JP5449179B2 - エポキシ化合物とアミノシランのコポリマーによって処理される改善された湿潤強度を持つ布 - Google Patents
エポキシ化合物とアミノシランのコポリマーによって処理される改善された湿潤強度を持つ布 Download PDFInfo
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Description
本出願は2007年11月2日に出願された米国仮特許出願連続番号60/984,753への優先権を主張する。
本発明は、改善された湿潤強度を持つ布(textile)を提供するエポキシ化合物とアミノシランとの反応産物として形成されるコポリマーによって処理される新規の布に関する。
a)少なくとも二つのオキシランもしくはオキセタン基を含有するオキシランもしくはオキセタン化合物と
b)式:N(H)(R1)R2Si(OR3)3−a−b−c(OR4)a(R5Si(OR6)d(R7)e)bR8 c
〔式中、R1は、H、または1から20個の炭素原子からなる、一価の炭化水素ラジカルからなる群より選択され;
R2は、1から60個の炭素からなる、二価の、直鎖のもしくは分岐の炭化水素ラジカルからなる群より選択され;
R4は3から200個の炭素原子を含有する炭化水素ラジカルであり;
R5は、酸素、または1から60個の炭素からなる、二価の、直鎖のもしくは分岐の炭化水素ラジカルからなる群より選択され;
R3、R6、R7およびR8はそれぞれ、1から200個の炭素原子を持つ一価の、直鎖のもしくは分岐の炭化水素ラジカルからなる群より独立して選択され;
下付文字bはゼロもしくは正の数字であり、そして0から3の範囲の値を持ち;
下付文字aおよびcはゼロもしくは正であり、そして0から3の範囲の値を持ち、ただし(a+b+c)≦3という限定に従い;
下付文字dおよびeはゼロもしくは正であり、そして0から3の範囲の値を持ち、ただし(d+e)≦3という限定に従う〕を持つアミノシランとの反応産物を含有し、ここで組成物によって処理された布は改善された湿潤強度を持つ。
a)少なくとも二つのオキシランもしくはオキセタン基を含有するオキシランもしくはオキセタン化合物と
b)式:N(H)(R1)R2Si(OR3)3−a−b−c(OR4)a(R5Si(OR6)d(R7)e)bR8 c
〔式中、R1は、H、または1から20個の炭素原子を含有する、一価の炭化水素ラジカルからなる群より選択され;
R2は、1から60個の炭素からなる、二価の、直鎖のもしくは分岐の炭化水素ラジカルからなる群より選択され;
R4は3から200個の炭素原子を含有する炭化水素ラジカルであり;
R5は、酸素、または1から60個の炭素からなる、二価の、直鎖のもしくは分岐の炭化水素ラジカルからなる群より選択され;
R3、R6、R7およびR8はそれぞれ、1から200個の炭素原子を持つ一価の、直鎖のもしくは分岐の炭化水素ラジカルからなる群より独立して選択され;
下付文字bはゼロもしくは正の数字であり、そして0から3の範囲の値を持ち;
下付文字aおよびcはゼロもしくは正であり、そして0から3の範囲の値を持ち、ただし(a+b+c)≦3という限定に従い;
下付文字dおよびeはゼロもしくは正であり、そして0から3の範囲の値を持ち、ただし(d+e)≦3という限定に従う〕を持つアミノシランとの反応産物を含有する組成物によって処理される、改善された湿潤強度を持つ布を提供する。
MfME hMPE iMH jDkDE lDPE mDH nToTE pTPE qTH rQs
〔式中、
M=R9R10R11SiO1/2;
MH=R12R13HSiO1/2;
MPE=R12R13(−CH2CH(R14)(R15)tO(R16)u(C2H4O)v(C3H6O)w(C4H8O)xR17)SiO1/2;
ME=R12R13(RE)SiO1/2;
D=R18R19SiO2/2;
DH=R20HSiO2/2;
DPE=R20(−CH2CH(R14)(R15)tO(R16)u(C2H4O)v(C3H6O)w(C4H8O)xR17)SiO2/2;
DE=R20RESiO2/2;
T=R21SiO3/2;
TH=HSiO3/2;
TPE=(−CH2CH(R14)(R15)tO(R16)u(C2H4O)v(C3H6O)w(C4H8O)xR17)SiO3/2;
TE=RESiO3/2;および
Q=SiO4/2;
であり、ここでR9、R10、R11、R12、R13、R18、R19、R20およびR21はそれぞれ独立して1から60個の炭素原子を持つ一価の炭化水素ラジカルの群より選択され;
R14はHまたは1から6個の炭素原子のアルキル基であり;
R15は1から6個の炭素の二価のアルキルラジカルであり;
R16は、−C2H4O−、−C3H6O−および−C4H8O−からなる二価のラジカルの群より選択され;
R17は、H、1から6個の炭素の単官能性の炭化水素ラジカルもしくはアセチルであり;
REは、独立して、オキシランもしくはオキセタン部分の一つもしくはそれ以上を含有する1から60個の炭素原子を持つ一価の炭化水素ラジカルであり;
下付文字fはゼロもしくは正であり、下付文字fがゼロであるときhが正である必要があるという制限に従い;
下付文字hはゼロもしくは正であり、hがゼロであるとき、下付文字fが正である必要があるという制限に従い、そして下付文字h、lおよびpの合計はは正であるという制限に従い;
下付文字kはゼロもしくは正であり、そして約0から約1,000の範囲の値を持ち;
下付文字lはゼロもしくは正であり、そして約0から約400の範囲の値を持ち、下付文字h、lおよびpの合計が正であるという制限に従い;
下付文字oはゼロもしくは正であり、そして0から約50の範囲の値を持ち;
下付文字pはゼロもしくは正であり、そして0から約30の範囲の値を持ち、下付文字h、lおよびpの合計は正であるという制限に従い;
下付文字sはゼロもしくは正であり、そして0から約20の範囲の値を持ち;
下付文字iはゼロもしくは正であり、そして0から約20の範囲の値を持ち;
下付文字mはゼロもしくは正であり、そして0から約200の範囲の値を持ち;
下付文字qはゼロもしくは正であり、そして0から約30の範囲の値を持ち;
下付文字jはゼロもしくは正であり、そして0から約2の範囲の値を持ち;
下付文字nはゼロもしくは正であり、そして0から約20の範囲の値を持ち;
下付文字rはゼロもしくは正であり、そして0から約30の範囲の値を持ち;
下付文字tはゼロもしくは1であり;
下付文字uはゼロもしくは1であり;
下付文字vはゼロもしくは正であり、0から約100の範囲の値を持ち、(v+w+x)>0という制限に従い;
下付文字wはゼロもしくは正であり、そして0から約100の範囲の値を持ち、(v+w+x)>0という制限に従い;
下付文字xはゼロもしくは正であり、そして0から約100の範囲の値を持ち、(v+w+x)>0という制限に従う〕を持つシロキサンであるか、または代替的にここでオキシランもしくはオキセタン化合物は式:
R22 y(R23)z(R24 α)(R25)β
〔式中、R22およびR25は、独立して、オキシランもしくはオキセタン部分の一つもしくはそれ以上を含有する3から12個の炭素原子を持つ一価の炭化水素ラジカルであり;
R23およびR24は、H、または1から200個の炭素の、直鎖のもしくは分岐の、一価の炭化水素ラジカルからなる群よりそれぞれ選択され;
下付文字y、z、α、βはゼロもしくは正であり、ゼロから4の範囲であり、(y+β)>2という制限に従う〕を持つ炭化水素であるか、または代替的にここでオキシランもしくはオキセタン化合物は式:
R26O(R27)γ(C2H4O)δ(C3H6O)ε(C4H8O)ζR28
〔式中、R26およびR28は、独立して、オキシランもしくはオキセタン部分の一つもしくはそれ以上を含有する3から12個の炭素原子を持つ一価の炭化水素ラジカルであり;
R27は、−C2H4O−、−C3H6O−および−C4H8O−からなる二価のラジカルの群より選択され;
下付文字γはゼロもしくは1であり;
下付文字δはゼロもしくは正であり、そして0から約100の範囲の値を持ち、(δ+ε+ζ)>0という制限に従い;
下付文字εはゼロもしくは正であり、そして0から約100の値の範囲を持ち、(δ+ε+ζ)>0という制限に従い;
下付文字ζはゼロもしくは正であり、そして0から約100の値の範囲を持ち、(δ+ε+ζ)>0という制限に従う〕を持つポリエーテルである。
式:
R29(R30)κSi(OR31)3−η−θ(R32)η(OR33)θ
〔式中、R29は、オキシランもしくはオキセタン部分の一つもしくはそれ以上を含有する3から12個の炭素原子を持つ一価の炭化水素ラジカルであり;
R30は、1から60個の炭素からなる二価の炭化水素ラジカルであり、そして下付文字κはゼロもしくは1の値を持ち;
R31およびR32は、独立して、1から60個の炭素原子を持つ、一価の、直鎖もしくは分岐の炭化水素ラジカルの群より選択され;
下付文字ηはゼロもしくは正であり、そして0から3の範囲の値を持ち;
下付文字θは0よりも大きく、そして3より小さいかもしくは3と等しく、3−η−θはゼロより大きいかもしくはゼロと等しいという条件に従い;
R33は3から200個の炭素原子を含有する炭化水素ラジカルである〕を持つ化合物の反応産物をさらに含有する、エポキシ化合物およびアミノシランの反応産物によって処理された改善された湿潤強度を持つ布を提供する。
好ましい実施態様は、オキシランもしくはオキセタン化合物をアミノ含有化合物と反応させて製造した少なくとも一つの組成物によって処理された布を含み、ここでオキシランもしくはエポキシ基のアミノ基に対するモル比は、好ましくは約1から約4であり、より好ましくは約1.1よりも大きくそして約3.9よりも小さく、そしてもっとも好ましくは約1.2よりも大きく、そして約3.8よりも小さい。R1は好ましくは1から約10の炭素原子もしくは水素の、より好ましくは1から約5の炭素原子もしくは水素の一価の炭化水素ラジカルであり、もっとも好ましくはR1はHである。R2は好ましくは1から約10の炭素原子の、より好ましくは2から約8の炭素原子の、そしてもっとも好ましくは3から約5の炭素原子の一価の炭化水素ラジカルである。R4は好ましくは3から約10の炭素原子の、より好ましくは3から約8の炭素原子の、もっとも好ましくは3から約5の炭素原子の一価の炭化水素ラジカルである。R3、R6、R7およびR8はそれぞれ好ましくは1から約20の炭素原子の、より好ましくは1から約15の炭素原子の、そしてもっとも好ましくは2から約8の炭素原子の一価の炭化水素ラジカルである。下付文字aは0から約3の、好ましくは約1から約3の、より好ましくは約2から約3の、もっとも好ましくは0から約1の範囲にある。下付文字bは0から約25の、より好ましくは0から約15の範囲にあり、そしてもっとも好ましくは3である。下付文字cは0から約3の、より好ましくは0から約2の、そしてもっとも好ましくは0から約1の範囲にある。R9、R10、R11、R12、R13、R18、R19、R20およびR21はそれぞれ、好ましくは1から約4の炭素原子の、より好ましくは1から約3の炭素原子の、そしてもっとも好ましくは1の炭素原子の一価の炭化水素ラジカルである。下付文字f、l、m、n、o、p、q、r、sはそれぞれ0から約200の、より好ましくは0から約100の、そしてもっとも好ましくは0から約50の範囲である。下付文字kは、0から約500の、より好ましくは5から約250の、そしてもっとも好ましくは5から約150の範囲にある。下付文字v、wおよびxはそれぞれ、0から約50の、より好ましくは0から約35の、そしてもっとも好ましくは0から約25の範囲にある。R23およびR24はそれぞれ、好ましくは5から約100の炭素原子の、より好ましくは10から約500の炭素原子の、そしてもっとも好ましくは10から約300の炭素原子の一価の炭化水素ラジカルである。下付文字δ、ε、ζは0から約50の、より好ましくは0から約30の、そしてもっとも好ましくは0から約15の範囲にある。R31およびR32はそれぞれ、好ましくは1から約10の炭素原子の、より好ましくは1から約8の炭素原子の、そしてもっとも好ましくは1から約4の炭素原子の一価の炭化水素ラジカルである。R33は、好ましくは3から約100の炭素原子の、より好ましくは3から約50の炭素原子の、もっとも好ましくは3から約10の炭素原子の一価の炭化水素ラジカルである。
A、すなわち分子当たり二つもしくはそれ以上のオキシランもしくはオキセタンを含有するオキシランもしくはオキシタン化合物と、B、すなわちアミノシランとの反応による産物は、改善された湿潤強度及び柔軟性のような布の所望の性質を向上させるために不織布の処理に用いることの出来る、ポリマー鎖へと共有結合するアルコキシシラン官能性部分を含有するポリマーをもたらす。それらのアルコキシシラン基は特に加水分解によって活性化され、架橋ネットワークを導くさらなる反応を起こす。シランの架橋のメカニズムは通常2ステップのプロセスである。第一のステップは通常シラノールを形成するアルコキシシランの加水分解を含む。第二のステップはそれ自身で作られるシラノール基の縮合もしくは他の反応性有機基との縮合を含む。二つのシラノール基の間の反応は熱的に安定なシロキサン結合を導く。シラノール基はまた、アルコール、カルボン酸、アミン、メルカプタンおよびケトン(他の反応性基)のような有機部分と可逆的に縮合し得る。形成される結合はシロキサン結合よりも安定性が低い。しかしながら架橋ネットワークが形成されると逆反応は大幅に減少するかもしくは止まりさえもする。
1)不連続相が水を含有し、そして連続相が本発明の組成物を含有する水性エマルション;
2)不連続相が本発明の組成物を含有し、そして連続相が水を含有する水性エマルション;
3)不連続相が非水性ヒドロキシ溶媒を含有し、そして連続相が本発明の組成物を含有する非水性エマルション;そして、
4)連続相が非水性ヒドロキシ有機溶媒を含有し、そして不連続相が本発明の組成物を含有する非水性エマルション、
のようであろう。
本発明の反応産物の不織布への塗布および硬化に際して、AATCCテスト方法79−1995によって測定されると隣接する処理されない不織布への浸透時間が300秒以上を示すように、物質をコートする反応産物が移動しない。
本発明の反応産物の不織布への塗布および硬化に際して、AATCCテスト方法79−1995に記載されるように測定されると300秒以上の隣接する処理されない不織布への浸透時間であるように、コートは移動しない。
処理された物質もしくは処理されない物質の湿潤強度は、Thwing Albert Tissue Burst Tester(EJA Vantage Series)を用いて測定できる。少なくとも10.2センチメートル×12.7 センチメートル(4インチ×5インチ)のサイズのサンプルがこのテストに必要とされる。ティッシュペーパーの層が、ティッシュペーパーの二つの短い寸法で手によって持たれ、ティッシュペーパーの中央部分を脱イオン水の容器で5秒間ちょっと浸すかもしくは、それが完全に浸されるまで浸されるかのいずれかのより早い方にされる。そのティッシュペーパーはその後取り出され、過剰な水は搾り取られ、Burst testerのクランプ間に配置される。調節できる速度を持つ移動するクロスヘッドは60cm/sの速さでセットできた。一度始動すると、その装置は、湿潤状態のティッシュペーパー/紙の層を裂くのに必要な最大負荷を測定するのに用いられる。
ティッシュペーパーのような布の柔軟性を測定するのに柔軟性のパネルテスト(Panel Softness Test)を用いることが出来る。柔軟性を測定する前に、ティッシュペーパーのサンプルは少なくとも1週間、標準大気条件にて保管された。保管中の温度を約22〜25℃に、相対湿度を約60〜70%に調節した。対照を含む全てのサンプルは同一の保管条件に置かれた。処理されたティッシュペーパーのサンプルおよび対照は柔軟性の主観的なテストによって評価された。これは評価のためのティッシュペーパーのペアを提示された柔軟性の判定者のパネルを用いて達成された。それぞれのペアは正確にAxおよびBxとラベルされ、ここでAおよびBは処理されたティッシュペーパーおよび処理されていないティッシュペーパーのためにランダムに選択されたラベルであり、xはそれぞれの布に対する固有の数字コードであった。判定者は、彼らの手によって柔軟性を測定するときには彼らの目をつぶるようすすめられた。それぞれのペアに対して、判定者はA対Bの柔軟性の評価をたずねられた。結果は集められ、投票集計され、布の柔軟性ファクターとなる。平均柔軟性ファクターは以下の方程式を用いて得られる:
柔軟性格付け=(処理されたティッシュペーパーの総格付け − 処理されていないティッシュペーパーの総格付け)/サンプルの数。
水の吸収は、約2秒から約30秒まで脱イオン水を含有する容器へと浸したときの乾燥ティッシュペーパーの層による水の吸収量を測定することによって測定される。浸す時間は布の湿潤の容易さと正比例する。布を水から取り出した後、布からの表面の水は拭い取られ、布は湿潤重量を得るために計測された。
水の吸収性は標準的なTAPPI T432テスト方法によって測定された。10μlの脱イオン水の水滴は布上に置かれた。水滴が布に吸収されるのに必要な時間が、処理された布および処理されていない布の両方のために測定された。
ここで有用な共界面活性剤は、非イオン性、カチオン性、アニオン性、両性、両性イオン性、ポリマーの界面活性剤もしくはそれらの任意の組み合わせを含む。界面活性剤は典型的には、炭化水素系、シリコーン系もしくはフッ化炭素系である。
典型的なコート配合物は、乳化、成分の相溶化、平滑化、流れおよび表面欠陥の減少の目的のために湿潤剤もしくは界面活性剤を必要とする。さらに、それらの添加剤は、硬化したもしくは乾燥したフィルムに、耐摩耗性、ブロッキング防止、カイゼンされた湿潤強度の親水性の性質、および疎水性の性質のような改善をもたらす。コート配合物は溶剤型コート、水溶型コートおよび粉状コートとして存在し得る。
1)不連続相が水を含有し、そして連続相が本発明のエポキシアミノシランコポリマーを含有する水性エマルション;
2)不連続相が本発明のエポキシアミノシランコポリマーを含有し、そして連続相が水を含有する水性エマルション;
3)不連続相が非水性ヒドロキシ溶媒を含有し、そして連続相が本発明のエポキシアミノシランコポリマーを含有する非水性エマルション;そして、
4)連続相が非水性ヒドロキシ有機溶媒を含有し、そして不連続相が本発明のエポキシアミノシランコポリマーを含有する非水性エマルション、
のようであろう。
有機修飾されたシリル化界面活性剤の発明の組成物は、板紙の消泡剤およびパルプ化プロセスのための湿潤剤のようなパルプおよび紙の用途に有用である。さらに有機修飾されたシリル化組成物を、不織布の表面を処理して湿潤強度を向上させるのに用いても良い。
ポリマー1の合成
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(12.44g)および平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]9Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(19.8g)と2−プロパノール(10ml)とが、250mlのフラスコで混合された。物質は85℃で8時間還流された。2−プロパノールは92℃で真空下での蒸発により除去された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(5.61g)、平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]9Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(20.4g)、平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)14CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(15.4g)および2−プロパノール(35g)が250mlのフラスコ内で混合された。物質は85℃で8時間還流された。2−プロパノールは92℃で真空下での蒸発により除去された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(14.97g)および平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]9Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(46.33g)と2−プロパノール(20g)とが、250mlのフラスコで混合された。物質は85℃で12時間還流された。2−プロパノールは92℃で真空下での蒸発により除去された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(22.43g)、平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]9Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(30.8g)、平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)14CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(29.3g)および2−プロパノール(65g)が250mlのフラスコ内で混合された。物質は85℃で4時間還流された。2−プロパノールは92℃で真空下での蒸発により除去された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(25.64g)、平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]9Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(7.76g)、平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)14CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(58.61g)および2−プロパノール(60g)が250mlのフラスコ内で混合された。物質は81℃で6時間還流された。2−プロパノールは92℃で真空下での蒸発により除去された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(9.6g)、平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]9Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(29.1g)、平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)14CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(2.2g)および2−プロパノール(25g)が250mlのフラスコ内で混合された。物質は85℃で8時間還流された。2−プロパノールは92℃で真空下での蒸発により除去された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(10.7g)、平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)14CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(14.65g)および2−プロパノール(10g)が250mlのフラスコ内で混合された。物質は85℃で8時間還流された。2−プロパノールは92℃で真空下での蒸発により除去された。
平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)14CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(197.04g)、アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(87.96g)および2−プロパノール(15g)が500mlの丸底フラスコ内で混合された。溶液は還流するまで加熱されマグネチックスターラーで攪拌された。反応は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで還流し続けるようにされた。生じる物質は暗い淡黄色を示した。物質はロータリーエバポレーターへと移され、2−プロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(6.91g)、平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]9Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(1.94g)、平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2(CH3)CH2O)11CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(19.72g)および2−プロパノール(25g)が250mlのフラスコ内で混合された。物質は85℃で8時間還流された。2−プロパノールは92℃で真空下での蒸発により除去された。
シラン[AB]nの処理のために、トイレットペーパー、ペーパータオル、セルロース繊維紙および再生紙のような様々な基質を対照物質として用いて良い。シラン[AB]nの処理の基質の性質への効果を示すために、過剰の添加物を含有していない対照の不織物を用いるのが望ましい。大部分において、他の特定されない限り、Pertトイレットペーパーがモデル基質として利用された。
a)浸漬処理:この方法はトイレットペーパー、化粧紙、紙およびセルロース繊維紙の処理に用いることができる。例として、計量したPertトイレットペーパーの層が、層の最小限のオーバーラップがあるように穴のあいたステンレススチールトレイに配置された。他のステンレススチールトレイにおいて800gのシラン[AB]n溶液/マイクロエマルションが配置され、ここでティッシュペーパーを含有する穴のあいたトレイが浸漬された。ティッシュペーパーがシラン[AB]n溶液に30分間濡らされて、その後、ティッシュペーパーを含有するトレイが溶液より取り出され、過剰の溶液は排出され、そして、トレイは100℃で2時間オーブンに配置された。熱硬化の後、ティッシュペーパーの層は室温へと冷やされ、そしてシラン[AB]nの取り込みをみるために計量された。
b)スプレー処理:この方法は、トイレットペーパー、化粧紙および紙の処理に用いることが出来る。10mlのポリマー溶液もしくはマイクロエマルションは、スプレーノズル(Qosmedix#29717)を備える瓶へと充填された。Pertティッシュペーパーの6層もしくは化粧紙の4層は溶液によって、左上から左から右へとスプレーしながら下へと下がりつつスプレーされた。湿っている事は目で観察され、ティッシュペーパーのすべての乾燥スポットはスプレーされた。層は1時間風乾され、そして続いて100℃で2時間オーブンの中で乾燥された。
それぞれのペアはAxおよびBxとラベルされ、ここでAおよびBは処理されたティッシュペーパーおよび処理されていないティッシュペーパーのためにランダムに選択されたラベルであり、xはそれぞれの処理ポリマーのために1〜8より選択されるユニークな数字コードであった。判定者は、彼らの手によって柔軟性を測定するときには彼らの目をつぶるようすすめられた。それぞれのペアに対して、判定者はA対Bの柔軟性の評価をたずねられた。これは全ての8サンプルペアにおいて、一度に1ペアで実施された。ティッシュペーパーサンプルは以下の基準に沿って格付けされた:
a. もしAがBより少し柔軟であれば、+1ポイントがAへと与えられる;もしBがAより少し柔軟であれば、+1ポイントがBへと与えられる。
b. もしAがBよりも確かに柔軟であれば、+2ポイントがAへと与えられる;もしBがAよりも確かに柔軟であれば、+2ポイントがBへと与えられる。
c. もしAがBよりもかなり柔軟であれば、+3ポイントがAへと与えられる;もしBがAよりもかなり柔軟であれば、+3ポイントがBへと与えられる。
d. もしAがBよりも完全に柔軟であれば、+4ポイントがAへと与えられる;もしBがAよりもかなり柔軟であれば、+4ポイントがBへと与えられる。
e. もしAとBの柔軟性が同じであれば、0ポイントがAとBの両方へと与えられる。
柔軟性格付け=(処理されたティッシュペーパーの総格付け − 処理されていないティッシュペーパーの総格付け)/8 (1)
より得られた。異なるシラン[AB]nによって処理されたティッシュペーパーの平均柔軟性格付けは表9に列挙される。
実施例A
平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)22CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(148.28g)、アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(51.72g)およびイソプロパノール(60.00g)が500ml丸底フラスコで混合された。溶液は還流するまで加熱され、マグネチックスターラーで攪拌された。反応は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで還流し続けるようにされた。生じる物質は暗い淡黄色を示した。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(51.72g)、平均構造CH2(O)CHCH2O(OCH2CH2)7.3OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(148.28g)およびイソプロパノール(60.0g)が500mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで24時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(40.3g)、平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]50Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(206.12g)および平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2(CH3)CH2O)7CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(18.67g)ならびにイソプロパノール(88.48g)が500mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで15.5時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(54.27g)、平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]50Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(185.70g)および平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2(CH3)CH2O)7CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(49.74g)ならびにイソプロパノール(507.39g)が1lフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで16時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(53.94g)、ビスフェノールAジグリシジルエーテル(48.09g)およびイソプロパノール(25.01g)が250mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで24時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(59.22g)、1,7−ジエポキシオクタン(20.40g)、平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]50−Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(20.41g)およびイソプロパノール(25.01g)が250mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで16時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(41.48g)、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル(29.43g)、平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]50−Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(29.26g)およびイソプロパノール(110.01g)が500mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで24時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(34.07g)、水素化ビスフェノールAジグリシジルエーテル(32.98g)、平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]50−Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(32.96g)およびイソプロパノール(110.08g)が500mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで24時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(12.94g)、平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]25−Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(87.06g)およびイソプロパノール(30.0g)が250mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで16時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。得られた物質は透明の淡黄色の液体であった。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(27.00g)、平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]50−Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(92.70g)、平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)7CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(27.69g)およびイソプロパノール(253.43g)が500mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで16時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(11.20g)、ポリブタジエンジグリシジルエーテル(Mw 3150g/モル)およびイソプロパノール(100.0g)が500mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで23時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。得られた物質は粘性のある透明の淡黄色の液体であった。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(75.22g)、平均構造CH2(O)CHCH2(OCH2CH2)6.9OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(124.81g)およびイソプロパノール(60.00g)が500mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで24時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。得られた物質は粘性のある透明の淡黄色の液体であった。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(71.31g)、平均構造CH2(O)CHCH2(OCH2CH2)11.7OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(128.69g)およびイソプロパノール(60.00g)が500mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで24時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(40.34g)、平均構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]5−Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(40.34g)、平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)7.7CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(50.00g)およびイソプロパノール(21.01g)が500mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで24時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(42.90g)、構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2OSi(CH3)2OSi(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(7.1g)、平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)7.7CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(50.02g)およびイソプロパノール(21.01g)が500mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで24時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(27.00g)、構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]50−Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(52.14g)、平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)9CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(48.60g)およびイソプロパノール(200.00g)が500mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで24時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(27.00g)、構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]50−Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(13.90g)、平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)7.7CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(53.69g)およびイソプロパノール(200.01g)が500mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで24時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(71.31g)、平均構造CH2(O)CHCH2(OCH2CH2)11.7OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(128.69g)およびイソプロパノール(60.00g)が500mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで24時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(15.02g)、構造CH2(O)CHCH2OCH2CH2CH2Si(CH3)2O[Si(CH3)2O]100Si(CH3)2CH2CH2CH2OCH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリシロキサン(98.42g)、平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)21.7CH2CH(O)CH2のエポキシキャップ化ポリエーテル(36.56g)およびイソプロパノール(150.01g)が500mlフラスコ内で混合された。物質は還流され、オーバーヘッドスターラーにて攪拌された。還流は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで24時間続けられた。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)11.2CH2CH(O)CH2のエポキシ末端キャップポリエーテル(59.37g)、アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(24.38g)、アミノプロピルトリエチルシラン(12.65g)およびイソプロパノール(100g)が500ml丸底フラスコ内で混合された。溶液は還流するまで加熱され、マグネチックスターラーにて攪拌された。反応は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで還流し続けるようにされた。生じる物質は暗い淡黄色を示した。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)11.2CH2CH(O)CH2のエポキシ末端キャップポリエーテル(34.56g)、アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(14.75g)、オレイルアミン(0.70g)およびイソプロパノール(50g)が250ml丸底フラスコ内で混合された。溶液は還流するまで加熱され、マグネチックスターラーにて攪拌された。反応は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで還流し続けるようにされた。生じる物質は暗い淡黄色を示した。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
平均構造CH2(O)CHCH2O(CH2CH2O)11.2CH2CH(O)CH2のエポキシ末端キャップポリエーテル(34.92g)、アミノプロピルトリイソプロポキシシラン(14.58g)、エチルヘキシルアミン(0.49g)およびイソプロパノール(50g)が250ml丸底フラスコ内で混合された。溶液は還流するまで加熱され、マグネチックスターラーにて攪拌された。反応は全てのエポキシ基が消費されると滴定により測定されるまで還流し続けるようにされた。生じる物質は暗い淡黄色を示した。物質はロータリーエバポレーターへと移され、イソプロパノールを取り除くために70℃、533パスカル(4torr)で2時間蒸発された。
実施例1〜4のための基質のコート
合成実施例A、B、CおよびDからの産物は以下の方法を用いて作製された。実施例A、B、CもしくはD(5g)は20gの蒸留水へと添加された。溶液はマグネチックスターラーにより混合され、酢酸によってpH7へと中和された。生じる配合物は以下の表に列挙される。実施例配合物1〜4は、クリーンで乾燥された非処理のスチールプレートへとコートされた。コートは0.075mm(3ミル)のワイヤを巻きつけたロッドを用いて実施された。5mlのそれぞれの配合物はロッドの最前部で基質へと添加された。ロッドは一定の強さと速度で基質を横切って引っ張られた。コートは4日間室温にて硬化された。
ASTM標準テスト方法(D4039−87)が用いられた。20°と60°の両方の鏡面光沢度がとられ、下の表に示される。2つのパネルがコートされ、光沢度が測定された。
鉛筆テストによるフィルム硬度のための標準的な試験方法(ASTM D3363−74)からの手順が続いて行われた。処理されたスチールのパネルへと様々な硬度の鉛筆を用いた複数の引っかきがなされた。結果は以下の表に示される。評価は引っかき硬度もしくはフィルムを破裂させられないかもしくは引っき傷をつけられなかったもっとも硬い鉛筆に基づく。
テープテストによる接着の測定のための標準的な試験方法(ASTM D3359−87)からの手順を用いてクロスハッチ接着性能が評価された。実施例の配合物は非処理のスチールへとコートされ、室温で4日間硬化された。試験方法Bが用いられ、そこではフィルムが格子パターンで引っかかれた。テープが引っかき傷表面へと適用され、その後取り除かれた。生じるコートはフィルムのはがれた部分もしくは失われた部分で評価された。4つ全ての実施例配合物が試験されたとき、そのような欠陥は検出されなかった。
メチルエチルケトン(MEK)耐性測定の標準的な試験方法(ASTM D4752−87)が採用された。コートされたスチール基質はまず脱イオン水にて洗浄され、そしてすぐにハンマーヘッドとMEKで飽和したチーズクロスを備える自動装置が適用された。サンプルは15回擦られ、そして傷が調べられた。プロセスは120振動を用いて繰り返され、そして再び傷が調べられた。結果は以下の表に示される。
急送変形の影響に対する有機コートの耐性を測定するための標準的な試験方法(衝撃、ASTM D2794−69)が用いられた。この試験のための全スケールは1から5である。5はダメージ無しを示し、1は明白に傷ついている。4の評価は、衝撃の中心におけるピンポイントの変色もしくは円の辺縁部における傷のみを示す。コートされたスチールパネルは、コートされた側(直接)および非コートサイド(逆側)であった。結果は以下に示される。
以下の実施例は硬表面保護のための抗染み剤としてシランABnを持ちいる用途を例示する。
合成実施例C、J、LおよびMは、20%の水性配合物へと希釈され、酢酸によって中和された(pH7)。この用途において試験される硬表面は、テラコッタおよび大理石であった(7.62センチメートル×7.62センチメートル(3’’×3’’))。それぞれのタイルの半分はそれぞれのタイルに対して0.5mlの配合物を添加する事によって処理された。コートはそれぞれのタイルの半分が均一のコートを持つように塗布器を用いて平滑化された。タイルは周囲温度において一晩硬化された。対照の配合物はHG internationalから市販の硬表面封止剤であった。これに続く日それぞれにタイルは染み溶液を2滴ずつもたらされた。染みは以下の表に列挙される。染みは周囲温度で16時間、表面に配置された。そののち、タイルは湿ったスポンジとDawn皿洗い洗剤で洗浄された。乾燥したら、タイルは視覚的に評価され、0〜10の間のスコアが与えられ、0は残余がまったくあとに残らなく、一方、濃い染みが明らかにあるとき10が与えられた。非処理のタイルと比較して、染み防御において、市場性のある改善がある。
流れ出し実験はEdana152.0−99に従って実施された。25°の角度で配置された、紡がれたポリプロピレンの処理されたものの断片へと塗布されたときの0.9%塩化ナトリウム溶液の流れ出し%が表に与えられる。二つの異なる対の処理が選ばれた。実施例配合物11および12は疎水性の処理であり、一方実施例13および14は親水性である。ポリプロピレンの非処理のシートは比較として用いられた。
流れ出し実験はEdena150.3−96に従って実施された。25°の角度で配置された、紡がれたポリプロピレンの処理されたものの断片へと塗布されたときの0.9%塩化ナトリウム溶液の流れ出し%が表に与えられる。実施例配合物11および12は疎水性の処理であり、一方実施例13および14は親水性である。ポリプロピレンの非処理のシートは比較として用いられた。
静水圧試験は水柱が表面上に置かれたときの水の貫通に対する耐性を試験するために、処理されたポリプロピレン上で実施された。処理されたポリプロピレンは、両方に5.08センチメートル(2インチ)の円形の孔を持つ二つのプラスチックの断片の間に挟まれた。上側の断片は上昇する柱へと接続された。水はPP物質の真上のはめ込みを通じて渦巻きができる事の無いような速さで導入された鏡が装置の下に配置され、水が柱へと添加された。水滴が形成され、装置の底から落ちるときの水の高さが記録された。データは下の表に示される。配合物13および14において、積み重ねがまったく起こらず、水はすぐに貫通し、ポリプロピレンを通じて流れ始めた。
処理されたポリプロピレンおむつのカバーストックの移動の効果が調べられた。非処理のポリプロピレンと隣接する疎水性のコートに対する移動はもっとも望ましくない。乾燥した移動は最終産物の漏れが生じる。以下の手順がコートされたポリプロピレンの移動への耐性を調べるために用いられた。非処理の100%のspunbondのSMS (Spunbond Meltblown Spundbond)のポリプロピレンの網目が、実施例配合物13もしくは14のいずれか一方によって処理された100%spunbondのポリプロピレンの不織の網目の上および下に配置された。保管を模擬するために重量(8.9kg/m2(0.5lb./in2))が不織の布へと1週間50℃で置かれ、全ての層が親水性について調べられた(AATCC試験方法79−1995)。所望の結果は、頂部と底部の層が疎水性を残し、そして処理された不織布が親水性を残していることである。ポリプロピレンの頂部もしくは底部の層のいずれかの親水性における任意の変化は移動と考えられた。試験は測定当たり300秒で終了した。
Magnasoft Derma NTの20%エマルションは、25.0gの市販のポリシリコーンquat(Momentive Performance Materials)を使い捨てビーカー中の10.5グラムのTDA−6および1.8グラムのTDA−12(両方ともEthox製造の界面活性剤)へと添加する事で作製された。混合物はマグネチックスターラーで中庸の速さ(〜600rpm)で5分間攪拌された。別に、62.0グラムの脱イオン水、0.4グラムの酢酸および0.3グラムの酢酸ナトリウムが添加ロートで混合された。水、酢酸および酢酸ナトリウム溶液は液滴で30分間かけて添加された。最後の添加の終了後、エマルションはさらなる10分間攪拌された。
希釈された処理液(0.5%活性、150g)が使い捨てのビーカーへと注がれた。非処理の繊維の断片が計量され、重量が記録された。繊維は30秒間もしくは完全に湿るまで処理用液へと浸された。飽和した布は11.43センチメートル(4.5インチ)のゴムのローラーを備えたWerner Mathis padderを通された。繊維は再び計量され、ローラー圧は100%湿潤のピックアップが達成されるよう調整された。処理に続いてすぐに、サンプルを乾かすために130℃で5分間、サンプルが繊維オーブンへと置かれた。
処理されたおよび非処理の繊維のすべての物理的評価の前にサンプルは、21℃、65%相対湿度にセットされた環境チャンバに最低24時間置かれた。
水滴が繊維の表面を貫通するのに必要な時間を増加させる(疎水性)もしくは減少させる(親水性)の処理による能力。この試験はAATCC試験方法79−1992に沿って実施された。処理されたもしくは非処理の綿のニット繊維の断片は、15センチメートル(6インチ)の刺しゅうリング中に固定された。繊維は伸びないが、繊維がぴんと張ってしわやひだが無いように注意が払われた。脱イオン水の水滴が繊維上にスポイドで適用され、タイマーが開始された。水滴が完全に繊維を貫く時にタイマーが止められ、秒単位で記録された。それぞれの繊維の異なる部位において、プロセスが6回繰り返された。報告される値はそれらの記録の平均であり、下の表に示されます。試験は600秒で終了した。600秒の値は水滴が決して繊維表面を通り抜けなかったことを示す。
処理がどれだけ繊維を通る水のウィッキングを高めるかもしくは阻むかを評価するためにウィッキング試験が実施された。この試験はASTM D−5237試験プロトコールに沿って実施された。5.08センチメートル×17.8センチメートル(2インチ×7インチ)の処理されたかもしくは非処理の繊維の細長い断片が様々なサンプルシートより切り取られた。繊維の一つの端の末端から15mm未満で鉛筆の線でマークされた。2つの標準的な金属のペーパークリップがサンプルの線と末端の間でとめられた。繊維の他の端が大きな(#100)バインダークリップを持つスタンドへと固定された。繊維が、色の付いた水のビーカー中で鉛筆の線まで浸された。6分の後、繊維サンプルは水から取り出され、鉛筆の線から吸い上げられた水の最終的な位置までの距離が定規で測定され、ミリメートルの単位で記録された。手順は4回繰り返され、測定は平均され、下の表に示される。
堅牢性試験は、繰り返しの洗浄および乾燥ののち、処理が綿のニット繊維状にどれだけ残るかを調べた。処理された28センチメートル×28センチメートル(11インチ×11インチ)の繊維のサンプルはトップローダー洗濯機へと置かれた。機械は、72リットル(19ガロン)の水量で、30.6℃(87F°)の温度で12分の洗浄ピリオドの通常の洗浄サイクルへとセットされた。用いられる洗剤は60gのAATCC標準的基準の洗剤であった。洗浄されると、繊維サンプルは高温で30分間で時間乾燥に設定されたフロントローダーの乾燥機中に置かれて乾燥された。プロセスは下の表に書かれているような示される数の洗浄/乾燥サイクルの間繰り返された。繊維サンプルはBF3消化へとさらされ、そしてシリコーン含量がGCを用いて測定された。報告される値は、洗浄回数後に残るシリコーンのパーセントである。親水性の処理。
堅牢性に対する代替的な試験が実施された。スプレー試験がAATCC試験方法22−1989に沿って実施された。処理された綿ニット繊維が上述の堅牢性セクションに記載されるのと同じ方法で1、3、5、10および20回の洗浄/乾燥サイクルで洗浄された。繊維は15.24センチメートル(6インチ)の刺繍リングに固定された。繊維は伸びないが、繊維がぴんと張ってしわやひだが無いように注意が払われた。集合体が、大きなロートとシャワーヘッドの下に45°の角度で配置される治具を保持するスタンドからなるスプレー試験装置へと置かれた。250mlの脱イオン水がロートおよびシャワーヘッドを通して試験サンプルへ注がれた。サンプル/リングは取り出され、そのスプレー試験の格付け標準の外観と比較して0〜100で視覚的に格付けされた。対照サンプルは綿のニットの非処理の断片であった。結果は下の表に示される。121−113の大きい数字は、表面が20回の洗浄の後でさえ疎水性を残している事を示す。
5人のパネルが、処理が綿のニット繊維に与える柔軟性およびバルクを測定するのに指名された。テストパネルが1から10までの繊維の柔軟性を格付けするように問われた。非処理の繊維のサンプルが1を示すのに用いられた。高い値はとても柔軟性が高く気持ちの良い感じを示す。試験された多くの配合物は、非処理の対象に対して良い結果を示した。
Claims (13)
- c)少なくとも二つのオキセタン基を含有するシロキサンと
d)式:N(H)(R1)R2Si(OR3)3−a−b−c(OR4)a(R5Si(OR6)d(R7)e)bR8 c
〔式中、R1は、H、または1から20個の炭素原子からなる、一価の炭化水素ラジカルからなる群より選択され;
R2は、1から60個の炭素からなる、二価の、直鎖のもしくは分岐の炭化水素ラジカルからなる群より選択され;
R4は3から200個の炭素原子を含有する炭化水素ラジカルであり;
R5は、酸素、または1から60個の炭素からなる、二価の、直鎖のもしくは分岐の炭化水素ラジカルからなる群より選択され;
R3、R6、R7およびR8はそれぞれ、1から200個の炭素原子を持つ一価の、直鎖のもしくは分岐の炭化水素ラジカルからなる群より独立して選択され;
下付文字bはゼロもしくは正の数字であり、そして0から3の範囲の値を持ち;
下付文字aおよびcはゼロもしくは正であり、そして0から3の範囲の値を持ち、ただし(a+b+c)≦3という限定に従い;
下付文字dおよびeはゼロもしくは正であり、そして0から3の範囲の値を持ち、ただし(d+e)≦3という限定に従う〕を持つアミノシラン
との反応産物を含有する組成物によって処理された、改善された湿潤強度を持つ処理された布。 - 前記シロキサンが、式:
MfME hMPE iMH jDkDE lDPE mDH nToTE pTPE qTH rQs
〔式中、
M=R9R10R11SiO1/2;
MH=R12R13HSiO1/2;
MPE=R12R13(−CH2CH(R14)(R15)tO(R16)u(C2H4O)v(C3H6O)w(C4H8O)xR17)SiO1/2;
ME=R12R13(RE)SiO1/2;
D=R18R19SiO2/2;
DH=R20HSiO2/2;
DPE=R20(−CH2CH(R14)(R15)tO(R16)u(C2H4O)v(C3H6O)w(C4H8O)xR17)SiO2/2;
DE=R20RESiO2/2;
T=R21SiO3/2;
TH=HSiO3/2;
TPE=(−CH2CH(R14)(R15)tO(R16)u(C2H4O)v(C3H6O)w(C4H8O)xR17)SiO3/2;
TE=RESiO3/2;および
Q=SiO4/2;
であり、ここでR9、R10、R11、R12、R13、R18、R19、R20およびR21はそれぞれ独立して1から60個の炭素原子を持つ一価の炭化水素ラジカルの群より選択され;
R14はHまたは1から6個の炭素原子のアルキル基であり;
R15は1から6個の炭素の二価のアルキルラジカルであり;
R16は、−C2H4O−、−C3H6O−および−C4H8O−からなる二価のラジカルの群より選択され;
R17は、H、1から6個の炭素の単官能性の炭化水素ラジカルもしくはアセチルであり;
REは、独立して、オキシランもしくはオキセタン部分の一つもしくはそれ以上を含有する1から60個の炭素原子を持つ一価の炭化水素ラジカルであり;
下付文字fはゼロもしくは正であり、下付文字fがゼロであるときhが正である必要があるという制限に従い;
下付文字hはゼロもしくは正であり、hがゼロであるとき、下付文字fが正である必要があるという制限に従い、そして下付文字h、lおよびpの合計は正であるという制限に従い;
下付文字kはゼロもしくは正であり、そして0から1,000の範囲の値を持ち;
下付文字lはゼロもしくは正であり、そして0から400の範囲の値を持ち、下付文字h、lおよびpの合計が正であるという制限に従い;
下付文字oはゼロもしくは正であり、そして0から50の範囲の値を持ち;
下付文字pはゼロもしくは正であり、そして0から30の範囲の値を持ち、下付文字h、lおよびpの合計は正であるという制限に従い;
下付文字sはゼロもしくは正であり、そして0から20の範囲の値を持ち;
下付文字iはゼロもしくは正であり、そして0から20の範囲の値を持ち;
下付文字mはゼロもしくは正であり、そして0から200の範囲の値を持ち;
下付文字qはゼロもしくは正であり、そして0から30の範囲の値を持ち;
下付文字jはゼロもしくは正であり、そして0から2の範囲の値を持ち;
下付文字nはゼロもしくは正であり、そして0から20の範囲の値を持ち;
下付文字rはゼロもしくは正であり、そして0から30の範囲の値を持ち;
下付文字tはゼロもしくは1であり;
下付文字uはゼロもしくは1であり;
下付文字vはゼロもしくは正であり、0から100の範囲の値を持ち、(v+w+x)>0という制限に従い;
下付文字wはゼロもしくは正であり、そして0から100の範囲の値を持ち、(v+w+x)>0という制限に従い;
下付文字xはゼロもしくは正であり、そして0から100の範囲の値を持ち、(v+w+x)>0という制限に従う〕
を持つ、請求項1に記載の処理された布。 - 式:
R29(R30)κSi(OR31)3−η−θ(R32)η(OR33)θ
〔式中、R29は、オキシランもしくはオキセタン部分の一つもしくはそれ以上を含有する3から12個の炭素原子を持つ一価の炭化水素ラジカルであり;
R30は、1から60個の炭素からなる二価の炭化水素ラジカルであり、そして下付文字κはゼロもしくは1の値を持ち;R31およびR32は、独立して、1から60個の炭素原子を持つ、一価の、直鎖もしくは分岐の炭化水素ラジカルの群より選択され;
下付文字ηはゼロもしくは正であり、そして0から3の範囲の値を持ち;
下付文字θは0よりも大きく、そして3より小さいかもしくは3と等しく、3−η−θはゼロより大きいかもしくはゼロと等しいという条件に従い;
R33は3から200個の炭素原子を含有する炭化水素ラジカルである〕
を持つ化合物の反応産物をさらに含有する請求項1もしくは2に記載の処理された布。 - R1が1から10個の炭素原子を持ち;
R2が1から10個の炭素原子を持ち;
R4が3から10個の炭素原子を持ち;
R3、R6、R7およびR8はそれぞれ独立して1から20個の炭素原子を持ち;
下付文字aが1から3の範囲であり;
下付文字bが0から25以上の範囲であり;
下付文字cが0から3の範囲であり;
R9、R10、R11、R12、R13、R18、R19、R20およびR21がそれぞれ独立して1から4個の炭素原子を持ち;
下付文字f、l、m、n、o、p、q、rのそれぞれが独立して0から200の範囲であり;
下付文字kが0〜500の範囲であり;
下付文字v、wおよびxがそれぞれ独立して0から50の範囲である、請求項2に記載の処理された布。 - R31およびR32がそれぞれ独立して1から10個の炭素原子を持ち;そして
R33が3から100個の炭素原子を持つ、請求項3に記載の処理された布。 - R1が1から5個の炭素原子を持ち;
R2が2から8個の炭素原子を持ち;
R4が3から8個の炭素原子を持ち;
R3、R6、R7およびR8はそれぞれ独立して1から15個の炭素原子を持ち;
下付文字aが2から3の範囲であり;
下付文字bが0から15以上の範囲であり;
下付文字cが0から2の範囲であり;
R9、R10、R11、R12、R13、R18、R19、R20およびR21がそれぞれ独立して1から3個の炭素原子を持ち;
下付文字f、l、m、n、o、p、q、rのそれぞれが独立して0から100の範囲であり;
下付文字kが5〜250の範囲であり;
下付文字v、wおよびxがそれぞれ独立して0から35の範囲である、請求項2に記載の処理された布。 - R31およびR32がそれぞれ独立して1から8個の炭素原子を持ち;そして
R33が3から50個の炭素原子を持つ、請求項3に記載の処理された布。 - R1が水素であり;
R2が2から5個の炭素原子を持ち;
R4が3から5個の炭素原子を持ち;
R3、R6、R7およびR8はそれぞれ独立して2から8個の炭素原子を持ち;
下付文字aが0もしくは1であり;
下付文字bが3であり;
下付文字cが0もしくは1であり;
R9、R10、R11、R12、R13、R18、R19、R20およびR21がそれぞれ独立してメチルであり;
下付文字f、l、m、n、o、p、q、rのそれぞれが独立して0から50の範囲であり;
下付文字kが5〜150の範囲であり;
下付文字v、wおよびxがそれぞれ独立して0から25の範囲である、請求項2に記載の処理された布。 - R31およびR32がそれぞれ独立して1から4個の炭素原子を持ち;そして
R33が3から10個の炭素原子を持つ、請求項3に記載の処理された布。 - 組成物が、不連続相が水を含有してエマルションが組成物を含有する水性エマルションの形態である、請求項1から9のいずれか一項に記載の処理された布。
- 組成物が、連続相が水を含有してエマルションが組成物を含有する水性エマルションの形態である、請求項1から9のいずれか一項に記載の処理された布。
- 組成物が、不連続相が非水性ヒドロキシ有機溶媒を含有してエマルションが組成物を含有する非水性エマルションの形態である、請求項1から9のいずれか一項に記載の処理された布。
- 組成物が、連続相が非水性ヒドロキシ有機溶媒を含有し、そしてエマルションが組成物を含有する非水性エマルションの形態である、請求項1から9のいずれか一項に記載の処理された布。
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