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JP5428418B2 - 車両用ドア開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、全閉状態にある車両ドアを電動で開可能状態にする車両用ドア開閉装置に関するものである。
従来、車両用ドア開閉装置としては、例えば特許文献1〜3に記載されたものが知られている。例えば、特許文献1に示される車両用ドア開閉装置においては、図6に示されるように、車両ドア103の車室側及び車外側に配設されるインサイドハンドル104及びアウトサイドハンドル105は、ラッチ機構を構成するドアロック装置102にそれぞれ機械的に連係されている。ドアロック装置102(ラッチ機構)は、車両ボデーに対して車両ドア103を全閉状態で保持するもので、インサイドハンドル104もしくはアウトサイドハンドル105の解除操作力が伝達されることで車両ボデーに対して車両ドア103が開可能状態となるように全閉状態の保持を解除する。
また、車両ドア103に設置されるリリースアクチュエータ108は、ドアロック装置102に駆動連結されており、車両ボデーに対して車両ドア103を開可能状態とすべくドアロック装置102を駆動する。このリリースアクチュエータ108は、ECU(Electronic Control Unit)107に電気的に接続されるとともに、該ECU107は、例えばインサイドハンドル104及びアウトサイドハンドル105の近傍に設けられた操作スイッチ106に電気的に接続されている。操作スイッチ106は、ECU107に対しドアロック装置102の解除を要求する操作信号を出力するもので、ECU107は当該操作信号に基づきドアロック装置102を解除すべくリリースアクチュエータ108の駆動制御を行う。このように、インサイドハンドル104もしくはアウトサイドハンドル105を操作することにより機械的に、また操作スイッチ106を操作することにより電気的に、ドアロック装置102による車両ドア103の全閉状態の保持を解除することができる。
特開2007−162345号公報 特開2002−154365号公報 特開2005−76229号公報
ところで、特許文献1に記載の車両用ドア開閉装置では、インサイドハンドル104及びアウトサイドハンドル105とドアロック装置102とが機械的に連係されていることで、これらハンドル104,105の不適切な操作によってドアロック装置102が解除され、車両ドア103が車両ボデーに対して開可能状態になる可能性がある。また、インサイドハンドル104及びアウトサイドハンドル105とドアロック装置102とが機械的に連係されていることで、これらの機械的な連係を断接するための施錠機構が必須となり、装置全体としての構造も自ずと複雑化を余儀なくされる。
この発明の目的は、不適切な操作によって車両ドアが車両ボデーに対して開可能状態になることを回避することができ、かつ、装置全体としての構造をより簡易化することができる車両用ドア開閉装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、スライド式の第1の車両ドアに設けられ、該第1の車両ドアを車両ボデーに対して全閉状態で保持するラッチ機構と、前記ラッチ機構に駆動連結され、前記第1の車両ドアが前記車両ボデーに対して開可能状態になるように前記ラッチ機構を解除駆動する電気的駆動手段と、前記第1の車両ドアに設けられ、前記ラッチ機構の解除を要求する操作信号を出力する操作スイッチと、前記操作スイッチの操作信号に基づき、前記ラッチ機構を解除駆動させるべく前記電気的駆動手段を駆動制御する制御手段と、前記ラッチ機構に機械的に連係され、前記第1の車両ドアが前記車両ボデーに対して開可能状態になるように前記ラッチ機構に解除操作力を入力する操作入力部と、を備える車両用ドア開閉装置において、前記操作入力部は、前記第1の車両ドアに隣接する第2の車両ドアの全閉状態において外部及び内部から隠蔽されるとともに該第2の車両ドアの開状態において外部に露出されるように、前記第2の車両ドアに対向する前記第1の車両ドアの縁部に配置されていることをその要旨としている。
同構成によれば、前記第1の車両ドアに設けられた前記操作入力部は、隣接する前記第2の車両ドアの全閉状態において外部及び内部から隠蔽されることで、例えば駐車中もしくは車両走行中等の前記第2の車両ドアが全閉状態にあるときには操作不能となる。従って、前記操作入力部に対する外部からの操作によって前記第1の車両ドアが前記車両ボデーに対して開可能状態になるように前記ラッチ機構に解除操作力が入力されることを回避できる。特に、一般的な車両ドアに設けられるようなドアハンドル(インサイドドアハンドル又はアウトサイドドアハンドル)とラッチ機構との機械的な連係を断接するための施錠機構を省略することができる分、装置全体としての構造をより簡易化することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用ドア開閉装置において、前記ラッチ機構を複数備え、前記第1の車両ドアに回動自在に連結されたレバー部材と、前記電気的駆動手段に一側の端部が連結され、前記レバー部材に他側の端部が連結されて、前記電気的駆動手段の駆動力を前記レバー部材に伝達する駆動用ケーブルと、前記操作入力部に一側の端部が連結され、前記レバー部材に他側の端部が連結されて、前記操作入力部の解除操作力を前記レバー部材に伝達する操作用ケーブルと、前記複数のラッチ機構に一側の端部がそれぞれ連結され、前記レバー部材に他側の端部がそれぞれ連結されて、前記第1の車両ドアが前記車両ボデーに対して開可能状態になるように前記電気的駆動手段の駆動力又は前記操作入力部の解除操作力を前記複数のラッチ機構にそれぞれ伝達する複数の解除用ケーブルと、を備えたことをその要旨としている。
同構成によれば、前記電気的駆動手段に前記駆動用ケーブルを介して連結され、あるいは前記操作入力部に前記操作用ケーブルを介して連結される前記レバー部材は、前記電気的駆動手段の駆動力又は前記操作入力部の解除操作力を前記複数のラッチ機構にそれぞれ伝達することで、前記第1の車両ドアが前記車両ボデーに対して開可能状態になるように全ての前記ラッチ機構を解除することができる。特に、一般的なスライドドアに設けられるようなドアハンドル(インサイドドアハンドル又はアウトサイドドアハンドル)と複数のラッチ機構との間の動力伝達を中継する中継部材(いわゆるリモートコントローラ)に搭載されるその機械的な連係を断接するための空振り機構(施錠機構)を省略することができる分、装置全体としての構造をより簡易化することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の車両用ドア開閉装置において、前記第1の車両ドアに設けられ、該第1の車両ドアを前記車両ボデーに対して全開状態で保持する全開保持機構と、前記全開保持機構に一側の端部が連結され、前記レバー部材に他側の端部が連結されて、前記第1の車両ドアが前記車両ボデーに対して閉可能状態になるように前記電気的駆動手段の駆動力又は前記操作入力部の解除操作力を前記全開保持機構に伝達する全開解除用ケーブルと、を備えたことをその要旨としている。
同構成によれば、前記全開保持機構により、例えば坂道での駐車中においても前記第1の車両ドアを前記車両ボデーに対して全開状態で保持することができる。また、前記複数のラッチ機構の解除に係る前記レバー部材や、前記駆動用ケーブル、前記操作用ケーブルを利用して、前記第1の車両ドアが前記車両ボデーに対して閉可能状態になるように前記電気的駆動手段の駆動力又は前記操作入力部の解除操作力を前記全開保持機構に伝達できるため、例えば専用の部材を別途設ける場合に比べて部品点数を削減することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉装置において、車両の走行状態を検出する検出手段を備え、前記制御手段は、前記車両の走行状態が検出されるとき、前記操作スイッチの操作信号を無効化することをその要旨としている。
同構成によれば、前記制御手段は、前記車両の走行状態が検出されるとき、前記操作スイッチの操作信号を無効化することで、前記ラッチ機構を解除駆動させるための前記電気的駆動手段の駆動制御を行わない。従って、車両の走行状態において、前記操作スイッチが誤操作されても前記第1の車両ドアが誤って開放されることを確実に防止することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉装置において、前記操作スイッチは、前記第1の車両ドアの車内側及び車外側にそれぞれ配置される内側操作スイッチ及び外側操作スイッチを備え、前記内側操作スイッチの操作信号の無効化を要求するキャンセル信号を出力するキャンセルスイッチを備え、前記制御手段は、前記キャンセルスイッチのキャンセル信号に基づき、前記内側操作スイッチの操作信号を無効化することをその要旨としている。
同構成によれば、前記制御手段は、前記キャンセルスイッチのキャンセル信号に基づき、前記内側操作スイッチの操作信号を無効化することで、前記ラッチ機構を解除駆動させるための前記電気的駆動手段の駆動制御を行わない。従って、車内側からの前記操作スイッチ(内側操作スイッチ)の操作に限って、前記第1の車両ドアを開放不能にすることができる。これにより、前記内側操作スイッチが誤操作されても前記第1の車両ドアが誤って開放されることを確実に防止することができる。
本発明によれば、不適切な操作によって車両ドアが車両ボデーに対して開可能状態になることを回避することができ、かつ、装置全体としての構造をより簡易化することができる車両用ドア開閉装置を提供することができる。
本発明の一実施形態が適用される車両の概略図及び解除レバーを拡大して示す側面図。 スライドドアが閉じた状態における図1のA−A線断面図。 各ロックを構成するラッチ機構を示した立面図。 同実施形態の構成を示したブロック図。 分配レバーを示す斜視図。 従来の車両用ドア開閉装置の構成を示したブロック図。
以下、本発明にかかる車両用ドア開閉装置の一実施形態について図1〜図5を参照して説明する。なお、本実施形態においては、車両の左側部の構成についてのみ代表して説明するが、車両の右側部の構成についても同様である。
図1に示されるように、車両ボデー1の側部には、柱であるピラー2を挟んでその後側及び前側に配置された後側開口部3及び前側開口部4が形成されている。そして、車両ボデー1には、後側開口部3の上縁及び下縁に沿ってアッパレール5及びロアレール6が設置されるとともに、後側開口部3の後方のクォータパネル1aにおいて前後方向に延在するセンターレール7が設置されている。これらアッパレール5、ロアレール6及びセンターレール7には、適宜の支持軸材(図示略)を介して第1の車両ドアとしてのスライドドア10が前後方向に移動可能に支持されている。このスライドドア10は、前後方向への移動に伴って後側開口部3を開閉する。一方、前側開口部4の車両前側の縁部には、上下一対のドアヒンジ(図示略)周りに第2の車両ドアとしてのスイングドア8が回動自在に支持されている。スイングドア8は、ドアヒンジ周りに回動することで前側開口部4を開閉する。スライドドア10の外面前側には略弓形状のアウトサイドグリップ12が固定されるとともに、スライドドア10の内面前側には同様のインサイドグリップ(図示略)が固定されている。また、アウトサイドグリップ12には、その手前側に露出したアウトサイドスイッチ13が設けられている。また、スイングドア8の外面後側にはアウトサイドハンドル9が取り付けられている。
次に、車両用ドア開閉装置の機械的及び電気的構成について、図4を参照しつつ説明する。
スライドドア10の内部中央付近には動力伝達を中継する分配レバー30が設けられている。分配レバー30はレバー部材に相当する。分配レバー30には、駆動用ケーブル51を介して電気的駆動手段であるリリースアクチュエータ29が接続されるとともに、操作用ケーブル55を介して操作入力部である解除レバー20が接続されている。なお、リリースアクチュエータ29は、その出力軸に回転駆動される適宜の出力部材(図示略)を備えており、当該出力部材に駆動用ケーブル51の一方の端部が連結されている。従って、リリースアクチュエータ29は、出力部材を回動駆動させることで、駆動用ケーブル51を引き込む態様で分配レバー30に駆動力を伝達する。一方、解除レバー20は、その操作に伴い、操作用ケーブル55を引き込む態様で分配レバー30に操作力(解除操作力)を伝達する。
分配レバー30には解除用ケーブル52〜54を介してフロントロック32、リアロック33及び全開ロック34がそれぞれ接続されている。フロントロック32及びリアロック33は、スライドドア10を車両ボデー1に対して全閉状態で保持する。すなわち、フロントロック32及びリアロック33は、図3に示すように、ラッチ22a及びポール22b等からなるラッチ機構をそれぞれ構成しており、車両ボデー1に設けられたストライカ26と係合するラッチ22aをポール22bにて回り止めすることで、車両ボデー1に対してスライドドア10を全閉状態で保持する(フルラッチ状態)。また、ポール22bは、各解除用ケーブル52,53の一方の端部に直接又は間接的に連結されており、分配レバー30を介したリリースアクチュエータ29の駆動力又は解除レバー20の操作力が伝達されることで回動し、ラッチ22aの回り止めを解除する。このとき、ラッチ22aは復帰スプリング(図示略)に付勢されて戻り回転し、ストライカ26との係合状態を解除して車両ボデー1に対してスライドドア10を開可能状態にする(アンラッチ状態)。なお、全開保持機構を構成する全開ロック34も、基本的にはフロントロック32又はリアロック33と同様に構成されており、スライドドア10を車両ボデー1に対して全開状態で保持する。なお、解除用ケーブル54は全開解除用ケーブルに相当する。
また、リアロック33には、伝達部材56を介してクローザアクチュエータ49が連結されている。クローザアクチュエータ49は、リアロック33のラッチ22aによりストライカ26を引き込み可能な状態(いわゆる半ドア状態)において、当該ラッチ22aを伝達部材56を介して直接又は間接的に回動駆動することで、フロントロック32ともどもストライカ26と係合するラッチ22aをポール22bで回り止めさせて、フロントロック32及びリアロック33によりスライドドア10を全閉状態で保持させる。なお、リリースアクチュエータ29、リアロック33及びクローザアクチュエータ49はユニット化されている。
スライドドア10の車内側に設けられるインサイドスイッチ24及び車外側に設けられるアウトサイドスイッチ13は車両ボデー1に設けられるECU(Electronic Control Unit)25にそれぞれ電気接続線を介して接続されている。なお、ECU25は車両に設けられるバッテリ14から動作に必要な電力が供給される。ここで、ECU25は制御手段に、アウトサイドスイッチ13及びインサイドスイッチ24は操作スイッチにそれぞれ相当する。インサイドスイッチ24またはアウトサイドスイッチ13が操作されると、操作信号がECU25に出力される。当該操作信号に基づきECU25はリリースアクチュエータ29の駆動制御を行う。また、車両には走行状態であるか否かを検出する検出手段として車速センサ27が設けられている。ECU25は車速センサ27の検出結果に基づき、車両が走行状態であると判断したときには、前記操作信号を無効化して、リリースアクチュエータ29の駆動制御を行わない。
さらに、例えば運転席から操作可能とされる位置にはキャンセルスイッチ28が設置されている。当該キャンセルスイッチ28は、インサイドスイッチ24の操作信号、即ち車内側からのインサイドスイッチ24の操作の無効化を要求する旨のキャンセル信号をECU25に出力する。ECU25は当該キャンセル信号に基づき、前記操作信号を無効化して、リリースアクチュエータ29の駆動制御を行わない。従って、インサイドスイッチ24の操作に限って、スライドドア10を開放不能にすることができる。キャンセルスイッチ28は、車内側からのインサイドスイッチ24の誤操作を防止する機能、いわゆるチャイルドプロテクト機能のオン・オフを切り替えるためのものである。なお、キャンセルスイッチ28が1回操作されるとチャイルドプロテクト機能がオンに切り替えられ、キャンセルスイッチ28が再び操作されるとチャイルドプロテクト機能がオフに切り替えられるようになっている。
次に、分配レバー30について更に説明する。スライドドア10の内部中央付近には、図5で示されるように、例えば金属板からなる取付ブラケット35が締結されている。この取付ブラケット35は、図5においてその上部右側縁部に連続して紙面に直交する手前側に延出する溝状の出入口41a〜41cを有するとともに、下部右側縁部に連続して紙面に直交する手前側に延出する溝状の出入口41d,41eを有する。そして、前記分配レバー30は、取付ブラケット35の中央部に配置された回動軸36を中心に回動自在に連結されている。この分配レバー30には、出入口41cの下側で取付ブラケット35に一端の係止されたコイルばね38の他端が係止されており、該コイルばね38に付勢されて所定の回動位置(以下、「原位置」ともいう)に保持されている。
回動軸36から図示上側に延在する分配レバー30のレバー部30aには、略丸孔状の連結部42a〜42cが形成されている。連結部42a〜42cには、出入口41a〜41cから出し入れされる解除用ケーブル52〜54の端末が係止されている。一方、回動軸36から図示下側に延在する分配レバー30のレバー部30bには、回動軸36を中心とする周方向に延在する長孔状の連結部43a,43bが形成されている。連結部43a,43bには、出入口41d,41eから出し入れされる駆動用ケーブル51及び操作用ケーブル55の端末が連結部43a,43bの長手方向に移動可能に係止されている。
このような構成にあって、リリースアクチュエータ29の駆動力または解除レバー20の操作力が駆動用ケーブル51または操作用ケーブル55に伝達されると、当該ケーブル51,55が出入口41d,41eから引き出されることで分配レバー30は左回り(図5の矢印方向)に回動する。このとき、上側のレバー部30aの連結部42a〜42cは左方向に変位することとなるため解除用ケーブル52〜54は出入口41a〜41cから引き込まれる。これにより、各ロック32〜33(34)のポール22bが回動してラッチ22aの回り止めを解除し、前述の態様で車両ボデー1に対してスライドドア10を開可能状態にする。また、リリースアクチュエータ29の駆動が停止または解除レバー20への操作力が解放されたときには、コイルばね38の弾性力により分配レバー30は前記した原位置に復帰する。
次に、解除レバー20について更に説明する。図1の一点鎖線に拡大して示すように、解除レバー20は、アウトサイドグリップ12の下側におけるスライドドア10の前端面15に設けられている。すなわち、スライドドア10の前端面15には、例えば金属板からなるベース部21aが固定されるとともに、該ベース部21aには、図1紙面に直交する奥側に突設された略円柱状の支持軸21bが固着されている。そして、解除レバー20は、支持軸21b周りに回動可能に支持されている。また、支持軸21bにはコイルばね39が巻着されている。このコイルばね39は、一端がベース部21a又は支持軸21bに係止されるとともに、他端が解除レバー20に係止されており、その弾性力により解除レバー20を図1に示す所定の初期回動位置に保持する。
また、解除レバー20の長手方向の中央付近には、その前端から後方に折り返されてなる連結部19が形成されている。一方、スライドドア10の前端面15には、連結部19に対向して前後方向に貫通する孔15aが形成されている。そして、連結部19には、孔15aから出し入れされる操作用ケーブル55の端末が係止されている。このような構成にあって、解除レバー20が図1において左回りに回動操作されると、操作用ケーブル55が孔15aから引き出される。このとき、操作用ケーブル55は出入口41e(図5参照)から引き出されるようになっており、前述の態様で車両ボデー1に対してスライドドア10が開可能状態となる。また、解除レバー20への操作力が解放されると、該解除レバー20はコイルばね39の弾性力により前記した初期回動位置に復帰する。
ここで、解除レバー20に配置について説明する。図2は、図1のA−A線に沿った断面図である。同図に示されるように、スイングドア8及びスライドドア10が閉じられた状態においては、スライドドア10の前端面15及びスイングドア8の後端面16は互いに対向配置されている。このとき、これら前端面15及び後端面16は、ピラー2との干渉を回避する態様で車内側に開口する凹部17を形成する。そして、解除レバー20は、凹部17及びピラー2の間に形成される空間18内に納める態様で設けられている。従って、解除レバー20は、スイングドア8及びスライドドア10が閉じられた状態では、スイングドア8により車外側(外部)から隠蔽され、ピラー2により車内側(内部)から隠蔽される。これにより、例えば駐車中及び走行中等のスイングドア8が閉じた状態にあっては、解除レバー20の操作が不能となる。これにより、乗員等の意に反して解除レバー20が操作されスライドドア10が開放されることが防止される。一方、スイングドア8が開放された状態では、解除レバー20はスライドドア10及びピラー2の間に形成される空間18の一部を通じて操作可能に露出する。
ところで、解除レバー20は、前端面15の外側縁部及び内側縁部を結ぶ図2の一点鎖線で示される領域内に収まる。このため、スライドドア10を開放して乗員が乗降車する際に、該乗員の動線が解除レバー20の配置スペースに重なることはなく、解除レバー20が乗員に干渉することを防止できる。
次に、両スイッチ13,24及び解除レバー20によるスライドドア10の開放時の動作について説明する。
通常の使用状態の場合、インサイドスイッチ24もしくはアウトサイドスイッチ13を操作することで全閉状態にあるスライドドア10の開放を行う。すなわちスライドドア10が全閉状態において乗降車する場合には、まず、操作者(乗員)はインサイドスイッチ24もしくはアウトサイドスイッチ13を操作する。これにより、操作信号がECU25に出力される。ここで、スライドドア10が全閉状態であることを前提として、ECU25は走行状態にあるか否かの判断及びキャンセル信号の入力の有無に基づき、スライドドア10の開放を許可するか否かの判断を行う。具体的には、車両が走行状態であると判断したときには、ECU25はリリースアクチュエータ29の駆動制御を行わない。また、キャンセル信号の入力がある(チャイルドプロテクト機能がオン)ときには、ECU25はインサイドスイッチ24の操作による操作信号に対してはリリースアクチュエータ29の駆動制御を行わない。これにより、不用意にスライドドア10が開放されることを防止できる。一方、ECU25はスライドドア10が全閉状態であるとき、車両が走行状態でなく、かつ、キャンセル信号の入力がない(チャイルドプロテクト機能がオフ)と判断したときには、リリースアクチュエータ29に対して駆動信号を出力する。これにより、リリースアクチュエータ29が駆動して、分配レバー30は各ロック32〜33(34)をアンラッチ状態とし、スライドドア10を開可能状態とさせる。これにより、インサイドグリップもしくはアウトサイドグリップ12を把持しつつ、後側にスライドドア10をスライドさせることが可能となる。そして、後側開口部3を通じて乗員が乗降車した後には、再びアウトサイドグリップ12もしくはインサイドグリップを把持しつつ、前側にスライドドア10をスライドさせる。この際、リアロック33のラッチ22aによりストライカ26を引き込み可能な状態(半ドア状態)に至ると、クローザアクチュエータ49により当該ラッチ22aが回動駆動されることで、前述の態様でフロントロック32及びリアロック33によりスライドドア10が全閉状態で保持される。
ところで、例えば車両の組み立てにおいてECU25にバッテリ14が接続されていない場合、バッテリ14の電圧が著しく低下した場合、ECU25等の電気的接続に何らかの不具合が発生した場合においては、上述したようなアウトサイドスイッチ13もしくはインサイドスイッチ24によるスライドドア10の開放ができない。このような非常時には、まず、操作者(整備者又は乗員)はスイングドア8のアウトサイドハンドル9等を操作してスイングドア8を開放する。ここで、スイングドア8は電気的接続が切断されても機械的に開閉可能な構造となっている。これにより、スライドドア10の前端面15に設けられる解除レバー20が露出する。操作者はスライドドア10及びピラー2の間に形成される空間18の一部を通じて、解除レバー20の回動操作(押し下げ操作)をする。これにより、操作用ケーブル55等を介して各ロック32〜33(34)に操作力が伝達され、前述の態様で車両ボデー1に対してスライドドア10が開可能状態となる。このように、アウトサイドスイッチ13もしくはインサイドスイッチ24によるスライドドア10の開放ができない非常時であっても、解除レバー20の操作を通じてスライドドア10の開放を行うことができる。
ここで、乗員等が車両から離れるときには、例えばキー操作によってアウトサイドハンドル9を操作してもスイングドア8が開可能状態とならない施錠状態にする。このとき、再びキー操作によって解錠しない限りは、解除レバー20を操作することはできない。
以上、説明した実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)解除レバー20は、スイングドア8及びスライドドア10が閉じられた状態では、スイングドア8により車外側から隠蔽され、ピラー2により車内側から隠蔽される。そして、解除レバー20は、スイングドア8が開放された状態では、空間18の一部を介して操作可能に露出する。これにより、例えば駐車中もしくは走行中等のスイングドア8及びスライドドア10が閉じた状態にあっては、解除レバー20の操作が不能となる。従って、解除レバー20に対する外部からの操作によってスライドドア10が開可能状態になるように解除レバー20が入力操作されることを回避できる。
また、一般的な車両ドアに設けられるようなドアハンドル(インサイドドアハンドル又はアウトサイドドアハンドル)とラッチ機構との機械的な連係自体が割愛されていることから、例えば車外側からの不適切な操作によってスライドドア10が車両ボデー1に対して開可能状態になることを回避することができる。
(2)リリースアクチュエータ29に駆動用ケーブル51を介して連結され、あるいは解除レバー20に操作用ケーブル55を介して連結される分配レバー30は、リリースアクチュエータ29の駆動力又は解除レバー20の解除操作力を各ロック32〜33(34)にそれぞれ伝達することで、車両ボデー1に対してスライドドア10を開可能状態にすることができる。
また、一般的なスライドドアに設けられるようなドアハンドル(インサイドドアハンドル又はアウトサイドドアハンドル)と複数のラッチ機構との間の動力伝達を中継する中継部材(いわゆるリモートコントローラ)に搭載されるその機械的な連係を断接するための空振り機構(施錠機構)を省略することができる分、装置全体としての構造をより簡易化することができる。
(3)全開ロック34により、例えば坂道での駐車中においてもスライドドア10を車両ボデー1に対して全開状態で保持することができる。また、各ロック(ラッチ機構)32〜33(34)の解除に係る解除レバー20や、駆動用ケーブル51、操作用ケーブル55を利用して、スライドドア10が車両ボデー1に対して閉可能状態になるようにリリースアクチュエータ29の駆動力又は解除レバー20の解除操作力を全開ロック34に伝達できるため、例えば専用の部材を別途設ける場合に比べて部品点数を削減することができる。
(4)ECU25は、車速センサ27により走行状態であると検出されたとき、インサイドスイッチ24及びアウトサイドスイッチ13の操作信号を無効化することで、各ロック(ラッチ機構)32〜33(34)をアンラッチ状態とさせるためのリリースアクチュエータ29の駆動制御を行わない。従って、走行状態であるとき、インサイドスイッチ24もしくはアウトサイドスイッチ13が誤操作されてもスライドドア10が誤って開放されることを確実に防止することができる。
(5)ECU25は、キャンセルスイッチ28のキャンセル信号に基づき、インサイドスイッチ24の操作信号を無効化することで、各ロック(ラッチ機構)32〜33(34)をアンラッチ状態とさせるためのリリースアクチュエータ29の駆動制御を行わない。従って、インサイドスイッチ24の操作に限って、スライドドア10を開放不能にすることができる。これにより、インサイドスイッチ24が誤操作されてもスライドドア10が誤って開放されることを確実に防止することができる。
(6)一般的な車両ドアにおいては、ドアハンドルとラッチ機構(ドアロック)とが機械的に連係されており、操作者(乗員)のドアハンドルへの解除操作力に基づきラッチ機構がアンラッチ状態とされる。この場合、スライドドア10の形状精度もしくは、建て付け精度等に起因してラッチ機構をアンラッチ状態とするために必要とされる解除操作力が変化することがある。本実施形態では、インサイドスイッチ24もしくはアウトサイドスイッチ13の操作によりリリースアクチュエータ29を駆動して各ロック32〜33(34)をアンラッチ状態にできるため、該アンラッチ状態にするために、必要とされるインサイドスイッチ24もしくはアウトサイドスイッチ13に対する操作力を常に一定の僅かなものにできる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態においては、操作入力部である解除レバー20を押し下げ操作することで、解除操作力が操作用ケーブル55を介して分配レバー30に伝達される。しかし、操作入力部の操作力が操作用ケーブル55を介して分配レバー30に伝達されるものであれば、操作入力部の形状は解除レバー20に限らない。例えばスライドドア10の前端面15から操作用ケーブル55に直結されるリング状の操作入力部を形成して、その操作入力部を引っ張ることで、操作力を分配レバー30に伝達してもよい。また、操作入力部としてプッシュ式のスイッチを設けて、プッシュ操作に基づく解除操作力を分配レバー30に伝達してもよい。プッシュ式のスイッチにおいては、その操作面とスライドドア10の前端面15を同一面とすることで、当該スイッチが前端面15から突出することはなく、乗降車の際に当該スイッチが乗員の動線に重なることがいっそう抑制される。
・上記実施形態においては、車両ボデー1の側部には、前側にスイングドア8、後側にスライドドア10が設けられているが、スライドドア10の設置位置はこれに限らない。例えば、前側が前方にスライド可能とされるスライドドア10とし、後側がドアの後端を中心軸として開放可能なスイングドアもしくは後方にスライド可能とされるスイングドアを設けてもよい。この場合には、解除レバー20はスライドドア10の後端面に設けられ、後側のドアが開放されたときに露出することになる。
・上記実施形態においては、リリースアクチュエータ29、リアロック33及びクローザアクチュエータ49はユニットとして形成されていた。しかし、これに限らずリリースアクチュエータ29、リアロック33及びクローザアクチュエータ49を別体で形成してもよい。
・上記実施形態においては、解除レバー20はスイングドア8及びピラー2によりに車内側及び車外側から隠蔽されている。しかし、解除レバー20を車内外側から隠蔽することができれば、ピラー2を省略してもよい。この場合にはスイングドア8の後端面16及びスライドドア10の前端面15は、車内側から解除レバー20を隠蔽する形状とされる。
・上記実施形態においては、車両にECU25が設けられている。しかし、ECU25が設けられる位置は、これに限定されず、例えばスライドドア10に設けられていてもよい。
・上記実施形態においては、走行状態であるか否かを検出する検出手段としてとして車速センサ27を設けたが、走行状態を検出できるものであれば、これに限らず例えば加速度センサなどであってもよい。
・上記実施形態においては、車速センサ27及びキャンセルスイッチ28を設けたが、これらを省略してもよい。
・上記実施形態にではピラー2を有する車両に適用しているが、例えばスイングドア8及びスライドドア10の間にピラー2を有さない車両、いわゆるピラーレスの車両に適用してもよい。その際、スライドドア10の形状を変更することで、解除レバー20を車両内側から隠蔽すればよい。
1…車両ボデー、2…ピラー、8…スイングドア(第2の車両ドア)、10…スライドドア(第1の車両ドア)、12…アウトサイドグリップ、13…アウトサイドスイッチ(外側操作スイッチ)、15…前端面(縁部)、16…後端面、20…解除レバー(操作入力部)、24…インサイドスイッチ(内側操作スイッチ)、25…ECU(制御手段)、27…車速センサ(走行状況検出手段)、28…キャンセルスイッチ、29…リリースアクチュエータ、30…分配レバー(レバー部材)、32…フロントロック(ラッチ機構)、33…リアロック(ラッチ機構)、34…全開ロック(全開保持機構)、51…駆動用ケーブル、52〜54…解除用ケーブル、55…操作用ケーブル。

Claims (5)

  1. スライド式の第1の車両ドアに設けられ、該第1の車両ドアを車両ボデーに対して全閉状態で保持するラッチ機構と、
    前記ラッチ機構に駆動連結され、前記第1の車両ドアが前記車両ボデーに対して開可能状態になるように前記ラッチ機構を解除駆動する電気的駆動手段と、
    前記第1の車両ドアに設けられ、前記ラッチ機構の解除を要求する操作信号を出力する操作スイッチと、
    前記操作スイッチの操作信号に基づき、前記ラッチ機構を解除駆動させるべく前記電気的駆動手段を駆動制御する制御手段と、
    前記ラッチ機構に機械的に連係され、前記第1の車両ドアが前記車両ボデーに対して開可能状態になるように前記ラッチ機構に解除操作力を入力する操作入力部と、を備える車両用ドア開閉装置において、
    前記操作入力部は、前記第1の車両ドアに隣接する第2の車両ドアの全閉状態において外部及び内部から隠蔽されるとともに該第2の車両ドアの開状態において外部に露出されるように、前記第2の車両ドアに対向する前記第1の車両ドアの縁部に配置されている
    ことを特徴とする車両用ドア開閉装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ドア開閉装置において、
    前記ラッチ機構を複数備え、
    前記第1の車両ドアに回動自在に連結されたレバー部材と、
    前記電気的駆動手段に一側の端部が連結され、前記レバー部材に他側の端部が連結されて、前記電気的駆動手段の駆動力を前記レバー部材に伝達する駆動用ケーブルと、
    前記操作入力部に一側の端部が連結され、前記レバー部材に他側の端部が連結されて、前記操作入力部の解除操作力を前記レバー部材に伝達する操作用ケーブルと、
    前記複数のラッチ機構に一側の端部がそれぞれ連結され、前記レバー部材に他側の端部がそれぞれ連結されて、前記第1の車両ドアが前記車両ボデーに対して開可能状態になるように前記電気的駆動手段の駆動力又は前記操作入力部の解除操作力を前記複数のラッチ機構にそれぞれ伝達する複数の解除用ケーブルと、を備えた
    ことを特徴とする車両用ドア開閉装置。
  3. 請求項2に記載の車両用ドア開閉装置において、
    前記第1の車両ドアに設けられ、該第1の車両ドアを前記車両ボデーに対して全開状態で保持する全開保持機構と、
    前記全開保持機構に一側の端部が連結され、前記レバー部材に他側の端部が連結されて、前記第1の車両ドアが前記車両ボデーに対して閉可能状態になるように前記電気的駆動手段の駆動力又は前記操作入力部の解除操作力を前記全開保持機構に伝達する全開解除用ケーブルと、を備えた
    ことを特徴とする車両用ドア開閉装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉装置において、
    車両の走行状態を検出する検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記車両の走行状態が検出されるとき、前記操作スイッチの操作信号を無効化する
    ことを特徴とする車両用ドア開閉装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉装置において、
    前記操作スイッチは、前記第1の車両ドアの車内側及び車外側にそれぞれ配置される内側操作スイッチ及び外側操作スイッチを備え、
    前記内側操作スイッチの操作信号の無効化を要求するキャンセル信号を出力するキャンセルスイッチを備え、
    前記制御手段は、前記キャンセルスイッチのキャンセル信号に基づき、前記内側操作スイッチの操作信号を無効化する
    ことを特徴とする車両用ドア開閉装置。
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