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JP5374524B2 - コンプレッサ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特にタイヤのパンク時に、シーリング剤とともに圧縮空気を充填しタイヤの応急走行を可能とするタイヤのパンク応急修理キット用として好適に用いうるコンプレッサ装置に関する。
タイヤのパンク応急修理キット用のコンプレッサ装置として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このコンプレッサ装置は、図10(A)に概念的に示すように、クランクピンaに一端が枢支されるピストン軸b1の他端に、ピストンヘッドb2を一体に設けたピストンbを具えるとともに、前記ピストンヘッドb2の外周には、シリンダーcの内周面との間をシールするリングシールdが配される。そして、クランクeの回転に伴い、ピストンbは、ピストン軸心jとシリンダ軸心iとがなすピストン角度Φを変化させながら下死点PLと上死点PUとの間を往復動する。
このとき、ピストン軸b1とピストンヘッドb2とが一体に形成されているため、前記リングシールdもシリンダ軸心iと直角な平面Yに対する角度θを変化させながら往復動する。即ち、図10(B)に示すように、リングシールdの外径D1を平面Yに射影した時の射影外径D1aは、下記式に従って変化する。
D1a=D1×cosθ
ここで、従来においては、前記リングシールdがピストン軸心jに対して直角に取り付けられているため、前記角度θはピストン角度Φと等しく、又下死点PL及び上死点PUにおいて前記角度θ(=Φ)は0度、その中間点PMで最大値θmax(=Φmax )をなす。従って、前記射影外径D1aは、下死点PL及び上死点PUで最大(=D1)となり、前記中間点PMで最小(=D1×cosθmax )となる。即ち、射影外径D1aの最大変化量ΔDは、ΔD=D1×(1−cosθmax)となる。
他方、コンプレッサ装置では、ピストンbが往復動する際、リングシールdとシリンダーcの内周面とを気密に接触することが必要であり、そのため、リングシールdでは、気密接触のための弾性変形以外に、前記最大変化量ΔDを吸収させるためにさらに弾性変形させる必要がある。
しかしながら、総弾性変形量が大きくなると、リングシールdの変形抵抗も大きくなる。そのため駆動モータ(直流モータ)の電流値が増加し、出力効率を低下させる、即ちコンプレッサ性能を低下させるという問題が生じる。
特開2005−344570号公報
そこで本発明は、リングシールをピストン軸心と直角な基準線Xに対して所定角度αで傾斜させることを基本として、駆動モータの負荷が大となる圧縮行程において、リングシールの射影外径の最大変化量を減じてリングシールの弾性変形量を低く抑えることができ、
駆動モータに流れる電流値の増加を抑え、出力効率を向上させうるコンプレッサ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本願請求項1の発明は、モータにより回転駆動されかつその回転中心h廻りを周回するクランクピンを有するクランクと、
前記クランクピンに一端が枢支されるピストン軸の他端に、ピストンヘッドを一体に設けたピストンと、
前記回転中心hを通るシリンダ軸心iを有し、かつ前記ピストンヘッドを、前記シリンダ軸心i上で下死点から上死点まで往復動可能に収容するとともに前記ピストンヘッドとの間で空気を圧縮するポンプ室を形成する円筒状のシリンダーと、
前記ピストンヘッドの外周に取り付き前記シリンダーの内周面との間をシールするリングシールとを具えたコンプレッサ装置であって、
前記シリンダ軸心iを通って前記回転中心hと直角な基準断面において、前記リングシールは、ピストン軸心jと直角な基準線Xから前記クランクの前記回転中心h廻りの回転方向とは逆方向に角度αで傾斜して取り付くとともに、
前記角度αは、前記ピストンヘッドが往復動する際に前記ピストン軸心jとシリンダ軸心iとがなすピストン角度Φの最大値Φmax の0.3〜0.7倍としたことを特徴としている。
本発明は叙上の如く、シリンダ軸心iを通って回転中心hと直角な基準断面において、リングシールを、ピストン軸心jと直角な基準線Xに対して角度αで傾斜して取り付けている。しかも前記角度αを、ピストンヘッドが往復動する際のピストン角度Φの最大値Φmax の0.3〜0.7倍に設定している。これにより、以下の「発明を実施するための形態」の欄で記載する理由により、駆動モータの負荷が大となる圧縮行程において、リングシールの射影外径の最大変化量を減じることができる。その結果、圧縮行程におけるリングシールの変形抵抗を低く抑えうるなど、駆動モータに流れる電流値の増加を抑制でき出力効率を向上させうる。
本発明のコンプレッサ装置の一実施例を示す斜視図である。 その主要部を示す分解斜視図である。 その主要部を示す断面図である。 (A)、(B)は、リングシールの断面図、及びその部分拡大図である。 リングシールの取り付き角度αを示す断面図である。 ピストンの1サイクルの動きを示す概念図である。 リングシールの動きを説明する概念図である。 リングシールの射影外径の変化を、リングシールの取り付き角度αをパラメータとして示すグラフである。 (A)は実施例品における、常温時と低温時とにおけるリングシールの射影外径の変化を示すグラフ、(B)は隙間形成状態を示すグラフである。 (A)、(B)は従来のコンプレッサ装置の動作を説明する概念図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1において、本実施形態のコンプレッサ装置1は、収納ケース2内に、駆動モータMと、この駆動モータMにより駆動されるコンプレッサ本体3とを具える。
前記モータMとしては、自動車の12V直流電源で作動する市販の種々の直流モータが採用できる。この駆動モータMには、自動車のシガーライターソケットに接続可能な電源プラグ4Aを先端に設けた電源コード4が、前記収納ケース2の上面に取り付く電源スイッチSWを介して接続されている。
次に、前記コンプレッサ本体3は、図2に示すように、駆動モータMにより回転駆動されるクランク5と、このクランク5のクランクピン5Pに一端が枢支されるピストン軸6の他端にピストンヘッド7を一体に設けたピストン8と、前記ピストンヘッド7を、下死点PLから上死点PUまで往復動可能に収容する円筒状のシリンダー10と、前記ピストンヘッド7の外周に取り付くリングシール11とを具える。
前記クランク5は、例えばギヤー、プーリなどを用いた周知の減速機構12を介して連結される駆動モータMにより、回転中心h廻りで回転駆動される。なおクランク5には、周知の如く、前記回転中心hから隔たる位置にクランクピン5Pを具え、従ってクランクピン5Pは、回転中心hの廻りを周回移動する。
前記ピストン8は、前記クランクピン5Pに一端が枢支されるピストン軸6を具えるとともに、このピストン軸6の他端には円柱状のピストンヘッド7が一体形成される。本例では、前記ピストン8が、FRP(繊維強化プラスチック)からなる一体成形品として形成される場合が示される。又前記ピストンヘッド7には、図2、3に示すように、該ピストンヘッド7をピストン軸心方向に貫通してのびる吸気孔13Aと、この吸気孔13Aをピストン上面側からバネ性を有して閉じる、例えばゴム、合成樹脂、金属等の弾性体などの弁体13Bとを用いた吸気弁13が形成される。
前記シリンダー10は、前記回転中心hを通るシリンダ軸心iを有する円筒状体であって、前記ピストンヘッド7を、前記シリンダ軸心i上で下死点PLから上死点PUまで往復動可能に収容するとともに、前記ピストンヘッド7との間で空気を圧縮するポンプ室14を形成する。
なお前記シリンダー10には、ポンプ室14からの圧縮空気を、装置外に送給する空気送給流路15Aを有す空気送給手段15が連設される。この空気送給手段15は、前記ポンプ室14に流入口16を介して連なるサージタンク室17Aを有するサージタンク部17を含む。このサージタンク室17Aは、ポンプ室14からの圧縮空気を貯留しピストンによる圧力の脈動を抑える。なお前記流入口16に逆止弁を設けることができる。又前記サージタンク部17には、圧縮空気送給用のホース18を着脱自在に連結する例えばニップル状の接続部19を突設しており、前記空気送給手段15は、前記サージタンク部17とホース18とを含んで構成される。
又前記リングシール11は、例えばニトリルゴム(NBR)、水素化ニトリルゴム(HNBR)、シリコンゴム(Q)、フッ素ゴム(FKM)などのゴム弾性材からなり、前記ピストンヘッド7の外周に設ける周溝7Aに嵌着される。このリングシール11は、具体的には、本例では、図4(A)、(B)に示すように、断面略矩形の基部20の上部にV字状溝21を形成することにより、このV字状溝の両側に、上方に向かって半径方向外方に傾斜する外のリップ片20aと、半径方向内方に傾斜する内のリップ片20bとを設けた断面V字状に形成される。このようなリングシール11は、前記外のリップ片20aが半径方向内側に容易に弾性変形しうるため、本実施形態のコンプレッサ装置1に好適に採用しうる。なお便宜上、図3、5、6、7では、リングシール11を断面円形状に描いている。
そして本発明では、図5に示すように、前記シリンダ軸心iを通って前記回転中心hと直角な基準断面において、前記リングシール11は、ピストン軸心jと直角な基準線Xに対して角度αで傾斜して取り付いている。本例では、前記ピストンヘッド7自体が、前記基準線Xに対して角度αで傾斜し、前記リングシール11が、この傾斜するピストンヘッド7と同心に取り付く場合が示されている。なおリングシール11は、前記クランク5の前記回転中心h廻りの回転方向とは逆方向に前記基準線Xから傾斜する。具体的には、本例では、前記クランク5は回転中心hを中心として右廻りに回転し、リングシール11は、前記基準線Xから左廻りに角度α傾斜している。そしてこの角度αは、前記ピストンヘッドが往復動する際に前記ピストン軸心jとシリンダ軸心iとがなすピストン角度Φの最大値Φmax の0.3〜0.7倍の範囲に設定される。
図6に、ピストン8の1サイクルの動きを概念的に示すように、クランク5が回転する際、ピストン8は、ピストン軸心jとシリンダ軸心iとがなすピストン角度Φを変化させながら往復動する。このとき、下死点PLにおけるクランク回転角度ωを0°(下死点PLを基準)とした座標系において、前記ピストン角度Φは、従来と同様、クランク回転角度ωが0°及び180°の位置(下死点PL及び上死点PUの位置)では0°(Φ=0°)であり、又クランク回転角度ωが90°(圧縮側中間位置PM1)及び270°の位置(吸気側中間位置PM2)でピストン角度Φはそれぞれ最大値Φmax、最小値Φmin、をなす。なおピストン角度Φは、圧縮行程側をプラス、吸気行程側をマイナスとしている。
他方、リングシール11も、図7に拡大して示すように、シリンダ軸心iと直角な平面Yに対する角度θを変化させながら往復動する。しかし本発明の場合には、前記リングシール11が、前記基準線Xから、クランク5の回転方向とは逆方向に角度αで傾斜している。従って、前記角度θは下記式(1)で表されるとともに、リングシール11の外径D1を平面Yに射影した時の射影外径D1aは、下記式(2)で表される。
θ=Φ−α −−−(1)
D1a=D1×cos(Φ−α)−−−(2)
従って、圧縮行程(ω=0°〜180°)においては、射影外径D1aは、{D1×cos(−α)}→{D1×cos(0)}→{D1×cos(θmax−α)}→{D1×cos(0)}→{D1×cos(α)}と変化する。そして、α≦θmax/2の時、射影外径の最大変化量は、ΔD=D1×{1−cos(θmax−α)}となり、α≧θmax/2の時、射影外径の最大変化量は、ΔD=D1×(1−cosα)となる。何れの場合にも、射影外径の最大変化量ΔDは、従来の最大変化量ΔD=D1×(1−cosθmax)よりも小となる。
特に、角度αが最大値Φmax の0.5倍(α=θmax/2)の時、射影外径の最大変化量ΔDは最小となるため、最も好ましいが、前記最大値Φmax の0.3〜0.7倍の範囲においても、前記最大変化量ΔDの減少効果を充分に発揮しうるため採用が可能である。
図8は、ピストン1サイクル当たりの、リングシール11の射影外径D1aの変化を、前記角度αをパラメータとして示している。本例において、ピストン角度Φの最大値Φmax は11.2°である。同図8に示すように、圧縮行程(ω=0°〜180°)においては、前記角度αを3.36°〜7.84°(ピストン角度Φの最大値Φmaxの0.3〜0.7倍に相当)としたとき、射影外径の最大変化量ΔDを、従来品(α=0°)における最大変化量ΔDに比して大幅に低減しうるのが確認できる。
従って、駆動モータMの負荷が大となる圧縮行程において、リングシール11をシリンダー10の内周面に気密に接触させながら、リングシール11の弾性変形量を最小限に抑えることが可能となり、駆動モータへの負荷を減じて使用電力を小さくし、駆動モータの出力効率を向上させることができる。
なお、本実施形態のコンプレッサ装置1では、前記図8に示す如く、吸気行程(ω=180°〜360°)においては、射影外径の最大変化量ΔDは、逆に従来品の射影外径の変化量ΔDに比して増加する。即ち、吸気行程では、射影外径D1aが小となって、リングシール11とシリンダー10の内周面との間に隙間が発生することとなる。しかし吸気行程では、ポンプ室14内に空気を供給するものであるため何ら問題とはならない。
次に、リングシール11の射影外径D1aと、シリンダー10の内径D0との関係を説明する。図9(A)に示すように、少なくとも常温度(20℃)においては、圧縮行程におけるリングシール11の射影外径D1aは、シリンダー10の内径D0よりも大であることが必要であり、これによってリングシール11をシリンダー10に気密接触させることができ、ポンプ室14内で空気を圧縮させうる。
しかしこのとき、常温度(20℃)における前記射影外径D1aと内径D0との差(D1a−D0)、即ちリングシール11の弾性変形量であるオーバラップ量δが大きすぎると、前述の駆動モータの出力効率を向上させる効果が充分達成されなくなり、さらには低温度状態(例えば−40℃)で使用する場合に、起動時の駆動モータMへの負荷が大となって、ヒューズ切れなどを生じる恐れを招く。
即ち、前記低温度状態で使用する場合、金属材料からなるシリンダー10の内径D0はほとんど変化しないが、ゴム弾性材からなるリングシール11は、収縮してその射影外径D1aを減少させる。そのため、図9(A)に示すように、低温度状態ではオーバラップ量δ自体は小となるものの、低温度により、リングシール11自体が硬化するため、起動時の駆動モータMへの負荷が逆に大きくなって、ヒューズ切れを招く場合がありうる。なお図9(A)には、リングシール11の前記角度αが5.6°(α=θmax/2)の場合における、常温度(20℃)でのリングシール11の射影外径D1aとシリンダー10の内径D0、及び−40℃におけるリングシール11の射影外径D1aとシリンダー10の内径D0とがそれぞれ示されている。同図の場合、常温度でのシリンダー10の内径D0は17.7mmであり、約3°の抜け勾配によって上死点PU側に向かって内径が減少しており、又常温度でのリングシール11の外径D1は18.3mmである。
そのため、図9(B)に示すように、少なくとも常温度(20℃)において、圧縮行程における射影外径D1aをシリンダー10の内径D0よりも大としながら、そのオーバラップ量δをより低く設定することにより、前記低温度状態においては、圧縮行程における射影外径D1aをシリンダー10の内径D0以下として、リングシール11とシリンダー10との間に微少隙間G(G=0mmの場合を含む。)を形成することが好ましい。同図9(B)には、圧縮行程全体にわたって微少隙間Gが形成される場合が示されているが、圧縮行程の少なくとも一部で微少隙間Gが形成されていても良い。言い換えると、常温度(20℃)において、圧縮行程における射影外径D1aをシリンダー10の内径D0よりも大としながら、低温度状態において、圧縮行程の少なくとも一部で、リングシール11とシリンダー10との間に微少隙間Gが形成される程度に、常温度(20℃)におけるオーバラップ量δを低く設定することが好ましい。
このように微少隙間Gを形成した場合には、起動時にリングシール11の変形抵抗が低く抑えられるため、駆動モータMへの負荷を減じて、低温起動時の電流値を小さくすることができる。なお前記低温度状態の温度として−30〜−40℃の範囲から選択するのが好ましい。
ここで、前記隙間Gの最大値Gmax は、0mmより大かつ1.0mm以下であることが好ましい。なお最大値Gmax が1.0mm以下の場合には、同図9(B)に示すように、常温度状態においてはリングシール11が熱膨張し、圧縮行程全体に亘って前記隙間Gを塞ぐ、即ちリングシール11をシリンダー10の内周面に気密接触させることが可能となる。しかし前記最大値Gmax が1.0mmを越えると、常温度状態においても前記隙間Gが塞がれず、コンプレッサ性能を低下させる恐れが生じる。そのため前記最大値Gmax の下限値は0.3mm以上が好ましく、又上限値は0.5mm以下が好ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 コンプレッサ装置
5 クランク
5P クランクピン
6 ピストン軸
7 ピストンヘッド
8 ピストン
10 シリンダー
11 リングシール
14 ポンプ室
G 隙間
M モータ
PL 下死点
PU 上死点

Claims (1)

  1. モータにより回転駆動されかつその回転中心h廻りを周回するクランクピンを有するクランクと、
    前記クランクピンに一端が枢支されるピストン軸の他端に、ピストンヘッドを一体に設けたピストンと、
    前記回転中心hを通るシリンダ軸心iを有し、かつ前記ピストンヘッドを、前記シリンダ軸心i上で下死点から上死点まで往復動可能に収容するとともに前記ピストンヘッドとの間で空気を圧縮するポンプ室を形成する円筒状のシリンダーと、
    前記ピストンヘッドの外周に取り付き、前記シリンダーの内周面との間をシールするリングシールとを具えたコンプレッサ装置であって、
    前記シリンダ軸心iを通って前記回転中心hと直角な基準断面において、前記リングシールは、ピストン軸心jと直角な基準線Xから前記クランクの前記回転中心h廻りの回転方向とは逆方向に角度αで傾斜して取り付くとともに、
    前記角度αは、前記ピストンヘッドが往復動する際に前記ピストン軸心jとシリンダ軸心iとがなすピストン角度Φの最大値Φmax の0.3〜0.7倍としたことを特徴とするコンプレッサ装置。
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