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JP5376249B2 - 点灯装置、及び照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、灯装置、及び照明装置に関する。
発光ダイオードを、DC−DCコンバータを用いて点灯することにより、回路効率の高いLED点灯装置が得られることは既知である(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載のDC−DCコンバータは、降圧チョッパからなり、オン状態のスイッチ素子を経由したインダクタ(第1のインダクタ)に増加する電流が流れることにより、そこに磁気結合した2次巻線(第2のインダクタ)に誘起する電圧を帰還してスイッチ素子のオン動作を継続させる。また、スイッチ素子と直列に抵抗素子R6を増加電流検出用として挿入し、当該抵抗素子R6の降下電圧が予め設定された閾値を超えたときに、スイッチ素子をオフ時させる制御回路を付加している。
そうして、増加する電流が所定値を超えたときにスイッチ素子がオフすると、第1のインダクタに蓄積された電磁エネルギーが放出されて、減少する電流がダイオード15および出力端のコンデンサ9を経由して流れる。そして、減少する電流が0になったときに、インダクタの2次巻線に発生する逆起電力でスイッチ素子をオンさせる。以上の回路動作を繰り返すことで、自励式の定電流制御によるDC−DC変換が行われて発光ダイオードが点灯する。
一方、ワイドギャップ半導体は、大きなバンドギャップを有する半導体である。半導体基板にSiC(炭化珪素)やGaN(窒化ガリウム)やダイヤモンドのような半導体を用いたワイドバンドギャップ半導体素子は、Siパワーデバイスの性能限界を大幅に突破するポテンシャルを有する半導体として注目されていて、高周波パワーデバイスの分野においてもワイドギャップ半導体への期待は大きい。なお、これらワイドバンドギャップ半導体素子は、ゲート電圧がゼロの時に電流が流れるノーマリオン特性を有しているのが一般的である(例えば、特許文献2参照。)。
また、ワイドバンドギャップ半導体を用いた代表的半導体素子としてJFET(接合型FET)、SIT(静電誘導型トランジスタ)、MESFET(金属−半導体FET:Metal−Semiconductor−Field−Effect−Transistor)、HFET(Heterojunction Field Effect Transistor)、HEMT(High Electron Mobility Transistor)および蓄積型FETなどがある。ノーマリオン特性を有している半導体素子(以下、ノーマリオンスイッチという。)を確実にオフさせるためには負ゲート電圧用の駆動回路が必要である。
ワイドバンドギャップ半導体素子は、上述のように優れた特徴を有しているので、LED点灯装置のスイッチング素子にワイドギャップ半導体を用いることにより、10MHz以上の高周波動作をさせることで装置の大幅な小形化が期待できる。
特許第4123886号公報 特開2007−006658号公報
しかしながら、従来技術のLED点灯装置は、スイッチ素子と直列に挿入してインダクタに流れる増加する電流を検出する抵抗素子などのインピーダンス手段と、インピーダンス手段の電圧降下が予め設定された閾値に達したときにスイッチング素子をオフさせる制御回路とで構成された電流帰還形の帰還回路を必要としている。そのため、回路構成が複雑化するばかりでなく、小形化に対しても難点となるという問題がある。
本発明は、インダクタに流れる増加電流が所定値に達したときにスイッチング素子を簡単な手段でオフさせるようにした灯装置、及び照明装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の点灯装置は、入力端と、前記入力端に接続するスイッチング素子と、前記スイッチング素子に接続する定電流手段と、少なくとも前記スイッチング素子のオン時に電流が流れるインダクタと、少なくとも前記スイッチング素子のオフ時に電流が流れるダイオードと、前記インダクタに磁気結合するとともに前記スイッチング素子の制御端子に接続する駆動巻線とを備えるチョッパと、前記チョッパに接続するとともに、発光ダイオードに接続する出力端と、を具備していることを特徴としている。
本発明において、「チョッパ」とは、降圧チョッパ、昇圧チョッパおよび昇降圧チョッパなどの各種チョッパを含む概念である。なお、昇降圧チョッパは、昇圧チョッパおよび降圧チョッパをシーケンシャルに接続したものである。上記各チョッパは、いずれもスイッチング素子をオンさせることにより直流電源からインダクタに増加電流が流れるとともに、スイッチング素子をオフさせることによりインダクタに蓄積された電磁エネルギーによりダイオードを経由して減少電流が流れる動作を繰り返して直流電源電圧をDC−DC変換して出力端に出力する点で共通している。
スイッチング素子は、ノーマリオンスイッチおよびノーマリオフスイッチのいずれであってもよい。スイッチング素子にワイドバンドギャップ半導体、例えばGaN−HEMTを用いると、MHz以上、例えば10MHz以上の高周波でのスイッチング特性が著しく向上してスイッチング損失が低下するとともに、インダクタも小形化するためにLED点灯装置の大幅な小形化を図ることができる。
また、ワイドバンドギャップ半導体を用いたスイッチング素子の場合、ノーマリオン特性を有しているものの方が得やすく、低コストであるが、ノーマリオフ特性を有しているものも可能なので、これを用いてもよい。また、ノーマリオンスイッチング素子は、そのスイッチングの閾値が負であるものを用いると、インダクタに磁気結合した駆動巻線を用いたオフ制御が容易になるので好適である。
定電流手段は、定電流特性を有する回路手段であり、例えば定電流ダイオード、接合型FET、三端子レギュレータおよびトランジスタを用いた各種定電流回路などを用いることができる。なお、トランジスタを用いた定電流回路としては、一石または二石のトランジスタを用いた既知の定電流回路であることを許容する。また、接合型FETの一種であるGaN−HEMTを定電流手段として使用することができる。定電流手段としてのスイッチング素子は、10MHz以上の高周波のスイッチング特性が優れているので、高速スイッチングを行わせるのに好都合である。
定電流手段は、スイッチング素子のオン時にインダクタに電流が流れる第1の回路中にスイッチング素子と直列に介在する。また、定電流手段は、スイッチング素子を駆動する駆動巻線を含むスイッチ素子の駆動回路中にも介在する。これらの構成を具備していることにより、定電流手段を流れる増加する電流が定電流値に到達し、さらに増加しようとすると、定電流手段の電圧が急激に上昇するので、そのとき定電流手段に生じる電圧上昇によって、スイッチング素子の駆動回路に組み込まれる主端子(例えばソース)の電位を制御端子(例えばゲート)の電位に対して相対的に高くすることができる。その結果、制御端子の電位がスイッチング素子の閾値より低くなるために、スイッチング素子をオフさせることができる。この回路動作は、スイッチング素子がノーマリオンスイッチで、かつ閾値が負であることにより、一層容易かつ確実になるが、ノーマリオフスイッチに対しても有効である。
また、本発明を実施する際に、スイッチング素子と定電流手段を直接直列接続することが許容されるが、この場合には共通の半導体チップ、例えばGaN系チップにスイッチング素子と定電流手段を集積して一体化するのが容易になる。この場合、スイッチング素子の一方の主端子、例えばドレインと、定電流手段のスイッチング素子に対して他端側の主端子からなるパワー系の2つの端子と、スイッチング素子および定電流手段のそれぞれの制御端子、例えばゲートからなる2つの制御系の端子とを備えた4端子構造のICモジュールによって、上記スイッチング素子と定電流手段を構成することができ、より一層小形化された単一のコンポーネントにすることができる。
インダクタは、直流電源からスイッチング素子および定電流手段を経由する第1の回路に増加する電流が流れるときに、電磁的エネルギーを内部に蓄積する。また、インダクタは、スイッチング素子のオフ時に蓄積された電磁的エネルギーを放出するので、その際に減少する電流が第2の回路に流れる。
また、チョッパを10MHz以上の高周波で動作させる場合、インダクタおよびこれに磁気結合する駆動巻線を平面コイル構造にするとともに、コンデンサを平面構造にすれば、チョッパの集積回路化に好都合となるとともに、信頼性の高い動作が得られる。すなわち、平面コイル構造のインダクタおよび駆動巻線と、平面構造のコンデンサと、スイッチング素子、定電流手段および後述するダイオードなどの半導体部品を集積した半導体チップと、を積層して全体を一体化した集積回路モジュールを構成することができる。その結果、LED点灯装置の著しい小形化を図ることができる。また、これに伴い、駆動コイルとスイッチとの間の距離が最短かされるので、不要で、しかも雑音発生などに有害な寄生インダクタンスや寄生キャパシタンスの発生を最小限に止めることができ、チョッパ動作の安定性および信頼性が向上する。
ダイオードは、インダクタから減少する電流が流出する際の経路である第2の回路を提供する。ワイドバンドギャップ半導体、例えばGaN系のダイオードをダイオードとして用いると、より一層の高速スイッチングが可能になる。この場合、ダイオードをスイッチング素子および定電流手段と一緒に半導体素子の集積回路として構成するのが容易になる。この集積回路は、スイッチング素子、定電流手段およびダイオードの直列接続体において、その一端側の主端子、他端側に主端子、ならびに中間の接続点の主端子からなるパワー系の3つの主端子と、スイッチング素子および定電流手段をそれぞれ制御する2つの制御端子との都合5つの外部端子を備えた構造となる。
上記集積回路を用いてチョッパを構成すると、全体が一層小形化するとともに、高速スイッチングを行わせるのが容易になる。
駆動巻線は、インダクタに磁気結合した巻線であって、スイッチング素子を制御する。すなわち、スイッチング素子がオンのときにインダクタに流れた増加する電流が定電流手段の定電流値に到達してスイッチング素子がオフすると、大きな電圧が生じるので、スイッチング素子の主端子(ソース)が制御端子より高くなり、相対的に制御端子が負電位になって閾値を下回るので、スイッチング素子がオフ状態に維持される。
本発明によれば、点灯装置は、入力端と、前記入力端に接続するスイッチング素子と、前記スイッチング素子に接続する定電流手段と、少なくとも前記スイッチング素子のオン時に電流が流れるインダクタと、少なくとも前記スイッチング素子のオフ時に電流が流れるダイオードと、前記インダクタに磁気結合するとともに前記スイッチング素子の制御端子に接続する駆動巻線とを備えるチョッパと、前記チョッパに接続するとともに、発光ダイオードに接続する出力端と、を具備する。この為、簡単な回路構成で集積化および小形化が容易なチョッパを具備した灯装置を提供できる。
また、スイッチング素子にノーマリオンスイッチを用いることができる灯装置、及び照明装置を得ることができる。
さらに、インダクタおよび駆動巻線を平面コイル構造体にするとともに、少なくともスイッチング素子およびダイオードを平面コイル構造の少なくとも一面に積層された集積回路を構成していることにより、駆動コイルとスイッチング素子との間の距離が最短化されて、不要で、しかも雑音発生などに有害な寄生インダクタンスや寄生キャパシタンスの発生を最小限に止めることができるので、チョッパ動作の安定性および信頼性が向上する。
さらにまた、スイッチング素子、定電流手段およびダイオードを5つの外部端子を備えた集積回路として構成すれば、チョッパ全体が一層小形化するとともに、高速スイッチングを行わせるのが容易になる。
本発明の灯装置を実施するための第1の形態における回路図である。 本発明の灯装置を実施するための第2の形態における回路図である。 同じく各部の電流、電圧波形図である。 本発明の灯装置を実施するための第3の形態における回路図である。 本発明の灯装置を実施するための第4の形態における回路図である。 本発明の灯装置を実施するための第5の形態における集積回路モジュールの模式図である。 同じく平面コイル構造体の模式的一部拡大・一部断面斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(第1の形態)を説明する。
第1の形態を図1に示す。点灯装置(LED点灯装置)は、直流電源DC、チョッパCHおよび負荷回路LCを具備している。
直流電源DCは、後述するチョッパCHに対して変換前の直流電圧を入力するための手段である。直流電圧を出力すればどのような構成でもよいが、例えば整流回路DBを主体として構成され、また所望により平滑コンデンサなどからなる平滑回路を備えていることができる。本形態において、整流回路DBは、好ましくはブリッジ形整流回路からなり、交流電源AC、例えば商用交流電源の交流電圧を全波整流して直流電圧を得る。
本形態において、チョッパCHは、直流入力端t1、t2および直流出力端t3、t4を備え、内部が降圧チョッパ、昇圧チョッパおよび昇降圧チョッパなど既知の各種チョッパのいずれかにより構成されている。チョッパCHは、上記いずれの構成においても、共通する必須構成要素としてスイッチング素子Q1、定電流手段CCM、インダクタL1、ダイオードD1および駆動巻線DWを含んで構成されている。
スイッチング素子Q1は、ノーマリオフスイッチおよびーマリオンスイッチのいずれでもよい。定電流手段CCMは、定電流値が予め固定的に設定されているタイプでもよいし、可変であってもよい。インダクタL1は、その一端が駆動巻線DWに接続している。駆動巻線DWは、インダクタL1に磁気的に結合していて、インダクタL1の端子電圧に比例的な電圧を誘起し、スイッチング素子Q1の制御端子に印加することでスイッチング素子Q1を駆動する。
前記チョッパCHは、一対の入力端t1、t2と一対の出力端t3、t4を有し、内部回路をその回路動作上第1の回路および第2の回路に分けることができる。第1の回路は、直流電源DCから増加する電流を流してインダクタL1に電磁エネルギーを蓄積する回路であり、降圧形チョッパの場合にはスイッチング素子Q1、定電流手段、インダクタL1および負荷回路LCを含む直列回路が直流電源DCに接続した構成を備えている。そして、スイッチング素子Q1のオン時に直流電源DCから増加する電流が流れてインダクタL1に電磁エネルギーが蓄積される。
第2の回路は、インダクタL1に蓄積された電磁エネルギーを放出して減少する電流を流す回路であり、降圧チョッパの場合、ダイオードD1および後述する負荷回路LCを含む直列回路がインダクタL1に接続した構成を備えていて、スイッチング素子Q1のオフ時にインダクタL1から減少する電流が流れる。
また、チョッパCHは、昇圧チョッパの場合、インダクタL1、スイッチング素子Q1および定電流手段CCMの直列回路が直流電源DCに接続する第1の回路と、インダクタL1、ダイオードD1および負荷回路LCの直列回路が直流電源DCに接続する第2の回路とで構成することができる。なお、昇降圧チョッパの場合は前述のとおりである。
負荷回路LCは、負荷となる発光ダイオードを含み、かつ高周波成分をバイパスする出力コンデンサを並列接続して備えていて、降圧チョッパの場合、増加する電流と減少する電流がともに流れる回路上の位置に接続されている。昇圧形の場合、減少する電流が流れる回路上の位置に接続されている。なお、発光ダイオードLEDは、チョッパの出力端に流れる電流に対して順方向に単一で、または直列接続した複数で構成される。
以下、図2ないし図7を参照して本発明を実施するための第2ないし第5の形態を説明する。なお、各図において、図1と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
(第2の形態)について説明する。
第2の形態を図2に示す。本実施形態は、スイッチング素子Q1にGaN−HEMTを、また定電流手段CCMに定電流ダイオードを、それぞれ用いるとともに、インダクタL1が定電流手段CCMと負荷回路LCとの間に接続している。なお、図中、図1と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。符号C1は、チョッパCHの入力端t1、t2間に接続した高周波バイパス用コンデンサである。符号C2は、駆動巻線DWとスイッチング素子Q1の制御端子との間に挿入した結合コンデンサである。符号Aは第1の回路、符号Bは第2の回路である。負荷回路LCの符号LEDは発光ダイオード、C3は出力コンデンサである。
次に、図2および図3を参照しながら第2の形態における回路動作について説明する。
直流電源DCが投入されると、チョッパCHのスイッチング素子Q1がオンしているので、直流電源DCからスイッチング素子Q1、定電流手段CCMを経由して第1の回路A内を電流が流れ出し、電流は直線的に増加する。これにより、インダクタL1内に電磁エネルギーが蓄積される。なお、スイッチング素子Q1がオンの期間中スイッチング素子Q1のゲート・ソース間電圧VGSは0になる。増加する電流が定電流手段CCMの定電流値に達すると、電流の増加傾向が停止して定電流に保持される。なお、増加する電流がインダクタL1に流れている間、インダクタL1の端子電圧は、図3の(e)に示すように正極性である。
増加する電流が定電流手段CCMの定電流値に達したとき、インダクタL1に流れる電流がさらに増加しようとするので、定電流手段CCMの電圧VCCMが図3の(a)示すようにパルス状に大きくなる。そして、これに伴ってスイッチング素子Q1のソース電位が制御端子(ゲート)の電位より高くなり、その結果制御端子が相対的に明らかに負電位になるため、スイッチング素子Q1はオフする。このため、インダクタL1に流入する増加する電流Iは、図3の(b)に示すようにスイッチング素子Q1のオフによって遮断される。
スイッチング素子Q1がオフすると同時にインダクタL1に蓄積されていた電磁エネルギーの放出が開始して、第2の回路Bに図3の(c)に示すように減少する電流が流れ出す。なお、少する電流が流れている間、インダクタL1の電圧極性が図3の(e)に示すように反転して負極性になり、駆動巻線DWにはスイッチング素子Q1の制御端子が負電位になる電圧が誘起され、図3の(f)に示すように負電圧が定電流手段CCMを経由してスイッチング素子Q1のゲート・ソース間に印加するので、スイッチング素子Q1はオフ状態に維持される。
第2の回路に流れる減少する電流が0になると、スイッチング素子Q1の制御端子に印加されていた負電圧が誘起されなくなると同時に、逆起電力により制御端子が図3の(e)に示すように正になる電圧が駆動巻線DWに誘起されるので、スイッチング素子Q1は再びオンし、以後上述したのと同様な回路動作が繰り返される。
以上の回路動作から明らかなように、チョッパCHは、降圧チョッパ動作を行い、その出力端t3、t4間に接続する負荷回路LCに増加する電流と減少する電流とが交互に流れる出力電流Iが図3の(d)に示されるように形成され、それらの直流成分で発光ダイオードLEDが点灯し、出力コンデンサC4は高周波成分をバイパスする。
(第3の形態)について説明する。
第3の形態を図4に示す。本形態においては、定電流手段CCMがGaN−HEMTであるとともに、インダクタL1が定電流手段CCMとの間に負荷回路LCが介在する位置に接続されている。
また、定電流手段CCMは、可調整電位源Eを用いてゲート電位を可変にすることで定電流値を可変にしている。なお、図中符号ZD1は、スイッチング素子Q1のゲート・ソース間電圧VGSが0.6V以上にならないようにクランプするためのダイオードである。
さらに、本形態においては、直列接続体を形成しているスイッチング素子Q1、定電流手段CCMおよびダイオードD1が集積回路ICとして構成されている。この集積回路ICは、第1ないし第5の外部端子P1〜P5を備えている。第1の外部端子P1は、スイッチング素子Q1のドレインから導出されている。第2の外部端子P2は、ダイオードD1のカソードから導出されている。第3の外部端子P3は、定電流手段CCMのソースおよびダイオードD1のアノードの接続点から導出されている。第4の外部端子P4は、スイッチング素子Q1のゲートから導出されている。第5の外部端子P5は、定電流手段CCMのゲートから導出されている。
すなわち、集積回路ICは、チョッパの上記3個のパワー系半導体素子からなる直列接続体の両端に位置する半導体素子の主端子から第1および第2の主端子が導出され、直列接続体の中間の接続部の主端子から第3の外部端子が導出され、スイッチング素子Q1、定電流手段CCMの制御端子から第4および第5の外部端子が導出されている。したがって、上記第1ないし第3の外部端子はパワー系であり、第4および第5の外部端子は制御系である。
そうして、第3の形態においては、定電流手段CCMがスイッチング素子Q1と同様にGaN−HEMTにより構成されているため、10MHz以上の高周波における高速スイッチング特性がより一層向上する。しかし、所望によりダイオードD1もGaN系で形成すれば、GaN系基板を用いて一体的な集積回路を構成することができ、極めて高速なスイッチングを行えるとともに、頗る小形化されたチョッパを構成するのが容易になる。
また、可調整電位源E1を用いることで定電流値が可変であるから、所望の負荷電流を設定するのが容易になるとともに、電源電圧変動に対して可調整電位源E1を帰還制御すれば、電源電圧変動に対する発光ダイオードの光出力の変動を抑制することもできる。さらに、スイッチング素子Q1の制御端子に印加される駆動巻線DWの負電圧に定電流手段CCMおよび負荷回路LCの電圧降下が加算される。
(第4の形態)について説明する。
第4の形態を図5に示す。なお、図2と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。本形態においては、定電流手段CCMがトランジスタQ2およびQ3を用いたカレントミラー定電流回路により構成されている。なお、カレントミラー定電流回路は、トランジスタQ2および抵抗器R1の直列回路がスイッチング素子Q1と直列に挿入され、トランジスタQ2のベースにトランジスタQ3のベースが接続し、エミッタに逆バイアス電源E2が逆極性に接続し、コレクタとバイアス電源E2との直列回路に直流電源E3が接続している。さらに、トランジスタQ3のコレクタとベースが導体で直結されている。
また、スイッチング素子Q1の制御端子と定電流手段CCMを跨ぐ位置との間に一対のツェナーダイオードZD1、ZD2を逆極性に並列接続してクランプ回路を形成している。ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧は−12V、またツェナーダイオードZD2のツェナー電圧は+0.7Vであり、スイッチング素子Q1に過大なVGSが印加されないように保護するようにしている。
そうして、第4の形態によれば、トランジスタQ3に接続した直流電圧によりトランジスタQ2に流れる定電流値を所望に制御できるとともに、定電流値に達したときに生じる電圧が高くなるから、負荷の発光ダイオードLEDの電圧を利用する必要がなくなる。また、定電流手段CCM定電流値を制御するのに直流電源E2を用いるので、高速制御可能なトランジスタが不要になる。さらに、スイッチング素子Q1をオフするときに定電流手段CCMを同期してオフさせれば、スイッチング素子Q1を実質的にノーマリオフにできる。さらにまた、所望によりスイッチング素子Q1、定電流手段CCMおよびダイオードD1の半導体部品部分をGaN系チップに集積化することが可能である。
(第5の形態)について説明する。
第5の形態を図6および図7に示す。本形態は、本発明の第1ないし第4の形態の一部または複数において、LED点灯装置の半導体部品、コイル部品、コンデンサ部品および外部端子を中心に集積してIC化したものである。すなわち、LED点灯装置の発光ダイオードLEDを除いた残余の回路部品を、平面コイル構造体L、平面コンデンサ構造体C、GaNチップG、配線形成体W、端子形成体Tおよび基板構成体Bからなる各平面構造体に分割して形成し、これらの平面構造体を一体に積層し、各構造体間をスルーホールなどの手段を用いて接続して集積回路モジュールIC´としたものである。図示例の集積回路モジュールICは、概略以下の各平面構造体により構成されている。
平面コイル構造体Lは、図7に示すように、インダクタL1および駆動巻線DWを、
それぞれ扁平コイル素線を平面において渦巻状をなすように巻回して形成し、それらが適度の離間状態となるように保持し、かつ内部および周囲を磁性体層Mで被覆してなり、全体として平面状に構成されている。そして、インダクタL1および駆動巻線DWの一端は、コイルの中心部に位置して端子部tを構成している。そして、当該端子部tの中心にスルーホールhが形成され、後述するGaNチップGの定電流手段部分の一方の端子導体を当該スルーホールhに挿入し、さらに導電体を内部に注入して、インダクタL1、駆動巻線DWおよびGaNチップGの接続導体を一緒に接続するように構成されている。なお、磁性体層Mは、図7の一部を図の右側に拡大して断面を示すように、例えばフェライト微粒子を分散したセラミックスまたはプラスチックスからなる。
平面コンデンサ構造体Cは、例えばそれぞれ薄い誘電体膜を挟んだ一対の電極体を備えてなる複数のコンデンサを集合した平面構造体である。
GaNチップGは、GaN系半導体基板にスイッチング素子Q1、定電流手段CCMおよびダイオードD1が形成された平面構造体である。
配線形成体Wは、平面コイル構造体L、平面コンデンサ構造体CおよびGaNチップGと後述する端子形成体Tとの間を所要に接続する平面構造体である。
端子形成体Tは、配線形成体Wと後述する基板構成体Bとの間に介在して両者を接続する
基板構成体Bは、外部端子Tおよび外部取付手段(図示しない。)を備え、以上説明の各平面構造体を一体的に支持してモジュール化している。なお、外部端子Tは、LED点灯装置の入力端子および発光ダイオードLEDを接続する出力端子である。
そうして、本形態は、10MHz以上の高周波で動作するLED点灯装置に好適であり、基板構成体Bに配設される外部端子Tは、そのいずれも直流であり、直流の入出力だけであるから、動作が安定であるとともに、顕著な小形化を実現することができる。このため、LED点灯装置を照明装置の発光ダイオードの間に配設することも可能になり、照明装置の著しい小形化に寄与する。
なお、以下に本願の出願当初の請求項を付記する。
[1]
直流電源と;
スイッチング素子、定電流手段、インダクタ、ダイオードおよびインダクタに磁気結合したスイッチング素子の駆動巻線を備え、スイッチング素子のオン時に直流電源からインダクタへ定電流手段を経由して電流が流れる第1の回路、スイッチング素子のオフ時にインダクタからダイオードを経由して電流が流れる第2の回路、ならびにスイッチング素子の制御端子、定電流手段および駆動巻線を含むスイッチ素子の駆動回路を含むチョッパと;
発光ダイオードおよび出力コンデンサの並列回路を備えチョッパの出力端に接続した負荷回路と;
を具備していることを特徴とするLED点灯装置。
[2]
スイッチング素子は、ノーマリオンスイッチであることを特徴とする[1]記載のLED点灯装置。
[3]
インダクタおよび駆動巻線は平面コイル構造体により構成されるとともに、少なくともスイッチング素子およびダイオードは平面コイル構造体の少なくとも一面に積層されていて、平面コイル構造体と少なくともスイッチング素子およびダイオードとが集積回路を構成していることを特徴とする[1]または[2]記載のLED点灯装置。
[4]
スイッチング素子、定電流手段およびダイオードの直列接続体を備えるとともに、この直列接続体が、その両端側に位置する一対の主端子から導出された第1および第2の外部端子と、直列接続体の中間接続部に位置する主端子から導出された第3の外部端子と、スイッチング素子および定電流手段の制御端子から導出された第4および第5の外部端子とを備えた集積回路を構成していることを特徴とする[1]ないし[3]のいずれか一記載のLED点灯装置。
A…第1の回路、B…第2の回路、C1…高周波バイパスコンデンサ、C2結合コンデンサ、C3…出力コンデンサ、CCM…定電流手段、CH…チョッパ、D1…ダイオード、DB…整流回路、DC…直流電源、DW…駆動巻線、IC…集積回路、L1…インダクタ、LC…負荷回路、LED…発光ダイオード、Q1…スイッチング素子、t1、t2…直流入力端、t3、t4…直流出力端

Claims (6)

  1. 入力端と;
    前記入力端に接続するスイッチング素子前記スイッチング素子に接続する定電流手段少なくとも前記スイッチング素子のオン時に電流が流れるインダクタ少なくとも前記スイッチング素子のオフ時に電流が流れるダイオードと、前記インダクタに磁気結合するとともに前記スイッチング素子の制御端子に接続する駆動巻線とを備えるチョッパと;
    前記チョッパに接続するとともに、発光ダイオードに接続する出力端と;
    を具備していることを特徴とする点灯装置。
  2. 少なくとも前記スイッチング素子、前記定電流手段、及び前記ダイオードのいずれかは、GaN(窒化ガリウム)を用いたことを特徴とする請求項1記載のLED点灯装置。
  3. 前記インダクタおよび前記駆動巻線は平面コイル構造体により構成されるとともに、少なくとも前記スイッチング素子および前記ダイオードは前記平面コイル構造体の少なくとも一面に設けられていて、前記平面コイル構造体と少なくとも前記スイッチング素子および前記ダイオードとが集積されていることを特徴とする請求項1または2記載の点灯装置。
  4. 前記チョッパは、前記スイッチング素子、前記定電流手段および前記ダイオードが直列に接続された直列接続体を備えるとともに、前記直列接続体前記直列接続体の両端側に位置する一対の主端子から導出された第1および第2の外部端子と、前記スイッチング素子、前記定電流手段および前記ダイオードの少なくともいずれか2つの接続点から導出された第3の外部端子と、前記スイッチング素子および前記定電流手段の制御端子から導出された第4および第5の外部端子とを備えた集積回路を具備していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の点灯装置。
  5. 前記チョッパの前記スイッチング素子は、前記定電流手段を流れる電流が所定電流値に達したとき、前記スイッチング素子と前記定電流手段との接続点の電位が、前記スイッチング素子の前記制御端子の電位より高くなることにより、オフすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の点灯装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一記載の点灯装置と;
    前記点灯装置の出力端に接続される発光ダイオードと;
    を具備していることを特徴とする照明装置。
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