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JP5578007B2 - 車両用光センサの通信システム - Google Patents

車両用光センサの通信システム Download PDF

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JP5578007B2 JP2010228671A JP2010228671A JP5578007B2 JP 5578007 B2 JP5578007 B2 JP 5578007B2 JP 2010228671 A JP2010228671 A JP 2010228671A JP 2010228671 A JP2010228671 A JP 2010228671A JP 5578007 B2 JP5578007 B2 JP 5578007B2
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Description

本発明は、光センサと、光センサの測定結果に基づいて車両用ライトの点灯および消灯を制御するライト制御部および光センサの測定結果に基づいて車両内の空調を制御するエアコン制御部との間で通信を行う車両用光センサの通信システムに関するものである。
従来より、車両外の照度および車両内に差し込む左側日射量および右側日射量を測定する光センサと、光センサで測定された照度に基づいて車両用ライトの点灯および消灯を制御するライト制御部と、光センサで測定された左右日射量に基づいて車両内の空調を制御するエアコン制御部とを有する車両用光センサの通信システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、このような車両用光センサの通信システムでは、光センサは、照度、左側日射量、右側日射量を測定する検出部と、検出部で測定された測定結果のうち照度を示す電流値に基づいてパルス信号を出力する周波数変換回路と、測定結果のうち左側日射量および右側日射量を示す電流値を増幅して出力する電流増幅部とを有している。そして、検出部とライト制御部とは周波数変換回路を介してワイヤハーネス等の通信線で接続されていると共に、検出部とエアコン制御部とは電流増幅回路を介してワイヤハーネス等の通信線を介して接続されている。また、ライト制御部とエアコン制御部とは、LANケーブル等の通信線を介して接続されている。
上記車両用光センサの通信システムでは、光センサは測定された照度の電流値を周波数変換回路でパルス信号に変換してライト制御部に出力し、ライト制御部は入力されたパルス信号から照度を判定して車両用ライトの点灯および消灯を制御している。また、光センサは測定された左側日射量および右側日射量の電流値を電流増幅部で増幅してエアコン制御部に出力し、エアコン制御部は入力された電流値を判定して車両内の空調を制御している。
特開平06−344754号公報
しかしながら、上記車両用光センサの通信システムでは、光センサは、測定結果のうち照度を周波数変換回路でパルス信号に変換して出力すると共に、測定結果のうち左側日射量および右側日射量を電流増幅部で増幅して出力しており、照度と左側日射量および右側日射量とで異なる処理を施して出力している。このため、車両用光センサの通信システムが複雑になると共に、大型化してしまうという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、システムを簡素化することができると共に小型化することができる車両用光センサの通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、光センサ(10)はライト制御部(20)またはエアコン制御部(30)の一方の制御部と第1通信線(40)を介して接続され、ライト制御部(20)とエアコン制御部(30)とは第2通信線(50)を介して接続されており、光センサ(10)は、測定された照度、左側日射量、右側日射量に基づき、照度、左側日射量、右側日射量がそれぞれ識別可能なパルス信号を第1通信線(40)に出力する周波数変換回路(12)を有しており、光センサ(10)から出力されたパルス信号は、光センサ(10)と第1通信線(40)を介して接続された一方の制御部に入力されると共に、当該制御部と第2通信線(50)を介して接続された他方の制御部に入力され、ライト制御部(20)は、光センサ(10)から出力されたパルス信号から照度を読み出して車両用ライトの点灯および消灯を制御し、エアコン制御部(30)は、光センサ(10)から出力されたパルス信号から左側日射量および右側日射量を読み出して車両内の空調を制御することを特徴としている。
このような車両用光センサの通信システムでは、光センサ(10)といずれか一方の制御部とを接続する通信線が不要となる。また、光センサ(10)は周波数変換回路(12)から測定された照度、左側日射量、右側日射量に基づいてパルス信号を出力するため、電流増幅回路を備えなくてもよくなる。したがって、従来の車両用光センサの通信システムと比較して、部品点数を削減することができるため、システムを簡素化することができると共に小型化することができ、またコストを抑制することもできる。さらに、電流増幅回路を備えないため、光センサ(10)から電流増幅回路に出力されていた出力電流をなくすこともできる。つまり、消費電力を低減することもできる。
また、請求項2に記載の発明では、周波数変換回路(12)は、測定された照度、左側日射量、右側日射量のうちの1つの測定結果に基づいて第1開始エッジから次のエッジである第1終了エッジまでの第1期間(L1)を調整した第1波形(W1)を出力し、測定された残りの測定結果のうちの一方の測定結果に基づいて第2開始エッジから当該第2開始エッジと同じ方向の次のエッジである第2終了エッジまでの第2期間(L2)を調整すると共に、測定された残りの測定結果のうちの他方の測定結果に基づいて、第2開始エッジと、第2開始エッジと第2終了エッジとの間のエッジである中間エッジとの間の期間(L3)を調整することにより第2期間(L2)のデューティ比を調整した第2波形(W2)を出力することを特徴としている
このような通信システムでは、測定結果のうちの二つの測定結果を示す第2波形(W2)を出力しているため、例えば、第2波形(W2)とは別に第3波形を生成して波形毎に一つの測定結果を送信するようにした通信システムと比較して、光センサ(10)とライト制御部(20)およびエアコン制御部(30)との応答性を高くすることができる。
この場合、請求項3に記載の発明のように、請求項2に記載の発明において、周波数変換回路(12)から、第1終了エッジと第2開始エッジとが共通のエッジとなる状態で、第1、第2波形(W1、W2)を出力し、第2波形(W2)の第2期間(L2)が取り得る最大期間以上の期間とされた区切期間(L5)が経過した後、新たな第1、第2波形(W1、W2)を出力するようにすることができる。
このような通信システムでは、区切期間(L5)を基準として、第1波形(W1)の第1開始エッジと、第2波形(W2)の中間エッジとを容易に判定することができる。すなわち、制御部(20、30)が誤作動することを抑制することができる。
また、請求項4に記載の発明では、周波数変換回路(12)は、測定された照度、左側日射量、右側日射量のうちの1つの測定結果に基づいて開始エッジから当該開始エッジと同じ方向の次のエッジである中間エッジまでの間の第1期間(L1)と、中間エッジから当該中間エッジと同じ方向の次のエッジである終了エッジまでの間の第2期間(L2)との和を調整し、測定された残りの測定結果のうちの一方の測定結果に基づいて、開始エッジと、当該開始エッジと中間エッジとの間のエッジである第1エッジとの間の期間(L3)を調整することにより第1期間(L1)のデューティ比を調整し、測定された残りの測定結果のうちの他方の測定結果に基づいて、中間エッジと、中間エッジと終了エッジとの間のエッジである第2エッジとの間の期間(L5)を調整することにより第2期間(L2)のデューティ比を調整した波形を出力することを特徴としている
このような通信システムとしても、上記請求項2に記載の発明と同様に、波形毎に一つの測定結果を送信するようにした通信システムと比較して、光センサ(10)とライト制御部(20)およびエアコン制御部(30)との応答性を高くすることができる。
この場合、請求項5に記載の発明のように、周波数変換回路(12)にて、第1期間(L1)と第2期間(L2)とを等しくすることができる。
このような通信システムでは、第1期間(L1)と第2期間(L2)とが等しくされているため、開始エッジおよび終了エッジの判定を容易に行うことができる。このため、制御部(20、30)が誤作動することを抑制することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、請求項4に記載の発明において、周波数変換回路(12)にて、第1期間(L1)のデューティ比をD1とすると、0<D1<50となる範囲でデューティ比D1を調整し、第2期間(L2)のデューティ比をD2とすると、50<D2<100となる範囲でデューティ比D2を調整することができる。
このような通信システムでは、第1期間(L1)のデューティ比を0<D1<50となる範囲とすると共に第2期間(L2)のデューティ比を50<D2<100となる範囲としている。このため、デューティ比が第1期間(L1)のデューティ比であるのか第2期間(L2)のデューティ比であるのかを容易に判定することができ、制御部(20、30)が誤作動することを抑制することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における車両用光センサの通信システムの概略ブロック図である。 図1に示す周波数変換回路から出力されるパルス信号の波形を示す図である。 本発明の第2実施形態における周波数変換回路から出力されるパルス信号の波形を示す図である。 デューティ比D1、デューティ比D2をそれぞれ0<D1、D2<100としたときの周波数変換回路から出力されるパルス信号の波形を示す図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態における車両用光センサの通信システムの概略ブロック図である。
図1に示されるように、本実施形態の車両用光センサの通信システムは、照度および左側日射量、右側日射量を測定する光センサ10と、光センサ10で測定された照度に基づいて車両用ライトの点灯および消灯を制御するライト制御部20と、光センサ10で測定された左側日射量および右側日射量に基づいて車両(車室)内の空調を制御するエアコン制御部30とを有して構成されている。
そして、光センサ10とライト制御部20とはワイヤハーネス等で構成された第1通信線40を介して接続され、ライト制御部20とエアコン制御部30とはLANケーブル等で構成された第2通信線50を介して接続されている。すなわち、本実施形態の車両用光センサの通信システムは、1線式の伝送路で照度、左側日射量、右側日射量を伝達するものである。なお、本明細書のライトとは、車両に備えられるライトであれば特に限定されるものではなく、例えば、車幅灯、テールランプ、ヘッドランプ等である。
光センサ10は、車両外の照度および車両内に差し込む左側日射量、右側日射量を測定する検出部11と、測定結果をパルス信号に変換して出力する周波数変換回路12とを有する構成とされている。そして、車両イグニッションがオンされると、照度、左側日射量、右側日射量の測定を行うと共に周波数変換回路12にて照度、左側日射量、右側日射量に基づいたパルス信号を生成して出力する。なお、車両の右側、左側とは、車両を後方から視たときの車両の右側、左側のことであり、言い換えると、車両の運転席側、助手席側のことである。
検出部11は、特に限定されるものではないが、例えば、一般的な三個のフォトダイオードを用いて構成されており、各フォトダイオードにてそれぞれ照度、左側日射量、右側日射量を測定している。そして、検出部11は、照度、左側日射量、右側日射量に基づいた電流値を測定値として周波数変換回路12に出力する。
周波数変換回路12は、本実施形態では、CPUや、検出部11から入力される電流値と期間(周波数)との関係が格納されたROM等を有する構成とされている。そして、検出部11から入力される照度、左側日射量、右側日射量の電流値から対応付けられた期間をROMから読み出して第1、第2波形を生成し、当該第1、第2波形を出力する。本実施形態では、周波数変換回路12は、入力された照度に基づいて第1波形を生成し、入力された左側日射量および右側日射量に基づいて第2波形を生成して出力する。図2は、周波数変換回路12から出力されるパルス信号の波形を示す図である。
図2に示されるように、周波数変換回路12は、入力された照度に基づいて、第1開始エッジである時点T1の立ち上がりエッジから次のエッジである時点T2の第1終了エッジとしての立ち下がりエッジまでの第1期間L1を調整した第1波形W1を出力する。特に限定されるものではないが、例えば、入力された照度が大きくなるにつれて第1波形W1の第1期間L1が長くなる波形を出力するものとできる。
また、周波数変換回路12は、入力された左側日射量に基づいて第2開始エッジである時点T2の立ち下がりエッジから当該第2開始エッジと同じ方向の次のエッジである時点T4の第2終了エッジとしての立ち下がりエッジまでの第2期間L2を調整する。そして、入力された右側日射量に基づいて、時点T2の立ち下がりエッジと、時点T2の立ち下がりエッジと時点T4の立ち下がりエッジとの間のエッジである時点T3の中間エッジとしての立ち上がりエッジとの間の期間L3を調整することにより第2期間L2のデューティ比を調整して第2波形W2を出力する。
なお、時点T2の立ち上がりエッジと時点T3の立ち下がりエッジとの間の期間L3を調整するとは、第2期間L2の立ち下がり期間L3と立ち上がり期間L4との比を調整することである。そして、第2期間L2のデューティ比とは、第2期間L2と第2期間L2のうちの立ち上がり期間L4との比のことであり、デューティ比DはD=L4/L2で示される。
また、特に限定されるものではないが、例えば、入力された左側日射量が大きくなるにつれて第2波形W2の第2期間L2が長くなる波形を出力するものとでき、入力された右側日射量が大きくなるにつれて第2波形W2のデューティ比(L4/L2)が大きくなる波形を出力するものとできる。なお、デューティ比Dは0<D<100とされている。
そして、本実施形態の周波数変換回路12は、第1波形W1の第1終了エッジと第2波形W2の第2開始エッジとを共通のエッジとして出力する。すなわち、時点T2の立ち下がりエッジを第1波形W1の第1終了エッジおよび第2波形W2の第2開始エッジとして出力する。
そして、第1、第2波形W1、W2を出力し、第2波形W2の第2期間L2が取り得る最大期間以上の期間とされた区切期間L5が経過した後、上記のように、照度に基づいて新たな第1波形W1(時点T5から時点T6の波形)を生成して出力すると共に左側日射量および右側日射量に基づいて新たな第2波形W2(時点T6から時点T8の波形)を生成して出力する。言い換えると、周波数変換回路12は、第1波形W1、第2波形W2、区切期間L5を含む波形を一つの波形とし、この波形を順次出力する。
区切期間L5は、ライト制御部20およびエアコン制御部30がパルス信号から第1、第2波形W1、W2を判定(識別)するための期間である。すなわち、区切期間L5がない場合、または、区切期間L5があるとしても区切期間L5が第2波形W2の第2期間L2が取り得る最大期間より短い場合には、立ち上がりエッジが第1波形W1の第1開始エッジであるのか、第2波形W2の中間エッジであるのかを識別することができないことがある。このため、第1、第2波形W1、W2の後に第2波形W2の第2期間L2が取り得る最大期間以上の期間とされた区切期間L5を設けることにより、ライト制御部20およびエアコン制御部30にて第1、第2波形W1、W2を容易に判定(識別)することができるようにしている。
例えば、区切期間L5は第2波形W2の第2期間L2が取り得る最大期間以上の期間とされていることから、ライト制御部20は、区切期間L5が経過した直後の立ち上がりエッジを第1波形W1の第1開始エッジと判定することができ、エアコン制御部30は、区切期間L5が経過した直後でない立ち上がりエッジを第2波形W2のうちの中間エッジであると判定することができる。
なお、区切期間L5は、第2波形W2の第2期間L2が取り得る最大期間以上の期間であればよいが、第2波形W2が取り得る最大期間とすることが好ましい。区切期間L5を長くするほど、区切期間L5を挟んだ第1波形W1同士、第2波形W2同士の間隔が長くなり、光センサ10とライト制御部20およびエアコン制御部30との応答性が低くなるためである。
ライト制御部20は、図1に示されるように、ワイヤハーネス等の第1通信線40を介して光センサ10と接続されている。そして、ライト制御部20は、周知のCPU、ROM、RAM等を中心とするマイクロコンピュータにて構成されており、車両のイグニッションがオンされると作動状態になってROMに格納されたコンピュータプログラムの実行を開始する。
具体的には、ROMには、周波数変換回路12から出力されたパルス信号のうち、区切期間L5の直後に入力された第1波形W1を読み出すコンピュータプログラムが格納されている。このため、ライト制御部20は、周波数変換回路12から出力されたパルス信号から区切期間L5を基準として第1波形W1を読み出し、読み出した第1波形W1の第1期間L1から車両外の照度を判定して車幅灯、テールランプ、ヘッドランプ等のライトの点灯、消灯を制御する。
エアコン制御部30は、LANケーブル等の第2通信線50を介してライト制御部20と接続されており、周波数変換回路12から出力されたパルス信号がエアコン制御部30および第2通信線50を介して入力される。このエアコン制御部30は、周知のCPU、ROM、RAM等を中心とするマイクロコンピュータにて構成されており、車両のイグニッションスイッチがオンされると作動状態になってROMに格納されたコンピュータプログラムの実行を開始する。
具体的には、ROMには、周波数変換回路12から出力されたパルス信号のうち、第1波形W1の直後に出力された第2波形W2を読み出すコンピュータプログラムが格納されている。このため、エアコン制御部30は、周波数変換回路12から出力されたパルス信号から区切期間L5を基準として第1波形W1を判定すると共に第2波形W2を読み出し、読み出した第2波形W2の第2期間L2から左側日射量を判定して車両左側の空調を制御し、読み出した第2波形W2のデューティ比(L4/L2)から右側日射量を判定して車両右側の空調を制御する。
例えば、エアコン制御部30は、一般的な車両に備えられている吹き出し温度を調整するエアミックドアを回転させるアクチュエータや吹き出し風量を調整するブロアモータ等の駆動を制御することにより、車両内の空調を制御することができる。
次に、このような車両用光センサの通信システムの作動について説明する。本実施形態の車両用光センサの通信システムは、車両イグニッションがオンになると、光センサ10は照度、左側日射量および右側日射量の測定を行い、測定結果をパルス信号に変換して出力する。具体的には、上記のように、光センサ10は照度に基づいて第1波形W1を生成すると共に左側日射量および右側日射量に基づいて第2波形W2を生成して上記図2に示す波形を出力する。そして、出力されたパルス信号は、第1通信線40を介してライト制御部20に入力されると共に、第2通信線50を介してエアコン制御部30に入力される。
ライト制御部20は、入力されたパルス信号のうち区切期間L5の直後の波形である第1波形W1を読み出し、第1波形W1の第1期間L1から照度を判定してライトの点灯および消灯を制御する。また、エアコン制御部30は、入力されたパルス信号のうち第1波形W1の直後の波形である第2波形W2を読み出し、第2波形W2の第2期間L2から左側日射量を判定すると共に第2波形W2のデューティ比(L4/L2)から右側日射量を判定して車両内の空調を制御する。
以上説明したように、本実施形態の車両用光センサの通信システムでは、光センサ10がライト制御部20と第1通信線40を介して接続され、ライト制御部20とエアコン制御部30とは第2通信線50を介して接続されている。そして、光センサ10は測定した照度、左側日射量および右側日射量をパルス信号に変換して出力し、パルス信号は第1通信線40を介してライト制御部20に入力されると共に第1通信線40、ライト制御部20、第2通信線50を介してエアコン制御部30に入力される。
このため、エアコン制御部30と光センサ10とを接続する通信線が不要となる。また、光センサ10に電流増幅回路を備えなくてもよくなる。したがって、従来の車両用光センサの通信システムと比較して、部品点数を削減することができるため、システムを簡素化することができると共にシステムを小型化することができ、またコストを抑制することもできる。さらに、電流増幅回路を備えないため、光センサ10から電流増幅回路に出力されていた出力電流なくすこともできる。つまり、消費電力を低減することもできる。
さらに、光センサ10は、第1終了エッジと第2開始エッジとが共通のエッジとなる状態で第1、第2波形W1、W2を出力し、第2波形W2の第2期間L2が取り得る最大期間以上とされた区切期間L5が経過した後に新たな第1、第2波形W1、W2を出力している。このため、ライト制御部20およびエアコン制御部30は、区切期間L5を基準として、第1波形W1の第1開始エッジと第2波形W2の中間エッジとの区別を容易にすることができる。すなわち、ライト制御部20およびエアコン制御部30が誤作動することを抑制することができる。
また、例えば、ライト制御部20のECUが外部ノイズ等によりリセットされた場合、照度が小さい、つまり車両外が暗い場合には、ライトを直ぐに点灯させないと走行に支障を来たす可能性がある。本実施形態では、第2波形W2にて左側日射量および右側日射量の二つの測定結果を示しているため、例えば、第2波形W2とは別に第3波形を生成して波形毎に一つの測定結果を出力するようにした通信システムと比較して、第2波形W2、区切期間L5を挟んだ第1波形W1同士の間隔を短くすることができる。このため、光センサ10とライト制御部20との応答性を高めることができる。一般的に、人の反射による応答性は200msとされているため、第1波形W1および第2波形W2の取り得る最大期間と、区切期間L5との和を200ms以内とすることにより、ライト制御部20のECUがリセットされたとしても、人に違和感を与えることなく、リセット後の点灯および消灯を制御することができる。
同様に、第1波形W1、区切期間L5を挟んだ第2波形W2同士の間隔を短くすることができるため、光センサ10とエアコン制御部30との応答性を高めることもできる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して、周波数変換回路12から出力する波形を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。図3は、周波数変換回路12から出力される波形を示す図である。
図3に示されるように、周波数変換回路12は、入力された照度に基づいて開始エッジである時点T1の立ち下がりエッジから当該開始エッジと同じ方向の次のエッジである時点T3の中間エッジとしての立ち下がりエッジまでの第1期間L1と、時点T3の立ち下がりエッジから当該エッジと同じ方向の次のエッジである時点T5の終了エッジとしての立ち下がりエッジまでの間の第2期間L2との和を調整する。すなわち、時点T1の立ち下がりエッジから時点T5までの立ち下がりエッジまでの期間L0を調整する。また、第1期間L1と第2期間L2とが等しくなるようにする。
第1期間L1と第2期間L2とを等しくするのは、ライト制御部20でパルス信号の開始エッジおよび終了エッジを判定できるようにするためである。具体的には、後述するが、ライト制御部20は、連続した三つの立ち下がりエッジから二つの立ち下がりエッジの間の期間が等しいものの和を読み出すようになっている。このため、例えば、時点T3から時点T5までの第2期間L2と、時点T5から時点T7までの期間L7とが異なる場合には、ライト制御部20は時点T3の立ち下がりエッジが開始エッジでないと判定し、時点T3から時点T7までの期間は照度を示すデータでないと判定する。
また、周波数変換回路12は、入力された左側日射量に基づいて、時点T1の立ち下がりエッジと、時点T1の立ち下がりエッジと時点T3の立ち下がりエッジとの間のエッジである時点T2の第1エッジとしての立ち上がりエッジとの間の期間L3を調整することにより第1期間L1のデューティ比(L4/L1)を調整する。
そして、入力された右側日射量に基づいて、時点T3の立ち下がりエッジと、時点T3の立ち下がりエッジと時点T5の立ち下がりエッジとの間のエッジである時点T4の第2エッジとしての立ち上がりエッジとの間の期間L5を調整することにより、第2期間L2のデューティ比(L6/L2)を調整する。
本実施形態では、第1期間L1のデューティ比D1は、0<D1<50を満たす範囲とされており、第2期間L2のデューティ比D2は50<D2<100を満たす範囲とされている。エアコン制御部30にて、読み出したデューティ比が左側日射量であるのか右側日射量であるのかを判定できるようにするためである。
図4は、デューティ比D1、デューティ比D2をそれぞれ0<D1、D2<100としたときの周波数変換回路12から出力される波形を示す図である。図4に示されるように、車両外の照度が一定である場合には、時点T1から時点T3までの第1期間L1、時点T3から時点T5までの第2期間L2、時点T5から時点T7までの期間L7がそれぞれ等しくなる場合がある。このような場合には、波形の開始エッジが時点T1であるのか時点T3であるのかが判定できない。この場合、デューティ比D1、デューティ比D2をそれぞれ0<D1、D2<100とし、仮に開始エッジから中間エッジまでの期間のデューティ比を左側日射量として読み出すようになっている場合には、開始エッジが判定できないため、エアコン制御部30は読み出したデューティ比が左側日射量であるのか、右側日射量であるのかを判定することができない。
しかしながら、本実施形態のように、左側日射量を示すデューティ比D1を0<D1<50とし、右側日射量を示すデューティ比を50<D2<100とすることにより、エアコン制御部30は読み出したデューティ比が左側日射量であるのか右側日射量であるのかを判定することができる。
そして、本実施形態では、ライト制御部20のROMには、周波数変換回路12から出力されたパルス信号のうち、連続した三つの立ち下がりエッジから二つの立ち下がりエッジの間の期間が等しいものの和を読み出すコンピュータプログラムが格納されている。このため、ライト制御部20は、第1期間L1と第2期間L2とが等しくされているため、期間L0から照度を判定して車両用ライトの制御を行う。言い換えると、時点T3と時点T5との間の期間L2と、時点T5と時点T7との間の期間L7は異なるため、時点T3と時点T7との間の期間は照度を示す波形ではないと判定する。
エアコン制御部30のROMには、周波数変換回路12から出力されたパルス信号のうち、二つの立ち下がりエッジの間の期間のデューティ比を読み出すコンピュータプログラムが格納されている。このため、エアコン制御部30は、読み出した期間のデューティ比Dが0<D<50の場合は、デューティ比から左側日射量を判定して車両左側の空調を制御し、読み出した期間のデューティ比Dが50<D<100の場合には、デューティ比から右側日射量を判定して車両右側の空調を制御する。
このような車両用光センサの通信システムでは、車両イグニッションがオンになると、光センサ10は、照度、左側日射量、右側日射量の測定を行い、上記のように図3に示すパルス信号を出力する。
そして、ライト制御部20は、光センサ10から入力されたパルス信号のうち連続した三つの立ち下がりエッジから二つの立ち下がりエッジの間の期間が等しいものの和、つまり本実施形態では期間L0を読み出し、読み出した期間L0から照度を判定して車両用ライトの点灯および消灯を制御する。また、エアコン制御部30は、光センサ10から出力されたパルス信号から第1、第2期間L1、L2のデューティ比D1、D2を読み出し、デューティ比D1から左側日射量を判定すると共にデューティ比D2から右側日射量を判定して車両内の空調を制御する。
以上説明したように、本実施形態の車両用光センサの通信システムでは、開始エッジと終了エッジとの間に中間エッジが設けられており、開始エッジと中間エッジとの間の第1期間L1と、中間エッジと終了エッジとの間の第2期間L2とが等しくされている。このため、ライト制御部20は、連続した三つの立ち下がりエッジから二つの立ち下がりエッジの間の期間が等しいものの和を読み出すことにより、照度を示す期間L0を得ることができる。すなわち、ライト制御部20は開始エッジと終了エッジとの区別を容易にすることができ、ライト制御部20が誤作動することを抑制することができる。
また、第1期間のデューティ比D1は、0<D1<50を満たす範囲とされており、第2期間のデューティ比D2は50<D2<100を満たす範囲とされている。このため、エアコン制御部30は、読み出したデューティ比が右側日射量を示すデータであるのか左側日射量を示すデータであるのかを容易に判定することができる。すなわち、エアコン制御部30が誤作動することを抑制することができる。
以上より、本実施形態の車両用光センサの通信システムとしても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
上記第1実施形態では、光センサ10とライト制御部20とが第1通信線40を介して接続されている例について説明したが、例えば、光センサ10とエアコン制御部30とが第1通信線40を介して接続されていてもよい。
また、上記第1実施形態では、第1波形W1の第1期間L1にて照度を示し、第2波形W2の第2期間L2にて左側日射量を示し、第2波形W2のデューティ比にて右側日射量を示したものについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1波形W1の第1期間L1にて左側日射量を示し、第2波形W2の第2期間L2にて右側日射量を示し、第2波形W2のデューティ比にて照度を示すようにしてもよく、期間およびデューティ比と照度、左側日射量、右側日射量との関係は適宜変更可能である。
同様に、第2実施形態においても、第1期間L1と第2期間L2との和の期間L0にて左側日射量を示し、第1期間L1のデューティ比にて右側日射量を示し、第2期間L2のデューティ比にて照度を示すようにしてもよく、期間およびデューティ比と、照度、左側日射量、右側日射量との関係は適宜変更可能である。
また、上記第1実施形態では、第2波形W2にて二つの測定結果を示すものを説明したが、第1波形W1にて二つの測定結果を示すようにすることもできる。この場合、区切期間L5は、第1波形W1の第1期間L1が取り得る最大期間以上の期間となる。
さらに、上記第1実施形態では、立ち上がりエッジが本発明の第1波形W1の第1開始エッジに相当し、立ち下がりエッジが本発明の第1波形W1の第1終了エッジに相当するものとして説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、第1波形W1の第1開始エッジが立ち下がりエッジであってもよいし、第1波形W1の第1終了エッジが立ち上がりエッジであってもよい。同様に、第2波形W2の第2開始エッジが立ち上がりエッジであってもよいし、第2波形W2の中間エッジが立ち下がりエッジであってもよいし、第2波形W2の第2終了エッジが立ち上がりエッジであってもよい。
そして、上記第2実施形態においても同様であり、波形の開始エッジが立ち上がりエッジであってもよいし、終了エッジが立ち上がりエッジであってもよい。また、中間エッジが立ち上がりエッジであってもよいし、第1エッジが立ち下がりエッジであってもよいし、第2エッジが立ち下がりエッジであってもよい。
また、上記第1、第2実施形態では、周波数変換回路12として、電流値と期間(周波数)との関係が格納されたROM等を有するものを説明したが、これに限定されるものではなく、周波数変換回路12は上記図2や図3の波形を出力することができものであれば何でもよい。例えば、周波数変換回路12を発信回路および分周回路を有する構成とし、照度、左側日射量、右側日射量の電流値を元に発信回路のコンデンサを充放電させてコンパレータで発信波形を生成すると共にこの発信波形を分周回路で分周することで図2や図3の波形を出力するものとすることもできる。
10 光センサ
11 検出部
12 周波数変換回路
20 ライト制御部
30 エアコン制御部
40 第1通信線
50 第2通信線

Claims (6)

  1. 車両外の照度、前記車両内に差し込む右側日射量および左側日射量を測定する光センサ(10)と、
    前記光センサ(10)にて測定された前記照度に基づいて車両用ライトの点灯および消灯を制御するライト制御部(20)と、
    前記光センサ(10)にて測定された前記右側日射量および前記左側日射量に基づいて前記車両内の空調を制御するエアコン制御部(30)と、を有する車両用光センサの通信システムにおいて、
    前記光センサ(10)は前記ライト制御部(20)または前記エアコン制御部(30)の一方の制御部と第1通信線(40)を介して接続され、前記ライト制御部(20)と前記エアコン制御部(30)とは第2通信線(50)を介して接続されており、
    前記光センサ(10)は、測定された前記照度、前記左側日射量、前記右側日射量に基づき、前記照度、前記左側日射量、前記右側日射量がそれぞれ識別可能なパルス信号を前記第1通信線(40)に出力する周波数変換回路(12)を有しており、
    前記光センサ(10)から出力された前記パルス信号は、前記光センサ(10)と前記第1通信線(40)を介して接続された一方の制御部に入力されると共に、当該制御部と前記第2通信線(50)を介して接続された他方の制御部に入力され、
    前記ライト制御部(20)は、前記光センサ(10)から出力された前記パルス信号から前記照度を読み出して前記車両用ライトの点灯および消灯を制御し、
    前記エアコン制御部(30)は、前記光センサ(10)から出力された前記パルス信号から前記左側日射量および前記右側日射量を読み出して前記車両内の空調を制御することを特徴とする車両用光センサの通信システム。
  2. 車両外の照度、前記車両内に差し込む右側日射量および左側日射量を測定する光センサ(10)と、
    前記光センサ(10)にて測定された前記照度に基づいて車両用ライトの点灯および消灯を制御するライト制御部(20)と、
    前記光センサ(10)にて測定された前記右側日射量および前記左側日射量に基づいて前記車両内の空調を制御するエアコン制御部(30)と、を有する車両用光センサの通信システムにおいて、
    前記光センサ(10)は前記ライト制御部(20)または前記エアコン制御部(30)の一方の制御部と第1通信線(40)を介して接続され、前記ライト制御部(20)と前記エアコン制御部(30)とは第2通信線(50)を介して接続されており、
    前記光センサ(10)は、測定された前記照度、前記左側日射量、前記右側日射量に基づいてパルス信号を出力する周波数変換回路(12)を有しており、
    前記光センサ(10)から出力された前記パルス信号は、前記光センサ(10)と前記第1通信線(40)を介して接続された一方の制御部に入力されると共に、当該制御部と前記第2通信線(50)を介して接続された他方の制御部に入力され、
    前記ライト制御部(20)は、前記光センサ(10)から出力された前記パルス信号から前記照度を読み出して前記車両用ライトの点灯および消灯を制御し、
    前記エアコン制御部(30)は、前記光センサ(10)から出力された前記パルス信号から前記左側日射量および前記右側日射量を読み出して前記車両内の空調を制御し、
    前記周波数変換回路(12)は、
    測定された前記照度、前記右側日射量、前記左側日射量のうちの1つの測定結果に基づいて第1開始エッジから次のエッジである第1終了エッジまでの第1期間(L1)を調整した第1波形(W1)を出力し、
    測定された残りの測定結果のうちの一方の測定結果に基づいて第2開始エッジから当該第2開始エッジと同じ方向の次のエッジである第2終了エッジまでの第2期間(L2)を調整すると共に、測定された残りの測定結果のうちの他方の測定結果に基づいて、前記第2開始エッジと、当該第2開始エッジと前記第2終了エッジとの間のエッジである中間エッジとの間の期間(L3)を調整することにより前記第2期間(L2)のデューティ比を調整した第2波形(W2)を出力することを特徴とする車両用光センサの通信システム。
  3. 前記周波数変換回路(12)は、前記第1終了エッジと前記第2開始エッジとが共通のエッジとなる状態で前記第1、第2波形(W1、W2)を出力し、前記第2波形(W2)の第2期間(L2)が取り得る最大期間以上の期間とされた区切期間(L5)が経過した後、新たな前記第1、第2波形(W1、W2)を出力することを特徴とする請求項2に記載の車両用光センサの通信システム。
  4. 車両外の照度、前記車両内に差し込む右側日射量および左側日射量を測定する光センサ(10)と、
    前記光センサ(10)にて測定された前記照度に基づいて車両用ライトの点灯および消灯を制御するライト制御部(20)と、
    前記光センサ(10)にて測定された前記右側日射量および前記左側日射量に基づいて前記車両内の空調を制御するエアコン制御部(30)と、を有する車両用光センサの通信システムにおいて、
    前記光センサ(10)は前記ライト制御部(20)または前記エアコン制御部(30)の一方の制御部と第1通信線(40)を介して接続され、前記ライト制御部(20)と前記エアコン制御部(30)とは第2通信線(50)を介して接続されており、
    前記光センサ(10)は、測定された前記照度、前記左側日射量、前記右側日射量に基づいてパルス信号を出力する周波数変換回路(12)を有しており、
    前記光センサ(10)から出力された前記パルス信号は、前記光センサ(10)と前記第1通信線(40)を介して接続された一方の制御部に入力されると共に、当該制御部と前記第2通信線(50)を介して接続された他方の制御部に入力され、
    前記ライト制御部(20)は、前記光センサ(10)から出力された前記パルス信号から前記照度を読み出して前記車両用ライトの点灯および消灯を制御し、
    前記エアコン制御部(30)は、前記光センサ(10)から出力された前記パルス信号から前記左側日射量および前記右側日射量を読み出して前記車両内の空調を制御し、
    前記周波数変換回路(12)は、
    測定された前記照度、前記右側日射量、前記左側日射量のうちの1つの測定結果に基づいて開始エッジから当該開始エッジと同じ方向の次のエッジである中間エッジまでの間の第1期間(L1)と、前記中間エッジから当該中間エッジと同じ方向の次のエッジである終了エッジまでの間の第2期間(L2)との和を調整し、
    測定された残りの測定結果のうちの一方の測定結果に基づいて、前記開始エッジと、当該開始エッジと前記中間エッジとの間のエッジである第1エッジとの間の期間(L3)を調整することにより前記第1期間(L1)のデューティ比を調整し、
    測定された残りの測定結果のうちの他方の測定結果に基づいて、前記中間エッジと、前記中間エッジと前記終了エッジとの間のエッジである第2エッジとの間の期間(L5)を調整することにより前記第2期間(L2)のデューティ比を調整した波形を出力することを特徴とする車両用光センサの通信システム。
  5. 前記周波数変換回路(12)は、前記第1期間(L1)と前記第2期間(L2)とを等しくすることを特徴とする請求項4に記載の車両用光センサの通信システム。
  6. 前記周波数変換回路(12)は、前記第1期間(L1)のデューティ比をD1とすると、0<D1<50となる範囲で前記デューティ比D1を調整し、前記第2期間(L2)のデューティ比をD2とすると、50<D2<100となる範囲で前記デューティ比D2を調整することを特徴とする請求項4または5に記載の車両用光センサの通信システム。
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