JP5422875B2 - 異方性光学膜の製造方法 - Google Patents
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本発明に係る異方性光学膜の製造方法は、湿式成膜法により、水溶性の光学膜形成用組成物を基板上に塗布して、異方性光学膜を形成する工程(以下適宜「膜形成工程」という。)と、形成された異方性光学膜を、1種以上の多価金属塩及び1種以上の水溶性有機溶媒を含む溶液、又は、多価金属塩を2種以上含む溶液で処理する工程(不溶化処理工程)とを備えてなる。
(基板)
基板としては、ガラスやトリアセテート、アクリル、ポリエステル、トリアセチルセルロース、ノルボン系、環状ポレオレフィン系又はウレタン系のフィルム等の基材を直接用いるほか、これら基材の表面にコロナ処理、プラズマ処理、紫外線オゾン処理など公知の表面処理を施した基板、基材表面にポリイミドなどの公知の液晶配向処理を施した基板が挙げられる。枚葉基板であってもよいし、フィルム状の基板であってもよい。また、基板の膜厚としては、通常0.01mm以上、好ましくは0.02mm以上、また、通常3mm以下、好ましくは1mm以下である。
基板表面には、通常、化合物(色素)の配向方向を制御するために、「液晶便覧」、丸善株式会社刊、平成12年10月30日発行、第226頁〜第239頁などに記載の公知の方法により、一方向に配向処理を施す。本発明においては、この配向処理された方向を「配向処理方向」という。具体的な方法としては、基板表面に均一性の薄膜を形成後、方向性を付与する方法や、基板表面に方向性を付与しながら薄膜を形成する方法がある。
本発明は、一方向に配向処理された基板上に光学膜形成用組成物を塗布して異方性光学膜を形成する。塗布する材料(光学膜形成用組成物)としては、光学膜を構成できる有機化合物を含む材料であればよく、溶液であっても、ゲル状の材料であってもよい。具体的には、紫外領域、可視光領域、及び、赤外領域の波長域のうち、少なくとも何れか一つの波長域に吸収を有する水溶性アニオン有機化合物を含有する組成物であることが好ましく、特に色素溶液を用いることが好ましい。中でも、可視光の波長域に吸収を有する二色性色素を含有する、光学膜形成用組成物を用いることにより、異方性光学膜を偏光膜として使用することが可能となる。
以下、本発明の好ましい態様として、色素溶液を用いて異方性光学膜を製造する例をとって説明する。
色素としては、通常、二色性色素が用いられる。また、色素は、配向制御のため液晶相を有する色素であることが好ましい。ここで、液晶相を有する色素とは、溶媒中でリオトロピック液晶性を示す色素を意味する。
A1は、置換基を有していてもよいフェニレン基又は置換基を有していてもよいナフチレン基を表わす。
R1は、水素原子、水酸基又は置換基を有していてもよいアルコキシ基を表わす。
R2及びR3は、それぞれ独立に、水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基又は置換基を有していてもよいフェニル基を表わす。
nは、0又は1を表わす。
xは、1又は2を表わす。
なお、xが2の場合、1分子中に含まれる複数のA1は、同一であっても異なっていてもよい。
A2は、置換基を有していてもよいフェニレン基又は置換基を有していてもよいナフチレン基を表わす。
R4は、水素原子、水酸基又は置換基を有していてもよいアルコキシ基を表わす。
R5及びR6は、水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基又は置換基を有していてもよいフェニル基を表わす。
mは、0又は1を表わす。
yは、1又は2を表わす。
なお、yが2の場合、1分子中に含まれる複数のA2は、同一であっても異なっていてもよい。
D1は、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよいナフチル基又は置換基を有していてもよい芳香族複素環基を表わす。
A3は、置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基を表わす。
R7及びR8は、それぞれ独立に、水素原子、置換基を有していてもよいアルキル基又は置換基を有していてもよいフェニル基を表わす。
pは、0又は1を表わす。
メチル基、エチル基、n−プロピル基、ヒドロキシエチル基、1,2−ジヒドロキシプロピル基等の置換基を有していてもよいアルキル基(好ましくは、炭素数1〜4のアルキル基);
メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、n−ブトキシ基、ヒドロキシエトキシ基、1,2−ジヒドロキシプロポキシ基等の置換基を有していてもよいアルコキシ基(好ましくは、炭素数1〜4のアルコキシ基);
メチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、ジメチルアミノ基等のアルキルアミノ基(好ましくは炭素数1〜4のアルキル基で置換されたアミノ基);
フェニルアミノ基;
アセチル基、ベンゾイル基等のアシルアミノ基(好ましくは炭素数2〜7のアシル基で置換されたアミノ基)等の置換基を有していてもよいアミノ基;
フェニルアミノカルボニル基、ナフチルアミノカルボニル基等の置換カルバモイル基;
カルボキシ基;
スルホ基;
水酸基;及び
シアノ基等が挙げられる。
これらの置換基のうち、好ましくはスルホ基、水酸基、カルボキシ基である。
溶媒としては、水、水混和性のある有機溶媒、或いはこれらの混合物が適している。有機溶媒の具体例としては、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、グリセリン等のアルコール類、エチレングリコール、ジエチレングリコール等のグリコール類、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等のセロソルブ類などの単独又は2種以上の混合溶媒が挙げられる。
光学膜形成用組成物中の水溶性アニオン有機化合物の濃度としては、通常0.01重量%以上、特に0.1重量%以上であることが好ましく、また、通常50重量%以下、特に30重量%以下であることが好ましい。水溶性アニオン有機化合物の濃度が低すぎると得られる異方性光学膜において、十分な光透過性や二色性を得ることができなくなる場合があり、高すぎると光学膜形成用組成物中で水溶性アニオン有機化合物が析出する場合がある。
光学膜形成用組成物には、更に必要に応じて、界面活性剤、pH調整剤等の添加剤が配合されていてもよい。これらの添加剤により、濡れ性、塗布性を向上させることができる。
光学膜形成用組成物を基板に塗布する方法としては、「コーティング工学」、原崎勇次著、株式会社朝倉書店刊、1971年3月20日発行、第253頁〜第277頁や、「分子協調材料の創製と応用」、市村國宏監修、株式会社シーエムシー出版、1998年3月3日発行、第118頁〜第149頁などに記載の公知の方法がある。また、例えば、予め配向処理を施した基板上に、スピンコート法、スプレーコート法、バーコート法、ロールコート法、ブレードコート法、カーテンコート法、ファウンテン法、ディップ法などで塗布する方法が挙げられる。
形成される異方性光学膜の膜厚は、通常乾燥後の膜厚で、好ましくは10nm以上、更に好ましくは50nm以上で、好ましくは30μm以下、更に好ましくは10μm以下である。異方性光学膜の膜厚が厚すぎると、膜内の膜を構成する分子の配向を制御することが難しくなる場合があり、逆に薄すぎると、均一な膜厚とすることが難しくなる場合がある。
次いで、膜形成工程で形成された異方性光学膜を、1種以上の多価金属塩及び1種以上の水溶性有機溶媒を含む溶液、又は多価金属塩を2種以上含む溶液(以下これらの溶液を、適宜「不溶化処理液」という。)で処理する。本発明では、この処理工程を「不溶化処理工程」という。
多価金属塩としては、水溶性の塩であれば制限されない。例としては、塩化塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩等の無機塩、シュウ酸塩、酢酸塩等の有機塩が挙げられ、対金属としては、バリウム、カルシウム、ストロンチウム、マンガン、アルミニウム、鉄、ニッケル、銅、亜鉛等が挙げられる。中でも、塩化塩、硫酸塩等が好ましく、対金属としては銅、カルシウムが好ましい。これらの塩は、水和物等により水分を含んでいても良い。好ましい塩としては、不溶化処理液に対する溶解性、対金属の安全性(毒性)などから、塩化バリウム、塩化ストロンチウム、塩化鉄、硫酸鉄、塩化銅、硫酸銅、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、塩化カルシウム、硫化カルシウムなどが挙げられ、更に好ましくは、塩化バリウム、塩化銅、塩化ストロンチウム、塩化鉄、塩化カルシウム、硫化カルシウムが挙げられる。
不溶化処理液は、水溶性有機溶媒を有していても良い。水溶性有機溶媒としては、水と単層に自由混合する有機溶媒の他、不溶化処理時の溶液温度において、通常5重量%以上、100重量%以下程度の割合で混合(溶解)可能な有機溶媒が挙げられる。
なお、比誘電率は上記の通り20℃から25℃における比誘電率が適用されるが、具体的には「電気化学測定マニュアル 実践編」(平成14年8月25日発行、電気化学会編)の13頁から14頁などに記載の方法によって測定される。
不溶化処理液には、上述の多価金属塩及び水溶性有機溶媒の他、界面活性剤を加えることが好ましい。界面活性剤としては、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、及びノニオン界面活性剤のうち、何れを使用することも使用可能であるが、ノニオン界面活性剤が好ましい。ノニオン界面活性剤の種類としては、ポリエチレングリコール型、多価アルコール型等が挙げられる。これらの界面活性剤は、何れか一種類を単独で使用してもよく、二種類以上を任意の組み合わせ及び比率で併用してもよい。
不溶化処理液の調製法は特に制限されず、上述の多価金属塩を、上記濃度範囲となるように水と混合し、必要に応じて攪拌等の手法を行なって、溶解させればよい。またこのとき、必要に応じて、上述の水溶性有機溶媒や界面活性剤をそれぞれ上記濃度範囲となるように、水と混合してもよい。
不溶化処理の方法は、不溶化処理液と異方性光学膜とを接触させることができれば、特に制限されない。例としては、不溶化処理液をバットなどの浴中に入れ、異方性光学膜を塗布した基板を浸漬する方法や、スプレー、ダイなど各種コーティング法による接触方法などが挙げられる。処理時の温度は膜中の化合物種にも依存するが、通常20℃から25℃が好ましい。
上述の本発明の製造方法によって得られた異方性光学膜(以下適宜「本発明の異方性光学膜」と略称する。)は、高度な配向秩序度を有するとともに、水に対する不溶化(水不溶化)や、高湿度下や水蒸気による色素膜の再溶解(潮解)の防止等の安定性に優れ、且つ、欠陥や剥離が生じる可能性が少ないことから、安定なハンドリングが可能である。
本発明の異方性光学膜は、LCDやOLEDなどの各種の光学素子(表示素子)において、偏光膜等として用いることができる。この場合、これらの光学素子を構成する電極基板などの表面に配向処理を施した上で直接本発明の異方性光学膜を形成したり、本発明の異方性光学膜を形成した基板をこれら光学素子の構成部材として用いればよい。
水78部に、下記式(I)で表わされる色素のリチウム塩21部と、下記式(II)で表わされる色素1部とを撹拌溶解させることにより、色素溶液(光学膜形成用組成物)を調製した。
実施例1において、不溶化処理液に用いた水溶性有機溶媒をメチルエチルケトン20gに替えた以外は、実施例1と同様の手順によって異方性光学膜の形成及び不溶化処理を行なった。不溶化処理後に得られた異方性光学膜は、ひび割れや膜の脱落等のない均一で良好な膜であった。
実施例1において、不溶化処理液に用いた水溶性有機溶媒を1,4−ジオキサン20gに替えた以外は、実施例1と同様の手順によって異方性光学膜の形成及び不溶化処理を行なった。不溶化処理後に得られた異方性光学膜は、ひび割れや膜の脱落等のない均一で良好な膜であった。
実施例1において、濃度10重量%の塩化バリウム水溶液を、水溶性有機溶媒を加えずそのまま不溶化処理液として用いた以外は、実施例1と同様の手順によって異方性光学膜の形成及び不溶化処理を行なった。得られた異方性光学膜は、不溶化処理中に塗布膜のひび割れや剥がれ落ちが発生し、光学測定が不可能であった。
実施例1において、不溶化処理液に対し、ノニオン界面活性剤としてClean N−15(一方社油脂工業(株)製)を2重量%の濃度となるように加えた以外は、実施例1と同様の手順によって異方性光学膜の形成及び不溶化処理を実施した。得られた異方性光学膜は、ひび割れや膜の脱落等がなく、実施例1の異方性光学膜に比べ更に均一で良好な膜であった。
実施例4において、不溶化処理液に加えるノニオン界面活性剤をAlcopol 650(Ciba Specialty Chemicals社製)に替えた以外は、実施例4と同様の手順によって異方性光学膜の形成及び不溶化処理を実施した。得られた異方性光学膜は、ひび割れや膜の脱落等がなく、実施例1の異方性光学膜に比べ更に均一で良好な膜であった。
水に塩化銅(CuCl2)を加えて撹拌溶解させ、濃度10重量%の塩化銅水溶液10
0gを調製した。また、水に塩化カルシウム(CaCl2)を加えて撹拌溶解させ、濃度
10重量%の塩化カルシウム水溶液100gを調製した。これらを体積比で1対1となるように混合し、不溶化処理液を得た。この不溶化処理液に、実施例1で得られた異方性光学膜を形成した基板を30秒間浸漬した後、脱塩水にて洗浄し、乾燥することにより、不溶化処理を行なった。
不溶化処理後に得られた異方性光学膜は、ひび割れや膜の脱落等のない均一で良好な膜であった。この膜を超音波洗浄器(ブランソン社製2510J:発振周波数42kHz)で30秒間、脱塩水中で処理したが膜の変化は認められなかった。
更に、得られた異方性光学膜の光学特性を分光光度計で測定した結果、コントラスト比は500であった。
参考例1で調製した10重量%CuCl2水溶液と、10重量%CaCl2水溶液とを、体積比9:1で混合し、不溶化処理液を得た。この不溶化処理液に、実施例1で得られた異方性光学膜を形成した基板を30秒間浸漬した後、脱塩水にて洗浄し、乾燥することにより、不溶化処理を行なった。
不溶化処理後に得られた異方性光学膜は、ひび割れや膜の脱落等のない均一で良好な膜であった。
参考例1で調製した10重量%CuCl2水溶液と、10重量%CaCl2水溶液とを、体積比7:3で混合し、不溶化処理液を得た。この不溶化処理液に、実施例1で得られた異方性光学膜を形成した基板を30秒間浸漬した後、脱塩水にて洗浄し、乾燥することにより、不溶化処理を行なった。
不溶化処理後に得られた異方性光学膜は、ひび割れや膜の脱落等のない均一で良好な膜であった。
参考例1で調製した10重量%CuCl2水溶液と、10%重量CaCl2水溶液とを、体積比3:7で混合し、不溶化処理液を得た。この不溶化処理液に、実施例1で得られた異方性光学膜を形成した基板を30秒間浸漬した後、脱塩水にて洗浄し、乾燥することにより、不溶化処理を行なった。
不溶化処理後に得られた異方性光学膜は、ひび割れや膜の脱落等のない均一で良好な膜であった。
水に塩化鉄(FeCl3)を加えて撹拌溶解させ、濃度6重量%の塩化鉄水溶液を調製し、不溶化処理液を得た。この不溶化処理液に、実施例1で得られた異方性光学膜を形成した基板を30秒間浸漬した後、脱塩水にて洗浄し、乾燥することにより、不溶化処理を行なった。
不溶化処理後に得られた異方性光学膜は、脱塩水にて洗浄中に塗布膜のひび割れや剥がれ落ちが発生し、品質が劣る結果であった。
水に塩化銅(CuCl2)を加えて撹拌溶解させ、濃度10重量%の塩化銅水溶液を調製し、不溶化処理液を得た。この不溶化処理液に、実施例1で得られた異方性光学膜を形成した基板を30秒間浸漬した後、脱塩水にて洗浄し、乾燥することにより、不溶化処理を行なった。
不溶化処理後に得られた異方性光学膜は、脱塩水にて洗浄中に塗布膜のひび割れや剥がれ落ちが発生し、品質が劣る結果であった。
水に塩化カルシウム(CaCl2)を加えて撹拌溶解させ、濃度10重量%の塩化カルシウム水溶液を調液した。この水溶液を不溶化処理液調製し、不溶化処理液を得た。この不溶化処理液に、実施例1で得られた異方性光学膜を形成した基板を30秒間浸漬した後、脱塩水にて洗浄し、乾燥することにより、不溶化処理を行なった。
不溶化処理後に得られた異方性光学膜は、脱塩水にて洗浄中に塗布膜のひび割れや剥がれ落ちが発生し、品質が劣る結果であった。
Claims (5)
- 可視光の波長域に吸収を有する二色性の有機色素を含有する水溶性の光学膜形成用組成物を基板上に塗布して形成した膜を、1種以上の多価金属塩及び1種以上の水溶性有機溶媒を含む水溶液で、膜の多価金属塩形成処理をする
ことを特徴とする、異方性光学膜の製造方法。 - 前記水溶液に含まれる水溶性有機溶媒の比誘電率(εr)が30以下である
ことを特徴とする、請求項1記載の異方性光学膜の製造方法。 - 前記水溶液の比誘電率(εr)が78以下である
ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の異方性光学膜の製造方法。 - 前記水溶液が更にノニオン界面活性剤を含有する
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の異方性光学膜の製造方法。 - 前記光学膜形成用組成物が、少なくとも水溶性アニオン有機化合物及び溶媒を含有することを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の異方性光学膜の製造方法。
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