JP5444946B2 - 筆記情報処理装置、筆記情報処理システム、及びプログラム - Google Patents
筆記情報処理装置、筆記情報処理システム、及びプログラム Download PDFInfo
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請求項2に記載の発明は、前記属性情報は、筆記に用いられた電子筆記具の所有者に関する所有者情報であり、前記抽出手段は、前記記憶手段に記憶された前記所有者情報が予め定めた条件を満たす場合に、当該所有者情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の筆記情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記属性情報は、筆記がなされた時間帯を示す時間帯情報であり、前記抽出手段は、前記記憶手段に記憶された前記時間帯情報が、予め定めた基準を超えた量の筆記がなされた時間帯を示す場合に、当該時間帯情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の筆記情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記取得手段により取得された前記筆記情報を、前記一の情報表示媒体に印刷された印刷情報に重畳して表示するための表示情報を生成する生成手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の筆記情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、一の情報表示媒体に対してなされた複数の筆記の属性情報を管理する管理装置と、筆記の内容を画像化した筆記画像を出力する出力装置とを備え、前記管理装置は、一の情報表示媒体における筆記がなされた位置を示す位置情報を取得する取得手段と、前記一の情報表示媒体において、筆記がなされた複数の領域から、予め定められた基準を超えた量の筆記がなされた領域に含まれる、前記取得手段により取得された複数の前記位置情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された複数の前記位置情報を連結し、ストローク単位で筆記情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記筆記情報を送信する送信手段とを備え、前記出力装置は、前記送信手段により送信された前記筆記情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記筆記情報に基づいて、前記筆記画像を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする筆記情報処理システムである。
請求項6に記載の発明は、コンピュータに、一の情報表示媒体に対してなされた複数の筆記の属性情報を記憶手段に記憶する機能と、一の情報表示媒体における筆記がなされた位置を示す位置情報を取得する機能と、前記記憶手段に記憶された前記複数の筆記の属性情報の中から、前記一の情報表示媒体において、筆記がなされた複数の領域から、予め定められた基準を超えた量の筆記がなされた領域に含まれる、前記取得する機能により取得された複数の前記位置情報を抽出する機能と、前記抽出する機能により抽出された複数の前記位置情報を連結し、ストローク単位で筆記情報を生成する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項7に記載の発明は、一の情報表示媒体における筆記がなされた位置を示す位置情報を取得する取得手段と、前記一の情報表示媒体において、筆記がなされた複数の領域から、予め定められた基準を超えた量の筆記がなされた領域に含まれる、前記取得手段により取得された複数の前記位置情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された複数の前記位置情報を連結し、ストローク単位で筆記情報を生成する生成手段と、を有する筆記情報処理装置である。
請求項2の発明によれば、筆記に用いられた電子筆記具の所有者に関する情報によって決定された筆記を重要な筆記として抽出することができる。
請求項3の発明によれば、基準を超えた量の筆記がなされた時間帯における筆記を重要な筆記として抽出することができる。
請求項4の発明によれば、重要な筆記と一の情報表示媒体における印刷情報とを合成して見せることができる。
請求項5〜7の発明によれば、基準を超えた量の筆記がなされた領域内の筆記を抽出することができる。
まず、本実施の形態におけるコンピュータシステムの全体構成について説明する。
図1は、本実施の形態のコンピュータシステムの構成例を示したものである。
図示するように、このコンピュータシステムは、端末装置10と、文書サーバ20と、識別情報サーバ30と、画像形成装置40と、端末装置50と、会議サーバ70とがネットワーク80に接続されることにより構成されている。また、端末装置50には、デジタルペン60が通信装置55を介して接続されている。
文書サーバ20は、電子文書を記憶し管理するコンピュータ装置である。また、端末装置10から電子文書の印刷要求があると、電子文書の画像と、識別情報及び位置情報を表す符号画像とを生成し、これらを合成した合成画像を媒体に印刷する印刷命令を画像形成装置40に対して出力する。この場合、識別情報とは、媒体を一意に特定するための情報であり、位置情報とは、媒体上の座標位置を特定するための情報である。ここで、文書サーバ20としては、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション、その他のコンピュータを用いるとよい。
画像形成装置40は、媒体に画像を印刷し、印刷文書として出力する装置である。この画像形成装置40は、プリンタの機能のみを備えたものであってもよいし、他にスキャナやファクシミリの機能を備えたものであってもよい。ここで、画像形成装置40における画像形成方式としては、例えば、電子写真方式を用いるとよいが、その他の方式を用いてもよい。尚、以下では、媒体に付与する識別情報を識別情報サーバ30が発行するものとして説明するが、システム内で重複なく発行できるのであれば識別情報はどの装置で発行してもよく、この画像形成装置40で発行するようにしてもよい。その場合は、例えば、画像形成装置40の機械番号と画像形成装置40におけるプリントカウントの値とを結合したものを識別情報として用いるとよい。
ネットワーク80は、各種情報の交換に用いる通信手段である。このネットワーク80としては、インターネットやLAN(Local Area Network)が例示される。
また、本明細書において、「媒体」は、画像を印刷可能な媒体であれば、その材質は問わない。代表例は紙であるが、OHPシートや金属板等であっても構わない。
更に、本明細書では、電子文書、媒体、更にはデジタルペン60やユーザについて、それぞれを一意に識別するための識別情報を用いて処理を行うが、単に「識別情報」というときは、このうち、媒体の識別情報を意味するものとする。
印刷文書を出力するときには、文書サーバ20及び識別情報サーバ30が中心となって動作するので、これらのサーバの構成について説明する。
まず、文書サーバ20の構成について説明する。
図2は、文書サーバ20の機能構成例を示したブロック図である。
図示するように、文書サーバ20は、受信部21と、識別情報取得部22とを備える。また、識別符号生成部25aと、位置符号生成部25bと、符号配置部25cと、パターン画像記憶部25dと、符号画像生成部25eとを備える。更に、文書画像生成部26と、画像合成部27と、送信部29とを備える。
識別情報取得部22は、受信部21から文書ID、ページ番号、印刷設定を取得し、これを送信部29に渡して識別情報の発行要求の送信を指示し、これを文書画像生成部26に渡して文書画像の生成を指示する。また、受信部21から識別情報を取得し、これを識別符号生成部25aに渡して識別符号の生成を指示する。
位置符号生成部25bは、媒体上の座標位置を示す位置情報を符号化して位置符号を生成する。
符号配置部25cは、識別符号生成部25aにて生成された識別符号や、位置符号生成部25bにて生成された位置符号等を予め定めたレイアウトに従って2次元平面に配置し2次元の符号配列を生成する。
パターン画像記憶部25dは、符号配列に格納される各符号の符号値に対応するパターン画像を記憶する。
符号画像生成部25eは、符号配置部25cが生成した2次元の符号配列を参照し、各符号値に対応したパターン画像を選択して符号画像を生成する。
画像合成部27は、符号画像生成部25eが生成した符号画像と、文書画像生成部26が生成した文書画像とを合成し、合成画像を生成する。
送信部29は、識別情報サーバ30に対して識別情報の発行要求を送信する。また、画像形成装置40に対して媒体に対する画像の印刷命令を送信する。
図3は、識別情報サーバ30の機能構成例を示したブロック図である。
図示するように、識別情報サーバ30は、受信部31と、媒体管理部32と、媒体管理情報記憶部33と、送信部39とを備える。
媒体管理部32は、識別情報の発行要求があると、識別情報を重複することなく発行し、その際に指定された文書ID、ページ番号、印刷設定を、識別情報に関連付けて記憶する。更に、識別情報が指定されると、その識別情報に対応する文書ID、ページ番号、印刷設定を取り出す。
送信部39は、文書サーバ20からの要求に応じて発行した識別情報を文書サーバ20に送信する。
図4は、このときの文書サーバ20及び識別情報サーバ30の動作を示したシーケンス図である。
文書サーバ20では、まず、受信部21が、電子文書の印刷要求を端末装置10から受信する(ステップ211)。この電子文書の印刷要求には、文書ID、ページ番号、印刷設定が含まれる。ここで、文書IDとしては、例えば、URL(Uniform Resource Locator)を用いるとよいが、電子文書を一意に特定することができるものであれば他の情報を用いてもよい。また、ページ番号は、電子文書のページの順番を表す数字等である。このページ番号は印刷設定に含めることもあるが、本実施の形態では、媒体に印刷される文書画像の元となる電子データを特定するものとして、印刷設定とは分けて説明する。更に、印刷設定は、部数、用紙サイズ、拡大縮小率、複数ページを1枚の媒体にまとめて出力する機能、余白等の設定を含む。
受信部21は、これらの情報を受信すると、識別情報取得部22に受け渡す。すると、識別情報取得部22は、受け渡された情報を送信部29に渡し、送信部29が、これらの情報を識別情報サーバ30に送信することで、識別情報の発行を要求する(ステップ212)。
次に、媒体管理部32は、識別情報と文書IDとページ番号と印刷設定とを関連付けて媒体管理情報記憶部33に記憶する(ステップ313)。そして、ステップ312で発行された識別情報は送信部39に渡され、送信部39が、文書サーバ20に対し、識別情報を送信する(ステップ314)。
すると、文書サーバ20は、識別情報と位置情報とを表す符号画像を生成する(ステップ214)。この符号画像の生成は、具体的には、次のような処理により行われる。
即ち、まず、識別情報取得部22が、ステップ213で取得した識別情報を識別符号生成部25aに渡し、識別符号生成部25aが、識別情報を符号化することで識別符号を生成する。尚、識別情報の符号化の詳細については後述する。
また、位置符号生成部25bは、受信部21から印刷設定を受け取り、印刷設定に応じた範囲の位置情報を符号化することで位置符号を生成する。尚、位置情報の符号化の詳細についても後述する。
その後、符号配置部25cが、識別符号と位置符号とを予め定めたレイアウトに従って配置し、これを符号画像生成部25eが、パターン画像記憶部25dに記憶されたパターン画像を用いて画像化することで符号画像を生成する。
そして、画像合成部27は、ステップ214で生成された符号画像と、ステップ215で生成された文書画像とを合成し、合成画像を生成する(ステップ216)。
その後、合成画像は送信部29に渡され、送信部29が、合成画像の印刷命令を画像形成装置40に送信する(ステップ217)。ここで、合成画像の印刷命令は、例えば、文書画像の印刷命令の列からなるPDL(Page Description Language)ファイルに対し、符号画像として印刷する内容をPDLコマンドとして設定したPDLの形式で送信される。
ここで、特殊トナーとしては、可視光領域(400nm〜700nm)における最大吸収率が7%以下であり、近赤外領域(800nm〜1000nm)における吸収率が30%以上の不可視トナーが例示される。ここで、「可視」及び「不可視」は、目視により認識できるかどうかとは関係しない。印刷文書における画像が可視光領域における特定の波長の吸収に起因する発色性の有無により認識できるかどうかで「可視」と「不可視」とを区別している。また、可視光領域における特定の波長の吸収に起因する発色性が若干あるが人間の目で認識し難いものも、「不可視」に含める。
図5は、符号画像を構成する画像等の一例を示した図である。
まず、符号画像を構成する単位パターンについて説明する。
図5(a)は、単位パターンの一例を示したものである。
単位パターンとは、情報埋め込みの最小単位である。図では、黒塗りの領域と斜線の領域をドット配置可能な領域とし、その間にある白色の領域をドット配置不可能な領域としている。そして、ドット配置可能な領域のうち、黒塗りの領域にドットが配置され、斜線の領域にはドットが配置されていないことを示している。即ち、図は、ドットを配置可能な9箇所の中から選択した2箇所にドットを配置することで単位パターンを構成した例を示したものである。ここで、9箇所の中から2箇所を選択する組み合わせは36(=9C2)通りなので、単位パターンは、36種類存在する。このうち、4種類の単位パターンは、同期パターンとして使用される。同期パターンとは、画像の回転を検出したり、識別符号及び位置符号の相対的な位置を特定したりするためのパターンである。特に、画像の回転を検出する必要があることから、4種類の同期パターンとしては、そのうちの1つの同期パターンを90度回転するとそのうちの別の同期パターンになるようなものが選ばれる。また、この4種類の単位パターンを除く32種類の単位パターンは、識別符号及び位置符号を表現する情報パターンとして使用され、5ビットの情報が表現される。
図5(b)に、符号ブロックのレイアウトの一例を示す。尚、ここでは、画像ではなく、パターン画像によって置き換えられる直前の符号配列で示している。即ち、図5(b)の最小の四角(以下、「単位ブロック」という)に、図5(a)のような単位パターン(36通りの単位パターンのいずれか)が配置され、その画像が媒体に形成されることになる。
図5(b)のレイアウトでは、符号ブロックの左上の1つの単位ブロックに、同期符号が配置されている。また、同期符号が配置された単位ブロックの右側の4つの単位ブロックにX位置符号が配置され、同期符号が配置された単位ブロックの下側の4つの単位ブロックにY位置符号が配置されている。更に、これらの位置符号が配置された単位ブロックに囲まれた16(=4×4)個の単位ブロックに識別符号が配置されている。
識別情報を符号化する場合、識別情報を構成するビット列は、RS符号化を行うために複数のブロックに分割される。符号化には、いくつかの方法があるが、本実施の形態では、RS符号化が適している。RS符号は多値の符号法であり、この場合、単位ブロックで表現される値がRS符号の多値に対応するからである。例えば、1つの単位ブロックで5ビットの情報を表現する場合、60ビットの識別情報は、ブロック長が5ビットの12個のブロックに分割される。そして、2ブロックの誤りを訂正可能なRS符号を採用したとすると、符号長は16ブロックとなり、図5(b)の符号ブロックにおける識別符号が配置される単位ブロックに収まることになる。尚、符号化方式はRS符号に限定するものでなく、その他の符号化方式、例えば、BCH符号等を使用してもよい。
位置情報の符号化には、擬似乱数系列の一種であるM系列符号が使用される。ここで、M系列とは、ある長さのシフトレジスタとフィードバックによって生成される符号系列のうち、その周期が最長になる系列をいう。Kをシフトレジスタの段数とすると、M系列の系列長は2K−1となる。このM系列から取り出した任意の連続したKビットは、同じM系列中の他の位置に現れない性質を持つ。そこで、この性質を利用して位置情報を符号化する。
ところで、本実施の形態では、符号化すべき位置情報の長さから、必要なM系列の次数を求め、M系列を生成している。しかしながら、符号化する位置情報の長さが予め分かっている場合は、M系列を毎回生成する必要はない。即ち、固定のM系列を予め生成しておき、それをメモリ等に格納しておけばよい。
例えば、系列長8191のM系列(K=13)を使用したとする。この場合、位置符号も5ビット単位で埋め込むため、系列長8191のM系列から5ビットずつ取り出してブロック化する。
図6は、媒体管理情報の具体例を示した図である。
図示するように、媒体管理情報は、識別情報と、文書IDと、ページ番号と、印刷設定とを対応付けたものとなっている。
このうち、識別情報は、既に述べた通り、媒体を一意に識別するための情報である。
また、文書IDは、既に述べた通り、電子文書を一意に識別するための情報である。
更に、ページ番号は、既に述べた通り、電子文書のページを示す例えば数字である。
更にまた、印刷設定は、既に述べた通り、端末装置10で電子文書の印刷が要求された際に設定された用紙サイズ、拡大縮小率等の情報である。
このようにして出力された印刷文書(例えば、紙の資料)を持参して行われる会議では、参加者が印刷文書にメモを記入することがある。本実施の形態では、この印刷文書への筆記をデジタルペン60で行い、筆記の内容を電子化した筆跡情報は会議サーバ70に記憶される。即ち、印刷文書への筆記を行うときには、デジタルペン60及び会議サーバ70が中心となって動作するので、これらの構成について説明する。
図7は、デジタルペン60の構成例を示した図である。
図示するように、デジタルペン60は、ペン全体の動作を制御する制御回路61を備える。また、制御回路61は、読み取った符号画像を処理する画像処理部61aと、そこでの処理結果から識別情報及び位置情報を抽出するデータ処理部61bとを含む。
また、制御回路61には、デジタルペン60による筆記動作をペンチップ69に加わる圧力によって検出する圧力センサ62が接続されている。更に、媒体上に赤外光を照射する赤外LED63と、反射光を検知することによって符号画像を読み取る赤外CMOS64も接続されている。更にまた、識別情報及び位置情報を記憶するための情報メモリ65と、外部装置と通信するための通信回路66と、ペンを駆動するためのバッテリ67と、ペンの識別情報(ペンID)を記憶するペンIDメモリ68も接続されている。
図8は、制御回路61の機能構成例を示したブロック図である。尚、図では、制御回路61内の画像処理部61aとデータ処理部61bとに分けて、機能構成例を示している。
図示するように、画像処理部61aは、画像取得部611と、ドット配列生成部612とを備える。また、データ処理部61bは、符号配列生成部613と、識別情報取得部614と、位置情報取得部615と、筆跡情報生成部616とを備える。そして、更に、ペンID取得部617と、通信制御部619とを備える。
ドット配列生成部612は、符号画像におけるドットの位置を参照して、ドット配列を生成する。即ち、2次元の配列上で、例えば、ドットがある位置に「1」を、ドットがない位置に「0」を記憶することにより、画像として検出したドットをデジタルデータに置き換える。そして、この2次元の配列をドット配列として出力する。
位置情報取得部615は、符号配列から同期符号の位置を基準にして位置符号を検出する。そして、位置符号からM系列の部分系列を取り出し、画像生成時に使用したM系列におけるこの部分系列の位置を参照し、この位置を同期符号によるオフセットで補正した値を位置情報として取得する。尚、オフセットで補正するのは、位置符号の間に同期符号が配置されているためである。
ペンID取得部617は、デジタルペン60の識別情報であるペンIDをペンIDメモリ68(図7参照)から取得する。
通信制御部619は、識別情報取得部614が取得した識別情報と、筆跡情報生成部616が生成した筆跡情報と、ペンID取得部617が取得したペンIDとを通信回路66に受け渡すことで、通信装置55への情報送信を実現する。また、会議サーバ70からの筆跡情報登録完了報告を受信した通信回路66から、この登録完了報告を受け取る。
図9は、会議サーバ70の機能構成例を示したブロック図である。尚、会議サーバ70は、後述する筆跡情報の表示を行うときにも中心となって動作するので、図には、筆跡情報の表示のための構成も示している。
図示するように、会議サーバ70は、受信部71と、筆跡管理部72と、筆跡管理情報記憶部73と、電子文書記憶部74と、ユーザ情報記憶部75と、定義情報記憶部76と、表示情報生成部77と、送信部79とを備える。
筆跡管理情報記憶部73は、筆跡管理部72によって管理される筆跡管理情報を記憶する。本実施の形態では、属性情報を記憶する記憶手段の一例として、筆跡管理情報記憶部73を設けている。
ユーザ情報記憶部75は、表示情報生成部77が表示情報を生成する際に参照するユーザに関する情報(ユーザ情報)を一時的に記憶する。
定義情報記憶部76は、表示情報生成部77が表示情報を生成する際に参照する各種定義情報を記憶する。
送信部79は、筆跡情報の表示が指示された際には、端末装置50に対して、表示情報生成部77が生成した表示情報を送信する。また、遠隔会議に接続している他の端末装置50に情報を送信する。本実施の形態では、筆記情報を送信する送信手段の一例として、送信部79を設けている。
デジタルペン60では、まず、赤外LED63が媒体に対して赤外光を照射し、赤外CMOS64がその反射光を受光することにより、符号画像を読み取る。そして、画像取得部611がこの読み取った符号画像を取得する。そして、符号画像にノイズが含まれていれば、これを除去する。次に、ドット配列生成部612が、符号画像に含まれるドット位置をデジタルデータ化し、ドット配列を生成する。
デジタルペン60は、識別情報と、筆跡情報と、ペンIDとを取得する(ステップ621)。具体的には、次のような処理を行う。即ち、まず、符号配列生成部613が、ドット配列からブロックを検出し、ブロックごとの符号値を格納した符号配列を生成する。そして、符号配列において、同期符号の位置を特定する。その後、識別情報取得部614が、同期符号の位置に基づいて識別符号を検出し、これを復号して識別情報を取得する。また、位置情報取得部615が、同期符号の位置に基づいて位置符号を検出し、これを復号して位置情報を取得する。そして、筆跡情報生成部616が、位置情報を連結して筆跡情報を生成する。更に、本実施の形態では、ペンID取得部617が、ペンIDメモリ68(図7参照)からペンIDを取得する。
次に、筆跡管理部72は、筆記の対象である電子文書のページが電子文書記憶部74に記憶されているかどうかを判定する(ステップ722)。例えば、会議サーバ70において、この電子文書を用いた遠隔会議が行われていれば、電子文書記憶部74に電子文書のページが記憶されているが、この電子文書を用いた遠隔会議が終了していれば、電子文書記憶部74から電子文書のページが削除されている可能性があるので、このような判断を行っている。
また、筆跡管理部72は、遠隔会議が行われているかどうかを判定する(ステップ727)。
ここで、遠隔会議が行われていなければ、そのままステップ729へ進むが、遠隔会議が行われていれば、電子文書のページ上の筆跡情報を、複数のユーザ間で共有できるように他の端末装置50に送信する(ステップ728)。即ち、筆跡情報を送信部79に渡し、送信部79が筆跡情報を他の端末装置50に送信する。
その後、筆跡情報登録完了報告が筆跡管理部72から送信部79へ渡され、送信部79が、筆跡情報登録完了報告を端末装置50及び通信装置55を介してデジタルペン60に送信する(ステップ729)。
図11は、ユーザ情報の具体例を示した図である。
図示するように、ユーザ情報は、ペンIDと、ユーザIDと、役割情報と、発言情報とを対応付けたものとなっている。
このうち、ペンIDは、既に述べた通り、デジタルペン60を一意に識別するための情報である。
また、ユーザIDは、ユーザを一意に識別するための情報である。
更に、役割情報は、各ユーザの役割を示す情報である。尚、役割としては、会議における役割(主催者、単なる参加者等)が代表例として考えられるが、会社のような組織における役割(役職)等であってもよい。
更にまた、発言情報は、会議における各ユーザの発言に関する情報である。ここでは、一例として、各ユーザが発言した時刻を示している。
図12は、筆跡管理情報の具体例を示した図である。
図示するように、筆跡管理情報は、筆記時刻と、ペンIDと、識別情報と、ストローク情報とを対応付けたものとなっている。
このうち、筆記時刻は、既に述べた通り、筆跡情報における各ストロークの開始時刻である。
また、ペンIDは、既に述べた通り、デジタルペン60を一意に識別するための情報である。
更に、識別情報は、既に述べた通り、媒体を一意に識別するための情報である。
更にまた、ストローク情報は、既に述べた通り、媒体に対する筆記内容を電子化した情報であり、1つのストロークに対応する情報である。尚、ここでは、ストロークをイメージデータとしてではなく、媒体上のペン先が位置した座標の集合として記憶しているが、ストローク情報をイメージデータとして記憶し、その開始点の座標のみを記憶するものでもよい。
会議の場面で、このように記憶された複数の参加者の筆跡情報を端末装置50のディスプレイに合成して表示したい場合がある。しかしながら、会議への参加者が増え、筆跡情報が多くなってくると、情報が氾濫し、どれが重要な筆跡情報であるのか分からなくなってしまう。従って、全ての筆跡情報をディスプレイに表示したのでは、会議の議論への効果的なフィードバックは期待できない。
そこで、本実施の形態では、複数の参加者の筆跡情報のうち重要な情報を選択表示することによって効率よく情報を共有し、会議中に筆跡情報を活用して議論を活発に進められるようにする。
また、会議中だけでなく、会議後においても、このような重要な情報の選択表示による効率的な情報共有を行うようにする。
図示するように、端末装置50は、受信部51と、表示制御部52と、操作受付部53と、送信部59とを備える。
表示制御部52は、受信部51が受信した表示情報に基づくディスプレイでの表示を制御する。本実施の形態では、筆記画像を出力する出力手段の一例として、表示制御部52を設けている。
操作受付部53は、遠隔会議に関するユーザ操作や、筆跡情報の表示を要求するユーザ操作を受け付ける。
送信部59は、操作受付部53が受け付けたユーザ操作の内容を示す操作情報を会議サーバ70に送信する。
図14は、このときの端末装置50及び会議サーバ70の動作を示したシーケンス図である。
まず、端末装置50においてユーザ操作が行われると、端末装置50では、操作受付部53が、このユーザ操作を受け付ける(ステップ531)。そして、ユーザ操作の内容を示す操作情報が送信部59に渡され、送信部59が、操作情報を会議サーバ70に送信する(ステップ532)。ここで、操作情報には、遠隔会議中に行われる通常の操作であるページめくり等の情報や、筆跡情報の表示を要求する情報がある。また、操作情報が筆跡情報の表示を要求する情報である場合には、筆跡情報を抽出する際に用いられる抽出条件が付加される。
次に、表示情報生成部77は、渡された操作情報が筆跡情報の表示を要求するものかどうかを判定する(ステップ732)。
そして、この筆跡情報合成処理による合成結果は送信部79に渡され、送信部79が、合成結果を端末装置50に送信する(ステップ738)。
上述したように、ステップ731で受信した操作情報が筆跡情報の表示を要求する場合、操作情報には筆跡情報の抽出条件が付加されるが、この筆跡情報合成処理としては、この抽出条件に対応して3つの処理が考えられる。そこで、この3つの処理を第1〜第3の筆跡情報合成処理として順に説明する。
この場合、表示情報生成部77は、まず、定義情報記憶部76に記憶された領域定義を読み出す(ステップ741)。ここで、領域定義とは、筆跡情報が多く書き込まれているかどうかを判定するための領域に関する定義情報である。例えば、1ページを4分割する場合は、左上、左下、右上、右下という領域定義が考えられるが、1ページの分割数は一般的にN(自然数)としてよく、1ページの分割方法として如何なるものを採用してもよい。尚、領域定義は、ユーザが自由に設定可能なものであってよい。そして、読み出された領域定義は筆跡管理部72に渡される。
そして、そのレコードにおける筆跡情報を、その筆跡情報を含む領域(1つとは限らない)に関連付ける(ステップ743)。具体的には、筆跡情報を構成する何れかの点が、領域定義で定義された何れかの領域の範囲内にあれば、筆跡情報をこの領域に関連付ける。例えば、ページの左上の領域について、左端のX座標を0、右端のX座標をXC、上端のY座標を0、下端のY座標をYCとすると、図12の1行目の筆跡情報は、(X11,Y11)、(X12,Y12)、(X13,Y13)、…の中に、X座標が0以上でXC以下、かつ、Y座標が0以上でYC以下の点があれば、ページの左上の領域に関連付けられる。
また、筆跡管理部72は、筆跡情報が関連付けられた領域に対して筆跡情報の個数をカウントするために設けられた筆跡カウンタをカウントアップする(ステップ744)。
これにより、表示情報生成部77は、筆跡カウンタにおけるカウント値が最も大きい領域を選択する(ステップ746)。
そして、選択した領域に関連付けられた筆跡情報を電子文書のページに重畳する(ステップ747)。
この場合、表示情報生成部77は、まず、ユーザ情報記憶部75に記憶されたユーザ情報を読み出す(ステップ751)。
そして、表示情報生成部77は、ユーザ情報としてユーザの役割を用いる旨の指定があったか、ユーザ情報として会議におけるユーザの発言数を用いる旨の指定があったかを判定する(ステップ752)。
これにより、表示情報生成部77は、渡されたレコードにおける筆跡情報を電子文書のページに重畳する(ステップ758)。
この場合、表示情報生成部77は、まず、定義情報記憶部76に記憶された時間範囲定義を読み出す(ステップ761)。ここで、時間範囲定義とは、筆跡情報が多く書き込まれているかどうかを判定するための時間範囲に関する定義情報である。例えば、10時0分0秒から10時0分59秒まで、10時0分0秒から10時2分59秒までといった時間の範囲が定義される。或いは、時間範囲定義として1分、3分といった時間の長さのみを定義しておき、これと会議開始時刻(例えば、10時0分0秒)とに基づいて、上記時間の範囲を自動算出し定義してもよい。尚、時間範囲定義は、ユーザが自由に設定可能なものであってよい。そして、読み出された時間範囲定義は筆跡管理部72に渡される。
そして、そのレコードにおける筆跡情報を、その筆跡情報を含む時間範囲に関連付ける(ステップ763)。具体的には、筆跡情報に対応する筆記時刻が、時間範囲定義で定義された何れかの時間範囲の範囲内にあれば、筆跡情報をこの時間範囲に関連付ける。例えば、10時0分0秒から10時0分59秒まで、10時1分0秒から10時1分59秒まで、10時2分0秒から10時2分59秒まで等の時間範囲が定義されていたとすると、図12の3行目から8行目の筆跡情報は、その筆記時刻が10時5分0秒から10時5分59秒までの時間範囲に含まれるので、この時間範囲に関連付けられる。
また、筆跡管理部72は、筆跡情報が関連付けられた時間範囲に対して筆跡情報の個数をカウントするために設けられた筆跡カウンタをカウントアップする(ステップ764)。
これにより、表示情報生成部77は、筆跡カウンタにおけるカウント値が最も大きい時間範囲を選択する(ステップ766)。
そして、選択した時間範囲に関連付けられた筆跡情報を電子文書のページに重畳する(ステップ767)。
図18は、第1の表示例について示した図である。
この第1の表示例では、電子文書が印刷された複数の印刷文書のそれぞれに複数のユーザが筆記した内容を、電子文書を表す1つのオブジェクトに重畳して表示している。
即ち、(a−1)に示すように、印刷文書41に筆跡情報411が書き込まれ、(a−2)に示すように、印刷文書42に筆跡情報421が書き込まれ、(a−3)に示すように、印刷文書43に筆跡情報431が書き込まれたとすると、(b)に示すように、印刷文書41〜43と同じイメージを持つ表示画像44に対して、筆記画像441〜443が重ね合わせて表示される。ここで、図には示していないが、(a−1)〜(a−3)の印刷文書41〜43は、N人のユーザのうちの3人に配布された印刷文書で、この3人のユーザがそれぞれの印刷文書に筆跡情報411,421,431を書き込み、これらの筆跡情報が、上記の動作で抽出条件を満たすと判定されたものとする。尚、筆跡情報は、その筆跡情報を識別する情報(ユーザID、ペンID等)ごとに異なる色で表示してもよい。
この第2の表示例では、電子文書が印刷された複数の印刷文書のそれぞれに複数のユーザが筆記した内容を、印刷文書を並べて構成されたオブジェクトに重畳して表示している。
即ち、(a−1)に示すように、印刷文書41に筆跡情報411が書き込まれ、(a−2)に示すように、印刷文書42に筆跡情報421が書き込まれ、(a−3)に示すように、印刷文書43に筆跡情報431が書き込まれたとすると、(b)に示すように、印刷文書41〜43を合わせたイメージを持つ表示画像45に対して、筆記画像451〜453が重ね合わせて表示される。ここでも、図18と同様、(a−1)〜(a−3)の印刷文書41〜43は、N人のユーザのうちの3人に配布された印刷文書で、この3人のユーザがそれぞれの印刷文書に筆跡情報411,421,431を書き込み、これらの筆跡情報が、上記の動作で抽出条件を満たすと判定されたものとする。尚、筆跡情報は、その筆跡情報を識別する情報(ユーザID、ペンID等)ごとに異なる色で表示してもよい。
以上により、本実施の形態の動作の説明を終了する。
また、本実施の形態では、複数のユーザが書き込んだ筆跡情報を合成して表示する場面として、会議の場面を想定したが、これには限らない。複数のユーザの筆跡情報を合成して表示することが考えられる如何なる場面であっても、本発明は適用可能である。
そこで、これらの処理をコンピュータ90で行うものとして、コンピュータ90のハードウェア構成について説明する。
図示するように、コンピュータ90は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)91と、記憶手段であるメインメモリ92及び磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)93とを備える。ここで、CPU91は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行し、上述した各処理部を実現する。また、メインメモリ92は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶し、磁気ディスク装置93は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶し、これらの一方又は両方が上述した各記憶部を実現する。
更に、コンピュータ90は、外部との通信を行うための通信I/F94と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構95と、キーボードやマウス等の入力デバイス96とを備える。
Claims (7)
- 一の情報表示媒体に対してなされた複数の筆記の属性情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記複数の筆記の属性情報の中から、所定の属性情報が予め定められた条件を満たす場合に、当該属性情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記属性情報を有する筆記の内容を示す筆記情報を、前記一の情報表示媒体に対してなされた複数の筆記情報の中から取得する取得手段とを備え、
前記属性情報は、筆記がなされた前記一の情報表示媒体における位置を示す位置情報であり、
前記抽出手段は、前記記憶手段に記憶された前記位置情報が、予め定めた基準を超えた量の筆記がなされた前記一の情報表示媒体における領域内の位置を示す場合に、当該位置情報を抽出し、
前記位置情報は、前記予め定めた基準を超えた量の筆記がなされた領域内の位置を示す第1の位置情報と、前記予め定めた基準を超えた量の筆記がなされていない領域内の位置を示す第2の位置情報とを含み、
前記取得手段は、前記記憶手段に記憶された前記第1の位置情報と前記第2の位置情報とを連結して得られた前記筆記情報を取得することを特徴とする筆記情報処理装置。 - 前記属性情報は、筆記に用いられた電子筆記具の所有者に関する所有者情報であり、
前記抽出手段は、前記記憶手段に記憶された前記所有者情報が予め定めた条件を満たす場合に、当該所有者情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の筆記情報処理装置。 - 前記属性情報は、筆記がなされた時間帯を示す時間帯情報であり、
前記抽出手段は、前記記憶手段に記憶された前記時間帯情報が、予め定めた基準を超えた量の筆記がなされた時間帯を示す場合に、当該時間帯情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の筆記情報処理装置。 - 前記取得手段により取得された前記筆記情報を、前記一の情報表示媒体に印刷された印刷情報に重畳して表示するための表示情報を生成する生成手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の筆記情報処理装置。
- 一の情報表示媒体に対してなされた複数の筆記の属性情報を管理する管理装置と、
筆記の内容を画像化した筆記画像を出力する出力装置と
を備え、
前記管理装置は、
一の情報表示媒体における筆記がなされた位置を示す位置情報を取得する取得手段と、
前記一の情報表示媒体において、筆記がなされた複数の領域から、予め定められた基準を超えた量の筆記がなされた領域に含まれる、前記取得手段により取得された複数の前記位置情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された複数の前記位置情報を連結し、ストローク単位で筆記情報を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記筆記情報を送信する送信手段と
を備え、
前記出力装置は、
前記送信手段により送信された前記筆記情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記筆記情報に基づいて、前記筆記画像を出力する出力手段と
を備えたことを特徴とする筆記情報処理システム。 - コンピュータに、
一の情報表示媒体に対してなされた複数の筆記の属性情報を記憶手段に記憶する機能と、
一の情報表示媒体における筆記がなされた位置を示す位置情報を取得する機能と、
前記記憶手段に記憶された前記複数の筆記の属性情報の中から、前記一の情報表示媒体において、筆記がなされた複数の領域から、予め定められた基準を超えた量の筆記がなされた領域に含まれる、前記取得する機能により取得された複数の前記位置情報を抽出する機能と、
前記抽出する機能により抽出された複数の前記位置情報を連結し、ストローク単位で筆記情報を生成する機能と
を実現させるためのプログラム。 - 一の情報表示媒体における筆記がなされた位置を示す位置情報を取得する取得手段と、
前記一の情報表示媒体において、筆記がなされた複数の領域から、予め定められた基準を超えた量の筆記がなされた領域に含まれる、前記取得手段により取得された複数の前記位置情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された複数の前記位置情報を連結し、ストローク単位で筆記情報を生成する生成手段と
を有する筆記情報処理装置。
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