JP5544856B2 - 調停装置、調停方法及びプログラム - Google Patents
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なお、特許文献1には、競合したリクエストパケットの調停履歴に基づいてバス調停を行う方法が開示されている。
また、特許文献2には、特定の転送処理に関与するプロセッサコアによるリクエストパケットの出力順序を記録したテーブルを用い、現在資源を使用しているプロセッサコアの次にリクエストパケットを出力するプロセッサコアに対して、優先的に資源を使用させる調停方法が開示されている。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、調停処理の1サイクルあたりの実行処理内容を増加させず、かつ効率的なリクエストパケットの選択を行う調停装置、調停方法及びプログラムを提供することを課題とする。
また、本発明は、複数の資源要求装置から発行される、当該資源要求装置による計算資源の使用の要求を示す資源要求の調停を行い、前記資源要求装置と前記計算資源とを接続するクロスバを制御する調停装置であって、複数の前記資源要求装置から資源要求の入力を受け付ける入力部と、前記入力部が同一の前記計算資源に対する資源要求の中から1つを選択し、選択された資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力する調停部と、前記調停部による処理を実行する前に、前記調停部によって選択される資源要求を予測し、当該資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力する予測部と、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが異なる場合に、前記クロスバに対して前記予測部による接続命令の実行を中断させる中断命令を出力する中断部と、前記資源要求装置ごとに、過去の処理において、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが同一となる度合いを示す強度情報を算出する強度情報算出部とを備え、前記調停部は、前記強度情報算出部が算出した強度情報に基づいて、選択する資源要求を決定し、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが同一である場合に、前記クロスバに対する前記接続命令の出力を行わないことを特徴とする。
また、本発明は、複数の資源要求装置から発行される、当該資源要求装置による計算資源の使用の要求を示す資源要求の調停を行い、前記資源要求装置と前記計算資源とを接続するクロスバを制御する調停装置を用いた調停方法であって、入力部は、複数の前記資源要求装置から資源要求の入力を受け付け、調停部は、前記入力部が同一の前記計算資源に対する資源要求の中から1つを選択し、選択された資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力し、予測部は、前記調停部による処理を実行する前に、前記調停部によって選択される資源要求を予測し、当該資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力し、中断部は、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが異なる場合に、前記クロスバに対して前記予測部による接続命令の実行を中断させる中断命令を出力し、強度情報算出部は、前記資源要求装置ごとに、過去の処理において、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが同一となる度合いを示す強度情報を算出し、前記調停部は、前記強度情報算出部が算出した強度情報に基づいて、選択する資源要求を決定し、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが異なる場合に、選択された資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力することを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態によるクロスバ調停装置の構成を示す概略ブロック図である。
クロスバ調停装置は、プロセッサコア及び入出力装置を相互に接続するルータであって、入力ポート1−1〜1−5(以下、入力ポート1−1〜1−5を総称する場合は入力ポート1と表記する)、入力側バッファ部2−1〜2−5(以下、入力側バッファ部2−1〜2−5を総称する場合は入力側バッファ部2と表記する)、調停装置3、クロスバ4、出力側バッファ部5−1〜5−5(以下、出力側バッファ部5−1〜5−5を総称する場合は出力側バッファ部5と表記する)、出力ポート6−1〜6−5(以下、出力ポート6−1〜6−5を総称する場合は出力ポート6と表記する)を備える。
入力側バッファ部2は、接続された入力ポート1からリクエストパケットを入力し、当該リクエストパケットを一時的に蓄えて、リクエストパケットに含まれる強度情報を調停装置3に出力し、リクエストパケット本体をクロスバ4に出力する。
クロスバ4は、調停装置3から接続命令を入力し、当該接続命令に基づいて入力側バッファ部2から入力したリクエストパケットを出力側バッファ部5に出力する。
出力側バッファ部5は、クロスバ4からリクエストパケットを入力し、当該リクエストパケットを一時的に蓄えて、接続された出力ポート6に出力する。
出力ポート6は、接続された出力側バッファ部5からリクエストパケットを、調停装置3から強度情報を入力し、当該強度情報を含むリクエストパケットを、接続されたプロセッサコアまたは入出力装置(以下、計算資源と呼ぶ)に出力する。
入力バッファ21は、入力ポート1から入力したリクエストパケットを一時的に記憶する。
入力側FIFOバッファ制御回路22は、入力バッファ21が記憶するリクエストパケットを取り出し、FIFOバッファ23に登録する。
FIFOバッファ23は、入力側FIFOバッファ制御回路22によって記録されたリクエストパケットを一時的に記憶する。
出力側FIFOバッファ制御回路24は、FIFOバッファ23に最初に登録されたリクエストパケットを取り出し、出力バッファ25に登録する。ここで、「取り出す」とは、FIFOバッファ23からリクエストパケットを読み出し、読み出したリクエストパケットをFIFOバッファ23から削除することを示す。
出力バッファ25は、調停装置3及びクロスバ4に出力するリクエストパケットを一時的に記憶する。
強度入力バッファ31は、それぞれ対応する入力側バッファ部2からリクエストパケットに含まれる強度情報を入力し、一時的に記憶する。
リクエスト入力バッファ32は、入力側バッファ部2からリクエストパケット本体を入力し、一時的に記憶する。
調停バッファ回路34は、調停対象となるリクエストパケットの入力元の入力ポート1の識別情報とリクエストパケットの強度情報とを関連付けて記憶する。
予測回路35は、調停バッファ回路34が記憶する調停対象となるリクエストパケットの情報と、調停回路36による過去の調停結果とに基づいて調停回路36がどのリクエストパケットを選択するかを予測し、予測結果を示す選択制御情報を調停回路36に出力する。ここで、選択制御情報とは、予測回路35が予測したリクエストパケットとその強度情報を示す。
強度出力バッファ38は、強度更新回路37から強度情報を入力し、当該強度情報を一時的に蓄えて、接続された出力ポート6に出力する。
予測回路35は、一時リクエスト記憶部351、履歴登録部352、調停履歴記憶部353、履歴検索用バッファ354、検索部355、予測部356を備える。
調停履歴記憶部353は、履歴登録部352から調停結果を入力し、当該調停結果と調停結果の入力順を示すインデックス番号とを関連付けて記憶する。なお、調停履歴記憶部353は、調停結果の入力順を記憶しており、新たな調停結果の入力によって調停履歴記憶部353の残り記憶容量が所定量に達する場合、調停履歴記憶部353は、最初に登録された調停結果を削除し、新たに入力した調停結果を記憶する。なお、調停履歴記憶部353の記憶容量は、一時リクエスト記憶部351の記憶容量より大きいことが望ましい。
検索部355は、調停履歴記憶部353が記憶する調停結果の中から、履歴検索用バッファ354が記憶する3つの調停結果と同じ組み合わせの調停結果を検索する。
予測部356は、検索部355による検索結果と、調停バッファ回路34に新たに登録された強度情報とに基づいて、調停回路36の調停により何れのリクエストパケットが出力されるかを予測し、予測したリクエストパケットを示す選択制御情報を、調停回路36及び強度更新回路37に出力する。
そして、調停回路36は、選択したリクエストパケットと予測回路35が予測したリクエストパケットとが異なる場合に、クロスバ4に対して予測回路35による接続命令の実行を中断させる中断命令を出力する。
また、調停回路36は、選択したリクエストパケットと予測回路35が予測したリクエストパケットとが同一である場合に、クロスバ4に対する接続命令の出力を行わない。
調停回路36は、4段のパイプライン処理により、リクエストパケットの調停を行う。すなわち調停回路36は、リクエストパケットから出力先の出力ポート6の識別情報を読み取るポート情報読み取りステージX0、読み取った識別情報に従ってリクエストパケットを出力ポート6に設定する出力ポート設定ステージX1、強度情報に基づいて調停を行うクロスバ設定前処理ステージX2及びクロスバ設定後処理ステージX3を順次実行することで調停処理を行う。そして、調停回路は4段のパイプライン処理による調停の後、調停により選択されたリクエストパケットを出力させる接続命令をクロスバ4に出力するパケット送出ステージXTを実行する。そのため、調停回路36は、5サイクルで調停処理を実行する。これは、従来の調停方法に要するサイクル数と等しい。
つまり、予測回路35による予測が的中するほど調停装置による調停処理が高速化されることとなる。
図4は、調停装置の動作を示す第1のフローチャートである。
図5は、調停装置の動作を示す第2のフローチャートである。
まず、資源要求装置が同一の計算資源に対するリクエストパケットを発行すると、リクエストパケットを発行した資源要求装置に接続された入力ポート1を介して、入力側バッファ部2にリクエストパケットが登録される。そして、入力ポート1に登録されたリクエストパケットに含まれる強度情報は、調停装置3の強度入力バッファ31に入力され、リクエストパケットの本体は、調停装置3のリクエスト入力バッファ32に入力される(ステップS1)。そして、バッファ登録回路33は、リクエスト入力バッファ32から強度情報を取り出し、調停バッファ回路34に登録する。
調停回路36は、リクエスト入力バッファ32に格納されているリクエストパケットに関連付けられた強度情報を、強度入力バッファ31から読み出す。そして、調停回路36は、強度情報が示す値が最も大きいリクエストパケットを選択する。また、最大の値を有する強度情報に関連付けられたリクエストパケットが複数ある場合、調停回路36は、ラウンドロビンアルゴリズムに基づいて、何れのリクエストパケットを選択するかを決定する。
ここで、具体的にリクエストパケットの調停方法を説明する。図6に示すように、リクエスト入力バッファ32は、入力ポート1−1〜1−5から入力したそれぞれのリクエストパケットを記憶している。
入力ポート1−1から入力したリクエストパケット、及び入力ポート1−2から入力したリクエストパケットに関連付けられた強度情報は、「3」である。入力ポート1−3から入力したリクエストパケットに関連付けられた強度情報は、「5」である。入力ポート1−4から入力したリクエストパケットに関連付けられた強度情報は、「4」である。入力ポート1−5から入力したリクエストパケットに関連付けられた強度情報は、「1」である。
調停回路36は、リクエストパケットが一致しないと判定した場合(ステップS14:NO)、ステップS10で出力した接続命令の実行を中断させる中断命令、及びステップS13の調停処理によって選択されたリクエストパケットを出力ポート6に転送させる接続命令をクロスバ4に出力する(ステップS15)。
図7は、強度情報の更新方法を示す図である。
強度更新回路37は、内部メモリに、入力ポート1のそれぞれに関連付けて、当該入力ポート1から入力したリクエストパケットが選択されると予測したときに予測が的中する度合いを示す的中度を記憶する。
次に、強度更新回路37は、調停回路36から、予測回路35が出力した選択制御情報が示すリクエストパケットと調停処理によって選択されたリクエストパケットとが一致するか否かを示す情報を入力する。強度更新回路37は、リクエストパケットが一致すると判定した場合、選択されたリクエストパケットに関連付けられた的中度を増加させ、それ以外の的中度を減少させて、内部メモリに上書きして記録する。図7に示す例によれば、選択されたリクエストパケットの的中度を「4」増加させ、それ以外のリクエストパケットの的中度を「1」減少させている。
他方、強度更新回路37は、リクエストパケットが一致しないと判定した場合、的中度の増減処理を行わない。
つまり、予測回路35による予測が的中した場合にのみ、強度情報の値が増加することとなる。そのため、調停回路36は、より予測が的中しやすいリクエストパケットを優先的に選択することとなる。したがって、予測回路35による予測が的中する確率が上昇し、調停装置3による調停処理を高速化することができる。
入力ポート1−1の的中度は、「19」である。入力ポート1−2の的中度は、「11」である。入力ポート1−3の的中度は、「13」である。入力ポート1−4の的中度は、「43」である。入力ポート1−5の的中度は、「14」である。
次に、強度更新回路37は、的中度の値に応じて選択されたリクエストパケットに関連付けられた強度情報を更新する。つまり、強度更新回路37は、入力ポート1−4の的中度が「18」、すなわち20未満であるため、入力ポート1−4から入力したリクエストパケットの強度情報を「1」に更新する。
次に、強度更新回路37は、入力ポート1−1の的中度が「22」、すなわち20以上40未満であるため、入力ポート1−4から入力したリクエストパケットの強度情報を「2」に更新する。
次に、強度更新回路37は、入力ポート1−1の的中度が「16」、すなわち20未満であるため、入力ポート1−4から入力したリクエストパケットの強度情報を「1」に更新する。
このような処理を繰り返すことで、調停回路36は、より予測が的中しやすいリクエストパケットを優先的に選択することとなり、調停装置3は高速に調停処理を行うことができる。
例えば、本実施形態では、ステップS4で検索部355が、履歴検索用バッファ354が記憶する調停結果と同じ組み合わせが調停履歴記憶部353に記憶されていないと判定した場合、または、ステップS6で予測部356が、読み出した強度情報と発行元が一致するリクエストパケットがないと判定した場合に、予測部356が、ラウンドロビンアルゴリズムに基づいて、調停回路36によって選択されるリクエストパケットを予測する場合を説明したが、これに限られず、例えば、リクエストパケットをランダムに選択し、選択したリクエストパケットを、調停回路36によって選択されると予測されるリクエストパケットとしても良い。
Claims (5)
- 複数の資源要求装置から発行される、当該資源要求装置による計算資源の使用の要求を示す資源要求の調停を行い、前記資源要求装置と前記計算資源とを接続するクロスバを制御する調停装置であって、
複数の前記資源要求装置から資源要求の入力を受け付ける入力部と、
前記入力部が同一の前記計算資源に対する資源要求の中から1つを選択し、選択された資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力する調停部と、
前記調停部による処理を実行する前に、前記調停部によって選択される資源要求を予測し、当該資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力する予測部と、
前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが異なる場合に、前記クロスバに対して前記予測部による接続命令の実行を中断させる中断命令を出力する中断部と、
過去の処理において前記調停部が選択した資源要求を選択した順に調停履歴記憶部に登録する履歴登録部と
を備え、
前記調停部は、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが同一である場合に、前記クロスバに対する前記接続命令の出力を行わず、
前記予測部は、前記調停部による最後の所定の個数の資源要求を選択した順と同じ順に、前記調停履歴記憶部に記憶されている資源要求の直後に登録された資源要求を、前記調停部によって選択される資源要求として予測する
ことを特徴とする調停装置。 - 複数の資源要求装置から発行される、当該資源要求装置による計算資源の使用の要求を示す資源要求の調停を行い、前記資源要求装置と前記計算資源とを接続するクロスバを制御する調停装置であって、
複数の前記資源要求装置から資源要求の入力を受け付ける入力部と、
前記入力部が同一の前記計算資源に対する資源要求の中から1つを選択し、選択された資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力する調停部と、
前記調停部による処理を実行する前に、前記調停部によって選択される資源要求を予測し、当該資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力する予測部と、
前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが異なる場合に、前記クロスバに対して前記予測部による接続命令の実行を中断させる中断命令を出力する中断部と、
前記資源要求装置ごとに、過去の処理において、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが同一となる度合いを示す強度情報を算出する強度情報算出部と
を備え、
前記調停部は、前記強度情報算出部が算出した強度情報に基づいて、選択する資源要求を決定し、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが同一である場合に、前記クロスバに対する前記接続命令の出力を行わない
ことを特徴とする調停装置。 - 複数の資源要求装置から発行される、当該資源要求装置による計算資源の使用の要求を示す資源要求の調停を行い、前記資源要求装置と前記計算資源とを接続するクロスバを制御する調停装置を用いた調停方法であって、
入力部は、複数の前記資源要求装置から資源要求の入力を受け付け、
調停部は、前記入力部が同一の前記計算資源に対する資源要求の中から1つを選択し、
予測部は、前記調停部による処理を実行する前に、前記調停部によって選択される資源要求を予測し、当該資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力し、
中断部は、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが異なる場合に、前記クロスバに対して前記予測部による接続命令の実行を中断させる中断命令を出力し、
履歴登録部は、過去の処理において前記調停部が選択した資源要求を選択した順に調停履歴記憶部に登録し、
前記調停部は、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが異なる場合に、選択された資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力し、
前記予測部は、前記調停部による最後の所定の個数の資源要求を選択した順と同じ順に、前記調停履歴記憶部に記憶されている資源要求の直後に登録された資源要求を、前記調停部によって選択される資源要求として予測する
ことを特徴とする調停方法。 - 複数の資源要求装置から発行される、当該資源要求装置による計算資源の使用の要求を示す資源要求の調停を行い、前記資源要求装置と前記計算資源とを接続するクロスバを制御する調停装置を用いた調停方法であって、
入力部は、複数の前記資源要求装置から資源要求の入力を受け付け、
調停部は、前記入力部が同一の前記計算資源に対する資源要求の中から1つを選択し、選択された資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力し、
予測部は、前記調停部による処理を実行する前に、前記調停部によって選択される資源要求を予測し、当該資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力し、
中断部は、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが異なる場合に、前記クロスバに対して前記予測部による接続命令の実行を中断させる中断命令を出力し、
強度情報算出部は、前記資源要求装置ごとに、過去の処理において、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが同一となる度合いを示す強度情報を算出し、
前記調停部は、前記強度情報算出部が算出した強度情報に基づいて、選択する資源要求を決定し、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが異なる場合に、選択された資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力する
ことを特徴とする調停方法。 - 複数の資源要求装置から発行される、当該資源要求装置による計算資源の使用の要求を示す資源要求の調停を行い、前記資源要求装置と前記計算資源とを接続するクロスバを制御する調停装置を、
複数の前記資源要求装置から資源要求の入力を受け付ける入力部、
前記入力部が同一の前記計算資源に対する資源要求の中から1つを選択し、選択された資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力する調停部、
前記調停部による処理を実行する前に、前記調停部によって選択される資源要求を予測し、当該資源要求を当該資源要求の発行先の計算資源へ出力させる接続命令を前記クロスバに出力する予測部、
前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが異なる場合に、前記クロスバに対して前記予測部による接続命令の実行を中断させる中断命令を出力する中断部、
過去の処理において前記調停部が選択した資源要求を選択した順に調停履歴記憶部に登録する履歴登録部
として機能させ、
前記調停部は、前記調停部が選択した資源要求と前記予測部が予測した資源要求とが同一である場合に、前記クロスバに対する前記接続命令の出力を行わず、
前記予測部は、前記調停部による最後の所定の個数の資源要求を選択した順と同じ順に、前記調停履歴記憶部に記憶されている資源要求の直後に登録された資源要求を、前記調停部によって選択される資源要求として予測する
ことを特徴とするプログラム。
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