JP5418253B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Description
離器内のオイル量が変化しても、油戻し管の温度変化は小さい。
分離器の入口側との間の配管に設けられ、前記圧縮機から吐出される冷媒とオイルの吐出温度を検出する第1の温度センサと、前記毛細管の下流側となる位置に設けられ、前記毛細管で減圧された冷媒とオイルの温度を検出する第2の温度センサと、前記第1の温度センサの検出温度と前記第2の温度センサの検出温度とから算出される温度差に応じて、前記開閉弁を開閉する開閉弁制御手段とを備え、前記温度差があらかじめ定めた設定温度差以下になれば、前記開閉弁を開き、前記第2の接続管を通じて、前記油分離器内の冷媒とオイルを前記圧縮機に戻す構成とすることにより、常に冷媒とオイルとが流れる第1の接続管に設けられた毛細管の下流側の温度と、圧縮機の吐出温度との温度差から、油分離器へのオイルの滞留を正確に判定でき、オイルが滞留した場合には、開閉弁を開けることで、オイルを通常の第1の接続管に加え、第2の接続管にも流し、速やかに圧縮機に戻すことができる。このため、油分離器内にオイルが多量に滞留し、凝縮器側へのオイルが流出することを防止でき、冷凍サイクル装置の効率を低下させることがない。
図1は、本発明の第1の実施の形態における冷凍サイクル装置の概略図、図2は、開閉弁制御手段の動作を説明するフローチャート図、図3は、圧縮機の吐出温度、第1の接続管の温度と開閉弁の状態との関係を説明する概念図である。
、油分離器3の底部のみでなく、油分離器3の底部に近い側部であっても良い。第1の接続管7は、第1の毛細管8を介して、配管2dに接続されている。第1の毛細管8は、第1の接続管7内を流れる冷媒やオイルを減圧するとともに、それらの流量を規制し急激に冷媒とオイルとが圧縮機1に流入するのを防止している。
度Tbの差(Ta−Tb)を算出する(ステップS3)。算出された温度差(Ta−Tb)と、あらかじめメモリなどに記憶している設定温度差Δt1との比較を行い、温度差(Ta−Tb)が設定温度差Δt1以下の場合には、開閉弁制御手段23は、開閉弁10を開ける(ステップS5)。逆に、温度差(Ta−Tb)が設定温度差Δt1より大きい場合には、開閉弁制御手段23は、開閉弁10を閉じる(ステップS6)。設定温度差Δt1は、例えば、30Kに設定してある。
図4は、本発明の第2の実施の形態における冷凍サイクル図である。本実施の形態においては、第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。本実施の形態と、第1の実施の形態とが異なる点は、第2の接続管9が、第1の接続管7と並列に、油分離器3の底部近傍と配管2dとを接続するように設けられている点である。
オイル流出を防止でき、冷凍サイクル装置の効率を低下させることがない。
図5は、本発明の第3の実施の形態における冷凍サイクル図である。本実施の形態においては、第2の実施の形態と異なる点のみを説明する。本実施の形態と、第1の実施の形態とが異なる点は、第1の温度センサ21を、配管2dのうち第1の接続管7および第2の接続管9との合流部より下流側(圧縮機1側)に設け、第2の温度センサ22を、配管2dのうち第1の接続管7および第2の接続管9との合流部より上流側(蒸発器5側)に設けた点である。また、開閉弁10の開閉を制御する開閉弁制御手段23を第1の温度センサ21で検出した圧縮機1の吸入温度Tcと、第2の温度センサ28が検出した蒸発器5の出口温度Tdとから温度差(Tc−Td)を算出し、温度差(Tc−Td)が設定温度差Δt2以上の場合には、開閉弁10を開ける一方、設定温度差Δt2より小さい場合には、開閉弁10を開けるようにしている。設定温度差Δt2は、例えば、20Kに設定してある。
が得られる。また、開閉弁10には、開または閉のいずれかを選択できる電磁弁として説明したが、開度を無段階に調整できる膨張弁を採用してもよい。
2 配管
3 油分離器
4 凝縮器
5 減圧手段
6 蒸発器
7 第1の接続管
8 第1の毛細管
9 第2の接続管
10 開閉弁
11 第2の毛細管
21 第1の温度センサ
22 第2の温度センサ
23 開閉弁制御手段
Claims (2)
- 圧縮機と、油分離器と、凝縮器と、減圧手段と、蒸発器とを配管で接続した冷凍サイクル回路を有する冷凍サイクル装置において、
前記油分離器の底部近傍と、前記蒸発器の出口側と前記圧縮機の吸入側との間の配管とを接続した第1の接続管と、
前記第1の接続管に設けられ、前記第1の接続管内を流れる冷媒とオイルを減圧する毛細管と、
前記毛細管と並列に設けられた第2の接続管と、
前記第2の接続管に設けられ、前記第2の接続管内の冷媒とオイルの流通を開閉する開閉弁と、
前記圧縮機の吐出側と前記油分離器の入口側との間の配管に設けられ、前記圧縮機から吐出される冷媒とオイルの吐出温度を検出する第1の温度センサと、
前記毛細管の下流側となる位置に設けられ、前記毛細管で減圧された冷媒とオイルの温度を検出する第2の温度センサと、
前記第1の温度センサの検出温度と前記第2の温度センサの検出温度とから算出される温度差に応じて、前記開閉弁を開閉する開閉弁制御手段とを備え、
前記温度差があらかじめ定めた設定温度差以下になれば、前記開閉弁を開き、前記第2の接続管を通じて、前記油分離器内の冷媒とオイルを前記圧縮機に戻すことを特徴とする冷凍サイクル装置。 - 圧縮機と、油分離器と、凝縮器と、減圧手段と、蒸発器とを配管で接続した冷凍サイクル回路を有する冷凍サイクル装置において、
前記油分離器の底部近傍と、前記蒸発器の出口側と前記圧縮機の吸入側との間の配管とを接続した第1の接続管と、
前記第1の接続管に設けられ、前記第1の接続管内を流れる冷媒とオイルを減圧する毛細管と、
前記毛細管と並列に設けられた第2の接続管と、
前記第2の接続管に設けられ前記第2の接続管内の冷媒とオイルの流通を開閉する開閉弁と、
前記圧縮機に吸入される冷媒およびオイルの温度を検出する第1の温度センサと、
前記蒸発器の出口側の冷媒およびオイルの温度を検出する第2の温度センサと、
前記第1の温度センサの検出温度と前記第2の温度センサの検出温度とから算出される温度差に応じて、前記開閉弁を開閉する開閉弁制御手段とを備え、
前記温度差があらかじめ定めた設定温度差以上になれば、前記開閉弁を開き、前記第2の接続管を通じて、前記油分離器内の冷媒とオイルを前記圧縮機に戻すことを特徴とする冷凍サイクル装置。
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