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JP5470054B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置に関する。または本発明はRFID(Radio Frequency Identification)技術を利用した無線タグ(RFIDタグ、ICタグ、IDタグともいう)に関する。
無線通信によりデータを交信することができる自動認識技術として、RFIDが広まっている。RFIDは、情報を記憶可能なRFIDタグと、RFIDタグに記憶された情報の読み出しやRFIDタグへ情報の書き込みを行うリーダ/ライタとからなる。RFIDタグは、たとえばアンテナなどを有する半導体装置からなる。
RFIDタグはセッションフラグを備えている(特許文献1)。セッションフラグは、RFIDタグから情報を読み出した後に、再度読み出すことを防止する。セッションフラグは、たとえば、”A”及び”B”の2つの状態を有し、情報を読み出した際に”A”から”B”へ設定される。
情報が読み出され、セッションフラグが”A”から”B”となった後、電波が一時的に途切れても、RFIDタグに設けられたメモリがセッションフラグの状態を保持している。再びRFIDタグが電波を受信しても、セッションフラグが状態”B”になっているため、RFIDタグは”読み出し済み”のステータスとなっており、一度情報を読み出されたRFIDタグの再読み出しを防止できる。
通常、メモリはトランジスタ及び容量を有し、容量に電荷を蓄積して情報を記憶している。しかし容量に蓄積された電荷は様々な要因によってリークする。リーク電流の主な原因はトランジスタからの漏洩電流が挙げられる。このためリフレッシュが必要となる。なおリフレッシュとは、電荷が完全に消失する前に、メモリに蓄積されている情報を読み出し、その読み出し情報をもとにして、再びメモリへ電荷を蓄積することによって情報の書き込みを行う動作である。
特開2006−155247号公報
本発明の一態様の課題は、トランジスタと容量によって情報を記憶し、リフレッシュを必要としないRFIDタグを提供する。
本発明の一態様は、トランジスタと、トランジスタのソース及びドレインの一方に接続された容量を有し、容量に蓄積された電荷に対応する電圧をトランジスタのソース及びドレインの他方に印加するRFIDタグである。蓄積された電荷はトランジスタのソース及びドレインの他方側へ漏洩せず、容量に保持される。
本発明の一態様は、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、第3のトランジスタ、容量およびバッファを有し、第2のトランジスタのソースおよびドレインの一方は入力端子に電気的に接続され、ソースおよびドレインの他方は、第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方かつ第3のトランジスタのソースおよびドレインの一方に電気的に接続され、第1のトランジスタのソースおよびドレインの他方は容量の一方の電極かつバッファの入力に電気的に接続され、容量の他方の電極は基準電圧端子に電気的に接続され、バッファの出力は出力端子および第3のトランジスタのソースおよびドレインの他方に電気的に接続されるRFIDタグである。
第2のトランジスタおよび第1のトランジスタがオンになり、入力端子から容量に電荷が蓄積され、電荷に対応した情報がバッファから出力端子に出力され、電荷が蓄積された後、第2のトランジスタおよび第1のトランジスタがオフになるとともに第3のトランジスタがオンになり、バッファからの出力が第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方に印加され、容量に蓄積された電荷は第1のトランジスタのソース及びドレインの一方側へ漏洩することなく、容量に保持される。
第2のトランジスタおよび第1のトランジスタがオンになり、容量に蓄積された電荷が第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方側へ放出され、電荷の放出に対応した情報がバッファから出力端子に出力され、電荷が放出された後、第2のトランジスタおよび第1のトランジスタがオフになるとともに第3のトランジスタがオンになり、バッファからの出力が第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方に印加される。
本発明の一態様は、第1のインバータ、第2のインバータ、第1のトランジスタ、容量、バッファ、第1のアナログスイッチ、第2のアナログスイッチ、第1の入力端子、第2の入力端子および出力端子を有し、第1の入力端子は第1のインバータの入力に電気的に接続され、第1のインバータの出力は第2のインバータの入力、第1のアナログスイッチの第2の制御端子および第2のアナログスイッチの第1の制御端子に電気的に接続され、第2のインバータの出力は第1のアナログスイッチの第1の制御端子、第2のアナログスイッチの第2の制御端子および第1のトランジスタのゲートに電気的に接続され、第2の入力端子は第1のアナログスイッチの入力に電気的に接続され、第1のアナログスイッチの出力は第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方かつ第2のアナログスイッチの出力に電気的に接続され、第1のトランジスタのソースおよびドレインの他方は容量の一方の電極およびバッファの入力に電気的に接続され、容量の他方の電極は基準電圧端子に電気的に接続され、バッファの出力は出力端子および第2のアナログスイッチの入力に電気的に接続されるRFIDタグである。
第1の入力端子から第1のインバータに信号が入力されることによって得られる第1のインバータおよび第2のインバータからの出力により、第1のアナログスイッチおよび第1のトランジスタがオンになるとともに第2のアナログスイッチがオフになり、第2の入力端子から容量に電荷が蓄積され、電荷に対応した情報がバッファから出力端子に出力され、電荷が蓄積された後、第1の入力端子から第1のインバータに信号が入力されることによって得られる第1のインバータおよび第2のインバータからの出力により、第1のアナログスイッチおよび第1のトランジスタがオフになるとともに第2のアナログスイッチがオンになり、バッファからの出力が第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方に印加され、容量に蓄積された電荷は第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方側へ漏洩することなく、容量に保持される。
第1の入力端子から第1のインバータに信号が入力されることによって得られる第1のインバータおよび第2のインバータからの出力により、第1のアナログスイッチおよび第1のトランジスタがオンになるとともに第2のアナログスイッチがオフになり、容量に蓄積された電荷が第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方側へ放出され、電荷の放出に対応した情報がバッファから出力端子に出力され、電荷が放出された後、第1の入力端子から第1のインバータに信号が入力されることによって得られる第1のインバータおよび第2のインバータからの出力により、第1のアナログスイッチおよび第1のトランジスタがオフになるとともに第2のアナログスイッチがオンになり、バッファからの出力が第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方に印加される。
本発明の一態様は、アンテナ、整流回路、ロジック部およびフラグ保持回路を有し、アンテナは整流回路及びロジック部に電気的に接続され、整流回路はロジック部およびフラグ保持回路に電気的に接続され、ロジック部はクロック回路、論理回路、復調回路および変調回路を有し、フラグ保持回路は、第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、第3のトランジスタ、容量およびバッファを有し、第2のトランジスタのゲートは論理回路に電気的に接続され、ソースおよびドレインの一方は入力端子に電気的に接続され、ソースおよびドレインの他方は、第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方かつ第3のトランジスタのソースおよびドレインの一方に電気的に接続され、第1のトランジスタのゲートは論理回路に電気的に接続され、ソースおよびドレインの他方は容量の一方の電極かつバッファの入力に電気的に接続され、容量の他方の電極は基準電圧端子に電気的に接続され、バッファの出力は出力端子および第3のトランジスタのソースおよびドレインの他方に電気的に接続され、第3のトランジスタのゲートは論理回路に電気的に接続され、ロジック部は入力端子に電気的に接続されるRFIDタグである。
整流回路はロジック部およびフラグ保持回路に電源電圧を供給する。
第2のトランジスタおよび第1のトランジスタがオンになり、入力端子から容量にロジック部からの出力信号に基づく電荷が蓄積され、電荷に対応した情報がバッファから出力端子に出力され、電荷が蓄積された後、第2のトランジスタおよび第1のトランジスタがオフになるとともに第3のトランジスタがオンになり、バッファからの出力が第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方に印加され、容量に蓄積された電荷は第1のトランジスタのソース及びドレインの一方側へ漏洩することなく、容量に保持される。
第2のトランジスタおよび第1のトランジスタがオンになり、容量に蓄積された電荷が第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方側へ放出され、電荷の放出に対応した情報がバッファから出力端子に出力され、電荷が放出された後、第2のトランジスタおよび第1のトランジスタがオフになるとともに第3のトランジスタがオンになり、バッファからの出力が第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方に印加される。
本発明の一態様は、アンテナ、整流回路、ロジック部およびフラグ保持回路を有し、アンテナは整流回路及びロジック部に電気的に接続され、整流回路はロジック部およびフラグ保持回路に電気的に接続され、ロジック部はクロック回路、論理回路、復調回路および変調回路を有し、フラグ保持回路は第1のインバータ、第2のインバータ、第1のトランジスタ、容量、バッファ、第1のアナログスイッチ、第2のアナログスイッチ、第1の入力端子、第2の入力端子および出力端子を有し、ロジック部は第2の入力端子に電気的に接続され、第1の入力端子は第1のインバータの入力に電気的に接続され、第1のインバータの出力は第2のインバータの入力、第1のアナログスイッチの第2の制御端子および第2のアナログスイッチの第1の制御端子に電気的に接続され、第2のインバータの出力は第1のアナログスイッチの第1の制御端子、第2のアナログスイッチの第2の制御端子および第1のトランジスタのゲートに電気的に接続され、第2の入力端子は第1のアナログスイッチの入力に電気的に接続され、第1のアナログスイッチの出力は第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方かつ第2のアナログスイッチの出力に電気的に接続され、第1のトランジスタのソースおよびドレインの他方は容量の一方の電極およびバッファの入力に電気的に接続され、容量の他方の電極は基準電圧端子に電気的に接続され、バッファの出力は出力端子および第2のアナログスイッチの入力に電気的に接続されるRFIDタグである。
整流回路はロジック部およびフラグ保持回路に電源電圧を供給するRFIDタグである。
第1の入力端子から第1のインバータに信号が入力されることによって得られる第1のインバータおよび第2のインバータからの出力により、第1のアナログスイッチおよび第1のトランジスタがオンになるとともに第2のアナログスイッチがオフになり、第2の入力端子から容量にロジック部からの出力信号に基づく電荷が蓄積され、電荷に対応した情報がバッファから出力端子に出力され、電荷が蓄積された後、第1の入力端子から第1のインバータに信号が入力されることによって得られる第1のインバータおよび第2のインバータからの出力により、第1のアナログスイッチおよび第1のトランジスタがオフになるとともに第2のアナログスイッチがオンになり、バッファからの出力が第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方に印加され、容量に蓄積された電荷は第1のトランジスタのソース及びドレインの一方側へ漏洩することなく、容量に保持される。
第1の入力端子から第1のインバータに信号が入力されることによって得られる第1のインバータおよび第2のインバータからの出力により、第1のアナログスイッチおよび第1のトランジスタがオンになるとともに第2のアナログスイッチがオフになり、容量に蓄積された電荷が第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方側へ放出され、電荷の放出に対応した情報がバッファから出力端子に出力され、電荷が放出された後、第1の入力端子から第1のインバータに信号が入力されることによって得られる第1のインバータおよび第2のインバータからの出力により、第1のアナログスイッチおよび第1のトランジスタがオフになるとともに第2のアナログスイッチがオンになり、バッファからの出力が第1のトランジスタのソースおよびドレインの一方に印加される。
本発明の一態様は、トランジスタと容量によって情報を記憶し、リフレッシュを必要とせず、情報を保持できる。
本発明の一態様の実施の形態1を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態1を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態1を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態1を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態2を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態2を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態2を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態2を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態3を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態4を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態4を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態5を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態5を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態5を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態5を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態5を説明する図である。 本発明の一態様の実施の形態5を説明する図である。
本発明の実施の形態について、図面を用いて以下に説明する。同じものを指す符号は異なる図面間で共通して用いる。本発明は実施形態に限定されない。
(実施の形態1)
本実施の形態で開示するRFIDタグは、第1のトランジスタ201、第2のトランジスタ202、容量203、バッファ204、第3のトランジスタ205を有する回路を有する(図1(A))。206は入力端子、207は出力端子を示す。208−210はそれぞれ制御端子を示す。211は基準電圧端子を示す。
第1のトランジスタ201、第2のトランジスタ202、第3のトランジスタ205はそれぞれN型トランジスタまたはP型トランジスタである。バッファ204は例えば第1のインバータ10と第2のインバータ11とを直列に接続した回路からなる(図1(B))。
第2のトランジスタ202のゲートは制御端子208に電気的に接続される。ソースおよびドレインの一方は入力端子206に電気的に接続される。ソースおよびドレインの他方は、第1のトランジスタ201のソースおよびドレインの一方かつ第3のトランジスタ205のソースおよびドレインの一方に電気的に接続される。
第1のトランジスタ201のゲートは制御端子209に電気的に接続される。ソースおよびドレインの他方は容量203の一方の電極かつバッファ204の入力に電気的に接続される。
容量203の他方の電極は基準電圧端子211に電気的に接続される。
バッファ204の出力は出力端子207および第3のトランジスタ205のソースおよびドレインの他方に電気的に接続される。
第3のトランジスタ205のゲートは制御端子210に電気的に接続される。
次に動作を説明する。本実施の形態において情報”1”を電圧が高いとし、”0”を電圧が低いとする。
(初期状態)
初期状態では、第1のトランジスタ201、第2のトランジスタ202、第3のトランジスタ205はオフである。容量203には電荷が蓄積されていない。バッファ204の出力は”0”であり、出力端子207の出力情報は”0”である(図2)。
(出力情報を”1”にする場合)
容量203に電荷を蓄積し、バッファ204の出力を”1”にして出力端子207の出力情報を”1”にする場合を説明する。
制御端子208からの電圧によって第2のトランジスタ202がオンとなる。また制御端子209からの電圧によって第1のトランジスタ201がオンとなる。そして入力端子206から高電圧”1”に対応する電流が流れて容量203に電荷が蓄積される。
容量203に電荷が蓄積されるとバッファ204の出力は”1”となり、出力端子207の出力情報は”1”になる(図3(A))。
出力端子207の出力情報が”1”になると、制御端子208からの電圧によって第2のトランジスタ202がオフとなり、制御端子209からの電圧によって第1のトランジスタ201がオフとなる。また制御端子210からの電圧によって第3のトランジスタ205がオンとなり、バッファ204の出力電圧(”1”)が第2のトランジスタ202および第1のトランジスタ201の間のノード212に印加される。ノード212にはバッファ204の出力電圧(”1”)が印加されるので容量203に蓄積された電荷は第1のトランジスタ201のソース−ドレインを経由して漏洩することなく、容量203に保持される(図3(B))。したがってリフレッシュは不要である。
なお容量203は十分に大きな容量を有していることが好ましい。例えば、電波が一時的に途切れるなどにより電源電圧を維持できなくなり、第1のトランジスタ201、第2のトランジスタ202、第3のトランジスタ205およびバッファ204がオフになった場合を考える。このとき容量203が十分に大きな容量を有していれば、容量203に蓄積された電荷は、バッファ204の出力(”1”)が変化しない程度に、一時的に保持される。その後、電力が供給されて電源電圧が回復すると、バッファ204がオンになる。容量203には電荷が蓄積されているので、バッファ204の出力は”1”となり、出力端子207の出力情報は”1”になる。
(出力情報を”0”にする場合)
容量203に蓄積された電荷を放出し、バッファ204の出力を”0”にして出力端子207の出力情報を”0”にする場合を説明する。
入力端子206には低電圧”0”が印加される。制御端子208からの電圧によって第2のトランジスタ202がオンとなる。また制御端子209からの電圧によって第1のトランジスタ201がオンとなる。ノード212の電位は第1のトランジスタ201のソースおよびドレインの一方であって、容量203と電気的に接続されている側の電位よりも低くなる。容量203に蓄積された電荷は第1のトランジスタ201のソース−ドレインを経由して第1のトランジスタ201のノード212側に放出される(図4(A))。
電荷が放出されると、バッファ204の出力は”0”となり、出力端子207の出力情報は”0”になる(図4(B))。
出力端子207の出力情報が”0”になると、制御端子208からの電圧によって第2のトランジスタ202がオフとなり、制御端子209からの電圧によって第1のトランジスタ201がオフとなる。また制御端子210からの電圧によって第3のトランジスタ205がオンとなる。容量203に電荷は蓄積されておらず、ノード212にはバッファ204の出力電圧(”0”)が印加されるので漏洩電流の問題は発生しない。したがってリフレッシュは不要である。
なお容量203が十分に大きな容量を有していれば、電波が一時的に途切れるなどにより電源電圧を維持できなくなり、バッファ204がオフになっても、電荷が容量203に蓄積されていない状態は、バッファ204の出力(”0”)が変化しない程度に、一時的に保持される。その後、電力が供給されて電源電圧が回復すると、バッファ204がオンになる。容量203には電荷が蓄積されていないので、バッファ204の出力は”0”となり、出力端子207の出力情報は”0”になる。
RFIDタグは、リフレッシュを必要とせず、第1のトランジスタ201と容量203によって情報を記憶できる。
(実施の形態2)
本実施の形態で開示するRFIDタグは、第1のインバータ303、第2のインバータ304、第1のトランジスタ307、容量308、バッファ309、第1のアナログスイッチ305、第2のアナログスイッチ306を有する回路を有する。301、302はそれぞれ入力端子、310は出力端子を示す。312は基準電圧端子を示す(図5(A))。
第1のトランジスタ307はN型トランジスタまたはP型トランジスタである。以下、第1のトランジスタ307はN型トランジスタであるとして説明する。なお第1のトランジスタ307がP型トランジスタの場合はN型トランジスタの場合と逆のレベルの電圧が入力端子301に印加される。
バッファ309は例えば第3のインバータ12と第4のインバータ13とを直列に接続した回路からなる(図5(B))。
入力端子301は第1のインバータ303の入力に電気的に接続される。第1のインバータ303の出力は第2のインバータ304の入力、第1のアナログスイッチ305の第2の制御端子314および第2のアナログスイッチ306の第1の制御端子315に電気的に接続される。第2のインバータ304の出力は第1のアナログスイッチ305の第1の制御端子313、第2のアナログスイッチ306の第2の制御端子316および第1のトランジスタ307のゲートに電気的に接続される。
入力端子302は第1のアナログスイッチ305の入力に電気的に接続される。第1のアナログスイッチ305の出力は第1のトランジスタ307のソースおよびドレインの一方かつ第2のアナログスイッチ306の出力に電気的に接続される。
第1のトランジスタ307のソースおよびドレインの他方は、容量308の一方の電極およびバッファ309の入力に電気的に接続される。
容量308の他方の電極は基準電圧端子312に電気的に接続される。
バッファ309の出力は出力端子310および第2のアナログスイッチ306の入力に電気的に接続される。
次に動作を説明する。本実施の形態において情報”1”を電圧が高いとし、”0”を電圧が低いとする。
(初期状態)
初期状態では、入力端子301および入力端子302はともに低電圧”0”が印加され、第1のトランジスタ307はオフである。容量308には電荷が蓄積されていない。バッファ309の出力は”0”であり、出力端子310の出力情報は”0”である(図6)。
(出力情報を”1”にする場合)
容量308に電荷を蓄積し、バッファ309の出力を”1”にして出力端子310の出力情報を”1”にする場合を説明する。
入力端子301および入力端子302はともに高電圧”1”が印加される。第1のインバータ303の出力は低電圧”0”となり、第2のインバータ304の出力が高電圧”1”となる。第1のアナログスイッチ305がオンとなり、高電圧”1”を出力する。また第1のトランジスタ307がオンとなり、第1のアナログスイッチ305の出力に対応する電流が流れて容量308に電荷が蓄積される。第2のアナログスイッチ306はオフである。
容量308に電荷が蓄積されるとバッファ309の出力は”1”となり、出力端子310の出力情報は”1”になる(図7(A))。
出力端子310の出力情報が”1”になると、入力端子301および入力端子302はともに低電圧”0”が印加される。第1のインバータ303の出力は高電圧”1”となり、第2のインバータ304の出力が低電圧”0”となる。第1のトランジスタ307がオフとなる。第1のアナログスイッチ305がオフとなり、第2のアナログスイッチ306がオンとなり、バッファ309の出力電圧(”1”)がノード311に印加される。ノード311にはバッファ309の出力電圧(”1”)が印加されるので容量308に蓄積された電荷は第1のトランジスタ307のソース−ドレインを経由して漏洩することなく、保持される(図7(B))。したがってリフレッシュは不要である。
この後、電波が一時的に途切れるなどにより電源電圧を維持できなくなり、第1のインバータ303、第2のインバータ304、第1のトランジスタ307、第1のアナログスイッチ305、第2のアナログスイッチ306およびバッファ309がオフになる場合があるため、容量308は十分に大きな容量を有していることが好ましい。容量308が十分に大きな容量を有していれば、容量308に蓄積された電荷は、バッファ309の出力(”1”)が変化しない程度に、一時的に保持される。その後、電力が供給されて電源電圧が回復すると、バッファ309がオンになる。容量308には電荷が蓄積されているので、バッファ309の出力は”1”となり、出力端子310の出力情報は”1”になる。
また電力が供給されて電源電圧が回復し、入力端子301および入力端子302がともに初期状態の低電圧”0”が印加された場合、第1のアナログスイッチ305および第1のトランジスタ307はオフ、第2のアナログスイッチ306にオンになる。ノード311にはバッファ309の出力電圧(”1”)が印加されるので容量308に蓄積された電荷は第1のトランジスタ307のソース−ドレインを経由して漏洩することなく、保持される。したがってリフレッシュは不要である。
(出力情報を”0”にする場合)
容量308に蓄積された電荷を放出し、バッファ309の出力を”0”にして出力端子310の出力情報を”0”にする場合を説明する。
入力端子301には高電圧”1”が印加され、入力端子302には低電圧”0”が印加される。第1のインバータ303の出力は低電圧”0”となり、第2のインバータ304の出力が高電圧”1”となる。第1のトランジスタ307がオンとなる。第1のアナログスイッチ305がオンとなる。ノード311の電位は第1のトランジスタ307のソースおよびドレインの一方であって、容量308と電気的に接続されている側の電位よりも低くなる。容量308に蓄積された電荷は第1のトランジスタ307のソース−ドレインを経由して第1のトランジスタ307のノード311側に放出される(図8(A))。第2のアナログスイッチ306はオフである。
電荷が放出されると、バッファ309の出力は”0”となり、出力端子310の出力情報は”0”になる(図8(B))。
出力端子310の出力情報が”0”になると、入力端子301には低電圧”0”が印加され、第1のトランジスタ307がオフとなる。容量308に電荷は蓄積されておらず、ノード311にはバッファ309の出力電圧(”0”)が印加されるので漏洩電流の問題は発生しない。したがってリフレッシュは不要である。
なお電波が一時的に途切れるなどにより電源電圧を維持できなくなり、バッファ309がオフになっても、容量308が十分に大きな容量を有していれば、電荷が容量308に蓄積されていない状態は、バッファ309の出力(”0”)が変化しない程度に、一時的に保持される。その後、電力が供給されて電源電圧が回復すると、バッファ309がオンになる。容量308には電荷が蓄積されていないので、バッファ309の出力は”0”となり、出力端子310の出力情報は”0”になる。
また電力が供給されて電源電圧が回復し、入力端子301および入力端子302がともに初期状態の低電圧”0”が印加された場合、第1のアナログスイッチ305および第1のトランジスタ307はオフ、第2のアナログスイッチ306にオンになる。容量308に電荷は蓄積されておらず、ノード311にはバッファ309の出力電圧(”0”)が印加されるので漏洩電流の問題は発生しない。したがってリフレッシュは不要である。
RFIDタグは、リフレッシュを必要とせず、第1のトランジスタ307と容量308によって情報を記憶できる。
(実施の形態3)
本実施の形態で開示するRFIDタグ400はアンテナ401、整流回路402、ロジック部403およびフラグ保持回路404を有する(図9)。
アンテナ401は、リーダ/ライタとの交信においてアナログ信号の送受信を行う。
アンテナ401には整流回路402が接続される。整流回路402はアンテナ401を介してリーダ/ライタから出力された電波の電力を整流して電源電圧VDDとして出力する。
整流回路402が整流した電源電圧VDDは、ロジック部403、およびフラグ保持回路404にそれぞれ供給される。ロジック部403は、クロック回路、論理回路、変調回路および復調回路を有する。
クロック回路は、クロック信号を生成し、論理回路に供給する。復調回路は、アンテナ401が受信したアナログ信号をデジタル信号に復調して論理回路に出力する。変調回路は、該論理回路から出力されたデジタル信号をアナログ信号に変調してアンテナ401を介してリーダ/ライタに送信する。
論理回路はメモリを有する。また論理回路はメモリに蓄積された情報を読み出し、メモリに情報を書き込む。
フラグ保持回路404は上記実施の形態1または2の回路を有する。
実施の形態1に示した回路は、第1のトランジスタ201、第2のトランジスタ202、容量203、バッファ204、第3のトランジスタ205を有する(図1)。
第1のトランジスタの制御端子209、第2のトランジスタの制御端子208、第3のトランジスタの制御端子210および入力端子206それぞれは、ロジック部403の論理回路からの出力によって制御される。出力端子207はロジック部403の論理回路に入力される。
フラグ保持回路404への電源電圧VDDは整流回路402から供給される。またはロジック部403を経由して整流回路402から供給される。具体的にはバッファ204の電源電圧VDDは整流回路402から供給される。またはロジック部403を経由して整流回路402から供給される。
実施の形態1に示した回路を有するフラグ保持回路404は、第1のトランジスタ201と容量203によって情報(電荷)を記憶できる。したがってリフレッシュは不要である。電荷はロジック部403からの出力信号に基づく。また容量203が十分大きな容量を有していれば、整流回路402からの電源電圧VDDが供給停止となった際にも容量203に蓄積された電荷は、バッファ204の出力が変化しない程度に、一時的に保持される。したがって一度読み出した情報を再度読み出すことを防止するセッションフラグの状態を保持することができる。
また実施の形態2に示した回路は、第1のインバータ303、第2のインバータ304、第1のトランジスタ307、容量308、バッファ309、第1のアナログスイッチ305、第2のアナログスイッチ306を有する(図5)。
入力端子301および入力端子302それぞれは、ロジック部403の論理回路からの出力によって制御される。出力端子310はロジック部403の論理回路に入力される。
上記と同様にフラグ保持回路404への電源電圧VDDは整流回路402から供給される。またはロジック部403を経由して整流回路402から供給される。具体的には第1のインバータ303の電源電圧VDD、第2のインバータ304の電源電圧VDD、バッファ309の電源電圧VDD、第1のアナログスイッチ305の電源電圧VDD、第2のアナログスイッチ306の電源電圧VDDは整流回路402から供給される。またはロジック部403を経由して整流回路402から供給される。
実施の形態2に示したRFIDタグを有するフラグ保持回路404は、第1のトランジスタ307と容量308によって情報(電荷)を記憶できる。したがってリフレッシュは不要である。電荷はロジック部403からの出力信号に基づく。また容量308が十分大きな容量を有していれば、整流回路402からの電源電圧VDDが供給停止となった際にも容量308に蓄積された電荷は、バッファ309の出力が変化しない程度に、一時的に保持される。したがって一度読み出した情報を再度読み出すことを防止するセッションフラグの状態を保持することができる。
(実施の形態4)
本実施の形態では実施の形態3と異なる構成を有するRFIDタグを説明する。
本実施の形態で示すRFIDタグ500は、アンテナ回路501及び信号処理回路502を有する。信号処理回路502は、整流回路503、電源回路504、復調回路505、発振回路506、論理回路507、メモリコントロール回路508、メモリ回路509、論理回路510、アンプ511、変調回路512を有する(図10)。メモリ回路509は上記実施の形態1および2の回路を有する。
アンテナ回路501によって受信された通信信号は復調回路505に入力される。受信される通信信号、すなわちアンテナ回路501とリーダ/ライタ間で送受信される信号の周波数は極超短波帯においては915MHz、2.45GHzなどがあり、それぞれISO規格などで規定される。もちろん、アンテナ回路501とリーダ/ライタ間で送受信される信号の周波数はこれに限定されず、例えばサブミリ波である300GHz〜3THz、ミリ波である30GHz〜300GHz、マイクロ波である3GHz〜30GHz、極超短波である300MHz〜3GHz、超短波である30MHz〜300MHzのいずれの周波数も用いることができる。また、アンテナ回路501とリーダ/ライタ間で送受信される信号は、搬送波を変調した信号である。搬送波の変調方式は、アナログ変調またはデジタル変調であり、振幅変調、位相変調、周波数変調及びスペクトラム拡散のいずれかでよい。好ましくは、振幅変調または周波数変調である。
発振回路506から出力された発振信号は、クロック信号として論理回路507に供給される。また、変調された搬送波は復調回路505で復調される。復調後の信号も論理回路507に送られ解析される。論理回路507で解析された信号はメモリコントロール回路508に送られる。メモリコントロール回路508はメモリ回路509を制御し、メモリ回路509に記憶されたデータを取り出し、論理回路510に送る。論理回路510に送られた信号は論理回路510でエンコード処理されたのちアンプ511で増幅され、その信号によって変調回路512は搬送波を変調する。この変調された搬送波によりリーダ/ライタがRFIDタグからの信号を認識する。
整流回路503に入力された搬送波は整流された後、電源回路504に入力される。このようにして得られた電源電圧を電源回路504より復調回路505、発振回路506、論理回路507、メモリコントロール回路508、メモリ回路509、論理回路510、アンプ511、変調回路512などに供給する。
信号処理回路502とアンテナ回路501におけるアンテナとの接続については特に限定されない。例えばアンテナと信号処理回路502をワイヤボンディング接続やバンプ接続を用いて接続する、あるいはチップ化した信号処理回路502の一面を電極にしてアンテナに貼り付ける。信号処理回路502とアンテナとの貼り付けにはACF(anisotropic conductive film;異方性導電性フィルム)を用いることができる。
アンテナは、信号処理回路502と共に同じ基板上に積層して設けるか、外付けのアンテナを用いる。もちろん、信号処理回路の上部もしくは下部にアンテナが設けられる。
整流回路503は、アンテナ回路501が受信する搬送波により誘導される交流信号を直流信号に変換する。
RFIDタグ500はバッテリー561を有してもよい(図11)。整流回路503から出力される電源電圧が、信号処理回路502を動作させるのに十分でないときには、バッテリー561からも信号処理回路502を構成する各回路、例えば復調回路505、発振回路506、論理回路507、メモリコントロール回路508、メモリ回路509、論理回路510、アンプ511、変調回路512などに電源電圧を供給する。
整流回路503から出力される電源電圧のうちの余剰分をバッテリー561に充電すれば良い。RFIDタグ500にアンテナ回路501及び整流回路503とは別にさらにアンテナ回路及び整流回路を設けることにより、無作為に生じている電磁波等からバッテリー561に蓄えるエネルギーを得ることができる。
バッテリーに充電することで連続的に使用できる。バッテリーはシート状に形成された電池を用いる。例えばゲル状電解質を用いるリチウムポリマー電池や、リチウムイオン電池、リチウム2次電池等を用いると、バッテリーの小型化が可能である。例えばニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池などが挙げられる。または大容量のコンデンサーなどを用いる。
(実施の形態5)
本実施の形態は上記実施の形態で示したRFIDタグの一作製方法を説明する。
基板701の一表面に剥離層702を形成し、剥離層702上に下地となる絶縁膜703および半導体膜704(例えば非晶質珪素を含む膜)を形成する(図12(A))。剥離層702、絶縁膜703および半導体膜704は、連続して形成することができる。その結果、大気に曝されないため不純物の混入を防ぐことができる。
基板701にはガラス基板、石英基板、金属基板、ステンレス基板、本工程の処理温度に耐えうるプラスチック基板等を用いる。
剥離層702は、金属膜や金属膜と金属酸化膜の積層層を用いる。
金属膜はタングステン(W)、モリブデン(Mo)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、ニオブ(Nb)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、ジルコニウム(Zr)、亜鉛(Zn)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)から選択された元素、前記元素を主成分とする合金材料、前記元素を主成分とする化合物材料からなる膜であり、単層又は積層で形成する。金属膜はスパッタ法やプラズマCVD法等により形成する。
金属膜と金属酸化膜の積層層は、上述した金属膜を形成した後に、酸素雰囲気下またはNO雰囲気下におけるプラズマ処理、酸素雰囲気下またはNO雰囲気下における加熱処理によって、金属膜表面に当該金属膜の酸化物または酸化窒化物を設けて形成する。または金属膜を形成した後に、オゾン水等の酸化力の強い溶液で表面を処理することにより、金属膜表面に当該金属膜の酸化物を設けて形成する。
絶縁膜703は、珪素の酸化物または珪素の窒化物を含む膜であり、スパッタ法やプラズマCVD法等により、単層又は積層で形成する。絶縁膜703は、基板701からの不純物の侵入を防止する。
半導体膜704は、スパッタ法、LPCVD法、プラズマCVD法等により形成され、25nm以上200nm以下程度、好ましくは50nm以上70nm以下程度の厚さを有する。半導体膜704は例えば非晶質珪素膜、ZnOを含む酸化物半導体膜である。
半導体膜704にレーザー光を照射するなどして結晶化して結晶質半導体膜を形成してもよい。
半導体膜704を所望の形状にエッチングして、半導体膜704a、半導体膜704bを形成する。半導体膜704a、半導体膜704bを覆ってゲート絶縁膜705を形成する(図12(B))。
ゲート絶縁膜705は、CVD法やスパッタ法等により、珪素の酸化物又は珪素の窒化物を含む膜であり、単層膜又は積層膜である。
ゲート絶縁膜705は、半導体膜704a、半導体膜704bに対しプラズマ処理を行い、表面を酸化又は窒化することで形成しても良い。例えば、He、Ar、Kr、Xeなどの希ガスと、酸素、酸化窒素(例えば、NO)、アンモニア、窒素、水素などの混合ガスを導入したプラズマ処理で形成する。この場合のプラズマの励起は、マイクロ波を用いて行うと、低電子温度で高密度のプラズマを生成することができる。この高密度プラズマで生成された酸素ラジカル(OHラジカルを含む場合もある)や窒素ラジカル(NHラジカルを含む場合もある)によって、半導体膜の表面を酸化又は窒化することができる。
このような高密度プラズマを用いた処理により、1nm以上20nm以下程度、代表的には5nm以上10nm以下程度の絶縁膜が半導体膜に形成される。この場合の反応は、固相反応であるため、当該絶縁膜と半導体膜との界面準位密度をきわめて低くすることができる。このような、プラズマ処理は、半導体膜(結晶性シリコン、多結晶シリコン、ZnOを含む酸化物半導体膜など)を直接酸化(又は窒化)するため、形成される絶縁膜の膜厚のばらつきをきわめて小さくすることができる。加えて、結晶性シリコンの結晶粒界でも酸化が進行するということがないため、非常に好ましい。
ゲート絶縁膜705は、プラズマ処理によって形成される絶縁膜のみを用いる、又はそれに加えてプラズマや熱反応を利用したCVD法で酸化珪素、酸窒化珪素、窒化珪素などの絶縁膜を堆積して形成する。プラズマ処理により形成したゲート絶縁膜を含むトランジスタは特性のバラツキが小さい。
ゲート絶縁膜705上に導電膜を形成する。100nm以上500nm以下程度の厚さの導電膜を単層で形成する。タンタル(Ta)、タングステン(W)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、クロム(Cr)、ニオブ(Nb)等から選択された元素を含む材料、これらの元素を主成分とする合金材料、又はこれらの元素を主成分とする化合物材料を用いる。リン等の不純物元素を添加した多結晶珪素に代表される半導体材料を用いても良い。例えば、窒化タンタル膜とタングステン膜の積層膜、窒化タングステン膜とタングステン膜の積層膜、窒化モリブデン膜とモリブデン膜の積層膜を用いる。
上記の導電膜上に、フォトリソグラフィ法を用いてレジストからなるマスクを形成し、エッチング処理を行って、半導体膜704a、半導体膜704bの上方にゲート電極707を形成する。
ゲート電極707をマスクとして、半導体膜704a、半導体膜704bに、イオンドープ法またはイオン注入法により、n型又はp型を付与する不純物元素を低濃度に添加する。本実施の形態においては、半導体膜704a、半導体膜704bに、n型を付与する不純物元素を低濃度に添加する。n型を付与する不純物元素は、15族に属する元素であり、リン(P)、砒素(As)などである。p型を付与する不純物元素は、13族に属する元素であり、硼素(B)などである。
本実施の形態はn型TFTを示しているが、n型TFTに限定して解釈されない。p型TFTのみを形成しても良い。また、n型TFTとp型TFTを併せて形成しても良い。
ゲート絶縁膜705とゲート電極707を覆うように、絶縁膜を形成する。絶縁膜は、プラズマCVD法やスパッタ法等により形成する珪素、珪素の酸化物又は珪素の窒化物の無機材料を含む膜である。
絶縁膜を異方性エッチングにより選択的にエッチングして、ゲート電極707の側面に接する絶縁膜708(サイドウォールともいう)を形成する。絶縁膜708はLDD(Lightly Doped Drain)領域を形成する際にマスクとして用いる。
フォトリソグラフィ法により形成したレジストからなるマスクと、ゲート電極707および絶縁膜708とをマスクとして用いて、半導体膜704a、半導体膜704bにn型を付与する不純物元素を添加する。これにより、チャネル形成領域706a、第1の不純物領域706b、第2の不純物領域706cが形成される(図12(C))。第1の不純物領域706bは薄膜トランジスタのソース領域又はドレイン領域であり、第2の不純物領域706cはLDD領域である。第2の不純物領域706cが含む不純物元素の濃度は、第1の不純物領域706bが含む不純物元素の濃度よりも低い。
続いて、ゲート電極707、絶縁膜708等を覆うように、絶縁膜を形成する。本実施の形態では絶縁膜は絶縁膜709、710、711の3層膜である。絶縁膜はCVD法等により形成する。絶縁膜709、710は、珪素、珪素の酸化物又は珪素の窒化物の無機材料を含む膜であり、絶縁膜711は有機樹脂などの有機材料を含む膜である。
絶縁膜709、710、711をエッチングして、第1の不純物領域706bに達するコンタクトホールを形成した後、薄膜トランジスタのソース電極又はドレイン電極として機能する導電膜731a、及び接続配線として機能する導電膜731bを形成する。導電膜731a、731bは、コンタクトホールを充填するように導電膜を形成し、当該導電膜を選択的にエッチングすることで形成する。なお、導電膜を形成する前に、コンタクトホールにおいて露出した半導体膜704a、半導体膜704bの表面にシリサイドを形成して、抵抗を低くしてもよい。導電膜731a、731bは、低抵抗材料を用いて形成すると信号遅延を生じることがなく、好ましい。低抵抗材料は耐熱性が低い場合も多くあるため、低抵抗材料の上下には耐熱性の高い材料を設けるとよい。導電膜731a、731bは、CVD法やスパッタリング法等により形成する。
以上により、薄膜トランジスタ730a、薄膜トランジスタ730bを含む素子層749が得られる(図13(A))。薄膜トランジスタ730a、薄膜トランジスタ730bは実施の形態1、2に示したトランジスタに用いられる。
絶縁膜709、710、711を形成する前、または絶縁膜709を形成した後、又は絶縁膜709、710を形成した後に、半導体膜704の結晶性の回復や半導体膜704に添加された不純物元素の活性化、半導体膜704の水素化を目的とした加熱処理を行うとよい。加熱処理には、熱アニール法、レーザーアニール法、RTA法などを適用する。
導電膜731a、731bを覆うように、絶縁膜712、713を形成する(図13(B))。絶縁膜712には50−150nm、例えば100nmの膜厚を有する窒化珪素膜を用い、絶縁膜713には1000−2000nm、例えば1500nmの膜厚を有するポリイミド膜を用いる。絶縁膜713の表面形状は平坦性が高いと好ましい。窒化珪素膜の代わりに酸化窒化珪素膜や窒化酸化珪素膜を用いてもよい。ポリイミド膜の代わりにポリアミド、ベンゾシクロブテン、アクリル、エポキシ等の有機材料やシロキサン材料等を用いてもよい。絶縁膜712、713は、CVD法、スパッタ法、SOG法、液滴吐出法またはスクリーン印刷法等により作成する。
絶縁膜712、713に開口部を形成する。具体的には接続配線731bが露出する開口部714を形成する。このような開口部714において(詳しくは点線で囲まれた領域715において)、絶縁膜712の端部は、絶縁膜713で覆われている。上層の絶縁膜713で下層の絶縁膜712の端部を覆うことで、その後開口部714に形成される配線の段切れを防止することができる。本実施の形態では、絶縁膜713が有機材料であるポリイミドを用いているため、開口部714において、絶縁膜713はなだらかなテーパを有することができ、効率的に段切れを防止することができる。
絶縁膜713上に導電膜717を形成し、導電膜717上に絶縁膜718を形成する(図13(C))。
導電膜717は、導電膜731a、731bと同じ材料で形成することができる。導電膜717は、薄膜トランジスタと、アンテナとの間の信号に基づく電流が流れるため、導電材料、例えばアルミニウムで形成する。導電膜717は、CVD法やスパッタリング法等により形成する。絶縁膜718は、その表面形状に平坦性を要求されるため、有機材料で形成するとよく、1000−3000nm、例えば2000nmの膜厚のポリイミドを用いる場合を例示する。
絶縁膜718は絶縁膜713の開口部714、及び開口部714に形成された導電膜717の表面の凹凸を平坦にする必要があり、絶縁膜713の膜厚よりも厚い、例えば2000nmの膜厚で形成する。
図14に半導体装置の周辺部を示す。絶縁膜718は、回路部におけるアンテナの外側(具体的には領域740)で、絶縁膜713の端部を覆うと好ましい。水分や酸素の侵入を防止することができる。
絶縁膜718上にアンテナ720を形成する(図15(A))。アンテナ720と導電膜717とを開口部を介して接続させる(図示しない)。
アンテナ720は、第1の導電膜721、第2の導電膜722の積層膜であり、本実施の形態では、第1の導電膜721として、厚さ50−150nm、例えば100nmのチタン、第2の導電膜722として、厚さ4000−6000nm、例えば5000nmアルミニウムの積層構造の場合を例示する。チタンは、アンテナの耐湿性を高めることができ、絶縁膜718とアンテナ720との密着性を高めることもできる。さらにチタンは、導電膜717との接触抵抗を低くすることができる。本実施の形態ではチタンの端部より、アルミニウムの端部が内側となる(領域742)。チタン端部から距離L=0.8μm以上2μm以下の範囲で内側となるようにする(図15(A))。アルミニウムの膜厚をチタンの膜厚よりも大きくし、チタン端部がアルミニウム端部より突出していることで、その後に形成される絶縁膜の段切れを防止することができ、アンテナの耐性を高めることができる。
アンテナはCVD法、スパッタ法、スクリーン印刷やグラビア印刷等の印刷法、液滴吐出法、ディスペンサ法、メッキ法等を用いて形成する。またアンテナは積層膜又は単層膜である。
アンテナ720を覆って、絶縁膜723を形成する。本実施の形態では、絶縁膜723を200nmの窒化珪素膜で形成する。絶縁膜723はアンテナの耐湿性をより高める。チタン端部がアルミニウム端部より突出しているため、絶縁膜723は段切れすることなく形成できる。絶縁膜723は酸化窒化珪素膜、窒化酸化珪素膜又はその他の無機材料膜でもよい。
絶縁膜723と、絶縁膜712とは、絶縁膜718の外側、つまり回路部におけるアンテナの外側(具体的には領域741)で接していると好ましい(図14)。絶縁膜712、723はともに窒化珪素膜で形成すると、同一材料同士が密着する構成となり、密着性が高く、水分や酸素の侵入を防止することができる。また窒化珪素膜は、酸化珪素膜と比較して緻密性が高いため、水分や酸素の侵入防止を効果的に防止することができる。絶縁膜712、723が密着している領域は周辺領域であり、回路部を囲むように形成されている。このような周辺領域の構成を採用していないRFIDタグと比較して、RFIDタグの端部からの剥離といった、経時的な形状や特性の変化に伴う欠陥を少なくすることができる。
絶縁膜723を覆うように第1の絶縁体751を形成する(図15(B))。第1の絶縁体751は繊維体727に有機樹脂728が含浸された構造体726である。また構造体726の表面には第1の衝撃緩和層750が形成されている。第1の衝撃緩和層750はアラミド樹脂層である。
繊維体727に有機樹脂728が含浸された構造体726は、プリプレグとも呼ばれる。プリプレグは、具体的には繊維体にマトリックス樹脂を有機溶剤で希釈したワニスを含浸させた後、有機溶剤を揮発させてマトリックス樹脂を半硬化させたものである。プリプレグは弾性率13GPa以上15GPa以下、破断係数140MPaである。薄膜化したプリプレグは薄型でフレキシブルなRFIDタグの作製を可能にする。プリプレグの繊維体の代表例としては、ポリビニルアルコール系繊維、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリエチレン系繊維、アラミド系繊維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維、ガラス繊維、または炭素繊維等が挙げられる。有機樹脂の代表例としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂又はフッ素樹脂等が挙げられる。
第1の絶縁体751の厚さは、5μm以上100μm以下、さらには10μm以上50μmが好ましく、本実施の形態では32μmとする。本実施の形態では、第1の絶縁体751のうち、構造体726の膜厚を10−30μm、例えば20μmとし、第1の衝撃緩和層750の膜厚を5−15μm、例えば12μmとする。薄型でフレキシブルなRFIDタグを作製することができる。
第1の衝撃緩和層750を形成後、第1の衝撃緩和層750の表面に第1の導電層729を形成する。第1の導電層729は酸化珪素とインジウム錫酸化物の化合物を用いる。第1の導電層729は構造体726や第1の衝撃緩和層750より抵抗が低い。第1の導電層729は、膜状に設けるか、小さな間隔をあけた島状の固まりで設けてもよい。膜厚は50nm以上200nm以下とすることができる。第1の導電層729は酸化珪素とインジウム錫酸化物の化合物以外に、チタン、モリブデン、タングステン、アルミニウム、銅、銀、金、ニッケル、錫、白金、パラジウム、イリジウム、ロジウム、タンタル、カドミウム、亜鉛、鉄、シリコン、ゲルマニウム、ジルコニウム、バリウムなどから選ばれた元素を含む材料、前記元素を主成分とする合金材料、前記元素を主成分とする化合物材料などを用いて形成することができる。第1の導電層729は、スパッタリング法やプラズマCVD法、塗布法、印刷法、電解メッキ法や無電解メッキ法などのメッキ法を用いて形成する。なお、第1の導電層729の表面には絶縁膜を設けても良い。絶縁膜は第1の導電層729を保護する。
薄膜トランジスタ730a、薄膜トランジスタ730bを含む素子層及びアンテナ720として機能する導電膜などが一体となった層を基板701から剥離する(図16)。剥離層702と基板701との界面、剥離層702と絶縁膜703との界面、又は剥離層702の内部のいずれかから分離し、剥離する。剥離層702が上記一体となった層側に残存してしまった場合、不要であれば、エッチング等で除去してもよい。
剥離する際に、水やオゾン水等の水溶液を用いて剥離する面を濡らしながら行うことによって、薄膜トランジスタ730a、薄膜トランジスタ730bなどの素子が静電気等によって破壊されることを防止できる。水溶液中のイオンにより、剥離層702の不対電子が終端されることによって、電荷が中和されることによる。
剥離後の基板701を再利用することによって、低コスト化を実現することができる。
剥離により露出した面を覆うように、第2の絶縁体753を形成する(図17)。第2の絶縁体753は、第1の絶縁体751と同様にして形成する。本実施の形態では、第2の絶縁体753として、繊維体731に有機樹脂732が含浸された、いわゆるプリプレグを用いた構造体730を設け、更に構造体730の表面に第2の衝撃緩和層752を設ける。第2の衝撃緩和層752にはアラミド樹脂を用いる。もちろん、構造体726及び730のみで貼り合わせることもでき、そのときのRFIDタグの膜厚は40μm〜70μm、好ましくは40μm〜50μmとなる。第1及び第2の衝撃緩和層を設けた際のRFIDタグの膜厚は70μm〜90μm、好ましくは70μm〜80μmとなる。
第2の絶縁体753の表面に第2の導電層733を形成する。第2の導電層733は、第1の導電層729と同様にして形成することができる。また、第2の導電層733の表面には絶縁膜を設けても良い。絶縁膜は第2の導電層733を保護する。以上の工程で、素子層やアンテナが第1の絶縁体751と第2の絶縁体753で封止され、第1の絶縁体751の表面に第1の導電層729を有し、第2の絶縁体753の表面に第2の導電層733を有する積層体が得られる。
その後、分断手段を用いて、上記の積層体を個々のRFIDタグに分断する。分断手段としては、分断の際に第1の絶縁体751及び第2の絶縁体753が溶融される手段を用いることが好ましい。第1の導電層729及び第2の導電層733が溶融される手段であるとより好ましい。本実施の形態では、レーザー光の照射による分断を適用する。
レーザー光の照射を用いて個々のRFIDタグに分断することで、第1の導電層729と第2の導電層733との間の抵抗値が低下し、第1の導電層729と第2の導電層733とが導通することになる。このため、RFIDタグの分断の工程と、第1の導電層729と第2の導電層733とを導通させる工程を、一度に行うことができる。
このようにして絶縁基板を用いて形成されたRFIDタグを完成することができる。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて用いることができる。
本発明は以上の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細をさまざまに変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以上に示す記載内容に限定して解釈されるものではない。
10 第1のインバータ
11 第2のインバータ
201 第1のトランジスタ
202 第2のトランジスタ
203 容量
204 バッファ
205 第3のトランジスタ
206 入力端子
207 出力端子
208 制御端子
209 制御端子
210 制御端子
211 基準電圧端子
212 ノード
301 入力端子
302 入力端子
303 第1のインバータ
304 第2のインバータ
305 第1のアナログスイッチ
306 第2のアナログスイッチ
307 第1のトランジスタ
308 容量
309 バッファ
310 出力端子
311 ノード
312 基準電圧端子
313 第1の制御端子
314 第2の制御端子
315 第1の制御端子
316 第2の制御端子
400 RFIDタグ
401 アンテナ
402 整流回路
403 ロジック部
404 フラグ保持回路
500 RFIDタグ
503 整流回路
720 アンテナ

Claims (1)

  1. トランジスタと、第1のスイッチと、第2のスイッチと、第1のインバータと、第2のインバータと、容量素子と、バッファと、を有し、
    第1の入力端子は、前記第1のスイッチを介して前記トランジスタのソース又はドレインの一方と電気的に接続され、
    前記トランジスタのソース又はドレインの他方は、前記バッファの入力と電気的に接続され、
    前記容量素子は、前記バッファの入力と電気的に接続され、
    前記バッファの出力は、出力端子と電気的に接続され、
    前記バッファの出力は、前記第2のスイッチを介して前記トランジスタのソース又はドレインの一方と電気的に接続され、
    第2の入力端子は、前記第1のインバータを介して前記第2のスイッチの制御端子と電気的に接続され、
    前記第2の入力端子は、前記第1のインバータと前記第2のインバータとを順に介して前記第1のスイッチの制御端子と電気的に接続され、
    前記第2の入力端子は、前記第1のインバータと前記第2のインバータとを順に介して前記トランジスタのゲートと電気的に接続されることを特徴とする半導体装置。
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