JP5543301B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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例えば、特許文献1では、縦長の吸収性物品において、その縦方向に沿うようにズレ止め部が平面視においてI字状の配置パターンにされている。つまり、縦長のズレ止め部が前後において幅広に配され、他方、縦方向中央では幅方向中央にのみ配される配置である。また、特許文献2には、縦長の吸収性物品において、ズレ止め部が縦方向に多数間欠的に配置されており、該個々のズレ止め部の形状が長手方向両端部分から股間部分に向うにつれ幅方向長さが短くなるようにされている。これらの吸収性物品は、その股間部分における幅方向の側縁部が着衣と固定されず変形可能であることで、激しい身体の動きによる位置ずれを緩和しようとするものである。特許文献3では、バックシート表面の少なくとも60%以上に下着との固定手段としての接着剤が設けられていないと記載されている。しかし、接着剤の具体的配置までは開示はされていない。
該吸収性物品は、縦方向とこれに交差する幅方向とを備えて着衣の内側に配して使用される縦長の形状を有しており、かつ、その縦方向の両端に前記吸収体の存在しない端縁部を有し、前記吸収体は平面視において四隅に丸みを帯びた長方形状の輪郭を有し、その吸収体の存在する領域において前記裏面シートの非肌面側には、前記着衣に固着するためのズレ止め部が配置されており、該ズレ止め部の配置領域は、前記吸収体の縦方向に関して、その前後端近傍で幅方向左右一対の前記丸みを帯びた部分の間に前記ズレ止め部がその長さを幅方向に向けて配置された前後端ズレ止め領域と、その間で前記ズレ止め部が縦方向に所定の間隔をあけてその長さを幅方向に向けて複数配列された中央ズレ止め領域とに区分され、前記中央ズレ止め領域における個々のズレ止め部の縦方向長さ(w)が、前記所定の間隔(v)よりも短くされている(w<v)吸収性物品を提供するものである。
本実施形態における失禁パッド10は、着用時に肌面側に配置される液透過性の表面シート1、非肌面側に配置される防漏性の裏面シート2及び両シート間に介在された液保持性の吸収体3を有している。前記裏面シート2の非肌面側には、ズレ止め部5が配置されている。該ズレ止め部5は、例えば接着剤(固着性で脱着可能なもの)を塗布して形成できる。前記ズレ止め部5が後述の配置パターンとされることで長時間の着用であってもヨレ等が効果的に防止され得る。本実施形態において、失禁パッド10の幅方向左右両側部には、起立防漏壁Tをなすサイドシート4,4が配されている。失禁パッド10は、着用された時に、着用者の腹部から股下部を介して背側部に向かう方向に沿うように配される縦方向(X方向)と、これに直交する幅方向(Y方向)とを備え、着衣の内側に配して使用される縦長の形状を有している。
吸収体3の外形は前記失禁パッド10の外形と略相似形であり、その縦方向の端縁3j,3jは失禁パッド10の縦方向端縁部E,Eよりも内側に位置する。そのため該縦方向端縁部E,Eは、吸収体3が配されない部分である。なお、吸収体3の外形について、幅方向の長さ(D)及び縦方向の長さ(Wt)として説明する(図2参照)。また、前記縦方向の長さ(Wt)のうち、吸収体の直線状の外周側縁3iの部分を直線輪郭領域(W2)とし、その両側の向かい合う曲線部分r,rからなる部分(外周端縁3jに囲まれた部分)を曲線輪郭領域(W1)と区別して説明する(図2参照)。なお、吸収体3の形状は、本実施形態の長方形状に限定されず、この種の物品に通常用いられる形状を採用でき、例えば縦方向中央部分が括れた略砂時計形状であってもよい。
なお、本発明において、ズレ止め部5の形状は、吸収体3の形状に対応するよう概ね幅方向に延びる形状であれば、本実施形態の長方形状に限定されず、例えば、長楕円形状や括れのある形状であってもよい。このようにズレ止め部5及び非存在領域6の縦方向の長さが一定でない場合、ズレ止め部5と非存在領域6との好ましい数値範囲を、前記ズレ止め部5の縦方向の長さ(w)及び非存在領域6の縦方向長さ(v)に代えて、ズレ止め部5の面積と非存在領域6の面積の平均値の比率及び/又は差で示してもよい。
本実施形態において、前後端ズレ止め領域51,51では歩行時や着座時などの瞬間的な外力によるひずみを抑え、中央ズレ止め領域52では前記可動構造によって継続的な外力を効果的に緩和し得る。該可動構造においては、非存在領域6の部分で着衣Pが伸縮自在にされており、この着衣P部分が外力による伸縮や縒れ、捩れ等に対して柔軟に追従して変形可能である。この十分に広い非存在領域6の変形で外力を緩和しつつ、その変形においても各ズレ止め部5の部分で失禁パッド10と着衣Pとの固定が保持され得る。つまり、本実施形態の失禁パッド10は、着衣Pとの一体的な変形が可能な構造である。たとえ長時間の継続的な外力が加わりつづけても、該可動構造の非存在領域6の部分が継続的に変形状態を維持し、柔軟な裏面シート2は応力緩和によりクリープ変形して裏面シート2に加わる外力を吸収し、ズレ止め部5の部分が粘着剤などにより下着と強固に接着されているので、その外力が効果的に緩和されて失禁パッド10と着衣Pとの固定部分におけるひずみの増大が抑えられる。その結果、細かい縒れやズレ等が効果的に防止される。
本実施形態において、前後端ズレ止め領域51のズレ止め部5は、それぞれ失禁パッド10の縦方向端縁部E,Eにかからないようそれよりも内側に配置されている(図2参照)。失禁パッド10の縦方向端縁部Eは、吸収体3が配されない柔軟な部分としてむしろ固定されないことで外力を吸収し得る。特に、前記曲線部分qの部分で外力を分散させつつ変形可能であるので好ましい。このような配置が前記吸収体3に対応した可動構造と、吸収体3の曲線輪郭領域(W1)の形状と前後ズレ止め領域51に配されたズレ止め材5の配置構造と相俟って、継続的な外力が加わっても前記曲線部分qで持続的に外力を分散し、曲線輪郭領域に直接的な外力が加わりにくいと共に、曲線輪郭領域に加わった力を面方向に分散し易く、しかも前後ズレ止め領域51のズレ止め材が湾曲輪郭領域部分の捲れを抑制する。更に、本実施形態では、前後端ズレ止め領域51のズレ止め部5は剛性の高い吸収体端縁曲線部分rに接続されているので、そこからの吸収体3の部分での捲れを抑止するのに適しており、十分な捲れ抑制効果を得られるので好ましい。また失禁パッド10の縦方向端縁部Eを非固定とすることでやわらかな風合い、通気性及び透湿性を確保することができるので好ましい。吸収体3が配されない柔軟な部分をきっかけとする捲れが吸収体端縁曲線部分rのズレ止め部5の剥がれを防止する観点から、前後端ずれ止め領域51,51におけるズレ止め部5は、吸収体3の縦方向の端縁3j,3jと接触するか越えて配置されていることが好ましい。
本実施形態において、図4に示すとおり、裏面シート2は、その肌面側において吸収体3ないしはサイドシート4と接着固定部8にて接合されている。本実施形態において、接着固定部8は、ホットメルト接着剤をスパイラル塗工により塗布することで形成されている。接着固定部8の形成において、図5に示すとおり、接着剤の重複部分が直線状に複数条できる。その部分は、他の部分よりも接着剤の坪量が多く接着力が極大になる部分(以下、極大部分8aという。)である。本実施形態において、前記極大部分8aが縦方向に延びて幅方向に間欠的に配されている。換言すれば、該極大部分8aは、裏面シート2の非肌面側の非存在領域6に対して直交する方向に延び、該非存在領域6とできるだけ重ならないように配されている。このような配置とすることで、非存在領域6の部分の通気性及び透湿性が良好となり好ましい。
変形例1におけるズレ止め部5は、その幅方向中央部分が失禁パッド10の縦方向中央に向かって凸な弓状にされている。このような形状とすることで、ズレ止め部5の側縁部と中央部で異なる外力が加わり、変形することに追従しやすくなるので好ましい。変形例2におけるズレ止め部5は、縦方向中央部分に配されたズレ止め部を除き、縦方向中央部分に凸なくの字状にされている。このような形状とすることで、変形例1と同じ理由で好ましいが、さらにくの字の角度や幅を変えて活動度に適したパターンを設計しやすいので好ましい。なお、これら変形例1及び2においては、ズレ止め部5及び非存在領域の幅方向の形状に変化があり縦方向の長さが一定でないため、個々のズレ止め部5の面積の平均と個々の非存在衣領域6の面積の平均を、ズレ止め部5の縦方向長さ(w)及び非存在領域6の縦方向長さ(v)に代えて定めることができる。
[ズレ止め部]
ズレ止め部5は、失禁パッド10を着衣に固定する手段として、この種の物品に通常用いられるもの制限なく用いて形成することができる。例えば、エマルジョン系、水系、溶剤系の粘着剤やそれらを塗工した粘着テープ等が挙げられるが、充分な位置ずれ防止性能及び安定な生産性を得る観点から、ホットメルト粘着剤等の粘着剤を塗布して形成されるのが好ましい。該粘着剤としては、この種の物品に通常用いられるものを制限なく採用することができるが、主に天然ゴム類似の基本構造を有する合成ゴム系のブロック共重合体を用いることが好ましい。そのようなブロック共重合体としては、例えばスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、スチレン−エチレン−プロピレン−エチレン共重合体(SEPS)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エチレン−ブチレン−エチレン共重合体(SEBS)等が挙げられる。粘着剤は、これらのブロック共重合体から選択される一種又は二種以上のベースポリマーを10〜65重量%、特に30〜50重量%含むことが好ましい。
[接着固定部]
接着固定部8は、裏面シート2と吸収体3ないしはサイドシート4とを接着固定する部分であり、失禁パッド10の通気性及び透湿性を確保する観点から、前述のとおりホットメルト接着剤を所望の配置でスパイラルパターンで塗工する方法が挙げられる。なお、これ以外の接着固定方法として、接着剤に代えて、ヒートシール等の他の任意の接合方法を用いることもできる。また、接着剤で接合する場合、スロットコーター等によるべた塗りでも良いが、通気性及び透湿性の観点からパターン塗工が好ましい。パターン塗工の塗工パターンの好ましい例としては、スパイラルパターン、ドットパターン、ストライプパターン(縞状パターン)、格子パターン、市松模様状のパターン等が挙げられる。
表面シート1、裏面シート2、吸収体3、サイドシート4、弾性部材15の形成材料としては、この種の物品に採用されるものを特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート1としては、各種不織布(たとえば、エアスルー不織布やスパンボンド不織布など)の重ね合わせた構成や、不織布とフィルムとのラミネートからなり多数の開孔が形成されている複合シート等が用いられる。
裏面シート2としては、例えば、液防漏性であれば特に限定されないが、通気性及び透湿性を有していればより好ましく、例えば疎水性の熱可塑性樹脂と、炭酸カルシウム等からなる微小な無機フィラー又は相溶性のない有機高分子等とを溶融混練してフィルムを形成し、該フィルムを一軸又は二軸延伸して得られる多孔性フィルムが挙げられる。前記熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィンが挙げられる。該ポリオレフィンとしては、高〜低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等が挙げられ、これらを単独で又は混合して用いることができる。
サイドシート4としては、撥水性不織布が好ましく、具体的には、スパンボンド不織布、スパンボンド−メルトブローン(SM)不織布、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド(SMS)不織布等が用いられる。弾性部材15としては、例えば、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、天然ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ポリウレタン等を挙げることができ、形態としては、断面が矩形、正方形、円形、多角形状等の糸状ないし紐状(平ゴム等)のもの、或いはマルチフィラメントタイプの糸状のもの等を用いることができる。
吸収体3は、例えば、パルプなどの吸液性の繊維材料を主体とする吸収性コアに高吸収性ポリマーの粒子が混合されて構成されたものである。また、抗菌消臭台紙32及び消臭シート33の材料、製法における条件や、製品の寸法緒言は特に限定されないが、特開2001−70339号公報、特開2008−63711号公報に記載の事項を参照することができる。
(実施例1)
図1、2に示す失禁パッドを作製した。物品の全長、全幅はそれぞれ225mm、75mmとし、吸収体全長(Wt)、曲線輪郭領域(W1)はそれぞれ190mm、15mmとした。各ズレ止め部の縦方向長さ(w)を3.5mm、ズレ止め部間の間隔(非存在領域の縦方向長さ(v))を4.8mmとし、ズレ止め部を21本配置した。各ズレ止め部としてホットメルトを55g/m2の坪量で設けた。なお、ズレ止め部の物品幅方向長さ(d)と物品幅方向長さ(D)の比は0.79であった。
実施例1において、ズレ止め部の縦方向長さ(w)とズレ止め部間の間隔(非存在領域の縦方向長さ(v))をともに2.0mm、各ズレ止め部のホットメルト坪量を50g/m2、ズレ止め材本数と41本とした以外は同様にして失禁パッドを作製した。
<粘着層の接着力の測定方法>
20℃、50%HRの環境内でテンシロン引張試験機を用いて評価する。失禁パッドの露出したズレ止め粘着剤の層を上に向けて、試験布としてのカナキン〔JIS染色堅ろう度試験用(JIS L0803準拠);長さ200mm×幅50mm〕を該層上に貼付した。2kgのローラーを貼付面上で静かに一往復させて加圧した。次いで、テンシロン引張試験機の一方のチャックにナプキンの長手方向に沿う一端を固定すると共に、他方のチャックにカナキンの一端を固定してT字状試験片となした後、引張速度300mm/minで引張試験を行い、引張に要する力を1cm当たりに換算したものを初期粘着力とした。
<通気度>
JIS Z−0208を準拠し、以下の様に行った。まず、透湿フィルム(ズレ止め部を有する裏面シート)より直径60mm以上の円形を切り取り、これを試験片として作成した。18gの塩化カルシウムが入ったカップの上に試験片を置き、試験片の直径60mmの周囲を封ロウ剤で固め、上皿電子天秤にて質量を量る(このときの質量をW0とする)。次に、30℃90%RH恒温恒湿装置の中の試料台にロウで固めた試験片付カップを置き、テ-ブルを回転させる。1時間後、カップを取り出し上皿電子天秤で質量を量る(このときの質量をW1とする)。
次式より透湿度を求める。
透湿度[g/100cm2・hr]=(W1−W0)×3.54
2 裏面シート
3 吸収体
4 サイドシート
5 ズレ止め部
6 非存在領域
8 接着固定部
10 失禁パッド
Claims (6)
- 着用時に肌面側に配置される表面シート、非肌面側に配置される裏面シート、及び前記両シート間に介在された液保持性の吸収体を具備する吸収性物品であって、
該吸収性物品は、縦方向とこれに交差する幅方向とを備えて着衣の内側に配して使用される縦長の形状を有しており、かつ、その縦方向の両端に前記吸収体の存在しない端縁部を有し、
前記吸収体は平面視において四隅に丸みを帯びた長方形状の輪郭を有し、その吸収体の存在する領域において前記裏面シートの非肌面側には、前記着衣に固着するためのズレ止め部が配置されており、該ズレ止め部の配置領域は、前記吸収体の縦方向に関して、その前後端近傍で幅方向左右一対の前記丸みを帯びた部分の間に前記ズレ止め部がその長さを幅方向に向けて配置された前後端ズレ止め領域と、その間で前記ズレ止め部が縦方向に所定の間隔をあけてその長さを幅方向に向けて複数配列された中央ズレ止め領域とに区分され、前記中央ズレ止め領域における個々のズレ止め部の縦方向長さ(w)が、前記所定の間隔(v)よりも短くされており(w<v)、
前記吸収性物品には前記吸収体の左右幅方向外方に防漏壁をなすサイドシートが配されており、該サイドシートの端部が前記吸収体の非肌面側に巻き込まれて前記裏面シートと接合されて前記防漏壁の基底部をなし、該基底部が前記ズレ止め部の幅方向両側縁より内方にまで形成されている吸収性物品。 - 前記裏面シートと前記吸収体ないし前記サイドシートとが接着固定部で固定されており、該接着固定部の接着力が極大にされた部分が幅方向に間欠的になるように配置されている請求項1に記載の吸収性物品。
- 着用時に肌面側に配置される表面シート、非肌面側に配置される裏面シート、及び前記両シート間に介在された液保持性の吸収体を具備する吸収性物品であって、
該吸収性物品は、縦方向とこれに交差する幅方向とを備えて着衣の内側に配して使用される縦長の形状を有しており、かつ、その縦方向の両端に前記吸収体の存在しない端縁部を有し、
前記吸収体は平面視において四隅に丸みを帯びた長方形状の輪郭を有し、その吸収体の存在する領域において前記裏面シートの非肌面側には、前記着衣に固着するためのズレ止め部が配置されており、該ズレ止め部の配置領域は、前記吸収体の縦方向に関して、その前後端近傍で幅方向左右一対の前記丸みを帯びた部分の間に前記ズレ止め部がその長さを幅方向に向けて配置された前後端ズレ止め領域と、その間で前記ズレ止め部が縦方向に所定の間隔をあけてその長さを幅方向に向けて複数配列された中央ズレ止め領域とに区分され、前記中央ズレ止め領域における個々のズレ止め部の縦方向長さ(w)が、前記所定の間隔(v)よりも短くされており(w<v)、
前記ズレ止め部として、縦方向外方から物品中央部分に向って凸形状に屈曲又は湾曲した形状の中央ズレ止め領域を有する吸収性物品。 - 前記ズレ止め部各々が、その縦方向長さ(w)と前記所定の間隔(v)との比(w/v)で0.20〜0.91となるよう配置された請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
- 前記吸収性物品において吸収体の存在しない前後端の端縁部には前記ズレ止め部が存在しない請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
- 前記前後端ズレ止め領域において、前記ズレ止め部が前記吸収体の側部外縁と接触又は超えて存在する請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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