JP5461380B2 - ポンプユニット - Google Patents
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Description
筒内噴射システムにおける燃料供給装置では、低圧燃料ポンプと高圧燃料ポンプを直列に配置し、燃料タンク内の燃料を、低圧燃料ポンプにて一旦低圧側目標圧力に制御し、低圧側目標圧力の燃料を、インジェクタに近い位置に配置した高圧燃料ポンプにて高圧側目標圧力に制御し、この高圧側目標圧力の燃料をインジェクタから噴射している。
従来の燃料供給装置では、高圧燃料ポンプでは高圧側圧力センサを用いて高圧側目標圧力となるようにフィードバック制御を行い、低圧燃料ポンプでは低圧側圧力センサを用いて低圧側目標圧力となるようにフィードバック制御を行っている。
また例えば特許文献2に記載された従来技術では、液圧源(ギアポンプ)の供給圧力を検出するための比較的高価な液圧センサを用いずに、圧力センサにて検出した圧力や、ポンプモータの回転数や供給電流から推定した液圧に基づいて制動力を制御することで、コストの低減や装置の簡素化を図った、車両のブレーキ液圧制御装置が開示されている。
また例えば特許文献3に記載された従来技術には、ポンプ回転数から燃圧を推定し、圧力センサにて検出した実燃圧と推定燃圧とを比較して、ポンプのリリーフ弁の異常を判定する、燃料供給制御装置が開示されている。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、ポンプの吐出圧を検出する圧力検出手段に異常が発生したことを適切に検出できるポンプユニット、及び圧力検出手段に異常が発生しても制御不能状態に陥ることなく正常な制御を継続することができるポンプユニットを提供することを課題とする。
まず、本発明の第1の発明は、センサレスのブラシレスモータと、前記ブラシレスモータを制御する制御手段と、を備えたポンプユニットにおいて、前記ポンプユニットの吐出側には、圧力検出手段が設けられており、前記制御手段は、前記圧力検出手段にて検出した圧力である検出圧力が目標圧力となるように前記ブラシレスモータを制御する。
そして制御手段は、更に、前記ブラシレスモータに供給している電流量と、前記ブラシレスモータの回転数とを検出可能であり、前記圧力検出手段が異常時には、検出した前記電流量と、検出した前記回転数と、に基づいて吐出側の圧力を推定した推定圧力を求め、求めた推定圧力が前記目標圧力となるように前記ブラシレスモータを制御する。
圧力検出手段による検出圧力と比較して推定圧力は精度がやや落ちるが、圧力検出手段に異常が発生して検出圧力が使用できない状態であっても、推定圧力を使って正常な制御を継続することができる。
そして制御手段は、更に、前記ブラシレスモータに供給している電流量と、前記ブラシレスモータの回転数とを検出可能であり、検出した前記電流量と、検出した前記回転数と、に基づいて吐出側の圧力を推定した推定圧力を求め、前記検出圧力と前記推定圧力に基づいて前記圧力検出手段が異常であるか否かを判定する。
図1に示す燃料噴射システムは、本発明のポンプユニット20(低圧燃料ポンプユニット)と、高圧燃料ポンプユニット30にて構成された燃料供給装置1を有している。
燃料タンク10には、流体の燃料が貯蔵されている。
ポンプユニット20は、低圧燃料ポンプML(センサレスのブラシレスモータに相当)と低圧側制御手段CL(制御手段に相当)にて構成されている。
低圧側制御手段CLには、別体の外部制御装置50(エンジンコントロールコンピュータ等)から低圧側目標圧力が入力され、低圧燃料ポンプMLの吐出圧(配管HL内の圧力)が低圧側目標圧力となるように低圧燃料ポンプMLを制御し、燃料タンク10内の燃料を配管HL内(低圧領域に相当)に圧送する。
低圧燃料ポンプMLは、センサレスのブラシレスモータであり、詳細については後述する。
なお、低圧燃料ポンプMLの吐出側の配管HLには圧力検出手段40Lが設けられており、低圧側制御手段CLは圧力検出手段40Lにて検出した検出圧力が低圧側目標圧力となるように低圧燃料ポンプMLを制御する。
高圧側制御手段CHには、別体の外部制御装置50から高圧側目標圧力が入力され、高圧燃料ポンプMHの吐出圧(配管HH内の圧力)が高圧側目標圧力となるように高圧燃料ポンプMHを制御し、配管HL内(低圧領域に相当)の燃料を配管HH内(高圧領域に相当)に圧送する。
なお、高圧燃料ポンプMHの吐出側の配管HHには圧力検出手段40Hが設けられており、高圧側制御手段CHは圧力検出手段40Hにて検出した検出圧力が高圧側目標圧力となるように高圧燃料ポンプMHを制御する。
なお、例えばデリバリ60内の燃料圧力が想定圧力よりも大きく上回った場合はバルブ70を経由して配管HLに戻される。
また、外部制御装置50は、種々の入力手段(センサ等)からの検出信号が入力され、種々の出力手段(アクチュエータ等)の制御信号を出力し、インジェクタ61〜64の駆動信号や、低圧側目標圧力及び高圧側目標圧力を出力する。
図2に示すように、低圧燃料ポンプMLはセンサレスのブラシレスモータであり、例えばU相、V相、W相の3相のコイルを有している。
このブラシレスモータを制御する低圧側制御手段CLは、CPU等の演算手段21、ブラシレスモータの回転位置を検出するための位置検出回路22、U相、V相、W相に駆動電流を出力する駆動回路(Tu1〜Tw2)を有している。
演算手段21は、位置検出回路22からの検出信号に基づいてブラシレスモータの回転位置を検出し、回転位置に応じた駆動信号を駆動回路(Tu1〜Tw2)から出力する。
例えば位置検出回路22は逆起電流の検出回路であり、ブラシレスモータが所定回転位置に達する毎にパルス信号が入力され、演算手段21は、当該パルス信号が入力される毎に駆動信号(PWM信号等)を切り替える。
また演算手段21には、外部制御装置50から低圧側目標圧力が入力され、圧力検出手段40Lから検出信号が入力される。
また演算手段21は、自身が駆動回路(Tu1〜Tw2)に出力している信号(例えばPWM信号の場合、PWM信号のデューティ(パルス周期に対するONパルス幅の割合[%]))から、ブラシレスモータに供給している電流量を求めることができる。
このように、センサレスのブラシレスモータを制御するために、もともと回転制御に必要な位置検出回路22からの入力状態、駆動回路(Tu1〜Tw2)への出力状態を利用して、新たに検出回路等を設ける必要がなく、演算手段21は、ブラシレスモータの回転数と電流量を検出することができる。
図3(A)は、低圧燃料ポンプMLを制御する本願の制御ブロック図を示しており、図3(B)は従来の制御ブロック図を示している。
[従来の制御ブロック図(図3(B))]
図3(B)の制御ブロック図に示すように、従来は、ノードN1Aにて目標圧力(この場合、低圧側目標圧力)と検出圧力(圧力検出手段40Lにて検出した低圧燃料ポンプMLの実際の吐出圧)との偏差を求め、求めた偏差を演算ブロックB1に入力する。
演算ブロックB1では、入力された偏差に基づいて制御量を算出し、位置検出回路22からの回転位置検出信号に基づいて駆動回路(Tu1〜Tw2)のそれぞれに最適な制御量を算出し、算出した制御量を駆動ブロックB2(駆動回路(Tu1〜Tw2))に入力する。
駆動ブロックB2では、入力された制御量に基づいて、低圧燃料ポンプMLに駆動信号を出力する。
そして低圧燃料ポンプMLの吐出圧を圧力検出手段40Lにて検出し、検出した実際の圧力(検出圧力)をノードN1Aに負帰還する。
図3(A)に示すように、本願の制御ブロック図では、従来(図3(B))に対して、推定圧力を算出する演算ブロックB3、ノードN1に負帰還させる圧力を選択する切替手段SW、切替手段SWに切替信号を出力する演算ブロックB4、が追加されている。この構成により、ノードN1には(推定圧力)、(検出圧力)のいずれかが負帰還される。以下、従来の制御ブロック図(図3(B))との相違点について主に説明する。
演算ブロックB4には、演算ブロックB3にて算出された推定圧力と、圧力検出手段40Lにて検出された検出圧力と、ノードN1に入力される目標圧力(低圧側目標圧力)と、が入力され、圧力検出手段40Lに異常が発生しているか否かが判定される。演算ブロックB4は、圧力検出手段40Lに異常が発生していないと判定した場合は切替手段SWを(検出圧力)の側に設定してノードN1に(検出圧力)を負帰還させ、圧力検出手段40Lに異常が発生していると判定した場合は切替手段SWを(推定圧力)の側に設定してノードN1に(推定圧力)を負帰還させる。
なお、演算ブロックB4の処理(圧力検出手段40Lの異常を判定する処理)については後述する。
次に図4を用いて、電流量と回転数から推定圧力を求める方法(図3(A)における演算ブロックB3の処理)について説明する。
図4に示す特性グラフは、低圧燃料ポンプMLの特性グラフであり、吐出圧がA1[KPa]における電流[A]と回転数[rpm]の関係が第1の点線で示されており、吐出圧がA2[KPa]における電流[A]と回転数[rpm]の関係が第2の点線で示されており、吐出圧がA3[KPa]における電流[A]と回転数[rpm]の関係が実線で示されており、吐出圧がA4[KPa]における電流[A]と回転数[rpm]の関係が一点鎖線で示されており、吐出圧がA5[KPa]における電流[A]と回転数[rpm]の関係が二点鎖線で示されている。なお、A1<A2<A3<A4<A5である。
演算手段21は、図4に示す低圧燃料ポンプ特性を記憶しており、検出した電流量と回転数から、以下のように圧力を求めることができる。例えば検出した(電流量[A]、回転数[rpm])が(C1[A]、R1[rpm])であった場合、図4の例に示すように、(C1、R1)の位置に基づいたA2[KPa]上の点P(A2)と、A3[KPa]上の点P(A3)との間を補間することで、(C1、R1)の圧力を求めることができる。
以上、回転数が分かっているがブラシレスモータの負荷(電流)が分からない場合は吐出圧のより正確な推定は困難であり、電流(負荷)が分かっているが回転数(流量)が分からない場合も吐出圧のより正確な推定は困難である。本願では、回転数(流量)と電流(負荷)から、ブラシレスモータのより正確な吐出圧を推定することができる。
次に図5を用いて、低圧側制御手段CL(演算手段21)の処理手順の例について説明する。
低圧側制御手段CLは、所定時間間隔あるいは位置検出回路22からの検出信号が入力される毎等、所定のタイミングにて、図5(A)に示す処理を開始する。
ステップS11では、低圧側制御手段CLは、圧力検出手段40Lの検出信号を取り込み、検出信号に基づいた検出圧力を取得(検出信号を検出圧力に換算)して、ステップS12に進む。
ステップS12では、低圧側制御手段CLは、位置検出回路22からのパルス信号の間隔(周期)から、低圧燃料ポンプMLの現在の回転数を求める。また、自身が駆動回路(Tu1〜Tw2)に出力している駆動信号に基づいて電流量を求める。そして、燃料供給装置1で利用する電源の電圧を検出する電圧検出手段からの検出信号に基づいて、電源の電圧である測定電圧を求め、予め設定した基準電圧と、測定電圧とに基づいて、電流量を補正する。例えば図4に示す低圧燃料ポンプ特性が12V基準で測定された特性である場合、基準電圧は12[V]である。そして例えば測定電圧が10[V]であった場合、以下のようにして電流量を補正する。
電流量(補正後)=電流量(補正前)*(12[V]/10[V])
そして、求めた回転数と、補正した電流量と、図4に示す低圧燃料ポンプ特性と、に基づいて推定圧力を求め、ステップS20に進む。
上記のステップS12の処理は図3(A)に示す演算ブロックB3の処理に相当する。
なお、測定電圧による電流量の補正は省略してもよい。
ステップS30では、低圧側制御手段CLは、低圧燃料ポンプMLの吐出圧が低圧側目標圧力となるように低圧燃料ポンプMLをフィードバック制御し、処理を終了する。
ステップS31では、低圧側制御手段CLは、圧力検出手段40Lが正常であるか否かを判定する(ステップS20にて判定されている)。正常であると判定した場合(Yes)はステップS32に進み、異常であると判定した場合(No)はステップS33に進む。
ステップS32に進んだ場合、低圧側制御手段CLは、ステップS10にて取り込んだ目標圧力(低圧側目標圧力)と、ステップS11にて取得した検出圧力との偏差を求め、当該偏差に基づいて低圧燃料ポンプMLの制御量を算出してステップS34に進む。
ステップS33に進んだ場合、低圧側制御手段CLは、ステップS10にて取り込んだ目標圧力(低圧側目標圧力)と、ステップS12にて算出した推定圧力との偏差を求め、当該偏差に基づいて低圧燃料ポンプMLの制御量を算出してステップS34に進む。
ステップS34では、低圧側制御手段CLは、求めた制御量とステップS12にて検出した回転位置検出信号に基づいて駆動回路(Tu1〜Tw2)を駆動して低圧燃料ポンプMLを駆動し、処理を終了する。
次に図6を用いて、図5(A)のフローチャートにおけるステップS20の異常判定処理について説明する。なおステップS20の処理は、図3(A)における演算ブロックB4による処理に相当する。
ステップS21では、低圧側制御手段CLは、圧力検出手段40Lの検出信号を取り込み、検出信号(検出電圧)が上限閾値を上回っているか否かを判定する。本実施の形態の例では、検出電圧は圧力に応じた0[V]〜5[V]のアナログ電圧で入力され、通常では有り得ない電圧である4.5[V]を上限閾値に設定している。上限閾値を上回っている場合(Yes)はステップS21Tに進み、上限閾値を上回っていない場合(No)はステップS22に進む。
ステップS21Tに進んだ場合、低圧側制御手段CLは、上限閾値を上回っている状態が第1所定時間継続した場合(Yes)はステップS21Xに進み、第1所定時間継続していない場合(No)は処理を終了する。
ステップS21Xに進んだ場合、低圧側制御手段CLは圧力検出手段40Lが異常であると判定し、処理を終了する(この場合は断線異常であると判定する)。
ステップS22Tに進んだ場合、低圧側制御手段CLは、下限閾値を下回っている状態が第2所定時間継続した場合(Yes)はステップS22Xに進み、第2所定時間継続していない場合(No)は処理を終了する。
ステップS22Xに進んだ場合、低圧側制御手段CLは圧力検出手段40Lが異常であると判定し、処理を終了する(この場合は短絡異常であると判定する)。
ステップS23Aに進んだ場合、低圧側制御手段CLは、検出圧力と推定圧力(回転数と電流量から推定した圧力)の偏差が第2圧力差(例えば30[KPa])以上であるか否かを判定する。第2圧力差以上である場合(Yes)はステップS23Tに進み、第2圧力差未満である場合(No)はステップS24に進む。
ステップS23Tに進んだ場合(Yes)は、この状態(ステップS23において第1圧力差以上、且つステップS23Aにおいて第2圧力差以上)が第3所定時間継続しているか否かを判定する。第3所定時間継続している場合(Yes)はステップS23Xに進み、第3所定時間継続していない場合(No)は処理を終了する。
ステップS23Xに進んだ場合、低圧側制御手段CLは圧力検出手段40Lが異常であると判定し、処理を終了する。この場合、検出信号のレベルが上限閾値と下限閾値の範囲内ではあるが、圧力に対応した検出信号を出力していない異常(不定異常、あるいは特性異常)であると判定する。
ステップS24Tに進んだ場合(Yes)は、この状態(最大電流を供給中)が第4所定時間継続しているか否かを判定する。第4所定時間継続している場合(Yes)はステップS24Xに進み、第4所定時間継続していない場合(No)は処理を終了する。
ステップS24Xに進んだ場合、低圧側制御手段CLは燃料供給装置1のシステム(配管等)が異常であると判定し、処理を終了する(この場合は圧力検出手段40Lの異常ではなく、配管漏れ等のシステム異常であると判定する)。
ステップS25Xに進んだ場合、低圧側制御手段CLは圧力検出手段40Lが正常である(異常が発見されない)と判定し、処理を終了する。
次に図7を用いて、図6のフローチャートに示す異常判定処理手順の他の例について説明する。
図7に示すフローチャートは、図6に示すフローチャートに対して、ステップS20Aの処理(最初のステップ)が追加されている点と、ステップS23、S23A、S24、S24T、S24Xが省略されている点が異なる。以下、図6に示すフローチャートとの相違点について主に説明する。
ステップS21に進んだ場合、低圧側制御手段CLは、検出信号(検出電圧)が上限閾値を上回っているか否かを判定する。上限閾値を上回っている場合(Yes)はステップS21Tに進み、上限閾値を上回っていない場合(No)はステップS22に進む。
ステップS22に進んだ場合、低圧側制御手段CLは、検出信号(検出電圧)が下限閾値を下回っているか否かを判定する。下限閾値を下回っている場合(Yes)はステップS22Tに進み、下限閾値を下回っていない場合(No)はステップS23Tに進む。
他のステップの処理は、図6にて説明した処理と同様であるので、説明を省略する。
以上、図7に示すフローチャートの処理では、図6に示すフローチャートの処理を簡素化し、システム異常の判定(ステップS24X)を省略している。
また、圧力検出手段40Lに異常が発生していると判定した場合、推定圧力を用いて低圧燃料ポンプMLを制御するので、制御不能に陥ることがなく、より安全に制御を継続させることができる。
また、本実施の形態にて説明したポンプユニット20は、内燃機関の燃料ポンプに限定されることなく、センサレスのブラシレスモータを用いた種々のポンプユニットに適用することができる。
10 燃料タンク
20 ポンプユニット
21 演算手段(CPU)
22 位置検出回路
30 高圧燃料ポンプユニット
40L、40H 圧力検出手段
50 外部制御装置
61〜64 インジェクタ
CH 高圧側制御手段
CL 低圧側制御手段(制御手段)
HH 配管(高圧領域)
HL 配管(低圧領域)
MH 高圧燃料ポンプ
ML 低圧燃料ポンプ(センサレスのブラシレスモータ)
Tu1〜Tw2 駆動回路
Claims (3)
- センサレスのブラシレスモータと、
前記ブラシレスモータを制御する制御手段と、を備えたポンプユニットにおいて、
前記ポンプユニットの吐出側には、圧力検出手段が設けられており、
前記制御手段は、
前記圧力検出手段にて検出した圧力である検出圧力が目標圧力となるように前記ブラシレスモータを制御し、
更に、前記ブラシレスモータに供給している電流量と、前記ブラシレスモータの回転数とを検出可能であり、
前記圧力検出手段が異常時には、検出した前記電流量と、検出した前記回転数と、に基づいて吐出側の圧力を推定した推定圧力を求め、
求めた推定圧力が前記目標圧力となるように前記ブラシレスモータを制御する、
ポンプユニット。 - センサレスのブラシレスモータと、
前記ブラシレスモータを制御する制御手段と、を備えたポンプユニットにおいて、
前記ポンプユニットの吐出側には、圧力検出手段が設けられており、
前記制御手段は、
前記圧力検出手段にて検出した圧力である検出圧力が目標圧力となるように前記ブラシレスモータを制御し、
更に、前記ブラシレスモータに供給している電流量と、前記ブラシレスモータの回転数とを検出可能であり、
検出した前記電流量と、検出した前記回転数と、に基づいて吐出側の圧力を推定した推定圧力を求め、
前記検出圧力と前記推定圧力に基づいて前記圧力検出手段が異常であるか否かを判定する、
ポンプユニット。 - 請求項2に記載のポンプユニットであって、
前記制御手段は、
前記目標圧力と前記検出圧力との偏差、及び前記検出圧力と前記推定圧力との偏差、に基づいて前記圧力検出手段が異常であるか否かを判定する、
ポンプユニット。
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