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JP5583221B2 - 走行機構測定用のレーザプロジェクタ - Google Patents

走行機構測定用のレーザプロジェクタ Download PDF

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Description

本発明は、走行機構を測定するための、ないしはホイールアライメントのためのレーザプロジェクタに関する。
走行機構を測定するために、ないしはホイールアライメントのために、レーザ放射を利用することは、従来技術において知られている。レーザ放射と生体組織との相互作用によって生体組織の損傷が引き起こされるので、レーザ光源に起因するリスクを最小限に抑えるための保護対策が必要とされる。
そのような保護措置によって、危険な放射への接近が阻止されるようにすべきであるし、故障発生時にも適切な保護が保証されるようにすべきである。
公知のレーザ保護装置は保護ケーシングを備えており、このケーシングはいかなるレーザ放射も周囲へ放出させず、保護ケーシングが開いたときにはレーザの動作を中断する。
しかしながらこの種の保護ケーシングは、走行機構測定における用途には適していない。なぜならばこのような用途の場合、測定および投影の目的で保護ケーシングの外側でもレーザ放射を利用しなければならないからである。これに関する例は、光学的な走行機構測定システムないしはホイールアライメントシステム、レーザプロジェクタならびにレーザ距離測定機器である。
したがって本発明の課題は、走行機構測定のためにレーザ放射を供給する装置を改善することにあり、動作不良ないしは故障が発生したとしてもユーザに対するいかなるリスクもこの装置から生じないようにすることである。
発明の開示
この課題は、独立請求項に記載されているレーザプロジェクタならびにレーザプロジェクタの作動方法によって解決される。従属請求項には、独立請求項に係る発明の有利な実施形態が記載されている。
本発明による走行機構測定用のレーザプロジェクタには、レーザ光ビームを送出するレーザ光源と、このレーザ光ビームにより照射されるとパターン化されたレーザ光パターンを発生する光学素子と、検出器と、評価装置とが設けられている。検出器は、レーザ光源の動作時、パターン化されたレーザ光パターンの1つの領域により照射されるように配置されていて、この照射と相関する出力信号を発生する。評価装置は、検出器により発せられた出力信号をまえもって定められた少なくとも1つの目標値と比較し、大きな偏差が検出されるとレーザ光源をスイッチオフする。
本発明は、レーザ光ビームを送出するように構成されたレーザ光源と、レーザ光ビームにより照射されるとパターン化されたレーザ光パターンを発生する光学素子と、検出器とを備えたレーザプロジェクタにも関する。この検出器は、レーザ光源の動作中、パターン化されたレーザ光パターンの、著しく高い照射強度を有する部分領域により照射され、この部分領域をレーザ光パターンから除外するように配置されている。
さらに本発明は、レーザ光源と光学素子と反射器もしくはミラーとを備えたレーザプロジェクタにも関する。その際、反射器もしくはミラーは、動作中、光学素子により発せられたレーザ光パターンの少なくとも一部分により照射されて、その部分を偏向するように配置されている。
本発明によるレーザプロジェクタの場合、動作不良ないしは機能障害が検出され、すなわち、検出器により検出されたパターン化されたレーザ光パターンの部分領域の強度と、まえもって定められた目標値との偏差が検出される。このような動作不良が検出された場合、レーザ光源がスイッチオフされる。
著しく高い放射強度を有するレーザ光パターンの部分領域により検出器が照射され、この部分領域がレーザ光パターンからフェードアウトされ除かれることによって、安全性がさらに高められる。なぜならば、高い放射強度を有する領域に起因して大きい危険が発生するからであり、このような危険性は特に放射の集中した部分領域を除外することによって低減されるからである。
反射器を用いてレーザ光パターンを偏向することにより、レーザプロジェクタの全長を低減することができる。レーザプロジェクタの全長が低減されていれば、事前に決められているスペース状況にきわめて良好にマッチさせることができ、殊に狭い工場区域においても使用することができる。
1つの実施形態によれば、レーザプロジェクタはケーシングを有しており、このケーシングの少なくとも1つの領域は透過性に形成されている。ケーシングによって、レーザプロジェクタの部品は塵や湿気といった外部の影響から保護され、さらに光学素子近傍のレーザ光ビームの特に強い放射から周囲が保護される。ケーシングにおける少なくとも1つの領域が透過性に形成されることから、光学素子により発せられたレーザ光パターンをケーシングから出射させて、測定および/または投影の目的で利用することができる。
1つの実施形態によれば、検出器はケーシング内部に配置されている。これによって検出器は、周囲の悪影響からケーシングにより保護される。しかも、検出器から反射しレーザ光パターンから除外される放射はケーシング内に留まるので、検出器により除外され場合によっては反射される特に強い放射から周囲が保護される。
1つの実施形態によれば、検出器はケーシングの壁に取り付けられている。これによって、検出器をケーシング内部にきわめて簡単かつ確実に固定することができる。
1つの実施形態によれば、レーザプロジェクタは少なくとも1つの反射器を有しており、この反射器は、パターン化されたレーザ光パターンの少なくとも1つの部分領域を検出器に向けて偏向するように配置されている。
レーザ光パターンの部分領域を偏向する反射器を使用することによって、検出器の取り付け位置をフレキシブルに選定することができる。たとえば検出器を、パターン化されたレーザ光パターンにより照射される領域の外に配置することができる。
1つの実施形態によれば、反射器はケーシングの壁に取り付けられている。この反射器は、ケーシングの壁にきわめて簡単かつ低コストで固定することができる。
反射器を備えたレーザプロジェクタの1つの実施形態によれば、反射器に切り欠きまたは開口部が形成されており、レーザ光パターンの少なくとも1つの領域は反射器によって偏向されるのではなく、切り欠きもしくは開口部を介し反射器を貫通して出射するように構成されている。このようにすることで、偏向されたレーザ光パターンから所定の領域をフェードアウトして取り除くのがきわめて簡単になる。たとえば、特に放射の集中する強い領域をレーザ光パターンから除くことができ、これによって著しく強いレーザ放射に起因する危険を低減することができる。
1つの実施形態によれば、反射器の、レーザ光源とは反対側に検出器が配置されていて、レーザ光源の動作時にこの検出器は、反射器の切り欠きを通って出射するレーザ光パターンの部分領域により照射され、照射と相関する出力信号を発生する。これによりレーザプロジェクタの動作を著しく簡単かつ効果的に監視することができる。
1つの実施形態によれば、検出器は評価装置と接続されている。この評価装置は、検出器の発した出力信号をまえもって定められた少なくとも1つの目標値と比較し、検出器の発した出力信号とまえもって定められた目標値との間に大きな偏差が認められたならば、評価装置はレーザ光源を遮断する。検出器の発した出力信号がまえもって定められた目標値から隔たっており、機能障害が生じている場合には、レーザ光源がスイッチオフされることによって、レーザプロジェクタの安全性が高められる。
1つの実施形態によれば、切り欠きが反射器の領域に配置されており、この反射器はレーザ光源の動作中、高い放射強度を有するレーザ光パターンの部分領域により照射される。このようにすることによって、著しく高い放射強度を有する領域がレーザ光パターンから取り除かれる。レーザプロジェクタから出射するレーザ光パターンには、著しく高い放射強度を有する領域はもはや含まれていないので、レーザプロジェクタ動作時の安全性がさらに高められる。
さらに本発明は、レーザプロジェクタの作動方法殊に本発明によるレーザプロジェクタの作動方法にも関する。本発明によれば、最初のステップにおいてレーザ光源が予備パルスにより駆動制御されて、レーザ光源は第1の光出力もしくは第1の強度を有するレーザ光を送出する。予備パルスにより形成されたレーザ光の少なくとも一部分が検出器により捕捉され、検出器により形成される出力信号であり捕捉されたレーザ光と相関している信号が、評価装置により評価される。評価にあたりいかなる障害も発生していないことが評価装置により検出されると、レーザ光源は第2のステップにおいてメインパルスにより駆動制御され、レーザ光源は第2の光出力もしくは第2の強度を有するレーザ光を送出する。この場合、第2の光出力は第1の光出力よりも大きく、および/またはメインパルスによって、予備パルスによるものよりも長いレーザ光信号が送出される。
本発明によるこのような方法によって、レーザプロジェクタの著しく安全な動作を実現することができる。それというのも予備パルスによってレーザ光ビームが、危険の生じない低減された強度もしくは持続時間を有するようになり、このような予備パルスを用いることによって、メインパルスがトリガされる前に障害が発生したか否かが検出されるからである。メインパルスによって生じるレーザ光パターンは、その強度もしくは持続時間が予備パルスよりも大きいことから、動作不良が発生したときに著しく危険である。
本発明による方法の1つの実施形態によれば、評価にあたり評価装置によって障害が検出されると、レーザ光源がスイッチオフされる。障害検出後にレーザ光源がスイッチオフされて遮断されることにより、本発明によるレーザプロジェクタの動作安全性がなおいっそう高められる。
次に、図面を参照しながら本発明について詳しく説明する。
本発明によるレーザプロジェクタの第1の実施例を示す図 本発明によるレーザプロジェクタの第2の実施例を示す図 本発明によるレーザプロジェクタの第3の実施例を示す図 本発明によるレーザプロジェクタの第4の実施例を示す図 本発明によるレーザプロジェクタの第5の実施例を示す図 本発明によるレーザプロジェクタの作動方法において送出される光出力の時間経過特性を示すダイアグラム
図1には、動作中にレーザ放射8を送出するレーザ光源4を備えた本発明によるレーザプロジェクタ2の第1の実施例が示されている。
光源4から送出されるレーザ放射8の領域に光学素子6が設けられている。光学素子6は、レーザ放射8が照射されると、パターン化されたないしは所定の構造が与えられたレーザ光パターン9を発生する。レーザ光源4と光学素子6の周囲に保護ケーシング12が形成されている。保護ケーシング12は、光学素子6の一方の側すなわち光源4とは反対側に位置する側に、壁18を備えている。壁18は、少なくとも部分的に透過性に形成された領域を有しており、この領域を通って、光学素子6から生じたレーザ光パターン9が保護ケーシング12から出射し、これを測定および/または投影のために利用することができる。
透過性に形成された領域の部分には検出器10が配置されており、この部分は、レーザ光パターン9のうち特に放射の集中した領域(0次の回折)により照射される。検出器10はレーザ光に対し非透過性であるので、検出器10に入射するレーザ光パターン9の特に放射の集中した領域は減衰ないしは遮蔽され、壁18の透過性領域を通って保護ケーシング12から出射しない。
さらにこの場合、レーザ光パターン9の特に放射の集中した領域は検出器10により捕捉され、捕捉されたレーザ光に対する応答として検出器10から発せられた出力信号は、ここには図示されていない評価装置において所定の目標値と比較される。検出器10により求められた値と所定の目標値との間に許容できない偏差が生じたならば、評価装置は故障が発生したものと判定し、レーザプロジェクタ2が動作しているときの安全性を確保する目的で、レーザ光源4をスイッチオフする。
光学素子6とは反対側で保護ケーシング12の壁18に検出器10がじかに取り付けられていることによって、付加的な保持装置または取り付け構造が不要となる。検出器10を、きわめて簡単に低コストで取り付けることができる。
図2には、本発明によるレーザプロジェクタ2の第2の実施例が示されている。ここに示されているレーザプロジェクタも、図1に示した本発明によるレーザプロジェクタ2の第1の実施例と同様の構造を有している。したがってレーザプロジェクタ2の素子のうち、図1で示した実施例におけるレーザプロジェクタ2と一致する素子について、ここでは繰り返し説明しない。
図1に示した実施例とは異なり図2に示されている実施例の検出器10は、光学素子6とは反対側で少なくとも部分的に透過性に形成された保護ケーシング12の壁18に、じかには取り付けられていない。そうではなくこの場合には、光学素子6と保護ケーシング12との間に取り付け構造体ないしは取り付け機構14が設けられている。つまり検出器10はこの取り付け構造体14に設けられていて、検出器10は光学素子6から発せられたレーザ光パターン9のうち特に放射の集中した領域によって照射される。
取り付け機構14を使用することにより、検出器10を第1の実施例の場合によりも光学素子6の近くに取り付けることができる。また、光学素子6と向き合った保護ケーシング12の壁18のうち、少なくとも部分的に透過性に構成された領域に機械的に過度な応力が加わるのも回避される。したがって、少なくとも部分的に透過性に形成された領域18を損傷するリスクを生じさせることなく、検出器10を確実に取り付けることができる。
取り付け機構14に調節装置を設けることができ、これによって検出器10のポジションを調節することができる。これにより、検出器10がレーザ光パターン9の所望の領域たとえばレーザ光パターン9の特に放射の集中した領域によって照射されるよう、検出器10をきわめて簡単かつ効果的にポジショニングすることができる。
図2に示されているレーザプロジェクタ2の動作は、図1に示した第1の実施例の動作に相応する。
図3には、本発明によるレーザプロジェクタ2の第3の実施例が示されており、この実施例によれば反射器16が付加的に設けられている。この反射器16は、光学素子6から発せられたレーザ光パターン9の所定の領域が、レーザ光パターン9の外側の領域に配置された検出器10に向かって偏向されるように配置されている。反射器16を使用することによって、検出器10をレーザ光パターン9外側の任意の領域に配置することができる。このようにすれば、検出器10のサイズとその電気端子の敷設を問題なく行うことができる。殊に検出器10の電気端子を、動作中レーザ光パターン9により照射される領域に敷設する必要がない。さらに検出器10は壁18の透過性領域には取り付けられないので、検出器10を簡単に取り付けることができる。
図3に示されている実施例によれば反射器16は、光学素子6と向き合った保護ケーシング12の壁18にじかに取り付けられている。図示されていない択一的な実施例によれば反射器16を取り付け機構に設けることもでき、この取り付け機構は、図2の第2の実施例に示した取り付け機構14と同様に構成されていて、ケーシング12の壁18と光学素子6との間に配置されている。これによって、部分的に透過性に形成されている壁18に反射器16により機械的に過度な応力が加わるのが回避される。
さらにこれに加えて取り付け機構14に、反射器16のポジションを調節可能にする調節装置を設けることができる。これによって反射器16がレーザ光パターン9の所望の領域により照射されてその領域が検出器10へと向けられるように、きわめて簡単かつ効率的にポジショニングすることができる。
図4には、本発明によるレーザプロジェクタ2の第4の実施例が示されている。この実施例によれば反射器20が設けられており、これによって光学素子6から発せられたすべてのレーザ光パターン9を偏向することができる。レーザ光パターン9は図示の実施例によれば反射器20によって、レーザ光源4から発せられたレーザビーム8に対し90°の角度で偏向される。ただし、図4に示されている90°という角度は一例に過ぎない。図平面に対し垂直に延びる軸を中心に反射器20を回転させることにより、広い範囲にわたり所望の出射角度を調節することができる。反射器20の調節をすでにその製造時に行うことができ、反射器20をそのポジションに固定することができる。これによれば反射器20のポジションをきわめて精確に調節することができる。これに対する代案として、回転可能な反射器20を備えたレーザプロジェクタ2を供給することができる。このようにすれば、レーザ光パターン9の出射角度を現場で反射器20を回転させることにより調節し、個々の要求に整合させることができる。
反射器20を使用することにより、レーザ光パターン9の出射方向におけるレーザプロジェクタ2の所要最小構造長LがLneuに低減される。このため、スペースが狭い状況であっても、たとえば狭い作業場および/または狭い測定スペースにおいて生じるような狭い状況であっても、第4の実施例による本発明のレーザプロジェクタ2をうまく組み込むことができる。
図5には、反射器20を備えたレーザプロジェクタ2の第5の実施例が示されている。図5に示されているレーザプロジェクタ2の構造は、図4に示したレーザプロジェクタ2に実質的に対応している。
図4に示した第4の実施例とは異なり第5の実施例の反射器20には切り欠き22が設けられており、この切り欠きを介して、光学素子6から発せられるレーザ光パターン9の所定の領域が反射器20によって、反射器20のうち光学素子6とは反対側の空間に当射される。
通常、切り欠き22は、特に高い放射強度を有するレーザ光パターン9の領域(0次の回折)が切り欠きを通って当射し、それによってこの領域がレーザ光パターン9からフェードアウトされてそこから除かれてなくなるよう、位置決めされている。特に高い放射強度を有する領域が除かれてなくなることにより、レーザプロジェクタ2が動作しているときの安全性が高められる。
レーザ光パターン9から除かれた領域は、反射器20においてレーザ光源4とは反対側に配置された検出器10に当射する。検出器10は、そこに当射したレーザ光パターン9の領域の放射強度と相関する出力信号を発生する。検出器10により生成された出力信号は、図示されていない評価装置において少なくとも1つのまえもって定められた目標値と比較され、比較の結果、まえもって定められた限界値を超える偏差が生じていることが判明したならば、光源4がスイッチオフされる。
検出器10により生成された出力信号とまえもって定められた目標値との比較により、レーザプロジェクタ2の動作不良を検出することができる。動作不良が検出されたときにレーザ光源4がスイッチオフされることにより、レーザプロジェクタ2が動作しているときの安全性が高められる。
図6には、本発明による方法においてレーザ光源4から送出された光出力P(y軸)と時間t(x軸)との関係を示すダイアグラムが描かれている。
本発明による方法によれば、レーザ光源4はまずはじめに長さt1の予備パルスによって駆動され、出力P1、長さt1のレーザ光ビーム8を発生する。予備パルスにより発せられた光パターン9の部分領域が検出器10により捕捉され、図1〜図5を参照しながら説明したようにして評価装置へ供給される。
評価装置により評価されても動作不良が検出されなければ、すなわち検出器10により求められた値がまえもって定められた目標値を中心とする所定の範囲内にあれば、レーザ光源4はいっそう長い長さt2を有するメインパルスによって駆動され、いっそう大きい出力P2といっそう長い長さt2を有するレーザ光ビーム8を発生する。本来の測定もしくは投影は、メインパルスにより発せられたレーザ光パターン9により実施される。
大きい出力P2といっそう長いスイッチオン時間t2を有する本来のメインパルスの前に、まずは出力P1が低減されスイッチオン時間t1の短くされた予備パルスがトリガされ、予備パルスにより発せられたレーザ光パターン9の検出および評価により動作不良が検出されたならば、メインパルスの送出が確実に阻止されることによって、レーザプロジェクタ2動作時の安全性が高められる。

Claims (8)

  1. レーザ光ビーム(8)を送出するレーザ光源(4)と、
    前記レーザ光ビーム(8)により照射されると、パターン化されたレーザ光パターン(9)を発生する光学素子(6)と、
    検出器(10)とが設けられており、
    該検出器(10)は、前記レーザ光源(4)の動作時、前記パターン化されたレーザ光パターン(9)の少なくとも1つの部分領域により照射され、該照射と相関する出力信号を発生する、
    走行機構測定用のレーザプロジェクタ(2)において、
    前記検出器(10)は、動作中、前記パターン化されたレーザ光パターン(9)の、0次の回折による放射強度を有する少なくとも1つの部分領域により照射され、前記パターン化されたレーザ光パターン(9)の該部分領域を、前記レーザ光パターン(9)から除くことを特徴とする、
    走行機構測定用のレーザプロジェクタ。
  2. 前記レーザプロジェクタは評価装置を有しており、該評価装置は、前記検出器(10)により発せられた出力信号をまえもって定められた少なくとも1つの目標値と比較し、該評価装置は、前記出力信号と目標値との偏差が、前もって定められた限界値を超えると、前記レーザ光源(4)をスイッチオフする、請求項1記載のレーザプロジェクタ。
  3. ケーシング(12)が設けられており、該ケーシング(12)の少なくとも1つの領域は透過性に形成されており、該ケーシング(12)内部の、前記レーザ光パターン(9)の、0次の回折による放射強度を有する少なくとも1つの部分領域が照射される位置に、前記検出器(10)が配置されている、請求項1または2記載のレーザプロジェクタ。
  4. 前記検出器(10)は前記ケーシングの壁に取り付けられている、請求項3記載のレーザプロジェクタ。
  5. 前記検出器(10)の配置位置に、前記検出器(10)の代わりに、反射器(16)が設けられており、該反射器(16)は、前記パターン化されたレーザ光パターン(9)の部分領域を前記検出器(10)へ向けて偏向する、請求項3記載のレーザプロジェクタ。
  6. 前記反射器(10)は前記ケーシング(12)の壁に取り付けられている、請求項5記載のレーザプロジェクタ。
  7. 請求項1からのいずれか1項記載のレーザプロジェクタ(2)の作動方法において、
    レーザ光源(4)が予備パルスにより駆動されて、該レーザ光源(4)は第1の強度を有するレーザ光を送出し、
    前記予備パルスにより発せられたレーザ光の少なくとも一部分が検出器(10)により捕捉され、該検出器(10)により発せられた出力信号が評価装置により評価され、
    前記検出器(10)により求められた値が、まえもって定められた目標値を中心とする所定の範囲内にあれば、前記レーザ光源(4)はメインパルスにより駆動制御されて、該レーザ光源(4)は第2の強度を有するレーザ光を送出し、
    前記第2の強度は前記第1の強度よりも大きく、および/または前記メインパルスによる照射期間は前記予備パルスによる照射期間よりも長いことを特徴とする、
    レーザプロジェクタ(2)の作動方法。
  8. 前記評価装置が
    前記検出器(10)により求められた値が、まえもって定められた目標値を中心とする所定の範囲内を超えたことを検出すると、前記レーザ光源(4)はスイッチオフされる、請求項記載の方法。
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