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JP5463903B2 - 車両用シートのクッション材 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートのクッション材に関する。
この種のクッション材では、各種性能(クッション性、耐久性及び振動減衰性等)に優れるポリウレタンフォームが使用されることが多い。
しかしポリウレタンフォームは、原料段階(ポリオールとイソシアネート)に戻すことが困難であり、リサイクル性などを考慮すると、現在のシート構成にはやや不向きな素材であった。
そこで特許文献1のクッション材は、繊維積層体からなる着座部と、ポリウレタンフォームからなる支持部を有する。繊維積層体は、天然繊維や合成繊維が密に交絡する構造であり、クッション性や通気性などに優れる素材である。
このようにクッション材の一部に繊維積層体を用いることで、ポリウレタンフォーム(リサイクル性に劣る素材)の使用量を極力低減することができる。
ところで上述のクッション材は、一般的な金型装置(第一型と第二型とキャビティを有する金型装置)にて形成することができる。
例えば繊維積層体をキャビティ内に配設したのち、ポリウレタン原料(液状)を投入する。そして第一型と第二型を閉じ合わせて、ポリウレタン原料を発泡させる。このとき繊維積層体にポリウレタン原料が含浸すると、繊維積層体の一部が硬化して(弾性が消失して)、乗員に異物感(いわゆる板感)を与える原因となる。
そこで公知技術では、繊維積層体上にフィルム材(ポリエステルフィルム等)を配置して、繊維積層体へのポリウレタン原料の含浸を阻止する。
特開平10−248685号公報
しかし上述のようにフィルム材を用いることで、クッション材の各種性能(通気性やクッション性等)が悪化することがあった。このため公知技術のクッション材は、従来のクッション材(ポリウレタンフォームのクッション材)の代替えとして、すんなり採用できる構成ではなかった。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、クッション材の各種性能を極力維持しつつ、ポリウレタンフォームの使用量を低減することにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の車両用シートのクッション材は、ポリウレタンフォームからなる着座部と、弾性を有する繊維積層体からなる支持部とを有するとともに、発泡途中のポリウレタンフォームの原料を支持部に接触させることで支持部と着座部が一体化されてなる。この種の構成では、繊維積層体を用いて、ポリウレタンフォームの使用量を低減するのであるが、このときクッション材の各種性能(通気性やクッション性等)を極力維持できることが望ましい。
そこで本発明では、上述した支持部の原料に接触する面側が、一体化前において溶融したのち硬化されていることで、支持部(繊維積層体)の弾性を維持しつつ、着座部と支持部直接的に結合して一体化されてなる構成とした。このように着座部と支持部を直接的に結合する(フィルム材等を介装することなく結合する)ことで、クッション材の各種性能を極力維持しつつ、ポリウレタンフォームの使用量を低減することができる。
本発明に係る第1発明によれば、クッション材の各種性能を極力維持しつつ、ポリウレタンフォームの使用量を低減することができる。
車両用シートの一部透視側面図である。 (a)は、繊維積層体の縦断面図であり、(b)は、支持部の縦断面図である。 (a)は、第一工程時における金型装置の縦断面図であり、(b)は、第二工程時における金型装置の縦断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図3を参照して説明する。なお各図には、適宜、金型装置20上方に符号UP、金型装置20下方に符号DWを付す。
図1の車両用シート2は、シートクッション4とシートバック6を有する。これら部材は、シート外形をなすクッション材4P(6P)と、クッション材を被覆する表皮材4S(6S)を有する。
[クッション材]
クッション材4P(略矩形)は、乗員が着座可能な部材であり、中央部4Cと屈曲部4Eを有する。中央部4Cは、平板状(縦断面視)の部位である。また屈曲部4Eは、略逆L字状(縦断面視)の部位であり、着座部10の端部に形成される(図1を参照)。
そしてクッション材4P(中央部4C)は、ポリウレタンフォームからなる着座部10と、弾性を有する繊維積層体12pからなる支持部12を有する。
このように本実施例では、支持部12(後述の繊維積層体)を用いて、ポリウレタンフォームの使用量を低減する。この種の構成では、クッション材4Pの各種性能(通気性やクッション性等)を極力維持できることが望ましい。
そこで本実施例では、支持部12(繊維積層体)の弾性を維持しつつ、着座部10と支持部12を直接的に結合する構成とした。このように着座部10と支持部12を直接的に結合する(フィルム材等を介装することなく結合する)ことで、クッション材4Pの各種性能を極力維持しつつ、ポリウレタンフォームの使用量を低減することができる。
そして着座部10と支持部12(クッション材4P)は、例えば金型装置(後述)を用いて一体成形することができる。以下、クッション材4Pの構成を、製造方法(一例)とともに詳述する。
[金型装置]
本実施例の金型装置20は、第一型21と、第二型22と、キャビティ24を有する(図3を参照)。
第一型21(略矩形)は、成形空間MSと、第一型閉じ面21aを有する。成形空間MSは、第一型21中央の凹部であり、第二型22を閉じ合わせることでクッション材4Pの外形形状に倣った空間部となる(キャビティ24となる)。そして第一型閉じ面21aは、成形空間MSの周囲に配置する平面部である。
また第二型22は、第一型21に閉じ合わせ可能な平板状の部材であり、取付け部26と、第二型閉じ面22aを有する。取付け部26は、キャビティ24に対面する位置に形成される部位であり、第二型22(裏面)から立設する突出部26aと、突出部26aに囲まれた凹状部26bを有する。そして第二型閉じ面22aは、取付け部26の周囲に配置する平面部である。
本実施例では、図示しないヒンジ部材などによって、第一型21と第二型22を開閉可能に連結する(図3を参照)。そして第一型21に向かって第二型22を回転させる(型閉じする)ことにより、第一型21と第二型22の間にキャビティ24が形成される。
そして本実施例では、クッション材4Pの中央部4Cを、キャビティ24中央の成形空間MS1(キャビティ24の一部)にて成形することができる(図1及び図3(b)を参照)。またクッション材4Pの屈曲部4Eを、突出部26aと第一型21の間の成形空間MS2(キャビティ24の他部)にて成形することができる。
[クッション材の製造方法]
本実施例の製造方法は、前工程と、第一工程と、第二工程を有する(図2及び図3を参照)。これら工程を備えることで、着座部10と支持部12を一体成形できる(一体成形品としてのクッション材4Pを製造できる)。
前工程:繊維積層体12pから支持部12を作成する。
第一工程:支持部12を第二型22に設置するとともに、ポリウレタン原料X(液状)をキャビティ24に注入する。
第二工程:第一型21と第二型22を閉じ合わせたのち、キャビティ24内でポリウレタン原料Xを発泡させる。
(前工程)
前工程では、繊維積層体12pから支持部12を作成する(図2を参照)。具体的には、マット状又は板状の繊維積層体12pを圧縮形成するなどして、所定形状の支持部12を作成する。本実施例の支持部12は、中央部4Cの裏面形状(取付け部26の凹状部26b)に倣った形状を有する。
そして支持部12は、繊維積層体12p由来の適度な弾性を備えることにより、クッション性や通気性など各種性能に優れる部材となる。
なお支持部12の厚み寸法や密度は特に限定しない。例えば典型的なクッション材4P(1人乗りであって厚み寸法80mm前後)に使用する場合、支持部12の厚み寸法を15mm〜50mmに設定することができる。
また前工程において、繊維積層体12p又は支持部12の一面を溶融及び硬化させる(焼き入れを行う)ことができる。
例えばバーナや焼きゴテなどの加熱手段によって、支持部12の裏面(ポリウレタン原料を臨む側)を溶融及び硬化させる。このとき支持部12の裏面のみを焼き入れすることで、支持部12の弾性消失を極力阻止することができる。
このように支持部12の裏面が焼き入れされることで、支持部12へのポリウレタン原料Xの含浸を更に好適に防止することができる。
また支持部12の密度は特に限定しないが、典型的なクッション材4P(1人乗り)に使用する場合、支持部12の密度を10kg/m〜50kg/mに設定できる。ここで支持部12の密度が10kg/m未満であると、クッション材4Pの耐久性が低下する傾向にある。また支持部12の密度が50kg/mより大きいと、クッション材4Pの通気性が低下する傾向にある。
そして支持部12の密度を、10kg/m以上40kg/m以下(後述のポリウレタンフォームよりも低密度)に設定することで、好適なクッション材4Pの通気性と耐久性を確保することができる。
(繊維積層体)
ここで繊維積層体12pは、短繊維や長繊維が交絡する素材であり、弾性に優れる素材である(図2を参照)。
繊維積層体12pの材質は特に限定しないが、例えば天然繊維(動物系天然繊維、植物系天然繊維など)、合成繊維(ポリプロピレン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維など)及びこれらの混紡繊維を例示できる。
繊維積層体12pは、原料段階(例えば繊維の状態)まで比較的戻しやすいことから、ポリウレタンフォームよりもリサイクル性に優れる。なかでもポリプロピレン繊維やポリエステル繊維などの熱可塑性の樹脂繊維は、加熱により溶融するため、原料である樹脂段階に容易に戻すことができる。
そして繊維積層体12pは、上記繊維を積層したのち、ニードルパンチやスパンレース等の手法によって三次元的に交絡させるなどして形成することができる。
(第一工程)
第一工程では、第二型22(取付け部26)に支持部12を配設するとともに、第一型21(成形空間MS)にポリウレタン原料Xを注入する(図3を参照)。支持部12は、突出部26aにて囲われた状態で(位置決めされた状態で)、凹状部26bに収まりよく配置する。
このとき本実施例では、ポリウレタン原料X(ポリオールとイソシアネート)の注入量を調節するなどして、型閉じ状態において、ポリウレタン原料X(液状)と支持部12の間に隙間(本実施例では成形空間MS1)を形成する。こうすることで第一工程において、支持部12へのポリウレタン原料Xの含浸を極力防止することができる。
(第二工程)
第二工程では、第一型21と第二型22を閉じ合わせて、両型間にキャビティ24(密閉状)を形成する(図3を参照)。つぎにキャビティ24内を所定温度に保持してポリウレタン原料Xを発泡させる。
本実施例では、発泡途中のポリウレタン原料X(半硬化状態)が、支持部12との隙間を埋めつつ支持部12に接触する。そして発泡後のポリウレタン原料Xが完全に硬化することで(着座部10の形成により)、着座部10と支持部12が一体化する。そして成形後の支持部12は、着座部10の裏面中央(中央部4C)に収まりよく配置する。
このように本実施例では、ポリウレタン原料X(液状)と支持部12の直接接触を阻止しする。そして成形時のポリウレタン原料Xの物性変化を利用して、着座部10と支持部12を一体化することができる。
ここで着座部10(ポリウレタンフォーム)の密度は特に限定しないが、典型的なクッション材4P(1人乗り)に使用する場合、着座部10の密度を35kg/m〜70kg/mに設定できる。
着座部10の密度が35kg/m未満であると、クッション材4Pの耐久性や乗り心地が極端に低下する傾向にある。また着座部10の密度が70kg/mより大きいと、クッション材4Pの通気性が低下するとともに、クッション材4Pの重量が必要以上に増加する。そして着座部10の密度を40kg/m〜60kg/mに設定することで、好適なクッション材4Pの通気性や耐久性などを確保することができる。
以上説明したとおり、本実施例では、ポリウレタン原料X(液状)と支持部12の接触を極力回避することで、支持部12内へのポリウレタン原料Xの含浸を防止又は低減することができる。これにより支持部12(繊維積層体)の弾性を極力維持しつつ、着座部10と支持部12を直接的に結合することができる。
また本実施例では、着座部10がポリウレタンフォームであるため、乗員に対して違和感(従来品との差異)を極力感じさせない構成である。そして着座部10と支持部12が直接的に結合するため、例えばフィルム材が原因の異物感がほとんど生じない。
このため本実施例によれば、クッション材4Pの各種性能を極力維持しつつ、ポリウレタンフォームの使用量を低減できる。すなわちクッション材4Pの一部に支持部12(繊維積層体)を用いることで、ポリウレタンフォーム(リサイクル性に劣る素材)の使用量を極力低減することができる。さらに支持部12にて着座部10を支持することで、着座部(ポリウレタンフォーム)の密度を低減することができる。
さらにフィルム材を使用しないことで、クッション材の部品点数の削減とコスト低減を図ることができる。
[試験例]
以下、本実施例を試験例に基づいて説明するが、本発明は試験例に限定されない。
本試験例では、図3の金型装置を用いて、車両用シートのクッション材(一人乗り)を成形した。キャビティの容量(体積)は0.018mに設定した。またキャビティ内に注入するポリウレタン原料量は1.26kgに設定した。ポリウレタン原料として、ポリオール(旭硝子(株)社製、「TLB−213」)と、イソシアネート(日本ポリウレタン工業(株)社製、「コロネートC1021」)を使用した。
そして発泡形成時の金型温度(時間)を65±3℃(5分)に設定し、硬化時の金型温度(時間)を65±3℃(5分)に設定した。
(実施例)
実施例1〜4のクッション材として、支持部(繊維積層体)の厚み寸法及び密度を適宜変更したクッション材を製造した([表1]を参照)。
各実施例のクッション材では、支持部となる繊維積層体に、ポリプロピレン繊維の繊維積層体を使用した。また各実施例のクッション材では、乗り心地を損なわないように着座部(モールドウレタン(ポリウレタンフォーム))の密度を57kg/mに設定した。
(比較例)
比較例では、着座部(ポリウレタンフォーム)のみからなるクッション材を製造した。そして比較例1〜3のクッション材として、着座部の密度を適宜変更したクッション材を製造した。その他の成形条件は実施例と同一条件とした。
(試験方法)
通気性試験は、「JIS L 1096」に準拠して行った。
また耐久性試験は、「JIS K 6400」又は「JIS K 6401」に準拠して行った。
そして下記の基準で、各実施例又は各比較例のクッション材の耐久性を判定した。
◎:比較例1と同等
○:比較例2と同等
△:比較例3と同等
下記の基準で、各実施例又は各比較例のクッション材の乗り心地を判定した。
◎:比較例1と同等
○:比較例2と同等
△:比較例3と同等
各試験の結果を下記の[表1]に示す。
Figure 0005463903
[結果及び考察]
[表1]を参照して、実施例1〜実施例4のクッション材は、比較例1〜3のクッション材と比較して、好適な通気性を有することがわかった。
また実施例1〜実施例4のクッション材は、比較例1と比較して軽量であるとともに、比較例1〜3と遜色のない耐久性と乗り心地を有していた。ここで比較例3のようにクッション材の単なる低密度化(軽量化)は、耐久性及び乗り心地に悪影響を及ぼす。一方、実施例3のクッション材では、耐久性と乗り心地を極力悪化させることなく、軽量化することができた。
以上の結果により、実施例1〜実施例4のクッション材によれば、クッション材の各種性能を極力維持しつつ、ポリウレタンフォームの使用量を低減することができることがわかった。このことから実施例1〜実施例4のクッション材は、従来のポリウレタンフォームからなるクッション材の代替えとして好適に使用できることがわかった。
本実施形態の車両用シートのクッション材は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施形態では、シートクッション4のクッション材4Pを一例として説明した。本実施形態の構成は、シートバック6のクッション材6Pなどの各種シート構成のクッション材に適用することができる。
(2)また本実施形態では、取付け部26(第二型22の中央)に支持部12を配設する例を説明した。これとは異なり、第二型22の裏面を面一にするなどして、同裏面全面に支持部12を取付けることができる。この場合には着座部の裏面に、支持部を係止可能な取付け部(フック部材等)を設けることができる。
(3)また本実施例の金型装置20の構成は一例である。例えば本実施例では、平板状の第二型22を用いる例を説明したが、第二型22の構成を限定する趣旨ではない。例えば第二型は、中間型と、その周囲に配置の上型を有することができる。そしてこれら上型と中間型を、昇降機構又はヒンジ部材によって、それぞれ独立に第一型に近接及び離間(開閉)させることができる。また第一型とキャビティの構成は、クッション材の形状などに応じて適宜変更可能である。
2 車両用シート
4 シートクッション
6 シートバック
4P クッション材
4C 中央部
4E 屈曲部
10 着座部
12 支持部
12p 繊維積層体
20 金型装置
21 第一型
22 第二型
24 キャビティ
26 取付け部
MS 成形空間
X ポリウレタン原料(液状)

Claims (1)

  1. リウレタンフォームからなる着座部と、弾性を有する繊維積層体からなる支持部とを有するとともに、発泡途中の前記ポリウレタンフォームの原料を前記支持部に接触させることで前記支持部と前記着座部が一体化されてなる車両用シートのクッション材において、
    前記支持部の前記原料に接触する面側が、一体化前において溶融したのち硬化されていることで、前記支持部の弾性を維持しつつ、前記着座部と前記支持部が直接的に結合して一体化されてなる構成である車両用シートのクッション材。
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