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JP5518432B2 - 円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置 - Google Patents

円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置 Download PDF

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Description

本発明は、円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置に関し、例えば電子機器に電力を供給する電源コネクタを備える緊急充電器等の携帯式電源装置に関する。
携帯電話や携帯音楽プレーヤなどの携帯型電子機器の普及に伴い、外出先で電池が切れた場合に充電する必要が生じており、近くに商用電源が無くともこれらの携帯機器を充電可能な、いわゆる緊急用、非常用の充電器(「緊急充電器」あるいは「非常用充電器」、「緊急給電器」、「ブースタ」等とも呼ばれる。)が開発されている(例えば特許文献1)。このような緊急充電器は、専用の電池を内蔵しているものが多いが、この構成では予め緊急充電器を充電しておく必要があり、外出先で放電容量が不足したり、あるいは充電を忘れていた場合などは使用できない問題があった。
このような問題を解決するため、既存の単三電池や単四電池などを交換自在に内蔵する緊急充電器が提案されている。この充電器は、例えばニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池など、充電可能な二次電池を使用することで再使用が可能となり、また電池容量が無くなっても、予備の二次電池を持ち歩いたり、出先で電池を購入することで容量を補充することができる。
このような緊急充電器の普及と共に、緊急充電器自体の携行性も求められるようになった。すなわち、携帯に便利なように、可能な限り小型化、軽量化が緊急充電器にも求められる。しかしながら、小型化を図ると内蔵する電池の保護機能が不十分となり、ケースが破損しやすくなったり、電池の短絡が起こり得る等の問題もあった。
特開2002−27674号公報
本発明は、従来のこのような問題点を解決するために成されたものである。本発明の主な目的は、十分な機械強度を維持しつつ小型化を図った円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置によれば、一方向に延長された円筒形電池CBを複数本、延長方向に並べて直列に接続した状態にて内部に収納可能な、前記円筒形電池CBよりも外径を僅かに大きく形成した、一方向に開口した有底円筒状の本体ケース10と、前記本体ケース10の開口部を着脱式に閉塞すると共に、前記該開口部に面する閉塞面21と、前記閉塞面21と対向する面であって外部に表出する表出面22とを備える、略円筒状のキャップ部20と、前記キャップ部20に収納され、前記本体ケース10に収納される円筒形電池CBの電圧を変換するための電圧変換回路を実装した平板状の回路基板38と、前記キャップ部20の表出面22に備えられ、前記本体ケース10に収納される円筒形電池CBの電力を出力可能な給電端子50と、前記円筒形電池CBの電極の内、前記キャップ部20と遠い側の電極と接触して、該電極と前記回路基板38とを電気的に接続するための導電性のリード板30を備えており、前記本体ケース10は、上ケース13と下ケース14で構成される内ケース12と、前記内ケース12の外周を被覆する外ケース11を備えており、前記上ケース13及び前記下ケース14は、絶縁性の部材で構成され、前記外ケース11は、金属製の部材で構成され、前記上ケース13と前記下ケース14の接合面において、前記リード板30を該接合面と交差し、前記円筒形電池CBと前記外ケース11に接触しない姿勢に保持してなる円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置である。前記キャップ部20の内部で、断面円形の直径方向に沿って前記回路基板38が配置されており、さらに前記回路基板38に対して略垂直な姿勢に設けられた一対のリブ42を備えることができる。これにより、円筒形電池とほぼ等しい大きさに外径を抑える。比較的サイズの大きい回路基板を円筒状のキャップ部の直径方向に配置すると共に、この回路基板を裏面から支持する一対のリブを垂直に立てることで、耐衝撃性を高めることができる。
また、本発明の第2の側面に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置によれば、前記キャップ部(20)の内部で、断面円形の直径方向に沿って前記回路基板(38)が配置されており、さらに前記回路基板(38)に対して略垂直な姿勢に設けられた一対のリブ(42)を備える。これにより、さらに耐衝撃性を高めることができる。
また、本発明の第の側面に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置によれば、さらに前記キャップ部20内で、前記回路基板38を所定姿勢で保持するため、前記回路基板38の平面方向と略直交する方向に延長された箱状の基板ホルダ40を備え、前記基板ホルダ40に前記一対のリブ42を備えることができる。これにより、円筒状のキャップ部内で、回路基板とこれを支持する基板ホルダとを直交する姿勢に配置することで、内部空間を効率よく利用しつつ、キャップ部の剛性を高めることができる。
さらに、本発明の第の側面に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置によれば、前記上ケース13と前記下ケース14の接合面において、前記内ケース12の内側は、前記上ケース13と下ケース14が接合し、前記内ケース12の外側は、接合面スリット17を有する。上ケースと下ケースの製造公差によって、仮に内ケースの内側にスリットが形成されると、内ケース内の円筒形電池との意図しない接触による短絡の可能性があるため、好ましくない。そこで、意図的に内ケースの外側にスリットが形成されるように寸法を決定しておくことで、このような内側でのスリット形成のリスクが低減され、信頼性が高められる。
さらにまた、本発明の第の側面に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置によれば、前記接合スリット17と前記外ケース11の間に絶縁シート19を介在させる。これにより、接合面スリットを介してリード板が金属製の外ケースと導通しないようにすることができる。
さらにまた、本発明の第の側面に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置によれば、前記給電端子50を、規格化された電源コネクタとすることができる。これにより、USB端子や携帯電話の充電端子のような、規格化あるいは標準化された端子に接続可能な端子を備えた、普及型の電子機器に給電できる。
さらにまた、本発明の第の側面に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置によれば、前記給電端子50を、USB端子とすることができる。これにより、広く普及しているUSB端子で給電可能な電子機器に給電できる。
さらにまた、本発明の第の側面に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置によれば、前記給電端子50を、前記表出部の直径方向に、長方形状に開口することができる。これにより、携帯式電源装置の給電端子に電子機器のプラグを挿入して両者が一体となった状態で、円柱状の携帯式電源装置が床面を転がることが阻止されるので、載置面が多少の傾斜面であっても安定して載置できる。
さらにまた、本発明の第の側面に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置によれば、前記給電端子50を、前記表出面22からケーブル52を介して延長された、電源コネクタとすることができる。これにより、電源コネクタをケーブルで延長することで取り回しを容易にし、電子機器に直接携帯式電源装置を挿抜し難い場合等でも対応できる。
さらにまた、本発明の第10の側面に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置によれば、さらに前記キャップ部20の円筒状側面に、前記給電端子50から、円筒形電池CBの電圧を前記電圧変換回路で変換した電圧で、電力供給を開始するための給電スイッチ26を設けることができる。これにより、所望のタイミングで給電を開始でき、無駄な電力消費を回避できる。
さらにまた、本発明の第11の側面に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置によれば、前記回路基板38に実装された電圧変換回路を、円筒形電池CBの出力電圧を安定化して出力するDC/DCコンバータとすることができる。これにより、電圧変換回路をコンパクトにして回路基板に実装できる。
さらにまた、本発明の第12の側面に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置によれば、さらに充電可能な円筒形電池CBを備えることができる。これにより、充電可能な円筒形電池を本体ケースに内蔵して、電子機器に給電できる。
実施例1に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置を示す斜視図である。 図1の携帯式電源装置の分解斜視図である。 図1のIII−III線における垂直断面図である。 図3のIV−IV線における垂直断面図である。 図4の模式分解図である。 内ケースの分解斜視図である。 内ケースを外ケースに挿入する構成を示す斜視図である。 変形例に係る図3のIV−IV線における垂直断面図である。 図2の本体ケースの分解斜視図である。 斜め後方から見た分解斜視図である。 連結機構の変形例を示す斜視図である。 キャップ部の分解斜視図である。 図12のXIII−XIII線における垂直断面図である。 図12のXIV−XIV線における垂直断面図である。 実施例2に係る携帯式電源装置の斜視図である。 図15のキャップ部の分解斜視図である。 図16のXVII−XVII線における垂直断面図である。 図16のXVIII−XVIII線における垂直断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置を例示するものであって、本発明は円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置を以下のものに特定しない。なお、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部材の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。また、一部の実施例、実施形態において説明された内容は、他の実施例、実施形態等に利用可能なものもある。
(実施例1)
図1〜図14に、実施例1に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置を示す。これらの図において、図1は実施例1に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置を示す斜視図、図2は図1の携帯式電源装置の分解斜視図、図3は図1のIII−III線における垂直断面図、図4は図3のIV−IV線における垂直断面図、図5は図4の模式分解図、図6は内ケースの分解斜視図、図7は内ケースを外ケースに挿入する構成を示す斜視図、図8は変形例に係る図3のIV−IV線における垂直断面図、図9は図2の本体ケースの分解斜視図、図10は斜め後方から見た分解斜視図、図11は連結機構の変形例を示す斜視図、図12はキャップ部の分解斜視図、図13は図12のXIII−XIII線における垂直断面図、図14は図12のXIV−XIV線における垂直断面図を、それぞれ示す。
これらの図に示す円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置100は、本体ケース10と、キャップ部20で構成される。本体ケース10は中空の円筒状であり、円筒形電池CBを複数本、開口部から挿入して収納できる。またキャップ部20は、本体ケース10に円筒形電池CBを収納した状態で、本体ケース10の開口部を閉塞した状態に連結、固定される。このとき、直列接続された円筒形電池CBは、リード板30を介して回路基板38と電気接続される。また回路基板38に実装された電圧変換回路によって、円筒形電池CBの直列電圧は、給電端子50から出力されるべき所定の出力電圧に変換される。
なお図2の例では、円筒形電池CBとして2本の単三電池をケースに収納しているが、1本又は3本以上としてもよいし、また単三電池に限らず単四電池や、それよりも大きいサイズの電池とすることも可能である。
キャップ部20には、図1に示すように端面に給電端子50を、上面には給電スイッチ26を設けており、給電端子50に、給電したい電子機器EDのプラグPGを接続し、給電スイッチ26をONすることで給電が開始される。これにより、電子機器EDを駆動したり電子機器EDに内蔵される電池を充電することが可能となる。
この携帯式電源装置100は、内蔵する円筒形電池2本分の長さに、キャップ部20の長さを加えた全長であって、しかも本体の形状は円筒形電池CBの直径よりもわずかに太い程度に抑えており、必要最小限の小型サイズに抑えた棒状としている。小型で軽量であることは、携行する上で有利となる。またこのような携帯式電源装置は、常時携行することからデザイン性も求められ、特に携帯型電子機器のファッショナブル化に相応しいデザインセンスも要求されている。図1のようなスティック型でシンプルなデザインの携帯式電源装置は、このような要求にも充足できる。以下、各部材の詳細を順次説明する。
(本体ケース10)
本体ケース10は、図2、図3に示すように円筒形電池CBの接続方向に延長された有底円筒状に形成され、一方向に開口してここから円筒形電池CBを内部に収納する。その全長は円筒形電池CBの接続本数に従って決定され、内径は円筒形電池CBをスムーズに挿入でき、かつ収納した円筒形電池CBが内部でがたつかないよう、最小限の大きさとする。ここでは、2本の単三電池を収納できるよう、内径、外径、全長のクリアランスが設計される。
図4〜図10に示すように、本体ケース10は内ケース12と外ケース11で構成される。外ケース11は、強度の向上及びデザインの観点から、アルミニウムなどの金属製とする。また内ケース12は、内蔵される円筒形電池CBの絶縁を維持するため、絶縁性の部材で構成される。例えば内ケース12をプラスチックなどの樹脂製とする。また内ケース12は、上ケース13と下ケース14に二分割される。ここで本体ケースを二分割する際、必ずしも二等分とする必要はなく、例えば図6に示す内ケース12Bでは、キャップ部20との連結部分は、上ケース13Bのみに担わせて、この環状部分を除いた部分を、下ケース14Bとほぼ半分に等分するよう構成している。この構成では、キャップ部20との連結部分を一体とすることで、連結に際して負荷がかかる部分の強度を増して信頼性を向上できる。
上ケース13と下ケース14の接合面は、図4及び図5に示すように、一方の端縁(断面図において左側)では互いの接合面に接合リブ15を設けて、接合リブ15同士を係合させている。また他方の端縁(断面図において右側)では、リード板30を挿入する凹状溝16を形成し、ここにリード板30を挿入している。これによってリード板30は接合面と直交する姿勢に保持されて、接合面を介して内ケース12で狭持される。このようにリード板30を挟み込むように内ケース12内に配置することで、リード板30をリブやボスのように利用して、内ケース12の連結の強度向上を図ることができる。またこの構成であればリード板30の配置スペースを内ケース12の内部に設ける必要もないので、余分なスペースを本体ケース10内部に設ける必要もなくなり、携帯式電源装置の小型化、スリム化にも資することができる。
このようにして上ケース13と外ケース11をリード板30をリブ代わりに利用して連結し、内ケース12を得た後、外ケース11の開口端に内ケース12を挿入して本体ケース10とする。この際、図4及び図7に示すように、内ケース12の外面に、内ケース12の延長方向に沿って凹状の挿入スリット18を設け、一方外ケース11の内面に、この挿入スリット18に挿入される凸状の挿入突起18Bを設ける。これにより、内ケース12は位置決めされて外ケース11に挿入、固定される。
リード板は、一部を内ケースから露出させたままとしている。図4〜図5の例では、上ケース13と下ケース14の接合面において、凹状溝16Bを構成する壁面の一方(例えば内ケースの外側面)を短く形成することで、内ケース12の外側に接合面スリット17を形成し、接合面スリット17からリード板30を露出させている。上ケースと下ケースの製造公差によって、仮に内ケースの側にスリットが形成されると、内ケース内の円筒形電池との意図しない接触による短絡の可能性があるため、好ましくない。そこで、意図的に内ケースの外側にスリットが形成されるように寸法を決定しておくことで、このような内側でのスリット形成のリスクが低減され、信頼性が高められる。さらに図4、図9に示すように、接合面スリット17を介してリード板30が金属製の外ケース11と導通しないよう、絶縁シート19を介在させている。なお、内ケースの肉厚によってリード板と外ケースとを離間し、両者を絶縁したり、あるいは外ケースをマイナスアースとする場合(リード板を円筒形電池の負極側に接続)などは、絶縁シートを省略することもできる。
またリード板を部分的に内ケースから露出させる接合面スリットを設けずに、内ケースで完全に埋設する構成とすることでも、絶縁シートを省略できる。例えば図8に示す変形例では、リード板を内ケースで完全に埋設している。このようにリード板30を埋め込むように内ケース12内に配置することで、円筒形電池の側面や金属製の外ケース11との絶縁が図られ、安全性及び信頼性が向上する。
(リード板30)
リード板30は、直列接続された円筒形電池CBの電極の内、キャップ部20と遠い側の電極を回路基板38と電気的に接続する。リード板30は導電性に優れた金属製とし、例えば銅板やアルミ板とする。図9、図10の例では、リード板30は細長い板状で、電極と接触する一方の端部(図9において右側)を矩形状に大きく形成して接触片31とすると共に、L字状に折曲させる。また上述の通り、リード板30は上ケース13と下ケース14の接合面で埋設されるように覆われ、接触片31のみを表出させる。このため、上ケース13と下ケース14は、図9に示すように各々端縁に沿って、すなわち本体ケース10側面から底面の一部にかけて、凹状溝16をに形成している。さらにリード板30の他方の端部(図9において左側)は、キャップ部20と電気的、機械的に連結するため、円形状の係止孔32を開口しており、キャップ部20に設けられた係止突起35に係止されるよう構成している。なお、係止突起35と係止孔32による連結機構は一例であって、他の連結機構も適宜採用できることはいうまでもない。
図11に示す例では、連結筒23の側面に一対の矩形状の係止爪24を直径上の対向する位置に設け、内ケース12の内面にはこの係止爪24と対応する位置に、係止爪24を案内するガイドとして係止溝25を設ける。係止溝25は各々、L字状に折曲されて設けられており、内ケース12の直径状の対向する位置で折曲方向を、円周方向と平行で相互に逆向きとしている。これにより、図11において矢印に示すように、キャップ部20を本体ケース10に挿入する際、係止爪24が各々係止溝25に嵌るように押し込み、その後折曲された係止溝25に沿って係止爪24が進むよう、キャップ部20を回転させる(図11において時計回り)。これによって、押し込み方向に回転運動を加えたロック機構が付加されて、確実な連結機構が実現される。なおこの際、本体ケース10のリード板30とキャップ部20のリード接続端子34とが、回転されロックされたキャップ部20の回転位置に応じて正しく電気接続されるように、各部材の位置が予め設計されていることは言うまでもない。また図11の例では、内ケース12に係止溝25を設ける位置を、図7に示すように挿入スリット18を設ける位置と約90°ずらすことで、両者を離間させて干渉を回避すると共に、このような肉薄部分が集中することによる強度低下を低減している。
(円筒形電池CB)
円筒形電池CBは、既存の電池が利用できる。好ましくは充電可能な二次電池とすることで、充電によって繰り返し使用できる。特にニッケル水素電池が好適であるが、ニッケルカドミウム電池やリチウムイオン電池などとしてもよい。また、市販の一次電池を使用することもでき、例えば電池容量が無くなった場合は不足する場合は、比較的容易に入手、購入可能な市販の電池を利用可能とすることで、利便性が向上する。
なお本実施例に係る携帯式電源装置は、二次電池の充電機能を備えておらず、放電機能のみ備える。このため、二次電池の再充電は、市販の充電器などを使用して行う。ただ、二次電池の充電機能を付加してもよいことはいうまでもない。この場合は、回路基板38に、充電に必要な電圧に変換する充電回路を実装し、さらに充電用の電力を外部から受けるための入力端子を設ける。このような部材の付加によって、携帯式電源装置の外形が多少大きくなり、またコストも上昇することは避けられない。したがって、求められる仕様やコストに応じてこれらは付加されることになる。
(キャップ部20)
キャップ部20は、図1、図2などに示すように、本体ケース10とほぼ同径の円筒状であり、円筒状の端面の一方を開口部に面する閉塞面21とし、その反対側を、外部に表出する表出面22とする。上述の通り、円筒状側面には給電スイッチ26を設けている。また表出面22には給電端子50を設けており、さらに閉塞面21には、本体ケース10の開口部に着脱式に装着するための連結機構を備える。
(連結機構)
連結機構は、キャップ部20と本体ケース10を接続後にほぼ同一面に連なる円筒状としつつ、十分な連結強度を得るため、閉塞面21には、本体ケース10の開口部端縁と当接する当接面と、この当接面よりも内側に、段差状に突出させた連結筒23を設けている。さらに図10に示すように連結筒23の側面には、上述したリード板30の先端に開口された係止孔32に挿入される係止突起35を突出させている。より正確には、係止突起35は連結筒23の側面に固定された金属製のリード接続端子34と一体に成型される。リード接続端子34は、連結筒23の側面上に固定する他、連結筒23の側面の一部を切り欠いて、リード接続端子34をこの切り欠きに配置させてもよい。また、この係止突起35を係止孔32に案内しやすいように、好ましくは連結筒23の側面で係止突起35と離間させた位置に、係止爪24を設け、さらに係止爪24と対応する本体ケース10の内面、すなわち内ケース12の内面の所定の位置には、係止爪24を案内する係止溝25を形成する。これら係止爪24を係止溝25に案内させて、キャップ部20の本体ケース10への固定を行う円周方向の位置を位置決めし、さらに係止突起35を係止孔32に係止する。これらの連結は係止する各部材を弾性変形させて嵌合することが好ましく、よって内ケース12や連結筒23は弾性変形可能な部材、例えばプラスチック製などとする。また係止爪24は複数設けてもよい。図10の例では、係止爪24は連結筒23の側面で係止突起35とほぼ反対側に位置させる。さらに係止爪と係止溝による連結は、上述した図11の例に限られず、例えば係止爪を本体ケースの係止溝に先に案内した状態で、ここを支点として係止突起を係止孔に挿入するよう、キャップ部を傾けて嵌合させてもよい。
また連結筒23の端面には、連結時に円筒形電池CBの一方の電極と接触させる弾性電極端子36を設けている。図10の例では、弾性電極端子36は円筒形電池CBを弾性的に押圧するよう付勢された金属製のスプリングとしており、これによってキャップ部20の連結時に、スプリングの反発力で円筒形電池CBの電極と確実に電気接続が得られる。なお図2、図3の例では、円筒形電池CBを2本、凸状の正極側から本体ケース10に挿入し、先に挿入した第一円筒形電池CB1の正極がリード板30の接触片31に接触され、後から挿入した第二円筒形電池CB2の平面状の負極が、弾性電極端子36に接触される。一般に円筒形電池の負極端子は、正極端子よりも接触面積が広いことから、負極端子に当接する電極端子としてスプリングが利用されることが多い。よって上記構成を採用することで、キャップ部20と本体ケース10との連結機構側にスプリングを配置でき、さらにこのスプリングで円筒形電池の長さ方向におけるクリアランスの公差を吸収でき、加えて連結機構による係止部分に垂直方向から応力を加えることで摩擦抵抗を増し、接続を確実ならしめる効果も得られる。勿論、該構成は一例であり、例えば負極側から本体ケースに挿入する構成も採用できることはいうまでもない。
(回路基板38)
キャップ部20の内部には、回路基板38が配置される。回路基板38は平板状のガラスエポキシ基板であり、円筒形電池の電圧を変換するための電圧変換回路等の電子部品を表面や裏面に実装している。電圧変換回路は、円筒形電池の出力電圧を安定化して出力するDC/DCコンバータが好適に利用できる。
回路基板38は、各種の電子部品を実装するため、ある程度の表面積が必要となり、比較的面積が大きくなる傾向にある。そこで、円筒形のキャップ部20の内部で最も広い面積を確保できる、断面円形の直径方向に沿って配置する。なお、ここで「直径方向に沿って」配置するとは、必ずしも直径と一致させることを要するものでなく、直径方向と平行であれば足りる意味である。特に、表出部の直径方向に給電端子50を設ける関係上、給電端子50の種別によっては、給電端子50を回路基板38上に直接実装するため、回路基板38を直径方向と平行に、若干オフセットさせて配置する必要が生じる。よって上述の通り、回路基板38は正確に直径と合致させることを求める趣旨でない。
(基板ホルダ40)
また回路基板38を保持するために、キャップ部20内部には基板ホルダ40が設けられる。基板ホルダ40は、図12に示すように、上面に回路基板38や給電端子50を載置し、背面には弾性電極端子36を保持すると共に、この弾性電極端子36やリード板30を回路基板38に電気接続するための機械的な接続を担う。スプリング状の弾性電極端子36は、図13の断面図に示すように、スプリングの端縁のワイヤをU字状に折曲して、回路基板38に直接接続することで、余分なリードやワイヤを省略している。また係止突起35を設けたリード接続端子34は、キャップ部20の内面を沿うように延長され、さらに内側に折曲されて回路基板38を貫通して接続される。
(リブ42)
この基板ホルダ40は、正面視を直方体状とし、キャップ部20内部に縦方向に配置される。すなわち基板ホルダ40は、キャップ部20内で、回路基板38の平面方向と略直交する方向に延長されている。このように水平姿勢の回路基板38に対して基板ホルダ40を垂直姿勢とすることで、円筒状のキャップ部内の内部空間にこれらを効率よく配置しつつ、キャップ部の剛性を高めることができる。また基板ホルダ40の側面視は階段状とし、このような形状としたリブ42を一対、直立させている。リブ42は、回路基板38の裏面に対してほぼ垂直な姿勢に直立させている。このリブ42により、キャップ部20に外部から衝撃が加わった際、キャップ部20の破損を阻止する。さらにリブ42は、補強部材として機能するのみならず、給電端子50の位置決め機能も果たす。このため、リブ42の先端を段差状に切り欠き、図12、図13、図14等に示すように、段差部分で給電端子50を支承する。加えて、一対のリブ42の間に形成される空間を、大きめの電子部品の配置スペースとして有効利用できる。例えば、電子部品の内コイルは比較的大きな素子であるため、実装のためのスペースが必要となる。そこで、キャップ部20の補強のためにリブ42を立てた基板の裏面側で、一対のリブ42の間の空間にこのような素子を配置することで、スペースの有効利用を図ることができる。
なお、リブ42の上端は必ずしも回路基板38の表面と当接させる必要はない。特に回路基板38表面には各種の電子部品が実装されているため、直接当接させるとこれらの電子部品を破損したり短絡を生じる虞があり、また電子部品の放熱性を考慮する観点からも、若干離間させることが好ましい。
(給電端子50)
給電端子50は、規格化された電源コネクタを利用するとで、この規格を採用したより多くの電子機器に給電できる。実施例1では、給電端子50としてUSB端子のAタイプを採用している。近年特にUSB端子を給電ポートとして利用する電子機器や、USB端子に対応するための接続アダプタが数多く出回っているため、これを利用することで多くの電子機器に給電できる。また、USB端子のBタイプを採用してもよい。
給電端子50は、表出部の直径方向に、長方形状に開口されている。表出部の直径とほぼ一致させることで、円形状の表出部において最も効率よく大きな開口を設けることができる。これにより、長方形状に開口された給電端子50に電子機器のプラグを挿入すると、電子機器自体の形状によって外形が円筒状の携帯式電源装置100が床面を転がって不安定になる事態が回避される。特に近年のUSB端子を備える電子機器は、USBコネクタを、ケーブルなどを介することなく機器の本体に直接設けているものがある。例えば、機器本体からUSBコネクタをスライドさせて突出させるタイプでは、スライドさせたUSBコネクタを直接携帯式電源装置に挿入することで、電子機器と携帯式電源装置が一体となることから、電子機器が円筒形でない限りは、載置面上を転がることがなく、載置面が多少の傾斜面であっても安定して載置できる。
(給電スイッチ26)
またキャップ部20の円筒状側面には、電力供給の開始を指示する給電スイッチ26が設けられる。図1の例では、給電スイッチ26はスライドスイッチ39と接続されており、図12、図13などに示すように、円筒状側面に開口されたスイッチ窓を介して、回路基板38上に実装されたスライドスイッチ39の摘みを、給電スイッチ26で操作できるよう構成される。ユーザは給電スイッチ26をOFFからONに切り替えると、給電端子50からの給電が開始され、またOFFに切り替えると給電が停止される。このように、給電のON/OFFを給電スイッチ26により操作できる。
(実施例2)
上記の実施例では、給電端子としてUSB端子を直接、キャップ部の表出面に設ける例を説明したが、本発明はこの構成に限られるものでない。例えば、USB端子以外の規格化された給電端子や、あるいは電子機器専用に設計された端子を設けることもできる。あるいは、このようなUSB端子や専用端子を、ケーブルを介して表出面から延長させることもできる。この構成では、電子機器に携帯式電源装置を直接挿抜し難いような構成であっても、ケーブルを介することで接続することができ、取り回しの利便性が向上できる。例えば、携帯電話を胸ポケットに入れたまま充電する場合は、棒状の携帯式電源装置では嵩張って不便であることから、上着の内ポケットに携帯式電源装置を挿入して、ケーブルを介して携帯電話と接続することが可能となる。
このような例として、実施例2に係る携帯式電源装置200を図15〜図18に示す。これらの図において、図15は実施例2に係る携帯式電源装置の斜視図、図16は図15のキャップ部の分解斜視図、図17は図16のXVII−XVII線における垂直断面図、図18は図16のXVIII−XVIII線における垂直断面図を、それぞれ示している。これらの図において、実施例1と共通する部材については同一の符号を付して詳細説明を省略する。
実施例2に係る携帯式電源装置200は、本体ケース10及びキャップ部20Bの基本形状はほぼ同じで、給電端子として、キャップ部20Bの表出面22Bにブッシュ51を介してケーブル52を接続し、ケーブル52の先端に専用の給電端子50Bを設けている。このキャップ部20Bも、図16の分解斜視図及び図17、図18の断面図に示すように、回路基板38の先端の裏面に、ブッシュ51を固定している。ブッシュ51は、好ましくは基板ホルダ40の一対のリブ42の間、あるいは上方に配置することで、比較的大きな部材であるブッシュ51の配置スペースをキャップ部20B内で確保できる。なお、この例では、基板ホルダは実施例1と共通としているが、専用の基板ホルダを構成してもよい。
本発明に係る円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置は、単三電池や単四電池等の規格化された電池を用いて、携帯電話や携帯型音楽プレーヤ用を充電する緊急充電器、あるいは緊急充電器を充電するための充電器として、好適に利用できる。
100、200…携帯式電源装置
10…本体ケース
11…外ケース
12、12B…内ケース
13、13B…上ケース
14、14B…下ケース
15…接合リブ
16、16B…凹状溝
17…接合面スリット
18…挿入スリット
18B…挿入突起
19…絶縁シート
20、20B…キャップ部
21…閉塞面
22、22B…表出面
23…連結筒
24…係止爪
25…係止溝
26…給電スイッチ
30…リード板
31…接触片
32…係止孔
34…リード接続端子
35…係止突起
36…弾性電極端子
38…回路基板
39…スライドスイッチ
40…基板ホルダ
42…リブ
50、50B…給電端子
51…ブッシュ
52…ケーブル
CB…円筒形電池
CB1…第一円筒形電池
CB2…第二円筒形電池
ED…電子機器
PG…プラグ

Claims (12)

  1. 一方向に延長された円筒形電池(CB)を複数本、延長方向に並べて直列に接続した状態にて内部に収納可能な、前記円筒形電池(CB)よりも外径を僅かに大きく形成した、一方向に開口した有底円筒状の本体ケース(10)と、
    前記本体ケース(10)の開口部を着脱式に閉塞すると共に、前記開口部に面する閉塞面(21)と、前記閉塞面(21)と対向する面であって外部に表出する表出面(22)とを備える、略円筒状のキャップ部(20)と、
    前記キャップ部(20)に収納され、前記本体ケース(10)に収納される円筒形電池(CB)の電圧を変換するための電圧変換回路を実装した平板状の回路基板(38)と、
    前記キャップ部(20)の表出面(22)に備えられ、前記本体ケース(10)に収納される円筒形電池(CB)の電力を出力可能な給電端子(50)と、
    前記円筒形電池(CB)の電極の内、前記キャップ部(20)と遠い側の電極と接触して、該電極と前記回路基板(38)とを電気的に接続するための導電性のリード板(30)を備えており、
    前記本体ケース(10)は、
    上ケース(13)と下ケース(14)で構成される内ケース(12)と、前記内ケース(12)の外周を被覆する外ケース(11)を備えており、
    前記上ケース(13)及び前記下ケース(14)は、絶縁性の部材で構成され、
    前記外ケース(11)は、金属製の部材で構成され、
    前記上ケース(13)と前記下ケース(14)の接合面において、前記リード板(30)を該接合面と交差し、前記円筒形電池(CB)と前記外ケース(11)に接触しない姿勢に保持してなることを特徴とする円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置。
  2. 請求項1に記載の円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置であって、
    前記キャップ部(20)の内部で、断面円形の直径方向に沿って前記回路基板(38)が配置されており、
    さらに前記回路基板(38)に対して略垂直な姿勢に設けられた一対のリブ(42)を備えてなることを特徴とする円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置。
  3. 請求項2に記載の円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置であって、さらに、
    前記キャップ部(20)内で、前記回路基板(38)を所定姿勢で保持するため、前記回路基板(38)の平面方向と略直交する方向に延長された箱状の基板ホルダ(40)を備え、
    前記基板ホルダ(40)に前記一対のリブ(42)を備えてなることを特徴とする円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一に記載の円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置であって、
    前記上ケース(13)と前記下ケース(14)の接合面において、
    前記内ケース(12)の内側は、前記上ケース(13)と下ケース(14)が接合し、
    前記内ケース(12)の外側は、接合面スリット(17)を有することを特徴とする円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置。
  5. 請求項に記載の円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置であって、
    前記接合スリット(17)と前記外ケース(11)の間に絶縁シート(19)を介在させることを特徴とする円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一に記載の円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置であって、
    前記給電端子(50)が、規格化された電源コネクタであることを特徴とする円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一に記載の円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置であって、
    前記給電端子(50)が、USB端子であることを特徴とする円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一に記載の円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置であって、
    前記給電端子(50)が、前記表出部の直径方向に、長方形状に開口されてなることを特徴とする円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置。
  9. 請求項1から7のいずれか一に記載の円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置であって、
    前記給電端子(50)が、前記表出面(22)からケーブル(52)を介して延長された、電源コネクタであることを特徴とする円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一に記載の円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置であって、さらに、
    前記キャップ部(20)の円筒状側面に、前記給電端子(50)から、円筒形電池(CB)の電圧を前記電圧変換回路で変換した電圧で、電力供給を開始するための給電スイッチ(26)を設けてなることを特徴とする円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一に記載の円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置であって、
    前記回路基板(38)に実装された電圧変換回路が、円筒形電池(CB)の出力電圧を安定化して出力するDC/DCコンバータであることを特徴とする円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一に記載の円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置であって、さらに、
    充電可能な円筒形電池(CB)を備えることを特徴とする円筒形電池を内蔵可能な携帯式電源装置。
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