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JP5589304B2 - 表面検査装置及び表面検査方法 - Google Patents

表面検査装置及び表面検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ビームを照射して検査対象物の表面の欠陥の有無を検出する表面検査装置及び表面検査方法に関する。
近年、携帯電話機やパーソナルコンピュータ等の電子機器が広く普及し、これらの製品に対してデザイン性の向上も重視されている。そこで、製品の外観のデザイン性を向上させるべく、それらの製品の筺体に鏡面加工や艶出し加工が施される場合がある。
鏡面加工や艶出し加工は、一般に金属又はプラスチック等の成型品からなる筺体の表面に塗料を塗布したり、めっき処理することで行われる。この場合、成型品の表面の凹凸や異物の付着などによって、鏡面加工や艶出し加工後の筺体の表面に凹凸状の欠陥が発生することがある。
このような欠陥は、大きさが数μm程度と微細なものであっても、照明環境によっては欠陥が顕著に現れ、外観を大きく損ねる原因となる。そのため、製品の製造工程では、筺体(検査対象物)の外観を損ねる欠陥を見つけるため、外観検査が行われている。
外観検査の方法の一つとして、検査対象物の表面に光ビームを照射しながら走査させて、検査対象物の表面の正反射(鏡面反射)の状態を測定する方法がある。この方法では、光ビームが正反射される方向に受光素子を設置し、検査対象物の表面で正反射された光ビームの強度をその受光素子で検出する。検査対象物の表面に欠陥が有る場合には、光ビームが乱反射されるので、受光素子に到達する光ビームの強度が低下する。したがって、受光素子の出力の低下を検出することで、表面の欠陥の有無を判別できる。
特開平4−194653号公報 特開平5−332944号公報 特開平10−31110号公報 特開2007−121291号公報
上述の方法では、傾斜角度の異なる複数の面を有する検査対象物の場合に、欠陥の有無を効率良く検査できない。すなわち、このような検査対象物では傾斜角度が異なる面毎に光ビームが正反射される方向も異なり、受光素子で検出される光ビームの強度の低下が欠陥によるものか、又は傾斜角度の変化によるものかを判別できない。このため、光ビームの入射角度を面毎に変えながら複数回走査させて検査する必要があり、検査に時間がかかってしまう。
そこで、検査対象物が傾斜角度の異なる複数の面を有している場合であっても迅速に欠陥の有無を検出できる表面検査装置及び表面検査方法を提供することを目的とする。
一観点によれば、表面が傾斜角度の異なる複数の面で構成された検査対象物が載置される載置台と、前記載置台に載置された前記検査対象物に対し相互に波長帯が異なる複数本の光ビームを出射する光源と、前記載置台に載置された前記検査対象物の表面で正反射された前記複数本の光ビームを収束させる光ビーム収束部と、前記検査対象物の表面を構成する前記複数の面の傾斜角度に応じた位置にそれぞれ配置され、前記光ビーム収束部により収束された光ビームを受光する複数の受光素子と、前記受光素子のそれぞれの受光面側に配置され、配置された位置に応じてあらかじめ設定された波長帯の光ビームのみを通過させる複数のカラーフィルタと、前記検査対象物の表面に照射された前記複数の光ビームに対し光ビームの並んだ方向に前記載置台を相対的に移動させる駆動部と、前記駆動部を制御するとともに、前記受光素子の出力に基づいて前記検査対象物の表面の欠陥の有無を判定する制御部とを有し、前記複数のカラーフィルタの各々が通過させる光ビームの波長帯は相互に異なり、且つ前記複数本の光ビームの各々の波長帯と同じであり、前記光ビーム収束部は、前記検査対象物の表面で正反射された前記複数本の光ビームを、前記検査対象物の表面を構成する前記複数の面のうちの前記複数本の光ビームが照射された面の傾斜角度に応じた位置に収束させ、前記複数の受光素子のうち、前記複数本の光ビームが照射された前記面の傾斜角度に応じた位置に配置された受光素子が、前記収束された光ビームを受光し、前記駆動部は、前記載置台を移動させて、前記検査対象物の表面を構成する前記複数の面内で前記複数本の光ビームが照射される面を変えていき、前記制御部は、前記検査対象物の表面に対する前記光ビームの照射位置と前記各受光素子の出力との関係に基づいて前記検査対象物の表面で正反射された光ビームの強度分布を求め、前記複数の受光素子のうち、前記複数本の光ビームが照射された前記面の傾斜角度に応じた位置に配置された受光素子が、前記複数のカラーフィルタのうちの当該受光素子の受光面側に配置されたカラーフィルタを通過する光を含まない前記収束された光ビームを受光して、前記検査対象物の表面で正反射された光ビームの強度分布に予め設定された閾値よりも低い部分が存在する場合には、前記検査対象物の表面に欠陥が有ると判定し、さらに、前記制御部は、前記複数の受光素子のうち、前記複数本の光ビームが照射された前記面の傾斜角度に応じた位置に配置された第1の受光素子が、前記複数のカラーフィルタのうちの当該第1の受光素子の受光面側に配置された第1のカラーフィルタを通過する光を含む前記収束された光ビームを受光するとともに、当該第1の受光素子とは異なる第2の受光素子が、前記複数のカラーフィルタのうちの当該第2の受光素子の受光面側に配置された第2のカラーフィルタを通過する光を含む前記収束された光ビームを受光して、同時に2以上の前記受光素子で前記光ビームを受光した場合には前記検査対象物の表面に欠陥があると判定する表面検査装置が提供される。
上記観点による表面検査装置は、光源から出射される波長帯が相互に異なる複数本の光ビームを検査対象物の移動方向に一列に並列させた状態で検査対象物の表面に照射する。検査対象物の表面で正反射された複数本の光ビームは、レンズによって予め決められた収束位置に収束される。検査対象物の面の傾斜角度に応じて光ビームの収束位置は異なる。そこで、予め検査対象物の面の傾斜角度に応じで収束位置を決定し、各収束位置にカラーフィルタ及び受光素子を配置しておく。そして、収束位置毎に異なる特定の波長帯の光ビームのみをカラーフィルタで抽出した後、受光素子で光ビームの強度を検出する。
したがって、検査対象物の表面が傾斜角度の異なる複数の面で構成されていても、正反射された光ビームは常に何れかの受光素子で検出されるので、一回の走査で全ての面について正反射光の強度分布を測定できる。これにより、検査が迅速化される。
図1は、実施形態に係る表面検査装置を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る表面検査装置の光源の構成例(その1)を示す模式図である。 図3は、実施形態に係る表面検査装置の光源の構成例(その2)を示す模式図である。 図4(a)は検査対象物の一例を示す斜視図であり、図4(b)は図4(a)に示す検査対象物の高さ分布を示す図である。 図5は、図4に示す検査対象物の第1の面を走査しているときの光ビームの光路を示す図である。 図6(a)〜(d)は、図4に示す検査対象物の第2の面を走査しているときの光ビームの光路を時間の経過の順に示す図である。 図7は、図4に示す検査対象物の第3の面を走査しているときの光ビームの光路を示す図である。 図8は、横軸に時間をとり、縦軸に受光素子15R、15G、15Bの出力信号の強度をとって、出力信号の強度の経時変化を示す図(その1)である。 図9は、実施形態に係る表面検査装置の欠陥検出処理を示すフロー図である。 図10は、横軸に位置をとり、縦軸に受光素子15R、15G、15Bの出力信号の積算値をとって、出力信号の積算値の分布を示す図(その1)である。 図11(a)〜(d)は、検査対象物の第2の面上に第3の面と同じ傾斜角度の表面を有する欠陥Fが存在する場合の光ビームの光路反射を、時間の経過の順に示す図である。 図12は、横軸に時間をとり、縦軸に受光素子15R、15G、15Bの出力信号の強度をとって、出力信号の強度の経時変化を示す図(その2)である。 図13は、横軸に位置をとり、縦軸に受光素子15R、15G、15Bの出力信号の積算値をとって、出力信号の積算値の分布を示す図(その2)である。 図14は、横軸に時間をとり、縦軸に受光素子15R、15G、15Bの出力信号の積算値をとって、出力信号の積算値の経時変化を示す図である。 図15は、検査対象物の別の一例を検査する場合の受光素子及びカラーフィルタの配置を示す図である。
以下、実施形態について、添付の図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る表面検査装置を示すブロック図である。図2は、実施形態に係る表面検査装置の光源の構成例を示す模式図である。図3は、実施形態に係る表面検査装置の光源の他の構成例を示す模式図である。なお、図1及び図3中で符号Rを付した一点鎖線は光ビームRの光路を示し、符号Gを付した二点鎖線及び符号Bを付した破線はそれぞれ光ビームG及び光ビームBの光路を示している。また、図1において、X方向は紙面に垂直な方向に対応する。
図1に示すように、本実施形態に係る表面検査装置10は、光源11、ハーフミラー12、レンズ13(光ビーム収束部)、カラーフィルタ14R、14G、14B、受光素子15R、15G、15B、制御装置16、載置台17、及び駆動装置18を備えている。
載置台17の上には検査対象物90が載置される。駆動部18は、制御装置16からの信号により、載置台17をX方向及びY方向に移動させる。
光源11は、制御装置16からの信号に基づき、赤色の光ビームR、緑色の光ビームG及び青色の光ビームBの3本の光ビームを出力する。各光ビームR、G、Bは一定のピッチp(例えば5mm程度)で上下方向(Z方向)に一列に配置されている。
光源11は、例えば図2に示すように、発光ダイオード21R、21G、21Bとコリメータレンズ22R、22G、22Bとを備えている。発光ダイオード21Rから出射される赤色光は、コリメータレンズ22Rにより平行性の高い光ビームRとなる。同様に、発光ダイオード21G及び発光ダイオード21Bから出射される緑色光及び青色光は、コリメータレンズ22G、22Bにより平行性の高い光ビームG、Bとなる。
なお、図2に示す構成に代えて、図3に示すように、光源11を白色光源25と、白色光源25からの光ビームを波長帯毎に分離するプリズム26及びプリズム27とを備えた構成としてもよい。
ハーフミラー12は、検査対象物90の上方に配置され、光源11から出射された光ビームR、G、Bを下方に反射する。ハーフミラー12で反射された各光ビームR、G、Bは、Y方向に光ビームR、光ビームG及び光ビームBの順に一列に並ぶ。
レンズ13は、ハーフミラー12及び検査対象物90の上方に配置される。レンズ13は、口径Dia(例えば50mm程度)の凸状のレンズであり、検査対象物90の表面からZ方向に対物距離L(例えば70mm程度)だけ離れた位置に配置される。このレンズ13は、検査対象物90の表面で正反射された光ビームR、G、Bを検査面の角度に応じた予め決められた収束位置P1〜P3に収束させる。
受光素子15R、受光素子15G及び受光素子15Bは、Y方向に並んで配置されている。これらの受光素子15R、受光素子15G及び受光素子15Bの間隔dは、光ビームR、G、Bの配列ピッチp及び検査対象物90の傾斜面の角度に応じて設定されている。これらの受光素子15R、15G、15Bは、例えばフォトトランジスタ、フォトダイオード又はCdS素子等の光センサ、若しくはそれらの光センサがアレイ状に配列された素子からなる。なお、受光素子15R、15G、15BとしてCCD(Charge Coupled Device)センサ等を使用してもよい。
カラーフィルタ14R、14G、14Bは、それぞれ受光素子15R、15G、15Bの受光面を覆うように配置される。カラーフィルタ14Rは、赤色の光ビームRのみを透過し、カラーフィルタ14Gは緑色の光ビームGのみを透過し、カラーフィルタ14Bは青色の光ビームBのみを透過する。
以下、図4に示す検査対象物の表面を検査する場合を例に、実施形態に係る検査装置10による表面検査方法について説明する。ここに、図4(a)は検査対象物の一例を示す図であり、図4(b)は図4(a)に示す検査対象物のY方向の高さ分布を示す図である。
図4(a)、(b)に示すように、検査対象物90は、Y方向に沿って第1の面90a、第2の面90b及び第3の面90cが並んでいる。第1の面90aは、その法線方向iがZ方向からY方向に傾斜角θ1傾いている。第2の面90bはその法線方向jがZ方向と同じ方向である。また、第3の面90cはその法線方向kがZ方向からY方向に傾斜角θ2傾いている。ここでは、第1の面90aの傾斜角度θ1は−15°であるものとし、第3の面90bの傾斜角度θ2は+15°であるものとする。また、図4(a)に示すように、ここでは第2の面90bに欠陥Eがあるものとする。
まず、検査対象物90の第1〜第3の面90a、90b、90cに対応する第1〜第3の収束位置P1、P2、P3を求める。
収束位置P1、P2、P3は検査対象物90の面の傾斜角度に応じてそれぞれ異なる位置となる。法線方向jがZ方向と同じ第2の面90bで正反射された光ビームR、G、Bは、図1に示すように、光ビームGの照射位置のZ方向の直上であってレンズ13から焦点距離fだけ離れた位置(第2の収束位置P2)に収束される。
法線方向iがZ方向からY方向にθ1傾斜した第1の面90aで正反射された光ビームは、第2の収束位置P2からY方向に距離d1だけ離れた位置(第1の収束位置P1)に収束される。また、その法線方向kがZ方向からY方向にθ2傾斜した第3の面90bで正反射された光ビームR、G、Bは、第2の収束位置P2からY方向に距離d2だけ離れた位置(第3の収束位置P3)に収束される。
ここで、法線方向がZ方向からθだけ傾斜した面で正反射された光ビームの収束位置と第2の収束位置P2との間の距離dは、下記の(1)式により求めることができる。また、このとき検査可能な傾斜角度θの範囲は、(2)式により定まる。
Figure 0005589304
Figure 0005589304
例えば、レンズ13の直径Diaを50mm、焦点距離fを75mm、対物距離Lを70mm、光ビームR、G、Bのピッチpを5mmとする。また、前述したようにθ1を−15°、θ2を+15°とする。この場合には、上述の関係式により、第1の収束位置P1は第2の収束位置P2からY方向に−20.1mm離れた位置となり、第3の収束位置P3は第2の収束位置P2からY方向に20.1mm離れた位置となる。
第1〜第3の収束位置P1〜P3は、検査対象物90の表面に実際に光ビームR、G、Bを照射して実験的に求めてもよい。
上述したように、予め検査対象物90の面に応じて収束位置を求め、それらの収束位置P1、P2、P3に図1に示すように受光素子15R、15G、15B及びカラーフィルタ14R、14G、14Bを配置する。
次に、検査対象物90に光ビームR、G、Bを照射しつつ、検査対象物90をY方向に一定の速度V(例えば5mm/s)で移動させる。
図5は、図4に示す検査対象物の第1の面90aを走査しているときの光ビームの光路を示す図である。図6(a)〜(d)は、図4に示す検査対象物の第2の面90bを走査しているときの光ビームの光路を時間の経過の順に示す図である。図7は、図4に示す検査対象物90の第3の面90cを走査しているときの光ビームの光路を示す図である。図8は、横軸に時間をとり、縦軸に受光素子15R、15G、15Bの出力信号の強度をとって、出力信号の強度の経時変化を示す図である。なお、図8において、B−chは受光素子15Bの出力を、G−chは受光素子15Gの出力を、R−chは受光素子15Rの出力をそれぞれ示している。
図5に示すように、光源11から出射された光ビームR、G、Bはハーフミラー12で反射されて第1の面90aに照射される。第1の面90aで正反射された光ビームR、G、Bはハーフミラー12を透過し、さらにレンズ13で屈折されて第1の収束位置P1に収束される。しかし、第1の収束位置P1に配置されたカラーフィルタ14Rは、赤色の光ビームRしか通さないので、赤色の光ビームRのみが受光素子15Rで検出される。これにより、図8に示すように受光素子15R(R−ch)の出力信号は高い状態となる。一方、受光素子15G(G−ch)及び受光素子15B(B−ch)には光ビームR、G、Bが到達しないので、出力信号は低い状態となる。
さらに時間が経過すると、検査対象物90が移動して光ビームR、G、Bが第2の面90bを照射するようになる。第2の面90bで正反射された光ビームR、G、Bは、図6(a)に示すようにレンズ13によって第2の収束位置P2に収束される。しかし、第2の収束位置P2に配置されたカラーフィルタ14Gは、緑色の光ビームGしか通さないので、緑色の光ビームGのみが受光素子15Gで検出される。これにより、図8に示すように受光素子15G(G−ch)の出力信号が高い状態となる。
一方、受光素子15R、15Bには光ビームR、G、Bが到達しないので、受光素子15R、15Bの出力信号は低い状態となる。ただし、光ビームR、G、Bの位置関係により、光ビームGは光ビームRからΔt(=p/V;1秒程度)だけ遅れて第2の面90bに照射される。このため、図8において、受光素子15Gの出力信号は受光素子15Rの出力信号の立下りからΔt(1秒程度)だけ遅れて立ち上がる。
さらに時間が経過すると、検査対象物90が移動して、図6(b)〜(d)に示すように光ビームR、G、Bが順次、第2の面90bの欠陥Eに照射される。図6(c)に示すように、光ビームGが欠陥Eに照射されている間は緑色の光ビームGが乱反射されて第2の収束位置P2に到達しなくなる。そのため、図8に示すように受光素子15G(G−ch)の出力信号に低い部分が発生する。
さらに時間が経過すると、検査対象物90の移動により、図7に示すように光ビームR、G、Bが第3の面90cを照射するようになる。第3の面90cで正反射された光ビームR、G、Bは、レンズ13によって第3の収束位置P3に収束される。しかし、第3の収束位置P3に配置されたカラーフィルタ14Bは青色の光ビームBしか通さないので、青色の光ビームBのみが受光素子15Bの受光面で検出される。これにより、図8に示すように、受光素子15Bからの出力信号は高い状態となる。
一方、受光素子15R、15Gには光ビームR、G、Bが到達しないので、受光素子15R、15Gの出力信号は低い状態となる。なお、光ビームR、G、Bの位置関係により光ビームBは光ビームGよりΔt(1秒程度)だけ遅れて第3の面90cに照射される。このため、図8において、受光素子15Bの出力信号は受光素子15Gの出力信号の立下りからΔt遅れて立ち上がる。
図9は、実施形態に係る表面検査装置の欠陥検出処理を示すフロー図である。
制御装置16は、受光素子15R、15G、15Bの波形に基づいて、図9に示す手順で検査対象物の表面の欠陥の有無を検出する。
まず、図8に示す各受光素子15R、15G、15Bの波形から検査対象物90の表面上の位置に対応する各受光素子15R、15G、15Bの出力信号の強度の分布を求める(ステップS1)。
光ビームR、G、BはY方向に相互にピッチpだけ離れているため、光ビームGは時間Δt(=ピッチp÷走査速度V)だけ遅れて光ビームRと同じ位置に照射される。また、光ビームBは時間2Δtだけ遅れて光ビームRと同じ位置に照射される。そこで、光ビームR、G、Bの位置方向の差を取り除くために、図8に示す受光素子15Gの波形を時間軸方向に−Δtだけシフトさせる補正処理を行う。また、受光素子15Bの波形を時間軸方向に−2Δtだけシフトさせる補正処理を行う。その後、時間軸tを位置Yに換算することにより、検査対象物90上の位置Yに対応する各受光素子15R、15G、15Bの出力信号の強度の分布が求まる。
次に、受光素子15R、15G、15Bの出力信号の強度の分布を積算して検査対象物90の表面の正反射光の強度分布を求める(ステップS2)。
図10は、横軸に位置をとり、縦軸に受光素子15R、15G、15Bの出力信号の積算値をとって、出力信号の積算値(正反射光の強度)の分布を示す図である。例えば、図8に示す波形に基づいて、ステップS1及びステップS2の処理を行うことにより図10に示すような出力信号の積算値(正反射光の強度)の分布が得られる。
次に、検査対象物90に対応する部分の出力信号の積算値(正反射光の強度)に低い部分があるか否かを調べる。すなわち、図10に示すように第1の閾値(暗閾値)を設定し、検査対象物90に対応する部分の積算波形中に第1の閾値を下回る部分が存在するか否かを調べる(ステップS3)。なお、第1の閾値は受光素子15R、受光素子15G及び受光素子15Bの何れか一つのみで光ビームを検出している状態の出力信号の積算値よりも低い値に設定される。図10に示す積算波形のように、欠陥Eに対応する部分で第1の閾値を下回る部分がある場合には、ステップS3により検査対象物90の表面に欠陥が有るものと判定する。
ところで、上述のステップS1〜S3による検出動作のみでは、欠陥の形状によっては検出漏れを生ずるおそれがある。
図11(a)〜(d)は、検査対象物の第2の面上に第3の面と同じ傾斜角度の表面を有する欠陥Fが存在する場合の光ビームの光路反射を、時間の経過の順に示す図である。
例えば、図11(a)〜(d)に示すように、検査対象物90の第2の面90bの上に、他の面(第3の面90c)の傾斜角度と同じ傾斜角度の面を有する欠陥Fが存在する場合を考える。この欠陥Fに、光ビームR、G、Bが順次照射されると、図11(b)〜(d)に示すように欠陥Fで正反射された光ビームR、G、Bが順次第3の収束位置P3に到達する。
そして、図11(c)に示すように、光ビームBが欠陥Fに照射されると第2の面90bを走査しているにも拘わらず、第3の収束位置P3に青色の光ビームBが到達する。このとき、カラーフィルタ14Bを透過した青色の光ビームBが受光素子15Bによって検出される。そのため、図12に示すように第2の面90bに対応する部分で受光素子15B(B−ch)の出力信号が高い部分が現れる。
図13は、横軸に位置をとり、縦軸に受光素子15R、15G、15Bの出力信号の積算値をとって、出力信号の積算値の分布を示す図である。
図12に示す波形に、前述のステップS1、S2で説明した処理を行なうと、図13に示すような出力信号の積算値の分布が得られる。図13に示すように、欠陥Fに対応する部分の受光素子15Gの出力信号の低下が、欠陥Fに対応する部分の受光素子15Bの出力信号の増加によって打ち消されてしまう。そのため、第1の積算波形には欠陥Fが存在するにもかかわらず出力信号の積算値(正反射光の強度)には暗閾値を下回る部分が現れず、ステップS3では欠陥を見落としてしまう。
そこで、図11(c)に示すように2以上の受光素子で同時に光ビームが検出されている状態が発生したか否かを調べることにより欠陥Fを検出する。
すなわち、ステップS3で欠陥が検出されない場合には、図9に示すようにステップS4に移行して、受光素子15R、15G、15Bの出力信号の経時変化を示す波形をそのまま積算する。
図14は、横軸に時間をとり、縦軸に受光素子15R、15G、15Bの出力信号の積算値をとって、出力信号の積算値の経時変化を示す図である。
例えば図12に示す波形についてステップS4の処理を行うと、図14に示す波形が得られる。
次に、ステップS4で求めた積算波形に対して第2の閾値(明閾値)を設定し、第2の積算波形に第2の閾値を超える部分が有るか否かを調べる(ステップS5、図9)。なお、第2の閾値は、受光素子15R、15G、15Bの何れか1つの受光素子のみで光ビームを検出している状態の積算値よりも高い値に設定される。図14に示すように、第2の閾値を超える部分が検出された場合には、ステップS5により検査対象物90の表面に欠陥があるものと判定する。
一方、ステップS4で求めた積算波形中に第2の閾値を超える部分が検出されない場合には、ステップS5でその検査対象物90の表面には欠陥は存在しないものと判定して図9に示す一連の処理を終了する。
以上のように、表面検査装置10及びこれを用いた表面検査方法によれば、表面が傾斜角度の異なる複数の面で構成された検査対象物90について、1回の走査で複数の面の検査を行うことができるので効率的に検査を行うことができる。
(その他の実施形態)
以上の説明では、図4に示す上に凸状の検査対象物90を測定する例について説明したが、表面検査装置10はこれ以外の検査対象物を検査できる。例えば、図15に示すように、第1の面91a、第2の面91b、第3の面91cを有する凹状の検査対象物91であっても検査を行うことができる。この場合には、図15に示すように第1の面91aに対応する第1の収束位置P1(右側)に受光素子15R及びカラーフィルタ14Rを配置し、第2の面91bに対応する第2の収束位置P2(中央)に受光素子15G及びカラーフィルタ14Gを配置する。また、第3の面91cに対応する第3の収束位置P3(左側)には受光素子15B及びカラーフィルタ14Bを配置すればよい。
また、検査対象物90の面の数は3つに限定されるものではなく、2面又は4面以上の傾斜角度の異なる面を有していてもよい。この場合には、光源11から照射する光ビームの本数を、少なくとも検査対象物90の面の数と同等又はそれ以上の数とし、各面に対応する収束位置にそれぞれ異なる波長帯の光ビームを透過させるカラーフィルタ及び複数の受光素子を配置すればよい。
また、上述の説明では、最も簡単な例として第1〜第3の収束位置P1、P2、P3がY方向に一列に並ぶ例で説明したが、実施形態に係る表面検査装置10はこれに限定されるものではない。例えば、検査対象物の表面の傾斜角度がX方向にも傾いている場合には収束位置はさらにX方向にもずれた位置に現れるが、その収束位置に適宜受光素子及びカラーフィルタを配置すれば同様の手順で検査対象物の表面の欠陥の有無を検出できる。
また、表面検査装置10は、ハーフミラーを介して鉛直上方(Z方向)から光ビームR、G、Bを検査対象物90に照射していたが、これに限定されるものではない。光ビームR、G、BはY方向に一列に並んでいればよく、例えば、光ビームR、G、Bを検査対象物90の斜め上方向に配置した光源11からから検査対象物90に直接照射してもよい。
さらに、表面検査装置10において、検査対象物90の表面で正反射された複数本の光ビームを収束させる手段(光ビーム収束部)はレンズ13に限定されるものではなく、例えば凹面鏡等を用いてもよい。
10…表面検査装置、11…光源、12…ハーフミラー、13…レンズ、14R、14G、14B…カラーフィルタ、15R、15G、15B…受光素子、16…制御装置、17…載置台、21R、21G、21B…発光ダイオード、22R、22G、22B…コリメータレンズ、25…白色光源、26、27…プリズム、90、91…検査対象物、90a、91a…第1の面、90b、91b…第2の面、90c、91c…第3の面、P1…第1の収束位置、P2…第2の収束位置、P3…第3の収束位置、R、G、B…光ビーム。

Claims (3)

  1. 表面が傾斜角度の異なる複数の面で構成された検査対象物が載置される載置台と、
    前記載置台に載置された前記検査対象物に対し相互に波長帯が異なる複数本の光ビームを出射する光源と、
    前記載置台に載置された前記検査対象物の表面で正反射された前記複数本の光ビームを収束させる光ビーム収束部と、
    前記検査対象物の表面を構成する前記複数の面の傾斜角度に応じた位置にそれぞれ配置され、前記光ビーム収束部により収束された光ビームを受光する複数の受光素子と、
    前記受光素子のそれぞれの受光面側に配置され、配置された位置に応じてあらかじめ設定された波長帯の光ビームのみを通過させる複数のカラーフィルタと、
    前記検査対象物の表面に照射された前記複数の光ビームに対し光ビームの並んだ方向に前記載置台を相対的に移動させる駆動部と、
    前記駆動部を制御するとともに、前記受光素子の出力に基づいて前記検査対象物の表面の欠陥の有無を判定する制御部と、
    を有し、
    前記複数のカラーフィルタの各々が通過させる光ビームの波長帯は相互に異なり、且つ前記複数本の光ビームの各々の波長帯と同じであり、
    前記光ビーム収束部は、前記検査対象物の表面で正反射された前記複数本の光ビームを、前記検査対象物の表面を構成する前記複数の面のうちの前記複数本の光ビームが照射された面の傾斜角度に応じた位置に収束させ、
    前記複数の受光素子のうち、前記複数本の光ビームが照射された前記面の傾斜角度に応じた位置に配置された受光素子が、前記収束された光ビームを受光し、
    前記駆動部は、前記載置台を移動させて、前記検査対象物の表面を構成する前記複数の面内で前記複数本の光ビームが照射される面を変えていき、
    前記制御部は、前記検査対象物の表面に対する前記光ビームの照射位置と前記各受光素子の出力との関係に基づいて前記検査対象物の表面で正反射された光ビームの強度分布を求め、前記複数の受光素子のうち、前記複数本の光ビームが照射された前記面の傾斜角度に応じた位置に配置された受光素子が、前記複数のカラーフィルタのうちの当該受光素子の受光面側に配置されたカラーフィルタを通過する光を含まない前記収束された光ビームを受光して、前記検査対象物の表面で正反射された光ビームの強度分布に予め設定された閾値よりも低い部分が存在する場合には、前記検査対象物の表面に欠陥が有ると判定し、
    さらに、前記制御部は、前記複数の受光素子のうち、前記複数本の光ビームが照射された前記面の傾斜角度に応じた位置に配置された第1の受光素子が、前記複数のカラーフィルタのうちの当該第1の受光素子の受光面側に配置された第1のカラーフィルタを通過する光を含む前記収束された光ビームを受光するとともに、当該第1の受光素子とは異なる第2の受光素子が、前記複数のカラーフィルタのうちの当該第2の受光素子の受光面側に配置された第2のカラーフィルタを通過する光を含む前記収束された光ビームを受光して、同時に2以上の前記受光素子で前記光ビームを受光した場合には前記検査対象物の表面に欠陥があると判定することを特徴とする表面検査装置。
  2. 前記光源から出射する複数本の光ビームは一列に並んで出射することを特徴とする請求項1に記載の表面検査装置。
  3. 表面が傾斜角度の異なる複数の面で構成された検査対象物に相互に波長が異なる複数の光ビームを照射する光源と、前記検査対象物により正反射された前記複数の光ビームを収束させる光ビーム収束部と、前記検査対象物の表面を構成する前記複数の面の傾斜角度に応じた位置にそれぞれ配置され、前記光ビーム収束部により収束された光ビームを受光する複数の受光素子と、前記受光素子のそれぞれの受光面側に配置され、配置された位置に応じて予め設定された波長帯の光ビームを通過させる複数のカラーフィルタとを有する表面検査装置を用いた表面検査方法であって、
    前記複数のカラーフィルタの各々が通過させる光ビームの波長帯は相互に異なり、且つ前記複数本の光ビームの各々の波長帯と同じであり、
    前記光源から出射された前記複数の光ビームを前記検査対象物に照射して、前記検査対象物の表面で正反射された前記複数の光ビームを、前記光ビーム収束部で、前記検査対象物の表面を構成する前記複数の面のうちの前記複数の光ビームが照射された面の傾斜角度に応じた位置に収束させ、前記複数の受光素子のうち、前記複数の光ビームが照射された前記面の傾斜角度に応じた位置に配置された受光素子で、前記収束された光ビームを受光し、
    前記検査対象物を、前記検査対象物に照射された前記複数の光ビームに対し光ビームの並んだ方向に相対的に移動させて、前記検査対象物の表面を構成する前記複数の面内で前記複数の光ビームが照射される面を変えていくことで、前記複数の受光素子の出力を測定し、
    前記複数の受光素子の出力に基づいて前記検査対象物の表面の欠陥を測定するときに、前記検査対象物の表面に対する前記光ビームの照射位置と前記各受光素子の出力との関係に基づいて前記検査対象物の表面で正反射された光ビームの強度分布を求め、前記複数の受光素子のうち、前記複数本の光ビームが照射された前記面の傾斜角度に応じた位置に配置された受光素子が、前記複数のカラーフィルタのうちの当該受光素子の受光面側に配置されたカラーフィルタを通過する光を含まない前記収束された光ビームを受光して、前記検査対象物の表面で正反射された光ビームの強度分布に予め設定された閾値よりも低い部分が存在する場合には、前記検査対象物の表面に欠陥が有ると判定し、さらに、前記複数の受光素子のうち、前記複数本の光ビームが照射された前記面の傾斜角度に応じた位置に配置された第1の受光素子が、前記複数のカラーフィルタのうちの当該第1の受光素子の受光面側に配置された第1のカラーフィルタを通過する光を含む前記収束された光ビームを受光するとともに、当該第1の受光素子とは異なる第2の受光素子が、前記複数のカラーフィルタのうちの当該第2の受光素子の受光面側に配置された第2のカラーフィルタを通過する光を含む前記収束された光ビームを受光して、同時に2以上の前記受光素子で前記光ビームを受光した場合には前記検査対象物の表面に欠陥があると判定することを特徴とする表面検査方法。
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