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JP5467883B2 - パッキン及びそれを用いた防水ケース - Google Patents

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Description

本発明は、ケースの防水に用いられるパッキン、及び、前記パッキンを用いた防水ケースに関するものである。
自動車には多種多様な電子機器が搭載されている。これら多種多様な電子機器に電力供給及び信号伝達を行うために、前記自動車には、適宜箇所に電気接続箱が配置されている。なお、本明細書では、ジャンクションブロック(ジャンクションボックス)、ヒューズブロック(ヒューズボックス)、リレーブロック(リレーボックス)等を、総称して電気接続箱と呼ぶ。
この電気接続箱は、車種によりいろいろなものが用いられているが、例えば、図9及び図10に示す防水ケース(例えば特許文献1を参照。)を用いたものがある。同図に示す防水ケース201には、互いに組み付けられるケース203,204と、これらケース203,204の合わせ部207を防水するためのパッキン206と、が設けられている。
上記パッキン206は、ゴム、ポリウレタン等の弾性体により構成されており、ケース203の縁231aが挿入されるケース204の溝244に装着される。また、前記溝244は、ケース204の周壁242と、この周壁242の外表面から延設された第2の周壁243と、により構成されている。
上記防水ケース201は、図10に示すように、ケース203とケース204とが組み付けられる際、ケース203の縁231aがケース204の溝244に装着されたパッキン206にめり込むことにより、ケース203,204の合わせ部207が防水される。
実開平1−58983号公報
しかしながら、前述した防水ケース201においては、ケース203の縁231aがパッキン206の平らな表面にめり込むことにより該パッキン206に生じる、縁231aをケース204から離れる側に押し戻そうとする反発力(図10中に矢印で示す。)が高いので、ケース203,204の組み付け作業が困難であるという問題があった。また、前述した防水ケース201においては、ケース203の縁231aとパッキン206との接触面積が小さいので、ケース203,204の合わせ部207の防水性が十分高いとは言えないという問題があった。
したがって、本発明は、互いに組み付けられる一方のケース及び他方のケースの合わせ部の防水性を向上させつつ、前記一方のケース及び前記他方のケースの組み付け作業を容易にすることができるパッキン、及び、前記パッキンを用いた防水ケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、互いに組み付けられる一方のケース及び他方のケースの合わせ部を防水するために、前記一方のケースの縁が挿入される前記他方のケースの溝に装着されるパッキンにおいて、前記溝の開口側に位置付けられる第1の面に、前記一方のケースの縁が圧入可能なスリットが設けられ、前記溝の底面側に位置付けられる第2の面が、弾性変形していない状態で、前記第1の面に対して傾斜しており、かつ、前記第2の面が前記溝の底面に押し当てられることにより、前記スリットによって分断された部分同士が互いにずれて前記第1の面に段差が生じ、これら互いにずれた部分同士の間に前記一方のケースの縁が圧入可能であることを特徴とするパッキンである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、全体として環状に形成され、前記第1の面が、弾性変形していない状態で、前記環状の仮想中心軸と直交しており、前記第2の面が、弾性変形していない状態で、前記環状の内側から外側に向かうにしたがって前記第1の面に近付く方向、または、前記環状の外側から内側に向かうにしたがって前記第1の面に近付く方向に傾斜していることを特徴とするものである。
上記目的を達成するために請求項3に記載された発明は、互いに組み付けられる一方のケース及び他方のケースと、前記一方のケース及び前記他方のケースの合わせ部を防水するために、前記一方のケースの縁が挿入される前記他方のケースの溝に装着されるパッキンと、が設けられた防水ケースにおいて、前記パッキンとして、請求項1または請求項2に記載のパッキンが設けられていることを特徴とする防水ケースである。
請求項1に記載された発明によれば、前記溝の開口側に位置付けられる第1の面に、前記一方のケースの縁が圧入可能なスリットが設けられているので、前記縁が密着することによりパッキンに生じる前記縁を他方のケースから離れる側に押し戻そうとする反発力を、スリットが設けられていない従来のパッキンに比べて小さくすることができる。また、前記溝の底面側に位置付けられる第2の面が、弾性変形していない状態で、前記第1の面に対して傾斜しており、かつ、前記第2の面が前記溝の底面に押し当てられることにより、前記スリットによって分断された部分同士が互いにずれて前記第1の面に段差が生じ、これら互いにずれた部分同士の間に前記一方のケースの縁が圧入可能であるので、パッキンの前記縁に密着する接触面積を、スリットによって分断された部分同士をずらさない場合、及び、スリットが設けられていない従来のパッキンに比べて増加させることができる。よって、互いに組み付けられる一方のケース及び他方のケースの合わせ部の防水性を向上させつつ、前記一方のケース及び前記他方のケースの組み付け作業を容易にすることができるパッキンを提供することができる。
請求項2に記載された発明によれば、全体として環状に形成され、前記第1の面が、弾性変形していない状態で、前記環状の仮想中心軸と直交しており、前記第2の面が、弾性変形していない状態で、前記環状の内側から外側に向かうにしたがって前記第1の面に近付く方向、または、前記環状の外側から内側に向かうにしたがって前記第1の面に近付く方向に傾斜しているので、前記第2の面が前記溝の底面に押し当てられることにより、前記スリットによって分断された部分同士が互いにずれて前記第1の面に段差が生じる。そして、これら互いにずれた部分同士の間に前記一方のケースの縁が圧入されるので、パッキンの前記縁に密着する接触面積を、スリットによって分断された部分同士をずらさない場合、及び、スリットが設けられていない従来のパッキンに比べて増加させることができる。よって、互いに組み付けられる一方のケース及び他方のケースの合わせ部の防水性を向上させつつ、前記一方のケース及び前記他方のケースの組み付け作業を容易にすることができるパッキンを提供することができる。
請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2に記載のパッキンが設けられているので、互いに組み付けられる一方のケース及び他方のケースの合わせ部の防水性を向上させつつ、前記一方のケース及び前記他方のケースの組み付け作業を容易にすることができる防水ケースを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るパッキンを用いた防水ケースを示す斜視図である。 図1に示された防水ケースを構成する一方のケースを示す斜視図である。 図1に示された防水ケースを構成する他方のケース及びパッキンを示す斜視図である。 図3中のA−A線に沿った断面図である。 図1に示された防水ケースの合わせ部の断面図であり、一方のケースの縁が他方のケースの溝に近付けられた状態を示す断面図である。 図1に示された防水ケースの合わせ部の断面図であり、図5に示された一方のケースの縁が他方のケースの溝に装着されたパッキンに押し当てられた状態を示す断面図である。 図1に示された防水ケースの合わせ部の断面図であり、図6に示された一方のケースの縁がパッキンのスリットに圧入されて、一方のケースと他方のケースとが組み付けられた状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るパッキンを用いた防水ケースの合わせ部の断面図である。 従来のパッキンを用いた防水ケースの合わせ部の断面図であり、一方のケースの縁が他方のケースの溝に近付けられた状態を示す断面図である。 図9に示された防水ケースの合わせ部の断面図であり、図9に示された一方のケースの縁が他方のケースの溝に装着されたパッキンにめり込み、一方のケースと他方のケースとが組み付けられた状態を示す断面図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るパッキンを用いた防水ケースを、図1〜図7を参照して説明する。
図1〜図7に示す防水ケース1は、自動車に搭載される電気接続箱10を構成する。この防水ケース1には、互いに組み付けられるケース本体3(請求項中の一方のケース)及びアッパーカバー4(請求項中の他方のケース)と、これらケース本体3及びアッパーカバー4の合わせ部7を防水するためのパッキン6と、ケース本体3に組み付けられるロアカバー5と、が設けられている。
上記ケース本体3は、合成樹脂で構成され、周知の射出成型により形成されている。ケース本体3は、図2に示すように、複数の周壁31により四角筒状に形成されている。このケース本体3の内側には、リレー21やヒューズ22等の電気部品が装着されたカセットブロック2が取り付けられる。また、上記電気接続箱10は、防水ケース1と電気部品が装着されたカセットブロック2とにより構成されている。また、本発明における「一方のケースの縁」とは、ケース本体3の周壁31の上端に位置する縁31aを意味する(図2を参照。)。
上記アッパーカバー4は、合成樹脂で構成され、周知の射出成型により形成されている。アッパーカバー4は、図1、図3に示すように、略四角形の板状の天井壁41と、この天井壁41の外縁から立設した複数の周壁42と、この周壁42の外表面から延設された第2の周壁43と、により箱状に形成されている。また、前記第2の周壁43は、図5などに示すように、周壁42に連なり周壁42と直交する方向に延びた水平部43aと、水平部43aに連なり周壁42と平行に延びた平行部43bと、により構成されている。
また、周壁42と第2の周壁43とは本発明における「他方のケースの溝」を構成している。この溝に符号44を付す。前記溝44は、アッパーカバー4の開口の周囲に環状に形成されている。また、水平部43aの内表面は本発明における「溝44の底面」をなしている。この底面に符号44bを付す。また、周壁42の外表面のうち溝44に面した部分を、本発明では、「溝44の内側の側面」と呼び、符号44cを付す。また、平行部43bの内表面のうち溝44に面した部分を、本発明では、「溝44の外側の側面」と呼び、符号44aを付す。また、図5などに示す符号44dは本発明における「溝44の開口」を示している。
上記アッパーカバー4は、図1に示すように、ケース本体3の上側に位置する開口3aを覆うようにケース本体3に組み付けられる。また、アッパーカバー4がケース本体3に組み付けられる際、図7に示すように、ケース本体3の縁31aがアッパーカバー4の溝44に挿入される。また、アッパーカバー4の平行部43bに設けられたロック部45がケース本体3の周壁31に設けられたロック受け部32に係止することにより、アッパーカバー4とケース本体3とが固定される。
また、ケース本体3及びアッパーカバー4の「合わせ部7」とは、アッパーカバー4の周壁42及び第2の周壁43とケース本体3の周壁31との重なり部分を意味している。
上記ロアカバー5は、合成樹脂で構成され、周知の射出成型により形成されている。ロアカバー5は、ケース本体3の下側に位置する開口を覆うようにケース本体3に組み付けられる。
図1〜図7中の矢印Xは、アッパーカバー4とケース本体3との組み付け方向、及び、ロアカバー5とケース本体3との組み付け方向を示している。
上記パッキン6は、ゴム、ポリウレタン等の弾性体により、図3に示すように、全体として環状に形成されている。パッキン6は、上述したアッパーカバー4の溝44に装着される。このパッキン6には、溝44の開口44d側に位置付けられる第1の面61と、溝44の底面44b側に位置付けられる第2の面62と、環状のパッキン6の内側に位置し溝44の内側の側面44cに密着する内周面63と、環状のパッキン6の外側に位置し溝44の外側の側面44aに密着する外周面64と、が設けられている。
また、溝44の開口44d側に位置付けられる第1の面61は、図3、図4に示すように、弾性変形していない状態で、環状のパッキン6の仮想中心軸Pと直交する平面となっている。この第1の面61には、ケース本体3の縁31aが圧入されるスリット60が設けられている。スリット60は、パッキン6の全周に亘って設けられている。また、スリット60は、前記仮想中心軸P方向に沿って第1の面61から第2の面62側に延びている。
また、溝44の底面44b側に位置付けられる第2の面62は、図3、図4に示すように、弾性変形していない状態で、第1の面61に対して傾斜している。即ち、第2の面62は、弾性変形していない状態で、環状のパッキン6の内側に位置する内周面63から環状のパッキン6の外側に位置する外周面64に向かうにしたがって第1の面61に近付く方向に傾斜している。
このようなパッキン6は、図5に示すように、溝44に装着される。図5に示すように、パッキン6が溝44の奥まで押し込まれていない状態、即ちパッキン6が矢印X方向に圧縮されていない状態において、第2の面62は、第1の面61及び溝44の底面44bに対して傾斜している。さらに、パッキン6は、図6、図7に示すように、ケース本体3とアッパーカバー4とが組み付けられる際に溝44に挿入される縁31aに押されて第2の面62が溝44の底面44bに押し当てられることにより、スリット60によって分断された部分63a,64a同士が矢印X方向に互いにずれて第1の面61に段差が生じる。即ち、第2の面62が圧縮されることによりスリット60によって分断された部分63aが矢印X方向に伸びて第1の面61に段差が生じる。そして、これら互いにずれた部分63a,64a同士の間に縁31aが圧入される。
このように防水ケース1は、ケース本体3とアッパーカバー4とが組み付けられる際、ケース本体3の縁31aがアッパーカバー4の溝44に装着されたパッキン6のスリット60に圧入されることにより、ケース本体3及びアッパーカバー4の合わせ部7が防水される。また、図7に示す状態のパッキン6には、縁31aに対して矢印で表す反発力が生じている。
このように、本発明では、パッキン6の第1の面61にスリット60が設けられているので、ケース本体3の縁31aが密着することによりパッキン6に生じる、縁31aをアッパーカバー4から離れる側に押し戻そうとする反発力、即ち弾性復元力、を、スリット60が設けられていない従来のパッキンに比べて小さくすることができる。
また、本発明では、パッキン6の第2の面62が、弾性変形していない状態で第1の面61及び溝44の底面44bに対して傾斜しており、この第2の面62が溝44の底面44bに押し当てられることにより、スリット60によって分断された部分63a,64a同士が互いにずれて第1の面61に段差が生じ、これら互いにずれた部分63a,64a同士の間に縁31aが圧入されるので、パッキン6の縁31aに密着する接触面積を、スリット60によって分断された部分63a,64a同士をずらさない場合、及び、スリット60が設けられていない従来のパッキンに比べて増加させることができる。
これらのことによって、本発明では、互いに組み付けられるケース本体3及びアッパーカバー4の合わせ部7の防水性を向上させつつ、ケース本体3及びアッパーカバー4の組み付け作業を容易にすることができるパッキン6及び防水ケース1を提供することができる。
なお、弾性変形していない状態で第1の面61に段差が形成されているパッキンによっても、「縁31aに密着する接触面積を多く確保して防水性を高める」という本発明と同じ効果は得られるが、そのようなパッキンは、成形金型が複雑な形状になり、製造が難しい上にコスト高になってしまう。この点において、本発明のパッキン6は、第2の面62が圧縮されることにより第1の面61に段差を生じさせる構成としているので、容易に製造でき、安価で提供することができる。
また、上述した第1の実施形態では、ケース本体3とアッパーカバー4とが組み付けられる際に、パッキン6が縁31aに押されることによって、第2の面62が溝44の底面44bに押し当てられると説明したが、本発明では、パッキン6が、ケース本体3とアッパーカバー4との組み付け前に、第2の面62が溝44の底面44bに押し当てられた状態とされていても良い。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るパッキンを用いた防水ケースを、図8を参照して説明する。また、図8において、第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
図8に示す防水ケース1’には、互いに組み付けられるケース本体3及びアッパーカバー4と、これらケース本体3及びアッパーカバー4の合わせ部7を防水するための、溝44に装着されるパッキン6’と、が設けられている。
上記パッキン6’には、溝44の開口44d側に位置付けられる第1の面61と、溝44の底面44b側に位置付けられる第2の面62’と、溝44の内側の側面44cに密着する内周面63と、溝44の外側の側面44aに密着する外周面64と、が設けられている。前記第1の面61には、スリット60が設けられている。前記第2の面62’は、弾性変形していない状態で、外周面64から内周面63に向かうにしたがって第1の面61に近付く方向に傾斜している。
上記パッキン6’は、ケース本体3とアッパーカバー4とが組み付けられる際に溝44に挿入される縁31aに押されて第2の面62’が溝44の底面44bに押し当てられることにより、スリット60によって分断された部分63a,64a同士が矢印X方向に互いにずれて第1の面61に段差が生じる。即ち、第2の面62’が圧縮されることによりスリット60によって分断された部分64aが矢印X方向に伸びて第1の面61に段差が生じる。そして、これら互いにずれた部分63a,64a同士の間に縁31aが圧入される。
このような防水ケース1’によれば、第1の実施形態で説明した防水ケース1と同様の効果が得られる。
また、上述した防水ケース1,1’は、電気接続箱10に限らず、あらゆる電子機器、装置の筺体として用いることができる。
また、上述した防水ケース1,1’は、アッパーカバー4側にパッキン6,6’が装着される溝44が設けられていたが、本発明では、ケース本体3側に前記溝が設けられていても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1,1’ 防水ケース
3 ケース本体(一方のケース)
4 アッパーカバー(他方のケース)
6,6’ パッキン
7 合わせ部
31a 縁
44 溝
44b 底面
44d 開口
60 スリット
61 第1の面
62,62’ 第2の面

Claims (3)

  1. 互いに組み付けられる一方のケース及び他方のケースの合わせ部を防水するために、前記一方のケースの縁が挿入される前記他方のケースの溝に装着されるパッキンにおいて、
    前記溝の開口側に位置付けられる第1の面に、前記一方のケースの縁が圧入可能なスリットが設けられ、
    前記溝の底面側に位置付けられる第2の面が、弾性変形していない状態で、前記第1の面に対して傾斜しており、かつ、
    前記第2の面が前記溝の底面に押し当てられることにより、前記スリットによって分断された部分同士が互いにずれて前記第1の面に段差が生じ、これら互いにずれた部分同士の間に前記一方のケースの縁が圧入可能である
    ことを特徴とするパッキン。
  2. 全体として環状に形成され、
    前記第1の面が、弾性変形していない状態で、前記環状の仮想中心軸と直交しており、
    前記第2の面が、弾性変形していない状態で、前記環状の内側から外側に向かうにしたがって前記第1の面に近付く方向、または、前記環状の外側から内側に向かうにしたがって前記第1の面に近付く方向に傾斜している
    ことを特徴とする請求項1に記載のパッキン。
  3. 互いに組み付けられる一方のケース及び他方のケースと、前記一方のケース及び前記他方のケースの合わせ部を防水するために、前記一方のケースの縁が挿入される前記他方のケースの溝に装着されるパッキンと、が設けられた防水ケースにおいて、
    前記パッキンとして、請求項1または請求項2に記載のパッキンが設けられている
    ことを特徴とする防水ケース。
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