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JP5396210B2 - 自動二輪車のサイドバッグ支持ステー - Google Patents

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JP5396210B2
JP5396210B2 JP2009208469A JP2009208469A JP5396210B2 JP 5396210 B2 JP5396210 B2 JP 5396210B2 JP 2009208469 A JP2009208469 A JP 2009208469A JP 2009208469 A JP2009208469 A JP 2009208469A JP 5396210 B2 JP5396210 B2 JP 5396210B2
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Description

本発明は、自動二輪車のサイドバッグ支持ステーの改良に関する。
後輪の左右両側の車体フレームに、サイドバッグが装着されている自動二輪車のサイドバッグ支持ステーが知られている(例えば、特許文献1(図8、図6)参照。)。
特許文献1の図8において、サイドバッグ支持ステー(16)(括弧書きの数字は、特許文献1の符号を示す。以下同じ。)の枠体は、車両前から後に延設され、その後、下方に延設されている内側ステー(16a)と、車両前から後に延設され後端部が内側ステー(16a)に結合されている下側ステー(16b)と、車両後面視で、外側が閉じているコ字状を呈し、上下の両端が内側ステー(16a)と下側ステー(16b)とに掛け渡されている前側ステー(16c)と、からなる部材であり、複数個のパイプ材を曲げ加工し、これらのパイプ材を溶接接合して形成した。
ところで、特許文献1の図6において、サイドバッグ支持ステー(16)の枠体の構成部材とした前側ステー(16c)は、サイドバッグ(15)の前方に配置されている。前側ステー(16c)は、サイドバッグ(15)の前方で内側ステー(16a)、下側ステー(16b)を連結しており、サイドバッグ(15)の位置している箇所での十分な支持剛性を確保することができない場合がある。
また、前側ステー(16c)は、車幅方向から内側ステー(16a)及び下側ステー(16b)へ溶接されている。車幅方向に溶接されているので、枠体が車両前方又は車両後方から荷重を受けたとき、この荷重に対する枠体の剛性向上にはあまり寄与しない。
さらに、内側ステー(16a)は、車体に、リヤクッション(13)と共締めされているので、リヤクッション(13)から不要な振動を拾ってしまい、更なる共振が生じて、車両の乗り心地に影響を及ぼす場合もある。
特開2002−68048公報
本発明は、十分な支持剛性を有し、乗り心地に影響を及ぼし難く、且つ、車体との間の振動を遮断することを可能にする自動二輪車のサイドバッグ支持ステーを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、自動二輪車の車体の後方側部に設けられ左右のサイドバッグを支持する自動二輪車のサイドバッグ支持ステーであって、このサイドバッグ支持ステーは、サイドバッグの裏面に沿わせる略口の字形状の枠体と、後部乗員が足を載せるピリオンステップを支持するために車体から延ばされているピリオンステップ用ステーに枠体を防振部材を介して連結する第1連結部と、後部乗員が握るために車体に備えられているグラブレールに枠体を防振部材を介して連結する第2連結部と、左右の枠体の後端同士を防振部材を介して連結する第3連結部と、からなり、ピリオンステップステーは、ピリオンステップを支持する第1のステー部材と、この第1のステー部材から車体後方へ延びている第2のステー部材と、を備え、この第2のステー部材は、リヤクッションユニットの車幅方向外側を通り後方に延びており、このリヤクッションユニットの車両後方側にてサイドバッグ支持ステーと連結されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、左右の枠体の後端同士は、車幅方向に延びてリヤフェンダを支えるサブフレーム及びこのサブフレームの両端に各々設けられている第3連結部により連結されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、第2のステー部材に、消音器が取り付けられる消音器取付部が備えられていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、左右のサイドバッグ支持ステーのうちの左のサイドバッグ支持ステーに備えられている左の枠体の上部に、センタースタンドを掛けるときに握る補助グリップが付設されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、第1連結部と、第3連結部の内側に、各々、補強部材を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、サイドバッグ支持ステーに、サイドバッグの裏面に沿わせる略口の字形状の枠体が備えられている。
仮に、サイドバッグ支持ステーの枠体の一部が、サイドバッグの裏面に沿って形成されていない場合には、サイドバッグの支持剛性が十分に得られない場合がある。
この点、本発明では、サイドバッグ支持ステーの枠体は、サイドバッグの裏面に沿わせる略口の字形状の部材としたので、十分な支持剛性を確保することができる。
さらに、サイドバッグ支持ステーは、ピリオンステップ用ステーに連結する第1連結部と、グラブレールに連結する第2連結部と、枠体の後端同士を連結する第3連結部とが、各々、防振部材を介して設けられている。
第1連結部及び第2連結部の各々に、防振部材が介在されていれば、車体からサイドバッグ支持ステーへ伝達される振動を遮断することができ、サイドバッグ支持ステーから車体へ伝達される振動を遮断することができる。
さらにまた、左右の取付ステーの後端部同士を連結する第3連結部は、防振部材を介して連結されているので、サイドバッグ支持ステーの剛性を一層高めるとともに、左右のサイドバッグステー間の振動の伝達を遮断することができる。
加えて、サイドバッグ支持ステーは、リヤクッションと共に車体フレームに取り付けられていないので、リヤクッションから不要な振動を拾い、共振して車両の乗り心地に影響を及ぼす心配もない。
上記構成のサイドバッグ支持ステーによれば、枠体の剛性は十分に確保され、この枠体は、防振部材を介して車体フレーム側に支持されているので、枠体の剛性が車体フレーム側の剛性に悪影響を与えないようにすることができる。
仮に、枠体と車体フレーム間の剛性を上げ過ぎると、車体後部の剛性が高くなり過ぎて、乗り心地が大きく変化する場合がある。
この点、本発明では、枠体の支持剛性を高めつつ、この枠体を防振部材を介して車体フレームに取付けたので、車両の乗り心地が大きく変わるという心配はない。
この結果、本発明によれば、十分な支持剛性を有し、乗り心地に影響を及ぼし難く、且つ、車体との間の振動を遮断することを可能にする自動二輪車のサイドバッグ支持ステーが提供される。
さらに、ピリオンステップステーは、第1のステー部材と第2のステー部材とを組み合わせることで構成されている。
ピリオンステップステーを1つの部材で構成する場合に較べて、例えば、曲げなどの加工に係るコストを抑えつつ、ピリオンステップステーの形状設定に係る自由度を高めることができる。形状設定に係る自由度が高まれば、ピリオンステップが車幅方向に張り出し過ぎないように、また、リヤクッションと干渉しないように、ピリオンステップを容易に形成することができる。
また、別部材で構成した第2のステー部材であれば、ピリオンステップステーと連結されるサイドバッグ支持ステー側の形状をピリオンステップステーの形状に合わせて変形などさせる必要はなく、サイドバッグとサイドバッグ支持ステーとを密着させることができる。
さらに、第2のステー部材は、リヤクッションユニットの外側を通り後方に延びているので、部品点数を増加させることなくリヤクッションユニットを保護することができる。
請求項2に係る発明では、左右の枠体の後端同士は、車幅方向に延びてリヤフェンダを支えるサブフレーム及びこのサブフレームの両端に各々設けられている第3連結部により連結されている。
かかるサブフレームは、リヤフェンダを支持する部材であるとともに、左右の枠体の後端部同士を連結する部材を兼ねている。このため、部品点数を減らすことができる。
加えて、左右のサイドバッグ支持ステーの後端部同士とリヤフェンダとの間には、防振部材が介在されているので、サイドバッグ支持ステーの振動防止に加えて、リヤフェンダの振動防止を図ることができる。
請求項に係る発明では、第2のステー部材に、消音器が取り付けられる消音器取付部が備えられているので、別途、消音器取付のための専用ステーを設ける必要はなく、部品点数の増加を抑えることができる。
請求項に係る発明では、左の枠体の上部に、センタースタンドを掛けるときに握る補助グリップが付設されているので、左の枠体にサイドバッグが取り付けられているときでも、補助グリップを握ってセンタースタンドを容易に掛けることが可能になる。
左の枠体に補助グリップの機能をもたせたので、特に、補助グリップの取付部を共通化させることができ、部品点数の削減及び組立工数の削減を図ることができる。
本発明に係るサイドバッグ支持ステーが備えられている自動二輪車の左側面図である。 本発明に係るサイドバッグ支持ステーが取り付けられている自動二輪車の要部左側面図である。 本発明に係るサイドバッグ支持ステーが取り付けられている自動二輪車の要部右側面図である。 図2の4−4線断面図である。 図2の5−5線断面図である。 本発明に係るサイドバッグ支持ステーが取り付けられている自動二輪車の要部後面図である。 本発明に係るサイドバッグ支持ステーが取り付けられている自動二輪車の要部下面図である。 図6の8−8線断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1において、自動二輪車10は、車体フレーム11を備え、この車体フレーム11をヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から後方へ延設されエンジン13を懸架するメインフレーム14と、ヘッドパイプ12から斜め下後方へ延設された後、後方へ延ばされエンジン13を懸架するダウンフレーム15と、メインフレーム14の後端部から後方に延設され乗員シート16を載置するシートレール17と、メインフレーム14の後端部と前記ダウンフレーム15の後端部の間をつなぐ後ミドルフレーム18と、この後ミドルフレーム18と前記メインフレーム14の間に掛け渡されエンジン13を懸架する前ミドルフレーム19と、この前ミドルフレーム19と後ミドルフレーム18の間に取り付けられリヤスイングアーム21を支持するピボットプレート22と、から構成した車両である。
ヘッドパイプ12の上方に、操向可能に操向ハンドル25が設けられ、ヘッドパイプ12の下方に、操向ハンドル25と一体化され、ヘッドパイプ12を軸として操向可能にフロントフォーク26が設けられ、フロントフォーク26の下端部に、回転自在に前輪27が取り付けられている。
メインフレーム14を含む車体フレーム11に、後輪28を駆動するエンジン13が懸架され、このエンジン13の後方に吸気系部材31が設けられ、エンジン13の前方に複数の排気管33を含む排気系部材34が延設されている。排気系部材34は、複数の排気管33と、これらの排気管33の後端部に連結され後方に延びている集合管35と、この集合管35の後端部から後方に延びている消音器36と、からなる。エンジン13は、水冷式であり、エンジン13の前方でフロントフォーク26の後方に、ラジエータユニット37が配置されている。
メインフレーム14に、このメインフレーム14を跨ぐように燃料タンク41が設けられ、メインフレーム14の後部及びシートレール17の上面に、乗員シート16が取り付けられている。
ピボットプレート22に、ピボット軸43が設けられ、このピボット軸43から後方に揺動自在にリヤスイングアーム21が延設され、このリヤスイングアーム21の後端部に、後輪28が回転自在に取り付けられ、リヤスイングアーム21とシートレール17の間に、リヤクッションユニット44が取り付けられている。リヤクッションユニット44の後側方に、リヤクッションユニット44との間で出入りするオイルを溜めるオイルリザーバタンク45が配置されている。
ダウンフレーム15と後ミドルフレーム18の境界部に、センタースタンド47が取り付けられ、後ミドルフレーム18に、同乗者が足を置くピリオンステップ48が取り付けられている。
前輪27の上方に、泥よけ用のフロントフェンダ51が設けられ、シートレール17の後端部で、後輪28の斜め後上方に、泥よけ用のリヤフェンダ52が設けられている。
シートレール17に、握り部としてのグラブレール53が設けられ、このグラブレール53と、ピリオンステップ48とに車体の後方側部に設けられサイドバッグ54を支持するサイドバッグ支持ステー55が取り付けられている。
ヘッドパイプ12の周囲に、フロントカウル58が設けられ、このフロントカウル58の先端部に、ヘッドランプ59が設けられている。
リヤフェンダ52の後方に、リヤストップランプ61が設けられ、このリヤストップランプ61の近傍にウインカランプ62が設けられている。
なお、車両の左側と同様に車両の右側に、ピリオンステップ48、リヤクッションユニット44、サイドバッグ支持ステー55、サイドバッグ54及びウインカランプ62が設けられている。
次に、サイドバッグ支持ステーの詳細を説明する。
図2及び図3において、サイドバッグ支持ステー55L、55Rは、閉じている略口の字形状の枠体65L、65Rにて形成され、これらの枠体65L、65Rは、パイプ部材で形成され、車両の高さ方向に延びている前辺部67L、67Rと、この前辺部の上端部68L、68Rから斜め上後方に延びている前斜辺部71L、71Rと、この前斜辺部の上端部72L、72Rから後方に延びている上辺部73L、73Rと、この上辺部の後端部74L、74Rから斜め下後方へ延びている後斜辺部75L、75Rと、この後斜辺部の下端部76L、76Rから下方へ延びている後辺部77L、77Rと、この後辺部の下端部78L、78Rから前方へ延びており先端部が前辺部の下部81L、81Rに連結されている下辺部82L、82Rと、からなる。
枠体65L、65Rは、前辺部67L、67Rと前斜辺部71L、71Rと上辺部73L、73Rの前半部をカバーする第1パイプ部材79L、79Rと、上辺部73L、73Rの後半部と後斜辺部75L、75Rと後辺部77L、77Rと下辺部82L、82Rとをカバーする第2パイプ部材80L、80Rと、からなる2本のパイプ部材から構成されている。上辺部73L、73Rの前半部と上辺部73L、73Rの後半部との第1境界部83aL、83aRは、サイドバッグ(図1、符号54)を引っ掛けるフック108L、108Rの中間部でフック108L、108Rの取付部を避ける位置に設定されている。
また、第2境界部83bL、83bRは、下辺部82L、82Rが前辺部67L、67Rに突き当てられる位置に設定されている。第1接合部83aL、83aR及び第2接合部83bL、83bRは、いずれも溶接止めされている。
上記位置に第1接合部83L、83R及び第2接合部83bL、83bRを設定することで、サイドバッグ54L、54Rの荷重を枠体全体で均等に受けることができるようにした。
なお、第2接合部83bL、83bRの位置は、サイドバッグの大きさによって変更可能である。例えば、サイドバッグの縦方向長さが大きくなった場合には、下辺部82L、82Rの前端部を前辺部の下端部69L、69Rとピリオンステップ48L、48Rへ共締めすることも可能である。
次に、サイドバッグ支持ステー55が取り付けられているピリオンステップ48L、48Rについて説明する。
ピリオンステップ48L、48Rは、後ミドルフレーム18L、18Rの上部から複数のボルト84を介して斜め後ろ下方へ延びている第1のステー部材85L、85Rと、これらの第1のステー部材85L、85Rの前方に第1のステー部材85L、85Rと略平行で、後ミドルフレーム18L、18Rから斜め後ろ下方へ延び、車両後方へ曲がり、曲がった直後で第1のステー部材の下端部86L、86Rが連結され、その後、斜め後ろ上方へ延びている第2のステー部材87L、87Rと、第1のステー部材の下部88L、88Rと第2のステー部材の下部89L、89Rの間に渡したステップブラケット91L、91Rと、これらのステップブラケット91L、91Rに取り付けられ同乗者が足を置くピリオンステップ本体92L、92Rと、からなる。
なお、左のピリオンステップ48Lは、上記の構成に加え、第1のステー部材の上端部に、板状のヘルメットホルダステー93が付設され、このヘルメットホルダステー93に、ヘルメットホルダ94が取り付けられている。かかる構成であれば、部品点数の増加を抑えることができる。また、左のピリオンステップ48に、予め、ヘルメットホルダ94を取り付けておき、その後、この左のピリオンステップ48Lを車体90へ取り付けるだけで済むので、サブ組立工程に移管することができ、組立に係る柔軟性を高めることが可能になる。
すなわち、ピリオンステップ48L、48Rの構成部材としてのピリオンステップステー97L、97Rは、ピリオンステップ本体92L、92Rを支持する第1のステー部材85L、85Rと、これらの第1のステー部材85L、85Rから車体後方へ延びている第2のステー部材87L、87Rとからなる。
第2のステー部材87L、87Rは、リヤクッションユニット44L、44Rの車幅方向外側を通り後方に延びており、このリヤクッションユニット44L、44Rの車両後方側にてサイドバッグ支持ステー55L、55Rに設けた第1連結部101L、101Rと連結されている。
枠体65L、65Rの構成部分としての前辺部の下端部69L、69Rには、ピリオンステップ48L、48Rの構成部材としての第2のステー部材の後端部102L、102Rによって連結される第1連結部101L、101Rが設けられている。
また、枠体65L、65Rの構成部分としての上辺部73L、73Rから下方へ、グラブレール53に連結される第2連結部104L、104Rが延びている。
さらに、枠体65L、65Rの構成部分としての後辺部77L、77Rに、第3連結部105L、105Rが設けられ、これらの第3連結部105L、105Rの間は、車両の幅方向に延びているサブフレーム106にて連結されている。
なお、サブフレームの代用として、一方の枠体の後辺部からアームを延ばし、このアームを他方の枠体に1箇所で連結することは差し支えない。
すなわち、サイドバッグ支持ステー55L、55Rは、略口の字形状の枠体65L、65Rと、後部乗員が足を載せるピリオンステップ48L、48Rを支持するために車体90から延ばされているピリオンステップステー97L、97Rに枠体65L、65Rを連結する第1連結部101L、101Rと、後部乗員(同乗者)が握るために車体90に備えられているグラブレール53L、53Rに枠体65L、65Rを連結する第2連結部104L、104Rと、左右の枠体の後端同士を連結する第3連結部105L、105Rと、からなる。
左右のサイドバッグ支持ステー55L、55Rのうちの左のサイドバッグ支持ステー55Lに備えられている左の枠体の上辺部73Lに、センタースタンド47を掛けるときに握る補助グリップ107が付設されている。また、上辺部73L、73Rから車両幅方向外方へサイドバッグ(図1、符号54(L、54R))が引っ掛けられるフック108L、108Rが取り付けられている。
左の枠体の上辺部73Lに、センタースタンド(図1、符号47)を掛けるときに握る補助グリップ107が付設されているので、左の枠体65Lにサイドバッグ54Lが取り付けられているときでも、補助グリップ107を握ってセンタースタンド47を容易に掛けることが可能になる。
また、左の枠体65Lに補助グリップ107の機能をもたせたので、特に、補助グリップ107の取付部を左の枠体65Lと共通化させることができ、部品点数の削減及び組立工数の削減を図ることができる。
この他、右の枠体65Rに設けられている第2のステー部材87Rに、消音器36が取り付けられる消音器取付部としての消音器ステー111が備えられている。そして、消音器ステー111に、消音器36が取り付けられる消音器取付部112が備えられている。このため、別途、消音器取付のための専用ステーを設ける必要はなく、部品点数の増加を抑えることができる。
次に、第1連結部の詳細について説明する。
図4において、サイドバッグ支持ステー55Lに備えられている第1連結部101Lは、ピリオンステップ48Lに備えられている防振部材としての第1ラバー部材114を介して第2のステー部材の後端部102Lに連結されている。
第1連結部101Lは、パイプ部材の内側に補強部材120aを挿入した後、このパイプ部材を潰し、ウエルドナット119を溶接したものである。
この第1連結部101Lに連結される第2のステー部材の後端部102Lには、この後端部102Lに固着されている第1外筒117と、この第1外筒117の内側に嵌めた筒状を呈する第1ラバー部材114と、この第1ラバー部材114の内側に嵌合されている第1内筒116と、が備えられている。
そして、ウエルドナット119の穴119hに、第1内筒116を合わせ、車両外方から内方に締結ボルト121をウエルドナット119の穴119hへねじ込むことで、前辺部の下端69Lに設けた第1連結部101Lを、ピリオンステップ48Lへ取り付けた。 ここで、サイドバッグ支持ステー55Lは、サイドバッグの裏面122Lに沿わせるように設けられている。
この場合に、サイドバッグ支持ステー55Lで発生した振動は、第1内筒116及び締結ボルト121に伝達されるが、車体側に設けた第1外筒117との間に、第1ラバー部材114が介在されているので、サイドバッグ支持ステー55Lで発生した振動が、第1外筒117へ伝達されることを防止することができる。
なお、右の第1連結部101Rの構成及び作用は、車両幅方向中心に対して、左右反対向きに取り付けられている他、上述した左の第1連結部101Lの構成と変わることはなく説明を省略する。
次に、第2連結部の詳細について説明する。
図5において、サイドバッグ支持ステー55Lに備えられている第2連結部104Lは、ピリオンステップ48Lに備えられている防振部材としての第2ラバー部材124を介してグラブレール53Lに付設したグラブレールステー125Lに連結されている。
第2連結部104Lは、上辺部73Lから下方へ延ばしたステー片128Lと、このステー片128Lの先端部に固着した第2外筒127と、この第2外筒127の内側に嵌めた第2ラバー部材124と、この第2ラバー部材124の内側に嵌めた第2内筒126と、が備えられている。
グラブレールステー125Lの先端部に、ウエルドナット129が溶接されている。このウエルドナットの穴129hに、第2連結部104Lの第2内筒126を合わせ、車両外方から内方に締結ボルト141をウエルドナットの穴129hへねじ込むことで、上辺部73Lから下方に延設した第2連結部104Lを車体90へ取り付けるようにした。ここで、サイドバッグ支持ステー55Lは、サイドバッグの裏面122Lに沿わせるように設けられている。
この場合に、サイドバッグ支持ステー55Lで発生した振動は、第2外筒127に伝達されるが、車体側に設けた第2内筒126との間に、第2ラバー部材124が介在されているので、サイドバッグ支持ステー55Lで発生した振動が、第2内筒126へ伝達されることを防止することができる。
なお、右の第2連結部104Rの構成は、車両幅方向中心に対して、左右反対向きに取り付けられていることのほか、上述した左の第2連結部104Lの構成と変わることはなく説明を省略する。
図2〜図5において、サイドバッグ支持ステー55L、55Rは、ピリオンステップステー97L、97Rに連結する第1連結部101L、101Rと、グラブレール53に連結する第2連結部104L、104Rと、枠体65L、65Rの後端同士を連結する第3連結部105L、105Rとが、各々、防振部材としてのラバー部材114、114、124、124を介して設けられている。サイドバッグ支持ステー55L、55Rは、サイドバッグの裏面122L、122Rに沿わせて配置されている。
第1連結部101L、101R及び第2連結部104L、104Rの各々に、ラバー部材114、114、124、124が介在されていれば、車体90からサイドバッグ支持ステー55L、55Rへ伝達される振動を遮断することができ、サイドバッグ支持ステー55L、55Rにから車体90へ伝達される振動を遮断することができる。
すなわち、第1連結部101L、101R及び第2連結部104L、104Rの各々に、防振部材としての第1ラバー部材114及び第2ラバー部材124が介在されている。そうすると、車体90からサイドバッグ支持ステー55L、55Rへ伝達される振動を遮断することができ、サイドバッグ支持ステー55L、55Rから車体90へ伝達される振動を遮断することができる。
図6及び図7において、左右の枠体65L、65の後端同士は、車幅方向に延びてリヤフェンダ52を支えるサブフレーム106及びこのサブフレームの両端106a、106aに位置し、枠体の後辺部77L、77Rに各々設けられている第3連結部105L、105Rにより連結されている。サブフレーム106の略中央に、止め部109が付設され、この止め部109にリヤフェンダ52がセットされ、リヤフェンダ52と止め部109とは、止めねじ110によって固着されている。
かかるサブフレーム106は、リヤフェンダ52を支持する部材であるとともに、左右の枠体65L、65Rの後端部同士を連結する部材を兼ねている。サブフレーム106で、リヤフェンダ52を支持するとともに左右の枠体65L、65Rの後端部同士を連結するようにしたので、部品点数を減らすことができる。
図8において、左のサイドバッグ支持ステー55Lの後端部を構成する後辺部77Lに、第3連結部としての後部ステー片131Lが取り付けられ、この後部ステー片131Lに開けた孔132に防振部材としての第3ラバー部材135が嵌合されている。
サブフレームの左端部106aに、ウエルドナット129が溶接されている。このウエルドナット129の穴133に、後部ステー片131Lに開けた孔132を合わせ、車両後方から前方に締結ボルト141をねじ込むことで、後辺部77Lに設けた第3連結部105Lを車体90へ取り付けた。134は補強部材である。
以上、サブフレームの左端部106aを左のサイドバッグ支持ステー55Lに連結する構造について説明したが、サブフレームの右端部106aを右のサイドバッグ支持ステー55Rに連結する構造も同様なものであり説明を省略する。
図6を併せて参照して、左右のサイドバッグ支持ステー55L、55Rの後端部同士は、第1ラバー部材114、114および第2ラバー部材124、124を介して連結されている。
左右のサイドバッグ支持ステー55L、55Rの後端部同士を連結する第3連結部としての後部ステー片131、131は、前記第3ラバー部材135、135及び後部ステー片131L、131Rと締結ボルト141、141の間に介在させた第4ラバー部材136、136を介して連結されているので、サイドバッグ支持ステー55L、55Rの剛性を一層高めるとともに、左右のサイドバッグ支持ステー55L、55Rの間の振動の伝達を遮断することができる。
左右のサイドバッグ支持ステー55L、55Rの後端部同士とリヤフェンダ52との間には、第2ラバー部材124、124が介在されているので、サイドバッグ支持ステー55L、55Rの振動防止に加えて、リヤフェンダ52の振動防止を図ることができる。
以上に述べた自動二輪車のサイドバッグ支持ステーの作用を次に述べる。
図1に戻って、サイドバッグ支持ステー55は、サイドバッグの裏面に沿わせる略口の字形状の枠体65Lが備えられている。
仮に、サイドバッグ支持ステーの枠体が、サイドバッグの裏面に沿わせて形成されていない部材である場合には、サイドバッグの裏面に枠体の一部が沿っていないため、サイドバッグを支持する十分な剛性が得られない場合がある。
この点、本発明では、サイドバッグ支持ステーの枠体65Lは、サイドバッグの裏面に沿わせる略口の字形状の部材としたので、サイドバッグ54を支持するための十分な支持剛性を確保することができる。
以上、左のサイドバッグ支持ステー55Lについて説明したが、右のサイドバッグ支持ステー55Rについても、同様な作用を奏するものであり、説明を省略する。
図2及び図3において、ピリオンステップステー97L、97Rは、第1のステー部材85L、85Rと第2のステー部材87L、87Rとを組み合わせてなる。
ピリオンステップステー97L、97Rを1つの部材で構成する場合に較べて、例えば、曲げなどの加工に係るコストを抑えつつ、ピリオンステップステー97L、97Rの形状設定に係る自由度を高めることができる。形状設定に係る自由度が高まれば、ピリオンステップ48が車幅方向に張り出し過ぎず、また、リヤクッションユニット44L、44Rと干渉しないように、ピリオンステップ48を容易に形成することができる。
さらに、別部材で構成した第2のステー部材87L、87Rであれば、ピリオンステップステー97L、97Rと連結されるサドルバッグ支持ステー側の形状をピリオンステップステー97L、97Rの形状に合わせて変形などさせる必要はなく、サイドバッグ54とサイドバッグ支持ステー55とを密着させることができる。
さらにまた、第2のステー部材87L、87Rは、リヤクッションユニット44L、44Rの外側を通り後方に延びているので、部品点数を増加させることなくリヤクッションユニット44L、44Rを保護することができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明は、サイドバッグ支持ステーが備えられている自動二輪車に好適である。
10…自動二輪車、36…消音器、44、44L、44R…リヤクッションユニット、47…センタースタンド、48、48L、48R…ピリオンステップ、52…リヤフェンダ、53、53L、53R…グラブレール、54、54L、54R…サイドバッグ、55、55L、55R…サイドバッグ支持ステー、65L、65R…枠体、85L、85R…第1のステー部材、87L、87R…第2のステー部材、90…車体、97、97L、97R…ピリオンステップステー、101L、101R…第1連結部、104L、104R…第2連結部、105L、105R…第3連結部(後部ステー片)、106…サブフレーム、106a…サブフレームの両端、107…補助グリップ、112…消音器取付部、114…防振部材(第1ラバー部材)、122L、122R…サイドバッグの裏面、124…防振部材(第2ラバー部材)、131L、131R…後部ステー片、135…防振部材(第3ラバー部材)、136……防振部材(第3ラバー部材)。

Claims (5)

  1. 自動二輪車の車体(90)の後方側部に設けられ左右のサイドバッグ(54L、54R)を支持する自動二輪車のサイドバッグ支持ステーであって、
    このサイドバッグ支持ステー(55L、55R)は、前記サイドバッグ(54L、54R)の裏面(122L、122R)に沿わせる略口の字形状の枠体(65L、65R)と、後部乗員が足を載せるピリオンステップ(48L、48R)を支持するために前記車体(90)から延ばされているピリオンステップステー(97L、97R)に前記枠体(65L、65R)を防振部材(114)を介して連結する第1連結部(101L、101R)と、後部乗員が握るために前記車体(90)に備えられているグラブレール(53L、53R)に前記枠体(65L、65R)を防振部材(114)を介して連結する第2連結部(104L、104R)と、左右の枠体(65L、65R)の後端同士を防振部材(114)を介して連結する第3連結部(105L、105R)と、からなり
    前記ピリオンステップステー(97L、97R)は、前記ピリオンステップ(48L、48R)を支持する第1のステー部材(85L、85R)と、この第1のステー部材(85L、85R)から車体後方へ延びている第2のステー部材(87L、87R)と、を備え、
    この第2のステー部材(87L、87R)は、リヤクッションユニット(44L、44R)の車幅方向外側を通り後方に延びており、このリヤクッションユニット(44L、44R)の車両後方側にて前記サイドバッグ支持ステー(55L、55R)と連結されていることを特徴とする自動二輪車のサイドバッグ支持ステー。
  2. 左右の枠体(65L、65R)の後端同士は、車幅方向に延びてリヤフェンダ(52)を支えるサブフレーム(106)及びこのサブフレーム(106)の両端に各々設けられている前記第3連結部(105L、105R)により連結されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のサイドバッグ支持ステー
  3. 前記第2のステー部材(87R)に、消音器(36)が取り付けられる消音器取付部(112)が備えられていることを特徴とする請求項記載の自動二輪車のサイドバッグ支持ステー。
  4. 前記左右のサイドバッグ支持ステー(55L、55R)のうちの左のサイドバッグ支持ステー(55L)に備えられている左の枠体(65L)の上部に、センタースタンド(47)を掛けるときに握る補助グリップ(107)が付設されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の自動二輪車のサイドバッグ支持ステー。
  5. 前記第1連結部(101L、101R)と、前記第3連結部(105L、105R)の内側に、各々、補強部材(120a、120a、134、134)を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の自動二輪車のサイドバッグ支持ステー。
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