JP5464453B2 - エレベータ用ワイヤロープ交換機 - Google Patents
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Description
(構成)
図1〜図9を参照して、本発明に基づく実施の形態1におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機について説明する。図1では、本実施の形態におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機101にワイヤロープ1を掛けた状態を示している。図1では、エレベータ用ワイヤロープ交換機101の内部の様子がわかるように蓋5を開けた状態で表示している。
引続き、エレベータ用ワイヤロープ交換機101にワイヤロープ1が掛かっていない状態からワイヤロープ1をセットし終えるまでの作業手順について説明する。
本実施の形態におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機101では、第1姿勢と第2姿勢との間で相互に切り替えることができる押さえローラ部3を備えており、なおかつ、作業開口部10を有するので、エレベータのワイヤロープの交換作業の現場において、ワイヤロープの端が変形させられている、または、専用金具などが既に取り付けられているワイヤロープにおいても、あるいは、長いワイヤロープの切れ目のない途中部分においても、ワイヤロープを切ることなくドラムの外周に掛ける作業を容易に行なうことができる。
なお、本実施の形態では既に蓋5の存在も示しているが、エレベータ用ワイヤロープ交換機101は、作業開口部10を覆う開閉自在な蓋5を有することが好ましい。蓋5は本発明にとって必須のものではないが、備わっていることが好ましい。
押さえローラ部3は交換することができる。図5〜図7では、上側固定ピン13が残ったままとなっており、押さえローラ部3は上側固定ピン13を中心に回動することとなっていたが、上側固定ピン13も抜き取れば、図10に示すように、押さえローラ部3を完全に取り外すことができる。図10では、押さえローラ部3を外した後のハウジング4に下側穴18および上側穴19があるのが見えている。一方、取り外された押さえローラ部3には下側穴18cおよび上側穴19cが設けられている。
異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第1の例について説明する。本実施の形態では、押さえローラ部3を交換することによって、異なる径のワイヤロープに対応することができる。ここでは、ワイヤロープの径のバリエーションとして、直径12mm、直径14mm、直径16mmの3通りが存在するものとして説明する。
異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第2の例について説明する。この例においては、押さえローラ部を交換しなくても、異なる径のワイヤロープに対応することが可能である。なぜなら、押さえローラの径が共通であっても、押さえローラを支持する位置を少しずつ変えることによって異なる径のワイヤロープに対応することができるからである。押さえローラを支持する位置を変えるためには、たとえば図22に示す構成を採用すればよい。このエレベータ用ワイヤロープ交換機102は、押さえローラ部3wを備える。押さえローラ部3wは、複数の位置固定穴21を有する。ハウジング4は、図22におけるドラム2の縦の中心線81からの距離がそれぞれ異なる複数の下側穴に相当する位置調整穴20を有する。位置調整穴20は一直線上に並んでいてもよいが、図22に示すように一直線上ではない配列であってもよい。図22に示した例では、位置調整穴20として3つの穴が三角形をなす位置関係で配置されている。押さえローラ部3wは、上側固定ピン13を中心として回動させることによって、押さえローラ16のドラム2に対する相対位置を決定する。決定した位置において、対応する位置調整穴20のいずれかと位置固定穴21のいずれかとを一括して貫通するように下側固定ピン12が挿入される。図22に示した例では、3個ある位置調整穴20の上側穴19からの図中上下方向の距離が2通りに分かれているので、位置固定穴21は、1個では足りず2個設けられている。上側固定ピン13を抜けば、図23に示すように、押さえローラ部3wはハウジング4から取り外すことができる。図24〜図26では、複数ある穴のうち固定ピンが挿入されているものを黒丸で表示する。
異なる径のワイヤロープに対応するための構成の第3の例について説明する。図27に、上側の固定ピンを1本だけ挿入してこの上側固定ピン13を中心に回動させる途中の状態を示す。図28に示すように、エレベータ用ワイヤロープ交換機103では、下側固定ピン12(図29〜図31参照)が通るための下側穴18,18cが複数設けられているだけでなく上側固定ピン13が通るための上側穴19,19cも複数設けられている。エレベータ用ワイヤロープ交換機103は、ハウジング4に設けられた穴と、押さえローラ部3yに設けられた穴とを利用して上下ともそれぞれ固定位置を調整することができる。
(構成)
図32〜図34を参照して、本発明に基づく実施の形態2におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機について説明する。図32に示すように、エレベータ用ワイヤロープ交換機104は、押さえローラ部23を備える。他の部分の構成は、基本的に実施の形態1で説明したものと同様である。押さえローラ部23は、ドラム2の外周に沿って並ぶように配置された複数のボギー構造を含む。図32に示した例では、押さえローラ部23は軸35a,35bによる少なくとも2つのボギー構造を含んでいる。これらの2つのボギー構造は、軸37による1つの大きなボギー構造の中に配置されている。
本実施の形態では、ドラム2の外周に沿って並ぶように配置された複数のボギー構造が設けられているので、ワイヤロープ1に対する保持力を大きくすることができる。ドラム2の外周上の複数箇所で、より均等に近い状態でワイヤロープを押さえ付けることとなるので、ワイヤロープに対する保持力が安定する。
(構成)
図35を参照して、本発明に基づく実施の形態3におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機について説明する。図35に示すように、エレベータ用ワイヤロープ交換機105においては、押さえローラ部は2つの部分に分かれている。押さえローラ部は、ドラム2を挟んで互いに対向する第1の側方および第2の側方から、ドラム2を、ドラム2の中心に向かって同時にそれぞれ押圧する第1押さえローラ部3aおよび第2押さえローラ部3bを含む。第1押さえローラ部3aは、上側固定ピン13aで上端を固定された状態でロックボルト14aおよびロックナット15aによって下端が締め付けられ、下側固定ピン12aで固定されている。第2押さえローラ部3bは、上側固定ピン13bで上端を固定された状態でロックボルト14bおよびロックナット15bによって下端が締め付けられ、下側固定ピン12bで固定されている。
(作用・効果)
本実施の形態では、押さえローラ部が2つの部分に分かれ、これらの部分がドラム2を挟んで互いに対向する2つの側方から押さえ付ける構成となっているので、引き出されるワイヤロープのいずれの側が荷重のかかる側であっても対応することができる。
(構成)
図36を参照して、本発明に基づく実施の形態4におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機について説明する。図36に示すように、エレベータ用ワイヤロープ交換機106においては、押さえローラ部は2つの部分に分かれている。その各部分にはボギー構造が2つずつ設けられている。本実施の形態における構成は、実施の形態2,3の構成を組み合わせたものということもできる。エレベータ用ワイヤロープ交換機106は、押さえローラ部として第1押さえローラ部23aおよび第2押さえローラ部23bを備える。第1押さえローラ部23aは、上側固定ピン13aで上端を固定された状態でロックボルト14aおよびロックナット15aによって下端が締め付けられ、下側固定ピン12aで固定されている。第2押さえローラ部23bは、上側固定ピン13bで上端を固定された状態でロックボルト14bおよびロックナット15bによって下端が締め付けられ、下側固定ピン12bで固定されている。
(作用・効果)
本実施の形態におけるエレベータ用ワイヤロープ交換機106では、ドラム2の外周の合計4ヶ所においてワイヤロープ1に対するボギー構造による押圧が行なわれることとなる。こうすることによって、ワイヤロープ1に対する保持力をより大きくすることができる。本実施の形態では、押圧点の増加により保持力がさらに安定する。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
Claims (7)
- ワイヤロープを外周面に巻き掛けて保持するために回転駆動されるドラムと、
前記ワイヤロープを前記ドラムの外周面に対して押圧する第1姿勢と前記ワイヤロープを押圧せず前記ドラムの外周面から前記ワイヤロープを出し入れできる程度に離隔する第2姿勢との間で相互に切り替えることができる押さえローラ部と、
前記ドラムを収容するハウジングとを備え、
前記ハウジングは、前記押さえローラ部が前記第2姿勢にある状態において、外部から持ち込まれる前記ワイヤロープの途中部分を前記ドラムの外周面に掛ける作業、および、前記ドラムの外周面に巻き掛けられている状態の前記ワイヤロープを前記ドラムから取り外して持ち出す作業を行なえる程度に、前記ドラムの外周面の少なくとも一部を露出させる作業開口部を有する、エレベータ用ワイヤロープ交換機。 - 前記作業開口部を覆う開閉自在な蓋を有する、請求項1に記載のエレベータ用ワイヤロープ交換機。
- 前記押さえローラ部がボギー構造を含む、請求項1または2に記載のエレベータ用ワイヤロープ交換機。
- 前記押さえローラ部が前記ドラムの外周に沿って並ぶように配置された複数のボギー構造を含む、請求項1または2に記載のエレベータ用ワイヤロープ交換機。
- 前記押さえローラ部が交換可能であり、前記押さえローラ部を交換することによって異なる径のワイヤロープに対応することができる、請求項1から4のいずれかに記載のエレベータ用ワイヤロープ交換機。
- 前記押さえローラ部は、前記ドラムを挟んで互いに対向する第1の側方および第2の側方から、前記ドラムを、前記ドラムの中心に向かって同時にそれぞれ押圧する第1押さえローラ部および第2押さえローラ部を含む、請求項1から5のいずれかに記載のエレベータ用ワイヤロープ交換機。
- 前記ドラムの外周面に巻き掛けられている状態の前記ワイヤロープの引き出された部分のうち1本を、前記ドラムの中心点を通って延在する直線上に位置するように導く、ガイドシーブを備える、請求項1から6のいずれかに記載のエレベータ用ワイヤロープ交換機。
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