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JP5444203B2 - 橋梁の閉合部施工方法 - Google Patents

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JP5444203B2 JP2010286544A JP2010286544A JP5444203B2 JP 5444203 B2 JP5444203 B2 JP 5444203B2 JP 2010286544 A JP2010286544 A JP 2010286544A JP 2010286544 A JP2010286544 A JP 2010286544A JP 5444203 B2 JP5444203 B2 JP 5444203B2
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Description

本発明は、施工中の橋梁における橋体間の閉合部の施工方法に関するものである。
橋梁の橋体は気温の変化にともない伸び縮みする。コンクリート製の橋梁の場合コンクリートの熱膨張率は7〜13×10―6/℃であるので、例えば、延長が300mの橋梁で日温度変化が10℃あった場合、橋梁延長の変位量は21〜39mmに及ぶ。施工中の橋梁においても、既設の橋体と既設の橋体の閉合部では、日温度変化による橋体延長の変位量の影響により閉合部の間隔が時間単位で変化する。閉合部間隔の時間単位の変化は閉合部に施工されるコンクリートに悪影響を与える。閉合部に打設されたコンクリートが硬化前、硬化中に閉合部の間隔が伸び縮みすることで、閉合部のコンクリートの強度が不十分となったり、閉合部のコンクリートと既設の橋体と間に隙間(肌隙)を生じたり、閉合部のコンクリートにひび割れを生じたりする。これらの現象は閉合部のコンクリートの機能を損なうのみならず、美観上も好ましくない。
そこで、非特許文献1には、閉合部の既設の橋体間を架け渡し支持する固定梁を利用した閉合部の施工方法が開示されている。この固定梁は両端が閉合部における一方の橋体上の天版の上面と他方の橋体上の天版の上面とにアンカーボルで固定され、この固定梁で一方の橋体と他方の橋体とを連結させている。固定梁は日温度変化で発生する橋体の軸力に対して安全性が確保できる耐力として設計されている。固定梁は閉合部間隔を一定間隔に保持する。この連結状態で閉合空間にコンクリートを打設して、閉合部を閉鎖すると、閉合部のコンクリートにひび割れや肌隙を防止する。そして、閉合部のコンクリートが硬化した後にアンカーボルトを抜いて固定梁を撤去する。
2010年8月1日発行の「コンクリート工学」[Vol.48 No.8]の31頁
しかしながら、前述した従来の橋梁の閉合部施工方法にあっては、橋体の軸力に対して安全性を確保する必要があるため大型化し、設置や撤去に重機が必要となる。しかもアンカーボルトの設置や撤去作業を伴うので、労力を要する。アンカーボルトを橋体の天版に設置することは、アンカーボルトを引き抜き撤去後もアンカー孔を残すことになり美観上好ましくない。
本発明は、効率的かつ合理的な橋梁の閉合部施工方法を提供することを目的とする。
本発明は、既設の橋体と既設の橋体との間の閉合部の施工方法において、
閉合部における一方の橋体の第1の接合端面の一部と、他方の橋体の第2の接合端面の一部とを架け渡すように一次コンクリートを打設させる工程と、
一次コンクリート硬化後に、第1の接合端面と第2の接合端面との間に架け渡されるPC鋼材のうちの一部を緊張させて、一次コンクリートにプレストレスを導入する工程と、
一次コンクリートを埋設させるように、閉合部に二次コンクリートを打設する工程と、を備えたことを特徴とする。
橋梁の架設時にあっては、閉合部が未閉合の状態で、一方の既設の橋体と他方の既設の橋体は、背景技術で述べたように日温度変化により伸び縮みし、閉合箇所における一方の既設の橋体と他方の既設の橋体との間隔が時間単位で変化することになる。そこで、このような橋梁の閉合部を施工するにあたって、閉合部における一方の既設の橋体の第1の接合端面の一部と、他方の既設の橋体の第2の接合端面の一部とを架け渡すように一次コンクリートを打設する。一次コンクリート硬化後に、第1の接合端面と第2の接合端面との間に架け渡されているPC鋼材のうちの少なくとも一部を緊張して、閉合部で一次コンクリートを介して既設の各橋体の相対的位置を固定する。このような施工により、日温度変化により発生する橋体延長の変位量の影響が閉合部の間隔に及ぶことを排除している。その後、一次コンクリートを埋設させるように、閉合部に二次コンクリートを打設するので、仮に一次コンクリートにひび割れや肌隙が発生していても、このひび割れ等を二次コンクリートによりで埋めることができる。そして、二次コンクリートは、一次コンクリートと緊張したPC鋼材によって閉合部間隔が保持されているので、ひび割れや肌隙の発生が防止される。固定梁を準備して設置、撤去する必要がなく、効率的である。しかも、二次コンクリート内に一次コンクリートを埋設させるので、一次コンクリートが橋梁から露出することがなく、橋梁の外観品質を損なうことがない。さらに、このような施工は、固定梁を利用した従来の施工方法に比べて、閉合部の工期の短縮化が可能になる。
また、二次コンクリート硬化後に、一次コンクリートの緊張に利用されていない残りのPC鋼材を緊張させて二次コンクリートにプレストレスを導入する工程を更に備えると好適である。
二次コンクリート硬化後に、残りのPC鋼材を緊張させて二次コンクリートにプレストレスを導入するので、二次コンクリートに最適なプレストレスを導入させることができる。
また、一次コンクリートの緊張に利用されるPC鋼材は、一次コンクリートの断面を貫通していると好適である。
このような方法を採用することにより、既設の橋体に発生する軸力を一次コンクリートで確実に支持することができる。
また、一次コンクリートの橋軸方向の端面と第1の接合端面及び/又は第2の接合端面との間に界面を設けることが好適である。
既設の一方の橋体と既設の他方の橋体との間の閉合部の一次コンクリートの打設後の硬化前、硬化中においても、日温度変化による橋体延長の変位量の影響により閉合部の間隔は伸び縮みする。これら変動により、一次コンクリートにも肌隙やひび割れが発生する可能性があるが、一次コンクリートの橋軸方向の端面と第1の接合端面及び/又は第2の接合端面との間に界面を設けることにより、一次コンクリートに発生する肌隙を界面に誘発できひび割れを防止できる。
界面を設ける手段としては、目地板、誘発目地を用いる方法や、凝結遅延剤、剥離剤などの薬剤を用いる方法がある。
また、一次コンクリートの打設前に、第1の接合端面及び/又は第2の接合端面には、一次コンクリートと接触する箇所に凝結遅延剤が塗布されていると好適である。
一次コンクリートの打設後の硬化中において、凝結遅延剤に接する部分の硬化が他の部分に比べて遅れる、その間に既設の橋体が日温度変化により変動することにより一次コンクリートの橋軸方向の端面と既設の橋体との接合端面に界面が形成される。
本発明によれば、閉合部を効率的かつ合理的に施工することができる。
本発明に係る橋梁の閉合部施工方法を適用した橋梁を示す概略図である。 閉合空間内に一次コンクリートが打設された状態を示す斜視図である。 本発明に係る橋梁の閉合部施工方法の一実施形態を示す断面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 閉合空間が二次コンクリートで閉鎖された状態を示す斜視図である。 本発明が適用可能な他の橋梁を示す概略図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る橋梁の閉合部施工方法の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、プレストレスコンクリート製の橋梁(「PC橋」とも言う)1には、橋脚(不図示)と橋体2との間に支承3が配置され、この支承3は、橋梁1の耐震性を確保するためのものである。
このPC橋1の橋体2は、両側に配置された鋼製の橋体4と、鋼製橋体4間で10分割されたコンクリート製の橋体6とからなる。このPC橋1の一例として、プレストレスが与えられた各コンクリート製橋体6の全長は約30mで、コンクリート製橋体6の総全長は約300mで、橋体6の左右のコンクリート桁5を架け渡すように形成される天版7の幅は、約20mであり、橋軸方向に延在する2条のコンクリート桁5の中心間距離は、約12mである。なお、橋体6は、コンクリート桁5と天版7とで構成されている。
橋体2に施工するにあたって、両側の鋼製橋体4側から順次コンクリートを打設する。このとき、コンクリート製橋体6毎に、PC鋼材を利用してポストテンション式によってコンクリートに圧縮力(プレストレス)を与え、中間に位置する閉合部10で橋体2は一本に繋げられる。
図2に示すように、この閉合部10における閉合空間Sは、日温度変化にともない伸び縮みする一方の既設のコンクリート製橋体6Aと他方の既設のコンクリート製橋体6Bとの間に形成された空間である。この閉合空間Sは、鉄筋が内封された状態のコンクリートにより閉鎖される。この閉合部10の橋軸方向の長さは、2〜3m程度である。ただし、閉合部10の長さは特に短く設定する必要はなく、順次コンクリート打設する施工長であってもよい。
閉合空間Sにおいて、既設のコンクリート橋体6Aと既設のコンクリート橋体6Bとは橋軸方向に延在するPC鋼材により架け渡されている。各PC鋼材11は、閉合空間のコンクリートを打設した後にコンクリート製の橋体にポストテンション式にプレストレスを与えるために用いられるものである。各PC鋼材11は閉合空間Sにおいて、コンクリート製橋体A,Bの接合端面を貫通してコンクリート製橋体A,Bを架け渡して設置されている。
PC鋼材として、アンボンド式PC鋼材を利用する場合、コンクリート製橋体6A,6Bを構築するにあたって、予めPC鋼材11をコンクリート製橋体6A、6Bの接合端面を貫通して配置しておく。
なお、他の例としてシース管を使用して通常のPC鋼材を利用する場合は、コンクリート製橋体6A,6Bを構築するにあたって、コンクリート製橋体6A,6Bの接合端面を貫通してシース管を設置しておき、あとでPC鋼材を挿入してもよい。
次に、閉合部10の施工方法について説明する。
図3(a)に示すように、閉合空間Sの橋軸方向において、一方の既設のコンクリート製橋体6Aの第一の端面と他方のコンクリート製橋体6Bの第2の接合端面を架け渡すようにアンボンド式PC鋼材が橋軸方向に8本延在されている。
図3(b)及び図4に示すように、支保工によって型枠Aを閉合空間S内にセットする。この型枠Aは、上部が開放された断面コ字状に組立てられており、型枠Aの両端は、一方の既設のコンクリート製橋体6Aの第1の接合端面6aの一部と他方の既設のコンクリート製橋体6Bの第2の接合端面6bの一部とを水平に架け渡すようにセットされる。このとき、2本のPC鋼材11a,11bが型枠A内に収容された状態になっている。そして、型枠A内で露出した第1及び第2の接合端面6a,6bに凝結遅延剤Rを塗布する。なお、凝結遅延剤Rは、第1及び第2の接合端面6a,6bの何れか一方であってもよい。その後、型枠A内に鉄筋(不図示)を組立てる。
図3(c)及び図4に示すように、型枠Aの上方の開口から型枠A内に一次コンクリートC1を打設する。一次コンクリートC1の硬化後に型枠Aを脱型する。PC鋼材11a,11bを緊張して、コンクリート製橋体6A,6Bと一次コンクリートC1にプレストレスを導入した後、端部をコンクリート製橋体6A,6Bに定着してプレストレスを維持する。なお、型枠として埋設型枠を用いて埋め殺してもよい、この場合、一次コンクリートC1の打設後に脱型する必要がなくなるので工期短縮に有効である。
このように2本のPC鋼材11a,11bによって、一次コンクリートC1にプレストレスが導入され、一次施行が完了した状態が図2に示されている。
一次コンクリートC1の硬化後に、支保工によって橋体成形用の型枠(不図示)を、閉合空間Sの外形に沿うようにセットする。その後、橋体成形用の型枠内に鉄筋(不図示)を組立てる。その後、この型枠内に二次コンクリートC2が打設され、二次コンクリートC2内に一次コンクリートC1が埋設される。
二次コンクリートC2の硬化後に、型枠を脱型する。一次コンクリートC1にプレストレスを導入するために利用したPC鋼材11a,11b以外の残りのPC鋼材11cを緊張して、二次コンクリートC2を含む橋体断面全体にプレストレスを導入する。その後、端部を定着して緊張力を維持する。
なお、シース管を使用して通常のPC鋼材を利用する場合は、一次コンクリート施工後にPC鋼材11a,11bを、二次コンクリート施工後に残りのPC鋼材11cを挿入してもよい。もちろん、シース管を設置する際に事前にPC鋼材を挿入しておいてもよい。
橋梁1の架設時にあっては、閉合部10が未閉合の状態で、一方の既設の橋体6Aと他方の既設の橋体6Aは、背景技術で述べたように日温度変化により伸び縮みし、閉合箇所における一方の既設の橋体6Aと他方の既設の橋体6Aとの間隔が時間単位で変化することになる。
そこで、このような橋梁1の閉合部10を施工するにあたって、閉合部10における一方の既設の橋体6Aの第1の接合端面6aの一部と、他方の既設の橋体6Bの第2の接合端面6bの一部とを架け渡すように一次コンクリートC1を打設する。一次コンクリートC1の硬化後に、第1の接合端面6aと第2の接合端面6bとの間に架け渡されているPC鋼材11のうちの少なくとも一部を緊張して、閉合部10で一次コンクリートC1を介して既設の各橋体6A,6Bの相対的位置を固定する。
このような施工により、日温度変化により発生する橋体延長の変位量の影響が閉合部10の間隔に及ぶことを排除している。その後、一次コンクリートC1を埋設させるように、閉合部10に二次コンクリートC2を打設するので、仮に一次コンクリートC1にひび割れや肌隙が発生していても、このひび割れ等を二次コンクリートC2によりで埋めることができる。そして、二次コンクリートC2は、一次コンクリートC1と緊張したPC鋼材11によって閉合部10の間隔が保持されているので、ひび割れや肌隙の発生が防止される。
また、固定梁を準備して設置、撤去する必要がなく、効率的である。しかも、二次コンクリートC2内に一次コンクリートC1を埋設させるので、一次コンクリートC1が橋梁1から露出することがなく、橋梁1の外観品質を損なうことがない。さらに、このような施工は、固定梁を利用した従来の施工方法に比べて、閉合部10の工期の短縮化が可能になる。
また、一次コンクリートC1の緊張に利用されるPC鋼材11a,11bは、一次コンクリートC1の断面を貫通しているので、既設の橋体6A,6Bに発生する軸力を一次コンクリートC1で確実に支持することができる。
一次コンクリートC1の橋軸方向の端面C1aと第1の接合端面6a及び/又は第2の接合端面6bとの間に界面を設けている。
既設の一方の橋体6Aと既設の他方の橋体6Bとの間の閉合部10の一次コンクリートC1の打設後の硬化前、硬化中においても、日温度変化による橋体延長の変位量の影響により閉合部の間隔は伸び縮みする。一次コンクリートC1の打設後、硬化前、硬化中に間隔が縮んだ場合は一次コンクリートとも変動に追従する。間隔が伸びた場合は変動に追従できずに肌隙やひび割れが発生する。界面を設けない場合は、これら肌隙やひび割れが一次コンクリートC1の例えば、中間に、斜め方向に発生する可能性がある。中間に斜め方向に発生した肌隙やひび割れは一次コンクリートの機能を害する。一次コンクリートC1の橋軸方向の端面C1aと第1の接合端面6a及び/又は第2の接合端面6bとの間に界面を設けることにより、一次コンクリートC1に発生する肌隙を界面に誘発できひび割れを防止できる。
このような場合の具体的な一例として、一次コンクリートC1の打設前に、第1の接合端面6a及び/又は第2の接合端面6bには、一次コンクリートC1と接触する箇所に凝結遅延剤Rが塗布されている。
一次コンクリートC1の打設後の硬化中において、凝結遅延剤Rに接する部分の硬化が他の部分に比べて遅れる、その間に既設の橋体6A,6Bが日温度変化により変動することにより一次コンクリートC1の橋軸方向の端面C1aと既設の橋体6A,6Bとの接合端面に界面が形成される。
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。
図6(a)に示されるように、本発明は、コンクリート製橋体6と鋼製橋体4との間の閉合部10にも適用可能である。図6(b)に示されるように、閉合空間Sは、一次コンクリートC1と二次コンクリートC2で閉鎖される。このような橋梁20は、中央から1スパン毎に両側の鋼製橋体4に向かって順次コンクリートが打設される施工に適している。
また、図6(c)に示されるように、本発明は、各支承3から閉合部10に向かって張り出し工法によって順次コンクリートが打設される橋梁30にも適用可能である。この橋梁30において、図6(d)に示されるように、コンクリート製橋体6間の閉合空間Sは、一次コンクリートC1と二次コンクリートC2で閉鎖される。
一次コンクリートC1の断面内にPC鋼11を配置させない場合は、一次コンクリートC1の周囲に配置されたPC鋼11によって一次コンクリートC1にプレストレスを導入してもよい。
界面を設ける手段としては、目地板、誘発目地を用いる方法や、凝結遅延剤、剥離剤などの薬剤を用いる方法がある。
PC鋼材としては、PC鋼線,PC鋼棒などを用いることができる。本実施例では、橋体の断面内にPC鋼材を設置した内ケーブル式の場合を記載したが、PC鋼材が橋体の断面の外にPC鋼材を設置する外ケーブル式の場合でも適用可能である。また、本発明は、PC橋でなくても適用可能である。
4…鋼製橋体、6A,6B…既設のコンクリート製橋体、6a…第1の接合端面、6b…第2の接合端面、10…閉合部、11,11a,11b,11c…PC鋼、C1…一次コンクリート、C1a…一次コンクリートの端面、C2…二次コンクリート、R…凝結遅延剤、S…閉合空間。

Claims (5)

  1. 既設の橋体と既設の橋体との間の閉合部の施工方法において、
    前記閉合部における一方の前記橋体の第1の接合端面の一部と、他方の前記橋体の第2の接合端面の一部とを架け渡すように一次コンクリートを打設させる工程と、
    前記一次コンクリート硬化後に、前記第1の接合端面と前記第2の接合端面との間に架け渡されるPC鋼材のうちの一部を緊張させて、前記一次コンクリートにプレストレスを導入する工程と、
    前記一次コンクリートを埋設させるように、前記閉合部に二次コンクリートを打設する工程と、を備えたことを特徴とする橋梁の閉合部施工方法。
  2. 前記二次コンクリート硬化後に、前記一次コンクリートの緊張に利用されていない残りの前記PC鋼材を緊張させて前記二次コンクリートにプレストレスを導入する工程を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の橋梁の閉合部施工方法。
  3. 前記一次コンクリートの緊張に利用される前記PC鋼材は、前記一次コンクリートの断面を貫通していることを特徴とする請求項1又は2記載の橋梁の閉合部施工方法。
  4. 前記一次コンクリートの橋軸方向の端面と前記第1の接合端面及び/又は前記第2の接合端面との間に界面を設けることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載の橋梁の閉合部施工方法。
  5. 前記一次コンクリートの打設前に、前記第1の接合端面及び/又は前記第2の接合端面には、前記一次コンクリートと接触する箇所に凝結遅延剤が塗布されていることを特徴とする請求項4記載の橋梁の閉合部施工方法。
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