JP5565685B2 - 車両の側部車体構造 - Google Patents
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Description
ところが、このようにリトラクタやシートベルトガイドの取付用に専用のブラケットを設ける側部車体構造では、当該ブラケットの分だけ部品点数及び取付作業工数が増えることから、コスト高を将来するおそれがあった。また、当該ブラケットとその周囲の車体構成部材との相互関連性が少ないことから、シートベルトからリトラクタやシートベルトガイドへ加わる荷重を分散して支持しにくいという問題があった。
また、上述した特許文献1の側部車体構造では、シートベルトに荷重が掛かった時の荷重分散を行うために、サイドハウジングレインフォースメントがクォータインナパネルに接合され、サイドハウジングレインフォースメントの後縁がクォータインナパネル及びクォータアウタパネルと共に3枚重ねで溶接接合されている。しかしながら、サイドハウジングレインフォースメントは、直接にはサイドブレースやパッケージジャンクションに接合されていないので、周辺部材への荷重分散が十分ではなく、シートベルトからの荷重を効率的に吸収することができないという問題があった。
前記クォータインナパネルの外側には、クォータインナリーンフォースメントが接合され、前記クォータインナリーンフォースメントが位置する前記クォータインナパネルには、前記シートベルトガイドを取付ける取付ボルトのボルト取付部が設けられ、前記クォータインナリーンフォースメントの下方には、前記クォータインナパネルと接合するパーティションパネルが配置され、前記クォータインナリーンフォースメントの後部が前記クォータアウタパネルの後部の辺に接合されているとともに、前記クォータインナリーンフォースメントが前記パーティションパネルに接合され、前記クォータインナリーンフォースメントには、前記ボルト取付部の位置から下方に向かって延在するビードが設けられている。
また、本発明の側部車体構造においては、シートベルトからの荷重によるクォータインナリーンフォースメントの折れ変形を低減させることが可能となり、クォータアウタパネルの後部及びパーティションパネルにシートベルトからの荷重を確実に伝えることができる。すなわち、シートベルトからの荷重をクォータインナパネルとクォータインナリーンフォースメントで受けた後、クォータインナリーンフォースメントによりパーティションパネルに荷重を分散することができる。これは、クォータインナリーンフォースメントが簡単に折れてしまうと変形が大きくなり、ボルト取付部の位置が大きく移動してしまうので、シートベルトの機能を十分に発揮させるには重要なことである。
図1〜図4は本発明の実施形態に係る車両の側部車体構造を示すものである。
シートベルト装置1は、リヤシートベルト6を巻き取るリトラクタ7と、このリトラクタ7から上方へ繰り出されるリヤシートベルト6の中間位置を案内支持するシートベルトガイド8を備えており、これらリトラクタ7及びシートベルトガイド8は、リヤシートベルト6によって乗員の体を保持する関係上、車室内の側部車体に設けられている。
しかも、クォータインナリーンフォースメント9の前方側下端部9bは、パーティションパネル12のフロントサイドパネル14及びリヤサイドパネル15の車幅方向端部に接合されている。
2 クォータインナパネル
3 クォータアウタパネル
6 リヤシートベルト
7 リトラクタ
8 シートベルトガイド
9 クォータインナリーンフォースメント
9a 後端部
9b 下端部
9c 前部
10 取付ボルト
11 ボルト取付部
12 パーティションパネル
13 メインパネル
14 フロントサイドパネル
15 リヤサイドパネル
16 ビード
17 フランジ
C 水平中心軸線
Claims (3)
- クォータインナパネル及びクォータアウタパネルを備え、リヤシートベルトの中間位置を案内支持するシートベルトガイドが設けられている4ドア・セダンタイプの車両の側部車体構造において、
前記クォータインナパネルの外側には、クォータインナリーンフォースメントが接合され、前記クォータインナリーンフォースメントが位置する前記クォータインナパネルには、前記シートベルトガイドを取付ける取付ボルトのボルト取付部が設けられ、前記クォータインナリーンフォースメントの下方には、前記クォータインナパネルと接合するパーティションパネルが配置され、前記クォータインナリーンフォースメントの後部が前記クォータアウタパネルの後部の辺に接合されているとともに、前記クォータインナリーンフォースメントが前記パーティションパネルに接合され、前記クォータインナリーンフォースメントには、前記ボルト取付部の位置から下方に向かって延在するビードが設けられていることを特徴とする車両の側部車体構造。 - 前記クォータインナリーンフォースメントの上下方向に沿って延びる辺部には、前記ボルト取付部の位置から下方に向かって延在するフランジが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両の側部車体構造。
- 前記クォータインナリーンフォースメントの前部が車両前方へ向かって延長され、かつ前記クォータアウタパネルの前縁部に接合されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両の側部車体構造。
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JP2010110979A JP5565685B2 (ja) | 2010-05-13 | 2010-05-13 | 車両の側部車体構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010110979A JP5565685B2 (ja) | 2010-05-13 | 2010-05-13 | 車両の側部車体構造 |
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JP5565685B2 true JP5565685B2 (ja) | 2014-08-06 |
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Family Applications (1)
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JP2010110979A Active JP5565685B2 (ja) | 2010-05-13 | 2010-05-13 | 車両の側部車体構造 |
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JP4348966B2 (ja) * | 2003-02-27 | 2009-10-21 | マツダ株式会社 | 自動車の後部車体構造 |
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