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JP5591586B2 - 固体撮像装置、画像処理装置、カメラシステム - Google Patents

固体撮像装置、画像処理装置、カメラシステム Download PDF

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Description

この発明は、行列状に配列された複数の画素部を有する撮像部が設けられた固体撮像装置に関する。
外部から入力される光を検知し、電気信号を出力する固体撮像装置として、主に、CCD型やMOS型のイメージセンサが利用されている。例えば、MOSイメージセンサのダイナミックレンジを拡大する方法は、特許文献1や特許文献2に記載されている。
特開2005−175517号公報 特開2008−124842号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、Mビットのダイナミックレンジ拡大のために、信号出力とは別に、ゲイン情報を表すMビットの信号が必要となる。また、特許文献2の技術では、画素信号を分解能を異ならせて複数回AD変換し、複数のAD変換後の信号を合成してダイナミックレンジを拡大するために、合成対象の信号を記憶するためのラインメモリや、合成処理を行う回路が必要となり、回路規模が大きくなる。
そこで、この発明は、簡易な構成で、S/Nを良好に保ちながらダイナミックレンジを拡大することができる固体撮像装置を提供することを目的とする。
この発明の1つの局面に従うと、固体撮像装置は、それぞれが入射光に応じた電荷を蓄積する行列状に配列されたn×m個の画素部を有し、上記n×m個の画素部の画素行毎に、当該画素行に属するn個の画素部に蓄積された電荷に応じたn個の画素信号を出力する撮像部と、ランプ波形信号を供給するものであって上記ランプ波形信号の傾きを変更可能な参照信号供給部と、上記n×m個の画素部のn個の画素列にそれぞれ対応し、それぞれが上記参照信号供給部からのランプ波形信号の信号レベルが自己に対応する画素列からの画素信号の信号レベルに到達するまでの時間をカウントすることによって当該画素信号を画素値に変換するn個のAD変換部と、上記ランプ波形信号の傾きが第1の傾きである場合に、上記n個のAD変換部によって得られたn個の画素値の中から第1の閾値よりも大きい画素値を検出すると、上記ランプ波形信号の傾きが上記第1の傾きよりも急峻な第2の傾きになるように上記参照信号供給部を制御し、上記ランプ波形信号の傾きが上記第2の傾きである場合に、上記n個のAD変換部によって得られたn個の画素値の中の最大画素値が上記第1の閾値よりも小さい第2の閾値よりも小さいことを検出すると、上記ランプ波形信号の傾きが上記第1の傾きになるように上記参照信号供給部を制御する分解能制御部とを備える。
上記固体撮像装置では、画素信号の信号レベルが第1の閾値に対応する閾値電圧よりも低い場合(例えば、画素信号の低照度部)においてS/Nを良好に保ちながら、画素信号の信号レベルが閾値電圧よりも高い場合(例えば、画素信号の高照度部)においてダイナミックレンジを拡大することができる。また、n個の画素値の中の特定の画素値(例えば、OB画素部に対応する画素値)そのものに基づいてAD変換部の分解能(ランプ波形信号の傾きが第1の傾きおよび第2の傾きのいずれであるのか)を検知することが可能であるので、分解能情報(AD変換部の分解能に関する情報)を出力するための信号線を設けなくても良い。そのため、固体撮像装置の構成を簡易化できる。
この発明のもう1つの局面に従うと、固体撮像装置は、それぞれが入射光に応じた電荷を蓄積する行列状に配列されたn×m個の画素部を有し、上記n×m個の画素部の画素行毎に、当該画素行に属するn個の画素部に蓄積された電荷に応じたn個の画素信号を出力する撮像部と、n個のランプ波形信号を供給するものであって上記n個のランプ波形信号の各々の傾きを変更可能な参照信号供給部と、上記n×m個の画素部のn個の画素列にそれぞれ対応し、それぞれが上記n個のランプ波形信号のうち自己に対応するランプ波形信号の信号レベルが自己に対応する画素列からの画素信号の信号レベルに到達するまでの時間をカウントすることによって当該画素信号を画素値に変換するn個のAD変換部と、上記n個のAD変換部の各々について、当該AD変換部に対応するランプ波形信号の傾きが第1の傾きである場合に、当該AD変換部によって得られた画素値が第1の閾値よりも大きいことを検出すると、当該AD変換部に対応するランプ波形信号の傾きが上記第1の傾きよりも急峻な第2の傾きになるように上記参照信号供給部を制御し、当該AD変換部に対応するランプ波形信号の傾きが上記2の傾きである場合に、当該AD変換部によって得られた画素値が上記第1の閾値よりも小さい第2の閾値よりも小さいことを検出すると、当該AD変換部に対応するランプ波形信号の傾きが上記第1の傾きになるように上記参照信号供給部を制御する分解能制御部とを備える。
上記固体撮像装置では、画素信号の信号レベルが第1の閾値に対応する閾値電圧よりも低い場合(例えば、画素信号の低照度部)においてS/Nを良好に保ちながら、画素信号の信号レベルが閾値電圧よりも高い場合(例えば、画素信号の高照度部)においてダイナミックレンジを拡大することができる。また、n個の画素値の中の特定の画素値(例えば、OB画素部に対応する画素値)そのものに基づいてAD変換部の分解能(ランプ波形信号の傾きが第1の傾きおよび第2の傾きのいずれであるのか)を検知することが可能であるので、分解能情報(AD変換部の分解能に関する情報)を出力するための信号線を設けなくても良い。そのため、固体撮像装置の構成を簡易化できる。
この発明のもう1つの局面に従うと、固体撮像装置は、それぞれが入射光に応じた電荷を蓄積する行列状に配列されたn×m個の画素部を有し、上記n×m個の画素部の画素行毎に、当該画素行に属するn個の画素部に蓄積された電荷に応じたn個の画素信号を出力する撮像部と、上記n×m個の画素部のn個の画素列にそれぞれ対応し、それぞれが自己に対応する画素列からの画素信号を画素値に変換するものであって、AD変換分解能を変更可能なn個のAD変換部と、上記n個のAD変換部のAD変換分解能が第1の分解能である場合に、上記n個のAD変換部によって得られたn個の画素値の中から第1の閾値よりも大きい画素値を検出すると、上記n個のAD変換部のAD変換分解能を第1の分解能よりも粗い第2の分解能になるように上記n個のAD変換部を制御し、上記n個のAD変換部のAD変換分解能が上記第2の分解能である場合に、上記n個のAD変換部によって得られたn個の画素値の中の最大画素値が上記第1の閾値よりも小さい第2の閾値よりも小さいことを検出すると、上記n個のAD変換部のAD変換分解能が上記第1の分解能になるように上記n個のAD変換部を制御する分解能制御部とを備える。
上記固体撮像装置では、画素信号の信号レベルが第1の閾値に対応する閾値電圧よりも低い場合においてS/Nを良好に保ちながら、画素信号の信号レベルが閾値電圧よりも高い場合においてダイナミックレンジを拡大することができる。また、n個の画素値の中の特定の画素値そのものに基づいてAD変換部の分解能を検知することが可能であるので、分解能情報(AD変換部の分解能に関する情報)を出力するための信号線を設けなくても良い。そのため、固体撮像装置の構成を簡易化できる。
以上のように、画素信号の信号レベルが第1の閾値に対応する閾値電圧よりも低い場合においてS/Nを良好に保ちながら、画素信号の信号レベルが閾値電圧よりも高い場合においてダイナミックレンジを拡大することができる。また、分解能情報(AD変換部の分解能に関する情報)を出力するための信号線を設けなくても良いので、固体撮像装置の構成を簡易化できる。
実施形態1による画像処理装置の構成例を示す図。 画素部の構成例を示す図。 固体撮像装置による読み出し動作について説明するための図。 ランプ波形信号の傾きについて説明するための図。 画素部の配置について説明するための図。 (a)撮像部の構成例を示す図。(b)ベイヤー配列型のカラーフィルタについて説明するための図。 ランプ波形信号の傾きについて説明するための図。 実施形態2による画像処理装置の構成例を示す図。 画素値の補正について説明するための図。 デジタルカメラの構成例について説明するための図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、以下で説明する実施の形態のそれぞれはあくまで一例であり、様々な改変を行うことが可能である。
(実施形態1)
図1は、実施形態1による画像処理装置の構成例を示す。この画像処理装置は、固体撮像装置10と、信号補正部11とを備える。固体撮像装置10は、制御信号生成部100と、撮像部101と、垂直走査部102と、カラムアンプ部103と、参照信号供給部104と、n個(ここでは、n=3)のAD変換部1051〜1053と、メモリ部106と、分解能制御部107と、デジタル信号処理部108とを備える。
〔制御信号生成部〕
制御信号生成部100は、垂直走査部102,AD変換部1051〜1053,およびデジタル信号処理部108を制御する。また、制御信号生成部100は、マスタクロックMCKに基づいてクロックCKおよび転送クロックDCKを生成し、クロックCKを参照信号供給部104およびAD変換部1051〜1053に供給し、転送クロックDCKをメモリ部106に供給する。
〔撮像部〕
撮像部101は、半導体基板上において行列状に配列されたn×m個(ここでは、n=3,m=2)の画素部P11〜P23を有する。画素部P11〜P23の各々は、入射光に応じた電荷を蓄積する。例えば、画素部P11〜P23の各々は、入射光を電荷に光電変換する光電変換部や、光電変換部によって得られた電荷を蓄積する蓄積部などを含む。
図2のように、画素部P11は、フォトダイオードPDと、フローティングディフュージョンFDと、読み出し選択トランジスタ111と、リセットトランジスタ112と、増幅トランジスタ113と、行選択トランジスタ114とを含んでいても良い。画素部P11には、垂直走査部102から水平制御線HL1を介して、行選択信号LD,リセット信号RE,および読み出し信号RDが供給される。また、垂直信号線VL1には、画素部P11に蓄積された電荷に応じた画素信号AO1が出力される。なお、図2では、画素部P11は、4個のトランジスタを有する4TR構成であるが、3個のトランジスタを有する3TR構成であっても良いし、その他の構成であっても良い。また、画素部P12〜P23の各々は、画素部P11と同様の構成を有する。
〔垂直走査部〕
垂直走査部102は、制御信号生成部100からの制御信号S102に応答して、水平制御線HL1,HL2を介して画素部P11〜P23に制御信号(行選択信号LD,リセット信号RE,および読み出し信号RD)を供給することによって画素部P11〜P23を制御する。例えば、垂直走査部102は、画素行の選択,蓄積時間の制御,読み出し動作の制御などを実行する。
〔カラムアンプ部〕
カラムアンプ部103は、n本(ここでは、n=3)の垂直信号線VL1〜VL3を介して供給されたn個の画素信号AO1〜AO3(垂直走査部102によって選択された画素行に属するn個の画素部からのn個の画素信号)をAD変換部1051〜1053にそれぞれ供給する。
〔参照信号供給部〕
参照信号供給部104は、制御信号生成部100からのクロックCKに同期してランプ波形信号RAMPを供給する。例えば、参照信号供給部104は、DA変換器によって構成される。また、参照信号供給部104は、分解能制御部107による制御(ここでは、オーバーフロー検出信号OF)に応答して、ランプ波形信号RAMPの傾きを変更する。ランプ波形信号RAMPの傾きを変更することにより、AD変換部1051〜1053の分解能(ビット数)が変化する。
〔AD変換部〕
AD変換部1051〜1053は、それぞれ、垂直信号線VL1〜VL3(画素部P11〜P23の3個の画素列)に対応する。また、AD変換部1051〜1053は、それぞれ、ランプ波形信号RAMPの信号レベルが画素信号AO1〜AO3の信号レベルに到達するまでの時間をカウントする。これにより、画素信号AO1〜AO3は、画素値D1〜D3(デジタル値)に変換される。例えば、AD変換部1051〜1053の各々は、電圧比較部151と、カウント部152と、スイッチ153とを含んでいても良い。電圧比較部151は、画素信号(AO1〜AO3)の信号レベルとランプ波形信号RAMPの信号レベルとを比較する。カウント部152は、電圧比較部151による比較処理と並行してカウント処理を実行し、電圧比較部151による比較結果(出力信号C1〜C3)が反転したときのカウント値を画素値(D1〜D3)として出力する。また、カウント部152は、制御信号生成部100からのアップ/ダウン切り替え信号S152に応答して、ダウンカウントまたはアップカウントを実行する。スイッチ153は、制御信号生成部100からのメモリ転送信号ADSWに応答して、カウント部152のカウント値(画素値)をメモリ部106に転送する。
〔読み出し動作〕
次に、図3を参照して、図1に示した固体撮像装置10の読み出し動作について説明する。ここでは、第1行目の画素行(画素部P11〜P13)を読み出し対象として説明する。また、画素部P11〜P13およびAD変換部1051〜1053は、それぞれ、同様の処理を実行するので、説明の簡略化のために、画素部P11およびAD変換部1051を例に挙げて説明する。
まず、垂直走査部102は、水平制御線HL1を介して画素部P11〜P13に行選択信号LDを供給する。これにより、画素部P11では、行選択トランジスタ114がオン状態になる。次に、垂直走査部102は、水平制御線HL1を介して画素部P11〜13にリセット信号REを供給する。これにより、画素部P11では、リセットトランジスタ112がオン状態になり、フローティングディフュージョンFDの電圧レベルがリセットレベルに設定される。また、フローティングディフュージョンFDのリセットレベルに応じた画素信号AO1が、垂直信号線VL1およびカラムアンプ部103を介して、AD変換部1051に供給される。
次に、参照信号供給部104は、ランプ波形信号RAMPの信号レベルを徐々に減少させ、AD変換部1051の電圧比較部151は、ランプ波形信号RAMPの信号レベルが画素信号AO1の信号レベルに到達すると、出力信号C1をローレベルからハイレベルへ切り替える。また、制御信号生成部100は、アップ/ダウン切り替え信号S152をAD変換部1051〜1053に供給して、AD変換部1051〜1053にダウンカウントを開始させる。AD変換部1051のカウント部152は、制御信号生成部100からのクロックCKに同期してダウンカウントを実行し、出力信号C1がローレベルからハイレベルへ切り替わるとカウントを停止する。これにより、AD変換部1051のカウント部152は、画素部P11のフローティングディフュージョンFDのリセットレベルに応じたカウント値を保持する。
次に、垂直走査部102は、画素部P11〜P13へのリセット信号REの供給を停止し、画素部P11〜P13に読み出し信号RDを供給する。これにより、画素部P11では、リセットトランジスタ112がオフ状態になり、読み出し選択トランジスタ111がオン状態になり、その結果、フォトダイオードPDに蓄積された電荷がフローティングディフュージョンFDに転送され、フローティングディフュージョンFDの電圧レベルに応じた画素信号AO1(画素レベルに応じた画素信号)が、垂直信号線VL1およびカラムアンプ部103を介して、AD変換部1051に供給される。
次に、参照信号供給部104は、ランプ波形信号RAMPの信号レベルを徐々に減少させ、AD変換部1051の電圧比較部151は、ランプ波形信号RAMPの信号レベルが画素信号AO1の信号レベルに到達すると、出力信号C1をローレベルからハイレベルへ切り替える。また、制御信号生成部100は、アップ/ダウン切り替え信号S152をAD変換部1051〜1053に供給して、AD変換部1051〜1053にアップカウントを開始させる。AD変換部1051のカウント部152は、制御信号生成部100からのクロックCKに同期してアップカウントを実行し、出力信号C1がローレベルからハイレベルへ切り替わるとカウントを停止する。これにより、AD変換部1051のカウント部152は、画素部P11の画素レベルからフローティングディフュージョンFDのリセットレベルを減算して得られる電圧レベルに相当するカウント値を画素値D1として保持する。このようにして、相関二重サンプリング処理が施される。
〔メモリ部〕
メモリ部106は、AD変換部1051〜1053によって得られた画素値D1〜D3(画素行1行分の画素値)を保持し、制御信号生成部100からの転送クロックDCKに同期して画素値D1〜D3を画像信号MEMOとして順次出力する。
〔分解能制御部〕
分解能制御部107は、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR1である場合に、画像信号MEMOとして供給された画素値D1〜D3(画素行1行分の画素値)の中から予め設定された閾値Dthaよりも大きい画素値を検出すると、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR2(傾きR1よりも急峻な傾き)になるように参照信号供給部104を制御する。また、分解能制御部107は、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR2である場合に、画像信号MEMOとして供給された画素値D1〜D3の中の最大画素値が予め設定された閾値Dthb(閾値Dthaよりも小さい閾値)よりも小さいことを検出すると、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR1になるように参照信号供給部104を制御する。
〔オーバーフロー判定処理〕
例えば、参照信号供給部104は、オーバーフロー検出信号OFがローレベルである場合には、ランプ波形信号RAMPの傾きを傾きR1に設定し、オーバーフロー検出信号OFがハイレベルである場合には、ランプ波形信号RAMPの傾きを傾きR2に設定しても良い。この場合、分解能制御部107は、次のようなオーバーフロー判定処理を実行しても良い。初めに、分解能制御部107は、オーバーフロー検出信号OFをローレベルに設定する。これにより、参照信号供給部104は、ランプ波形信号RAMPの傾きを傾きR1に設定する。次に、分解能制御部107は、画像信号MEMOとして供給された画素値D1〜D3と閾値Dthaとを順次比較し、閾値Dthaよりも大きい画素値を検出すると、オーバーフロー検出信号OFをローレベルからハイレベルに切り替える。これにより、参照信号供給部104は、ランプ波形信号RAMPの傾きを傾きR1から傾きR2に切り替える。その後、分解能制御部107は、画像信号MEMOとして供給された画素値D1〜D3の中の最大画素値が閾値Dthbよりも小さいことを検出すると、オーバーフロー検出信号OFをハイレベルからローレベルに切り替える。これにより、参照信号供給部104は、ランプ波形信号RAMPの傾きを傾きR2から傾きR1に切り替える。
〔ランプ波形信号の傾き〕
AD変換部1051〜1053の分解能が“Nビット”である場合、図4のように、傾きR1は、AD変換部1051〜1053の飽和電圧Vmaxが(N+1)ビットで表現されるように設定され、傾きR2は、AD変換部1051〜1053の飽和電圧VmaxがNビットで表現されるように設定されても良い。ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR2である場合、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR1である場合に比べて、AD変換部1051〜1053の分解能(ビット数)は、1/2となる。すなわち、画素信号AO1〜AO3の信号レベルが一定値である場合、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR2である場合の画素値D1〜D3は、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR1である場合の画素値D1〜D3の1/2となる。また、図4では、閾値Dthbは、閾値Dthaの1/2である。すなわち、画素信号AO1〜AO3の信号レベルが閾値Dthaに対応する閾値電圧Vthよりも低い場合には、ランプ波形信号RAMPの傾きは傾きR1に設定され、画素信号AO1〜AO3の信号レベルが閾値電圧Vthよりも高い場合には、ランプ波形信号RAMPの傾きは傾きR2に設定される。
〔デジタル信号処理部〕
デジタル信号処理部108は、制御信号生成部100からの制御信号S108に応答して、メモリ部106からの画像信号MEMOにデジタルゲイン演算や各種補正処理を施して信号補正部11に供給する。
〔信号補正部〕
信号補正部11は、固体撮像装置10(詳しくは、デジタル信号処理部108)から画像信号MEMOとして供給された画素値D1〜D3(画素行1行分の画素値)のうち特定の画素値そのものに基づいて、ランプ波形信号RAMPの傾き(画素値D1〜D3が得られたときのランプ波形信号RAMPの傾き)が傾きR1,R2のいずれであるのかを検知する。また、信号補正部11は、ランプ波形信号RAMPの傾きに応じて、画素値D1〜D3を補正して画像信号DATAとして出力する。
例えば、図4の場合、AD変換部1051〜1053の分解能(ビット数)は、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR1である場合には(N+1)ビットとなり、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR2である場合にはNビットとなる。この場合、信号補正部11は、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR1である場合には、固体撮像装置10から画像信号MEMOとして供給された画素値D1〜D3に“1”を乗算して画像信号DATAとして出力し(すなわち、画素値D1〜D3をそのまま画像信号DATAとして出力し)、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR2である場合には、固体撮像装置10から画像信号MEMOとして供給された画素値D1〜D3に“2”を乗算して画像信号DATAとして出力する。これにより、N+1ビットの画像信号DATAを得ることができる。
〔ランプ波形信号の傾き検知〕
図5のように、撮像部101には、実効画素領域,トランジェント領域,無効領域,垂直OBクランプ領域,および水平OBクランプ領域が設けられていても良い。実効画素領域に配置された画素部に対応する画素値は、最終出力画像として利用される。無効領域に配置された画素部には、フォトダイオードが設けられていない。垂直OBクランプ領域および水平OBクランプ領域には、それぞれ、遮光された画素部(垂直OB画素部および水平OB画素部)が配置されている。垂直OB画素部および水平OB画素部に対応する画素値は、OBクランプ処理や画像補正処理に利用される。一般的に、垂直OB画素部および水平OB画素部に対応する画素値は、回路設計によって定められるDCレベルにノイズ成分を加算(または、減算)して得られる信号レベルに相当するので、水平OB画素部に対応する画素値に基づいてランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR1,R2のいずれであるのかを検知できる。
ここで、ランプ波形信号RAMPの傾きR1,R2が図4のような関係である場合、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR1である場合の水平OB画素部に対応する画素値を“D1”とすると、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR2である場合には、水平OB画素部に対応する画素値は“D1/2”となる。このことを利用して、信号補正部11は、第x行目の水平OB画素部に対応する画素値が“D1±α”である場合(αは、画素のばらつきやノイズなどによる傾き検知の誤差許容範囲)には、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR1であることを検知して、第x行目の画素行に対応する画素値D1〜D3を補正せずにそのまま画像信号DATAとして出力しても良い。また、信号補正部11は、第x行目の水平OB画素部に対応する画素値が“D1/2±β”である場合(βは、画素のばらつきやノイズなどによる傾き検知の誤差許容範囲)には、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR2であることを検知して、第x行目の画素行に対応する画素値D1〜D3に対して“2”を乗算して画像信号DATAとして出力しても良い。
このように、第x行目の画素行に対応する画素値D1〜D3(画素行1行分の画素値)のうち特定の画素値そのものに基づいて、第x行目の画素行に対応する画素値D1〜D3が得られたときのランプ波形信号RAMPの傾きを検知できる。
以上のように、画素信号AO1〜AO3の信号レベルが閾値電圧Vthよりも低い場合(例えば、画素信号AO1〜AO3の低照度部)においてS/Nを良好に保ちながら、画素信号AO1〜AO3の信号レベルが閾値電圧Vthよりも高い場合(例えば、画素信号AO1〜AO3の高照度部)においてダイナミックレンジを拡大することができる。
また、画素値D1〜D3のうち特定の画素値そのものに基づいてAD変換部1051〜1053の分解能(ランプ波形信号の傾きが傾きR1,R2のいずれであるのか)を検知できるので、分解能情報(AD変換部1051〜1053の分解能に関する情報)を出力するための信号線を設けなくても良い。そのため、固体撮像装置10の構成を簡易化できる。
〔ヒステリシス特性〕
なお、連続する複数行の画素行の各々において画素値D1〜D3(画素行1行分の画素値)の中の最大画素値が閾値Dthaの付近である場合、ランプ波形信号RAMPの傾きが頻繁に切り替わってしまうおそれがある。そこで、分解能制御部107は、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR2である場合に、連続するL個の最大画素値(連続するL行の画素行にそれぞれ対応するL個の最大画素値)が閾値Dth2よりも小さいことを検出すると、オーバーフロー検出信号OFをハイレベルからローレベルに切り替えても良い(すなわち、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR1から傾きR2に切り替わるように参照信号供給部104を制御しても良い)。このように、オーバーフロー判定処理にヒステリシス特性を持たせることにより、ランプ波形信号RAMPの傾きが頻繁に切り替わることを抑制できる。
〔カラーフィルタ〕
また、図6Aのように、撮像部101は、画素アレイ121(画素部P11〜P23)の上部に形成されたカラーフィルタ122と、カラーフィルタ122の上部に形成された光学ローパスフィルタ123とをさらに含んでいても良い。光学ローパスフィルタ123は、画素部P11〜P23が入射光をサンプリングした際に発生する折り返し歪み(モアレ)を低減するために設けられている。これにより、光学ローパスフィルタ123からカラーフィルタ122を介して画素アレイ121に入射される光は、ナイキスト周波数(1/(画素ピッチ×2))以下に制限される。カラーフィルタ122は、図6Bのようなベイヤー配列型のカラーフィルタであっても良い。ベイヤー配列型のカラーフィルタを設ける場合、G(緑)成分に対応する画素部(G画素)は、垂直方向において一定間隔で配列されており、G画素の間隔は、(画素ピッチ×√2)となる。光学ローパスフィルタ123を介して画素アレイ121に光を入射させる場合、画素アレイ121の垂直方向には、G画素の周期よりも高い空間周波数の光は入射されない。すなわち、画素行単位で見た場合、R成分およびG成分に対応する画素部よりも、G成分に対応する画素部のほうが、高い空間周波数の光を検出できる。そこで、分解能制御部107は、画素値D1〜D3(画素行1行分の画素値)のうちG成分に対応する画素値に基づいて、オーバーフロー判定処理(すなわち、参照信号供給部104の制御)を実行しても良い。
〔分解能制御部の変形例〕
また、分解能制御部107は、色成分(RGB)毎にオーバーフロー判定処理を実行しても良いし、撮像部101の実効画素領域に配置された複数の画素列を複数のグループに分割してグループ毎にオーバーフロー判定処理を実行しても良い。また、水平OBクランプ領域に配置された複数の水平OB画素部を複数のグループに分割してグループ毎に分解能情報を取得するように構成しても良い。なお、分解能制御部107は、メモリ部106の機能として実現されても良いし、デジタル信号処理部108の機能として実現されても良い。
〔ランプ波形信号の傾き その1〕
また、ランプ波形信号RAMPの傾きR1,R2は、上記の組合せに限定されない。例えば、傾きR1は、AD変換部1051〜1053の飽和電圧Vmaxが(N+M)ビットで表現されるように設定され、傾きR2は、AD変換部1051〜1053の飽和電圧VmaxがNビットで表現されるように設定されても良い。この場合、閾値Dthbは、閾値Dthaの(1/M)倍の値に設定される。AD変換部1051〜1053の分解能(ビット数)は、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR1である場合には、(N+M)ビットとなり、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR2である場合には、Nビットとなる。信号補正部11は、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR1である場合には、画素値D1〜D3(画素行1行分の画素値)を補正せずにそのまま画像信号DATAとして出力し、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR2である場合には、画素値D1〜D3に“M”を乗算して画像信号DATAとして出力しても良い。これにより、N+Mビットの画像信号DATAを得ることができる。
〔ランプ波形信号の傾き その2〕
または、図7のように、傾きR1は、AD変換部1051〜1053の飽和電圧VmaxがNビットで表現されるように設定され、傾きR2は、AD変換部1051〜1053の飽和電圧Vmaxが(N−1)ビットで表現されるように設定されても良い。この場合、閾値Dthaは、AD変換部1051〜1053の最大分解能(MSB)の1/2の値に設定され、閾値Dthbは、閾値Dthaの1/2の値に設定される。AD変換部1051〜1053の分解能(ビット数)は、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR1である場合には、Nビットとなり、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR2である場合には、(N−1)ビットとなる。信号補正部11は、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR1である場合には、画素値D1〜D3(画素行1行分の画素値)を補正せずにそのまま画像信号DATAとして出力し、ランプ波形信号RAMPの傾きが傾きR2である場合には、画素値D1〜D3に“2”を乗算して画像信号DATAとして出力しても良い。これにより、Nビットの画像信号DATAを得ることができる。
以上のように設定することにより、画素信号AO1〜AO3の信号レベルが閾値電圧Vthよりも低い場合(例えば、画素信号AO1〜AO3の低照度部)においてS/Nを良好に保ちながら、画素信号AO1〜AO3の信号レベルが閾値電圧Vthよりも高い場合(例えば、画素信号AO1〜AO3の高照度部)においてAD変換部1051〜1053によるAD変換処理に要する時間を短縮できる。
(実施形態2)
図8は、実施形態2による画像処理装置の構成例を示す。この画像処理装置は、固体撮像装置20と、信号補正部21とを備える。固体撮像装置20は、図1に示した参照信号供給部104および分解能制御部107に代えて、参照信号供給部204および分解能制御部207を備える。その他の構成は、図1に示した固体撮像装置10と同様である。
〔参照信号供給部〕
参照信号供給部204は、n個(ここでは、n=3)のランプ波形信号RAMP1〜RAMP3をn個のAD変換部1051〜1053にそれぞれ供給する。また、参照信号供給部204は、分解能制御部207による制御(ここでは、オーバーフロー検出信号OF1〜OF3)に応答して、ランプ波形信号RAMP1〜RAMP3の各々の傾きを変更する。例えば、参照信号供給部204は、ランプ波形信号生成部211と、AD変換部1051〜1053にそれぞれ対応するセレクタ(SEL)221〜223とを含む。ランプ波形信号生成部211は、制御信号生成部100からのクロックCKに連動してランプ波形信号RAMPaおよびランプ波形信号RAMPb(ランプ波形信号RAMPaの傾きよりも急峻な傾きを有するランプ波形信号)を生成する。例えば、ランプ波形信号RAMPaの傾きは、傾きR1であり、ランプ波形信号RAMPbの傾きは、傾きR2(傾きR1よりも急峻な傾き)である。セレクタ221〜223は、それぞれ、分解能制御部207からのオーバーフロー検出信号OF1〜OF3に応答して、ランプ波形信号RAMPa,RAMPbのいずれか一方をランプ波形信号RAMP1〜RAMP3として出力する。
〔分解能制御部〕
分解能制御部207は、AD変換部1051〜1053によって得られた画素値D1〜D3(画素行1行分の画素値)の各々について、ランプ波形信号RAMP1〜RAMP3のうちその画素値に対応するランプ波形信号(例えば、画素値D1に対応するランプ波形信号RAMP1)の傾きが傾きR1である場合に、その画素値が予め設定された閾値Dthaよりも大きいことを検出すると、その画素値に対応するランプ波形信号の傾きが傾きR2になるように参照信号供給部204を制御する。また、分解能制御部207は、画素値D1〜D3の各々について、ランプ波形信号RAMP1〜RAMP3のうちその画素値に対応するランプ波形信号の傾きが傾きR2である場合に、その画素値が閾値Dthb(閾値Dthaよりも小さい閾値)よりも小さいことを検出すると、その画素値に対応するランプ波形信号の傾きが傾きR1になるように参照信号供給部204を制御する。
〔オーバーフロー判定処理〕
例えば、参照信号供給部204において、セレクタ221〜223は、それぞれ、オーバーフロー検出信号OF1〜OF3がローレベルである場合には、ランプ波形信号RAMPa(傾きR1を有するランプ波形信号)をランプ波形信号RAMP1〜RAMP3として選択し、オーバーフロー検出信号OF1〜OF3がハイレベルである場合には、ランプ波形信号RAMPb(傾きR2を有するランプ波形信号)をランプ波形信号RAMP1〜RAMP3として選択しても良い。この場合、分解能制御部207は、次のようなオーバーフロー判定処理を実行しても良い。最初に、分解能制御部207は、オーバーフロー検出信号OF1〜OF3をローレベルに設定する。これにより、ランプ波形信号RAMP1〜RAMP3の傾きは、傾きR1に設定される。次に、分解能制御部207は、画素値D1が閾値Dthaよりも大きいことを検出すると、オーバーフロー検出信号OF1をローレベルからハイレベルに切り替える。これにより、ランプ波形信号RAMP1の傾きは、傾きR1から傾きR2に切り替えられる。その後、分解能制御部207は、画素値D1が閾値Dthbよりも小さいことを検出すると、オーバーフロー検出信号OF1をハイレベルからローレベルに切り替える。これにより、ランプ波形信号RAMP1の傾きは、傾きR2から傾きR1に切り替えられる。画素値D2,D3およびランプ波形信号RAMP2,RAMP3に関連する処理についても同様である。
なお、分解能制御部207は、ランプ波形信号RAMP1の傾きが傾きR2である場合に、連続するL個の画素値D1(連続するL行の画素行にそれぞれ対応するL個の画素値D1)が閾値Dth2よりも小さいことを検出すると、オーバーフロー検出信号OF1をハイレベルからローレベルに切り替えても良い(すなわち、ランプ波形信号RAMP1の傾きが傾きR2から傾きR1に切り替わるように参照信号供給部204を制御しても良い)。このように、オーバーフロー判定処理にヒステリシス特性を持たせることにより、ランプ波形信号RAMP1の傾きが頻繁に切り替わることを抑制できる。画素値D2,D3およびランプ波形信号RAMP2,RAMP3に関連する処理についても同様である。
〔信号補正部〕
信号補正部21は、固体撮像装置20(詳しくは、デジタル信号処理部108)から画像信号MEMOとして供給された画素値D1〜D3(画素行1行分の画素値)そのものに基づいて、ランプ波形信号RAMP1〜RAMP3の傾き(画素値D1〜D3が得られたときのランプ波形信号の傾き)が傾きR1,R2のいずれであるのかをそれぞれ検知する。また、信号補正部21は、ランプ波形信号RAMP1〜RAMP3の傾きに応じて画素値D1〜D3をそれぞれ補正して画像信号DATAとして出力する。
例えば、画素値D1を例に挙げて説明すると、図4の場合、AD変換部1051の分解能(ビット数)は、ランプ波形信号RAMP1の傾きが傾きR1である場合には(N+1)ビットとなり、ランプ波形信号RAMP1の傾きが傾きR2である場合にはNビットとなる。この場合、信号補正部21は、ランプ波形信号RAMP1の傾きが傾きR1である場合には、固体撮像装置20から画像信号MEMOとして供給された画素値D1に“1”を乗算して画像信号DATAとして出力し(すなわち、画素値D1をそのまま画像信号DATAとして出力し)、ランプ波形信号RAMP1の傾きが傾きR2である場合には、固体撮像装置20から画像信号MEMOとして供給された画素値D1に“2”を乗算して画像信号DATAとして出力する。なお、画素値D2,D3に関連する処理についても同様である。これにより、N+1ビットの画像信号DATAを得ることができる。
〔信号補正部による処理〕
図9を参照して、信号補正部21による処理について説明する。ここでは、画素値D1に関連する処理を例に挙げて説明する。また、閾値Dtha,Dthbは、それぞれ、1000,500であるものとする。さらに、分解能制御部207は、ランプ波形信号RAMP1の傾きが傾きR2である場合に、画素値D1が閾値Dthbよりも小さいことを3回連続して検出すると(連続する3行の画素行の各々において画素値D1が閾値Dthbよりも小さいことを検出すると)、ランプ波形信号RAMP1の傾きが傾きR1になるように参照信号供給部204を制御するものとする。
まず、信号補正部21は、第1行目の画素値D1(=980)および第2行目の画素値D1(=1010)に“1”を乗算して画像信号DATAとして出力する。また、信号補正部21は、第2行目の画素値D1が閾値Dtha(=1000)よりも大きいので、次の画素行(第3行目)に対するAD変換処理の際にランプ波形信号RAMP1の傾きが傾きR2になること(AD変換部1051の分解能が(N+1)ビットからNビットになること)を検知して、乗算係数を“1”から“2”に変更する。
次に、信号補正部21は、第3行目の画素値D1(=690)〜第9行目の画素値D1(=460)に“2”を乗算して画像信号DATAとして出力する。また、信号補正部21は、第7行目の画素値D1(=480),第8行目の画素値D1(=490),および第9行目の画素値D1(=460)が閾値Dthb(=500)よりも小さいので、次の画素行(第10行目)に対するAD変換処理の際にランプ波形信号RAMP1の傾きが傾きR1になること(AD変換部1051の分解能がNビットから(N+1)ビットになること)を検知し、乗算係数を“2”から“1”に変更する。
次に、信号補正部21は、第10行目の画素値D1(=920)に“1”を乗算して画像信号DATAとして出力する。
このように、第x行目の画素行に対応する画素値D1〜D3(画素行1行分の画素値)そのものに基づいて、第(x+1)行目の画素行に対応する画素値D1〜D3が得られるときのランプ波形信号RAMP1〜RAMP3の傾きをそれぞれ検知できる。
以上のように、画素信号AO1〜AO3の信号レベルが閾値電圧Vthよりも低い場合(例えば、画素信号AO1〜AO3の低照度部)においてS/Nを良好に保ちながら、画素信号AO1〜AO3の信号レベルが閾値電圧Vthよりも高い場合(例えば、画素信号AO1〜AO3の高照度部)においてダイナミックレンジを拡大することができる。
また、画素値D1〜D3そのものに基づいてAD変換部1051〜1053の分解能(ランプ波形信号RAMP1〜RAMP3の傾きが傾きR1,R2のいずれであるのか)をそれぞれ検知できるので、分解能情報(AD変換部1051〜1053の分解能に関する情報)を出力するための信号線を設けなくても良い。そのため、固体撮像装置20の構成を簡易化できる。
〔分解能制御部・信号補正部の変形例〕
なお、撮像部101に実効画素領域,トランジェント領域,無効領域,垂直OBクランプ領域,および水平OBクランプ領域が設けられている場合、分解能制御部207は、水平OB画素部に対応する画素値に基づいて参照信号供給部204を制御しても良い。この場合、信号補正部21は、固体撮像装置20(詳しくは、デジタル信号処理部108)から画像信号MEMOとして供給された画素値D1〜D3(画素行1行分の画素値)のうち水平OB画素部に対応する画素値そのものに基づいて、ランプ波形信号RAMP1〜RAMP3の傾き(画素値D1〜D3が得られたときのランプ波形信号RAMP1〜RAMP3の傾き)が傾きR1,R2のいずれであるのかを検知し、ランプ波形信号RAMP1〜RAMP3の傾きに応じて、画素値D1〜D3を補正して画像信号DATAとして出力しても良い。
〔ランプ波形信号の傾き〕
なお、ランプ波形信号RAMPa,RAMPbの傾き(傾きR1,R2)は、上記の組合せに限定されない。例えば、傾きR1は、AD変換部1051〜1053の飽和電圧Vmaxが(N+M)ビットで表現されるように設定され、傾きR2は、AD変換部1051〜1053の飽和電圧VmaxがNビットで表現されるように設定されても良い。この場合、閾値Dthbは、閾値Dthaの(1/M)倍の値に設定される。信号補正部21は、ランプ波形信号RAMP1の傾きが傾きR1である場合には、画素値D1を補正せずにそのまま画像信号DATAとして出力し、ランプ波形信号RAMP1の傾きが傾きR2である場合には、画素値D1“M”を乗算して画像信号DATAとして出力しても良い。画素値D2,D3に関連する処理についても同様である。これにより、N+Mビットの画像信号DATAを得ることができる。
または、ランプ波形信号RAMPaの傾き(傾きR1)は、AD変換部1051〜1053の飽和電圧VmaxがNビットで表現されるように設定され、ランプ波形信号RAMPbの傾き(傾きR2)は、AD変換部1051〜1053の飽和電圧Vmaxが(N−1)ビットで表現されるように設定されても良い(図7参照)。この場合、閾値Dthaは、AD変換部1051〜1053の最大分解能(MSB)の1/2の値に設定され、閾値Dthbは、閾値Dthaの1/2の値に設定される。信号補正部21は、ランプ波形信号RAMP1の傾きが傾きR1である場合には、画素値D1を補正せずにそのまま画像信号DATAとして出力し、ランプ波形信号RAMP1の傾きが傾きR2である場合には、画素値D1に“2”を乗算して画像信号DATAとして出力しても良い。画素値D2,D3に関連する処理についても同様である。これにより、Nビットの画像信号DATAを得ることができる。
(デジタルカメラ)
図10のように、図1および図8に示した固体撮像装置10,20および信号補正部11,21は、デジタルカメラに適用可能である。
図10に示したデジタルスチルカメラは、図1に示した固体撮像装置10および信号補正部11の他に、操作部30,光学部31,制御部32,露出制御部33,画像処理部34,表示部35,記録部36などを備える。光学部31は、被写体の光学像を撮像素子(固体撮像装置10の撮像部101)上に結像させるレンズ311、撮像素子に光が取り込まれる時間を調整するシャッタ312、撮像素子に到達する光の量を調整する絞り部313などを含む。制御部32は、操作部30に与えられた操作に応答して、固体撮像装置10,露出制御部33,および画像処理部34を制御する。なお、制御部32は、シリアル1/Fなどの通信手段を介して固体撮像装置10を制御しても良い。露出制御部33は、画像処理部34へ供給される画像の明るさが適度な明るさを保つように、光学部31を制御する。例えば、露出制御部33は、被写体の光学像が撮像素子上に結像されるように、レンズ311の焦点位置を調整する。画像処理部34は、信号補正部11からの画像信号に対して、補正処理(OB補正,ガンマ補正,ニー補正,ホワイトバランス,ノイズリダクションなど),YC処理,および画像圧縮処理などを施す。表示部35は、画像処理部34によって処理された画像信号に基づいて画像を表示する。記録部36は、画像処理部34によって処理された画像信号を記録する。
一般的に、画像処理部34では、画素信号AO1〜AO3の低照度部が増幅され、画素信号AO1〜AO3の高照度部が圧縮される。そのため、固体撮像装置10において画素信号AO1〜AO3の低照度部の分解能を高くすることにより、画像処理部34において増幅される信号成分のS/Nを改善でき、画質を向上することができる。
以上説明したように、上述の固体撮像装置は、簡易な構成で、画像信号のS/Nを良好に保ちながらダイナミックレンジを拡大できるので、デジタルカメラ,カメラ付き携帯電話,監視カメラなどのカメラシステムに有用である。
10 固体撮像装置
11 信号補正部
100 制御信号生成部
101 撮像部
102 垂直走査部
103 カラムアンプ部
104 参照信号供給部
1051〜1053 AD変換部
106 メモリ部
107 分解能制御部
108 デジタル信号処理部
P11〜P23 画素部
151 電圧比較部
152 カウンタ
153 スイッチ
20 固体撮像装置
21 信号補正部
204 参照信号供給部
207 分解能制御部
211 ランプ波形信号生成部
221〜223 セレクタ

Claims (9)

  1. それぞれが入射光に応じた電荷を蓄積する行列状に配列されたn×m個の画素部を有し、前記n×m個の画素部の画素行毎に、当該画素行に属するn個の画素部に蓄積された電荷に応じたn個の画素信号を出力する撮像部と、
    ランプ波形信号を供給するものであって前記ランプ波形信号の傾きを変更可能な参照信号供給部と、
    前記n×m個の画素部のn個の画素列にそれぞれ対応し、それぞれが前記参照信号供給部からのランプ波形信号の信号レベルが自己に対応する画素列からの画素信号の信号レベルに到達するまでの時間をカウントすることによって当該画素信号を画素値に変換するn個のAD変換部と、
    前記ランプ波形信号の傾きが第1の傾きである場合に、前記n個のAD変換部によって得られたn個の画素値の中から第1の閾値よりも大きい画素値を検出すると、前記ランプ波形信号の傾きが前記第1の傾きよりも急峻な第2の傾きになるように前記参照信号供給部を制御し、前記ランプ波形信号の傾きが前記第2の傾きである場合に、前記n個のAD変換部によって得られたn個の画素値の中の最大画素値が前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値よりも小さいことを検出すると、前記ランプ波形信号の傾きが前記第1の傾きになるように前記参照信号供給部を制御する分解能制御部とを備える
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 請求項1において、
    前記撮像部は、ベイヤー配列型のカラーフィルタを有し、
    前記分解能制御部は、前記n個の画素値のうちG(緑)成分に対応する画素値に基づいて前記参照信号供給部を制御する
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  3. 請求項1において、
    前記n×m個の画素部は、OB画素部を含み、
    前記OB画素に対応する画素値は、前記ランプ波形信号の傾きが前記第1および第2の傾きのいずれであるのかを示す情報として出力される
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  4. 請求項1または2に記載の固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置によって得られたn個の画素値の中の特定の画素値に基づいて前記ランプ波形信号の傾きが前記第1および第2の傾きのいずれであるのかを検知し、前記ランプ波形信号の傾きに応じて当該n個の画素値を補正する信号補正部とを備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項3に記載の固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置によって得られた前記OB画素に対応する画素値に基づいて前記ランプ波形信号の傾きが前記第1および第2の傾きのいずれであるのかを検知し、前記ランプ波形信号の傾きに応じて前記n個の画素値を補正する信号補正部とを備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  6. それぞれが入射光に応じた電荷を蓄積する行列状に配列されたn×m個の画素部を有し、前記n×m個の画素部の画素行毎に、当該画素行に属するn個の画素部に蓄積された電荷に応じたn個の画素信号を出力する撮像部と、
    n個のランプ波形信号を供給するものであって前記n個のランプ波形信号の各々の傾きを変更可能な参照信号供給部と、
    前記n×m個の画素部のn個の画素列にそれぞれ対応し、それぞれが前記n個のランプ波形信号のうち自己に対応するランプ波形信号の信号レベルが自己に対応する画素列からの画素信号の信号レベルに到達するまでの時間をカウントすることによって当該画素信号を画素値に変換するn個のAD変換部と、
    前記n個のAD変換部の各々について、当該AD変換部に対応するランプ波形信号の傾きが第1の傾きである場合に、当該AD変換部によって得られた画素値が第1の閾値よりも大きいことを検出すると、当該AD変換部に対応するランプ波形信号の傾きが前記第1の傾きよりも急峻な第2の傾きになるように前記参照信号供給部を制御し、当該AD変換部に対応するランプ波形信号の傾きが前記2の傾きである場合に、当該AD変換部によって得られた画素値が前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値よりも小さいことを検出すると、当該AD変換部に対応するランプ波形信号の傾きが前記第1の傾きになるように前記参照信号供給部を制御する分解能制御部とを備える
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  7. 請求項6に記載の固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置によって得られたn個の画素値に基づいて前記n個のランプ波形信号の傾きが前記第1および第2の傾きのいずれであるのかをそれぞれ検知し、前記n個のランプ波形信号の傾きに応じて当該n個の画素値をそれぞれ補正する信号補正部とを備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項4,5,7のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    被写体の光学像を前記撮像部上に結像させる光学部とを備える
    ことを特徴とするカメラシステム。
  9. それぞれが入射光に応じた電荷を蓄積する行列状に配列されたn×m個の画素部を有し、前記n×m個の画素部の画素行毎に、当該画素行に属するn個の画素部に蓄積された電荷に応じたn個の画素信号を出力する撮像部と、
    前記n×m個の画素部のn個の画素列にそれぞれ対応し、それぞれが自己に対応する画素列からの画素信号を画素値に変換するものであって、AD変換分解能を変更可能なn個のAD変換部と、
    前記n個のAD変換部のAD変換分解能が第1の分解能である場合に、前記n個のAD変換部によって得られたn個の画素値の中から第1の閾値よりも大きい画素値を検出すると、前記n個のAD変換部のAD変換分解能を第1の分解能よりも粗い第2の分解能になるように前記n個のAD変換部を制御し、前記n個のAD変換部のAD変換分解能が前記第2の分解能である場合に、前記n個のAD変換部によって得られたn個の画素値の中の最大画素値が前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値よりも小さいことを検出すると、前記n個のAD変換部のAD変換分解能が前記第1の分解能になるように前記n個のAD変換部を制御する分解能制御部とを備える
    ことを特徴とする固体撮像装置。
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