JP5423340B2 - 車両用ルーフ装置 - Google Patents
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Description
図1は、屋根部としての車両ルーフ10にサンルーフ装置11が搭載された車両を示す斜視図である。同図に示されるように、車両ルーフ10にはルーフ開口部12が形成されるとともに、車両前後方向に移動して該ルーフ開口部12を開閉可能な前側パネル16a及び後側パネル16bが設置されている。図1(a)に示すように、後側パネル16bは、その前縁部を支点に後縁部を上昇させることでチルトアップ動作する。一方、前側パネル16aは、その前縁部を支点に後縁部を上昇させることでチルトアップ動作するとともに、図1(b)に示すように、その前縁部及び後縁部を上昇させた状態(ポップアップ状態)のまま後側パネル16bを乗り越える態様で開作動する。車両前後方向に並設されるこれら前側パネル16a及び後側パネル16bは、選択的に開作動するように構成されている。なお、以下では、前側パネル16a及び後側パネル16bに共通の内容は、便宜的に可動パネル16と総称して説明する。
図2(a)〜(d)に示すように、後側パネル16bは全閉状態からチルトアップ状態となる。ここで、チルトアップ状態とは可動パネル16の後端側が車両ルーフに対して持ち上げられて傾斜した状態をいい、ポップアップ状態とは可動パネル16が車両ルーフ10に対して水平に持ち上げられた状態をいう。
図7(a)〜(d)に示すように、前側パネル16aは全閉状態からチルトアップ状態、ポップアップ状態を経て全開状態となる。
(1)駆動用摺動部材55の車両前方への移動に伴い、チェックレバー86とチェックピン83とが係合することにより、連結棒90及び後側パネル用昇降用シュ94を介して後側パネル16bの車両後方の縁部を上昇させることができる。このとき、前側パネル16aは作動しない。一方、駆動用摺動部材55の車両後方への移動に伴い、チェックレバー86とチェックピン83との係合が解除されることにより、前側パネル16aを作動させることができる。このとき、後側パネル16bは作動しない。
(2)チェックレバー86は、弾性片88の車両上下方向の弾性力により、チェックピン83との係合及び係合の解除を行うことができるので、ガイドレール13の幅を縮幅することができ、ひいては、可動パネル16を車両幅方向へ拡大させることができる。
(3)前記後側パネル用レバー部材97を設けることにより、後側パネル用昇降用シュ94の移動に伴う後側パネル16bの車両後方の縁部の上昇量を増加させることができる。
(7)可動パネル16は、駆動用摺動部材55の車両後方への移動に伴い、昇降用リヤシュ41及び昇降用フロントシュ61,62がそれぞれ後側ガイド孔30及び前側ガイド穴37,38から両ガイド溝17,18側へと進入することで、その後方の縁部が車両高さ方向に飛び上がるように上昇する。従って、上昇時、可動パネル16と液密的に接触する両ウェザーストリップ22,23との間に発生する摩擦力を抑制することができる。同様に、可動パネル16の下降時においても両ウェザーストリップ22,23との間に発生する摩擦力を抑制することができる。以上により、可動パネル16の後方の縁部を昇降する際に、駆動用摺動部材55に要する駆動力を低減することができる。
・上記実施形態においては、前側パネル用後側ガイドブロック25には車両高さ方向に後側ガイド孔30が形成されている。しかし、後側ガイド孔30の穿設角度は車両高さ方向に高低差を有していれば、これに限定されず、例えば後側ガイド孔30は傾斜した状態にて形成されていてもよい。同様に前側ガイドブロック35、36の前側ガイド穴37、38も穿設角度は車両高さ方向に高低差を有していれば上記実施形態に限定されない。
・上記実施形態において各保持部47,65を省略してもよい。
Claims (6)
- 車両の屋根部に形成された開口部を開閉する前側パネル及び後側パネルと、前記開口部の車両幅方向両縁部に配設され車両前後方向に延在するレール部を有する対のガイドレールと、前記前側パネルに連係されて前記各レール部に沿って車両前後方向に移動自在に設けられ駆動部材により移動駆動される駆動用摺動部材とを備え、前記前側パネルが全閉状態となる前記駆動用摺動部材の所定の基準位置から該駆動用摺動部材が車両後方に移動することで前記前側パネルが開作動する車両用ルーフ装置において、
前記所定の基準位置から前記駆動用摺動部材が車両前方に移動する際に前記前側パネルとの連係を解除して該前側パネルの全閉状態を維持させる解放手段と
前記後側パネル及び前記駆動用摺動部材間に設けられ、前記所定の基準位置から該駆動用摺動部材が車両前方に移動する際に前記後側パネル及び前記駆動用摺動部材を連係して全閉状態にある前記後側パネルをチルトアップ動作させるとともに、前記所定の基準位置から該駆動用摺動部材が車両後方に移動する際に前記後側パネル及び前記駆動用摺動部材の連係を解除して前記後側パネルの全閉状態を維持させるチェック手段とを備えたことを特徴とする車両用ルーフ装置。 - 請求項1に記載の車両用ルーフ装置において、
前記後側パネルは、車両前方の縁部が前記屋根部に回動自在に連結されており、
前記後側パネルに係合されて前記各レール部に沿って車両前後方向に移動自在に設けられ、車両前方への移動に伴い前記後側パネルの車両後方の縁部を上昇させる後側パネル用昇降用摺動部材を備え、
前記チェック手段は、
前記駆動用摺動部材に固定された係止部と、
前記レール部に設けられ、前記係止部に係脱可能な切替部材と、
前記後側パネル用昇降用摺動部材及び前記切替部材を一体移動するように連結する連結部材とを備え、
前記所定の基準位置から前記駆動用摺動部材が車両前方に移動する際に、前記係止部で前記切替部材を押圧して前記後側パネル用昇降用摺動部材ともども前記切替部材を前記レール部に沿って車両前方に移動させ、
前記所定の基準位置から前記駆動用摺動部材が車両後方に移動する際に、前記レール部に前記切替部材を係止して該切替部材から前記係止部を離脱させることを特徴とする車両用ルーフ装置。 - 請求項2に記載の車両用ルーフ装置において、
前記切替部材は、前記連結部材に対し上下方向に回動自在に連結されており、前記駆動用摺動部材が前記所定の基準位置にあるときに前記レール部に係止されるように付勢手段に付勢されて車両後方への移動が規制され、前記所定の基準位置から車両前方に移動する際に前記レール部に押圧されて前記付勢手段に抗して回動することで前記レール部に沿って車両前方に移動することを特徴とする車両用ルーフ装置。 - 請求項2又は3に記載の車両用ルーフ装置において、
一方の端部が前記屋根部に回動自在に連結され、他方の端部が前記後側パネルの車両後方の縁部に回動自在に、且つ、車両前後方向に移動可能に連結されたリンクレバーを備え、
前記後側パネル用昇降用摺動部は、前記リンクレバーを介して前記後側パネルに係合されていることを特徴とする車両用ルーフ装置。 - 請求項2〜4のいずれか一項に記載の車両用ルーフ装置において、
前記前側パネルの車両幅方向各縁部前側に回動自在に連結され、前記各レール部に対し車両前後方向に摺動自在に装着される前側パネル用前側摺動部材と、
前記各前側摺動部材の車両後方で、前記各レール部に対し車両前後方向に摺動自在に装着される前側パネル用後側摺動部材と、
前記前側パネルの車両幅方向各縁部後側に車両前側の端部が回動自在に連結され、前記各後側摺動部材に車両後側の端部が回動自在に連結された前側パネル用後側レバー部材と、
前記各ガイドレールに設けられ、車両高さ方向に高低差を有するように延在して上端が前記各後側摺動部材の車両前側で前記各レール部に開口する前側パネル用後側ガイド孔を有する前側パネル用後側ガイドブロックと、
前記各後側レバー部材の車両前後方向中間部に取着され、前記各駆動用摺動部材に連係されて、該駆動用摺動部材の車両後方への移動に伴い前記各ガイド孔から前記各レール部へと進入して、前記前側パネルの車両後方の縁部を上昇させる前側パネル用後側昇降用摺動部材とを備え、
前記各前側摺動部材の車両前後方向の長さは、前記各ガイド孔の上端の車両前後方向の開口長よりも長く設定されており、
前記各ガイドブロックは、前記各レール部を車両前方に移動する前記各後側昇降用摺動部材が前記各ガイド孔の上端よりも車両前方に進入することを規制する規制部を有し、
前記前側パネルの車両幅方向各縁部前側と、前記各前側摺動部材とは、車両前側の端部及び車両後側の端部がそれぞれ回動自在に連結された前側レバー部材を介して連結されており、
前記各ガイドレールに設けられ、車両高さ方向に高低差を有するように延在して上端が前記各前側摺動部材の車両前側で前記各レール部に連続する前側ガイド孔を有する前側ガイドブロックと、
前記各前側レバー部材の車両前後方向中間部に取着され、前記各駆動用摺動部材の車両後方への移動に伴う前記各レバー部材及び前記前側パネルの車両後方への移動によって前記各前側ガイド孔から前記各レール部へと進入して、前記前側パネルの車両前方の縁部を上昇させる前側パネル用前側昇降用摺動部材とを備えることを特徴とする車両用ルーフ装置。 - 請求項5に記載の車両用ルーフ装置において、
前記後側パネル用昇降用摺動部材及び前記前側パネル用前側昇降用摺動部材は、前記ガイドレールの幅方向において、前記駆動用摺動部材を挟んでその両側に配置されることを特徴とする車両用ルーフ装置。
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