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JP5516526B2 - 水分搬送装置 - Google Patents

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JP5516526B2
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Description

本発明は水蒸気や香料などを含む気体を渦輪状に吹出し室内および室外の任意エリアに対して搬送する水分搬送装置に関する。
従来、気体を搬送する水分搬送装置として、生成した気体を任意の空間である加圧室に貯め、加圧室内の気体を加圧して渦輪状にして放出させるものが提案されている。また、渦輪の形成において、吹出し口のノズル形状は、シリンダ内の流動抵抗を低減させるような形状よりも、ノズル近傍の流体の速度を高める形状の方が渦輪の飛行距離が長くなることが報告されている(例えば非特許文献1)。しかし従来の渦輪の飛距離が長い水分搬送装置には渦輪を吹出す方向を変更することができないという問題があった。
また、渦輪の吹出し方向を変更するため、鶴首型の砲筒を脱着機構部で回転可能にすることで、微粒子の固まりの放出方向を変えることができる水分搬送装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
アロマリサーチNO.30 Vol.8 香料を内包した渦輪による効率的運搬のためのコンピュータ・シミュレーション
特開2005−296540号公報(段落0037、図15)
従来の渦輪の吹出し方向が変更可能な水分搬送装置は、鶴首型の砲筒を回転させることで渦輪を任意の方向に飛ばしていたが、該方法では、鶴首型の砲筒によって吹き出される流体の流動抵抗が低減するため、流体が剥離される力が弱くなり渦輪の飛距離が短くなる問題がある。
そこで本発明に係る水分搬送装置は、渦輪の飛距離を増大させ、かつ渦輪の吹出し方向を変更することができる水分搬送装置を提供することを目的とする。
本発明に係る水分搬送装置は、給水タンクから搬送された水を高湿空気にする高湿空気生成部と、高湿空気生成部から搬送された高湿空気に所定の加圧方向に圧力を加える加圧手段を収容する加圧室と、加圧室を形成する壁面に開口して設けられ、開口周縁の壁面に対してほぼ直交した方向に高湿空気を渦輪状に吹出す渦輪吹出口と、渦輪吹出口を含む加圧室の壁面の一部であって、壁面を動かすことで渦輪の吹出し方向を可変させる可動壁部と、を備える。
本発明に係る水分搬送装置によれば、渦輪の飛距離を増大させ、かつ渦輪の吹出し方向を変更することができる水分搬送装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1における水分搬送装置100の全体構成を示す概略側面断面図である。 本発明の実施の形態1における可動壁部5cの変形例である。 本発明の実施の形態1における水分搬送装置100のブロック図である。 本発明の実施の形態1における水分搬送装置100の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における水分搬送装置100の部品の動作を示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態1における渦輪吹出口5bの形状比較の図である。 本発明の実施の形態1における水分搬送装置100の正面図である。 本発明の実施の形態1における水分搬送装置100の加圧室5周辺を示す概略側面断面図である。 本発明の実施の形態2における加湿装置200の斜視図である。 本発明の実施の形態2における加湿装置200の正面図である。 本発明の実施の形態2における加湿装置200の加圧室5周辺を示す概略側面断面図である。 本発明の実施の形態3における加湿装置300の斜視図である。 本発明の実施の形態3における加湿装置300の正面図である。 本発明の実施の形態3における加湿装置300の加圧室5周辺を示す概略側面断面図である。 本発明の実施の形態4における加湿装置400の加圧室5周辺を示す概略側面断面図である。
実施の形態1.
以下図1〜図8を用いて本実施の形態1に係る水分搬送装置100の構成及び動作について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る水分搬送装置100を説明する構成図であって、概略断面図に対応するものである。なお、図1において、一点鎖線は加振器4の振動板4a中央の振動方向軸、点線の矢印は高湿空気の移送される方向を示し、実線の矢印は渦輪15の吹出される方向を示し、実線の太矢印の向いている方向を前、反対方向を後ろとする。
本実施の形態1に係る水分搬送装置100は、図1においてタンク用フタ1aを有する本体ケース1の内部に給水タンク2、高湿空気生成部3、給水路10、排水弁14を有する排水経路13、加熱手段6、加温部7、流路11、送風手段8、制御手段9が収容されている。
給水タンク2は給水弁2aを有し、外部から供給された水を水分搬送装置100に供給するためのものである。高湿空気生成部3は給水タンク2から送られた水を気化ないし霧化するためのものであり、貯水タンク3aおよび高湿空気生成手段3bおよびタンクカバー3cを有する。給水路10は給水タンク2と高湿空気生成部3を接続するための経路である。加熱手段6は発熱し、これによって加温部7を加熱するものであり、給水路10上に設けられている。流路11は高湿空気生成部3と接続され、高湿空気生成部3にて気化ないし霧化された水を含む空気である高湿空気を後述する加圧室5へ送るための経路であり、高湿空気は送風手段8によって搬送される。制御手段9は水分搬送装置100の動作を制御するためのものである。
そして、本体ケース1上部と接続している後ろケース4bと前ケース5aとで囲まれた空間内には加圧手段としての振動板4aを有する加振器4が収容されている。なお、加振器4とその前面に設けられた前カバー5aとで区画された空間を加圧室5と呼ぶ。加圧室5は流路11を介して高湿空気生成部3と連通している。また、前ケース5aの壁面の一部は可動壁部5cとして構成され、可動壁部5cには水分搬送装置100外の空間と連通している渦輪吹出し口5bが開口して設けられている。後ろケース4bには打ち出した振動板4aが戻る際の進行と逆方向への空気の排出を行うために任意位置に任意形状を有する空気弁(図示せず)が形成されている。また、後ろケース4bは加圧室5と連通しない独立した構造とすることで流路11を介して流入する高湿空気が後ろケース4bまで行渡ることを防ぐ。
次に、加振器4の構成について説明する。
加振器4は一般的なスピーカと同様の構造で、駆動信号が入力されるボイスコイルに接着層によって振動板4aが定位置に固着されているものでありボイスコイルに印加する入力電圧によりマグネットとの間で電磁駆動を行い、振動板4aを振動させるようになっている。なおボイスコイルとはアンプから流れてきた音声電流を、振動に変える役割を果たすコイルを指す。振動板4aは、高湿空気に対して変形することのない耐熱性の機能をも有する材料を用いることが好ましい。なお、振動板4aと接触するようにゴムなどの振動減衰能の大きい材料が付与されて構成されることにより、加圧室5内で生じる異音の共鳴による増幅などを防ぐこともできる。
次に、加圧室5を区画する構成について説明する。前ケース5aは加振器4と気密を保つように固定されている。また、前ケース5aと可動壁部5cとは互いに接触しており、可動壁部5cは前ケース5aに対して加振器4の振動板4aの振動方向を軸として360°回転可能な構成としている。なお、前ケース5aと可動壁部5cとが接触している箇所から気体が漏れないようにするため、パッキンなどでシーリングされていると好ましい。
次に、可動壁部5cの構成について説明する。
本実施の形態1では可動壁部5cは少なくとも加振器4の振動方向軸に対して傾斜している傾斜面を有し、渦輪吹出口5bは傾斜面上に開口して設けられている。渦輪吹出口5bを開口して設けたため、渦輪吹出口5bを開口した可動壁部5cの壁面と渦輪吹出し方向がほぼ直交する。
図2は可動壁部5cの変形例である。
なお、上述した説明において可動壁部5cは円錐台形であるが、特にその形状に限定されず、例えば球形状の可動壁部5cとしてもよい。その球状の可動壁部5cを有する水分搬送装置100の加圧室5周辺の概略断面図を図2に示す。
次に、渦輪15を発生させるために制御手段9が行う制御動作について図3および図1を基に説明する。
図3は水分搬送装置100の動作に関するブロック図である。
使用者が操作手段20にて制御手段9を駆動させると、次に制御手段9は高湿空気生成手段3b、送風手段8、および加振器4を駆動させる。高湿空気生成手段3bを駆動すると、貯水タンク3aに流れ込んだ水は気化ないし霧化された水となって貯水タンク3a内に充満する。なお、高湿空気生成手段3bは、超音波式、加熱式、若しくは気化式(ヒータレスファン式)などが利用できるが、渦輪15の視認性および搬送性は超音波式が最も良く、遠方まで搬送している様子を見ることができ、また遠方まで渦輪15を搬送することができる。なお、超音波式の場合は図1に示すように加温部7と高湿空気生成手段3bを別としたが、加熱式の場合は加熱手段6を高湿空気生成部3に設置し、高湿空気生成手段3bと兼ねてもよい。
そして制御手段9が送風手段8を駆動させると、貯水タンク3aに充満した水は送風された空気とともに流路11を経由し、加圧室5に移送される。
この状態で制御手段9により加振器4に駆動信号が入力されると、振動板4aが振動し、その振幅により加圧室5内の容積が変動し、高湿空気生成部3から送られた高湿空気は、渦輪吹出口5bから渦輪15として外部の空間に向かって間欠的に吹出される。渦輪吹出口5bから吹出された渦輪15は前ケース5a外へ放出される。渦輪15は内部で回転する流体を閉じ込めたまま移動する、つまり周囲へ拡散する効果が小さいため、渦輪15を作らずにそのまま放出するものと比べてより遠方まで高湿空気を輸送することができる。
図4は水分搬送装置100の動作を説明するフローチャートである。
次に、本実施の形態1に係る水分搬送装置100において、制御プログラムによって、制御手段9を動作させる場合について、渦輪15の吹き出し開始から終了までの動作を図4の各ステップに基づいて説明する。
運転開始前の前提として、まず、給水タンク2は、水分搬送装置100に設けられた給水タンク2を収納する図示しない給水タンク収納部に設置される。これにより、給水路10を通して貯水タンク3aに給水タンク2の水圧を利用して一定量の水が流れ込む。また、給水タンク2から高湿空気生成部3への給水量は、給水タンク2の底部に設けられた給水弁2aによって調整される。このとき、貯水タンク3aに溜まる水の水面は、給水タンク収納部に溜まった水の水面と同様の位置となる。
(S1)
使用者からの操作により水分搬送装置100に設けられた電源が押され、運転が開始する。
(S2)
次に、制御手段9は加熱手段6に電流を流す。
(S3)
次に、ステップS3において、制御手段9は図3に示す水分搬送装置100に設けられた温度センサ21が貯水タンク3a内の水の温度が90℃を越えたか否か、もしくは運転開始からの経過時間がT1を超えたか否かを判断する。ここで時間T1は加熱手段6の入力と給水路10から貯水タンク3aに含まれる水を加温するのに十分な時間を設定する。ただし経過時間T1は使用者にとっては待ち時間になるため、より少なく、できれば2、3分以下が好ましい。
(S4)
貯水タンク3a内の水の温度が90℃を越えた、あるいは運転開始からの経過時間がT1を超えるとステップS4に移行し、制御手段9は加熱手段6の発熱を停止させる。
(S5)
加熱手段6の発熱が停止すると、制御手段9は高湿空気生成手段3b、送風手段8、および加振器4を駆動させる。
ステップS5において、加振器4は駆動タイミングyにて駆動することにより渦輪の発射タイミングを制御する。
図5は各部品の動作を説明するタイムチャートで、縦軸が電源、加振器4、加熱手段6、送風手段8および高湿空気生成手段3bのON/OFF動作、横軸が時間を示している。
ステップS5において、加振器4は駆動タイミングyにて駆動することにより渦輪の発射タイミングを制御する。一方、送風手段8は駆動タイミングyに応じた運転サイクルzにて運転と停止を繰り返し、加圧室5へ移送する高湿空気の量を調整する。例えば、駆動タイミングyが5秒であるとき、運転サイクルzは運転3秒/停止2秒とする。このとき、図5に示すように、制御手段9は送風手段8を3秒駆動させる。運転3秒は加圧室104内を高湿空気で満たすのに十分な時間、停止2秒は高湿空気が加圧室104まで到達するのに必要な時間であり、つまり、加振器105が駆動する直前で、加圧室104が高湿空気でちょうど満タンになりあふれ出ないように、制御するものである。その状態で、制御手段9は加振器4を駆動させ、それにより渦輪吹出口5bから渦輪15が吹き出される。そして、この運転サイクルzが繰り返され連続的に渦輪15が吹き出される。なお、運転サイクルzは高湿空気生成部3、送風手段8の仕様、流路11、加圧室5の構造などによって設定される。
(S6)
また、ステップS5にて渦輪15を生成している間は、ステップS6において、使用者が操作手段20を操作することによって、加振器4の駆動タイミングy、つまり渦輪の発射タイミングを変更することができる。このとき、ステップS8では変更された加振器4の駆動タイミングyに連動して、送風手段8の運転サイクルzも変更される。なお、加振器4の駆動タイミングyの設定は、ステップS2〜ステップS5を繰り返している間において自由に行うことができる。
(S7)
また、水分搬送装置100は例えばナイトモードと呼称されるような、使用者が就寝中に使用するモードを備えており、ステップS5にて渦輪15を生成している間は、ステップS7において、使用者が操作手段20を操作することによって、運転モードを切り替えることができる。
(S8)
ステップS7の操作が行われると、制御手段9は加振器4の駆動タイミングyを通常使用の数倍の時間に設定する。これによって夜から次の日の朝まで運転する場合でも、的確に寝具にて就寝している使用者に向かって肌、髪周辺を最適湿度に保ちつつ、寝具が濡れるのを抑制することができる。
(S9)
次に、制御手段9は温度センサ21が貯水タンク3a内の水の温度が90℃以下になったことを検知するか、もしくはステップS3からの経過時間がT2を超えるとステップS2へ戻り、制御手段9は再度加熱手段6に電流を流し発熱させ、水を加温する。ここで経過時間T2は給水の水温、高湿空気生成部3と加振器4の駆動タイミングなどによって設定される。
(S10)
使用者が操作手段20を操作して本体電源が停止されるか、あらかじめタイマー機能にて使用者が設定した設定時間T3が終了するか、給水タンク2の水が無くなる、あるいは予め定められた高湿空気生成のための最低水位以下となると制御手段9は水分搬送装置100の運転を終了させる。
その後、操作手段20による操作または手動により使用者が排水弁14を開くことで、給水路10や貯水タンク3aに残された水を、給水路10と排水弁14を接続する第一の排水経路および貯水タンク3aと排水弁14を接続する第二の排水経路を介して水分搬送装置100本体外へ排出することができる。水を排出することができるので、未使用時に残った水の中での菌の繁殖や、悪臭の発生を抑制できる。
また、前ケース5aやタンク用フタと貯水タンクカバー3cも取り外すことができるので、結露したり、水が残ったりする部分は使用者が確実にふき取ることができるため菌の繁殖や、悪臭の発生を抑制することができる。
次に、渦輪15ができる原理および渦輪吹出口5bの形状が渦輪15の飛距離に与える影響について説明する。
図6は渦輪吹出口5bおよび砲筒31を設けた渦輪吹出口50bの形状による渦輪15の比較をした図である。(a)は加圧室5を形成する壁面の一部を開口し設けた渦輪吹出口5bの図、(b)は加圧室5に砲筒31を設けた渦輪吹出口50bの図である。(c)は渦輪吹出口5bの周縁の外側を面取り加工した図である。(d)は渦輪吹出口5bの周縁に流体抵抗に影響を与えない程度のリブを設けた図である。なお、図中の白抜き矢印が振動版4の振動方向、黒矢印が高湿空気のおおよその動きを示している。
まず、渦輪15ができる原理について説明する。加圧室5内の高湿空気が吹出される際に、渦輪吹出口5bの周縁部と気体との間に強いせん断方向の摩擦が生じ、その巻き込み作用により周縁部で渦流が生成するため、渦輪吹出口5bから吹出された高湿空気は、内部で回転する高湿空気を閉じ込めたまま渦輪15となって放出される。
次に、渦輪吹出口5bおよび渦輪吹出口50bの形状と渦輪15の飛距離との関係について説明する。図6(a)は壁面の一部に設けた開口の周縁から高湿空気がそのまま剥離される、つまり高湿空気と接触する接触部の長さが加圧室の厚さとほぼ同じ程度である、つまり開口を設けた面と渦輪の吹き出し方向がほぼ直交するため、渦輪吹出口5bの周縁部と気体とのせん断方向の力が強くなる。せん断方向の力が強いと渦輪15が剥離される力が強くなるで、渦輪15の飛距離も長くなる。
これに対して図6(b)は砲筒31によって気体と接触する接触部の長さが加圧室の厚さよりも極端に長くなる。その結果砲筒31付近を流れる高湿空気の流動抵抗が低減し速度が落ちるため、渦輪吹出口50bの周縁部と高湿空気とのせん断方向の摩擦力が弱くなる。つまり渦輪15が剥離される力が弱くなり、その結果渦輪15の飛距離も短くなる。
以上の結果から砲筒31が無い方が高湿空気を積極的に剥離することができ、渦輪15の飛距離が長くなることがわかる。なお、さらに周縁部近辺で生じる摩擦を大きくするため、水分搬送装置100は図6(c)に示すように渦輪吹出口5b周縁の外側を面取り加工してあることが望ましい。なお図6(c)では渦輪吹出口5bの周縁の外側を面取り加工してあるが、渦輪吹出口5bの周縁の内側を面取り加工しても同様の効果が得られる。なお、ここでの外側とは図6(c)に示すように渦輪が吹き出された外部空間に面している側のことを指し、内側は加圧室5内に面している側のことを指す。
なお、流動抵抗に影響を与えない程度であれば、図6(d)に示すように渦輪吹出口5bの周縁にリブ32を設けても良い。このような構成にすることで、振動板4aが発生する振動により耐えることができる。
次に、渦輪15の吹き出し方向を変更するための構成について説明する。
図7は図1の水分搬送装置100の正面図である。なお、図7において、実線の矢印は可動壁部5cの回転方向を示す。
図8は可動壁部5cを渦輪吹出口5bが図7の点線で示す位置まで回転させた後の加圧室5周辺の概略断面図である。
可動壁部5cは加振器4の振動方向軸に対して傾斜している傾斜面を有し、渦輪吹出口5bは傾斜面上に設けられている。そして、可動壁部5cは前ケース5aに対して、加振器4の振動方向を軸として360°回転可能な構成としているため、図2に示すように可動壁部5cを回転させると、渦輪吹出口5bは可動壁部5cの傾斜面上に沿って移動する。そのため、図1に示すように水分搬送装置100の側面から見ると渦輪15は斜め上に吹出されるが、図2に点線で示した渦輪吹出口5bの位置まで可動壁部5cを回転させると、図3に示すように水分搬送装置100の側方から見ると渦輪15は斜め下に吹出されることとなる。そして斜め上の方向および斜め下の方向に渦輪15を吹出しても、加圧室5の室内形状は渦輪吹出口5bの位置以外は変化しない。もちろん傾斜面上に沿って移動する範囲内であれば、渦輪15を上述した2箇所以外の任意の方向にも吹出すことができるのは言うまでもない。
次に、加圧室5の一部が可動して渦輪の吹出し方向を変更する方法と、加圧室5全体を傾ける方法や、水分搬送装置100本体そのものを傾ける方法との差異を説明する。本実施の形態1に係る水分搬送装置100は、渦輪吹出口5bを含む加圧室5の一部が可動して渦輪の吹出し方向を変更した。それによって、渦輪15の吹出し方向を変更するために加圧室5全体を傾ける方法や、水分搬送装置100本体そのものを傾ける方法と比較して、それぞれ以下のような利点がある。
すなわち、加圧室5を傾ける場合の課題として、高湿空気を搬送する流路11も連動させるため、加圧室5との接続部に力が加わり、高湿空気が漏れてしまう可能性がある。また、流路11が駆動するので、流路11には柔軟かつ閉塞しない強度、繰り返し駆動に耐え得る寿命のある素材を選定しなくてはならない。さらに、加圧室5との接続部に漏れが発生すると、加圧の際に圧力が分散してしまい、渦輪15がきれいに生成できなくなってしまう。また、加振手段である加振器4が重量物である場合に、傾ける際に軸となる部品、部分にかかる荷重が大きいので繰り返しに耐えうる強度を確保しなくてはならないし、使用者にとっても重い部品を動かすことは負担となる。
しかし本実施の形態に係る水分搬送装置100のように加圧室5の一部のみが可動することで、流路11は連動することがなく、よって流路11から高湿空気が漏れることがない。また、流路11として選定する部品のコストを低減することができる。また、可動するのは加圧室5の一部のみなので使用者への負担も軽減される。
また水分搬送装置100本体そのものを傾ける場合の課題として、加圧室5よりも更に重量物なので、傾斜を支持する部品に大きな荷重がかかるし、手動で傾斜させる場合使用者にとっても不便である。また、本体を傾けることによって給水弁2aに接続する給水路10の水位と貯水タンク3aの水位とが設置面から傾くため、貯水タンク3aに水が供給されにくくなる。水粒子の生成手段に超音波素子を利用している場合には、超音波素子の霧加量は水位の影響を受けるため、水粒子が微細化できなくなる問題や、高湿空気生成手段3bが故障する問題がある。
しかし本実施の形態1に係る水分搬送装置100のように加圧室5の一部のみが可動することで、使用者への負担が軽減される。また、貯水タンク3aに溜まる水の水面が給水タンク収納部に溜まった水の水面と同様の位置を保ちながら渦輪15の吹き出し方向を変更できるので、高湿空気生成手段3bとして超音波発生素子を使用しても水粒子を微細化できる。
なお、この可動壁部5cの回転動作は使用者が手動で行ってもよいし、水分搬送装置100に設けられた図示しない駆動手段によって可動壁部5cを回転させてもよい。
以上のように、本実施の形態では、加圧室5を形成する壁の一部である可動壁部5cに形成した渦輪吹出口5bは図6にて示したような渦輪の飛距離の大きい可動壁部5cの壁面と渦輪吹出し方向がほぼ直交する形状にて構成されており、また、可動壁部5cに加振器4の振動方向軸に対して傾斜している傾斜面を有し、渦輪吹出口5bを傾斜面上に設けることで、可動壁部5cを回転させると、渦輪吹出口5bは可動壁部5cの傾斜面上に沿って移動ため、渦輪15の飛距離を増大させる渦輪吹出口5bの形状を保ったまま加振器4の振動方向軸以外に渦輪15を吹出すことができる。
これにより、例えば机上に水分搬送装置100を置いて使用する場合、通常上向きで使用して椅子に座っている使用者の顔に渦輪15を当て、就寝時には同じく机上に置いたままの水分搬送装置100を下向きで使用することによってベッド上の使用者の顔に渦輪15を当てる、というように水分搬送装置100の載置位置を変えずに角度や方向の異なる対称に飛距離の長い渦輪15を当てる使い方ができ、使用者に利便性の高い水分搬送装置100を提供することができる。
また、制御手段9は送風手段8の運転および停止を時間によって制御することによって、送風手段8を常時運転させず間欠運転させることとなり、加圧室5への過剰な高湿空気移送を抑制し、より一層加圧室5から高湿空気があふれることを抑制することができる。
また、制御手段9は送風手段8の駆動タイミングを加振器4の駆動タイミングと同期させることによって、安定して一定量の高湿空気を加圧室5内に送ることができるため、放出する渦輪15のばらつきをより一層低減することができる。
また、加振器4の駆動周期を操作手段20で行われた設定に基づいて変更することにより、給水タンク2の容量が少なくても例えば使用者が就寝中に使用することを想定した長時間水分搬送装置100を運転させる制御や、部屋内の湿度が低いときに短時間に大量の渦輪を出して加湿する制御などを行うことができる。
また、水分搬送装置100の運転開始直後は加熱手段6を駆動し、水温が一定の温度になるまで加温した後に加熱手段6を停止し、その後送風手段8を駆動することによって、供給された水や前回使用の残り水などに含まれる菌を殺菌することができる。
また、渦輪15を生成中に水温が一定の温度まで下がるかあるいは前回加熱手段6を停止させてから所定時間が経過すると再度加熱手段6を駆動し、水温が一定の温度まで加温した後に加熱手段6を再び停止する制御を繰り返すことによって、万が一新しく給水タンク2から給水された水に菌が含まれていても殺菌することができる。
なお、渦輪吹出口5bの周縁の内側または外側のいずれかを面取り加工することで、さらに口縁部近辺で生じるせん断方向の摩擦力が大きくなり、さらに渦輪15の飛距離を伸ばすことができる。
なお、本実施の形態に係る水分搬送装置100に、アロマテラピー装置(図示せず)を取り付け、渦輪吹出口5bから香りつきの渦輪15を送り出すようにしてもよい。これによって加圧室5から送り出される渦輪15は、高湿空気生成部3にて生成された高湿空気に加え、アロマテラピー装置中のエッセンシャルオイルなどの香りが含まれることとなり、使用者に癒しの効果を与えることができる。
なお、本実施の形態1の水分搬送装置100は部屋内での使用を想定していたが、例えば水分搬送装置100を自動車などに適用して香り成分を含む空気を渦輪状に吹出してもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、可動壁部5cに渦輪吹出口5bを形成し、可動壁部5cを振動方向軸を中心に回転させることで渦輪15の打ち出し方向を変更させたが、本実施の形態2は渦輪吹出口5bを含む加圧室5の外壁の一部が可動壁部5dから形成され、可動壁部5dがスライド可動することで渦輪吹出口5bが加圧室5の室内形状を変えずに渦輪15の吹き出し方向を変更する。なお、実施の形態1と同様の部分は同一の記号を付しその説明を省略する。
図9は本発明の実施の形態2に係る加湿装置200の概略斜視図である。なお、矢印はスライド吹出し部5dがスライドする方向である。
図10は本発明の実施の形態2に係る加湿装置200の正面図である。
図11は本発明の実施の形態2に係る加湿装置200の加圧室5周辺の概略断面図である。
図11に示すように、本実施の形態2では加圧室5の加振器4の振動方向前方に渦輪吹出口5bを有する可動壁部5dが形成され、可動壁部5dが上下にスライドすることで加振器4の振動方向と渦輪15の吹き出し方向とがなす角θを変更する構成とした。なお、加圧室前カバー5aを蛇腹や柔軟性のあるシリコンなどで構成すれば、スライド面が曲面であっても、角があってもスライドすることができる。なお、可動壁部5dは上下だけでなく左右にスライドしても良い。
加湿装置200の動作は実施の形態1の水分搬送装置100と同様の箇所はその説明を省略する。
渦輪15を吹出し始めてから運転を停止させるまでの間、加湿装置200は可動壁部5dをスライドさせることで渦輪15の吹き出し方向を変更することができる。なお、可動壁部5dのスライド駆動は使用者が手動で行ってもよいし、加湿装置200に設けられたモータなどで構成された図示しない駆動手段をスイッチやリモコンで電気的に駆動させてスライドさせてもよい。
以上のように、本実施の形態2に係る加湿装置200では、実施の形態1で得られる全ての効果に加え、加圧室5の加振器4の振動方向前方に渦輪吹出口5bを有する可動壁部5dが形成され、可動壁部5dがスライド可能な構成としたので、加振器4の振動方向と渦輪15の吹き出し方向とがなす角度θを自在に変更することができる。また角度θ=0°とすることで、加振器4の振動方向にも渦輪15を進行させることができる。渦輪吹出口5bが振動板4aの中心にあると、大きな圧力をかけることが可能なので、渦輪15の搬送距離を大きくすることができる。
さらに、本実施の形態2に実施の形態1の可動壁部5cを振動方向軸を中心に回転させる構造を組み合わせることで、スライドによる線の動きに回転による円の動きが加わり、より渦輪15を吹出す方向の自由度が上がる。
実施の形態3.
実施の形態1では、可動壁部5cに渦輪吹出口5bを形成し、可動壁部5cを振動方向軸を中心に回転させることで渦輪15の打ち出し方向を変更させたが、本実施の形態3は渦輪吹出口5bを有する可動壁部5fの角度を変更させることで渦輪15の吹き出し方向を変更する。なお、実施の形態1と同様の部分は同一の記号を付しその説明を省略する。
図12は本発明の実施の形態3に係る加湿装置300の概略斜視図である。
図13は本発明の実施の形態3に係る加湿装置300の正面図である。なお、(a)は図12のように渦輪15を斜めに吹出す際の正面図、(b)は渦輪15を正面に吹出す際の正面図である。
図14は本発明の実施の形態3に係る加湿装置300の加圧室5周辺の概略断面図である。なお、矢印は接続部5eに接続されている可動壁部5fが可動する方向を示す。
本実施の形態3では、渦輪吹出口5bを含む加圧室5の外壁の一部が可動壁部5fから形成され、可動壁部5fの角度を変更させて加振器4の振動方向と渦輪15の吹き出し方向とがなす角度θを変更する構成とした。具体的には、渦輪吹出口5bを有する可動壁部5fを、加圧室前カバー5aの振動板4a略中央の振動方向に設けたラック形状などの歯部を有する接続部5eに取り付ける。あるいは、材質的または構造的に柔軟性を有する、例えば蛇腹や柔軟性のあるシリコンやなどからなる接続部5eに可動壁部5fを接続しても良い。このように構成した加湿装置300において、図13に示すように接続部5eに接続されている可動壁部5fを可動させることで加振器4の振動方向軸に対する傾斜角度が変更可能となり、図12に示すように渦輪15の吹出す方向を変更することができる。
加湿装置300の動作は実施の形態1の水分搬送装置100と同様の箇所はその説明を省略する。
渦輪15を吹出し始めてから運転を停止させるまでの間、可動壁部5fの傾斜角度を変更させることで渦輪15の吹き出し方向を変更することができる。なお、可動壁部5fの角度変更は使用者が手動で行ってもよいし、加湿装置300に設けられたモータなどで構成された図示しない駆動手段をスイッチやリモコンで電気的に駆動させて可動壁部5fの角度を変更してもよい。
以上のように、本実施の形態3に係る加湿装置300では、実施の形態1で得られる全ての効果に加え、渦輪吹出口5bを含む加圧室5の外壁の一部が可動壁部5fから形成され、可動壁部5fの角度を変更させることで加振器4の振動方向と渦輪15の吹き出し方向とがなす角度θを自在に変更することができる。また角度θ=0°とすることで、加振器4の振動方向にも渦輪15を進行させることができる。加圧室の室内形状をほぼ同じに保つように可動して渦輪を吹出す方向を変更することができるため、より圧力の大きい振動板4a中央付近で渦輪15を打ち出せるので、使用者が渦輪の吹出し方向を変更することを可能にしながらも大きな搬送距離を確保することができる。
実施の形態4.
実施の形態1では、可動壁部5cに渦輪吹出口5bを形成し、可動壁部5cを振動方向軸を中心に回転させることで渦輪15の打ち出し方向を変更させたが、本実施の形態4は、加振器4の振動板40aに傾斜を持たせ、可動壁部5gが振動板40aの中心軸と同心軸で渦輪吹出口5bを有し、振動板40aと加圧室前カバー5aは連動して回転することで渦輪15の吹き出し方向を変更する。なお、実施の形態1と同様の部分は同一の記号を付しその説明を省略する。
図15は本発明の実施の形態4に係る加湿装置400の加圧室5周辺の概略断面図である。なお、(a)は渦輪15を斜め上に吹出す際の図、(b)は渦輪15を斜め下に吹出す際の図である。
本実施の形態4では、振動板40aは加振器4の振動方向と傾斜して取り付けられる。また、振動板40aと渦輪吹出口5bの周縁の面が平行であり、振動板40aと渦輪吹出口5bを有する可動壁部5gは加振器4の振動方向を軸として回転する。
加湿装置400の動作は実施の形態1の水分搬送装置100と同様の箇所はその説明を省略する。
渦輪15を吹出し始めてから運転を停止させるまでの間、振動板40aと渦輪吹出口5bを有する可動壁部5gは連動して回転することで渦輪15の吹き出し方向を変更することができる。なお、回転は使用者が手動で行ってもよいし、加湿装置400に設けられたモータなどで構成された図示しない駆動手段をスイッチやリモコンで電気的に駆動させてもよい。
以上のように、本実施の形態4に係る加湿装置400では、実施の形態1で得られる全ての効果に加え、振動板40aに傾斜を持たせ、可動壁部5gは振動板40aの中心軸と同心軸で渦輪吹出口5bを有し、振動板40aと可動壁部5gは連動して回転することで渦輪15を吹出す方向を変更することができるため、加圧手段である加振器4の振動板40aの振動方向と渦輪15が放出される方向が同一のまま渦輪15を吹き出す方向を変更することができる。これにより、より圧力の大きい加振面中央付近で渦輪15を打ち出せるので、使用者が方向を変更することを可能にしながらも大きな搬送距離を確保することができる。
100、200、300、400加湿装置 1本体ケース 1aタンク用フタ 1b本体前ケース 2給水タンク 2a給水弁 3高湿空気生成部 3a貯水タンク 3b高湿空気生成手段 3c貯水タンクカバー 4加振器 4a、40a振動板 4b加振器後ろケース 5加圧室 5a加圧室前ケース 5b渦輪吹出口 5c、5d、5f、5g可動壁部 5e接続部 6加熱手段 7加温部 8送風手段 9制御手段 10給水路 11流路 13排水経路 14排水弁 15渦輪 20操作手段 21温度センサ 31砲筒 32リブ。

Claims (8)

  1. 給水タンクから搬送された水を高湿空気にする高湿空気生成部と、
    前記高湿空気生成部から搬送された前記高湿空気に所定の加圧方向に圧力を加える加圧手段を収容する加圧室と、
    前記加圧室を形成する壁面に開口して設けられ、前記開口周縁の壁面に対してほぼ直交した方向に前記高湿空気を渦輪状に吹出す渦輪吹出口と、
    前記渦輪吹出口を含む前記加圧室の壁面の一部であって、前記壁面を動かすことで前記渦輪の吹出し方向を可変させる可動壁部と、を備えたことを特徴とする水分搬送装置。
  2. 前記可動壁部が前記加圧手段の加圧方向を軸として回転可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の水分搬送装置。
  3. 前記加圧手段は振動板を有する加振器で構成され、
    前記振動板は前記加振器の振動方向と傾斜して前記加振器に取り付けられ、
    前記振動板と前記渦輪吹出口の周縁の前記壁面が略平行であり、
    前記渦輪吹出口および前記振動板を含む前記加圧室の壁面の一部が可動壁部から形成され、可動壁部が前記加振器の振動方向を軸として回転可能に構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水分搬送装置。
  4. 前記加圧手段の加圧方向と前記渦輪の吹き出し方向とがなす角度を可変としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水分搬送装置。
  5. 前記可動壁部がスライド可能に構成されたことを特徴とする請求項4に記載の水分搬送装置。
  6. 前記前記可動壁部は、前記加圧室の壁面に設けた歯部を有する接続部に取り付けられ、前記可動壁部の前記接続部に対する取り付け角度が変更可能に構成されたことを特徴とする請求項4に記載の水分搬送装置。
  7. 前記前記可動壁部は、前記加圧室の壁面に設けた材質的あるいは構造的に柔軟性を有する接続部に接続され、前記可動面の角度が変更可能に構成されたことを特徴とする請求項4に記載の水分搬送装置。
  8. 前記渦輪吹出口の周縁の正面側または裏面側のいずれかを面取り加工したことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の水分搬送装置。
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