すなわち、ブラケット60をエンドプレート20に固定しておくことができればよく、ボルト43,44を用いた構造に限るものではない。例えば、エンドプレート20(リブ22)に爪部を形成しておき、爪部を用いてブラケット60を支持することができる。
また、本実施例では、一対のエンドプレート20のうち、一方のエンドプレート20に対してブラケット60を固定しているが、両方のエンドプレート20に対してブラケット60を固定することもできる。この場合には、一対のエンドプレート20のそれぞれにおいて、ケーブルを位置決めすることができる。
さらに、本実施例では、クランプ71〜73の突起部71a等を、ブラケット60の開口部63〜65と係合させることにより、ケーブル51〜53を位置決めしているが、これに限るものではない。すなわち、エンドプレート20に固定されたブラケット60に対して、ケーブル51〜53の一部を固定できればよい。例えば、図7に示すように、ブラケット60にアーム67を設け、アーム67によってケーブル51〜53を支持することもできる。図7は、本実施例の変形例であるブラケットの構造を示す断面図である。
本発明の実施例2である電池パックについて、図8を用いて説明する。図8は、電池パックにおける一部の構成を示す概略図である。本実施例において、実施例1で説明した部材と同一の部材については、同一符号を用い、詳細な説明は省略する。以下、実施例1と異なる点について、主に説明する。
図8において、電池ユニット1は、ロアーケース100およびアッパーケース102によって囲まれており、アッパーケース102には、ケーブル51〜56を通すための溝部102aが形成されている。実施例1においても、図8に示すアッパーケース102を用いることができる。
また、エンドプレート20には、図9に示すように、2つのナット81,83が固定されており、ナット81,83は、後述するブラケット90を固定するために用いられる。図10に示すように、ナット83は、エンドプレート20の固定部24に圧入されている。ナット81についても、同様の構造で固定することができる。ここで、図10は、図9におけるエンドプレート20のA−A断面図である。
図11には、ブラケット90の正面図を示している。ブラケット90の長手方向(Y方向)における両端部には、ボルト43,44が貫通する貫通孔91,92が形成されている。ブラケット90をエンドプレート20に固定するときには、まず、貫通孔91,92がナット81,83と重なるように、ブラケット90の位置決めを行う。そして、貫通孔91,92にボルト43,44を挿入するとともに、ボルト43,44をナット81,83と係合させる。ここで、ナット81,83に対する貫通孔91,92のずれを許容するために、貫通孔91は、Y方向に延びている。
また、ブラケット90には、5つの開口部93〜97が形成されており、開口部93〜97は、ケーブル51〜56を位置決めするために用いられる。具体的には、ケーブル51に取り付けられたクランプ71の一部(図6で説明した突起部71aに相当する)を、開口部93に挿入することにより、ケーブル51をブラケット90に固定することができる。同様に、ケーブル52のクランプ72は、開口部94に挿入され、ケーブル53のクランプ73は、開口部95に挿入される。
また、ケーブル54に取り付けられたクランプ74を、ブラケット90の開口部96に挿入することにより、ケーブル54をブラケット90に固定することができる。クランプ75は、2つのケーブル55,56を束ねており、クランプ75は、ブラケット90の開口部97に挿入される。これにより、ケーブル55,56をブラケット90に固定することができる。
本実施例においても、実施例1と同様の効果を得ることができる。また、本実施例のブラケット90は、実施例1で説明したブラケット60よりも大きく、ブラケット60に固定されるケーブル51〜53の数よりも多い数のケーブル51〜56を固定することができる。なお、ブラケット90に固定することができるケーブルの数は、適宜設定することができる。また、ブラケット90の外形は、適宜設定することができるが、本実施例のように、貫通孔91,92および開口部93〜97を含む必要最小限の領域に沿うように、ブラケット90の外形を形成すれば、ブラケット90を軽量化することができる。
1:電池ユニット 10:電池モジュール(蓄電素子)
10a:正極端子 10b:負極端子
20:エンドプレート 21,23:接続部
22:リブ 30:拘束ロッド
40:バスバーモジュール 40a:バスバー
41〜44:ボルト 51〜53:ケーブル
60:ブラケット 61,62:貫通孔
63〜65:開口部 71〜73:クランプ
71a:突起部 81,82:ナット
100:ロアーケース 101:シールド部材
102:アッパーケース

Claims (7)

  1. 一方向に並んで配置された複数の蓄電素子と、
    前記複数の蓄電素子の配列方向において前記複数の蓄電素子を挟み、前記複数の蓄電素子に対して拘束力を与えるための一対のエンドプレートであって、少なくとも一方の前記エンドプレートにおいて、前記複数の蓄電素子の配列方向で前記蓄電素子に対向する面と反対側に位置する面が凹凸面に構成される一対のエンドプレートと、
    前記複数の蓄電素子の充放電又は充放電の制御に用いられるケーブルと、
    前記凹凸面に対して固定され、前記ケーブルの位置決めに用いられるブラケットと、
    を有することを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記ケーブルに取り付けられるクランプを有し、
    前記ブラケットは、前記クランプに形成された突起部と係合する開口部を有することを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記クランプの前記突起部は、前記開口部を貫通した状態で、前記エンドプレートの凹面内に位置していることを特徴とする請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 前記ブラケットは、前記ケーブルの一部を支持するアームを有することを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
  5. 前記エンドプレートは、前記ブラケットを貫通したボルトと係合し、前記ブラケットの固定に用いられるナットを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の蓄電装置。
  6. 前記ブラケットは、前記凹凸面の一部と接触し、前記エンドプレートに対する前記ブラケットの位置決めに用いられる爪部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の蓄電装置。
  7. 前記蓄電装置の外装の一部を構成し、前記ケーブルを覆う位置に配置されたシールド部材を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の蓄電装置。
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