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JP5459309B2 - ゲートウェイ装置と方法と通信システム - Google Patents

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JP5459309B2
JP5459309B2 JP2011503862A JP2011503862A JP5459309B2 JP 5459309 B2 JP5459309 B2 JP 5459309B2 JP 2011503862 A JP2011503862 A JP 2011503862A JP 2011503862 A JP2011503862 A JP 2011503862A JP 5459309 B2 JP5459309 B2 JP 5459309B2
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Description

[関連出願の記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2009−061473号(2009年3月13日出願)、特願2009−061474号(2009年3月13日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、ゲートウェイ装置に関し、特に、モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置をモバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機等所定ノードに接続し、モバイル高速ネットワーク上の音声通信とモバイル回線交換ネットワーク上の音声通信の相互接続を実現するためのゲートウェイ装置、方法、通信システムに関する。本発明において、所定ノードは、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークを接続する第2のゲートウェイ装置であってもよく、モバイル高速ネットワーク上の音声通信とモバイル回線交換ネットワーク上の音声通信とIMSネットワーク上の音声通信との間の相互接続を実現するためのゲートウェイ装置、方法、通信システムに関する。
現在、第3世代のW−CDMA(Code Divison Multiple Access)技術等を用いる携帯電話端末及びモバイルネットワークでは、音声電話は、回線交換(CS:Circuit Switched)方式で実現しており、携帯電話からの信号を無線基地局で受け、さらに、RNC(Radio Network Controller:無線基地局制御装置)でまとめ、これらを回線交換のプロトコルを使用してモバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機に接続し、音声電話サービスを実現している。
また、上記モバイルネットワークでは、音声電話は、回線交換(CS: Circuit Switched)方式で実現しているが、モバイルコアネットワークのIP化の流れを受け、IMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークを構築し、回線交換機と前記IMSネットワークとを相互接続するためのゲートウェイ装置(詳細な説明では第2のゲートウェイ装置と呼ぶ)を導入する流れが出てきている。この場合、携帯電話からの信号を無線基地局で受け、さらにRNCでまとめ、これらを回線交換のプロトコルを使用して、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークの境界の位置する前記ゲートウェイ装置に接続し、相手側の端末も、RNCを経由してモバイル回線交換ネットワークIMSネットワークの境界にあるゲートウェイ装置に接続され、前記ゲートウェイ装置同士がIMSネットワーク上で接続されることにより、音声電話サービスを実現していくことになる。
一方、モバイルネットワークの高速・大容量技術の研究開発により、モバイルネットワークはIPをベースにして一層の高速化・大容量化を実現していく流れであり、現在すでに、
HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)、
HSPA(High Speed Packet Access)、
EVDO Rev.A、
EVDO Rev.B、
等が実用化されている。
今後、さらに高速化が進展し、下り方向100Mbps(メガビット/秒)、上り方向50Mbps以上を目指すLTE(Long Term Evolution)や、それを支えるIPバックボーンネットワークであるEPC(Evolved Packet Core)等が導入されていく流れである。
今後、登場すると予想されるLTEやEPCに接続される端末においても、音声通信を継続してサポートしていく必要がある。
LTEやEPCに接続される端末は、従来の回線交換での音声通信機能をサポートするか、VoIP(Voice over IP)音声通信機能をサポートするかは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で議論している最中であり、いまだ(本願出願時)、確定していないが、どちらの機能をサポートするにしても、既存の回線交換による音声通信と相互接続していく必要がある。
なお、ゲートウェイに関して、例えば特許文献1には、第一ネットワークと、前記第一ネットワークと異なる信号フォーマットを使用する第二ネットワークとを接続するゲートウェイであって、前記第一ネットワークに接続された端末と前記第二ネットワークに接続された端末が通信する場合に、前記第一ネットワークで使用される信号を前記第二ネットワークで使用される信号へ変換し、前記第二ネットワークで使用される信号を前記第一ネットワークで使用される信号へ変換する変換部と、前記変換部が信号を変換する変換時間もしくは変換するデータ量の少なくともいずれかを含む変換処理情報を検出する検出部と、前記第一ネットワークもしくは前記第二ネットワークの少なくともいずれかと接続され、かつ、前記変換処理情報を、前記第一ネットワークもしくは前記第二ネットワークの課金システムに送信するネットワーク接続部と、を備え、前記変換部は、呼接続のシグナリングによる呼処理信号、音声コーデックによる音声信号、画像コーデックによる画像信号の少なくともいずれかを変換する、異種網接続ゲートウェイが開示されている。上記特許文献1において、インターネットサービスプロバイダ(ISP)網と3G網間のゲートウェイは、従量課金を行うための情報を作成するものであり、モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置を、モバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機に対しRNCのような動作をさせて接続させ、モバイル高速ネットワークに接続された端末とRNCを介して、前記回線交換機に接続された既存の端末との間で音声通信の相互接続を実現することができるゲートウェイはいっさい開示されていない。
また特許文献2には、マルチメディア情報中継装置において、変換制御手段は、第1マルチメディア通信端末から入力されるマルチメディア情報を変換処理(符号化方式、符号化速度、多重パラメータ等の属性を変換)しなければ第2マルチメディア通信端末に提供することが不可能な場合にのみ、その変換処理内容が示された属性変換テーブルを保持し、映像変換手段および音声変換手段では、第1マルチメディア通信端末から入力されるマルチメディア情報に含まれる映像情報および音声情報を属性変換テーブルに示された変換処理内容に応じて変換処理して第2マルチメディア通信端末に提供するようにした構成が開示されている。上記特許文献2の中継装置は、第1、第2マルチメディア通信端末間での能力(映像、音声符号化復号能力等)に応じて、符号化速度等の変換を行うものであるが、モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置を、モバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機に対しRNCのような動作をさせて接続させ、モバイル高速ネットワークに接続された端末とRNCを介して、前記回線交換機に接続された既存の端末との間で音声通信の相互接続を実現することができるゲートウェイはいっさい開示されていない。
特許文献3には、ホームネットワークの携帯端末がアクセスポイントとルータを介してインターネットサービスプロバイダに接続する構成が開示されている。さらに特許文献4には、ネットワークのアクセスゲートウェイにおいて、データパケットのダイナミックフィルタリングする段階がアクセスゲートウェイに固有の情報によって指示されるセキュリティポリシを選択する構成が開示されさている。これらの特許文献3、4には、モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置を、モバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機に対しRNCのような動作をさせて接続させ、モバイル高速ネットワークに接続された端末とRNCを介して、前記回線交換機に接続された既存の端末との間で音声通信の相互接続を実現することができるゲートウェイはいっさい開示されていない。
特許文献5には、IPv4プライベートネットワークの固定端末及び該IPv4インターネットを通して相互接続されるIPv6グローバルネットワークの間の通信として、IPv4プライベートネットワーク(IPv4)、グローバルIPv4インターネット(IN)及びIPv6ネットワーク(GV6)が、第1の(AGW)及び第2の(BGW)ゲートウェイを通して相互接続され、IPv4プライベートネットワーク(PV4)の第1の固定端末(A1)からIPv6ネットワーク(GV6)の第2の固定端末(B)への通信を可能にするために、「IPv4トンネル内IPv6」(TUN’とTUN”)がIPv4プライベートネットワーク(PV4)とグローバルIPv4インターネット(IN)を通してセットアップされ、第1の二重スタック端末(A1)に割り当てられるグローバルIPv6アドレスに基づいて、第1(AGW)ゲートウェイと第2(BGW)ゲートウェイのマッピングテーブルがセットアップでき、第1の端末(A1)と第2の端末(B)との間の通信で使用され、トンネル(TUN’、TUN”)の使用は、特に第1の端末(A1)から第2の端末(B)へ起動される通信のために仮想プライベートネットワーク(VPN)の使用を回避する構成が開示されている。この特許文献5には、後述される本発明の構成は開示されていない。
特開2004−222009号公報 特開2005−072973号公報 特開2008−210397号公報 特表2008−512958号公報 特表2007−524257号公報
以下に本発明による分析を与える。
LTE及びEPCが普及し、モバイルネットワークが全てIP網になり、旧型端末が全てLTE及びEPCをサポートする新型端末に置き換わるまでの過渡期間においては、LTEおよびEPCと接続して音声通信を行う新型端末と、既存の回線交換ネットワーク上のRNC(Radio Network Controller;無線基地局制御装置)や回線交換機と接続して動作する既存音声端末とが混在することになるため、既存の回線交換ネットワークでの音声通信と、LTE及びEPCでの音声通信を相互接続していく必要がある。
しかしながら、現状では、これらの相互接続を可能にするためのゲートウェイ装置が存在せず、音声の相互接続は実現困難であり、EPCやLTEの普及化にあたり、大きな課題となっていた。
したがって、本発明の目的は、モバイル高速ネットワークに接続された端末と、モバイル回線交換ネットワーク上のRNCを介して回線交換機等所定のノードに接続された端末との間で音声通信の相互接続を実現することができるゲートウェイ装置、方法、通信システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置を、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークを接続するゲートウェイ装置(第2のゲートウェイ装置)等所定のノードに相互接続し、モバイル高速ネットワーク上の音声通信とモバイル回線交換ネットワーク上の音声通信とIMSネットワーク上の音声通信との間の相互接続を実現可能とするゲートウェイ装置、方法、通信システムを提供することにある。
本願で開示される発明は、上記課題を解決するため概略以下の構成とされる。
本発明によれば、モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置をモバイル回線交換ネットワーク上の所定のノードに接続し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
前記パケット転送装置から、
呼制御信号と、
音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットと、
のうちの少なくとも一方を受信し、
前記呼制御信号、前記プロトコル、前記ペイロードフォーマットとのうちの少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、無線基地局制御装置(RNC)が前記所定のノードに接続するときに使用する回線交換プロトコルと同一のプロトコルに変換して前記所定のノードに出力し、
前記所定のノードが前記無線基地局制御装置に出力するときに使用するプロトコルと同一のプロトコルを使用した、
呼処理信号と、
前記同一のプロトコルを使用して格納された音声信号と、
のうちの少なくとも一方を入力し、
入力した前記呼制御信号、前記音声信号のプロトコルのうちの少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、少なくとも一つを変換した上で、前記パケット転送装置に出力する、ゲートウェイ装置が提供される。本発明において、前記所定のノードは、回線交換機を含む。あるいは、本発明において、前記所定のノードは、前記モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとを相互接続する第2のゲートウェイ装置を含む。
本発明によれば、モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置をモバイル回線交換ネットワーク上の所定のノードに接続し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記パケット転送装置から、予め定められたプロトコルによる呼制御信号と、
音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットと、
のうちの少なくとも一方を受信し、
前記呼制御信号のプロトコル、前記パケットのプロトコルまたはペイロードフォーマットと、のうちの少なくとも一方を、変換の必要有りと判断される場合には、
無線基地局制御装置(RNC)が前記所定のノードに接続するときに使用する回線交換プロトコルと同一のプロトコルに変換し、
前記モバイル回線交換ネットワーク上の所定のノードに出力し、
前記モバイル回線交換ネットワーク上の所定のノードから、
前記所定のノードが前記無線基地局制御装置に出力するときに使用するプロトコルと同一のプロトコルを使用した呼処理信号と、
前記同一のプロトコルを使用した音声信号と、
のうちの少なくとも一方を入力し、
変換の必要有りと判断される場合には、入力した前記呼処理信号と前記音声信号の少なくとも一方のプロトコルを変換した上で、前記パケット転送装置に出力する、ゲートウェイ方法が提供される。本発明において、前記所定のノードは、回線交換機を含む。あるいは、本発明において、前記所定のノードは、前記モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとを相互接続する第2のゲートウェイ装置を含む。
本発明によれば、モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置をモバイル回線交換ネットワーク上の所定のノードに接続し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、
前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置から、
呼制御信号と、
音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットと、
のうちの少なくとも一方を受信する処理と、
前記呼制御信号、前記プロトコルまたは前記ペイロードフォーマットとのうちの少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、
前記モバイル回線交換ネットワーク上の無線基地局制御装置(RNC)が前記所定のノードに接続するときに使用する回線交換プロトコルと同一のプロトコルに変換して、前記所定のノードに出力する処理と、
前記所定のノードが前記無線基地局制御装置に出力するときに使用するプロトコルと同一のプロトコルを使用した、
呼処理信号と、
前記同一のプロトコルを使用して格納された音声信号と、
のうちの少なくとも一方を入力する処理と、
入力した、前記呼制御信号と前記音声信号のプロトコルのうち少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、前記呼制御信号と前記音声信号のプロトコルの少なくとも一つを変換した上で、前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置に出力する処理と、
を実行させるプログラムが提供される。あるいは、本発明によれば、該プログラムを保持するコンピュータで読み出し可能な媒体が提供される。本発明において、前記所定のノードは、回線交換機を含む。あるいは、本発明において、前記所定のノードは、前記モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとを相互接続する第2のゲートウェイ装置を含む。
本発明によれば、モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置と、
モバイル回線交換ネットワーク上の所定のノードと、
前記パケット転送装置を所定のノードに接続し音声通信を行うゲートウェイ装置と、
を備えた通信システムであって、
前記ゲートウェイ装置は、
前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置から、
呼制御信号と、
音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットと、
のうちの少なくとも一方を受信し、
前記呼制御信号、前記プロトコルまたは前記ペイロードフォーマットとのうちの少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、
前記モバイル回線交換ネットワーク上の無線基地局制御装置(RNC)が前記所定のノードに接続するときに使用する回線交換プロトコルと同一のプロトコルに変換して、前記所定のノードに出力し、
前記所定のノードが前記無線基地局制御装置に出力するときに使用するプロトコルと同一のプロトコルを使用した、
呼処理信号と、
前記同一のプロトコルを使用して格納された音声信号と、
のうちの少なくとも一方を入力し、
入力した、前記呼制御信号と前記音声信号のプロトコルのうち少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、前記呼制御信号と前記音声信号のプロトコルの少なくとも一つを変換した上で、前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置に出力する通信システムが提供される。本発明において、前記所定のノードは、回線交換機を含む。あるいは、本発明において、前記所定のノードは、前記モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとを相互接続する第2のゲートウェイ装置を含む。
本発明によれば、モバイル高速ネットワークに接続された端末と、モバイル回線交換ネットワーク上のRNCを介して回線交換機に接続された端末との間で音声通信の相互接続を実現することができる。
また、本発明によれば、モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置をモバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークを接続するゲートウェイ装置(第2のゲートウェイ装置)に相互接続し、モバイル高速ネットワーク上の音声通信とモバイル回線交換ネットワーク上の音声通信とIMSネットワーク上の音声通信との間の相互接続を実現することができる。
本発明の第1の実施例のネットワーク構成と接続形態を示す図である。 本発明の第1の実施例のゲートウェイ装置の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例のゲートウェイ装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施例のネットワーク構成と接続形態を示す図である。 本発明の第3の実施例のゲートウェイ装置の構成を示す図である。 本発明の第4の実施例のゲートウェイ装置の構成を示す図である。 図4の第2のゲートウェイ装置の構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態の構成と動作について説明する。
<第1の態様>
本発明の好ましい態様(Preferred Modes)の1つにおいて、ゲートウェイ装置は、モバイル高速ネットワーク上でLTE及びEPCに接続されたパケット転送装置を、モバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機に対しRNCのような動作をさせて接続させ、モバイル高速ネットワーク上でLTE及びEPCに接続された端末とRNCを介して回線交換機に接続された端末(例えば既存の端末)との間での音声通信の相互接続を実現するものである。
本発明において、ゲートウェイ装置(図1の110)は、LTE及びEPCに接続されたパケット転送装置(図1の139)から、LTE及びEPCによるベアラ上に、LTE及びEPCで定められたプロトコルによる呼制御信号と、音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットと、のうちの少なくとも一方を受信する。そして、ゲートウェイ装置(図1の110)は、前記呼制御信号のプロトコルと、前記パケットのプロトコルまたはペイロードフォーマットと、のうちの少なくとも一方を、モバイル回線交換プロトコルに変換して、モバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機(図1の135)に出力する。
本発明において、ゲートウェイ装置(図1の110)は、モバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機(図1の135)から、回線交換プロトコルによる呼処理信号と、回線交換プロトコルによる音声信号と、のうちの少なくとも一方を入力し、入力した前記呼処理信号と前記音声信号の少なくとも一方のプロトコルを、LTE及びEPCベアラによるプロトコルに変換した上で、LTE及びEPCに接続されたパケット転送装置(図1の139)に出力する。
本発明において、ゲートウェイ装置(図1の110)と、LTE及びEPCに接続されたパケット転送装置(図1の139)との間の呼制御信号は、
(A)回線交換の呼制御信号をそのまま用いて、LTE及びEPCのベアラで転送する、
(B)VoIPで使用されるSIP(Session Initiation Protocol)を用いて、これをLTE及びEPCのベアラで転送する、
の2種類の形態が考えられるが、以下の実施例では(A)について説明する。
本発明において、ゲートウェイ装置とパケット転送装置との間の音声信号は、
(C)回線交換のプロトコルであるIuUP(Iu U−Plane)をそのまま用いて、LTEおよびEPCのベアラで転送する、
(D)VoIPで使用されるRTP(Realtime Transport Protocol)を用い、これをLTE及びEPCのベアラで転送する、
の2種類の形態が考えられるが、以下の実施例では(D)について説明する。以下、具体的な実施例に即して説明する。
<実施例1>
図1は、本発明の第1の実施例のゲートウェイ装置のネットワーク構成と接続形態を示す図である。図1を参照すると、携帯端末120は、既存のモバイル回線交換ネットワーク130に接続され、音声電話端末である。特に制限されないが、携帯端末120は、既存の音声電話端末をそのまま使うことができる。携帯端末120は、モバイル回線交換ネットワーク130に接続され、無線基地局制御装置(RNC)138を介して回線交換機135との間で呼制御信号と音声信号をやりとりする。携帯端末120は、音声コーデックとして、例えばAMR(Adaptive Multi−Rate)音声コーデックを搭載し、音声信号を12.2 kbpsのビットレートで圧縮符号化して得たビットストリームを送受信するものとする。なお、AMR音声コーデックの詳細は、3GPP(Third Generation Partnership Project) TS26.090規格等を参照することができる。
回線交換機135は、携帯端末120との間で、モバイル回線交換ネットワークで使用される呼処理信号、例えばISUP(Integrated Services Digital Network User Part)等をやりとりし、音声データとしてAMRストリームをやりとりする。
ゲートウェイ装置110は、LTE及びEPC等によるモバイル高速ネットワーク140(モバイルLTE/EPCネットワークともいう)上のパケット転送装置139が、モバイル回線交換ネットワーク130上の回線交換機135からみて、あたかも、無線基地局制御装置(RNC)138と同じ動作にみえるように、パケット転送装置139が出力(入力)するプロトコルを、RNC138が出力(入力)するプロトコルと同一のプロトコルに変換した上で、回線交換機135に接続する。これにより、携帯端末120による回線交換の音声通信と、携帯端末150によるLTE及びEPC上での音声通信とを相互接続する。
本実施例において、LTE及びEPCによるパケット転送装置139としては、例えば、S−GW(Serving GateWay)とP−GW(Packet Data GateWay)の少なくとも一方を用いることができる。すなわち、ゲートウェイ装置110は、回線交換機135との間で、
・呼制御信号として、例えばISUPプロトコルを用いてやりとりし、
・音声信号として、AMR音声ストリームをIuUP (Iu User Plane)回線交換プロトコルに格納した形式を用いてやりとりする。
ここで、IuUPプロトコルは3GPP TS25.415規格や、TS26.102等を参照することができる。
図2は、図1のゲートウェイ装置110の構成を示す図である。図2を参照すると、ゲートウェイ装置110は、呼制御・変換部160と、変換部170を備え、変換部170は、プロトコル変換部175と、パケット送信、パケット受信部176を備えている。
呼制御・変換部160は、モバイル回線交換ネットワーク130上の回線交換機135から、回線交換のベアラ(例えばATM(Asynchronous Transfer Mode)またはTDM(Time Division Multiplexing))により受信した回線交換の呼制御信号(例えばISUP)を、LTE及びEPCのベアラ(具体的には、IPベアラ)に載せ換える処理を行った上で、パケット転送装置139に出力する。ベアラの載せ換え処理を行うときに必要であれば、IPレベルで、IPSec(Security Architecture for Internet Protocol)等による暗号化を施すこともできる。
呼制御・変換部160は、逆方向については、LTE及びEPCによるモバイル高速ネットワーク140上のパケット転送装置139から、回線交換の呼制御信号(例えばISUP)を、LET及びEPCベアラにより受信し、必要であれば、IPSecの復号処理を行った上で、呼制御信号を回線交換のベアラ(例えばATMまたはTDM)に載せ換える処理を行い、モバイル回線交換ネットワーク130上の回線交換機135に向けて出力する。
呼制御・変換部160は、回線交換機135から入力した呼制御信号に含まれる情報と、パケット転送装置139から入力した呼制御信号に含まれる情報のうち、必要な情報を、チャネル(回線)毎に、変換部170の中にある制御・解析部172に出力する。
制御・解析部172は、呼制御・変換部160からチャネル毎に前記情報を入力し、これらを比較し、音声信号に対するプロトコル変換が必要か否かを判別する。
制御・解析部172は、変換が必要な場合に、どのような変換を行うかを想定した変換情報を、チャネル毎に、プロトコル変換部175に出力する。
プロトコル変換部175は、モバイル回線交換ネットワーク130上の回線交換機135から、回線交換プロトコルであるIuUP回線交換プロトコル・フレームを入力して、IETF RFC3267で規定されるRTP(Realtime Transport Protocol)ペイロードフォーマットを構築する。
具体的には、まず、IuUPプロトコル・フレームのペイロード部のRAB SubFlow(無線アクセスベアラ・サブフロー)に格納されている音声の圧縮符号化ビットストリームを読み出す。ここでは、音声の圧縮符号化ストリームはAMRで圧縮符号化されたビットストリームであるとする。
さらに、プロトコル変換部175は、制御・解析部172から変換情報をチャネル毎に入力し、プロトコル変換が必要であると指示された場合には、AMR圧縮符号化ビットストリームを変換情報に従い、例えば、チャネル毎に、IETF RFC 3267で規定されるRTPペイロード・フォーマットヘッダを構築した上で、RTPペイロード部分に前記AMR圧縮符号化ビットストリームを格納する処理を行う。
ここで、AMR音声圧縮符号化ビットストリームに含まれるフレームタイプ情報はビットレートを表すので、プロトコル変換部175は、このフレームタイプ情報を、RFC3267のコーデックモードリクエスト(CMR:Codec Mode Request)情報に変換する。
さらに、プロトコル変換部175は、RFC3267の設定で必要なオクテットアラインや他のパラメータを、予め定められた設定値に設定する。
パケット送信、パケット受信部176は、プロトコル変換部175から前記RTPペイロードフォーマット情報およびAMR音声圧縮符号化ストリームを入力し、これらをRTPパケットのペイロード部に格納した上で、RTP/UDP(User Datagram Protocol)/IPパケットを、LTE及びEPCベアラの上に載せて、パケット転送装置139に出力する。
逆方向(パケット転送装置139から回線交換機135の方向)の接続は、上記の説明と逆のパスをたどって変換を行ない、ゲートウェイ装置110は、パケット転送装置139と回線交換機135との相互接続を行う。すなわち、パケット送信、パケット受信部176は、パケット転送装置139から、AMR圧縮符号化ストリームをRTPペイロードフォーマットにより格納したRTP/UDP/IPパケットを、LTE及びEPCベアラにより受信し、RTPペイロードフォーマットヘッダを読んで、RTPペイロード部に格納されたAMR音声圧縮符号化ストリームを取り出し、プロトコル変換部175は、RTPペイロードフォーマットヘッダのCMR等を読み出し、これに基づきIuUP回線交換プロトコルフレームを組み立て、前記AMR圧縮符号化ストリームをIuUPペイロード部のRAB SubFlowに格納し、回線交換ベアラにのせて、モバイル回線交換ネットワーク130の回線交換機135に向けて出力する。
携帯端末150は、LTE及びEPC上のパケット転送装置139に接続される音声端末である。携帯端末150は、例えばAMR音声コーデックを搭載し音声信号を例えば12.2kbpsのビットレートで圧縮符号化して、ビットストリームを生成する。
携帯端末150は、さらに、該ビットストリームをRTPに格納し、RTPパケットを生成した上で、モバイル高速ネットワーク140上のパケット転送装置139に接続し、該RTPパケットをUDP/IP上で送受信する。ここで、AMRビットストリームをRTPパケット化する場合に、RTPペイロードフォーマットが必要である。RTPペイロードフォーマットについては、例えば、IETF RFC3267規格を参照することができる。また、このような端末の音声通信機能の詳細については、例えば3GPP TS26.114規格を参照することができる。
上記の実施例において、音声の圧縮符号化ビットストリームの生成に使用する音声コーデックは、前記したAMR以外にAMR−WBやG.711等、他の周知なコーデックを使用することができる。
パケット転送装置139から送受信される、音声圧縮符号化ストリームを格納するプロトコルは他の周知なプロトコル、例えば、GTP−U(GPRS Tunneling Protocol User)等を用いることもできる。
変換部170の外側のモバイル高速ネットワーク140側にセキュリティ変換部を追加し、パケット化したIPパケットに対し例えばIPsec等によるセキュリティ処理を行うこともできる。
上記実施例では、制御・解析部172を変換部170の中に配置したが、呼制御・変換部160の中に配置することもできる。
さらに、呼制御・変換部160と変換部170は、各々の別の装置に分離して実現することもできる。このような構成の場合には、呼制御・変換部160と変換部170の間の制御信号のやりとりには、例えば、ITU−T H.248 MEGACO(Media Gateway Control)プロトコルを使用することができる。
また、LTEだけでなく、HNB(Home NodeB)、HeNB(Home e−NodeB)等を使用することができる。
なお、上記実施例において、ゲートウェイ装置110の呼制御・変換部160、変換部170の各部は、ゲートウェイ装置110を構成するコンピュータ上で実行されるコンピュータプログラムによりその機能・処理を実現するようにしてもよいことは勿論である。
<実施例2>
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図3は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。図3において、図2と同一の要素には、同一の参照番号が付されている。以下では、図2の前記実施例と同一要素の説明は省略し、相違点について説明する。
図3において、携帯端末120と携帯端末150に搭載する音声圧縮符号化方式が異なるので、ゲートウェイ装置110において、プロトコルの変換に加えて、音声圧縮符号化方式も変換する。
制御・解析部180は、呼制御・変換部160から入力した情報を解析し、端末間で声圧縮符号化方式(音声コーデック)が異なる場合には、各チャネルで、プロトコル変換だけでなく、音声圧縮符号化方式(音声コーデック)の変換も行うように、プロトコル変換部200と音声トランスコーダ部190の両者に変換指示を出す。
音声トランスコーダ部190は、制御・解析部180からの変換指示に基づき、音声圧縮符号化方式(音声コーデック)の変換を行う。
本実施例においては、例えば、モバイル回線交換ネットワーク130側の携帯端末120にはAMRが搭載され、モバイル高速ネットワーク140側の携帯端末150にはG.711が搭載されている場合を想定する。この場合、音声トランスコーダ部190は、AMRとG.711の間の音声圧縮符号化方式(音声コーデック)の変換を行う。
プロトコル変換部200は、制御・解析部180からの変換指示に基づき、プロトコルの変換を行う。例えば、モバイル回線交換ネットワーク130上の回線交換機135に対しては、IuUP回線交換プロトコルに変換し、モバイル高速ネットワーク140上のパケット転送装置139に対しては、例えばRTPプロトコルに変換する。ここで、G.711の場合には、前記第1の実施例で述べたAMRの場合のようなRTPペイロードフォーマットは不要であり、RTPヘッダ部に、G.711であることを識別するための予め規格で定められたペイロードタイプ番号を書き込むのみでよい。
なお、本実施例において、音声圧縮符号化ビットストリームの生成に使用する音声コーデックは、前記したAMRやG.711以外に、他の周知なコーデックを使用することができる。
また、パケット転送装置139から送受信される、音声圧縮符号化ストリームを格納するプロトコルは、他の周知なプロトコル、例えば、GTP−U等を用いることもできる。さらに、パケット転送装置139から送受信される、音声圧縮符号化ストリームを格納するプロトコルは他の周知なプロトコル、例えば、GTP−U等を用いることもできる。
また、変換部170のモバイル高速ネットワーク140側に、セキュリティ変換部を追加し、パケット化したIPパケットに対して、例えばIPパケットを暗号化して送受するIPsec等によるセキュリティ処理を行うこともできる。
本実施例では、制御・解析部180を変換部250の中に配置したが、呼制御・変換部160の中に配置することもできる。
さらに、本実施例では、呼制御・変換部160と変換部250は、おのおの別の装置に分離して配置させることもできる。このような構成の場合には、呼制御・変換部160と変換部250の間の制御信号のやりとりは、例えば、ITU−T H.248 MEGACOプロトコルを使用することができる。
また、パケット転送装置は、HNB(Home NodeB)、HeNB(Home e−NodeB)、に接続することができる。上記第2の実施例において、ゲートウェイ装置110の呼制御・変換部160、変換部250の各部は、ゲートウェイ装置110を構成するコンピュータ上で実行されるコンピュータプログラムによりその機能・処理を実現するようにしてもよいことは勿論である。
上記した各実施例の作用効果について説明する。
モバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機に接続された携帯端末と、LTE及びEPCによるモバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置に接続された音声端末との間の相互接続を可能にし、どのような組み合わせであっても、端末を改造することなく、音声通信の相互接続を実現することができる。
携帯端末同士で、音声の圧縮符号化方式が異なる場合であっても、ゲートウェイ装置で音声圧縮符号化方式も変換することにより、端末を改造することなく、音声通信の相互接続を実現することができる。
さらに、ゲートウェイ装置内のパケット化処理のモバイル高速ネットワーク側にセキュリティ処理を追加することにより、パケット転送装置とゲートウェイの間をやりとりするパケットのセキュリティ機能を強化し安全かつ信頼性能高い通信を実現することができる。
<第2の態様>
本発明の好ましい態様(Preferred Modes)の別の1つにおいて、図4を参照すると、ゲートウェイ装置(110A)は、モバイル高速ネットワーク上でLTE及びEPCに接続されたパケット転送装置(139)を、モバイル回線交換ネットワーク(130)とIMSネットワーク(131)とを相互接続するための第2のゲートウェイ装置(137)に対し、RNCのような動作をさせて接続させ、前記LTE及びEPCに接続された携帯端末(150)と、RNC(138)を介して第2のゲートウェイ装置(137)に接続された携帯端末(120)との間で音声通信の相互接続を実現する。
ゲートウェイ装置(110A)は、LTE及びEPCに接続されたパケット転送装置(139)から、LTE及びEPCによるベアラ上に、LTE及びEPCで定められたプロトコルによる呼制御信号と、音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットと、のうちの少なくとも一方を受信し、前記呼制御信号のプロトコルと、前記パケットのプロトコルまたはペイロードフォーマットと、のうちの少なくとも一方を、モバイル回線交換プロトコルに変換して、前記第2のゲートウェイ装置(137)に出力する。
ゲートウェイ装置(110A)は、第2のゲートウェイ装置(137)から、回線交換プロトコルによる呼処理信号と、回線交換プロトコルによる音声信号と、のうちの少なくとも一方を入力し、入力した前記呼処理信号と前記音声信号の少なくとも一方のプロトコルを、LTE及びEPCベアラによるプロトコルに変換した上で、LTE及びEPCに接続されたパケット転送装置(139)に出力する。
ここで、ゲートウェイ装置(110A)とLTE及びEPCに接続されたパケット転送装置(139)との間の呼制御信号は、
(A)回線交換の呼制御信号をそのまま用いてLTE及びEPCのベアラで転送する場合と、
(B)VoIPで使用されるSIP(Session Initiation Protocol)を使用してこれをLTE及びEPCのベアラで転送する場合、
の2種類の形態が考えられるが、以下の説明では、前者(A)について説明するが、後者(B)についても同様の構成により実現可能である。
一方、ゲートウェイ装置(110A)と前記パケット転送装置(139)との間の音声信号は、
(C)回線交換のプロトコルであるIuUP(Iu U−Plane)をそのまま使用してLTEおよびEPCのベアラで転送する場合と、
(D)VoIPで使用されるRTPプロトコルを使用しこれをLTE及びEPCのベアラで転送する場合、
の2種類の形態が考えられるが、以下の説明では、後者(D)について説明するが、前者(C)についても同様の構成により実現可能である。これらをふまえて、以下、具体的な実施例に即して説明する。
<実施例3>
図4は、本発明の第3の実施例のゲートウェイ装置のネットワーク構成と接続形態を示す図である。図4において、携帯端末120は、モバイル回線交換ネットワーク130に接続される音声電話端末である。特に制限されないが、携帯端末120は既存の音声電話端末をそのまま使うことができる。携帯端末120は、モバイル回線交換ネットワーク130に接続され、無線基地局制御装置(RNC)138を介して第2のゲートウェイ装置137との間で呼制御信号と音声信号をやりとりする。
携帯端末120は、音声コーデックとして、例えばAMR(Adaptive Multi−Rate)音声コーデックを搭載し、音声信号を12.2kbpsのビットレートで圧縮符号化して得たビットストリームを送受信するものとする。なお、AMR音声コーデックの詳細は、3GPP(Third Generation Partnership Project) TS26.090規格等を参照することができる。
第2のゲートウェイ装置137は、携帯端末120との間で、モバイル回線交換ネットワーク130で使用される呼処理信号、例えばISUP(Integrated Services Digital Network User Part)等をやりとりし、音声データとしてAMRストリームをやりとりする。
第2のゲートウェイ装置137は、モバイル回線交換ネットワーク130とIMSネットワーク131とを相互接続するために、前記呼処理信号をSIPに変換し、IMSネットワーク131に出力する。
逆方向として、第2のゲートウェイ装置137は、IMSネットワーク131からSIP信号を受信したときは、ISUP等に変換し、RNC138と第1のゲートウェイ装置110Aに出力する。
ゲートウェイ装置110Aは、LTE及びEPCなどによるモバイル高速ネットワーク140上のパケット転送装置139が、第2のゲートウェイ装置137からみて、無線基地局制御装置(RNC)138と同じ動作にみえるように、パケット転送装置139が出力(入力)するプロトコルを、RNC138が出力(入力)するプロトコルと同一のプロトコルに変換することにより、第2のゲートウェイ装置137に接続する。
これにより、モバイル回線交換ネットワーク130に接続する携帯端末120による回線交換の音声通信と、携帯端末150によるLTE及びEPC上での音声通信とを相互接続することができる。携帯端末120は、モバイル回線交換ネットワーク130の無線基地局132、無線基地局制御装置(RNC)138、第2のゲートウェイ装置137、ゲートウェイ装置110Aを介してモバイル高速ネットワーク140のパケット転送装置139に接続し、無線基地局141を介して携帯端末150との間で音声通信を相互接続する。
さらに、遠端側の端末155(IMSネットワーク131、または、IMSネットワーク131にゲートウェイ装置(不図示)を介して接続される別のモバイル回線交換ネットワーク等(不図示)に接続される端末)が、IMSネットワーク131を介して、第2のゲートウェイ装置137に接続される場合には、この遠端側端末155と、携帯端末120、及び/又は、携帯端末150との間で、音声通信を相互接続することができる。
なお、LTE及びEPCによるパケット転送装置139としては、例えば、S−GW(Serving GateWay)とP−GW(Packet Data GateWay) の少なくとも一方を用いることができる。
すなわち、第1のゲートウェイ装置110Aは、第2のゲートウェイ装置137との間で、
・呼制御信号として、例えばISUPプロトコルを用いてやりとりし、
・音声信号として、AMR音声ストリームをIuUP(Iu User Plane)回線交換プロトコルに格納した形式を用いてやりとりする。ここで、IuUPプロトコルは3GPP TS25.415規格や、TS26.102等を参照することができる。
図5は、図4のゲートウェイ装置110Aの構成を示す図である。図5を参照すると、第1のゲートウェイ装置110Aは、呼制御・変換部160と変換部170を備え、変換部170は、制御・解析部172とプロトコル変換部175とパケット送信、パケット受信部176を備えている。
呼制御・変換部160は、モバイル回線交換ネットワーク130上の第2のゲートウェイ装置137から、回線交換のベアラ(例えばATM(Asynchronous Transfer Mode)またはTDM(Time Division Multiplex))により受信した回線交換の呼制御信号(例えばISUP)を、LTE及びEPCのベアラ(具体的にはIPベアラ)に載せかえる処理を行った上で、パケット転送装置139に出力する。ベアラのせかえ処理を行うときに、必要であれば、IPレベルでIPSecなどによる暗号化を施すこともできる。
逆方向については、LTE及びEPCによるモバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置139から、回線交換の呼制御信号(例えばISUP)を、LET及びEPCベアラにより受信し、必要であれば、IPSecの復号処理を行った上で、呼制御信号を回線交換のベアラ(例えばATMまたはTDM)に載せ換える処理を行い、第2のゲートウェイ装置137にむけ出力する。
呼制御・変換部160は、第2のゲートウェイ装置137から入力した呼制御信号に含まれる情報と、パケット転送装置139から入力した呼制御信号に含まれる情報のうち、必要な情報を、チャネル(回線)毎に、変換部170の制御・解析部172に出力する。
制御・解析部172は、呼制御・変換部160から、チャネル毎に、前記情報を入力し、これらを比較し、音声信号に対するプロトコル変換が必要か否かを判別する。
制御・解析部172は、プロトコル変換が必要な場合に、どのような変換を行うかの変換情報を、チャネル毎に、プロトコル変換部175に出力する。
プロトコル変換部175は、第2のゲートウェイ装置137から、回線交換プロトコルであるIuUP回線交換プロトコルフレームを入力して、IETF RFC3267で規定されるRTP(Realtime Transport Protocol)ペイロードフォーマットを構築する。
具体的には、まずIuUPプロトコルフレームのペイロード部のRAB SubFlowに格納されている音声の圧縮符号化ビットストリームを読み出す。ここでは、音声の圧縮符号化ストリームはAMRで圧縮符号化されたビットストリームであるとする。
さらに、プロトコル変換部175は、制御・解析部172から前記変換情報をチャネル毎に入力し、プロトコル変換が必要であると指示された場合は、前記AMR圧縮符号化ビットストリームを、前記変換情報に従い、例えば、チャネル毎に、IETF RFC3267で規定されるRTPペイロード・フォーマットヘッダを構築した上で、RTPペイロード部分に前記AMR圧縮符号化ビットストリームを格納する処理を行う。
ここで、AMR音声圧縮符号化ビットストリームに含まれるフレームタイプ情報はビットレートを表すので、プロトコル変換部175は、このフレームタイプ情報を、RFC3267のコーデックモードリクエスト(CMR:Codec Mode Request)情報に変換する。
さらに、プロトコル変換部175は、RFC3267の設定で必要なオクテットアラインや他のパラメータを、予め定められた設定値に設定する。
パケット送信、パケット受信部176は、プロトコル変換部175から前記RTPペイロードフォーマット情報およびAMR音声圧縮符号化ストリームを入力し、これらをRTPパケットのペイロード部に格納した上で、RTP/UDP(User Datagram Protocol)/IPパケットをLTE及びEPCベアラの上に載せて、パケット転送装置139に出力する。
逆方向(パケット転送装置139から第2のゲートウェイ装置137の方向)の接続は、上記の説明と逆のパスをたどって変換を行ない、第1のゲートウェイ装置110Aは、パケット転送装置139と第2のゲートウェイ装置137との相互接続を行う。
すなわち、パケット送信、パケット受信部176は、パケット転送装置139から、AMR圧縮符号化ストリームをRTPペイロードフォーマットにより格納したRTP/UDP/IPパケットを、LTE及びEPCベアラにより受信し、RTPペイロードフォーマットヘッダを読んで、RTPペイロード部に格納されたAMR音声圧縮符号化ストリームを取り出し、プロトコル変換部175は、RTPペイロードフォーマットヘッダのCMRなどを読み出し、これに基づきIuUP回線交換プロトコルフレームを組み立て、前記AMR圧縮符号化ストリームをIuUPペイロード部のRAB SubFlowに格納し、回線交換ベアラにのせて、モバイル回線交換ネットワーク130上の第2のゲートウェイ装置137に向けて出力する。
携帯端末150は、LTE及びEPC上のパケット転送装置139に接続される音声端末を示している。携帯端末150は、例えばAMR音声コーデックを搭載し音声信号を例えば12.2kbpsのビットレートで圧縮符号化してビットストリームを生成する。
携帯端末150は、さらに前記ビットストリームをRTPに格納し、RTPパケットを生成した上で、モバイル高速ネットワーク140上のパケット転送装置139に接続し、前記RTPパケットをUDP/IP上で送受信する。
ここで、AMRビットストリームをRTPパケット化する場合に、RTPペイロードフォーマットが必要である。RTPペイロードフォーマットについては、例えば、IETF RFC3267規格を参照することができる。また、このような端末の音声通信機能の詳細については、例えば3GPP TS26.114規格を参照することができる。
上記の実施例において、音声の圧縮符号化ビットストリームの生成に使用する音声コーデックは、前記したAMR以外にAMR−WBやG.711等、他の周知なコーデックを使用することができる。
また、パケット転送装置139から送受信される、音声圧縮符号化ストリームを格納するプロトコルは他の周知なプロトコル、例えば、GTP−U(GPRS Tunneling Protocol.User)等を用いることもできる。
また、変換部170の外側のモバイル高速ネットワーク140側にセキュリティ変換部を追加し、パケット化したIPパケットに対し例えばIPsec等によるセキュリティ処理を行うこともできる。
また、制御・解析部172を変換部170の中に配置したが、呼制御・変換部160の中に配置するようにしてもよい。
さらに、呼制御・変換部160と変換部170は、各々の別の装置に分離して実現することもできる。このような構成の場合は、呼制御・変換部160と変換部170の間の制御信号のやりとりには、例えば、ITU−T H.248 MEGACO(Media Gateway Control)プロトコルを使用することができる。
また、LTEだけでなく、HNB(Home NodeB)、HeNB(Home e−NodeB)等を使用することができる。
なお、上記実施例において、第1のゲートウェイ装置110Aの呼制御・変換部160、変換部170の各部は、第1のゲートウェイ装置110Aを構成するコンピュータ上で実行されるコンピュータプログラムによりその機能・処理を実現するようにしてもよいことは勿論である。
<実施例4>
次に、本発明の第4の実施例について説明する。図6は、本発明の第4の実施例の構成を示す図である。図6において、図5と同一の要素には、同一の参照番号が付されている。以下では、図5の前記実施例と同一要素の説明は省略し、相違点について説明する。
図6において、携帯端末120と携帯端末150に搭載する音声圧縮符号化方式が異なるので、第1のゲートウェイ装置110Aにおいて、プロトコルの変換に加えて、音声圧縮符号化方式も変換する。
制御・解析部180は、呼制御・変換部160から入力した情報を解析し、端末間で音声圧縮符号化方式(音声コーデック)が異なる場合は、各チャネルで、プロトコル変換だけでなく、音声圧縮符号化方式(音声コーデック)の変換もするように、プロトコル変換部200と音声トランスコーダ部190の両者に変換指示を出す。
音声トランスコーダ部190は、制御・解析部180からの変換指示にもとづき、音声圧縮符号化方式(音声コーデック)の変換を行う。
本実施例では、例えば、モバイル回線交換ネットワーク130側の携帯端末120にはAMRが搭載され、モバイル高速ネットワーク140側の携帯端末150にはG.711が搭載されている場合を想定する。この場合、音声トランスコーダ部190は、AMRとG.711の間の音声圧縮符号化方式(音声コーデック)の変換を実施する。
プロトコル変換部200は、制御・解析部180からの変換指示にもとづき、プロトコルの変換を行う。例えば、モバイル回線交換ネットワーク130上の第2のゲートウェイ装置137に対しては、IuUP回線交換プロトコルに変換し、モバイル高速ネットワーク140上のパケット転送装置139に対しては、例えばRTPプロトコルに変換する。ここで、G.711の場合は、前記第1の実施例で述べた、AMRの場合のようなRTPペイロードフォーマットは不要であり、RTPヘッダ部に、G.711であることを識別するための予め規格で定められたペイロードタイプ番号を書き込むのみでよい。
なお、本実施例において、音声圧縮符号化ビットストリームの生成に使用する音声コーデックは、前記したAMRやG.711以外に、他の周知なコーデックを使用することができる。
また、パケット転送装置139から送受信される、音声圧縮符号化ストリームを格納するプロトコルは、他の周知なプロトコル、例えば、GTP−U等を用いることもできる。
さらに、パケット転送装置139から送受信される、音声圧縮符号化ストリームを格納するプロトコルは他の周知なプロトコル、例えば、GTP−U等を用いることもできる。
また、変換部170のモバイル高速ネットワーク140への出力部に、セキュリティ変換部を追加し、パケット化したIPパケットに対して、例えばIPパケットを暗号化して送受するIPsec(Security Architecture for Internet Protocol)等によるセキュリティ処理を行うこともできる。
本実施例では、制御・解析部180を変換部250の中に配置したが、呼制御・変換部160の中に配置することもできる。
さらに、本実施例では、呼制御・変換部160と変換部250は、おのおの別の装置に分離して配置させることもできる。このような構成の場合は、呼制御・変換部160と変換部250の間の制御信号のやりとりは、例えば、ITU−T H.248 MEGACOプロトコルを使用することができる。
また、パケット転送装置139は、HNB(Home NodeB)、HeNB(Home e−NodeB)、に接続することができる。上記第2の実施例において、第1のゲートウェイ装置110Aの呼制御・変換部160、変換部250の各部は、第1のゲートウェイ装置110Aを構成するコンピュータ上で実行されるコンピュータプログラムによりその機能・処理を実現するようにしてもよいことは勿論である。
次に、図7を参照して、第2のゲートウェイ装置137について説明する。図7は、第2のゲートウェイ装置137の構成の一例を示す図である。なお、第2のゲートウェイ装置137は、モバイル回線交換ネットワーク130とIMSネットワーク131の音声通信の相互接続を可能とするものであればよく、本発明において、第2のゲートウェイ装置137はかかる構成にのみ限定されるものでないことは勿論である。
第2のゲートウェイ装置137は、モバイル回線交換ネットワーク130とIMSネットワーク131との間に配置され、音声通信を相互接続し、呼制御・変換部360と変換部370を備えている。呼制御・変換部360は、IMSネットワーク131から呼制御信号(例えばSIP(Session Initiation Protocol)およびSDP(Session Description Protocol))を受信し、回線交換の呼制御信号に変換して、モバイル回線交換ネットワーク130のRNC138、第1のゲートウェイ装置110Aに出力する。また、呼制御・変換部360は、モバイル回線交換ネットワーク130のRNC138、又は第1のゲートウェイ装置110Aから受信した回線交換の呼制御信号を、例えばSIPやSDP信号に変換してIMSネットワーク131に出力する。ここで、SIPやSDPについては、例えばIETF(the Internet Engineering Task Force) RFC3261やRFC2327などをそれぞれ参照できる。
呼制御・変換部360は、IMSネットワーク131の接続される遠端側端末155(IMSネットワーク131の先にゲートウェイ装置(不図示)を介して接続するモバイル回線交換ネットワーク等に接続する携帯端末も含む)のロケーションに関する情報を受信し、該遠端側端末の移動により第2のゲートウェイ装置137からIMSネットワーク131側に送出する該当チャネルのパケットのIPアドレスが変更になるか否かを判別するようにしてもよい。そして、該当チャネルのパケットのIPアドレスが変更になる場合には、呼制御・変換部360は、送出先IPアドレス変更指示をパケット送信、パケット受信部376に出力する。
呼制御・変換部360は、モバイル回線交換ネットワーク130のRNC138又は第1のゲートウェイ装置110Aから入力した呼制御信号に含まれる情報と、IMSネットワーク131から入力した呼制御信号(SIPまたはSDP)に含まれる情報のうち所定の情報をチャネル(回線)毎に、変換部370の制御・解析部372に出力する。
制御・解析部372は、呼制御・変換部360から入力したチャネルごとの情報を比較して、プロトコル変換の必要の有無を判別する。プロトコル変換が必要な場合に、制御・解析部372は、どのような変換をするかを示す変換情報を、チャネル毎に、プロトコル変換部375に出力する。プロトコル変換部375は、モバイル回線交換ネットワーク130からIuUP回線交換プロトコルを入力して、プロトコルに格納されている音声の圧縮符号化ビットストリームを読み出す。ここでは、音声の圧縮符号化ビットストリームをAMRで圧縮符号化されたビットストリームとする。
さらに、プロトコル変換部375は、変換情報を制御・解析部372からチャネル毎に入力し、プロトコル変換が必要な場合、AMR圧縮符号化ビットストリームを、変換情報に従い、例えばチャネル毎に、IETF RFC3267で規定されるRTP(Real−time Transport Protocol)ペイロードフォーマットヘッダを構築した上で、ペイロード部分に、前記AMR圧縮符号化ビットストリームを格納する。ここで、AMR圧縮音声符号化ビットストリームに含まれるフレームタイプ情報は、ビットレートを表すので、RFC3267のコーデック・モードリクエスト(CMR)情報に変換する。さらにRFC3267でオクテットアラインや他の必要なパラメータを、予め定められた設定値に設定する。
パケット送信、パケット受信部376は、プロトコル変換部375から前記RTPペイロードフォーマット情報を入力してRTPパケットに格納する。パケット送信、パケット受信部376は、さらに端末が移動してIPアドレスが変更になる場合には、変更後のIPアドレスを、制御・解析部372から入力し、IPアドレスが変更にならない場合には、これまでのIPアドレスを使用し、当該IPアドレスあてに、RTP/UDP(User Datagram Protocol)/IP(Internet Protocol)を送出する。
また、呼制御・変換部360は、IMSネットワーク131にゲートウェイ装置(不図示)を介して相互接続されるモバイル回線交換ネットワーク(不図示)に接続する遠端側端末155のロケーションに関する情報を受信し、前記遠端側端末155の移動によりIMSネットワーク131側から受信する該当チャネルのパケットの送出元IPアドレスが変更になるか否かを判別する。送出元IPアドレスが変更になる場合は、呼制御・変換部360は、送出元IPアドレス変更指示をパケット送信、パケット受信部376に出力する。パケット送信、パケット受信部376はIMSネットワーク131からパケットを受信する。遠端側端末155が移動することにより、送出元IPアドレスが変更になる場合、パケット送信、パケット受信部376は、変更後のIPアドレスを入力し、受信元の方路を切り替えた上で、RTP/UDP/IPパケットを受信する。
そしてパケット送信、パケット受信部376で受信したRTPパケットはプロトコル変換部375に入力され、プロトコル変換部375からモバイル回線交換ネットワーク130のRNC138、第1のゲートウェイ装置110Aに出力される。なお、図7において、プロトコル変換部375とパケット送信、パケット受信部376の間に音声コーデックを備えた構成としてもよい。なお、図7において、一つ前のSN(シーケンス番号)またはTS(タイムスタンプ)を保持しておき、端末が移動してIPアドレスが変更になった場合には、制御・解析部372から移動完了通知を入力し、移動完了通知時に異なるIPアドレスあてに送出するRTPパケットのSNまたはTSが前記保持しておいたSNまたはTSよりも過去にさかのぼったり、同じ値になったりせずに、連続的に変化するように、移動完了通知以降において、必要であれば、SNまたはTSの変更(付け替え)を行なうSN・TS変更部は省略されている。また、パケット送信、パケット受信部376からRTPパケットを入力し、RTPパケットのジッタ(遅延のゆらぎ)を取り除くジッタバッファ部も省略されている。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとを相互接続するゲートウェイ装置(第2のゲートウェイ装置)に接続された携帯端末と、LTE及びEPCによるモバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置に接続された端末との間の音声通信や、これらの端末の少なくとも一方と、前記IMSネットワークの先に接続された端末との間の音声通信を可能にし、どのような接続の組み合わせであっても、端末を改造することなく、音声通信の相互接続を実現することができる。
また、本発明によれば、前記端末同士で音声の圧縮符号化方式が異なる場合であっても、ゲートウェイ装置で音声圧縮符号化方式も変換することにより、端末を改造することなく、音声通信の相互接続を実現することができる。
さらに、本発明によれば、ゲートウェイ装置内のパケット化処理のモバイル高速ネットワーク側にセキュリティ処理を追加することにより、パケット転送装置とゲートウェイの間をやりとりするパケットのセキュリティ機能を強化し安全かつ信頼性能高い通信を実現することができる。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施例ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
上記した本発明、実施形態、実施例をまとめると以下が付記される。
(付記1)
モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置をモバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機に接続し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置から、
呼制御信号と、
音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットと、
のうちの少なくとも一方を受信し、
前記呼制御信号、前記プロトコルまたは前記ペイロードフォーマットとのうちの少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、
前記モバイル回線交換ネットワーク上の無線基地局制御装置(RNC)が前記回線交換機に接続するときに使用する回線交換プロトコルと同一のプロトコルに変換して、前記回線交換機に出力し、
前記回線交換機が前記無線基地局制御装置に出力するときに使用するプロトコルと同一のプロトコルを使用した、
呼処理信号と、
前記同一のプロトコルを使用して格納された音声信号と、
のうちの少なくとも一方を入力し、
入力した、前記呼制御信号と前記音声信号のプロトコルのうち少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、前記呼制御信号と前記音声信号のプロトコルの少なくとも一つを変換した上で、前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置に出力する、ことを特徴とするゲートウェイ装置。
(付記2)
音声信号に対して音声圧縮符号化方式を変換する変換部を有する、ことを特徴とする付記1に記載のゲートウェイ装置。
(付記3)
前記モバイル高速ネットワークとパケットのやりとりをするためにセキュリティ機能を強化する手段を含む、ことを特徴とする付記1又は2に記載のゲートウェイ装置。
(付記4)
前記モバイル高速ネットワークは、LTE、EPC、Home NodeB、Home eNodeBの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1に記載のゲートウェイ装置。
(付記5)
呼制御・変換部と変換部とを備え、
前記変換部は、制御・解析部と、プロトコル変換部と、パケット化部とを備え、
前記呼制御・変換部は、前記モバイル回線交換ネットワーク上の前記回線交換機から受信した呼制御信号を、
変換の必要ありと判断される場合には、前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置の呼制御信号に変換して前記パケット転送装置に出力し、
前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置から呼制御信号を受信し、変換の必要ありと判断される場合には、前記モバイル回線交換ネットワーク上の前記無線基地局制御装置が前記回線交換機に接続するときに使用するプロトコルと同一のプロトコルに変換して前記回線交換機に出力し、
さらに、前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置から入力した呼制御信号に含まれる情報と、前記パケット転送装置から入力した呼制御信号に含まれる情報のうち所定情報をチャネルに対応させて、前記制御・解析部に出力し、
前記制御・解析部は、前記呼制御・変換部からチャネル毎に前記情報を入力しプロトコル変換が必要であるか否かを判別し、プロトコル変換が必要な場合に、変換内容を規定した変換情報をチャネル毎に前記プロトコル変換部に出力し、
前記プロトコル変換部は、前記変換情報にしたがって、前記モバイル回線交換ネットワーク上の前記回線交換機から回線交換プロトコルフレームと、前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置の前記パケットのプロトコルまたはペイロードフォーマットとの間の変換を行い、
前記パケット化部は、前記プロトコル変換部からペイロードフォーマット情報を入力してパケット化して出力する、ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1に記載のゲートウェイ装置。
(付記6)
モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置をモバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機に接続し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置から、
呼制御信号と、
音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットと、
のうちの少なくとも一方を受信し、
前記呼制御信号、前記プロトコルまたは前記ペイロードフォーマットとのうちの少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、
前記モバイル回線交換ネットワーク上の無線基地局制御装置(RNC)が前記回線交換機に接続するときに使用する回線交換プロトコルと同一のプロトコルに変換して、前記回線交換機に出力し、
前記回線交換機が前記無線基地局制御装置に出力するときに使用するプロトコルと同一のプロトコルを使用した、
呼処理信号と、
前記同一のプロトコルを使用して格納された音声信号と、
のうちの少なくとも一方を入力し、
入力した、前記呼制御信号と前記音声信号のプロトコルのうち少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、前記呼制御信号と前記音声信号のプロトコルの少なくとも一つを変換した上で、前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置に出力する、ことを特徴とするゲートウェイ方法。
(付記7)
音声信号に対して音声圧縮符号化方式を変換する、ことを特徴とする付記6に記載のゲートウェイ方法。
(付記8)
前記モバイル高速ネットワークとパケットのやりとりをするためにセキュリティ機能を強化する、ことを特徴とする付記6又は7に記載のゲートウェイ方法。
(付記9)
モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置をモバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機に接続し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、
前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置から、
呼制御信号と、
音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットと、
のうちの少なくとも一方を受信する処理と、
前記呼制御信号、前記プロトコルまたは前記ペイロードフォーマットとのうちの少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、
前記モバイル回線交換ネットワーク上の無線基地局制御装置(RNC)が前記回線交換機に接続するときに使用する回線交換プロトコルと同一のプロトコルに変換して、前記回線交換機に出力する処理と、
前記回線交換機が前記無線基地局制御装置に出力するときに使用するプロトコルと同一のプロトコルを使用した、
呼処理信号と、
前記同一のプロトコルを使用して格納された音声信号と、
のうちの少なくとも一方を入力する処理と、
入力した、前記呼制御信号と前記音声信号のプロトコルのうち少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、前記呼制御信号と前記音声信号のプロトコルの少なくとも一つを変換した上で、前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置に出力する処理と、
を実行させるプログラム。
(付記10)
音声信号に対して音声圧縮符号化方式を変換する処理を前記コンピュータに実行させる付記9に記載のプログラム。
(付記11)
モバイル高速ネットワークとパケットのやりとりをするためにセキュリティ機能を強化する処理を前記コンピュータに実行させる付記9又は10に記載のプログラム。
(付記12)
モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置を、モバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機に接続し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置が、前記モバイル回線交換ネットワーク上の前記回線交換機からみて、前記モバイル回線交換ネットワーク上の無線基地局制御装置(RNC)と同じ動作にみえるように、前記パケット転送装置のプロトコルを、前記無線基地局制御装置(RNC)のプロトコルと同一プロトコルに変換した上で前記回線交換機に接続し、
前記無線基地局制御装置(RNC)を介して回線交換機に接続する端末と、前記モバイル高速ネットワークに接続する端末との間で音声通信を行うゲートウェイ装置。
(付記13)
モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置を、モバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機に接続し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置が、前記モバイル回線交換ネットワーク上の前記回線交換機からみて、前記モバイル回線交換ネットワーク上の無線基地局制御装置(RNC)と同じ動作にみえるように、前記パケット転送装置のプロトコルを、前記無線基地局制御装置(RNC)のプロトコルと同一プロトコルに変換した上で前記回線交換機に接続し、
前記無線基地局制御装置(RNC)を介して回線交換機に接続する端末と、前記モバイル高速ネットワークに接続する端末との間で音声通信を行うゲートウェイ方法。
(付記14)
モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置を、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとを相互接続する第2のゲートウェイ装置に接続するゲートウェイ装置であって、
前記パケット転送装置から、
呼制御信号と、
音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットと、
のうちの少なくとも一方を受信し、
前記呼制御信号と、前記プロトコルまたは前記ペイロードフォーマットと、のうちの少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、無線基地局制御装置(RNC)が前記第2のゲートウェイ装置に接続するときに用いる回線交換プロトコルと同一のプロトコルに変換して、前記第2のゲートウェイ装置に出力し、
前記第2のゲートウェイ装置から、
前記第2のゲートウェイ装置が前記無線基地局制御装置に出力するときに用いるプロトコルと同一のプロトコルを用いた呼処理信号と、
前記同一のプロトコルを用いて格納された音声信号と、
のうちの少なくとも一方を入力し、
入力した前記呼制御信号または前記音声信号のプロトコルのうち少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、前記少なくとも一つを変換した上で、前記パケット転送装置に出力する、ことを特徴とするゲートウェイ装置。
(付記15)
音声信号に対して音声圧縮符号化方式を変換する変換部を有する、ことを特徴とする付記14に記載のゲートウェイ装置。
(付記16)
前記モバイル高速ネットワークとパケットのやりとりをするためにセキュリティ機能を強化する手段を含む、ことを特徴とする付記14又は15に記載のゲートウェイ装置。
(付記17)
前記モバイル高速ネットワークは、LTE、EPC、Home NodeB、Home eNodeBの少なくとも一つを含む、ことを特徴とする付記14乃至16のいずれか1に記載のゲートウェイ装置。
(付記18)
呼制御・変換部と変換部とを備え、
前記変換部は、制御・解析部と、プロトコル変換部と、パケット送信、パケット受信部とを備え、
前記呼制御・変換部は、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとを相互接続する前記第2のゲートウェイ装置から受信した呼制御信号を、変換の必要ありと判断される場合には、前記パケット転送装置の呼制御信号に変換して前記パケット転送装置に出力し、
前記パケット転送装置から呼制御信号を受信し、変換の必要ありと判断される場合には、前記無線基地局制御装置が前記第2のゲートウェイ装置に接続するときに用いるプロトコルと同一のプロトコルに変換して前記第2のゲートウェイ装置に出力し、
さらに、前記パケット転送装置から入力した呼制御信号に含まれる情報と、前記パケット転送装置から入力した呼制御信号に含まれる情報のうち所定情報をチャネルに対応させて前記制御・解析部に出力し、
前記制御・解析部は、前記呼制御・変換部からチャネル毎に前記情報を入力しプロトコル変換が必要であるか否かを判別し、プロトコル変換が必要な場合に、変換内容を規定した変換情報をチャネル毎に前記プロトコル変換部に出力し、
前記プロトコル変換部は、前記変換情報にしたがって、前記第2のゲートウェイ装置から回線交換プロトコルフレームと、前記パケット転送装置の前記パケットのプロトコルまたはペイロードフォーマットとの間の変換を行い、
前記パケット送信、パケット受信部は、前記プロトコル変換部からペイロードフォーマット情報を入力してパケット化して出力する、ことを特徴とする付記14乃至17のいずれか1に記載のゲートウェイ装置。
(付記19)
前記パケット送信、パケット受信部は、前記パケット転送装置からパケットを受信し、ペイロード部に格納された圧縮符号化データを取り出し、
前記プロトコル変換部は、前記パケット送信、パケット受信部からの圧縮符号化データを回線交換プロトコルフレームに変換し前記モバイル回線交換ネットワーク上の前記第2のゲートウェイ装置に向けて出力する、ことを特徴とする付記18に記載のゲートウェイ装置。
(付記20)
モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置を、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとを相互接続する第2のゲートウェイ装置に接続し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記パケット転送装置から、
予め定められたプロトコルによる呼制御信号と、
音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットと、
のうちの少なくとも一方を受信し、
前記呼制御信号のプロトコルと、前記パケットのプロトコルまたはペイロードフォーマットと、
のうちの少なくとも一方を、変換の必要有りと判断される場合は、
無線基地局制御装置(RNC)が前記第2のゲートウェイ装置に接続するときに用いる回線交換プロトコルと同一のプロトコルに変換して、前記第2のゲートウェイ装置に出力し、
前記第2のゲートウェイ装置から、
前記第2のゲートウェイ装置が前記無線基地局制御装置に出力するときに用いるプロトコルと同一のプロトコルを使用した呼処理信号と、
前記同一のプロトコルを使用した音声信号と、
のうちの少なくとも一方を入力し、
変換の必要有りと判断される場合には、前記少なくとも一方のプロトコルを変換した上で、前記パケット転送装置に出力する、ことを特徴とするゲートウェイ方法。
(付記21)
音声信号に対して音声圧縮符号化方式を変換する、ことを特徴とする付記20に記載のゲートウェイ方法。
(付記22)
モバイル高速ネットワークとパケットのやりとりをするためにセキュリティ機能を強化する、ことを特徴とする付記20又は21に記載のゲートウェイ方法。
(付記23)
モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置を、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとを相互接続する第2のゲートウェイ装置に接続し、音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、
前記モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置から、
予め定められたプロトコルによる呼制御信号と、
音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットと、
のうちの少なくとも一方を受信する処理と、
前記呼制御信号のプロトコルと、前記パケットのプロトコルまたはペイロードフォーマットと、のうちの少なくとも一方を、変換の必要有りと判断される場合には、予め定められた回線交換プロトコルに変換して、前記第2のゲートウェイ装置に出力する処理と、
前記第2のゲートウェイ装置から、
予め定められた回線交換プロトコルによる呼処理信号と、
予め定められた回線交換プロトコルによる音声信号と、
のうちの少なくとも一方を入力する処理と、
変換の必要有りと判断される場合は、前記少なくとも一方のプロトコルを変換した上で、前記モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置に出力する処理と、
を実行させるプログラム。
(付記24)
音声信号に対して音声圧縮符号化方式を変換する処理を前記コンピュータに実行させる付記23に記載のプログラム。
(付記25)
モバイル高速ネットワークとパケットのやりとりをするためにセキュリティ機能を強化する処理を前記コンピュータに実行させる付記23又は24に記載のプログラム。
(付記26)
モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置を、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとを相互接続する第2のゲートウェイ装置に接続するゲートウェイ装置であって、
前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置が、前記モバイル回線交換ネットワーク上の前記第2のゲートウェイ装置からみて、前記モバイル回線交換ネットワーク上の無線基地局制御装置(RNC)と同じ動作にみえるように、前記パケット転送装置のプロトコルを、前記無線基地局制御装置(RNC)のプロトコルと同一プロトコルに変換した上で前記第2のゲートウェイ装置に接続し、
前記無線基地局制御装置(RNC)を介して前記第2のゲートウェイ装置に接続する端末と、前記モバイル高速ネットワークに接続する端末との間で音声通信の相互接続を行う、ゲートウェイ装置。
(付記27)
モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置を、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとを相互接続する第2のゲートウェイ装置に接続するゲートウェイ装置によるゲートウェイ方法であって、
前記ゲートウェイ装置は、
前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置が、前記モバイル回線交換ネットワーク上の前記第2のゲートウェイ装置からみて、前記モバイル回線交換ネットワーク上の無線基地局制御装置(RNC)と同じ動作にみえるように、前記パケット転送装置のプロトコルを、前記無線基地局制御装置(RNC)のプロトコルと同一プロトコルに変換した上で前記第2のゲートウェイ装置に接続し、
前記無線基地局制御装置(RNC)を介して前記第2のゲートウェイ装置に接続する端末と、前記モバイル高速ネットワークに接続する端末との間で音声通信の相互接続を行う、ゲートウェイ方法。
(付記28)
モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置と、
モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとを相互接続する第2のゲートウェイ装置と、
前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置を第2のゲートウェイ装置に接続するゲートウェイ装置と、
を備え、
前記ゲートウェイ装置は、前記モバイル高速ネットワーク上の前記パケット転送装置が、前記モバイル回線交換ネットワーク上の前記第2のゲートウェイ装置からみて、前記モバイル回線交換ネットワーク上の無線基地局制御装置(RNC)と同じ動作にみえるように、前記パケット転送装置のプロトコルを、前記無線基地局制御装置(RNC)のプロトコルと同一プロトコルに変換した上で前記第2のゲートウェイ装置に接続し、
前記無線基地局制御装置(RNC)を介して前記第2のゲートウェイ装置に接続する端末と、前記モバイル高速ネットワークに接続する端末との間で音声通信の相互接続を行う、ネットワークシステム。
110、110A ゲートウェイ装置
120、150 携帯端末
130 モバイル回線交換ネットワーク
131 IMSネットワーク
135 回線交換機
137 第2のゲートウェイ装置
138 無線基地局制御装置(RNC)
139 パケット転送装置
140 モバイル高速ネットワーク(モバイルLTE/EPCネットワーク)
141 無線基地局
155 遠端側端末(携帯端末)
160、360 呼制御・変換部
170、250、370 変換部
172、180、372 制御・解析部
175、200、375 プロトコル変換部
176、376 パケット送信、パケット受信部
190 音声トランスコーダ部

Claims (11)

  1. モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置に接続され、モバイル回線交換ネットワーク上に配置され、回線交換機に接続され、前記パケット転送装置と前記回線交換機間の音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
    前記パケット転送装置からの呼制御信号を回線交換ベアラに載せ換えて前記回線交換機に出力し、前記回線交換機からの呼制御信号をIPベアラに載せ換えて前記パケット転送装置に転送し、所定の情報を出力する呼制御・変換部と、
    変換部と、
    を備え、
    前記変換部は、
    前記呼制御・変換部からの前記所定の情報を受け、音声信号に対するプロトコル変換が必要であるか否か判別する制御・解析部と、
    前記パケット転送装置からの音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットのうちの少なくとも一つに対し、前記制御・解析部での判別結果に基づき、変換の必要ありと判断される場合には、前記モバイル回線交換ネットワーク上の無線基地局制御装置(RNC)が前記回線交換機に接続するときに使用する回線交換プロトコルと同一のプロトコルに変換して、前記回線交換機に出力するプロトコル変換部と、を備え、前記回線交換機に対して前記パケット転送装置があたかも前記無線基地局制御装置(RNC)と同じ動作に見えるようにし、
    さらに、前記プロトコル変換部は、前記回線交換機が前記無線基地局制御装置(RNC)に出力するときに使用するプロトコルと同一のプロトコルを使用して格納された音声信号を前記回線交換機から入力し、入力した前記音声信号のプロトコルに対し前記制御・解析部での判別結果に基づき、変換の必要ありと判断される場合には、前記音声信号のプロトコルを変換した上で、前記パケット転送装置に出力する、ことを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置に接続され、モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとを相互接続する第2のゲートウェイ装置に接続され、前記パケット転送装置と前記第2のゲートウェイ装置間の音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
    前記パケット転送装置からの呼制御信号を回線交換ベアラに載せ換えて前記第2のゲートウェイ装置に出力し、前記第2のゲートウェイ装置からの呼制御信号をIPベアラに載せ換えて前記パケット転送装置に転送し、所定の情報を出力する呼制御・変換部と、
    変換部と、
    を備え、
    前記変換部は、
    前記呼制御・変換部からの前記所定の情報を受け、音声信号に対するプロトコル変換が必要であるか否か判別する制御・解析部と、
    前記パケット転送装置からの音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットのうちの少なくとも一つに対し、前記制御・解析部での判別結果に基づき、変換の必要ありと判断される場合には、前記モバイル回線交換ネットワーク上の無線基地局制御装置(RNC)が前記第2のゲートウェイ装置に接続するときに使用する回線交換プロトコルと同一のプロトコルに変換して、前記第2のゲートウェイ装置に出力するプロトコル変換部と、を備え、前記第2のゲートウェイ装置に対して前記パケット転送装置があたかも前記無線基地局制御装置(RNC)と同じ動作に見えるようにし、
    さらに、前記プロトコル変換部は、前記第2のゲートウェイ装置が前記無線基地局制御装置(RNC)に出力するときに使用するプロトコルと同一のプロトコルを使用して格納された音声信号を前記第2のゲートウェイ装置から入力し、入力した前記音声信号のプロトコルに対し、前記制御・解析部での判別結果に基づき、変換の必要ありと判断される場合には、前記音声信号のプロトコルを変換した上で、前記パケット転送装置に出力する、ことを特徴とするゲートウェイ装置。
  3. 前記変換部が、音声信号に対して音声圧縮符号化方式を変換する音声トランスコーダ部を有する、ことを特徴とする請求項1又は2記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記変換部が、前記モバイル高速ネットワークとパケットのやりとりをするためにセキュリティ機能を強化する手段を含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のゲートウェイ装置。
  5. 前記モバイル高速ネットワークは、LTE(Long Term Evolution)、EPC(Evolved Packet Core)、Home NodeB、Home eNodeBの少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のゲートウェイ装置。
  6. モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置に接続され、モバイル回線交換ネットワーク上に配置され、前記モバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機に接続され、前記パケット転送装置と前記回線交換機間の音声通信を行うゲートウェイ装置によるゲートウェイ方法であって、
    前記ゲートウェイ装置の呼制御・変換部は、前記パケット転送装置からの呼制御信号を回線交換ベアラに載せ換えて前記回線交換機に出力し、前記回線交換機からの呼制御信号をIPベアラに載せ換えて前記パケット転送装置に転送し、所定の情報を前記ゲートウェイ装置の変換部に出力し、
    前記ゲートウェイ装置の変換部は、前記呼制御・変換部からの前記所定の情報を受け、音声信号に対するプロトコル変換が必要であるか否か判別し、
    前記パケット転送装置からの音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットのうちの少なくとも一つに対し、変換の必要ありと判断される場合には、前記モバイル回線交換ネットワーク上の無線基地局制御装置(RNC)が前記回線交換機に接続するときに使用する回線交換プロトコルと同一のプロトコルに変換して、前記回線交換機に出力し、前記回線交換機に対して前記パケット転送装置があたかも前記無線基地局制御装置(RNC)と同じ動作に見えるようにし、
    さらに、前記回線交換機が前記無線基地局制御装置(RNC)に出力するときに使用するプロトコルと同一のプロトコルを使用して格納された音声信号を前記回線交換機から入力し、入力した前記音声信号のプロトコルに対し、変換の必要ありと判断される場合には、前記音声信号のプロトコルを変換した上で、前記パケット転送装置に出力する、ことを特徴とするゲートウェイ方法。
  7. モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置に接続され、モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとを相互接続する第2のゲートウェイ装置に接続され、前記パケット転送装置と前記第2のゲートウェイ装置間の音声通信を行うゲートウェイ装置によるゲートウェイ方法であって、
    前記ゲートウェイ装置の呼制御・変換部は、前記パケット転送装置からの呼制御信号を回線交換ベアラに載せ換えて前記第2のゲートウェイ装置に出力し、前記第2のゲートウェイ装置からの呼制御信号をIPベアラに載せ換えて前記パケット転送装置に転送し、所定の情報を前記ゲートウェイ装置の変換部に出力し、
    前記ゲートウェイ装置の変換部は、
    前記呼制御・変換部からの前記所定の情報を受け、音声信号に対するプロトコル変換が必要であるか否か判別し、
    前記パケット転送装置からの音声データを予め定められたプロトコルまたはペイロードフォーマットにより格納したパケットのうちの少なくとも一つに対し、前記判別結果に基づき、変換の必要ありと判断される場合には、前記モバイル回線交換ネットワーク上の無線基地局制御装置(RNC)が前記第2のゲートウェイ装置に接続するときに使用する回線交換プロトコルと同一のプロトコルに変換して、前記第2のゲートウェイ装置に出力し、前記第2のゲートウェイ装置に対して前記パケット転送装置があたかも前記無線基地局制御装置(RNC)と同じ動作に見えるようにし、
    さらに、前記第2のゲートウェイ装置が前記無線基地局制御装置(RNC)に出力するときに使用するプロトコルと同一のプロトコルを使用して格納された音声信号を前記第2のゲートウェイ装置から入力し、入力した前記音声信号のプロトコルに対し、前記判別結果に基づき、変換の必要ありと判断される場合には、前記音声信号のプロトコルを変換した上で、前記パケット転送装置に出力する、ことを特徴とするゲートウェイ方法。
  8. 音声信号に対して音声圧縮符号化方式を変換する、ことを特徴とする請求項6又は7に記載のゲートウェイ方法。
  9. 前記モバイル高速ネットワークとパケットのやりとりをするためにセキュリティ機能を強化する、ことを特徴とする請求項6又は7に記載のゲートウェイ方法。
  10. モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置と、
    モバイル回線交換ネットワーク上の回線交換機と、
    前記パケット転送装置に接続され、前記回線交換機に接続され、これらの間の音声通信を行うゲートウェイ装置であって、請求項1に記載のゲートウェイ装置と、
    を備えた、ことを特徴とする通信システム。
  11. モバイル高速ネットワーク上のパケット転送装置と、
    前記モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとを相互接続する第2のゲートウェイ装置と、
    前記パケット転送装置に接続され、前記第2のゲートウェイ装置に接続され、これらの間の音声通信を行うゲートウェイ装置であって、請求項2に記載のゲートウェイ装置と、
    を備えた、ことを特徴とする通信システム。
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