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JP5524180B2 - 絆創膏用包装材および絆創膏包装体 - Google Patents

絆創膏用包装材および絆創膏包装体 Download PDF

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Description

本発明は、絆創膏用包装材および絆創膏包装体に関するものである。
従来より、表面基材と粘着層とパッド層と剥離シートとを備えた絆創膏を収納するのに用いられる包装材が知られている。この包装材は、シート基材と、シート基材の表面に形成され、ゴムとアクリル樹脂とで構成されたコールドシール層とを有する一対のシート材で構成されている(例えば、特許文献1参照)。
このような包装材では、一対のシート材のコールドシール層同士を接触させて圧力を加えると、コールドシール層同士が接着されるという性質を利用することにより、シート材同士を接着して、その内部に絆創膏を密封する。これにより、絆創膏が細菌などにより汚染されるのを防止している。
しかしながら、従来の包装材では、絆創膏を収納した状態が長期にわたって維持されると、表面基材側のシート材のコールドシール層と表面基材とが経時的に密着(接着)し、包装材と絆創膏との分離が困難となるといった問題があった。かかる問題を解決するために、表面基材側のシート材にコールドシール層を設けないことも考えられる。しかしながら、この場合、剥離シート側のシート材のコールドシール層と表面基材側のシート材のシート基材とを接着して、絆創膏を包装するので、包装材の密封性が担保できないといった問題があった。このように、包装材の密封性が損なわれると、密封の不完全な部分から細菌などが包装材の内部に侵入して、絆創膏が汚染されてしまう。すなわち、絆創膏の滅菌状態を保証することが出来なくなる。
特開平09−150475号公報
本発明の目的は、絆創膏用包装材および絆創膏包装体を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(7)の本発明により達成される。
(1)
表面基材と、該表面基材の一方の面に設けられた粘着層と、前記粘着層を覆うよう貼着された剥離シートとを有する絆創膏を収納するのに用いられる絆創膏用包装材であって、
前記絆創膏を前記絆創膏用包装材に収納した状態で、前記絆創膏の前記表面基材と対向するように設置され、第1のシート基材と、該第1のシート基材の前記絆創膏側に設けられた第1のコールドシール層とを有する第1のシートと、
前記絆創膏を前記絆創膏用包装材に収納した状態で、前記絆創膏の前記剥離シートと対向するように設置され、第2のシート基材と、該第2のシート基材の前記絆創膏側に設けられた第2のコールドシール層とを有する第2のシートとで構成され、
前記第1のコールドシール層および前記第2のコールドシール層は、それぞれ、ゴムとアクリル樹脂との混合物で構成され前記第1のコールドシール層のゴムの含有率は、前記第2のコールドシール層のゴムの含有率よりも小さいことを特徴とする絆創膏用包装材。
(2)
前記第1のコールドシール層の前記ゴムの含有率をA[質量%]、前記第2のコールドシール層の前記ゴムの含有率をB[質量%]としたとき、1.05≦B/A≦2.40の関係を満足する上記(1)に記載の絆創膏用包装材。
(3)
前記第1のコールドシール層において、前記ゴムと前記アクリル樹脂との質量比率は、0.3:1〜2.2:1である上記(1)に記載の絆創膏用包装材。
(4)
前記第2のコールドシール層において、前記ゴムと前記アクリル樹脂との質量比率は、2.3:1〜4:1である上記(1)に記載の絆創膏用包装材。
(5)
上記(1)に記載の絆創膏用包装材と、
該絆創膏用包装材に収納され、表面基材と、該表面基材の一方の面に設けられた粘着層と、前記粘着層を覆うよう貼着された剥離シートとを有する絆創膏とを備えることを特徴とする絆創膏包装体。
(6)
前記絆創膏の前記表面基材は、ポリウレタンフィルムである上記(5)に記載の絆創膏包装体。
(7)
前記絆創膏は、さらに、前記表面基材の前記粘着層と反対側の面に設けられた印刷層を有する上記(5)に記載の絆創膏包装体。
本発明によれば、絆創膏を高い密封状態で収納し得、かつ、絆創膏を容易に取り出すことができる絆創膏用包装材および該絆創膏用包装材に絆創膏が収納された絆創膏包装体を提供することができる。
図1は、本発明の絆創膏用包装材の好適な実施形態を示す縦断面図である。 図2は、本発明の絆創膏包装体の好適な実施形態を示す平面図である。
以下、本発明の絆創膏用包装材および絆創膏包装体を好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の絆創膏用包装材の好適な実施形態を示す縦断面図、図2は、本発明の絆創膏包装体の好適な実施形態を示す平面図である。
絆創膏用包装材1は、図1および図2に示すように、その内部に、絆創膏100を収納するのに用いられる。
まず、絆創膏用包装材1の説明に先立ち、絆創膏100について説明する。
絆創膏100は、図1に示すように、表面基材101と、表面基材101の一方の面に設けられた粘着層102と、粘着層102の表面基材101と反対側の面に設けられたパッド層103と、粘着層102のパッド層103が設けられた面を覆うよう貼着された剥離シート104と、表面基材101の他方の面に設けられた印刷層105とを有している。
表面基材101は、粘着層102、パッド層103および印刷層105を支持する機能を有しており、主として樹脂材料で構成されたフィルムである。
表面基材101としては、例えば、ポリウレタンフィルム、塩化ビニルフィルム、ポリオレフィンフィルム等の柔軟性を有するフィルムを用いることができる。中でも、印刷適性に優れ、曲面追従性が高いことから、ポリウレタンフィルムが好適に用いられる。しかしながら、表面基材101としてポリウレタンフィルムを用いた場合、後述するような絆創膏用包装材と絆創膏100の表面基材101とが接着してしまうといった問題が顕著であったが、本発明の絆創膏用包装材1によれば、表面基材101としてポリウレタンフィルムを用いた場合であっても、上記問題の発生を効果的に防止することができる。
粘着層102は、絆創膏100を患部に添付する機能を備えた層である。
粘着層102を構成する材料としては、特に限定されず、例えば、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤、天然ゴム等が挙げられる。
パッド層103は、絆創膏を患部に添付した際に、患部の止血・保護等の機能を有する層である。
パッド層103としては、例えば、織布または不織布等、または、水または油状成分を含有する高分子ゲル等を用いることができる。また、織布または不織布の構成材料としては、例えば、レーヨン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリオレフィン、アルギン酸塩等が挙げられ、これらの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
剥離シート104は、粘着層102およびパッド層103を保護する機能を有している。
このような剥離シート104としては、特に限定されず、公知のものを用いることができる。中でも、剥離シート104として、後述するコールドシール層と接する面の表面粗さが大きい剥離シートが好ましく用いられる。特に、コールドシール層との密着性が低いことから、紙材に剥離剤を塗布した剥離シートがより好ましく用いられる。
印刷層105は、表面基材101上に設けられている。例えば、子供向け用の絆創膏の場合、印刷層105はキャラクター等の図柄を表示する層である。表面基材101上に印刷層105を設ける場合、表面基材101の印刷層105と接する面の表面粗さが小さいことが、印刷の仕上がりを美しくするために必要とされる。しかしながら、本実施形態のように表面基材101上に印刷層105を設けた場合、後述するような絆創膏用包装材と印刷層105とが接着してしまうといった問題が顕著であったが、本発明の絆創膏用包装材1によれば、表面基材1上に印刷層105を設けた場合であっても、上記問題の発生を効果的に防止することができる。
次に、絆創膏用包装材1について説明する。
図1に示すように、絆創膏用包装材1は、絆創膏100の表面基材101側に設置される第1のシート11aと、絆創膏100の剥離シート104側に設置される第2のシート11bとで構成されている。
第1のシート11aは、シート基材12aと、シート基材12a上に設けられたコールドシール層13aとを有しており、絆創膏100を絆創膏用包装材1に収納した状態でコールドシール層13aが絆創膏100を収納する側に向くよう設置される。
また、第2のシート11bは、シート基材12bと、シート基材12b上に設けられたコールドシール層13bとを有しており、絆創膏100を絆創膏用包装材1に収納した状態でコールドシール層13bが絆創膏100を収納する側に向くよう設置される。
シート基材12aおよびシート基材12bは、各コールドシール層を支持する機能を有しているとともに、絆創膏100を絆創膏用包装材1に収納した状態で絆創膏100が細菌等に汚染されるのを防止する機能を有している。
シート基材12aおよびシート基材12bとしては、特に限定されず、例えば、グラシン紙、高密度ポリエチレン不織布、ポリオレフィンフィルム、ポリエステルフィルム等が挙げられる。これらの中でも特に、絆創膏100の滅菌処理に用いられるエチレンオキサイドガスの透過性が高い点、取り扱い性が優れている点(適度な折れ曲がり易さを有している点)および安価であるという点からグラシン紙を用いるのが好ましい。
シート基材12aおよびシート基材12bの坪量(単位面積当たりの質量)は、20〜300g/mであるのが好ましく、20〜50g/mであるのがより好ましい。
コールドシール層13aおよびコールドシール層13bは、圧力を加えることにより接着する感圧接着性を有する層である。
コールドシール層13aおよびコールドシール層13bは、ゴムとアクリル樹脂とで構成されたコールドシール剤で形成された層である。このように、コールドシール層13aおよびコールドシール層13bは、それぞれ、構成成分としてゴムを含むことにより、感圧接着性を発現する。
このような絆創膏用包装材1は、上記第1のシート11aおよび第2のシート11bを、図1に示すように第1のシート11aおよび第2のシート11bのそれぞれのコールドシール層同士が対向するように設置した後、その縁部において第1のシート11aおよび第2のシート11bのそれぞれのコールドシール層同士を接着することにより、上述した絆創膏100を密封するものである。
ところで、従来より、端部で互いに接着する一対のシート材から構成され、該一対のシート材の間に絆創膏を収納する包装材では、絆創膏の表面基材側および剥離シート側にそれぞれ同じ構成のシート材を用いている。このような包装材では、絆創膏を収納した状態が長期にわたって維持されると、表面基材側のシート材のコールドシール層と表面基材とが経時的に密着(接着)し、包装材と絆創膏との分離が困難となるといった問題があった。このような問題は、絆創膏の表面基材としてポリウレタンフィルムを用いた場合や、表面基材上に印刷層を形成した場合に特に顕著であった。かかる問題を解決するために、表面基材側のシート材にコールドシール層を設けないことも考えられる。しかしながら、この場合、剥離シート側のシート材のコールドシール層と表面基材側のシート材のシート基板とを接着して、絆創膏を包装するので、密封性が担保できないといった問題があった。このように、密封性が損なわれると、密封の不完全な部分から細菌などが包装材の内部に侵入して、絆創膏が汚染されてしまう。すなわち、絆創膏の滅菌状態を保証することが出来なくなるといった問題があった。
これに対し、本発明者らは、鋭意検討した結果、各シート材のコールドシール層中のゴムの含有率が、コールドシール層同士の接着性およびコールドシール層と絆創膏の表面基材との接着性(密着性)に寄与することに着目し、本発明の完成に至った。すなわち、本発明者らは、絆創膏100の表面基材101側に配する第1のシート11aのコールドシール層13aのゴムの含有率を、絆創膏100の剥離シート104側に配する第2のシート11bのコールドシール層13bのゴムの含有率よりも小さくすることにより、上記問題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明の絆創膏用包装材1は、第1のシート11aのコールドシール層13aのゴムの含有率が、第2のシート11bのコールドシール層13bのゴムの含有率よりも小さいことに特徴を有している。これにより、第1のシート11aと第2のシート11bとの接着性を優れたものとすることができるため、絆創膏100を高い密封状態で絆創膏包装材1内に収納することができる。また、絆創膏100を絆創膏用包装材1内に収納した状態が長期にわたって維持された場合であっても、絆創膏用包装材1から絆創膏100を取り出す際に、絆創膏100の表面基材101と絆創膏用包装材1の第1のシート11aとが接着してしまい、絆創膏100と絆創膏用包装材1とが分離困難となるのを効果的に防止することができる。その結果、絆創膏100を容易に取り出すことができる。
第1のシート11aのコールドシール層13aのゴムの含有率をA[質量%]、第2のシート11bのコールドシール層13bのゴムの含有率をB[質量%]としたとき、1.05≦B/A≦2.40の関係を満足するのが好ましく、1.10≦B/A≦2.30の関係を満足するのがより好ましい。このような関係を満足することにより、絆創膏100をより高い密封状態で絆創膏用包装材1内に収納することができる。また、絆創膏用包装材1から絆創膏100を取り出す際に、絆創膏100の表面基材101と第1のシート11aとが接着してしまい、絆創膏100と絆創膏用包装材1とが分離困難となるのをより効果的に防止することができ、絆創膏100をより容易に取り出すことができる。
第1のシート11aのコールドシール層13aの、ゴムとアクリル樹脂との質量比率は、0.3:1〜2.2:1であるのが好ましく、1:1〜1.8:1であるのがより好ましい。これにより、絆創膏用包装材1から絆創膏100を取り出す際に、絆創膏100の表面基材101と第1のシート11aとが接着してしまい、絆創膏100と絆創膏用包装材1とが分離困難となるのをより効果的に防止することができる。また、絆創膏100をより高い密封状態で絆創膏用包装材1内に収納することができる。これに対して、第1のシート11aのコールドシール層13aに含まれるゴムの比率が前記下限値未満であると、第2のシート11bのコールドシール層13bに含まれるゴムの比率によっては、十分な密封性が得られない場合がある。また、第1のシート11aのコールドシール層13aに含まれるゴムの比率が前記上限値を超えると、絆創膏100の表面基材101の材質等によっては、絆創膏100の取り出しを十分に容易に行うことができない場合がある。
第2のシート11bのコールドシール層13bの、ゴムとアクリル樹脂との質量比率は、2.3:1〜4:1であるのが好ましく、2.5:1〜3.5:1であるのがより好ましい。これにより、絆創膏100をより高い密封状態で絆創膏用包装材1内に収納することができる。これに対して、第2のシート11bのコールドシール層13bに含まれるゴムの比率が前記下限値未満であると、第1のシート11aのコールドシール層13aに含まれるゴムの比率によっては、十分な密封性が得られない場合がある。また、第2のシート11bのコールドシール層13bに含まれるゴムの比率が前記上限値を超えると、べた付きが多くなり、加工性が低下する場合がある。
コールドシール層13aおよびコールドシール層13bを構成するコールドシール剤に含まれるゴムとしては、例えば、ポリイソブチレンゴム、ポリイソプレンゴム、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体、スチレン・ブタジエン共重合体等の合成ゴム、天然ゴム等を用いることができる。
なお、上記ゴムのムーニー粘度ML1+4(100℃)は、20〜200であるのが好ましく、30〜150であるのがより好ましい。これにより、本発明の効果をより顕著なものとすることができる。
また、コールドシール層13aおよびコールドシール層13bを構成するコールドシール剤に含まれるアクリル樹脂としては、(メタ)アクリル系(共)重合体等を用いることができる。
上記(メタ)アクリル系(共)重合体は、(メタ)アクリル酸エステル単量体と、所望により添加される他の単量体とを含むモノマー組成物を(共)重合したものである。
上記(メタ)アクリル酸エステル単量体としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸sec−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸n−ペンチル、(メタ)アクリル酸n−ヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸ミリスチル、(メタ)アクリル酸パルミチル、(メタ)アクリル酸ステアリル等の、エステル部分のアルキル基の炭素数が1〜20の(メタ)アクリル酸アルキルエステルが挙げられる。ここで、「(メタ)アクリル」は、「アクリル」又は「メタクリル」を表す。
これらの(メタ)アクリル酸エステル単量体は、一種単独で、あるいは二種以上を組み合わせて用いることができる。
上記他の単量体としては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類;スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン系単量体;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のニトリル系単量体;等が挙げられる。
上記モノマー組成物の重合方法としては、特に制限されず、従来公知の方法、例えば、乳化重合、ラジカル重合等の方法を採用できる。
第1のシート11aのコールドシール層13aの塗布量は、3〜10g/mであるのが好ましく、4〜6g/mであるのがより好ましい。
また、第2のシート11bのコールドシール層13bの塗布量は、3〜10g/mであるのが好ましく、4〜6g/mであるのがより好ましい。
以上、本発明の絆創膏用包装材および絆創膏包装体の好適な実施形態について説明したが、本発明は、これらに限定されるものではない。
次に、本発明の具体的実施例について説明する。
[1]絆創膏用包装材および絆創膏包装体の作製
(実施例1)
[第1のシートの作製]
まず、シート基材としてのグラシン紙(坪量:40g/m)を用意し、その表面に、ゴム(天然ゴム、ムーニー粘度ML1+4(100℃):40)と、アクリル樹脂(アクリル酸エチル・メタクリル酸メチル共重合体)とを質量比率1.5:1の割合で含むエマルジョン型コールドシール剤(固形分:30質量%)を、乾燥後の塗布量が5g/mとなるように塗工した。
その後、100℃の条件下で5分間乾燥させ、コールドシール層を形成した。これにより、第1のシートが得られた。
[第2のシートの作製]
まず、シート基材としてのグラシン紙(坪量:40g/m)を用意し、その表面に、ゴム(天然ゴム、ムーニー粘度ML1+4(100℃):40)と、アクリル樹脂(アクリル酸エチル・メタクリル酸メチル共重合体)とを質量比率3:1の割合で含むエマルジョン型コールドシール剤(固形分:30質量%)を、乾燥後の塗布量が5g/mとなるように塗工した。
その後、100℃の条件下で5分間乾燥させ、コールドシール層を形成した。これにより、第2のシートが得られた。
[絆創膏包装体の作製]
表面基材上に印刷層を有する絆創膏(構成:キャラクターを図柄とした印刷層/厚さ50μmのポリウレタンフィルム(表面基材)/アクリル系粘着剤層/パッド層/剥離シート、サイズ:19mm×72mm)を、キャラクターを図柄とした印刷層が第1のシートのコールドシール層と対向し、剥離シートが第2のシートのコールドシール層と対向するように第1のシートと第2のシートとで構成される絆創膏用包装材に収納する。その後、第1のシートと第2のシートの縁部を圧着させて、絆創膏を絆創膏包装材内に密封し、図2に示したような、絆創膏包装体を作製した。
(実施例2〜7)
第1のシートおよび第2のシートのゴムとアクリル樹脂との質量比率を表1に示すようにした以外は、前記実施例1と同様に絆創膏用包装材(第1のシートおよび第2のシート)および絆創膏包装体を作製した。
(比較例1〜7)
第1のシートおよび第2のシートのゴムとアクリル樹脂との質量比率が同じであり、その値を表1に示すようにした以外は、前記実施例1と同様に絆創膏用包装材(第1のシートおよび第2のシート)および絆創膏包装体を作製した。
上記各実施例および各比較例における、ゴムとアクリルとの質量比率、および、第1のシートのコールドシール層のゴムの含有率をA[質量%]、第2のシートのコールドシール層のゴムの含有率をB[質量%]としたときのB/Aの値を表1に示した。
Figure 0005524180
[2]評価
[2−1]絆創膏の取り出し容易性の評価
各実施例および各比較例の絆創膏包装体を、加速環境(40℃、75%RH)に6ヶ月間保管した。
次に、絆創膏包装体における絆創膏の剥離シート側の第2のシートを剥がした後にさらに剥離シートを剥がして、絆創膏の粘着層に、絆創膏と同じ幅に切取った25μmのPETフィルムを貼付した。
次に、PETフィルムを固定した状態で、第1のシートを折り返して、第1のシートを300mm/minの速度で180°方向に引っ張った。このときの引っ張り応力を測定し、N/25mmに換算した。
また、印刷層とコールドシール層の密着性を、手で絆創膏を剥がす動作を行うことにより、下記の4段階の基準に従い官能評価した。
A:手で容易に剥がせる。
B:やや密着しているが許容範囲である。
C:強く密着している。
D:一体化している(剥がせない)
[2−2]密封性の評価
上記各実施例および各比較例の絆創膏包装体を、はさみを用い半分に切り分け、内部の絆創膏を取り除き、袋状の試験片を得た。
次に、各試験片の袋状の内部に噴射スプレーのノズルを差込み、1〜2回、下記試験溶液を噴射し、試験片内部の全面が湿ったことを確認した。
次に、試験片を30秒間この状態に保った。その時に、試験片の圧着した縁部を試験溶液が通り抜けて浸透しているかどうかを確認し、浸透が無いものをA、浸透があったものをBとした。
試験溶液の組成:ポピドンヨード0.45g、グリセリン40g、プロピレングリコール24g、エタノール17mL、D−ソルビトール(70%)25g、ヨウ化カリウム0.3g
これらの結果を表2に示す。
Figure 0005524180
表2から明らかなように、本発明の絆創膏用包装材(絆創膏包装体)では、絆創膏の密封性が高く、かつ、絆創膏を容易に取り出すことができるものであった。これに対して、比較例では満足な結果が得られなかった。
1 絆創膏用包装材
11a 第1のシート
11b 第2のシート
12a、12b シート基材
13a、13b コールドシール層
100 絆創膏
101 表面基材
102 粘着層
103 パッド層
104 剥離シート
105 印刷層

Claims (7)

  1. 表面基材と、該表面基材の一方の面に設けられた粘着層と、前記粘着層を覆うよう貼着された剥離シートとを有する絆創膏を収納するのに用いられる絆創膏用包装材であって、
    前記絆創膏を前記絆創膏用包装材に収納した状態で、前記絆創膏の前記表面基材と対向するように設置され、第1のシート基材と、該第1のシート基材の前記絆創膏側に設けられた第1のコールドシール層とを有する第1のシートと、
    前記絆創膏を前記絆創膏用包装材に収納した状態で、前記絆創膏の前記剥離シートと対向するように設置され、第2のシート基材と、該第2のシート基材の前記絆創膏側に設けられた第2のコールドシール層とを有する第2のシートとで構成され、
    前記第1のコールドシール層および前記第2のコールドシール層は、それぞれ、ゴムとアクリル樹脂との混合物で構成され、前記第1のコールドシール層のゴムの含有率は、前記第2のコールドシール層のゴムの含有率よりも小さいことを特徴とする絆創膏用包装材。
  2. 前記第1のコールドシール層の前記ゴムの含有率をA[質量%]、前記第2のコールドシール層の前記ゴムの含有率をB[質量%]としたとき、1.05≦B/A≦2.40の関係を満足する請求項1に記載の絆創膏用包装材。
  3. 前記第1のコールドシール層において、前記ゴムと前記アクリル樹脂との質量比率は、0.3:1〜2.2:1である請求項1に記載の絆創膏用包装材。
  4. 前記第2のコールドシール層において、前記ゴムと前記アクリル樹脂との質量比率は、2.3:1〜4:1である請求項1に記載の絆創膏用包装材。
  5. 請求項1に記載の絆創膏用包装材と、
    該絆創膏用包装材に収納され、表面基材と、該表面基材の一方の面に設けられた粘着層と、前記粘着層を覆うよう貼着された剥離シートとを有する絆創膏とを備えることを特徴とする絆創膏包装体。
  6. 前記絆創膏の前記表面基材は、ポリウレタンフィルムである請求項5に記載の絆創膏包装体。
  7. 前記絆創膏は、さらに、前記表面基材の前記粘着層と反対側の面に設けられた印刷層を有する請求項5に記載の絆創膏包装体。
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