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JP5591067B2 - 車両用灯具の制御装置、車両用灯具システム、および車両用灯具の制御方法 - Google Patents

車両用灯具の制御装置、車両用灯具システム、および車両用灯具の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両用灯具の制御装置、車両用灯具システム、および車両用灯具の制御方法に関し、特に自動車などに用いられる車両用灯具の制御装置、車両用灯具システム、および車両用灯具の制御方法に関するものである。
従来、車両のピッチ方向の傾斜角度に応じて車両用前照灯の光軸位置を自動的に調節して照射方向を変化させるオートレベリング制御が知られている。一般にオートレベリング制御では、車両の傾斜検出装置として車高センサが用いられ、車高センサにより検出される車両のピッチ角度に基づいて前照灯の光軸位置が調節される。これに対し、特許文献1には、傾斜検出装置として重力センサを用いた構成が開示されている。また、特許文献2には、傾斜検出装置として水平面に対する傾斜角度を検出する三次元ジャイロセンサを用いた構成が開示されている。また、特許文献3には、傾斜検出装置として車両の重力方向に対する傾斜角を検出する傾斜計を用いた構成が開示されている。また、特許文献4には、傾斜検出装置として重力加速度を検出する加速度センサを用いた構成が開示されている。
特開2000−085459号公報 特開2004−314856号公報 特開2001−341578号公報 特開2009−126268号公報
車両の傾斜検出装置として重力センサや三次元ジャイロセンサなどを含む加速度センサを用いた場合、車高センサを用いた場合に比べてオートレベリングシステムをより安価にすることができ、また軽量化を図ることもできる。一方で、加速度センサを用いた場合であっても、センサの検出誤差を減らして高精度にオートレベリング制御を実施したいという要求はある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、加速度センサを用いて車両用灯具の光軸調節を実施するオートレベリング制御の精度を高めることができる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は車両用灯具の制御装置であり、当該制御装置は、加速度センサから出力されるベクトルを受信するための受信部と、車両がピッチ角度の異なる複数の傾斜状態をとったときに加速度センサから出力されるべき複数の基準ベクトルを予め有し、複数の基準ベクトルのうち、現在の加速度センサから出力されているベクトルとなす角度が最も小さい基準ベクトルを用いて、現在の加速度センサから出力されているベクトルから車両の傾斜角度を導出し、導出された車両の傾斜角度に基づいて車両用灯具の光軸調節を指示する制御信号を生成するための制御部と、制御信号を車両用灯具の光軸調節部に送信するための送信部と、を備えたことを特徴とする。
この態様によれば、加速度センサを用いて車両用灯具の光軸調節を実施するオートレベリング制御の精度を高めることができる。
上記態様において、複数の基準ベクトルは、車両が水平状態、水平状態から仰角方向に傾斜した状態、および水平状態から俯角方向に傾斜した状態のそれぞれをとったときに加速度センサから出力されるべきベクトルを含んでもよい。この態様によれば、車両が頻繁に取るであろう傾斜角度の範囲でのオートレベリング制御の精度をより確実に向上させることができる。
また、本発明の他の態様は車両用灯具システムであり、当該車両用灯具システムは、光軸を調節可能な車両用灯具と、加速度センサと、車両用灯具を制御するための制御部と、を備え、制御部は、車両がピッチ角度の異なる複数の傾斜状態をとったときに加速度センサから出力されるべき複数の基準ベクトルを予め有し、複数の基準ベクトルのうち、現在の加速度センサから出力されているベクトルとなす角度が最も小さい基準ベクトルを用いて、現在の加速度センサから出力されているベクトルから車両の傾斜角度を導出し、導出された車両の傾斜角度に基づいて車両用灯具の光軸を調節することを特徴とする。
また、本発明のさらに他の態様は車両用灯具の制御方法であり、当該制御方法は、加速度センサを用いて車両用灯具の光軸を調節するための車両用灯具の制御方法であって、車両がピッチ角度の異なる複数の傾斜状態をとったときに加速度センサから出力されるべき複数の基準ベクトルのうち、現在の加速度センサから出力されているベクトルとなす角度が最も小さい基準ベクトルを用いて、現在の加速度センサから出力されているベクトルから車両の傾斜角度を導出し、導出された車両の傾斜角度に基づいて車両用灯具の光軸を調節することを特徴とする。
これらの態様によっても、加速度センサを用いて車両用灯具の光軸調節を実施するオートレベリング制御の精度を高めることができる。
本発明によれば、加速度センサを用いて車両用灯具の光軸調節を実施するオートレベリング制御の精度を高めることができる。
実施形態1に係る車両用灯具システムの内部構造を説明する概略鉛直断面図である。 前照灯ユニットの照射制御部と車両側の車両制御部との動作連携を説明する機能ブロック図である。 図3(A)〜図3(C)は、単一の基準ベクトルを用いてオートレベリング制御を実施する場合を説明するための模式図である。 図4(A)〜図4(C)は、複数の基準ベクトルを用いてオートレベリング制御を実施する場合を説明するための模式図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る車両用灯具システムの内部構造を説明する概略鉛直断面図である。本実施形態の車両用灯具システム200は、左右対称に形成された一対の前照灯ユニットが車両の車幅方向の左右に1つずつ配置された配光可変式前照灯システムである。左右に配置された前照灯ユニットは左右対称の構造を有する点以外は実質的に同一の構成であるため、以下では、右側の前照灯ユニット210Rの構造を説明し、左側の前照灯ユニットの説明は適宜省略する。なお、左側の前照灯ユニットの各部材について記載する場合には、説明の便宜上、各部材に対して前照灯ユニット210Rの対応する部材と同一の符号を付す。
前照灯ユニット210Rは、車両前方側に開口部を有するランプボディ212と、この開口部を覆う透光カバー214とを有する。ランプボディ212は、その車両後方側にバルブ14の交換時等に取り外すことができる着脱カバー212aを有する。ランプボディ212と透光カバー214とによって灯室216が形成されている。灯室216には、光を車両前方に照射する灯具ユニット10(車両用灯具)が収納されている。
灯具ユニット10の一部には、当該灯具ユニット10の上下左右方向の揺動中心となるピボット機構218aを有するランプブラケット218が形成されている。ランプブラケット218は、ランプボディ212の壁面に回転自在に支持されたエイミング調整ネジ220と螺合している。したがって、灯具ユニット10は、エイミング調整ネジ220の調整状態で定められた灯室216内の所定位置に固定されるとともに、その位置を基準にピボット機構218aを中心として、前傾姿勢または後傾姿勢等に姿勢変化可能である。また、灯具ユニット10の下面には、曲線道路走行時などに進行方向を照らす曲線道路用配光可変前照灯などを構成するためのスイブルアクチュエータ222の回転軸222aが固定されている。スイブルアクチュエータ222は、ユニットブラケット224に固定されている。
ユニットブラケット224には、ランプボディ212の外部に配置されたレベリングアクチュエータ226が接続されている。レベリングアクチュエータ226は、例えばロッド226aを矢印M,N方向に伸縮させるモータなどで構成されている。ロッド226aが矢印M方向に伸長した場合、灯具ユニット10は、ピボット機構218aを中心として後傾姿勢になるように揺動する。逆にロッド226aが矢印N方向に短縮した場合、灯具ユニット10は、ピボット機構218aを中心として前傾姿勢になるように揺動する。灯具ユニット10が後傾姿勢になると、光軸Oのピッチ角度、すなわち、光軸Oの上下方向の角度を上方に向けるレベリング調整ができる。また、灯具ユニット10が前傾姿勢になると、光軸Oのピッチ角度を下方に向けるレベリング調整ができる。
灯具ユニット10下方の灯室216の内壁面には、灯具ユニット10の点消灯制御や配光パターンの形成制御、灯具ユニット10の光軸調節などを実行する照射制御部228(制御部、制御装置)が配置されている。図1の場合、前照灯ユニット210Rを制御するための照射制御部228Rが配置されている。この照射制御部228Rは、スイブルアクチュエータ222、レベリングアクチュエータ226などの制御も実行する。なお、照射制御部228Rは、前照灯ユニット210Rの外に設けられてもよい。
灯具ユニット10は、エイミング調整機構を備えることができる。例えば、レベリングアクチュエータ226のロッド226aとユニットブラケット224の接続部分に、エイミング調整時の揺動中心となるエイミングピボット機構(図示せず)を配置する。また、ランプブラケット218には前述したエイミング調整ネジ220が車幅方向に間隔を空けて配置される。そして、2本のエイミング調整ネジ220を回転させることで、灯具ユニット10をエイミングピボット機構を中心に上下左右に旋回させ、光軸Oを上下左右に調整することができる。このエイミング調整は、例えば車両出荷時や車検時、前照灯ユニット210Rの交換時に行われる。そして、前照灯ユニット210Rが設計上定められた姿勢に調整され、この姿勢を基準に配光パターンの形成制御や光軸位置の調節制御が行われる。
灯具ユニット10は、回転シェード12を含むシェード機構18、光源としてのバルブ14、リフレクタ16を内壁に支持する灯具ハウジング17、および投影レンズ20を備える。バルブ14は、例えば、白熱球やハロゲンランプ、放電球、LEDなどが使用可能である。本実施形態では、バルブ14をハロゲンランプで構成する例を示す。リフレクタ16は、バルブ14から放射された光を反射する。そして、バルブ14からの光およびリフレクタ16で反射した光は、その一部が回転シェード12を経て投影レンズ20へと導かれる。回転シェード12は、回転軸12aを中心に回転可能な円筒形状の部材であり、軸方向に一部が切り欠かれた切欠部と、複数のシェードプレート(図示せず)とを備える。切欠部またはシェードプレートのいずれかが光軸O上に移動されて、所定の配光パターンが形成される。リフレクタ16は、その少なくとも一部が楕円球面状であり、この楕円球面は、灯具ユニット10の光軸Oを含む断面形状が楕円形状の少なくとも一部となるように設定されている。リフレクタ16の楕円球面状部分は、バルブ14の略中央に第1焦点を有し、投影レンズ20の後方焦点面上に第2焦点を有する。
投影レンズ20は、車両前後方向に延びる光軸O上に配置される。バルブ14は、投影レンズ20の後方焦点を含む焦点面である後方焦点面よりも後方側に配置される。投影レンズ20は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸非球面レンズからなり、後方焦点面上に形成される光源像を、反転像として車両用灯具システム200前方の仮想鉛直スクリーン上に投影する。なお、灯具ユニット10の構成は特にこれに限定されず、投影レンズ20を持たない反射型の灯具ユニットなどであってもよい。
図2は、上述のように構成された前照灯ユニットの照射制御部と車両側の車両制御部との動作連携を説明する機能ブロック図である。なお、上述のように右側の前照灯ユニット210Rおよび左側の前照灯ユニット210Lの構成は基本的に同一であるため、前照灯ユニット210R側のみの説明を行い前照灯ユニット210L側の説明は省略する。
前照灯ユニット210Rの照射制御部228Rは、受信部228R1と、制御部228R2と、送信部228R3と、メモリ228R4とを有する。照射制御部228Rは、車両300に搭載された車両制御部302から得られた情報に基づいて電源回路230の制御を行い、バルブ14の点灯制御を実行する。また、照射制御部228Rは、車両制御部302から得られた情報に基づいて可変シェード制御部232、スイブル制御部234、レベリング制御部236(光軸調節部)を制御する。加速度センサ316から出力されるベクトルを含む、車両制御部302から送信された各種情報は受信部228R1によって受信され、制御部228R2によって当該情報と必要に応じてメモリ228R4に記憶されている情報とから各種制御信号が生成される。そして、送信部228R3によって当該制御信号が灯具ユニット10の電源回路230や可変シェード制御部232、スイブル制御部234、レベリング制御部236等に送信される。メモリ228R4は、例えば不揮発メモリである。
可変シェード制御部232は、回転シェード12の回転軸12aに接続されたモータ238を回転制御して、所望のシェードプレートまたは切欠部を光軸O上に移動させる。また、スイブル制御部234は、スイブルアクチュエータ222を制御して灯具ユニット10の光軸Oの角度を車幅方向(左右方向)について調整する。例えば、曲路走行や右左折走行などの旋回時に灯具ユニット10の光軸Oをこれから進行する方向に向ける。レベリング制御部236は、レベリングアクチュエータ226を制御して、灯具ユニット10の光軸Oを車両上下方向(ピッチ角度方向)について調整する。例えば、積載荷量増減時や乗車人数増減時における車両姿勢の前傾、後傾に応じて灯具ユニット10の姿勢を調整して前方照射光の到達距離を最適な距離に調整する。車両制御部302は、前照灯ユニット210Lに対しても同様の情報を提供し、前照灯ユニット210Lに設けられた照射制御部228L(制御部、制御装置)が、照射制御部228Rと同様の制御を実行する。
前照灯ユニット210L,210Rによって形成される配光パターンは、運転者によるライトスイッチ304の操作内容に応じて切り替え可能である。この場合、ライトスイッチ304の操作に応じて、照射制御部228L,228Rが可変シェード制御部232を介してモータ238を制御して灯具ユニット10により形成する配光パターンを決定する。また、前照灯ユニット210L,210Rは、ライトスイッチ304の操作によらず、車両300の状態や車両周囲の状況を各種センサで検出して最適な配光パターンを形成するように自動制御してもよい。この配光パターンの自動形成制御は、例えばライトスイッチ304によって配光パターンの自動形成制御が指示された場合に実行される。
先行車や対向車などの対象物を検出するために、車両制御部302にはステレオカメラなどのカメラ306が接続されている。カメラ306で撮影された画像フレームデータは、画像処理部308で対象物認識処理などの所定の画像処理が施され、その認識結果が車両制御部302へ提供される。また、車両制御部302は、車両300に搭載されているステアリングセンサ310、車速センサ312、ナビゲーションシステム314、加速度センサ316などからの情報も取得可能である。そして、これにより照射制御部228L,228Rは、車両300の走行状態や姿勢に応じて形成する配光パターンを選択したり、光軸Oの方向を変化させることができる。
続いて、上述の構成を備えた車両用灯具システム200によるオートレベリング制御について詳細に説明する。なお、照射制御部228Lで行われる制御と照射制御部228Rで行われる制御とは同一であるため、ここでは照射制御部228R側のみの説明を行い照射制御部228L側の説明は省略する。
図3(A)〜図3(C)は、単一の基準ベクトルを用いてオートレベリング制御を実施する場合を説明するための模式図である。図4(A)〜図4(C)は、複数の基準ベクトルを用いてオートレベリング制御を実施する場合を説明するための模式図である。図3(A)および図4(A)は、車両300のピッチ方向の傾斜角度θpが変化していない状態を示す。図3(B)および図4(B)は、車両300のピッチ方向の傾斜角度θpが変化した状態を示す。図3(C)および図4(C)は、車両300の傾斜角度θpと、導出された傾斜角度と実際の傾斜角度の誤差Eとの関係を表すグラフである。
たとえば、車両後部の荷室に荷物を載せたり後部座席に乗員がいる場合、車両姿勢は後傾姿勢となり、荷物が下ろされたり後部座席の乗員が下車した場合、車両姿勢は後傾姿勢の状態から前傾する。灯具ユニット10の照射方向も車両300の姿勢状態に対応して上下に変動して、前方照射距離が長くなったり短くなったりする。そこで、照射制御部228Rは、加速度センサ316から出力されるベクトルを車両制御部302を介して受信し、受信したベクトルから車両300のピッチ方向の傾斜角度θpを検出し、レベリング制御部236を介してレベリングアクチュエータ226を制御して光軸Oのピッチ角度を車両姿勢に応じた角度とする。このように、車両姿勢に基づき灯具ユニット10のレベリング調整をリアルタイムで行うオートレベリング制御を実施することで車両300の使用状況に応じて車両姿勢が変化しても前方照射の到達距離を最適に調節することができる。
加速度センサ316は、例えば互いに直交するX軸、Y軸、Z軸を有する3軸加速度センサである。加速度センサ316は、センサのX軸が車両300の前後軸と、センサのY軸が車両300の左右軸と、センサのZ軸が車両300の上下軸と沿うように車両300に取り付けられている。加速度センサ316は、重力加速度ベクトルに対する車両300の傾きを検出し、3軸方向における重力加速度ベクトルの各軸成分の数値を出力する。
一般に加速度センサ316は、センサ感度のムラやセンサのオフセットを持つため、加速度センサ316の姿勢あるいは車両姿勢によって、同じ加速度に対して異なる検出値を出力する場合がある。そのため、加速度センサ316の姿勢あるいは車両姿勢によって、加速度センサ316が検出したベクトルから導出される車両300の傾斜角度θpと実際の車両300の傾斜角度θpとに誤差が生じ得る。したがって、比較例として示す以下のオートレベリング制御では次のような課題があった。
すなわち、比較例に係るオートレベリング制御では、図3(A)に示すように、まず、車両300が水平面にある基準状態で加速度センサ316から出力されるベクトルが単一の基準ベクトルSとして記録される。そして、図3(B)に示すように、車両300の傾斜角度θpが変化した際に、加速度センサ316から出力されたベクトルVと基準ベクトルSとから車両の傾斜角度θpを導出する。具体的には、ベクトルVと基準ベクトルSとがなす角度が車両の傾斜角度θpとなる。そして、この導出された車両の傾斜角度θpに基づいて、光軸調節が実施される。
しかしながら、上述したように加速度センサ316は、センサ感度のムラやセンサのオフセットを持つ。そのため図3(C)に示すように、加速度センサ316は、現在の車両300の傾斜角度θpが基準状態の傾斜角度である0°からずれるほど、すなわち、基準状態の傾斜角度θpと実際の傾斜角度θpとの差が大きくなるほど、基準ベクトルSを用いて導出された傾斜角度と実際の傾斜角度の誤差Eが大きくなるというセンサ特性を有する。したがって、比較例に係るオートレベリング制御では、車両300の傾きが基準状態から変化するほど光軸位置の調節精度が低下してしまう。
そこで、本実施形態に係る車両用灯具システム200は、車両300がピッチ角度の異なる複数の傾斜状態をとったときに加速度センサ316から出力されるべき複数の基準ベクトルのうち、現在の加速度センサ316から出力されているベクトルとなす角度が最も小さい基準ベクトルを用いて、現在の加速度センサ316から出力されているベクトルから車両の傾斜角度θpを導出し、導出した傾斜角度θpに基づいて灯具ユニット10の光軸Oを調節するオートレベリング制御を実施する。
具体的には、まず、例えば車両メーカの製造工場やディーラの整備工場などで、図4(A)に示すように、車両300が水平面に置かれて第1基準状態とされる。工場の初期化処理装置のスイッチ操作、または照射制御部228Rと加速度センサ316とを車両制御部302を介して接続するCAN(Controller Area Network)システムの通信等により、照射制御部228Rに初期化信号が送信される。照射制御部228Rに送信された初期化信号は、受信部228R1から制御部228R2に送られる。制御部228R2は、初期化信号を受けると、第1基準状態で加速度センサ316から出力されたベクトルを、第1基準ベクトルS1としてメモリ228R4に記録する。必要に応じて、第1基準ベクトルS1を用いた初期エイミング調整が実施される。
次に、第1基準状態にある車両300のピッチ角度が変化させられる。そして、制御部228R2は、第1基準状態とピッチ角度が異なる複数の傾斜状態において加速度センサ316から出力されるベクトルを、それぞれ第2〜第n基準ベクトルとしてメモリ228R4に記録する。例えば、車両300のピッチ角度は、複数の基準ベクトルが、車両が水平状態、水平状態から仰角方向に傾斜した状態、および水平状態から俯角方向に傾斜した状態のそれぞれをとったときに加速度センサ316から出力されるべきベクトルを含むように、変化させられる。具体的には、第1基準状態にある車両300のピッチ角度が、俯角方向に所定角度−a°だけ変化させられて車両300が第2基準状態とされ、このときのベクトルが第2基準ベクトルS2としてメモリ228R4に記録される。また、第1基準状態にある車両300のピッチ角度が、仰角方向に所定角度a°だけ変化させられて車両300が第3基準状態とされ、このときのベクトルが第3基準ベクトルS3としてメモリ228R4に記録される。
このように、車両300が水平である第1基準状態、第1基準状態から仰角方向に傾斜した第2基準状態、および第1基準状態から俯角方向に傾斜した第3基準状態のそれぞれにおいて出力されたベクトルを基準ベクトルとして有することで、車両300が頻繁に取るであろう傾斜角度の範囲でのオートレベリング制御の精度をより確実に向上させることができる。なお、記録する基準ベクトルの数は特に限定されず、また基準ベクトル同士の角度間隔も限定されない。例えば、車両300の傾斜角度θpの範囲は±5°と想定され、この範囲で複数の基準ベクトルが記録される。また、本実施形態では、加速度センサ316を搭載した車両300の傾斜角度θpを変化させて複数の基準ベクトルを記録しているが、加速度センサ316を組み込んだランプアッシーあるいは加速度センサ316単体の傾斜角度を変化させて複数の基準ベクトルを記録してもよい。車両300を傾けた場合はより正確な基準ベクトルを取得することができ、ランプアッシーあるいはセンサ単体を傾けた場合はより簡単に基準ベクトルを取得することができる。また、複数の基準ベクトルは、車両300、ランプアッシー、あるいはセンサ単体を傾けることなく計算で求めることもできる。
このようにして、照射制御部228Rは、車両300がピッチ角度の異なる複数の傾斜状態をとったときに加速度センサ316から出力されるべき複数の基準ベクトルを予め保持する。そして、図4(B)に示すように、車両300が実際に使用されている状況で、現在の車両300の傾斜角度θpに応じたベクトルVが加速度センサ316から出力されると、制御部228R2は、複数の基準ベクトルのうち、現在の加速度センサ316から出力されているベクトルVとなす角度が最も小さい基準ベクトルを用いて、現在の加速度センサ316から出力されているベクトルVから車両の傾斜角度θpを導出する。
例えば、制御部228R2は、第1基準ベクトルS1から第3基準ベクトルS3の全てについてベクトルVとなす角度を計算し、その中で計算された角度が最も小さい基準ベクトルを選択する。そして、制御部228R2は、選択された基準ベクトルと加速度センサ316から出力されているベクトルVとのなす角度と、選択された基準ベクトルに対応する車両300の基準状態における傾斜角度とを合わせた角度を車両300の傾斜角度θpとして導出する。そして、制御部228R2は、導出された車両の傾斜角度θpに基づいて灯具ユニット10の光軸調節を指示する制御信号を生成する。図4(B)では、第3基準ベクトルS3が選択され、第3基準ベクトルS3とベクトルVとのなす角度−b°と、第3基準ベクトルS3に対応する第3基準状態における傾斜角度a°とを合わせた角度(a−b)°に基づいて制御信号が生成される。
あるいは、制御部228R2は、まず第1基準ベクトルS1を用いてベクトルVから車両300の仮の傾斜角度を計算する。そして、基準状態における車両300の傾斜角度が仮の傾斜角度に最も近い基準ベクトルを選択して、光軸調節を指示する制御信号を生成する。
生成された制御信号は、送信部228R3によってレベリング制御部236に送信される。レベリング制御部236は、受信した制御信号にしたがってレベリングアクチュエータ226を制御して、光軸Oを現在の車両300の傾斜角度θpに応じた角度に調節する。
図4(C)に示すように、加速度センサ316のセンサ特性から、車両300の傾斜角度θpが第1基準状態の傾斜角度0°からずれるほど、第1基準ベクトルS1を用いて導出された傾斜角度と実際の傾斜角度の誤差Eは大きくなる(図4(C)の曲線L1)。また、車両300の傾斜角度θpが第2基準状態の傾斜角度−a°からずれるほど、第2基準ベクトルS2を用いて導出された傾斜角度と実際の傾斜角度の誤差Eは大きくなる(図4(C)の曲線L2)。さらに、車両300の傾斜角度θpが第3基準状態の傾斜角度a°からずれるほど、第3基準ベクトルS3を用いて導出された傾斜角度と実際の傾斜角度の誤差Eは大きくなる(図4(C)の曲線L3)。
しかしながら、本実施形態では、加速度センサ316から出力されているベクトルVとなす角度が最も小さい基準ベクトルを用いて車両300の傾斜角度θpを導出して、光軸調節を実施している。すなわち、制御部228R2は、加速度センサ316から出力されているベクトルVに応じて、計算された傾斜角度と実際の傾斜角度との誤差Eが小さくなる基準ベクトルを選択し、この選択した基準ベクトルを用いて車両300の傾斜角度θpを導出して光軸調節を実施している。そのため、図4(C)において実線で示すように、加速度センサ316は、車両300の傾斜角度θpが0°から±(a/2)°に至るまで誤差Eが徐々に増大するが、±(a/2)°から±a°に至るまで誤差Eが減少し、±a°を越えると再び誤差Eが増大していくセンサ特性を有する。すなわち、加速度センサ316は、単一の基準ベクトルを用いてオートレベリング制御を実施する比較例と比べて、計算された傾斜角度と実際の傾斜角度の誤差Eの増大が抑制されたセンサ特性となる。よって、本実施形態に係るオートレベリング制御では、比較例に比べて光軸位置の調節精度を向上させることができる。特に、車両300の傾斜角度θpが±a°の範囲にある場合に、高精度なオートレベリング制御を実施することができる。
なお、左側の前照灯ユニット210Lについては、照射制御部228L(制御部228L2)が同様の制御を実行する。あるいは、照射制御部228L,228Rの一方が複数の基準ベクトルを予め有し、これらの基準ベクトルを用いて車両の傾斜角度を導出して制御信号を生成し、他方は生成された制御信号を取得して光軸Oを調節する構成であってもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る車両用灯具システム200は、車両300がピッチ角度の異なる複数の傾斜状態をとったときに加速度センサ316から出力されるべき複数の基準ベクトルを予め有し、複数の基準ベクトルのうち、現在の加速度センサ316から出力されているベクトルVとなす角度が最も小さい基準ベクトルを用いて車両300の傾斜角度を導出し、導出された車両300の傾斜角度に基づいて光軸調節を実施している。そのため、加速度センサ316を用いて灯具ユニット10の光軸調節を実施するオートレベリング制御の精度を、単一の基準ベクトルを用いたオートレベリング制御に比べて高めることができる。
なお、上述した実施形態に係る車両用灯具システム200は本発明の一態様である。この車両用灯具システム200は、光軸を調節可能な灯具ユニット10と、加速度センサ316と、灯具ユニット10を制御するための照射制御部228L,228Rとを備え、照射制御部228L,228Rにより上述したオートレベリング制御を実行する。
本発明の他の態様としては、制御装置としての照射制御部228L,228Rを挙げることができる。照射制御部228L,228Rは、加速度センサ316から出力されるベクトルを受信するための受信部228L1,228R1と、上述したオートレベリング制御を実行するための制御部228L2,228R2と、制御部228L2,228R2により生成された制御信号をレベリング制御部236に送信するための送信部228L3,228R3とを備える。車両用灯具システム200における照射制御部228L,228Rは広義の制御部に相当し、照射制御部228L,228Rにおける制御部228L2,228R2は狭義の制御部に相当する。
またさらに、本発明の他の態様としては、車両用灯具の制御方法を挙げることができる。この制御方法は、車両300がピッチ角度の異なる複数の傾斜状態をとったときに加速度センサ316から出力されるべき複数の基準ベクトルのうち、現在の加速度センサ316から出力されているベクトルVとなす角度が最も小さい基準ベクトルを用いて、現在の加速度センサから出力されているベクトルVから車両300の傾斜角度θpを導出し、導出された車両の傾斜角度θpに基づいて灯具ユニット10の光軸Oを調節する。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更などの変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれる。上述の実施形態に以下の変形が加えられて生じる新たな実施形態は、実施形態および変形がそれぞれ有する効果をあわせもつ。
上述の実施形態において、照射制御部228L,228Rがレベリング制御部236を介さずに光軸調節部としてのレベリングアクチュエータ226を制御してもよい。すなわち、照射制御部228L,228Rがレベリング制御部236として機能してもよい。また、上述の実施形態における光軸調節を指示する制御信号の生成は、車両制御部302が実施してもよい。すなわち、車両制御部302がオートレベリング制御を実行する制御装置を構成してもよい。この場合、照射制御部228L,228Rは、車両制御部302からの指示に基づいてレベリングアクチュエータ226の駆動を制御する。
O 光軸、 10 灯具ユニット、 200 車両用灯具システム、 228L,228R 照射制御部、 228L1,228R1 受信部、 228L2,228R2 制御部、 228L3,228R3 送信部、 236 レベリング制御部、 300 車両、 316 加速度センサ。

Claims (4)

  1. 加速度センサから出力されるベクトルを受信するための受信部と、
    車両がピッチ角度の異なる複数の傾斜状態をとったときに加速度センサから出力されるべき複数の基準ベクトルを予め有し、前記複数の基準ベクトルのうち、現在の加速度センサから出力されているベクトルとなす角度が最も小さい基準ベクトルを用いて、前記現在の加速度センサから出力されているベクトルから車両の傾斜角度を導出し、導出された車両の傾斜角度に基づいて車両用灯具の光軸調節を指示する制御信号を生成するための制御部と、
    前記制御信号を車両用灯具の光軸調節部に送信するための送信部と、
    を備えたことを特徴とする車両用灯具の制御装置。
  2. 前記複数の基準ベクトルは、車両が水平状態、水平状態から仰角方向に傾斜した状態、および水平状態から俯角方向に傾斜した状態のそれぞれをとったときに加速度センサから出力されるべきベクトルを含む請求項1に記載の制御装置。
  3. 光軸を調節可能な車両用灯具と、
    加速度センサと、
    前記車両用灯具を制御するための制御部と、を備え、
    前記制御部は、車両がピッチ角度の異なる複数の傾斜状態をとったときに加速度センサから出力されるべき複数の基準ベクトルを予め有し、前記複数の基準ベクトルのうち、現在の加速度センサから出力されているベクトルとなす角度が最も小さい基準ベクトルを用いて、前記現在の加速度センサから出力されているベクトルから車両の傾斜角度を導出し、導出された車両の傾斜角度に基づいて車両用灯具の光軸を調節することを特徴とする車両用灯具システム。
  4. 加速度センサを用いて車両用灯具の光軸を調節するための車両用灯具の制御方法であって、
    車両がピッチ角度の異なる複数の傾斜状態をとったときに加速度センサから出力されるべき複数の基準ベクトルのうち、現在の加速度センサから出力されているベクトルとなす角度が最も小さい基準ベクトルを用いて、前記現在の加速度センサから出力されているベクトルから車両の傾斜角度を導出し、導出された車両の傾斜角度に基づいて車両用灯具の光軸を調節することを特徴とする車両用灯具の制御方法。
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