JP5396210B2 - 自動二輪車のサイドバッグ支持ステー - Google Patents
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Description
請求項5に係る発明は、第1連結部と、第3連結部の内側に、各々、補強部材を備えたことを特徴とする。
仮に、サイドバッグ支持ステーの枠体の一部が、サイドバッグの裏面に沿って形成されていない場合には、サイドバッグの支持剛性が十分に得られない場合がある。
この点、本発明では、サイドバッグ支持ステーの枠体は、サイドバッグの裏面に沿わせる略口の字形状の部材としたので、十分な支持剛性を確保することができる。
この点、本発明では、枠体の支持剛性を高めつつ、この枠体を防振部材を介して車体フレームに取付けたので、車両の乗り心地が大きく変わるという心配はない。
さらに、ピリオンステップステーは、第1のステー部材と第2のステー部材とを組み合わせることで構成されている。
ピリオンステップステーを1つの部材で構成する場合に較べて、例えば、曲げなどの加工に係るコストを抑えつつ、ピリオンステップステーの形状設定に係る自由度を高めることができる。形状設定に係る自由度が高まれば、ピリオンステップが車幅方向に張り出し過ぎないように、また、リヤクッションと干渉しないように、ピリオンステップを容易に形成することができる。
また、別部材で構成した第2のステー部材であれば、ピリオンステップステーと連結されるサイドバッグ支持ステー側の形状をピリオンステップステーの形状に合わせて変形などさせる必要はなく、サイドバッグとサイドバッグ支持ステーとを密着させることができる。
さらに、第2のステー部材は、リヤクッションユニットの外側を通り後方に延びているので、部品点数を増加させることなくリヤクッションユニットを保護することができる。
かかるサブフレームは、リヤフェンダを支持する部材であるとともに、左右の枠体の後端部同士を連結する部材を兼ねている。このため、部品点数を減らすことができる。
左の枠体に補助グリップの機能をもたせたので、特に、補助グリップの取付部を共通化させることができ、部品点数の削減及び組立工数の削減を図ることができる。
図1において、自動二輪車10は、車体フレーム11を備え、この車体フレーム11をヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から後方へ延設されエンジン13を懸架するメインフレーム14と、ヘッドパイプ12から斜め下後方へ延設された後、後方へ延ばされエンジン13を懸架するダウンフレーム15と、メインフレーム14の後端部から後方に延設され乗員シート16を載置するシートレール17と、メインフレーム14の後端部と前記ダウンフレーム15の後端部の間をつなぐ後ミドルフレーム18と、この後ミドルフレーム18と前記メインフレーム14の間に掛け渡されエンジン13を懸架する前ミドルフレーム19と、この前ミドルフレーム19と後ミドルフレーム18の間に取り付けられリヤスイングアーム21を支持するピボットプレート22と、から構成した車両である。
ピボットプレート22に、ピボット軸43が設けられ、このピボット軸43から後方に揺動自在にリヤスイングアーム21が延設され、このリヤスイングアーム21の後端部に、後輪28が回転自在に取り付けられ、リヤスイングアーム21とシートレール17の間に、リヤクッションユニット44が取り付けられている。リヤクッションユニット44の後側方に、リヤクッションユニット44との間で出入りするオイルを溜めるオイルリザーバタンク45が配置されている。
前輪27の上方に、泥よけ用のフロントフェンダ51が設けられ、シートレール17の後端部で、後輪28の斜め後上方に、泥よけ用のリヤフェンダ52が設けられている。
リヤフェンダ52の後方に、リヤストップランプ61が設けられ、このリヤストップランプ61の近傍にウインカランプ62が設けられている。
なお、車両の左側と同様に車両の右側に、ピリオンステップ48、リヤクッションユニット44、サイドバッグ支持ステー55、サイドバッグ54及びウインカランプ62が設けられている。
図2及び図3において、サイドバッグ支持ステー55L、55Rは、閉じている略口の字形状の枠体65L、65Rにて形成され、これらの枠体65L、65Rは、パイプ部材で形成され、車両の高さ方向に延びている前辺部67L、67Rと、この前辺部の上端部68L、68Rから斜め上後方に延びている前斜辺部71L、71Rと、この前斜辺部の上端部72L、72Rから後方に延びている上辺部73L、73Rと、この上辺部の後端部74L、74Rから斜め下後方へ延びている後斜辺部75L、75Rと、この後斜辺部の下端部76L、76Rから下方へ延びている後辺部77L、77Rと、この後辺部の下端部78L、78Rから前方へ延びており先端部が前辺部の下部81L、81Rに連結されている下辺部82L、82Rと、からなる。
また、第2境界部83bL、83bRは、下辺部82L、82Rが前辺部67L、67Rに突き当てられる位置に設定されている。第1接合部83aL、83aR及び第2接合部83bL、83bRは、いずれも溶接止めされている。
ピリオンステップ48L、48Rは、後ミドルフレーム18L、18Rの上部から複数のボルト84を介して斜め後ろ下方へ延びている第1のステー部材85L、85Rと、これらの第1のステー部材85L、85Rの前方に第1のステー部材85L、85Rと略平行で、後ミドルフレーム18L、18Rから斜め後ろ下方へ延び、車両後方へ曲がり、曲がった直後で第1のステー部材の下端部86L、86Rが連結され、その後、斜め後ろ上方へ延びている第2のステー部材87L、87Rと、第1のステー部材の下部88L、88Rと第2のステー部材の下部89L、89Rの間に渡したステップブラケット91L、91Rと、これらのステップブラケット91L、91Rに取り付けられ同乗者が足を置くピリオンステップ本体92L、92Rと、からなる。
また、枠体65L、65Rの構成部分としての上辺部73L、73Rから下方へ、グラブレール53に連結される第2連結部104L、104Rが延びている。
なお、サブフレームの代用として、一方の枠体の後辺部からアームを延ばし、このアームを他方の枠体に1箇所で連結することは差し支えない。
図4において、サイドバッグ支持ステー55Lに備えられている第1連結部101Lは、ピリオンステップ48Lに備えられている防振部材としての第1ラバー部材114を介して第2のステー部材の後端部102Lに連結されている。
この第1連結部101Lに連結される第2のステー部材の後端部102Lには、この後端部102Lに固着されている第1外筒117と、この第1外筒117の内側に嵌めた筒状を呈する第1ラバー部材114と、この第1ラバー部材114の内側に嵌合されている第1内筒116と、が備えられている。
図5において、サイドバッグ支持ステー55Lに備えられている第2連結部104Lは、ピリオンステップ48Lに備えられている防振部材としての第2ラバー部材124を介してグラブレール53Lに付設したグラブレールステー125Lに連結されている。
図1に戻って、サイドバッグ支持ステー55は、サイドバッグの裏面に沿わせる略口の字形状の枠体65Lが備えられている。
以上、左のサイドバッグ支持ステー55Lについて説明したが、右のサイドバッグ支持ステー55Rについても、同様な作用を奏するものであり、説明を省略する。
ピリオンステップステー97L、97Rを1つの部材で構成する場合に較べて、例えば、曲げなどの加工に係るコストを抑えつつ、ピリオンステップステー97L、97Rの形状設定に係る自由度を高めることができる。形状設定に係る自由度が高まれば、ピリオンステップ48が車幅方向に張り出し過ぎず、また、リヤクッションユニット44L、44Rと干渉しないように、ピリオンステップ48を容易に形成することができる。
Claims (5)
- 自動二輪車の車体(90)の後方側部に設けられ左右のサイドバッグ(54L、54R)を支持する自動二輪車のサイドバッグ支持ステーであって、
このサイドバッグ支持ステー(55L、55R)は、前記サイドバッグ(54L、54R)の裏面(122L、122R)に沿わせる略口の字形状の枠体(65L、65R)と、後部乗員が足を載せるピリオンステップ(48L、48R)を支持するために前記車体(90)から延ばされているピリオンステップステー(97L、97R)に前記枠体(65L、65R)を防振部材(114)を介して連結する第1連結部(101L、101R)と、後部乗員が握るために前記車体(90)に備えられているグラブレール(53L、53R)に前記枠体(65L、65R)を防振部材(114)を介して連結する第2連結部(104L、104R)と、左右の枠体(65L、65R)の後端同士を防振部材(114)を介して連結する第3連結部(105L、105R)と、からなり、
前記ピリオンステップステー(97L、97R)は、前記ピリオンステップ(48L、48R)を支持する第1のステー部材(85L、85R)と、この第1のステー部材(85L、85R)から車体後方へ延びている第2のステー部材(87L、87R)と、を備え、
この第2のステー部材(87L、87R)は、リヤクッションユニット(44L、44R)の車幅方向外側を通り後方に延びており、このリヤクッションユニット(44L、44R)の車両後方側にて前記サイドバッグ支持ステー(55L、55R)と連結されていることを特徴とする自動二輪車のサイドバッグ支持ステー。 - 左右の枠体(65L、65R)の後端同士は、車幅方向に延びてリヤフェンダ(52)を支えるサブフレーム(106)及びこのサブフレーム(106)の両端に各々設けられている前記第3連結部(105L、105R)により連結されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のサイドバッグ支持ステー。
- 前記第2のステー部材(87R)に、消音器(36)が取り付けられる消音器取付部(112)が備えられていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のサイドバッグ支持ステー。
- 前記左右のサイドバッグ支持ステー(55L、55R)のうちの左のサイドバッグ支持ステー(55L)に備えられている左の枠体(65L)の上部に、センタースタンド(47)を掛けるときに握る補助グリップ(107)が付設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の自動二輪車のサイドバッグ支持ステー。
- 前記第1連結部(101L、101R)と、前記第3連結部(105L、105R)の内側に、各々、補強部材(120a、120a、134、134)を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の自動二輪車のサイドバッグ支持ステー。
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