JP5397453B2 - 圧着葉書 - Google Patents
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Description
開封方向が、前記切目の前記他方の端から前記一方の端に向かう方向となるようにして前記強粘着剤層から前記弱粘着剤層に向けて引張って開封することを特徴とするものである。
(1)粘着主剤 100重量部
(2)粘着力調整剤
針状物質の場合 10〜100(好ましくは10〜50)重量部
微粒状物質の場合 0〜50(好ましくは5〜30)重量部
上記両物質を混合した場合 10〜100重量部
(3)添加物
ワックス 0.01〜20重量部
紫外線吸収剤 微量
消泡剤 微量
消泡助剤 微量
(4)エマルジョン化成分
水 100〜500(好ましくは200〜300)重量部
乳化剤 0.5〜2重量部
樹脂 1〜50重量部
<針状物質>
針状物質としては、無機物質、有機物質のいずれでもよく、その形状が略針状であればよく、偏平状、螺旋状、鱗片状等の様々な形態を持つものから任意に選択されるが、針状物質が特に好適である。針状物質としては平均長さは10μm〜20μm、また平均径としては0.2μm〜0.5μm程度のものが好ましい。針状物質は、感圧粘着剤をエマルジョンとし、塗布剤とした時の沈降性を低くするために見掛け比重が0.05〜0.6のものが好ましく、また、印刷加工やNIP適性を考慮すると、針状物質の弾性率としては10000kg/mm2 〜40000kg/mm2 のものが好ましい。このような針状物質としては、例えばガラス繊維、炭素繊維、PAN系繊維、金属結晶、金属化合物結晶等が挙げられ、粘着主剤とは親和性(相溶性)を有しないものであればよい。針状物質として好ましいものは、6−チタン酸カリウム(K2 O・6TiO2 )の結晶であり、水との相溶性はないが親和性を有し、また見掛け比重が0.2(真比重=3.3)、弾性率が28000kg/mm2 であり、感圧粘着剤成分として適している。
微粒状物質は、マイクロシリカ、合成ゼオライト、活性アルミナゲル、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、タルク、クレー、カオリン、活性白土、アクリルビーズ、澱粉、セルロース、シラスバルーン等が挙げられ、その粒径は、10mμm〜30μm、好ましくは0.5μm〜10μmの範囲にあるものが好適である。また、針状物質と共に添加することにより、微粒状物質の添加量を少なくすることができると共に微粒状物質の粉落ちを防止することができる。
添加物として、ハンドリング性、NIPの搬送性能等の滑り性向上又は耐ブロッキング性向上のために、ポリエチレンワックス、カルナウバワックス等のワックス類、劣化防止のために、アンモニア、エタノールアミン等の紫外線吸収剤などを添加してもよい。また、消泡剤として、非イオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤(鉱物油系)を添加したり、さらに、消泡助剤として、シリカ等を添加してもよい。
前述した粘着主剤、粘着力調整剤、添加物は、水等の媒体に分散してエマルジョン状態で基材に塗布される。エマルジョン化の際には、必要に応じて乳化剤が添加される。乳化剤としては、オレイン酸石鹸、ひまし油カリウム石鹸、カゼイン、にかわ、ゼラチン等を使用できる。また、エマルジョン化したときの粘着主剤の2次凝集防止のために、粘着主剤と親和性を有しない樹脂を添加することができる。この樹脂としては、水分散性高分子ポリエステル、熱可塑性エラストマー、また、低密度ポリエチレン等の低分子ポリエチレン、アイオノマー、酢酸ビニル−オレフィン共重合体等が好適に使用できる。
2、2a、2b、2c、2d 側縁部
2l 左側縁部
2r 右側縁部
3、3’、3a、3b、3c、3d 強粘着剤層
4 開封用ミシン目
5 郵便番号欄
6 宛名欄
7 情報表示部
8 切目
8a 直線部
8b 斜線部
9、9’ 剥離開封開始位置
11、21、31 基材
12、22a、22b、32a、32b 折目線
13、14 葉書紙片
23、33 第一の葉書紙片
24、34 第二の葉書紙片
25、35 第三の葉書紙片
A、B、C 圧着葉書
A’、C’ 折畳み圧着された圧着葉書
h 一方の端
t 他方の端
Z 重なり部
α ミシン目
β 窓開き部
H13、H14、H23、H24 秘密情報表示部
H33、H34 秘密情報表示部
Claims (6)
- 少なくとも基材に加圧により剥離可能に弱接着する弱粘着剤層を形成し、前記基材を折り返し又は積層して、対向する前記弱粘着剤層面同士を圧着して、前記弱粘着剤層が形成された略領域内に表示された秘密情報表示部を隠蔽したのちに、前記弱粘着剤層間から剥離する圧着葉書であって、前記基材を折り返し又は積層したときの秘密情報表示部の側縁部に加圧により剥離不能に接着される強粘着剤層を形成し、該側縁部に開封用ミシン目を設け、前記開封用ミシン目が、一列状に並んだ間欠した複数の切目の集合体のみからなり、該切目の一方の端が他方の端より前記強粘着剤層に近くなるように形成され、前記強粘着剤層に対して垂直に前記切目を投影した位置関係において、前記切目の一方の端が隣接する前記切目の他方の端と同じ位置か若しくは少なくとも重なる位置に形成され、
前記切目が、開封方向と同一方向の直線部と、該直線部の一端から前記強粘着剤層側から前記弱粘着剤層側に向かい前記直線部に対して鈍角で斜めに延びた斜線部とからなり、
前記開封用ミシン目の開封開始位置に前記切目の前記直線部を設けており、
開封方向が、前記切目の前記他方の端から前記一方の端に向かう方向となるようにして前記強粘着剤層から前記弱粘着剤層に向けて引張って開封することを特徴とする圧着葉書。 - 前記基材の略中央に設けられた折目線を介して二つの葉書紙片が折り曲げ可能に連接され、前記基材の圧着予定面の略全面に前記弱粘着剤層を形成し、前記折目線に対向する前記基材の両端に前記側縁部を設け、該側縁部に前記強粘着剤層を形成すると共に前記開封用ミシン目を設けて前記折目線で二つ折にして圧着したことを特徴とする請求項1記載の圧着葉書。
- 第一の葉書紙片と第二の葉書紙片と第三の葉書紙片が折目線を介して折り曲げ可能に連接された前記基材の圧着予定面となる前記第一の葉書紙片及び前記第二の葉書紙片、又は前記第二の葉書紙片及び第三の葉書紙片の略全面に前記弱粘着剤層を形成し、前記基材に形成された前記弱粘着剤層の反対面に前記折目線でZ型に3つ折りされ、対向する前記第一の葉書紙片及び前記第二の葉書紙片、又は前記第二の葉書紙片及び第三の葉書紙片に剥離可能に弱接着する弱粘着剤層を設けると共に、前記第一の葉書紙片又は第三の葉書紙片の前記折目線に対向する端部と該端部と前記折目線でZ型に3つ折りされ対向する第二の葉書紙片の端部で形成される前記側縁部を設け、該側縁部に前記強粘着剤層を形成すると共に前記開封用ミシン目を設けて前記折目線でZ型に3つ折にして圧着したことを特徴とする請求項1記載の圧着葉書。
- 第一の葉書紙片と第二の葉書紙片と第三の葉書紙片が折目線を介して折り曲げ可能に連接された前記基材の圧着予定面の略全面に前記弱粘着剤層を形成し、前記折目線でZ型に3つ折りされ、前記第一の葉書紙片の前記折目線に対向する端部と該端部と前記折目線でZ型に3つ折りされ対向する前記第二の葉書紙片の端部で形成される左側縁部及び前記第三の葉書紙片の前記折目線に対向する端部と該端部と前記折目線でZ型に3つ折りされ対向する前記第二の葉書紙片の端部で形成される右側縁部に前記強粘着剤層を形成すると共に前記開封用ミシン目を設けて前記折目線でZ型に3つ折にして圧着したことを特徴とする請求項1記載の圧着葉書。
- 前記基材に印刷を施す前に予め前記弱粘着剤層が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の圧着葉書。
- 前記基材に印刷を施した後に前記弱粘着剤層が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の圧着葉書。
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