JP5397259B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
本発明は、塗装膜で覆われた金属板を有する空気調和機に関するものである。
空気調和機は、室内に取り付けられる室内機と、室外に設置される室外機とを備えており、室外機は、圧縮機などを収容する筺体を有しているのが一般的である。この筺体は、塗装膜でそれぞれ覆われた天板、側板及び底板から構成され、これらの部材は接地した状態とすることが多い。また、室外機には、天板を側板に対して固定ねじによって固定されるものがある。この室外機では、側板を接地した状態で、固定ねじを介して天板を側板に電気的に接続することによって、天板を接地した状態とする。
このように、天板を側板に電気的に接続する固定ねじとしては、天板を側板に重ねた状態で、天板側から側板のねじ孔に螺合することで側板の塗装膜を削って側板の金属板に接触すると共に、そのときに、ねじ頭部の下面に形成された突部が天板の塗装膜を削って天板の金属板に接触するものがある。
この室外機において、天板や側板が接地されているか否かを確認する場合に、天板と側板とを固定する固定ねじが接地された状態となっているかによって判断されることがある。ここで、固定ねじは、側板のねじ孔に螺合することで側板の塗装膜を削って側板の金属板に接触しているが、天板と側板とを固定した後において、固定ねじの頭部に形成された突部が天板の金属板に接触しない状態であることが考えられる。そして、側板が接地されていれば、固定ねじが接地された状態となることから、固定ねじが接地された状態であっても、天板が必ずしも接地された状態となっているとは限らない。したがって、固定ねじが接地された状態であるか否かだけで、天板や側板が接地されていることを十分に確認することができないという問題がある。したがって、天板の絶縁を確保するために、室外機内の電装品に接続された配線が天板に接触しないように、天板の内周面に絶縁部材を配置したり配線を固定する等の対策が必要となる。
そこで、この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、塗装膜に覆われた金属板の接地状態を確実に確認することができる空気調和機を提供することを目的とする。
第1の発明に係る空気調和機は、第1塗装膜で覆われた第1金属板を有する第1部材と、前記第1部材に重なり合う領域を有すると共に、第2塗装膜で覆われた第2金属板を有する第2部材と、前記第2部材の前記領域において前記第1部材と前記第2部材とを重ね合わせた状態で固定する固定部材と、前記第2部材の前記領域以外の部分において前記第2部材に固定される接地確認用部材と、を備え、前記固定部材は、前記第1部材と前記第2部材とを固定する際に、前記第1塗装膜を削って前記第1金属板に接触すると共に、前記接地確認用部材は、前記第2部材に固定される際に、前記第2塗装膜を削って前記第2金属板に接触することを特徴とする。
この空気調和機では、第1部材と第2部材とを固定する固定部材とは別に設けた接地確認用部材が、第2塗装膜を削って第2部材に接触するので、接地確認用部材を用いて第2部材の接地状態を判断することにより、第2部材の接地状態を確実に確認することができる。また、第2部材の絶縁を確保するために、電装品に接続された配線が第2部材に接触しないように、第2部材の内周面に絶縁部材を配置したり配線を固定する等の対策が不要になる。
第2の発明に係る空気調和機は、第1の発明に係る空気調和機において、前記固定部材は、前記第1部材と前記第2部材とを固定する際に、前記第2塗装膜を削って前記第2金属板に接触することを特徴とする。
この空気調和機では、第1部材と第2部材とを固定部材を介して電気的に接続することができる。
第3の発明に係る空気調和機は、第1または第2の発明に係る空気調和機において、前記固定部材及び前記接地確認用部材は、ねじ部材であって、前記固定部材は、前記第2部材側から、前記第2部材に形成された第2孔部を通過して前記第1部材に形成された第1孔部に螺合されることで、前記第1部材と前記第2部材とを重ね合わせた状態で固定すると共に、前記接地確認用部材は、前記第2部材に形成された第3孔部に螺合されることで、前記第2部材に固定されることを特徴とする。
この空気調和機では、固定部材及び接地確認用部材としてねじ部材を用いることによって簡単な構成で第1部材及び第2部材の接地状態を確実に確認することができる。
第4の発明に係る空気調和機は、第3の発明に係る空気調和機において、前記第2孔部は、前記第1孔部より大きく構成されていることを特徴とする。
この空気調和機では、固定部材が第1孔部に螺合されることで、固定部材が第1部材に確実に接触するので、固定部材を用いて第1部材の接地状態を確実に確認することができる。
第5の発明に係る空気調和機は、第1乃至第4のいずれかの発明に係る空気調和機であって、前記第1部材は、切り欠きを有しており、前記接地確認用部材は、前記切り欠きに対応した位置において前記第2部材に固定されることを特徴とする。
この空気調和機では、第1部材に切り欠きを設けるだけで、接地確認用部材を取り付ける範囲を確保することができる。
第6の発明に係る空気調和機は、第5の発明に係る空気調和機であって、前記第1部材は、折れ曲がり部を有しており、前記切り欠きは、前記折れ曲がり部に形成されていることを特徴とする。
この空気調和機では、第1部材の折れ曲がり部を形成する際に設けられる切り欠きを利用して、接地確認用部材を取り付けることができる。
第7の発明に係る空気調和機は、第1乃至第6のいずれかの発明に係る空気調和機であって、筺体を有する室外機であって、前記第1部材は、前記筺体の側面に配置される側板であり、前記第2部材は、前記筺体の上面であり且つ前記側板の上方に配置される天板であることを特徴とする。
この空気調和機では、室外機の天板の接地状態を確実に確認することができる。
第8の発明に係る空気調和機は、第7の発明に係る空気調和機であって、前記筺体の一側面には、接地された接地部材が設けられており、前記接地確認用部材は、前記筺体において前記接地部材が設けられた一側面において前記第2部材に固定されることを特徴とする。
この空気調和機では、接地確認用部材が接地された接地部の近傍に取り付けられるので、第2部材の接地状態を確認する作業を容易に行える。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、第1部材と第2部材とを固定する固定部材とは別に設けた接地確認用部材が、第2塗装膜を削って第2部材に接触するので、接地確認用部材を用いて第2部材の接地状態を判断することにより、第2部材の接地状態を確実に確認することができる。また、第2部材の絶縁を確保するために、電装品に接続された配線が第2部材に接触しないように、第2部材の内周面に絶縁部材を配置したり配線を固定する等の対策が不要になる。
第2の発明では、第1部材と第2部材とを固定部材を介して電気的に接続することができる。
第3の発明では、固定部材及び接地確認用部材としてねじ部材を用いることによって簡単な構成で第1部材及び第2部材の接地状態を確実に確認することができる。
第4の発明では、固定部材が第1孔部に螺合されることで、固定部材が第1部材に確実に接触するので、固定部材を用いて第1部材の接地状態を確実に確認することができる。
第5の発明では、第1部材に切り欠きを設けるだけで、接地確認用部材を取り付ける範囲を確保することができる。
第6の発明では、第1部材の折れ曲がり部を形成する際に設けられる切り欠きを利用して、接地確認用部材を取り付けることができる。
第7の発明では、室外機の天板の接地状態を確実に確認することができる。
第8の発明では、接地確認用部材が接地された接地部の近傍に取り付けられるので、第2部材の接地状態を確認する作業を容易に行える。
以下、図面に基づいて、本発明に係る空気調和機の実施形態について説明する。
(実施形態)
[空気調和システム1の構成]
図1は、本実施形態に係る室外機を備えた空気調和システムの全体を示す図である。空気調和システム1は、室内の壁面などに取付けられる室内機2と、室外に設置される室外機3とを備えている。室内機2と室外機3とは、冷媒配管4によって連結されている。
[空気調和システム1の構成]
図1は、本実施形態に係る室外機を備えた空気調和システムの全体を示す図である。空気調和システム1は、室内の壁面などに取付けられる室内機2と、室外に設置される室外機3とを備えている。室内機2と室外機3とは、冷媒配管4によって連結されている。
[室外機3の構成]
図2は、室外機3の背面側から視た外観斜視図であり、図3は、室外機3の分解斜視図である。図4は、図2のA−A線矢視断面の模式図である。
図2は、室外機3の背面側から視た外観斜視図であり、図3は、室外機3の分解斜視図である。図4は、図2のA−A線矢視断面の模式図である。
室外機3は、冷媒回路を構成する圧縮機、室外熱交換器および室外ファン等(いずれも図示せず)を収容した筺体5を有している。筺体5は、図3に示すように、筺体5の側面を構成する側板6と、筺体5の上面を構成する天板7と、底面を構成する底板8とによって構成される。
[側板6の構成]
側板6は、金属板60と、金属板60の表面を覆うように配置された腐食等を防止するための絶縁性の塗装膜15とを有している(図4参照)。側板6は、図3に示すように、筺体5の側面の全周を囲むように配置された4つの側面61a〜61dを有している。
側板6は、金属板60と、金属板60の表面を覆うように配置された腐食等を防止するための絶縁性の塗装膜15とを有している(図4参照)。側板6は、図3に示すように、筺体5の側面の全周を囲むように配置された4つの側面61a〜61dを有している。
側板6は、1枚の板状部材であって、これを4カ所で折り曲げることによって、4つの側面61a〜61dが形成される。したがって、側板6において、右側面61aと背側面61dとの間、背側面61dと左側面61bとの間、左側面61bと前側面61cとの間、及び、前側面61cと右側面61aとの間には、それぞれ、折れ曲り部62a〜62dが形成される。
また、右側面61a、左側面61b、前側面61c及び背側面61dの上端には、それぞれ、立設部63a〜63dが設けられている。立設部63a〜63dは、天板7が取り付けられる部分である。そして、立設部63a〜63dのそれぞれの間には、側板を折り曲げて形成するときに、隣り合う立設部が干渉するのを防止するために、切り欠き65a〜65dが設けられている。
また、右側面61aの立設部63a及び左側面61bの立設部63bのそれぞれの略中央部には、天板7を側板6に固定するために用いられる第1締結孔64a、64bが設けられている。
室外機3の右側面61aには、電気配線を取り付ける端子台と、冷媒配管4を接続するための配管接続部とが設けられている。また、右側面61aには、アース線11を介して接地されたアース端子10が設けられている。そして、室外機3の右側面61aには、端子台、配管接続部及びアース端子10を覆うように配置されたカバー9が取り付けられている。
アース端子10は、側板6に電気的に接続されており、側板6は、アース端子10を介して接地される。また、底板8は、突起付きの固定ねじ(図示せず)によって側板6と締結されており、この固定ねじによって側板6と電気的に接続され、側板6および固定ねじを介して接地される。
アース端子10は、側板6に電気的に接続されており、側板6は、アース端子10を介して接地される。また、底板8は、突起付きの固定ねじ(図示せず)によって側板6と締結されており、この固定ねじによって側板6と電気的に接続され、側板6および固定ねじを介して接地される。
[天板7の構成]
天板7は、側板6と同様に、金属板70と、金属板70の表面を覆うように配置された腐食等を防止するための絶縁性の塗装膜16とを有している(図4参照)。天板7は、筺体5内に雨水等が浸入するのを防止するためのものであり、その縁部の全周にわたって下方に向かって突出した側壁71を有している。
天板7は、側板6と同様に、金属板70と、金属板70の表面を覆うように配置された腐食等を防止するための絶縁性の塗装膜16とを有している(図4参照)。天板7は、筺体5内に雨水等が浸入するのを防止するためのものであり、その縁部の全周にわたって下方に向かって突出した側壁71を有している。
天板7の側壁71は、側板6に固定される位置に配置されたときに、右側面61aの立設部63aと重なる部分を有する右側壁71aと、左側面61bの立設部63bと重なる部分を有する左側壁71bと、前側面61cの立設部63cと重なる部分を有する前側壁71cと、背側面61dの立設部63dと重なる部分を有する背側壁71dとで構成される。また、右側壁71aおよび左側壁71bには、それぞれの略中央部に配置された第2締結孔72a、72bが設けられている。第2締結孔72a、72bは、天板7が側板6に固定される位置に配置されたときに、それぞれ、右側面61aの立設部63a及び左側面61bの立設部63bに形成された第1締結孔64a、64bと同一の位置に配置される。なお、第2締結孔72a、72bの径は、第1締結孔64a、64bの径よりも大きい。
固定ねじ12、13は、天板7を側板6の上部に取り付けた状態で、第1締結孔64a、64bおよび第2締結孔72a、72bを介して、天板7を側板6に対して電気的に接続した状態で固定するものである。固定ねじ12は、天板7に形成された第2締結孔72aの径よりも大きい外径の頭部121と、側板6に形成された第1締結孔64aに螺合されるねじ山部122と、頭部121の底面から下方に突出する突部123とを有している。固定ねじ13の構成は、固定ねじ12の構成と同様である。
また、天板7の右側壁71aには、右側面61aの立設部63aと重なり合わない部分(図3の破線部分73以外の部分)に配置された取付孔74が設けられている。具体的には、天板7の取付孔74は、右側面61aの立設部63aと背側面61dの立設部63dとの間に配置された切り欠き65aに対応した位置に設けられている。また、天板7の取付孔74は、室外機3において、アース端子10が設けられた右側面61aと同じ側面に設けられている。
接地確認用ねじ14は、天板7の取付孔74に取り付けられるものである。接地確認用ねじ14は、天板7の取付孔74の径よりも大きい外径の頭部141と、天板7の取付孔74に螺合されるねじ山部142とを有している。
[側板6および天板7の取付構造]
次に、側板6および天板7の取付構造について、図4を参照して説明する。図4は、図2のA−A線矢視断面の模式図である。
次に、側板6および天板7の取付構造について、図4を参照して説明する。図4は、図2のA−A線矢視断面の模式図である。
天板7が側板6の上端において固定される位置に配置されると、天板7の右側壁71aと右側面61aの立設部63aとが重なり合う状態になる。この状態において、固定ねじ12が、天板7の右側壁71aの外側から、天板7の第2締結孔73aを通過し、ねじ山部122が側板6の第1締結孔64aに螺合される。このとき、天板7は、固定ねじ12の突部123によって側板6に向かって押圧されることにより、側板6に固定される。そして、ねじ山部122は、側板6の第1締結孔64aに螺合される際に、側板6の第1締結孔64aの内周面を覆う側板6の塗装膜15を削って、図4の一点鎖線で囲んだ部分に示すように、側板6の金属板60に接触する。一方、図4においては、固定ねじ12の突部123は、天板7の塗装膜16を削っているが、天板7の金属板70まで到達していない状態が図示されている。したがって、図4では、固定ねじ12は、天板7の金属板70に接触していないので、天板7は、側板6に対して電気的に接続されていないことから接地されていない状態である。
また、接地確認用ねじ14が、天板7の右側壁71aの外側から、ねじ山部142が天板7の取付孔74に螺合される。そして、ねじ山部142は、天板7の取付孔74に螺合される際に、天板7の取付孔74の内周面を覆う天板7の塗装膜16を削って、図4の一点鎖線で囲んだ部分に示すように、天板7の金属板70に接触する。
(実施形態に係る空気調和機の特徴)
本実施形態に係る室外機3には、以下のような特徴がある。
本実施形態に係る室外機3には、以下のような特徴がある。
本実施形態の室外機3では、固定ねじ12によって、天板7を側板6に固定した場合に、固定ねじ12の突部123が天板7の金属板70まで到達しないで、天板7が、固定ねじ12を介して接地された側板6に対して電気的に接続されない場合であっても、接地確認用ねじ14を用いて天板7の接地状態を確実に確認することができる。したがって、天板7の絶縁を確保するために、室外機3内の電装品に接続された配線が天板7に接触しないように、天板7の内周面に絶縁部材を配置したり配線を固定する等の対策が不要となる。
また、本実施形態の室外機3では、接地確認用ねじ14が、アース端子10が設けられた側面61aと同じ側面に取り付けられるので、接地確認用ねじ14とアース端子10との電位差を検出することによって、天板7の接地状態を確認する作業が容易に行える。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
また、上記実施形態では、天板7を側板6に固定する部材として、側板6の第1締結孔64aに螺合される固定ねじ12を用いたが、これに限定されず、天板7を側板6に固定するときに、側板6の塗装膜15を削って、側板6の金属板60に接触するものであればよい。
また、上記実施形態では、接地確認用ねじ14が、室外機3においてアース端子10が設けられた側面61aと同じ側面に取り付けられたが、これに限定されず、室外機3においてアース端子10が設けられていない側面に取り付けられていてもよい。
また、上記実施形態では、接地確認用ねじ14を、室外機3の右側面において切り欠き65aに対応する位置に設けたが、これに限定されず、他の切り欠きに対応する位置に設けてもよい。
また、上記実施形態では、接地確認用ねじ14は、隣り合う立設部が干渉するのを防止するために設けられた切り欠き65a〜65dに対応した位置において天板7に固定したが、これに限定されず、例えば、接地確認用ねじを配置するための切り欠きを立設部63a〜63dに設け、その切り欠きに対応した位置において天板に固定してもよい。
また、上記実施形態では、固定ねじ12は、頭部121の底面から下方に突出する突部123とを有しているが、これに限定されず、突部を有していないものでもよい。また、接地確認用ねじ14は、頭部141の底面から下方に突出する突部を有していないが、これに限定されず、固定ねじ12と同様に、頭部141の底面から下方に突出する突部を有していてもよい。
上記実施形態では、空気調和機として室外機を例に説明したが、これに限定されず、例えば、室内機であってもよい。
本発明を利用すれば、塗装膜に覆われた金属板の接地状態を確実に確認することができる空気調和機を提供することが可能となる。
3 室外機(空気調和機)
6 側板(第1部材)
7 天板(第2部材)
10 アース端子(接地部材)
12 固定ねじ(固定部材)
14 接地確認用ねじ(接地確認用部材)
15 塗装膜(第1塗装膜)
16 塗装膜(第2塗装膜)
60 金属板(第1金属板)
62a〜62d 折れ曲がり部
64a 第1締結孔(第1孔部)
65a〜65d 切り欠き
70 金属板(第2金属板)
72a 第2締結孔(第2孔部)
74 取付孔(第3孔部)
6 側板(第1部材)
7 天板(第2部材)
10 アース端子(接地部材)
12 固定ねじ(固定部材)
14 接地確認用ねじ(接地確認用部材)
15 塗装膜(第1塗装膜)
16 塗装膜(第2塗装膜)
60 金属板(第1金属板)
62a〜62d 折れ曲がり部
64a 第1締結孔(第1孔部)
65a〜65d 切り欠き
70 金属板(第2金属板)
72a 第2締結孔(第2孔部)
74 取付孔(第3孔部)
Claims (8)
- 第1塗装膜で覆われた第1金属板を有する第1部材と、
前記第1部材に重なり合う領域を有すると共に、第2塗装膜で覆われた第2金属板を有する第2部材と、
前記第2部材の前記領域において前記第1部材と前記第2部材とを重ね合わせた状態で固定する固定部材と、
前記第2部材の前記領域以外の部分において前記第2部材に固定される接地確認用部材と、を備え、
前記固定部材は、前記第1部材と前記第2部材とを固定する際に、前記第1塗装膜を削って前記第1金属板に接触すると共に、
前記接地確認用部材は、前記第2部材に固定される際に、前記第2塗装膜を削って前記第2金属板に接触する
ことを特徴とする空気調和機。 - 前記固定部材は、前記第1部材と前記第2部材とを固定する際に、前記第2塗装膜を削って前記第2金属板に接触する
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。 - 前記固定部材及び前記接地確認用部材は、ねじ部材であって、
前記固定部材は、前記第2部材側から、前記第2部材に形成された第2孔部を通過して前記第1部材に形成された第1孔部に螺合されることで、前記第1部材と前記第2部材とを重ね合わせた状態で固定すると共に、
前記接地確認用部材は、前記第2部材に形成された第3孔部に螺合されることで、前記第2部材に固定される
ことを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機。 - 前記第2孔部は、前記第1孔部より大きく構成されている
ことを特徴とする請求項3記載の空気調和機。 - 前記第1部材は、切り欠きを有しており、
前記接地確認用部材は、前記切り欠きに対応した位置において前記第2部材に固定される
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の空気調和機。 - 前記第1部材は、折れ曲がり部を有しており、
前記切り欠きは、前記折れ曲がり部に形成されている
ことを特徴とする請求項5記載の空気調和機。 - 筺体を有する室外機であって、
前記第1部材は、前記筺体の側面に配置される側板であり、
前記第2部材は、前記筺体の上面であり且つ前記側板の上方に配置される天板である
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の空気調和機。 - 前記筺体の一側面には、接地された接地部材が設けられており、
前記接地確認用部材は、前記筺体において前記接地部材が設けられた一側面において前記第2部材に固定される
ことを特徴とする請求項7記載の空気調和機。
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