JP5544019B2 - カムロックバックル - Google Patents
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Description
本発明は、ベルトを長手方向の一方向へスライドさせながら位置調整できるとともに、その位置でロックできるカムロックバックルに関する。
平たい帯状のベルトを長手方向の一方向へスライドさせながら位置調整できるとともに、その位置でロックできるカムロックバックルが知られている。
例えば、特許文献1には、底部の幅方向両側に起立壁部を有する断面U字状の本体と、この本体の起立壁部にスライド可能かつ起伏可能に取り付けられた締付部材と、この締付部材を本体の底部に向かって付勢するばね部材とを備えたカムロックバックルが記載されている。
例えば、特許文献1には、底部の幅方向両側に起立壁部を有する断面U字状の本体と、この本体の起立壁部にスライド可能かつ起伏可能に取り付けられた締付部材と、この締付部材を本体の底部に向かって付勢するばね部材とを備えたカムロックバックルが記載されている。
スライド機構は、本体の起立壁部に本体の一端に向かうに従って底部に接近する方向へ傾斜して形成された長孔と、締付部材の一端側に設けられ長孔に回動可能かつスライド可能に係合された軸部とから構成されている。ばね部材は、両端部が軸部を旋回したのち本体の起立壁部に係止され、中央部が締付部材を本体の底部に向かって付勢するばね線材によって構成されている。スライド機構の軸部近傍において、本体の底部と締付部材との対向面には三角形状の突起が並列した歯部が形成されている。
このような構成において、ベルトを本体の底部と締付部材との間に挿通すると、ベルトは、ばね部材によって付勢された締付部材によって本体の底部に押し付けられる。すると、ベルトと締付部材とが歯部を介して接触しているため摩擦抵抗が高い状態にあるから、この状態において、ベルトを本体の一端側(長孔が傾斜する下方側)に引くと、ベルトの動きに連動して締付部材も一緒にスライドされる。つまり、締付部材の軸部が本体の長孔に沿って傾斜方向下方へ移動される。すると、本体の底部と締付部材との間の間隔が狭まるため、本体の底部と締付部材との間にベルトがロックされる。
上述した特許文献1に記載のカムロックバックルでは、ベルトを本体の一端側(長孔が傾斜する下方側)に引いたとき、ベルトの動きに連動して締付部材も一緒にスライドさせるために、ばね部材が必要となる。つまり、ばね部材がないと、締付部材は上方へ逃げてしまうため、ばね部材によって締付部材を本体の底面に付勢する必要がある。そのため、ばね部材が必要となるため、部品点数が増える。
また、ばね部材によって締付部材を本体の底部に押圧している構造であるため、ベルトを位置調整するには、ばね部材を締付部材から離れる方向へ起こしたのち、締付部材も本体の底部から離れる方向へ起こし、この状態において、ベルトを本体の他端側方向(位置調整方向)へ引いて位置調整を行う必要がある。
もし、締付部材がばね部材によって本体の底部に押圧されている状態において、ベルトを位置調整方向へ引くと、ばね部材の押圧力が締付部材を介してベルトにも掛かっているため、引きづらく、つまり、ベルトの位置調整がしづらく、場合によっては、ベルトが損傷する恐れがある。
もし、締付部材がばね部材によって本体の底部に押圧されている状態において、ベルトを位置調整方向へ引くと、ばね部材の押圧力が締付部材を介してベルトにも掛かっているため、引きづらく、つまり、ベルトの位置調整がしづらく、場合によっては、ベルトが損傷する恐れがある。
本発明の目的は、部品点数を削減できるとともに、ベルトの損傷も少なく、ベルトの位置調整を容易に行えるカムロックバックルを提供することにある。
本発明のカムロックバックルは、底部の幅方向両側に起立壁部を有する第1部材と、前記第1部材の底部との間にベルトを挿通する空間を隔てて前記第1部材に保持されるとともに、前記底部との間にベルトを挟持する挟持部を有する第2部材と、前記起立壁部および前記第2部材のいずれか一方に設けられた長孔および前記起立壁部および前記第2部材のいずれか他方に設けられ前記長孔にスライド可能に係合する軸部を有し、前記長孔の一端寄りに前記軸部が位置する第1の位置と前記長孔の他端寄りに前記軸部が位置する第2の位置とに前記第2部材をスライド可能に保持するスライド機構とを備え、前記第2部材が前記第1の位置にスライドされた状態において前記挟持部と前記底部との間に形成される隙間よりも、前記第2部材が前記第2の位置にスライドされた状態において前記挟持部と前記底部との間に形成される隙間が小さく形成されたカムロックバックルにおいて、前記挟持部およびこの挟持部に対向する前記底部のいずれか一方には、凹部が前記ベルトの挿通方向に沿って形成され、前記挟持部およびこの挟持部に対向する前記底部のいずれか他方には、前記ベルトの一部を前記凹部内に押し込む凸部が形成され、前記凸部は、前記ベルトの挿通方向に沿って連続した凸条として形成され、前記凸条は、前記第2部材が第1の位置から第2の位置にスライドする方向へ向かうに従って、幅寸法が次第に広くまたは前記挟持部との間隔が次第に狭くなるように形成されている、ことを特徴とする。
ここで、「前記ベルトの一部を前記凹部内に押し込む凸部」とは、凹部内に凸部が入り込むことを要件とするものでなく、ベルトの一部が凹部の開口面より内部に入り込んでいればよい。
ここで、「前記ベルトの一部を前記凹部内に押し込む凸部」とは、凹部内に凸部が入り込むことを要件とするものでなく、ベルトの一部が凹部の開口面より内部に入り込んでいればよい。
この発明によれば、長孔の一端寄りに軸部が位置する第1の位置に第2部材がスライドされた状態では、第2部材の挟持部と第1部材の底部との間に形成される隙間も大きく確保されているから、ベルトを第2部材や第1部材に対して抵抗が少ない状態で長手方向へスライドさせることができる。
この状態において、第2部材が第1の位置から第2の位置にスライドする方向(ロック方向)へベルトを引く。このとき、ベルトの一部は、挟持部および底部のいずれか一方に形成された凹部といずれか他方に形成された凸部とによって挟まれているから、ベルトの動きに連動して第2部材も一緒に第2の位置にスライドされる。すると、第2の位置では、挟持部と底部との間に形成される隙間が小さく形成されているから、この間にベルトがロックされる。
この状態において、第2部材が第1の位置から第2の位置にスライドする方向(ロック方向)へベルトを引く。このとき、ベルトの一部は、挟持部および底部のいずれか一方に形成された凹部といずれか他方に形成された凸部とによって挟まれているから、ベルトの動きに連動して第2部材も一緒に第2の位置にスライドされる。すると、第2の位置では、挟持部と底部との間に形成される隙間が小さく形成されているから、この間にベルトがロックされる。
逆に、第2部材が第1の位置にスライドする方向(ロック方向とは反対方向)へベルトを引くと、ベルトの動きに連動して第2部材も一緒に第1の位置にスライドされる。すると、第1の位置では、挟持部と底部との間に形成される隙間が大きく形成されているから、ベルトのロック状態が解除され、ベルトをスライドさせながら位置調整することができる。つまり、第1部材や第2部材に対して抵抗が少ない状態でスライドさせることができるから、動きも楽に、かつ、ベルトの破損などの問題も生じることが少ない。
従って、本発明では、挟持部およびこれに対向する底部のいずれか一方に凹部を、いずれか他方にベルトの一部を凹部内に押し込む凸部を形成し、この凹部と凸部とによって、ベルトの引き動作に連動させて第2部材をロック方向と反ロック方向、つまり、位置調整可能な方向へスライドさせるようにしたので、ばね部材などの部品を削減できる。また、第2部材が第1の位置にスライドした状態では、第2部材の挟持部と第1部材の底部との間に形成される隙間も大きく確保されているから、ベルトの損傷も少なく、ベルトの位置調整を容易に行える。
また、前述した発明によれば、凸部がベルトの挿通方向に沿って連続した凸条として形成されていれば、第2部材が第1の位置と第2の位置との間をスライドするとき、挟持部および底部のいずれか一方に形成された凹部が凸条に常に対向した状態に維持することができる。従って、ベルトの一部を常に凹部内に押し込んだ状態にできるから、ベルトの動きに連動させて第2部材をスライドさせるとこができる。
さらに、前述した発明によれば、凸条の形状が、第2部材が第1の位置から第2の位置にスライドする方向へ向かうに従って、幅寸法が次第に広く、または、挟持部との間隔が次第に狭くなるように形成されていれば、第2部材が第1の位置から第2の位置にスライドしたとき、凹部と凸条との隙間が次第に狭くなるため、この間に挟まれたベルトが更に締め付けられる。そのため、ベルトを確実にロックすることができるとともに、厚みの異なるベルトにも適用できる利点がある。
本発明において、前記挟持部に対向する前記底部は、前記第2部材が第1の位置から第2の位置にスライドする方向へ向かうに従って、前記挟持部に接近する方向へ傾斜して形成されている、ことが好ましい。
この発明によれば、挟持部に対向する底部が、第2部材が第1の位置から第2の位置にスライドする方向へ向かうに従って、挟持部に接近する方向へ傾斜して形成されているから、スライド機構の長孔を傾斜させなくても、あるいは、傾斜角度を小さくしても、第2部材が第2の位置にスライドされた状態において挟持部と底部との間に形成される隙間を小さくできる。つまり、長孔を傾斜させなくてもよいため、あるいは、長孔の傾斜角度を小さくできるため、第2部材のスライド動作をスムーズに行うことができる。
この発明によれば、挟持部に対向する底部が、第2部材が第1の位置から第2の位置にスライドする方向へ向かうに従って、挟持部に接近する方向へ傾斜して形成されているから、スライド機構の長孔を傾斜させなくても、あるいは、傾斜角度を小さくしても、第2部材が第2の位置にスライドされた状態において挟持部と底部との間に形成される隙間を小さくできる。つまり、長孔を傾斜させなくてもよいため、あるいは、長孔の傾斜角度を小さくできるため、第2部材のスライド動作をスムーズに行うことができる。
本発明において、前記第2部材が前記第1部材に対して閉じた状態において、前記第2部材が前記軸部を支点として起立するのを防止する起き上がり防止機構が設けられている、ことが好ましい。
この発明によれば、起き上がり防止機構によって、第2部材が軸部を支点として起立するのが防止されているから、第2部材を第1部材に対して閉じた状態で、ベルトをスライド調整することができる。従って、操作性に優れる。
この発明によれば、起き上がり防止機構によって、第2部材が軸部を支点として起立するのが防止されているから、第2部材を第1部材に対して閉じた状態で、ベルトをスライド調整することができる。従って、操作性に優れる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
<実施形態の構成>
図1〜図4に示すように、本実施形態のカムロックバックルは、合成樹脂製の第1部材としての本体10と、この本体10の底部11との間に第1のベルト1を挿通する空間を隔てて本体10に保持されるとともに底部11との間に第1のベルト1を挟持する挟持部33を有する合成樹脂製の第2部材としての可動部材30と、本体10と可動部材30との間に設けられ可動部材30を本体10に対してスライド可能かつ起伏可能に保持するスライド機構40と、本体10と可動部材30との間に設けられ可動部材30の起き上がりを防止する起き上がり防止機構50とを備える。
<実施形態の構成>
図1〜図4に示すように、本実施形態のカムロックバックルは、合成樹脂製の第1部材としての本体10と、この本体10の底部11との間に第1のベルト1を挿通する空間を隔てて本体10に保持されるとともに底部11との間に第1のベルト1を挟持する挟持部33を有する合成樹脂製の第2部材としての可動部材30と、本体10と可動部材30との間に設けられ可動部材30を本体10に対してスライド可能かつ起伏可能に保持するスライド機構40と、本体10と可動部材30との間に設けられ可動部材30の起き上がりを防止する起き上がり防止機構50とを備える。
なお、ベルト1については、ある程度の腰(剛性)がある材質、例えば、繊維を折って帯び状に形成したものであるが、材質については問わない。また、本体10および可動部材30の材質についても、合成樹脂製に限らず、金属製であってもよい。
ここで、図4において、A,B方向をベルト1の挿通方向、C,D方向をベルト1の表裏方向、図3において、E方向を幅方向という。
ここで、図4において、A,B方向をベルト1の挿通方向、C,D方向をベルト1の表裏方向、図3において、E方向を幅方向という。
本体10は、図3〜図5に示すように、矩形板状の底部11と、この底部11の幅方向両側から直角にかつ一体的に起立された起立壁部12とを有する。
底部11の一端側には第2のベルト2を取り付けるベルト取付部13が形成されているとともに、底部11の他端部は、ベルト受部21として形成されている。ベルト取付部13は、底部11の一端側に第1のベルト1の挿通方向に間隔を隔てて両側の起立壁部12間に掛け渡された第1連結杆14および第2連結杆15と、これらの第1,第2連結杆14,15の間に形成された第1ベルト挿通孔16と、第2連結杆15とベルト受部21との間に形成された第2ベルト挿通孔17とを含んで構成されている。従って、第2のベルト2の先端を底部11の裏側から第2連結杆15を旋回させて底部11の表側に引き出し、第1ベルト挿通孔16から底部11の裏側に引き出したのち、第2のベルト2に固定することにより、第2のベルト2がベルト取付部13に固定される。なお、ベルト受部21の詳細については後述する。
底部11の一端側には第2のベルト2を取り付けるベルト取付部13が形成されているとともに、底部11の他端部は、ベルト受部21として形成されている。ベルト取付部13は、底部11の一端側に第1のベルト1の挿通方向に間隔を隔てて両側の起立壁部12間に掛け渡された第1連結杆14および第2連結杆15と、これらの第1,第2連結杆14,15の間に形成された第1ベルト挿通孔16と、第2連結杆15とベルト受部21との間に形成された第2ベルト挿通孔17とを含んで構成されている。従って、第2のベルト2の先端を底部11の裏側から第2連結杆15を旋回させて底部11の表側に引き出し、第1ベルト挿通孔16から底部11の裏側に引き出したのち、第2のベルト2に固定することにより、第2のベルト2がベルト取付部13に固定される。なお、ベルト受部21の詳細については後述する。
可動部材30は、図3〜図4、図6〜図7に示すように、幅寸法が本体10の起立壁部12間に収まる寸法で長さ寸法が本体10の長さ寸法より僅かに短い寸法の矩形板状に形成されたカバー部31と、このカバー部31の一端に形成された操作部32と、カバー部31の他端にカバー部31に対して略直角に一体成形された挟持部33とを含んで構成されている。
操作部32は、可動部材30が本体10に対して閉じられた状態のとき(図1の状態)、幅方向中央部分が本体10の第1連結杆14の輪郭形状よりも外方へ突出する円弧状に形成されているとともに、カバー部31よりも上方へ僅か傾斜する形状に形成されている。
挟持部33の先端面には、第1のベルト1に食い込むための歯部34が形成されている。歯部34は、断面略三角形状で幅方向に連続する突条が幅方向と直交する方向に複数本形成されている。
操作部32は、可動部材30が本体10に対して閉じられた状態のとき(図1の状態)、幅方向中央部分が本体10の第1連結杆14の輪郭形状よりも外方へ突出する円弧状に形成されているとともに、カバー部31よりも上方へ僅か傾斜する形状に形成されている。
挟持部33の先端面には、第1のベルト1に食い込むための歯部34が形成されている。歯部34は、断面略三角形状で幅方向に連続する突条が幅方向と直交する方向に複数本形成されている。
スライド機構40は、図3および図4に示すように、本体10の両側の起立壁部12に設けられた長孔41と、可動部材30の挟持部33の基端両側に一体的に突出形成され長孔41にスライド可能かつ回動可能に係合する軸部42とを含んで構成され、長孔41の一端寄り(図4中左側)に軸部42が位置する第1の位置と長孔41の他端寄り(図4中右側)に軸部42が位置する第2の位置との間で可動部材30をスライド可能に保持している。
長孔41は、起立壁部12の中央寄りに位置する一端側に対して、他端側が本体10の底部11に接近する方向へ傾斜して形成されている。そのため、可動部材30が第1の位置にスライドされた状態において、挟持部33と底部11との間に形成される隙間(図8のH1)よりも、可動部材30が第2の位置にスライドされた状態において、挟持部33と底部11との間に形成される隙間(図10のH2)が小さくなるように形成されている。
なお、長孔41より上方の起立壁部12には、起立壁部12の内面から上面に向かって外側に拡開する傾斜面43が形成されている。これにより、可動部材30の軸部42を傾斜面43を利用して長孔41内に無理なく誘導することができるようになっている。
長孔41は、起立壁部12の中央寄りに位置する一端側に対して、他端側が本体10の底部11に接近する方向へ傾斜して形成されている。そのため、可動部材30が第1の位置にスライドされた状態において、挟持部33と底部11との間に形成される隙間(図8のH1)よりも、可動部材30が第2の位置にスライドされた状態において、挟持部33と底部11との間に形成される隙間(図10のH2)が小さくなるように形成されている。
なお、長孔41より上方の起立壁部12には、起立壁部12の内面から上面に向かって外側に拡開する傾斜面43が形成されている。これにより、可動部材30の軸部42を傾斜面43を利用して長孔41内に無理なく誘導することができるようになっている。
起き上がり防止機構50は、図1〜図3に示すように、可動部材30を本体10に対して閉じた状態において、可動部材30が軸部42を支点として起き上がる、つまり、可動部材30が本体10に対して略直角状態に起立するのを防止するもので、本体10の起立壁部12の内側に設けられた係合部51と、可動部材30のカバー部31の両側に設けられ係合部51に係合される被係合部52とを含んで構成されている。
係合部51は、起立壁部12の上面から下方へ向かうに従って起立壁部12の内側に次第に突出したのち、底部11と平行な係止面を有する突起によって形成されている。
被係合部52は、カバー部31の内面から外面に向かうに従ってカバー部31の外側に次第に突出したのち、カバー部31と平行な係止面を有する突起によって形成されている。
従って、本体10に対して可動部材30を閉じると、被係合部52が係合部51に当接する。更に、可動部材30が閉じる方向へ押し込むと、被係合部52が係合部51を乗り越えて係合部51の係止面で係止されることによって、可動部材30の起き上がりが防止される。
係合部51は、起立壁部12の上面から下方へ向かうに従って起立壁部12の内側に次第に突出したのち、底部11と平行な係止面を有する突起によって形成されている。
被係合部52は、カバー部31の内面から外面に向かうに従ってカバー部31の外側に次第に突出したのち、カバー部31と平行な係止面を有する突起によって形成されている。
従って、本体10に対して可動部材30を閉じると、被係合部52が係合部51に当接する。更に、可動部材30が閉じる方向へ押し込むと、被係合部52が係合部51を乗り越えて係合部51の係止面で係止されることによって、可動部材30の起き上がりが防止される。
ここで、図3〜図7に示すように、可動部材30の挟持部33およびこれに対向する本体10の底部11つまりベルト受部21のいずれか一方には凹部が、挟持部33およびこれに対向するベルト受部21のいずれか他方には第1のベルト1の一部を凹部内に押し込む凸部が形成されている。本実施形態では、挟持部33には凹部としての凹溝35が形成されているとともに、ベルト受部21には第1のベルト1の一部を凹溝35内に押し込む凸部としての凸条22が形成されている。
凹溝35は、断面矩形状で、挟持部33の幅方向に所定間隔離れてかつ第1のベルト1の挿通方向に沿って貫通して2本形成されている。
凸条22は、2本の凹溝35に対向するベルト受部21に、第1のベルト1の挿通方向に沿って連続して2本形成されている。凸条22の断面形状は、一端側では先端が尖った三角形状で、可動部材30が第1の位置から第2の位置にスライドする方向へ向かうに従って、幅寸法が次第に広くなるように形成されたのち、その幅広の寸法が維持されるように形成されている。凸条22の高さ寸法は、第1のベルト1の一部を凹溝35内に押し込むことができる高さを有していればよく、可動部材30が第1の位置にスライドした状態においても、凹溝35内に凸条22の先端が入り込む必要はない。つまり、第1のベルト1の一部が凹溝35の開口側角部を結ぶ線より凹溝35内に入り込む状態が確保できればよい。
凹溝35は、断面矩形状で、挟持部33の幅方向に所定間隔離れてかつ第1のベルト1の挿通方向に沿って貫通して2本形成されている。
凸条22は、2本の凹溝35に対向するベルト受部21に、第1のベルト1の挿通方向に沿って連続して2本形成されている。凸条22の断面形状は、一端側では先端が尖った三角形状で、可動部材30が第1の位置から第2の位置にスライドする方向へ向かうに従って、幅寸法が次第に広くなるように形成されたのち、その幅広の寸法が維持されるように形成されている。凸条22の高さ寸法は、第1のベルト1の一部を凹溝35内に押し込むことができる高さを有していればよく、可動部材30が第1の位置にスライドした状態においても、凹溝35内に凸条22の先端が入り込む必要はない。つまり、第1のベルト1の一部が凹溝35の開口側角部を結ぶ線より凹溝35内に入り込む状態が確保できればよい。
また、凸条22が形成された本体10の底部11、つまり、可動部材30の挟持部33に対向するベルト受部21は、第1のベルト1の挿通方向の両端が上方へ湾曲した湾曲面に形成されている。つまり、可動部材30が第1の位置から第2の位置にスライドする方向へ向かうに従って、挟持部33に接近する方向へ傾斜して形成されている。
<ベルトの位置調整操作およびロック操作>
起き上がり防止機構50によって可動部材30が本体10に対して閉じられ、かつ、可動部材30が第1の位置にスライドされた状態、つまり、長孔41の一端寄りに軸部42が位置する第1の位置に可動部材30がスライドされた状態では、図8に示すように、可動部材30の挟持部33と本体10のベルト受部21との間に形成される隙間H1も大きく確保されているから、第1のベルト1を可動部材30や本体10に対して抵抗が少ない状態で長手方向の一方向(締付方向A)へスライドさせながら、締め付け状態を調整することができる。
起き上がり防止機構50によって可動部材30が本体10に対して閉じられ、かつ、可動部材30が第1の位置にスライドされた状態、つまり、長孔41の一端寄りに軸部42が位置する第1の位置に可動部材30がスライドされた状態では、図8に示すように、可動部材30の挟持部33と本体10のベルト受部21との間に形成される隙間H1も大きく確保されているから、第1のベルト1を可動部材30や本体10に対して抵抗が少ない状態で長手方向の一方向(締付方向A)へスライドさせながら、締め付け状態を調整することができる。
この状態においては、図9に示すように、第1のベルト1の一部は、本体10のベルト受部21に形成された凸条22によって挟持部33に形成された凹溝35内に押し込まれている。
従って、この状態から、第1のベルト1を長手方向の他方向(ロック方向B)へ引くと、第1のベルト1の動きに連動して可動部材30も一緒にスライドされる。つまり、可動部材30の軸部42が長孔41の他端寄りに移動され、可動部材30が第2の位置にスライドされる(図10参照)。すると、第2の位置では、挟持部33とベルト受部21との間に形成される隙間H2が小さく形成されているから、この間に第1のベルト1がロックされる(図11参照)。
従って、この状態から、第1のベルト1を長手方向の他方向(ロック方向B)へ引くと、第1のベルト1の動きに連動して可動部材30も一緒にスライドされる。つまり、可動部材30の軸部42が長孔41の他端寄りに移動され、可動部材30が第2の位置にスライドされる(図10参照)。すると、第2の位置では、挟持部33とベルト受部21との間に形成される隙間H2が小さく形成されているから、この間に第1のベルト1がロックされる(図11参照)。
図10の状態から、第1のベルト1を締付方向Aへ引くと、第1のベルト1の動きに連動して可動部材30も一緒に第2の位置から第1の位置にスライドされる。すると、第1の位置では、図8に示すように、挟持部33とベルト受部21との間に形成される隙間H1が大きく形成されているから、第1のベルト1のロック状態が解除され、第1のベルト1を締付方向Aへスライドさせながら、締付状態を調整することができる。
従って、可動部材30を本体10に対して閉じた状態において、第1のベルト1を締付方向Aへスライドさせると、第1のベルト1を本体10や可動部材30に対して抵抗が少ない状態でスライドさせることができるから、ベルトの破損などの問題も生じることが少なく、締付状態を容易に調整することができる。しかも、この状態において、第1のベルト1をロック方向Bへ引くと、第1のベルト1をロックすることができるから、ロック操作も簡単にできる。
なお、第1のベルト1を緩む方向へ位置調整するには、可動部材30の操作部32を本体10に対して持ち上げる。すると、図4に示すように、可動部材30は軸部42を支点として起き上がるから、可動部材30の挟持部33がベルト受部21から離れる。この状態では、本体10のベルト受部21と可動部材30との間の隙間が大きく確保されているから、第1のベルト1を図4のB方向へ引いて自由に長さ調整することができる。
<実施形態の効果>
本実施形態によれば、可動部材30の挟持部33に凹溝35を形成し、本体10に第1のベルト1の一部を凹溝35内に押し込む凸条22を形成し、この凹溝35と凸条22とによって、第1のベルト1の引き動作に連動させて可動部材30をロック方向と締付方向へスライドさせるようにしたので、ばね部材などの部品を削減できる。また、可動部材30が第1の位置にスライドした状態では、可動部材30の挟持部33と本体10のベルト受部21との間に形成される隙間H1も大きく確保されているから、第1のベルト1の損傷も少なく、第1のベルト1の位置調整を容易に行える。
本実施形態によれば、可動部材30の挟持部33に凹溝35を形成し、本体10に第1のベルト1の一部を凹溝35内に押し込む凸条22を形成し、この凹溝35と凸条22とによって、第1のベルト1の引き動作に連動させて可動部材30をロック方向と締付方向へスライドさせるようにしたので、ばね部材などの部品を削減できる。また、可動部材30が第1の位置にスライドした状態では、可動部材30の挟持部33と本体10のベルト受部21との間に形成される隙間H1も大きく確保されているから、第1のベルト1の損傷も少なく、第1のベルト1の位置調整を容易に行える。
また、凸条が第1のベルト1の挿通方向に沿って連続した凸条22として形成されているので、可動部材30が第1の位置と第2の位置との間をスライドするとき、挟持部33に形成された凹溝35を凸条22に常に対向した状態に維持することができる。従って、第1のベルト1の一部を常に凹溝35内に押し込んだ状態にできるから、第1のベルト1の動きに連動させて可動部材30をスライドさせることができる。
また、凸条22の形状が、可動部材30が第1の位置から第2の位置にスライドする方向へ向かうに従って、次第に幅広にかつ挟持部33との隙間が次第に狭くなるように形成されているので、可動部材30が第1の位置から第2の位置にスライドしたとき、凹溝35と凸条22との隙間が次第に狭くなるため、この間に挟まれた第1のベルト1を更に締め付けることができる。よって、第1のベルト1を確実にロックすることができるとともに、厚みの異なるベルトにも適用できる利点がある。
また、挟持部33に対向するベルト受部21が、中央部分から第1のベルト1の挿通方向(図4で左右方向)の両端が上方に向かって湾曲しているから、つまり、図4中右半分については、可動部材30が第1の位置から第2の位置にスライドする方向へ向かうに従って、挟持部33に接近する方向へ傾斜して形成されているから、スライド機構40の長孔41を傾斜させなくても、あるいは、長孔41の傾斜角度を小さくしても、可動部材30が第2の位置にスライドされた状態において挟持部33とベルト受部21との間に形成される隙間を小さくできる。従って、長孔41の傾斜角度を小さくできるため、可動部材30のスライド動作をスムーズに行うことができる。
また、ベルト受部21のうち、図4中左半分(ベルト受部21の中央位置から一端側が上方へ向かって湾曲)についても、第1のベルト1が図10に示すように、ベルト受部21の左端と挟持部33とを結ぶ線に沿って張った状態になるため、挟持部33の食い付き効果が高く、従って、ロック時に保持力が高い利点がある。
また、ベルト受部21のうち、図4中左半分(ベルト受部21の中央位置から一端側が上方へ向かって湾曲)についても、第1のベルト1が図10に示すように、ベルト受部21の左端と挟持部33とを結ぶ線に沿って張った状態になるため、挟持部33の食い付き効果が高く、従って、ロック時に保持力が高い利点がある。
また、起き上がり防止機構50が設けられているから、この起き上がり防止機構50によって、可動部材30が軸部42を支点として起立するのを防止することができる。従って、可動部材30を本体10に対して閉じた状態で、第1のベルト1をスライド調整することができるから、操作性に優れる。
また、部品点数としては、本体10と可動部材30との2部品から構成したので、部品の製作コストおよび組立コストを低減することができる。
<変形例>
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
前記実施形態では、可動部材30の挟持部33に凹部としての2本の凹溝35を、本体10のベルト受部21に凸部としての2本の凸条22を形成したが、これらは逆でもよい。つまり、可動部材30の挟持部33に凸部としての2本の凸条22を、本体10のベルト受部21に凹部としての2本の凹溝35を形成しても、同様な効果が期待できる。
また、凹溝35および凸条22の本数も、2本に限らず、1本でもよく、あるいは、3本以上でもよい。
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
前記実施形態では、可動部材30の挟持部33に凹部としての2本の凹溝35を、本体10のベルト受部21に凸部としての2本の凸条22を形成したが、これらは逆でもよい。つまり、可動部材30の挟持部33に凸部としての2本の凸条22を、本体10のベルト受部21に凹部としての2本の凹溝35を形成しても、同様な効果が期待できる。
また、凹溝35および凸条22の本数も、2本に限らず、1本でもよく、あるいは、3本以上でもよい。
また、凹溝35の断面形状と凸条22との断面形状についても、上記実施形態例に限られない。例えば、図12Aに示すように、凹溝35も凸条22も、共に、矩形形状であってもよく、あるいは、図12Bに示すように、凸条22については山形に隆起した凸条であってもよい。
更に、凸条22も、第1のベルト1の挿通方向に沿って連続する形状であったが、これに限られない。例えば、凸条22を第1のベルト1の挿通方向に沿って一定間隔毎に分断し、凸部が一定間隔毎に配列された構成、あるいは、1つの凸部が一箇所に設けられた構成であってもよい。
前記実施形態では、本体10のベルト受部21を湾曲面として形成したが、これに限られない。例えば、図13に示すように、本体10のベルト受部21をフラットなベルト受部21としてもよい。この場合、可動部材30が第2の位置にスライドした際、可動部材30の挟持部33とベルト受部21との間に形成される空間を狭くする必要があるため、長孔41の傾斜角度を大きくすればよい。
逆に、図14に示すように、長孔41を傾斜させずに、第1のベルト1の挿通方向と平行に形成し、ベルト受部21を湾曲面や傾斜面としてもよい。
逆に、図14に示すように、長孔41を傾斜させずに、第1のベルト1の挿通方向と平行に形成し、ベルト受部21を湾曲面や傾斜面としてもよい。
前記実施形態では、本体10に係合部51を設けるとともに、可動部材30に被係合部52を設け、これらによって起き上がり防止機構50を構成したが、これについては無くてもよい。例えば、可動部材30の内部に第1のベルト1を通すようにすれば、第1のベルト1によって可動部材30の起き上がりを防止することができる。
前記実施形態では、スライド機構40を、本体10の起立壁部12に形成した長孔41と、可動部材30の形成した軸部42とから構成したが、これらは逆でもよい。つまり、本体10の起立壁部12に軸部42を形成し、可動部材30に長孔41を形成するようにしても、同様な効果が期待できる。なお、長孔41は貫通孔に限らず、止まり穴(窪み)であってもよい。
前記実施形態では、本体10にベルト取付部13を形成して第2のベルト2を取り付けるようにしたが、これに限られない。
例えば、図15に示すように、プラグ61とこのプラグ61が着脱可能に装着されるソケット63とからなるバックル60のうちいずれか一方、例えば、プラグ61を本体10に一体的に形成するようにしてもよい。プラグ61は一対の脚部62を有し、ソケット63は脚部62が挿入して係合する係合部64と第2のベルト2を取り付けるベルト取付部65とを有しているから、プラグ61をソケット63に係合させれば、本体10に第2のベルト2を着脱可能に取り付けることができる。
更に、本体10のベルト取付部13をなくし、本体10を鞄などの止着体に直接固定するようにしてもよい。
例えば、図15に示すように、プラグ61とこのプラグ61が着脱可能に装着されるソケット63とからなるバックル60のうちいずれか一方、例えば、プラグ61を本体10に一体的に形成するようにしてもよい。プラグ61は一対の脚部62を有し、ソケット63は脚部62が挿入して係合する係合部64と第2のベルト2を取り付けるベルト取付部65とを有しているから、プラグ61をソケット63に係合させれば、本体10に第2のベルト2を着脱可能に取り付けることができる。
更に、本体10のベルト取付部13をなくし、本体10を鞄などの止着体に直接固定するようにしてもよい。
本発明は、ベルトを長手方向の一方向へスライドさせながら位置調整でき、かつ、その位置でロック可能なカムロックバックルとして利用することができる。
1…第1のベルト、10…本体(第1部材)、11…底部、12…起立壁部、21…ベルト受部、22…凸条(凸部)、30…可動部材(第2部材)、33…挟持部、35…凹溝(凹部)、41…長孔、42…軸部、50…起き上がり防止機構。
Claims (3)
- 底部(11)の幅方向両側に起立壁部(12)を有する第1部材(10)と、
前記第1部材(10)の底部(11)との間にベルト(1)を挿通する空間を隔てて前記第1部材(10)に保持されるとともに、前記底部(11)との間にベルト(1)を挟持する挟持部(33)を有する第2部材(30)と、
前記起立壁部(12)および前記第2部材(30)のいずれか一方に設けられた長孔(41)および前記起立壁部(12)および前記第2部材(30)のいずれか他方に設けられ前記長孔(41)にスライド可能に係合する軸部(42)を有し、前記長孔(41)の一端寄りに前記軸部(42)が位置する第1の位置と前記長孔(41)の他端寄りに前記軸部(42)が位置する第2の位置とに前記第2部材(30)をスライド可能に保持するスライド機構(40)とを備え、
前記第2部材(30)が前記第1の位置にスライドされた状態において前記挟持部(33)と前記底部(11)との間に形成される隙間(H1)よりも、前記第2部材(30)が前記第2の位置にスライドされた状態において前記挟持部(33)と前記底部(11)との間に形成される隙間(H2)が小さく形成されたカムロックバックルにおいて、
前記挟持部(33)およびこの挟持部(33)に対向する前記底部(11)のいずれか一方には、凹部が前記ベルト(1)の挿通方向に沿って形成され、
前記挟持部(33)およびこの挟持部(33)に対向する前記底部(11)のいずれか他方には、前記ベルト(1)の一部を前記凹部内に押し込む凸部が形成され、
前記凸部は、前記ベルト(1)の挿通方向に沿って連続した凸条(22)として形成され、
前記凸条(22)は、前記第2部材(30)が第1の位置から第2の位置にスライドする方向へ向かうに従って、幅寸法が次第に広くまたは前記挟持部(33)との間隔が次第に狭くなるように形成されている、
ことを特徴とするカムロックバックル。 - 前記挟持部(33)に対向する前記底部(11)は、前記第2部材(30)が第1の位置から第2の位置にスライドする方向へ向かうに従って、前記挟持部(33)に接近する方向へ傾斜して形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のカムロックバックル。
- 前記第2部材(30)が前記第1部材(10)に対して閉じた状態において、前記第2部材(30)が前記軸部(42)を支点として起立するのを防止する起き上がり防止機構(50)が設けられている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカムロックバックル。
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