JP5399577B2 - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents
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Description
(A)一般式(1)
で表されるアルキルエーテルカルボン酸であって、R1の平均炭素数が10.8〜12.8であり、n=0の成分を4.3〜30質量%含み、n=1の成分とn=2の成分の合計含有量が20質量%以上40質量%未満であるアルキルエーテルカルボン酸、
(B)一般式(2)
で表される脂肪酸、
(C)中和剤
を含有し、成分(A)及び(B)の合計含有量が20〜50質量%であり、成分(A)及び(B)の中和度が0.6〜0.9であり、30℃における粘度が10〜50000dPa・sである皮膚洗浄剤組成物に関する。
式中、R1は炭素数4〜22のアルキル基であり、炭素数6〜20のアルキル基、更に炭素数8〜18のアルキル基、更には炭素数8〜16のアルキル基が好ましく、炭素数10〜16のアルキル基がより好ましい。また、R1のアルキル鎖は、直鎖又は分岐鎖のいずれでも良いが、起泡性の点から、直鎖アルキル基が好ましい。また、R1の平均炭素数は10.8〜12.8であり、好ましくは10.8から12.5、より好ましくは12.1〜12.4である。この範囲内であれば、起泡性及び泡質、さらに低温安定性の点で優れるので好ましい。
また、R1は2種以上のアルキル基を含むことが好ましく、一番含有量の多いアルキル鎖長を有する成分が55質量%以上97質量%未満であるのが好ましく、60〜95質量%がより好ましく、さらに70〜95質量%であるのが、泡量及び泡質に優れるので好ましい。
成分(A)のアルキルエーテルカルボン酸又はその塩は、一般式(1)において、n=0の成分を4.3〜30質量%とすることが好ましく、好ましくは4.9〜27質量%、より好ましくは9.6〜27質量%、より好ましくは9.9〜16質量%、さらに好ましくは9.9〜15質量%含むものである。この範囲内とすることにより、すすぎ時のきしみ感が向上する。
さらに、n=1の成分とn=2の成分の合計含有量が20質量%以上40質量%未満であり、泡質、泡量の観点から、好ましくは20〜37質量%、より好ましくは27〜36.5質量%、更により好ましくは35〜36.1質量%含まれる。
ガスクロマトグラフィーより得られるピーク面積のうち、n=0モルに相当する各アルキル鎖長のピーク面積を求め、それらの総和を100とし、各アルキル鎖長分布の百分率を求めた。n=1〜3モルにおいても同様に計算し、n=0〜3モルの各アルキル鎖長分布の百分率の値を平均し、R1のアルキル鎖長の分布を求めた(これより、R1の組成のうち最も多く含有するアルキル基成分を特定できる)。
上記のようにして求めたR1のアルキル鎖長の分布より、各成分の割合を求め、得られた割合に対応するアルキル鎖長分の炭素数を各々掛け、これらの総和を得た。これを平均アルキル鎖長とした。
R1の組成のうち、最も多く含有するアルキル鎖長を特定し、その成分のn=0〜10に相当するガスクロマトグラフィーの面積を合計した。その合計量を100%として、n=0の成分量、n=1の成分とn=2の成分の合計含有量を算出した。
R1の組成のうち最も多く含有するアルキル鎖長を特定し、その成分のn=0〜10に相当するガスクロマトグラフィーの面積を合計した(nが11以上のものは微量であり、計算から除いた)。その合計量を1として、n=0〜10の各々の割合を求めた。この割合に、各々の付加モル数を掛け、これらの合計をnの平均付加モル数とした。
EO付加モル数の異なる各成分の比率に関しては、ガスクロマトグラフィーにより得られるピーク面積から、上記に示した方法でR1のアルキル鎖長の分布を求め、R1の組成のうち最大含有量のアルキル鎖長成分を特定し、その最大成分のn=0、n=1、n=2、n=3、n=4の面積比から特定した。
式中、R2は炭素数9〜21のアルキル基又はアルケニル基であり、直鎖又は分岐鎖のいずれでも良く、炭素数11〜17のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。
成分(B)としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸又はべヘン酸が好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物において、成分(A)及び(B)の中和度は0.6〜0.9、好ましくは0.7〜0.8である。この範囲内とすることにより、高い粘度が得られ、泡量及び泡質に優れ、洗い上がりの肌の残留感がなく、良好である。
成分(A)のみでは、ペースト状にならず、成分(B)のみでは、洗い上がりの肌に残留感を与えてしまう。
本発明の皮膚洗浄剤組成物において、成分(A)及び(B)の酸としての質量割合は、泡質、泡量、すすぎ性、洗い上がりの肌の残留感の低減の点から、(A):(B)=1:15〜3:1が好ましく、1:10〜2:1がより好ましく、1:5〜1:1がさらに好ましい。
かかるポリオールとしては、例えば、グリセリン、ソルビトール、マンニトール、エリスリトール、キシリトール、マルチトール、トレハロース、スクロース、ポリグリセリンエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、ポリエチレングリコール(平均分子量2000以下)、ポリプロピレングリコール(平均分子量1500以下)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル等が挙げられる。
これらのうち、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテルが、ペーストの溶け崩れ性、ハンドリングの良さの観点から好ましい。
ここで、ペースト状とは、30℃において、B型粘度計(東京計器社製)で測定したときの粘度が10〜50000dPa・s であることをいう。さらに、100〜10000dPa・s が好ましく、300〜4000dPa・s であるのが、ペーストの伸ばしやすさ、溶け崩れ安さの点から好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物を用いて皮膚を洗浄する方法は、例えば、以下のとおりである。すなわち、本発明の皮膚洗浄剤組成物を身体、つまり顔、手足、胴体などの身体皮膚部に適量を適用し、泡立てて洗浄した後、シャワー等の温水を利用してすすぐ方法である。また、タオル、スポンジ、ブラシ等の洗浄補助具に適量を適用し、泡立てて洗浄することもできる。
上述した実施形態に関し、本発明はさらに以下の組成物、製造方法、或いは用途を開示する。
(A)一般式(1)
で表されるアルキルエーテルカルボン酸であって、R1の平均炭素数が10.8〜12.8であり、n=0の成分を4.3〜30質量%含み、n=1の成分とn=2の成分の合計含有量が20質量%以上40質量%未満であるアルキルエーテルカルボン酸、
(B)一般式(2)
で表される脂肪酸、
(C)中和剤
を含有し、成分(A)及び(B)の合計含有量が20〜50質量%であり、成分(A)及び(B)の中和度が0.6〜0.9であり、30℃における粘度が10〜50000dPa・sである皮膚洗浄剤組成物。
<3>成分(A)において、一般式(1)中、好ましくは、R1の平均炭素数は10.8〜12.5であって、12.1〜12.4がより好ましい前記<1>又は<2>記載の皮膚洗浄剤組成物。
<4>成分(A)において、一般式(1)中、好ましくは、nの平均値(平均付加モル数)は1.5〜10であって、2.5〜4.5がより好ましく、2.5〜3.4がさらに好ましく、2.8〜3.4がよりさらに好ましく、2.8〜3.1がさらに好ましい前記<1>〜<3>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<5>成分(A)において、一般式(1)中、好ましくは、n=0の成分を4.9〜27質量%含み、9.6〜27がより好ましく、9.9〜16質量%がさらに好ましく、9.9〜15質量%がよりさらに好ましい前記<1>〜<4>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<6>成分(A)において、一般式(1)中、好ましくは、n=1の成分とn=2の成分の合計含有量は20〜37質量%であって、27〜36.5質量%がより好ましく、35〜36.1質量%がさらに好ましい前記<1>〜<5>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<8>成分(A)において、一般式(1)中、R1が炭素数8〜18のアルキル基であり、nの平均値が2.5〜3.4であり、n=0の成分を9.9〜27質量%含む前記<1>〜<7>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<9>成分(A)において、一般式(1)中、R1が炭素数8〜16のアルキル基であり、nの平均値が2.8〜3.4であり、n=0の成分を9.9〜27質量%、n=1の成分とn=2の成分を合計で27〜36.5質量%含む前記<1>〜<8>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<10>成分(A)において、一般式(1)中、R1の組成のうち最大含有量のアルキル鎖長成分において、(n=0成分の質量):(n=1成分の質量):(n=2成分の質量):(n=3成分の質量):(n=4成分の質量)=1:0.99〜3.50:0.89〜3.00:0.76〜3.00:0.63〜1.52となる前記<1>〜<9>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<12>成分(A)において、一般式(1)中、n=0の成分を8質量%以上12質量%未満含み、R1の組成のうち最大含有量のアルキル鎖長成分において、(n=0成分の質量):(n=1成分の質量):(n=2成分の質量):(n=3成分の質量):(n=4成分の質量)=1:1.53〜1.87:1.59〜2.25:1.33〜2.16:1.14〜1.52となるか、又は、n=0の成分を12質量%以上17質量%以下含み、R1の組成のうち最大含有量のアルキル鎖長成分において、(n=0成分の質量):(n=1成分の質量):(n=2成分の質量):(n=3成分の質量):(n=4成分の質量)=1:0.99〜1.34:0.89〜1.40:0.76〜1.23:0.63〜0.99となる前記<1>〜<11>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<13>成分(A)の含有量が、好ましくは、全組成中に1〜30質量%であって、2〜20質量%がより好ましく、5〜10質量%がさらに好ましい前記<1>〜<12>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<15>成分(B)が、好ましくは、一般式(2)中、R2の炭素数が15〜21の脂肪酸塩を20〜80質量%含み、40〜75質量%がより好ましく、50〜70質量%がさらに好ましい前記<1>〜<14>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<16>成分(B)の含有量が、好ましくは、全組成中に15〜45質量%であって、20〜40質量%がより好ましく、25〜30質量%がさらに好ましい前記<1>〜<15>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<17>成分(C)の中和剤が、好ましくは、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、塩基性アミノ酸であって、水酸化カリウムがより好ましい前記<1>〜<16>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<18>成分(A)及び成分(C)との塩、並びに、成分(B)及び成分(C)との塩を含有し、成分(A)及び(B)の中和度が0.6〜0.9であって、好ましくは中和度が0.7〜0.8である前記<1>〜<17>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<20>成分(A)及び(B)の合計含有量が、好ましくは、全組成中に30〜40質量%である前記<1>〜<19>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<21>さらに、(D)ポリオールを5〜50質量%含有する前記<1>〜<20>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物。
<22>成分(D)のポリオールが、好ましくは、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテルである前記<21>記載の皮膚洗浄剤組成物。
<23>成分(D)の含有量が、好ましくは、全組成中に10〜40質量%であって、20〜30質量%がより好ましい前記<21>又は<22>記載の皮膚洗浄剤組成物。
<25>前記<1>〜<24>のいずれか1記載の皮膚洗浄剤組成物を皮膚部に適用して洗浄した後、すすぐ皮膚洗浄方法。
<26>前記<1>〜<24>のいずれか1記載の組成物の皮膚洗浄剤としての使用。
本発明において、アルキルエーテルカルボン酸のアルキル組成、EO付加モル分布及び各成分の比率は、ガスクロマトグラフィー(GC)により、以下の分析方法で測定した。
なお、断りのない限り「%」は質量%を示す。
GC機器;アジレントテクノロジー社製、7890A
カラム;アジレントテクノロジー社製、DB−5
(30m、内径0.25mm、膜厚0.25μm)
検出器;FID
キャリア;ヘリウムガス、1mL/min
昇温条件;100℃から325℃まで5℃/minで昇温。その後、35分間325℃を保持。
アルキルエーテルカルボン酸150mgをメタノール50mLで溶解した。また、洗浄剤組成物については、アルキルエーテルカルボン酸として150mgとなるよう採取し、メタノール50mLで溶解した。なお、洗浄剤組成物がポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩などの強アニオン性の界面活性剤を含む場合、それらが250mg以下となるように採取した。この溶液1mLを採取して、あらかじめメタノール4mLでコンディショニングを行った固相カートリッジ(Biotage製、Isolute SAX、1g、3mL、500-0100-B)に適用し、10mL丸底試験管に通過液を捕集した。その後、ギ酸4.6gに100mLのメタノールを加えた溶液6mLで溶出し、溶出液についても同じ試験管に捕集した。捕集した溶液は、50℃に加温したブロックヒーターに設置し、窒素ガスを吹き込み、1mL程度まで濃縮した後、さらに室温下で窒素ガスを吹き込み乾燥させた。そこに、ジアゾメタン−エーテル溶液2mLを加え、攪拌しながら室温下で10分間放置し誘導体化を行った。その後、室温下で窒素ガスを吹き込み、500μL以下になるまで濃縮した後、クロロホルムを加えて500μLとし、GC分析に供した。
なお、ジアゾメタン−エーテル溶液は、ジアゾメタン生成装置(宮本理研工業製、GM−50)を用い、以下の手順で調製した。第1と第2の受け器、第2と第3の受け器をシリコンゴム栓およびテフロン(登録商標)チューブで連結する。第2の受け器に、N−メチル−N'−ニトロ−N−ニトロソグアニジン0.8gを採取し、2.5mLのイオン交換水を加えた。第3の受け器に、t−ブチルメチルエーテル10mLを採取した。第1、第2、第3の受け器を氷冷した。続いて第2の受け器に、プラスチックシリンジを備え付け、このシリンジ中に水酸化ナトリウム20gをイオン交換水100mLに溶解させた溶液3mLを入れた。この水酸化ナトリウム水溶液をゆっくりと滴下してジアゾメタンガスを生成させ、第1の受け器側から静かに窒素ガスを吹き込み、第3の受け器のt−ブチルメチルエーテルに溶解させて、ジアゾメタン−エーテル溶液を得た。
上記サンプルの前処理における試薬は以下のものを使用した。
メタノール(関東化学製、高速液体クロマトグラフィー用、25183-1B)
ギ酸(和光純薬工業製、試薬特級、066-00461)
クロロホルム(関東化学製、鹿1級、07278-01)
N−メチル−N’−ニトロ−N−ニトロソグアニジン(関東化学製、鹿1級、25596-51)
t−ブチルメチルエーテル(関東化学製、鹿特級、04418-00)
水酸化ナトリウム(和光純薬工業製、特級、196-13761)
本発明の皮膚洗浄剤組成物に用いる成分(A)のアルキルエーテルカルボン酸は、炭素数4〜22のアルキル基を有するアルコールから選ばれる1種又は2種以上アルコールに、エチレンオキサイドと反応させてアルキルエトキシレートを得、更に反応させてアルキルエーテルカルボン酸を製造する方法により得られる。具体的には、例えば、以下のようにして製造することができる。なお、断りのない限り「%」は質量%を示す。
製造例1
攪拌および温度調節機能を備えたステンレス製オートクレーブに、ラウリルアルコール[商品名:カルコール2098、花王製]1144g(6.14モル)、ミリスチルアルコール[商品名:カルコール4098、花王製]60.2g(0.281モル)、水酸化カリウム2.68g(0.0478モル)を仕込み、減圧脱水を行った。次いで、エチレンオキサイド(EO)996g(22.6モル)を155℃にて導入し、反応温度155℃、反応圧力0.4MPaで2時間反応を行った。反応終了後、80℃、6kPaの減圧条件で30分間攪拌し、未反応のエチレンオキサイドを除去した後、窒素を導入し常圧にし、4.82g(0.0482モル)の90%乳酸をオートクレーブ内に加え、80℃で30分間攪拌し、EO付加モル数3.55モルのアルキルエトキシレート(以下、「生成AE」ともいう)を得た。
攪拌機能、温度調節機能及び酸素ガス導入管を取り付けたガラス製反応容器に、上記生成物90g(0.2モル)と、48%水酸化ナトリウム水溶液16.7g(水酸化ナトリウムとして0.2モル)、パラジウム−白金−ビスマス系触媒(活性炭にパラジウム4%、白金1%及びビスマス5%を担持、含水率50%)0.9g、水494.4gをそれぞれ仕込んだ。攪拌条件下、液温を70℃まで昇温し、酸素を27モル%(対生成AE/時間)の割合で吹き込みながら、反応温度70℃で3.5時間接触酸化反応を行った。反応率は89%であった。
反応終了後、反応液から触媒を濾別し、アルキルエーテルカルボン酸Na塩の水溶液を得た。続いて、35%塩酸を加え、分液操作を実施し、アルキルエーテルカルボン酸を得た。これをEC1とする。
また、EO付加モル数の異なる各成分の比率に関しても、R1の組成のうち最大成分の測定値から算出した結果、(n=0成分の質量):(n=1成分の質量):(n=2成分の質量):(n=3成分の質量):(n=4成分の質量)=1:1.22:1.23:1.06:0.83であった。
製造例1に倣い、デシルアルコール[商品名:カルコール1098、花王製]、ラウリルアルコール[商品名:カルコール2098、花王製]、ミリスチルアルコール[商品名:カルコール4098、花王製]、セチルアルコール[商品名:カルコール6098、花王製]を質量比10/70/15/5に混合した原料にEOを反応させ、EO付加モル数3.55モルのアルキルエトキシレートを得た。これを実施例1同様、酸化反応を行い、得られたアルキルエーテルカルボン酸塩を塩酸処理することにより、アルキルエーテルカルボン酸を得た。
また、EO付加モル数の異なる各成分の比率に関しても、R1の組成のうち最大成分の測定値から算出した結果、(n=0成分の質量):(n=1成分の質量):(n=2成分の質量):(n=3成分の質量):(n=4成分の質量)=1:1.07:1.00:0.85:0.67であった。
攪拌、温度調節機能を取り付けたガラス製反応容器に、ラウリルアルコール372g(2.00モル)を仕込み、攪拌条件下、液温を70℃まで昇温し、モノクロロ酢酸ナトリウム256g(2.20モル)及び水酸化ナトリウム88g(2.20モル)を分割して加えながら、5時間反応を行った。反応終了後、析出物を濾別し、続いて35%塩酸を加え、酸型化し、アルキルエーテルカルボン酸を得た(一般式(1)において、M=H、R1はラウリル基、n=0)。
製造例1に倣い、デシルアルコールを原料にEOを反応させ、EO付加モル数3.55モルのアルキルエトキシレートを得た。これを実施例1同様、酸化反応を行い、得られたアルキルエーテルカルボン酸塩を塩酸処理することにより、アルキルエーテルカルボン酸を得た。
ガスクロマトグラフィーの分析の結果、一般式(1)において、M=H、R1はデシル基、nの平均値は3.1、n=0の成分を16質量%含み、n=1の成分とn=2の成分の合計量は37質量%であった。
製造例1に倣い、ラウリルアルコールを原料にEOを反応させ、EO付加モル数3.55モルのアルキルエトキシレートを得た。これを実施例1同様、酸化反応を行い、得られたアルキルエーテルカルボン酸塩を塩酸処理することにより、アルキルエーテルカルボン酸を得た。
ガスクロマトグラフィーの分析の結果、一般式(1)において、M=H、R1はラウリル基、nの平均値は3.1、n=0の成分を16質量%含み、n=1の成分とn=2の成分の合計量は37質量%であった。
また、EO付加モル数の異なる各成分の比率に関しても、R1の組成のうち最大成分の測定値から算出した結果、(n=0成分の質量):(n=1成分の質量):(n=2成分の質量):(n=3成分の質量):(n=4成分の質量)=1:1.19:1.13:0.94:1であった。
製造例1に倣い、ミリスチルアルコールを原料にEOを反応させ、EO付加モル数3.55モルのアルキルエトキシレートを得た。これを実施例1同様、酸化反応を行い、得られたアルキルエーテルカルボン酸塩を塩酸処理することにより、アルキルエーテルカルボン酸を得た。
ガスクロマトグラフィーの分析の結果、一般式(1)において、M=H、R1はミリスチル基、nの平均値は3.1、n=0の成分を16質量%含み、n=1の成分とn=2の成分の合計量は37質量%であった。
製造例1に倣い、ラウリルアルコール、セチルアルコールを質量比20/80に混合した原料にEO付加し、EO付加モル数3.55モルのアルキルエトキシレートを得た。これを実施例1同様、酸化反応を行い、得られたアルキルエーテルカルボン酸塩を塩酸処理することにより、アルキルエーテルカルボン酸を得た。
ガスクロマトグラフィーの分析の結果、一般式(1)において、M=H、R1はラウリル基/パルミチル基=20/80、nの平均値は3.1、n=0の成分を16質量%含み、n=1の成分とn=2の成分の合計量は37質量%であった。
製造例1に倣い、ラウリルアルコールを原料にEO反応させ、EO付加モル数4.05モルのアルキルエトキシレートを得た。これを製造例1同様、酸化反応を行い、得られたアルキルエーテルカルボン酸塩を塩酸処理することにより、アルキルエーテルカルボン酸を得た。
また、EO付加モル数の異なる各成分の比率に関しても、R1の組成のうち最大成分の測定値から算出した結果、(n=0成分の質量):(n=1成分の質量):(n=2成分の質量):(n=3成分の質量):(n=4成分の質量)=1:1.31:1.38:1.25:1.06であった。
攪拌および温度調節機能を備えたステンレス製オートクレーブに、ラウリルアルコール[商品名:カルコール2098、花王製]1144g(6.14モル)、ミリスチルアルコール[商品名:カルコール4098、花王製]60.2g(0.281モル)、水酸化カリウム2.6g(0.0478モル)を仕込み、減圧脱水を行った。次いで、エチレンオキサイド(EO)718g(16.3モル)を155℃にて導入し、反応温度155℃、反応圧力0.4MPaで2時間反応を行った。反応終了後、冷却し、80℃、6kPaの減圧条件で30分間攪拌し、未反応のエチレンオキサイドを除去した後、窒素を導入し常圧にし、4.82g(0.0482モル)の90%乳酸をオートクレーブ内に加え、80℃で30分間攪拌し、EO付加モル数2.55モルのアルキルエトキシレートを得た。
攪拌、温度調節機能を取り付けたガラス製反応容器に、上記生成物600g(2.00モル)を仕込み、攪拌条件下、液温を70℃まで昇温し、モノクロロ酢酸ナトリウム256g(2.20モル)及び水酸化ナトリウム88g(2.20モル)を分割して加えながら、5時間反応を行った。反応終了後、35%塩酸をpHが2.8になるまで加え、酸型化し油層を分取し、アルキルエーテルカルボン酸を得た。これをEC6とする。
また、EO付加モル数の異なる各成分の比率に関しても、R1の組成のうち最大成分の測定値から算出した結果、(n=0成分の質量):(n=1成分の質量):(n=2成分の質量):(n=3成分の質量):(n=4成分の質量)=1:1.65:1.92:1.74:1.32であった。
表3〜7に示す組成の皮膚洗浄剤組成物を製造し、粘度を測定するとともに、泡量、泡質、すすぎ性、洗い上がりの肌の残留感のなさ、洗顔から6時間後の肌のべたつきのなさを評価した。結果を表3〜7に併せて示す。
なお、実施例で使用した成分(A)の構成は、表1及び表2に示すとおりである。
また、実施例及び比較例で使用した市販のアルキルエーテルカルボン酸(AKYPO RLM25(花王社製)、AKYPO RLM45(花王社製)、AKYPO RLM100NV(花王社製))の平均EO付加モル数は、販売元のカタログ値、ホームページで公開されている値を参考にした。不明なアルキル組成、n=0の成分量、n=1の成分とn=2の成分の合計量に関しては上記方法で分析した。
成分(A)及び(B)をビーカーに量り取り、80℃まで加熱して、完全に溶解させた。その後、80℃で48%のKOH水溶液、48%のNaOH水溶液、トリエタノールアミン、アミノメチルプロパノール、アルギニンを加え、所定の中和度になる量加えた。更に、水、ポリオールを加え、30分間攪拌した後、30℃まで冷却し、ペースト状の皮膚洗浄剤組成物を得た。
(1)粘度:
各皮膚洗浄剤組成物を製造後30℃にて24時間保持した後、以下の条件にて測定した。
測定装置:B型粘度計(東機産業社製、形式:TVB-10)、
測定温度:30℃、
ローター:T-D(8000dPa・s以下)もしくはT-E(8000dPa・s以上)、
回転数:5rpm、
スタンド:ヘリカルスタンド、
測定時間:1分間
下記の洗顔試験にて泡量、泡質、すすぎ性、洗い上がりの肌の残留感のなさを評価した。
両手を水(約7g)で湿らせた後、皮膚洗浄剤組成物1gを手のひらに乗せた。両の手のひらをこすり合わせてペーストを伸ばし、さらに約10gの水を加えた後、約10秒間泡立てを行った。立てた泡で顔をマッサージして、泡量、泡質を評価した。次に、水で顔をすすぎ、すすぎ性(ぬるつきが消える速さ、適度なきしみ)を評価した。その後、タオルで顔の水滴をふき取り、指で顔をなぞって洗い上がりの肌の残留感のなさを評価した。各評価は、専門パネラー1名が、以下の基準で行った。
5;泡量が非常に多いと感じた。
4;泡量が多いと感じた。
3;どちらともいえない。
2;泡量がやや少ないと感じた。
1;泡量が少ないと感じた。
5;泡が非常に細かく、且つ、やわらかい。
4;泡がやや細かく、且つ、やわらかい。
3;泡がやわらかい。
2;泡がやや大きくて、泡に腰がなく、やや水っぽい。
1;泡が大きくて、泡に腰がなく、水っぽい。
5;ぬるぬるとした感触が速く消失し、すぐに適度なきしみ感を感じる。
4;ぬるぬるとした感触がやや速く消失し、適度なきしみ感を感じる。
3;ぬるぬるとした感触が消失し、きしみ感を感じる。
2;すすぎ時にぬるぬるとした感触が消失するのにやや時間がかかり、きしみ感が弱い。
1;すすぎ時にぬるぬるとした感触が消失するのに時間がかかった、きしみ感がとても弱い。
5;残留感(ぬるつく、ひっかかる、べたつく感触)が全く無い。
4;残留感(ぬるつく、ひっかかる、べたつく感触)がほとんど無い。
3;残留感(ぬるつく、ひっかかる、べたつく感触)がやや有る。
2;残留感(ぬるつく、ひっかかる、べたつく感触)が有る。
1;残留感(ぬるつく、ひっかかる、べたつく感触)がかなり有る。
専門パネラー1名が、各皮膚洗浄剤組成物を用いて(2)と同様に洗顔し、洗顔から6時間後の肌(特におでこと頬)を指で触り、肌のべたつきのなさを、以下の基準で評価した。
5;べたつきをほとんど感じなかった。
4;べたつきをほぼ感じなかった。
3;べたつきを少ししか感じなかった。
2;べたつきを感じた。
1;べたつきを強く感じた。
表8〜14に示す組成の皮膚洗浄剤組成物を、実施例1〜30と同様にして製造した。
実施例31〜36の皮膚洗浄剤組成物は、泡質、泡量及びすすぎ性に優れ、洗浄力が高く、洗い上がりの肌の残留感がなく、しかも、時間が経過してもべたつきにくいものであった。
実施例31及び比較例4の皮膚洗浄剤組成物を用い、評価者3名により、経時でのべたつきについて、評価した。
まず、午前9時の顔のべたつきを、以下の基準でスコア付けを行った。
5;べたつきを強く感じる。
4;べたつきを感じる。
3;べたつきを少し感じる。
2;べたつきをほとんど感じない
1;べたつきを全く感じない。
その後、11:00、14:00、17:00にも上記と同様にスコア付けを行った。
以上の評価を1つの洗浄剤組成物につき1週間繰り返し行い、各評価者の各時間のスコアの平均値を算出した。その値を時間と共にプロットした結果を、図1に示す。
図1の結果より、本発明の皮膚洗浄剤組成物で洗顔すると、比較例と比べ、洗顔から時間が経過しても顔のべたつきが少ないことが確認された。
Claims (13)
- 次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)一般式(1)
で表されるアルキルエーテルカルボン酸であって、R1の平均炭素数が10.8〜12.8であり、n=0の成分を4.3〜30質量%含み、n=1の成分とn=2の成分の合計含有量が20質量%以上40質量%未満であるアルキルエーテルカルボン酸、
(B)一般式(2)
で表される脂肪酸、
(C)中和剤
を含有し、成分(A)及び(B)の合計含有量が20〜50質量%であり、成分(A)及び(B)の中和度が0.6〜0.9であり、30℃における粘度が100〜50000dPa・sである皮膚洗浄剤組成物。 - 成分(A)及び成分(C)との塩、並びに、成分(B)及び成分(C)との塩を含有し、成分(A)及び(B)の中和度が0.6〜0.9である請求項1記載の皮膚洗浄剤組成物。
- さらに、(D)ポリオールを5〜50質量%含有する請求項1又は2記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 成分(B)が、R2の炭素数が15〜21の脂肪酸塩を20〜80質量%含むものである請求項1〜3のいずれか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 成分(A)及び(B)の質量割合が、(A):(B)=1:10〜2:1である請求項1〜4のいずれか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 成分(A)において、一般式(1)中、nの平均値(平均付加モル数)が1.5〜10である請求項1〜5のいずれか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 成分(A)において、一般式(1)中、R1が炭素数6〜20のアルキル基であり、nの平均値が2.5〜4.5であり、n=0の成分を9.6〜27質量%含む請求項1〜6のいずれか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 成分(A)において、一般式(1)中、R1が炭素数8〜18のアルキル基であり、nの平均値が2.5〜3.4であり、n=0の成分を9.9〜27質量%含む請求項1〜7のいずれか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 成分(A)において、一般式(1)中、R1が炭素数8〜16のアルキル基であり、nの平均値が2.8〜3.4であり、n=0の成分を9.9〜27質量%、n=1の成分とn=2の成分を合計で27〜36.5質量%含む請求項1〜8のいずれか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 成分(A)において、一般式(1)中、R1の組成のうち最大含有量のアルキル鎖長成分において、(n=0成分の質量):(n=1成分の質量):(n=2成分の質量):(n=3成分の質量):(n=4成分の質量)=1:0.99〜3.50:0.89〜3.00:0.76〜3.00:0.63〜1.52となる請求項1〜9のいずれか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 成分(A)において、一般式(1)中、R1が2種以上のアルキル基を含み、一番含有量の多いアルキル鎖長を有する成分が55質量%以上97質量%未満である請求項1〜10のいずれか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 成分(A)において、一般式(1)中、n=0の成分を8質量%以上12質量%未満含み、R1の組成のうち最大含有量のアルキル鎖長成分において、(n=0成分の質量):(n=1成分の質量):(n=2成分の質量):(n=3成分の質量):(n=4成分の質量)=1:1.53〜1.87:1.59〜2.25:1.33〜2.16:1.14〜1.52となるか、又は、n=0の成分を12質量%以上17質量%以下含み、R1の組成のうち最大含有量のアルキル鎖長成分において、(n=0成分の質量):(n=1成分の質量):(n=2成分の質量):(n=3成分の質量):(n=4成分の質量)=1:0.99〜1.34:0.89〜1.40:0.76〜1.23:0.63〜0.99となる請求項1〜11のいずれか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 請求項1〜12のいずれか1項記載の皮膚洗浄剤組成物を皮膚部に適用して洗浄した後、すすぐ皮膚洗浄方法。
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