JP5590116B2 - 光学フィルム、偏光板および液晶表示装置 - Google Patents
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Description
一般式(1)
−(MMA)p−(X)q−(Y)r−
MMAはメチルメタクリレートを、Xはアミド基を少なくとも一種有するMMAと共重合可能なモノマー単位を、YはMMA、Xと共重合可能なモノマー単位を表す。p、q、rはモル%であり、55≦p≦99、1≦q≦50、p+q+r=100である。
<本発明の光学フィルム>
本発明の光学フィルムは、アクリル樹脂(A)とセルロースエステル樹脂(B)を95:5〜50:50の質量比で含有する光学フィルムであって、該アクリル樹脂(A)が下記一般式(1)で表され、重量平均分子量Mwが100000以上1000000以下であることを特徴とする。
一般式(1)
−(MMA)p−(X)q−(Y)r−
MMAはメチルメタクリレートを、Xはアミド基を少なくとも一種有するMMAと共重合可能なモノマー単位を、YはMMA、Xと共重合可能なモノマー単位を表す。p、q、rはモル%であり、55≦p≦99、1≦q≦50、p+q+r=100である。
<アクリル樹脂(A)>
本発明に用いられるアクリル樹脂には、メタクリル樹脂も含まれる。
一般式(1)
−(MMA)p−(X)q−(Y)r−
MMAはメチルメタクリレートを、Xはアミド基を少なくとも一種有するMMAと共重合可能なモノマー単位を、YはMMA、Xと共重合可能なモノマー単位を表す。p、q、rはモル%であり、50≦p≦99、1≦q≦50、p+q+r=100である。
カラム: Shodex K806、K805、K803G(昭和電工(株)製を3本接続して使用した)
カラム温度:25℃
試料濃度: 0.1質量%
検出器: RI Model 504(GLサイエンス社製)
ポンプ: L6000(日立製作所(株)製)
流量: 1.0ml/min
校正曲線: 標準ポリスチレンSTK standard ポリスチレン(東ソー(株)製)Mw=2,800,000〜500迄の13サンプルによる校正曲線を使用した。13サンプルは、ほぼ等間隔に用いることが好ましい。
<セルロースエステル樹脂(B)>
本発明のセルロースエステル樹脂(B)は、特に脆性の改善やアクリル樹脂(A)と相溶させたときに透明性の観点から、アシル基の総置換度(T)が2.0〜3.0、炭素数が3〜7のアシル基の置換度が1.2〜3.0であり、炭素数3〜7のアシル基の置換度は、2.0〜3.0であることが好ましい。
<アクリル樹脂(A)とセルロースエステル樹脂(B)>
本発明の光学フィルムにおいて、アクリル樹脂(A)とセルロースエステル樹脂(B)は、95:5〜50:50の質量比で、相溶状態で含有されることが好ましいが、好ましくは70:30〜60:40である。
<その他の添加樹脂>
本発明の光学フィルムには、アクリル樹脂(A)とセルロースエステル樹脂(B)以外の樹脂を用いる際には、本発明の光学フィルムの機能を損なわない範囲で添加量を調整することが好ましい。
<アクリル粒子(D)>
本発明の光学フィルムは、特許文献1に記載のアクリル粒子(D)を含有してもよい。
<その他の添加剤>
本発明の光学フィルムには、リターデーションを制御することを目的とした位相差制御剤、フィルムに加工性を付与する可塑剤、フィルムの劣化を防止する酸化防止剤、紫外線吸収機能を付与する紫外線吸収剤、フィルムに滑り性を付与する微粒子(マット剤)等の添加剤を含有させることが好ましい。
本発明において使用され得るポリエステルポリオールとしては、炭素数の平均が2〜3.5であるグリコールと炭素数の平均が4〜5.5である二塩基酸との脱水縮合反応、又は該グリコールと炭素数の平均が4〜5.5である無水二塩基酸の付加及び脱水縮合反応による常法により製造されるものであることが好ましい。
本発明の位相差制御剤として、下記一般式(I)で表される芳香族末端ポリエステルを用いることができる。
(式中、Bはベンゼンモノカルボン酸残基、Gは炭素数2〜12のアルキレングリコール残基または炭素数6〜12のアリールグリコール残基または炭素数が4〜12のオキシアルキレングリコール残基、Aは炭素数4〜12のアルキレンジカルボン酸残基または炭素数6〜12のアリールジカルボン酸残基を表し、またnは1以上の整数を表す。)
一般式(I)中、Bで示されるベンゼンモノカルボン酸残基とGで示されるアルキレングリコール残基またはオキシアルキレングリコール残基またはアリールグリコール残基、Aで示されるアルキレンジカルボン酸残基またはアリールジカルボン酸残基とから構成されるものであり、通常のポリエステルと同様の反応により得られる。
本発明の光学フィルムには、多価アルコールエステル系化合物を含有させることができる。
本発明の糖エステル化合物しては、ピラノース構造またはフラノース構造の少なくとも1種を1個以上12個以下有しその構造のOH基のすべてもしくは一部をエステル化した糖エステル化合物を使用することが好ましい。
本発明の光学フィルムにおいては、可塑剤、位相差制御剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、マット粒子等を併用することも可能である。
本発明の上記位相差制御剤以外としては、分子内にビスフェノールAを含有しているものが好ましい。ビスフェノールAの両端にエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドを付加した化合物などを用いることができる。
本発明では、酸化防止剤としては、通常知られているものを使用することができる。特に、ラクトン系、イオウ系、フェノール系、二重結合系、ヒンダードアミン系、リン系化合物のものを好ましく用いることができる。
本発明においては、着色剤を使用することが好ましい。着色剤と言うのは染料や顔料を意味するが、本発明では、液晶画面の色調を青色調にする効果またはイエローインデックスの調整、ヘーズの低減を有するものを指す。
本発明に用いられる紫外線吸収剤は特に限定されないが、例えばオキシベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、サリチル酸エステル系化合物、ベンゾフェノン系化合物、シアノアクリレート系化合物、トリアジン系化合物、ニッケル錯塩系化合物、無機粉体等が挙げられる。高分子型の紫外線吸収剤としてもよい。
本発明では、フィルムの滑り性を付与するためにマット剤を添加することが好ましい。
本発明において、溶融粘度を低減する目的として、水素結合性溶媒を添加することができる。
(光学フィルムの物性)
以下、本発明の光学フィルムの物性等についての特徴について説明する。
本発明における光学フィルムの透明性を判断する指標としては、ヘーズ値(濁度)を用いる。
リターデーションは作製した光学フィルムから試料35mm×35mmを切り出し、25℃,55%RHで2時間調湿し、自動複屈折計(KOBRA WR、王子計測(株))で、590nmにおける垂直方向から測定した値とフィルム面を傾けながら同様に測定したレターデーション値の外挿値より各波長におけるRo、Rtを算出した。
式(I):Ro(590)=(nx−ny)×d(nm)
式(II):Rt(590)={(nx+ny)/2−nz}×d(nm)
〔上式中、Ro(590)は測定波長590nmにおけるフィルム内の面内リターデーション値を表し、Rt(590)は590nmにおけるフィルム内の厚さ方向のリターデーション値を表す。
面内リターデーション値Ro(590)は、好ましくは、0〜250nmの範囲内である。
視野角は液晶表示装置の観察方向を法線方向から傾けていった場合に一定レベルのコントラストを維持できる角度のことである。
<光学フィルムの製造方法>
本発明の光学フィルムは、平面性、薄膜化の観点から、溶融流延共押出製膜方法によって製造することが好ましい。
<溶融流延共押出製膜方法による光学フィルムの製造方法>
本発明の光学フィルムの製造方法は、少なくとも、アクリル樹脂(A)およびセルロースエステル樹脂(B)を溶融してダイから共押出しし冷却ロール上に流延する光学フィルムの製造方法である。
溶融押出に用いるアクリル樹脂(A)、セルロースエステル(セルロースエステル樹脂(B)も含む)、可塑剤およびその他の添加剤の混合物は、通常あらかじめ混錬してペレット化しておくことが好ましい。
アクリル樹脂(A)を溶融混合物としてから流延ダイまで導入するラインと、セルローステル樹脂を溶融混合物としてから流延ダイまで導入するラインとは併設され、各溶融混合物が流延ダイにおいて積層される。
本発明では、上記のようにして得られたフィルムは冷却ロールに接する工程を通過後、さらに少なくとも1方向に1.01〜3.0倍延伸することが好ましい。延伸によりスジの鋭さが緩やかになり高度に矯正することができるのである。
各試料を20mlの密閉ガラス容器に入れ、下記ヘッドスペース加熱条件にて処理したあと、下記ガスクロマトグラフィーにて予め使用した溶媒について検量線を作成し測定を行った。含有溶媒量は、光学フィルムの全体の質量に対する質量部で表した。
機器:HP社 5890SERIES II
カラム:J&W社 DB−WAX(内径0.32mm、長さ30m)
検出:FID
GC昇温条件:40℃で5分間保持したあと、80℃/分で100℃まで昇温
ヘッドスペース加熱条件:120℃で20min
返材とは、光学フィルムを細かく粉砕した物で、光学フィルムを製膜するときに発生する、フィルムの両サイド部分を切り落とした物や、擦り傷などでスペックアウトした光学フィルム原反が使用される。
<偏光板>
本発明の光学フィルムを偏光板用保護フィルムとして用いる場合、偏光板は一般的な方法で作製することができる。
<液晶表示装置>
本発明の光学フィルムを貼合した偏光板を液晶表示装置に組み込むことによって、種々の視認性に優れた液晶表示装置を作製することができるが、特に大型の液晶表示装置やデジタルサイネージ等の屋外用途の液晶表示装置に好ましく用いられる。本発明の偏光板は、前記粘着層等を介して液晶セルに貼合する。
下記素材を真空ナウターミキサーで80℃、1Torrで3時間混合しながらさらに乾燥し、得られた混合物を、2軸式押し出し機を用いて235℃で溶融混合しペレット化した。
70質量部
セルロースエステル樹脂(セルロースアセテートプロピオネート:アシル基総置換度2.75、アセチル基置換度0.19、プロピオニル基置換度2.56、Mw=200000、100℃で3時間乾燥し水分率500ppm) 30質量部
Tinuvin928(チバ・ジャパン(株)製) 1.1質量部
GSY−P101(堺化学工業(株)製) 0.25質量部
Irganox1010(チバ・ジャパン(株)製) 0.5質量部
SumilizerGS(住友化学(株)製) 0.24質量部
アエロジルNAX50(日本アエロジル(株)製) 0.2質量部
シーホスターKEP−30((株)日本触媒製) 0.02質量部
得られたペレットを、70℃の除湿空気を5時間以上循環させて乾燥を行い、100℃の温度を保ったまま、次工程の1軸押出機に導入した。このときのペレットを少量取りだし、水分量を測定したところ120ppmであった。
<光学フィルム試料の評価>
評価は、特に定めの無い限り、全て23℃55%RHの雰囲気下で行った。また試料は、予め同雰囲気下24時間保存したものを使用した。結果を表3〜7に示す。
光学フィルムの耐熱性は、張力軟化点によって下記の通り評価した。張力軟化点が高いほど、耐熱性が高いと判断できる。
光学フィルム試料1枚をJIS K−7136に従って、ヘーズメーター(NDH2000型、日本電色工業(株)製)を使用して測定した。
光学フィルム試料を、打ち抜きパンチで円形の穴をあけ、切り口の形状を目視で観察した。以下の基準で判断した。
△:切り口に若干の亀裂がある
×:穴の径に対し半分以上の長さの亀裂が入る。
軽荷重引き裂き試験機(東洋精機社製)を用いて光学フィルム試料を引き裂き、目視により以下の判断基準で評価した。
△:引き裂き面にややバリがあるが、真っ直ぐに裂けている
×:引き裂き面にバリがかなりあり、真っ直ぐに裂けていない。
<偏光板の作製>
上記作製した光学フィルム試料1〜133を使って、下記に記載するアルカリケン化処理をし、偏光板の作製を行った。
ケン化工程 2M−NaOH 50℃ 90秒
水洗工程 水 30℃ 45秒
中和工程 10質量%HCl 30℃ 45秒
水洗工程 水 30℃ 45秒
ケン化処理後、水洗、中和、水洗の順に行い、次いで80℃で乾燥を行った。
厚さ120μmの長尺ロールポリビニルアルコールフィルムを沃素1質量部、ホウ酸4質量部を含む水溶液100質量部に浸漬し、50℃で6倍に搬送方向に延伸して偏光子を作った。
<液晶表示装置の作製>
得られた偏光板は、IPS型液晶表示装置である日立(株)製液晶表示装置Wooo W32L−H90にあらかじめ貼合されていた視認側偏光板を注意深く剥がし、もともと貼ってあった偏光板の透過軸にあわせて、粘着剤を介して作製した本発明の光学フィルムが視認側となるように偏光板を貼り付け、液晶表示装置を作製した。
○:明室では全く観察されないが、暗室で若干ムラが観察される
△:明室では気にならないが、暗室でムラが観察される
×:明室でもムラが観察される
2 フィルター
3 スタチックミキサー
4 流延ダイ
5 回転支持体(第1冷却ロール)
6 挟圧回転体(タッチロール)
7 回転支持体(第2冷却ロール)
8 回転支持体(第3冷却ロール)
9、11、13、14、15 搬送ロール
10 光学フィルム
16 巻取り装置
Claims (7)
- アクリル樹脂(A)とセルロースエステル樹脂(B)を95:5〜60:40の質量比で含有する光学フィルムにおいて、
該アクリル樹脂(A)が下記一般式(1)で表され、重量平均分子量Mwが100000以上1000000以下であり、
前記セルロースエステル樹脂(B)のアシル基の総置換度(T)が2.0以上3.0以下であり、かつ炭素数3以上7以下のアシル基の置換度が2.0以上3.0以下であることを特徴とする光学フィルム。
一般式(1)
−(MMA)p−(X)q−(Y)r−
MMAはメチルメタクリレートを、Xはアミド基を少なくとも一種有するMMAと共重
合可能なモノマー単位を、YはMMA、Xと共重合可能なモノマー単位を表す。p、q、
rはモル%であり、55≦p≦99、1≦q≦20、p+q+r=100である。 - 前記セルロースエステル樹脂(B)の重量平均分子量Mwが75000以上300000以下であることを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
- 前記光学フィルムが、該フィルムを構成する樹脂の総質量に対して、0.5質量%以上
、30質量%以下のアクリル粒子(D)を含有することを特徴とする請求項1または2に
記載の光学フィルム。 - 前記光学フィルムの張力軟化点が125〜142℃であり、かつヘイズが1%以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学フィルム。
- 請求項1に記載の光学フィルムの製造方法であって、
下記一般式(1)で表され、重量平均分子量Mwが100000以上1000000以下であるアクリル樹脂(A)と、アシル基の総置換度(T)が2.0以上3.0以下であり、かつ炭素数3以上7以下のアシル基の置換度が2.0以上3.0以下であるセルロースエステル樹脂(B)とを、アクリル樹脂(A):セルロースエステル樹脂(B)=95:5〜60:40の質量比で含有する混合物を溶融押し出しした後、冷却して光学フィルムを得る、光学フィルムの製造方法。
一般式(1)
−(MMA)p−(X)q−(Y)r−
MMAはメチルメタクリレートを、Xはアミド基を少なくとも一種有するMMAと共重
合可能なモノマー単位を、YはMMA、Xと共重合可能なモノマー単位を表す。p、q、
rはモル%であり、55≦p≦99、1≦q≦20、p+q+r=100である。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学フィルムを有することを特徴とする偏光板。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学フィルムを有することを特徴とする液晶表示装置。
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