JP5384608B2 - サーボ制御装置およびその調整方法 - Google Patents
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Description
速度制御ゲインの調整時において少なくとも前記運動体が発振しているときの前記サーボアンプへのトルク指令または電流指令をサンプリングし、
前記速度制御ゲインの調整時に前記運動体の速度指令に対する速度誤差を増大させ、前記トルク指令または前記電流指令のサンプリング値を、周波数における前記運動体のトルクの強さへ変換し、
前記運動体のトルクの強さがピークとなる周波数帯域を発振帯域と判断し、
前記速度制御ゲインの調整時に、前記発振帯域における前記運動体のトルクの強さを減衰させるように或る速度制御ゲインにおいて発生した前記発振帯域に対して帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定することを具備する。
Claims (14)
- 回転運動または往復運動を行う運動体を駆動するサーボアンプをトルク指令または電流指令に基づいて制御し、速度制御ゲインの調整時において少なくとも前記運動体が発振しているときの前記サーボアンプへのトルク指令または電流指令をサンプリングする指令サンプリングと、
前記速度制御ゲインの調整時に前記運動体の速度指令に対する速度誤差を増大させ、前記トルク指令または前記電流指令のサンプリング値を、周波数における前記運動体のトルクの強さへ変換し、前記運動体のトルクの強さがピークとなる周波数帯域を発振帯域と判断する発振帯域判断と、
前記速度制御ゲインの調整時に、前記発振帯域における前記運動体のトルクの強さを減衰させるように或る速度制御ゲインにおいて発生した前記発振帯域に対して帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定するフィルタ設定と、を実行する演算処理部を備えたサーボ制御装置。 - 前記発振帯域判断において、前記演算処理部は、前記速度制御ゲインを増大させながら前記発振帯域を判断し、
前記フィルタ設定において、前記演算処理部は、各前記速度制御ゲインにおいて発生した前記発振帯域に対して前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定することを特徴とする請求項1に記載のサーボ制御装置。 - 前記発振帯域判断において、前記演算処理部は、或る速度制御ゲインにおいて、前記運動体の速度フィードバックが所定値を超えるまで前記運動体の速度指令に対する速度誤差を増大させ、
前記フィルタ設定において、前記演算処理部は、各前記速度誤差において発生した前記発振帯域に対して前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサーボ制御装置。 - 前記発振帯域判断において、前記演算処理部は、前記運動体のトルクの強さが所定の閾値を超えた周波数帯域を前記発振帯域と判断することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のサーボ制御装置。
- 前記発振帯域判断において、前記演算処理部は、或る速度制御ゲインにおいて複数の前記発振帯域がある場合に、該複数の発振帯域のうち少なくとも前記運動体のトルクの強さが最も大きい発振帯域に前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のサーボ制御装置。
- 前記発振帯域判断において、前記運動体の速度フィードバックが所定値を超えた場合に、前記演算処理部は、前記速度制御ゲインを増大させて、前記指令サンプリング、前記発振帯域判断、および、前記フィルタ設定を繰り返し実行し、
前記演算処理部は、前記速度制御ゲインが所定値に達した場合、あるいは、全ての前記帯域阻止フィルタが設定された場合に前記運動体の前記速度制御ゲインの調整を終了することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のサーボ制御装置。 - 前記運動体は回転可能な軸であり、
前記サーボアンプが互いに同期した複数の前記軸を駆動する場合、前記演算処理部は、前記複数の軸のうち第1の軸の前記速度制御ゲインの調整の終了後、該第1の軸の前記速度制御ゲインを低下させた状態で、前記複数の軸のうち第2の軸の前記速度制御ゲインの調整を実行することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のサーボ制御装置。 - 回転運動または往復運動を行う運動体を駆動するサーボアンプをトルク指令または電流指令に基づいて制御するサーボ制御装置の調整方法において、
速度制御ゲインの調整時において少なくとも前記運動体が発振しているときの前記サーボアンプへのトルク指令または電流指令をサンプリングし、
前記速度制御ゲインの調整時に前記運動体の速度指令に対する速度誤差を増大させ、前記トルク指令または前記電流指令のサンプリング値を、周波数における前記運動体のトルクの強さへ変換し、
前記運動体のトルクの強さがピークとなる周波数帯域を発振帯域と判断し、
前記速度制御ゲインの調整時に、前記発振帯域における前記運動体のトルクの強さを減衰させるように或る速度制御ゲインにおいて発生した前記発振帯域に対して帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定することを具備したサーボ制御装置の調整方法。 - 前記発振帯域の判断において、前記速度制御ゲインを増大させながら前記発振帯域を判断し、
前記帯域阻止フィルタの設定において、各前記速度制御ゲインにおいて発生した前記発振帯域に対して前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定することを特徴とする請求項8に記載のサーボ制御装置の調整方法。 - 前記発振帯域の判断において、或る速度制御ゲインにおいて、前記運動体の速度フィードバックが所定値を超えるまで前記運動体の速度指令に対する速度誤差を増大させ、
前記帯域阻止フィルタの設定において、各前記速度誤差において発生した前記発振帯域に対して前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定することを特徴とする請求項8または請求項9に記載のサーボ制御装置の調整方法。 - 前記発振帯域の判断において、前記運動体のトルクの強さが所定の閾値を超えた周波数帯域を前記発振帯域と判断することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載のサーボ制御装置の調整方法。
- 前記発振帯域の判断において、或る速度制御ゲインで複数の前記発振帯域がある場合に、該複数の発振帯域のうち少なくとも前記運動体のトルクの強さが最も大きい発振帯域に前記帯域阻止フィルタの減衰帯域を設定することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載のサーボ制御装置の調整方法。
- 前記発振帯域の判断において、前記運動体の速度フィードバックが所定値を超えた場合に、前記速度制御ゲインを増大させて、前記指令サンプリング、前記発振帯域判断、および、前記フィルタ設定を繰り返し実行し、
前記速度制御ゲインが所定値に達した場合、あるいは、全ての前記帯域阻止フィルタが設定された場合に前記速度制御ゲインの調整を終了することを特徴とする請求項8から請求項12のいずれかに記載のサーボ制御装置の調整方法。 - 前記運動体は回転可能な軸であり、
前記サーボアンプが互いに同期した複数の前記軸を駆動する場合、前記複数の軸のうち第1の軸の前記速度制御ゲインの調整の終了後、該第1の軸の前記速度制御ゲインを低下させた状態で、前記複数の軸のうち第2の軸の前記速度制御ゲインの調整を実行することを特徴とする請求項8から請求項13のいずれかに記載のサーボ制御装置の調整方法。
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