JP5555468B2 - 耐ピリング性の良好な立毛調人工皮革 - Google Patents
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Description
(a)水溶性樹脂を含む複合長繊維を長繊維ウェブにする工程、
(b)前記長繊維ウェブを絡合処理して絡合不織布構造体を得る工程、
(c)前記絡合不織布構造体を構成する複合長繊維から水溶性樹脂を水または水溶液により抽出除去し、複合長繊維を極細長繊維の繊維束に変成させて極細化不織布構造体を得る工程、
(d)前記極細化不織布構造体の少なくとも一方の表面を起毛処理して立毛を形成し立毛不織布構造体を得る工程;および
(e)高分子弾性体の水分散液を立毛形成面に塗布し、ついで、高分子弾性体を凝固させて立毛調人工皮革を得る工程、
を含む立毛調人工皮革の製造方法に関する。
繊維形成性水不溶性樹脂および水溶性樹脂からなる複合長繊維を溶融紡糸し、得られた複合長繊維をカットすることなくランダムな配向状態でネット等の捕集面状に集積して、所望の目付、好ましくは10〜1000g/m2の長繊維ウェブを製造する。複合長繊維の単繊維繊度は0.9〜4.9dtexが好ましく、より好ましくは1.9〜3.9dtexである。
前記長繊維ウェブを、必要に応じてクロスラッパー等を用いて厚さ方向に複数層重ね合わせた後、少なくとも6バーブのニードルを用い、1つ以上のバーブが貫通する条件で、両面から同時または交互にニードルパンチングして繊維同士を三次元絡合させて絡合不織布構造体を得る。長繊維ウェブにはその製造後かつ絡合処理までのいずれかの段階で帯電防止効果を有する油剤やニードルとの摩擦抵抗をコントロールするための油剤、繊維同士の摩擦抵抗をコントロールするための油剤などを1種または2種以上付与してもよい。
前記絡合不織布構造体を構成する複合長繊維から水溶性樹脂を水または水溶液により抽出除去し、複合長繊維を極細長繊維の繊維束に変成させて極細化不織布構造体(単に不織布構造体と称することもある)を得る。
前記極細化不織布構造体の少なくとも一方の表面をバフィングなどの起毛処理して表面近傍の極細繊維束を起毛し立毛不織布構造体を得る。
前記立毛不織布構造体の少なくとも一方の表面に高分子弾性体の水分散液を塗布し、次いで、該高分子弾性体を凝固させて本発明の立毛調人工皮革を得る。
本発明で使用する複合長繊維は水溶性樹脂を含む少なくとも2種類の樹脂からなる多成分系繊維であり、該水溶性樹脂を水または水溶液で抽出除去することにより極細長繊維の繊維束に変換することが可能な長繊維(極細繊維発生型長繊維)である。複合長繊維は混合紡糸法、複合紡糸法などにより得られる海島型繊維、多層積層型繊維、分割型繊維などから選択される。
P=([η]×103/8.29)(1/0.62)
(Pは粘度平均重合度、[η]はPVAを再ケン化し、精製した後、30℃の水中で測定した極限粘度である。)
塗布用水分散液の高分子弾性体濃度は比較的高濃度であることが好ましく、より好ましくは30〜40質量%である。上記範囲内であると、塗布した水分散液が立毛不織布構造体の内部に浸透してしまうこと、および、乾燥後固化した高分子弾性体が立毛上面を被覆してしまうことを防ぐことが出来る。一般的に、上記のような高濃度の高分子弾性体水分散液を塗布し、乾燥すると高分子弾性体はフィルム状に固化して立毛上面を被覆し立毛感(外観、風合い)が失われる。しかし、本発明では、上記範囲の高濃度であっても、立毛の間隙に進入し、立毛の根元およびその近傍で固化するので立毛感が保持される。
不織布構造体を形成している複合長繊維(20個)、極細繊維束(20個)または極細繊維(20個)の断面積を走査型電子顕微鏡(倍率:数百倍〜数千倍程度)により測定し平均断面積を求めた。この平均断面積と繊維を形成するポリマーの密度から平均繊度を計算した。
サンプルの厚さ方向と平行な任意の断面について、走査型電子顕微鏡(100〜300倍程度)を用いて、観察面積が合計0.3〜0.5mm2程度になるように、連続した断面領域を観察した。その観察視野において、断面に対してほぼ垂直に配向している複合長繊維あるいは極細繊維束の各断面の個数を数え、その合計個数を観察面積で割ることによりサンプル断面1mm2当たりに存在する複合長繊維あるいは極細繊維束の断面の個数を求めた。このような観察を1種類のサンプルに対して少なくとも5箇所以上行い、最も少ない値をそのサンプルの存在密度とした。
サンプルを縦10cm、横10cmに切り出し、重量を小数点2桁まで測定した。次に荷重50g/m2の厚み測定器を使用して5点の厚さの平均を算出し、密度(g/cm3)を求めた
JIS L1096に規定されているマーチンデール磨耗試験測定方法に準じて測定した。荷重9kPa、磨耗回数5000回の条件で磨耗して測定面積内の集毛塊状(毛玉状で形状は球状に限定せず、線状、平面状等の不定形で立毛繊維同士が目視で集毛塊状になっているもので「ピリング」或いは「ピル」と称する場合もある)のうち最長の長さ0.5mm以上の個数とJIS L1076の織物及び編物のピリング試験方法の判定基準表2(ピリング判定標準写真1に基づく)によって判定等級を求めた。
水溶性ポリビニルアルコール系樹脂の製造
攪拌機、窒素導入口、エチレン導入口および開始剤添加口を備えた100L加圧反応槽に、酢酸ビニル29.0kgおよびメタノール31.0kgを仕込み、60℃に昇温した後30分間窒素バブリングにより系中を窒素置換した。次いで反応槽圧力が5.9kgf/cm2となるようにエチレンを導入した。2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)(開始剤)をメタノールに溶解して濃度2.8g/Lの開始剤溶液を調整し、窒素ガスによるバブリングを行って窒素置換した。上記の重合槽内温を60℃に調整した後、上記の開始剤溶液170mLを注入し重合を開始した。重合中、エチレンを導入して反応槽圧力を5.9kgf/cm2に、重合温度を60℃に維持し、上記の開始剤溶液を610mL/hrで連続添加した。10時間後に重合率が70%となったところで冷却して重合を停止した。反応槽を開放して脱エチレンした後、窒素ガスをバブリングして脱エチレンを完全に行った。
次いで減圧下に未反応酢酸ビニルモノマーを除去しエチレン変性ポリ酢酸ビニル(変性PVAc)のメタノール溶液を得た。該溶液にメタノールを加えて調製した変性PVAcの50%メタノール溶液200gに、NaOHの10%メタノール溶液46.5gを添加してケン化を行った(NaOH/酢酸ビニル単位=0.10/1(モル比))。NaOH添加後約2分で系がゲル化した。ゲル化物を粉砕器にて粉砕し、60℃で1時間放置してケン化を更に進行させた後、酢酸メチル1000gを加えて残存するNaOHを中和した。フェノールフタレイン指示薬を用いて中和したことを確認後、濾別して白色固体を得た。白色固体にメタノール1000gを加えて室温で3時間放置洗浄した。上記洗浄操作を3回繰り返した後、遠心脱液し、乾燥機中70℃で2日間放置乾燥してエチレン変性ポリビニルアルコール(変性PVA)を得た。得られた変性PVAのケン化度は98.4モル%であった。また該変性PVAを灰化した後、酸に溶解して得た試料を原子吸光光度計により分析した。ナトリウムの含有量は、変性PVA100質量部に対して0.03質量部であった。
海成分ポリマーとして上記エチレン変性ポリビニルアルコール、島成分ポリマーとしてイソフタル酸変性ポリエチレンテレフタレート(イソフタル酸単位の含有量6.0モル%)を、それぞれを個別に溶融させた。海成分ポリマー中に等断面積の島成分ポリマーが25個分布した断面を形成できる、多数のノズル孔が並列状に配置された複合紡糸用口金に、該溶融ポリマーを断面における海成分ポリマーと島成分ポリマーの平均面積比が海成分/島成分=25/75となるような圧力バランスで供給し、口金温度250℃でノズル孔より吐出させた。エアジェット・ノズル型の吸引装置で牽引細化し、約2.4dtexの海島型長繊維を紡糸し、これを裏面側から吸引しつつネット上に連続的に捕集した。ネットの移動速度を調節して堆積量を調節し、さらに80℃に保温したエンボスロールにより線圧70kg/cmで押さえ、目付30g/m2の長繊維ウェブを得た。
この長繊維ウェブ表面に油剤をスプレーした後、クロスラッパー装置を用いて長繊維ウェブを連続的に折り畳むことにより層状長繊維ウェブにした。次いで、層状長繊維ウェブをニードルパンチングにより三次元絡合して絡合不織布構造体を得た。
次いで、絡合不織布構造体の両表面に水をスプレー塗布した後、乾球温度110℃、湿球温度73℃の雰囲気中を長さ方向、幅方向のいずれにも張力が作用しないように連続的に通過させて湿熱収縮処理した。次いで、120℃の乾燥機で乾燥し、金属ロール間でプレス処理して表面を平滑にし、目付け1000g/m2、密度0.66g/cm3の絡合不織布構造体を得た。
得られた絡合不織布構造体に、ポリカーボネート系ポリウレタンの水系エマルジョン(固形分濃度20質量%)を含浸し、ピックアップ率が50%になるように金属ロールでプレスした。次いで、乾球温度110℃、湿球温度77℃の雰囲気中でポリウレタンの水分散液をゲル化させ、150℃の乾燥機でキュアした。
次いで、95℃以上の熱水で海成分である変性ポリビニルアルコールを極細繊維に対して0.1質量%残存するように抽出除去した後、120℃の乾燥機で乾燥させることで、変性ポリエチレンテレフタレートの極細長繊維の繊維束からなる不織布構造の内部にポリウレタンが含有された極細化不織布構造体(ポリウレタン含量(固形分):極細化不織布構造の11質量%)を得た。極細化不織布構造体の目付は820g/m2であった。
得られた極細化不織布構造体を主表面に平行にスライスして2分割し、分割面をサンドペーパーでバフィング処理して厚みを均一にした(厚み:0.5mm)。次いで、表面(分割面の反対面)をサンドペーパーで起毛および整毛処理して立毛不織布構造体を得た。該立毛不織布構造体の表面と断面の走査型電子顕微鏡写真を図1と2に示す。
次いで、起毛及び整毛処理した表面にポリカーボネート系ポリウレタンの高濃度水系エマルジョン(固形分濃度:30質量%)をグラビアロールにて塗布して乾燥した。塗布量(固形分基準)は4.2g/m2であった。乾燥後の表面と断面の走査型電子顕微鏡写真を図3と4に示す。
次いで、液流染色機を用いて分散染料で染色加工及び乾燥した後、ブラッシングによる整毛仕上をして立毛調人工皮革を得た(厚さ0.55mm、目付270/m2)。図2と4の比較から明らかなように、水系エマルジョンから得られた高分子弾性体は立毛の根元およびその近傍に存在し、立毛の上面は高分子弾性体に覆われていなかった。
立毛直下の極細繊維束内部に水系エマルジョンから得られた高分子弾性体が充填されているため、立毛調人工皮革は天然皮革ヌバックに似た優美な立毛外観を有するばかりでなく、風合い、耐ピリング性の何れもが極めて良好であった。また、表面にポリカーボネート系ポリウレタンの高濃度水系エマルジョン(固形分濃度:30質量%)をグラビアロールにて塗布処理した後の立毛調人工皮革の表面磨耗性は、マーチンデール磨耗試験後のピリング個数が0個で、判定等級は5級であった。
島成分がポリエチレンテレフタレート、海成分がポリエチレンの海島型複合繊維ステープル(島成分:海成分=60:40;繊度4.0dtex;繊維長51mm;捲縮数12クリンプ/inch)をカード、クロスラッピングしてウェブを作成した。該ウェブを40パンチ/cm2のニードルパンチを行って仮絡合処理し、目付300g/m2の極細繊維発生型繊維からなる絡合不織布を得た。上記絡合不織布と平織物を積重し、シングルバーブのフェルト針を使用して、ニードルの先端に最も近いバーブが平織物外表面より6mm突き抜ける突き刺し深さにて、絡合不織布側からパンチング密度1200パンチ/cm2でニードルパンチした。絡合不織布を構成する繊維が平織物を貫通し、平織物の外表面上に貫通した繊維からなる不織布層が形成された。次いで、ニードルの先端に最も近いバーブが絡合不織布の外表面を貫通しない突き刺し深さにて、不織布層側からパンチング密度300パンチ/cm2でニードルパンチして、平織物を貫通し、不織布層を構成する繊維の一部を折り返し、平織物に再度進入させた。この処理により、絡合不織布と平織物が絡合一体化し、目付370g/m2の人工皮革用絡合体が得られた。得られた人工皮革用絡合体にポリエーテル系ポリウレタンの15%ジメチルホルムアミド(以下、DMFと略記することがある)溶液を含浸した後、DMFと水の混合液浴中に浸漬してポリウレタンを湿式凝固した。残存するDMFを水洗除去した後、85℃のトルエン浴中で海成分のポリエチレンを抽出除去し、100℃の熱水浴中で残存するトルエンを共沸除去し、乾燥することにより、目付295g/m2、厚み0.8mmの人工皮革基体が得られた。
得られた人工皮革基体の不織布層の表面を180番のサンドペーパーにより2回バフィングして、表面を平滑にしつつ厚みを0.7mmとした。次いで、絡合不織布側の表面を240番のサンドペーパーで2回および400番のサンドペーパーで2回順次バフィングしてポリエチレンテレフタレート極細繊維からなる立毛面を形成した立毛調人工皮革を得た。
次いで、起毛及び整毛処理した表面にポリカーボネート系ポリウレタンの高濃度水系エマルジョンをグラビアロールにて塗布して乾燥する以降の処理を実施例1と同様に行った。
水系エマルジョンをグラビア塗布する前の表面と断面の走査型電子顕微鏡写真を図5と6に、水系エマルジョンをグラビア塗布して乾燥した後の表面と断面の走査型電子顕微鏡写真を図7と8に示した。図2と6から分かるように、水系エマルジョンを塗布する前の立毛不織布構造体表面の立毛状態は実施例1と同様であった。しかし、図6と8の比較から明らかなように、立毛形成面に水系エマルジョンを塗布し、固化して得られた高分子弾性体は、実施例1では立毛外観を損なうことなく立毛の根元およびその近傍に存在していたが、比較例1ではフィルム状に固化して立毛上面を覆っており立毛外観が失われていた。
実施例1で、起毛及び整毛処理した表面にポリカーボネート系ポリウレタンの高濃度水系エマルジョンを塗布せず、ブラッシングによる整毛仕上をして立毛調人工皮革を得た。得られた立毛調人工皮革は優美な立毛外観を有し、風合いが極めて良好であった。しかしながら、その表面磨耗性は、マーチンデール磨耗試験後のピリング数は5個で、判定等級は3−4級であった。
Claims (4)
- 極細長繊維の繊維束からなる不織布構造体、および、該不織布構造体内部に任意に含有された高分子弾性体からなり、少なくとも一方の表面に前記極細長繊維の立毛を有する立毛調人工皮革であって、前記極細長繊維の繊維束が水溶性樹脂を含む複合長繊維から該水溶性樹脂を除去することにより形成され、前記立毛の根元およびその近傍には、前記不織布構造体の表面に1〜5g/m 2 (固形分基準)で塗布された高分子弾性体の水分散液から得られた高分子弾性体が存在し、
前記水分散液から得られた高分子弾性体が、立毛を除く前記不織布構造体の表面部に連続又は不連続の高分子弾性体層として存在し、該立毛が該高分子弾性体層を貫通し外表面に突出している立毛調人工皮革。 - 前記水溶性樹脂が水溶性ポリビニルアルコール系樹脂である請求項1に記載の立毛調人工皮革。
- 下記の工程(a)〜(e):
(a)水溶性樹脂を含む複合長繊維を長繊維ウェブにする工程、
(b)前記長繊維ウェブを絡合処理して絡合不織布構造体を得る工程、
(c)前記絡合不織布構造体を構成する複合長繊維から水溶性樹脂を水または水溶液により抽出除去し、複合長繊維を極細長繊維の繊維束に変成させて極細化不織布構造体を得る工程、
(d)前記極細化不織布構造体の少なくとも一方の表面を起毛処理して立毛を形成し立毛不織布構造体を得る工程;および
(e)高分子弾性体の濃度が30〜40質量%の水分散液を前記立毛形成面に1〜5g/m 2 (固形分基準)塗布し、ついで、高分子弾性体を凝固させて立毛調人工皮革を得る工程、
を含む立毛調人工皮革の製造方法。 - 前記水溶性樹脂が水溶性ポリビニルアルコール系樹脂である請求項3に記載の製造方法。
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