JP5393303B2 - 墓 - Google Patents
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Description
図8に示すように、この墓Gaは、石製の墓本体の前に設けられ上面に物を載置可能な石製の供物台100を備えて構成されている。供物台100は、前側に開放する開口101を有しローソクや線香等の燃焼物が収容されて燃焼させられる収容空間102が形成されるとともに開口101を開閉する開閉扉103を有した香炉部104と、香炉部104の左右両側に夫々連設され花が生けられる容器が差し込まれる花生空間が形成された花立て部105とを備えて構成されている。
香炉部104は、その収容空間102が、開閉扉103と、開閉扉103に対向する矩形状の奥板106と、奥板106の各辺に設けられる側板107とで囲繞されて形成されており、この収容空間102にローソク立て108及び線香立て109が設けられている。また、開閉扉103には、収容空間102と外気とを連通する通気孔110が複数形成されており、奥板106には、その上部に、収容空間102と外気とを連通する通気孔111が複数形成されている。
更に、第二通気孔を花立て部の外方壁に設けたので、外観品質を損なうことがなく、そのため、開閉扉に通気孔を形成した場合に比較して、外観品質を向上させることができる。
また、開閉扉を閉にした状態において、収容空間内に安定的に外気を流入させることができるとともに雨水が浸入する事態を防止することができるので、墓参りしない常時には、開閉扉を閉にしておくことにより、ローソクや線香等を香炉部に収納しておくことができ、この収納したローソクや線香等を風雨から保護することができる。
これにより、外気が第二通気孔から花生空間を経由して第一通気孔に至るまでに、その進路を容器によって邪魔されることがなく、また、収容空間からの内気も第一通気孔から花生空間を経由して第二通気孔に至るまでに、その進路を容器によって邪魔されることがないので、外気と内気との通気性を向上させることができる。
これにより、雨天の日に、花生空間と容器との間に生じる間隙から花生空間に雨水が入り込んでも、この入り込んだ雨水は即座に第二通気孔から外部に排水されるようになる。即ち、花生空間に雨水が溜まらないので、花立て部を清潔に使用することができる。
これにより、第一通気孔が内方壁に設けられ、排気孔が天板に設けられることになるので、収容空間の内気は、下から上に向かう上昇気流となり、そのため、より一層外気と内気との換気が円滑に行なわれるようになる。また、排気孔には排気塔が設けられているので、この排気塔が煙突として機能し、そのため、より一層外気と内気との換気が円滑に行なわれるようになる。更に、排気塔は屋根付きなので、排気孔から雨水が収容空間に浸入する事態を防止することができる。更にまた、排気塔を設けることにより、全体の見栄えが良くなるので、外観品質を向上させることができる。
図1乃至図5には、本発明の実施の形態に係る墓Gを示している。本墓Gは、石製の墓本体1と、墓本体1の前に設けられ上面11aに物を載置可能な天板11を有した石製の供物台10とを備えて構成されている。
また、開閉扉22は、台板12の中央部,一対の内方壁13,天板11に嵌着される枠体26と、枠体26に例えば蝶番27を介して開閉可能に設けられる扉部28とを備えて構成されている。扉部28は、金属製の枠状フレーム28aと、このフレーム28aに嵌め込まれ収容空間21内が見えるガラス板や樹脂板からなる透明板28bとから構成されている。符号28cは、扉部28を構成し扉部28を開閉させるためのノブであり、符号29は、閉じた扉部28のフレーム28aの端部を拘束しておくマグネット型のロック部である。
更にまた、天板11の内側面には、遮熱材11bが被覆されている。この遮熱材11bは、アルミニウム等の金属製のテープであって、天板11の内側面に接着剤を介して貼着されている。その他、遮熱材11bとしては、表面が鏡面の金属板や石綿等、適宜のものが用いられる。
花立て部30は、四角柱状の石製のブロックで構成されており、上面から内部を掘削して花生空間31が形成されている。この花立て部30は、香炉部20を挟んで一対設けられている。
その他の構成,作用,効果は、上記実施の形態と同様である。
また、本実施の形態において、第二通気孔36を接地面に平行に設けたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、接地面に向けて傾斜形成しても良く、適宜変更して差支えない。
更に、本実施の形態において、開閉扉22の枠体26と扉部28とを蝶番27を用いて接続したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、開閉可能に接続できれば良く、適宜変更して差支えない。
F 燃焼物
Fa ローソク
Fb 線香
1 墓本体
2 基礎
10 供物台
11 天板
12 台板
13 内方壁
14 排気孔
15 排気塔
16 差込部
16a ばね部材
17 網状体
18 屋根部
19 鍔
20 香炉部
21 収容空間
22 開閉扉
23 後側壁
24 ローソク立て
25 線香立て
26 枠体
27 蝶番
28 扉部
29 ロック部
30 花立て部
31 花生空間
32 容器
33 壁部
33a 壁面
34 第一通気孔
35 外方壁
36 第二通気孔
Claims (4)
- 石製の墓本体と、該墓本体の前に設けられ上面に物を載置可能な天板を有した石製の供物台とを備え、該供物台を、前側に開放する開口を有し燃焼物が収容されて燃焼させられる収容空間が形成されるとともに該開口を開閉する開閉扉を有した香炉部と、該香炉部の左右両側に夫々連設され花が生けられる容器が差し込まれる花生空間が形成された花立て部とを備えて構成した墓において、
上記収容空間と花生空間とを仕切る内方壁に形成され上記収容空間と上記花生空間とを連通する第一通気孔と、上記花立て部を構成する外気に面した外方壁であって上記第一通気孔よりも下位に設けられ上記花生空間と外気とを連通する第二通気孔とを備えて構成したことを特徴とする墓。 - 上記第一通気孔及び第二通気孔を、上記花生空間に上記容器が差し込まれたとき該容器の底面よりも下位の位置に形成したことを特徴とする請求項1記載の墓。
- 上記第二通気孔の上記花生空間側の開口部を、該花生空間の最下面に連続させて形成するとともに、該第二通気孔を接地面に平行若しくは接地面に向けて傾斜させて形成したことを特徴とする請求項1または2記載の墓。
- 上記天板に、上記収容空間と外気とを連通し該収容空間の内気を排出する排気孔を設け、該排気孔に、排出される内気を導く屋根付きの排気塔を設けたことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の墓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009161726A JP5393303B2 (ja) | 2009-07-08 | 2009-07-08 | 墓 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009161726A JP5393303B2 (ja) | 2009-07-08 | 2009-07-08 | 墓 |
Publications (2)
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JP2011017162A JP2011017162A (ja) | 2011-01-27 |
JP5393303B2 true JP5393303B2 (ja) | 2014-01-22 |
Family
ID=43595129
Family Applications (1)
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JP2009161726A Active JP5393303B2 (ja) | 2009-07-08 | 2009-07-08 | 墓 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5393303B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3020832U (ja) * | 1995-07-21 | 1996-02-06 | 有限会社三和機販 | 墓前用花立て |
-
2009
- 2009-07-08 JP JP2009161726A patent/JP5393303B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011017162A (ja) | 2011-01-27 |
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